コール・ホーム・サーバーは、構成データおよびエラー診断データをサービス・プロバイダーに送信します。1 つ以上のコール・ホーム・サーバーを構成すると、サービス・プロバイダーに問題を電子的に報告することができます。これにより、問題判別に必要な応答時間とお客様の介入が最小限に抑えられます。
単一の HMC の場合は、この HMC 上で接続を使用可能にする必要があります。
複数の HMC を使用している場合は、複数のコール・ホーム・サーバーを構成することにより、速度と信頼性の点で有利になります。複数のコール・ホーム・サーバーが構成され、使用可能になると、ブローカリング・プロセスが最初に使用可能なコンソールを自動機に選択し、サービス・プロバイダーに問題要求を送信します。送信障害が発生しても、残りのコール・ホーム・サーバー・コンソールで問題要求の送信が自動的に再試行されます。
コール・ホーム・セットアップ・ウィザードを使用すると、「HMC 接続」パネルを使用して、ローカル HMC をコール・ホーム・サーバーとして構成できます。また、他のどのコンソールをコール・ホーム・サーバーとして使用できるかを設定することもできます。デフォルトでは、この HMC と同じサブネットにある、または同じシステムを管理するコール・ホーム・サーバーが検出されます。「コール・ホーム・サーバー・コンソール」パネルを使用すると、使用可能なコール・ホーム・サーバーのリストを変更できます。