WebSphere Application Server のセットアップ

このトピックでは、WebSphere® Application Server と連動するように Jazz™ Team Server をセットアップする方法について説明します。 このセットアップでは、Websphere Application Server と同じマシンに Jazz Team Server をインストールしていることを前提とします。
始める前に
これらのステップを実行する前に、以下の作業が完了している必要があります。
ヒント: IBM® Installation Manager を使用する場合は、Jazz Team Server ファイルを Web アプリケーション・ディレクトリーにインストールできます。インストール・プロセス中に、組み込みの Apache Tomcat アプリケーション・サーバーをインストールすることはできません。これによって、Installation Manager は、Web アプリケーション・ディレクトリーを入力するよう要求し、WebSphere に必要なファイルのみをインストールします。 デフォルト・ディレクトリーは、Windows® では C:¥Program Files¥IBM¥JazzTeamServer で、Linux® では /opt/IBM/JazzTeamServer です。 インストール・ディレクトリーは、この手順では JazzInstallDir と呼ばれます。IBM Installation Manager を使用してファイルを WebSphere Application Server Web アプリケーション・ディレクトリーにインストールする場合は、上述したようにファイルを手動で移動する必要はありません。

このタスクについて
注: この資料では、複雑なトピックである WebSphere 認証または SSL の構成については説明しません。WebSphere のさまざまな認証と暗号化オプションの詳細については、WebSphere インフォメーション・センターで説明されています。詳細については、 WebSphere インフォメーション・センターにアクセスして、アプリケーションとその環境の保護を検索してください。Jazz Web UI では、許可を実行してアプリケーションを個別設定するためには、認証が構成されている必要があります。
  1. profile.ini ファイルと license-profile.ini ファイルを変更します。

    JazzInstallDir/server/provision_profiles/ にある各プロファイルを編集して、URL プロパティーの絶対パスを設定します。

    以下に例を示します。
    • 次の行を変更します。
      url=file:./update-site
    • 次のように変更します。
      url=file:/opt/IBM/JazzTeamServer/server/update-site
    注: ディレクトリー JazzInstallDir/server/provision_profiles/ には、.ini ファイルのみが含まれている必要があり、バックアップ・ファイルを格納しないでください。一部のエディターでは、除去しなければならないバックアップ・ファイルが自動的に保存されます。
  2. teamserver.properties ファイル内のデータベースの場所を確認して更新します。
    com.ibm.team.repository.db.vendor = DB2
    com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=//localhost:50000/JAZZ:fullyMaterializeLobData=false;user=db2admin;password={password};
    com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=db2admin
  3. WebSphere Application Server レベルを確認または更新します。

    Jazz Team Server では、IBM Java SDK 1.5 SR5 以降の累積フィックスが適用された WebSphere Application Server Version 6.1 が必要です。IBM Java SDK 1.5 SR6 SDK の更新は、http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg24017492 から入手可能です。 WebSphere 6.1 と GA IBM Java SDK を使用して、Jazz は、いくつかの操作後に「プロキシー・エラー」の報告を開始します。

  4. JVM 引数を更新します。

    Jazz Team Server では、実行される Java 仮想マシンで固有の設定を行う必要があります。

    最初に、サーバーと log4j (サーバーで使用されるロギング・フレームワーク) 用の構成ファイルの検索場所を確認する必要があります。これを行うには、システム・プロパティー com.ibm.team.server.configURL と log4j.configuration を設定します。 これらのプロパティーは、単純なパスではなく URL を使用するため、値は file://-style URL として指定する必要があります。

    Jazz JVM で必要な 2 番目のプロパティーでは、-Xmx 設定を使用してデフォルトの最大メモリー割り振りを超えるメモリーを提供します。これは、サーバーでサポートされるチームのサイズ、およびJazz Team Server が実行されているサーバーのメモリー容量に基づいて設定する必要があります。標準の中規模チームでは、値 -Xmx1000M を使用して、Jazz Team Server プロセスに 1000 MB のヒープ・メモリーを提供できます。

    Oracle データベースに接続している場合は、「ORACLE_JDBC」という名前のプロパティーを追加する必要があります。プロパティーを、Oracle jdbc ドライバーへの絶対ファイル・パス (URL ではない) に設定します。

    サーバーの動作を制御するために設定する必要があるその他のシステム・プロパティーがいくつかあります。そのようなプロパティーは以下に記載されています。以下に、WebSphere 管理コンソールにおけるこれらの JVM プロパティーの固有の詳細を示します。JazzInstallDir はご使用の Jazz Team Server インストール・ディレクトリーに置き換えてください。

    1. 「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー (Application Servers)」をクリックします。
    2. 「server1」をクリックします。
    3. 「Java およびプロセス管理 (Java and Process Management)」 > 「プロセス管理 (Process Definition)」をクリックします。
    4. 「Java 仮想マシン (Java Virtual Machine)」をクリックします。
    5. 値 100 を「初期ヒープ」に追加します。
    6. 値 1000 を「最大ヒープ・サイズ (Maximum Heap Size)」に追加します。
    7. 「適用」をクリックします。
    8. 「ロギングおよびトレース」をクリックします。 「ログ詳細レベルの変更」をクリックします。 Jazz Team Server は、Birt レポート・エンジンを使用します。BIRT 通知項目が WebSphere ログ・ファイルに書き込まれるないようにするために、org.eclipse.birt.* パッケージに対して、ロギング・レベルを 「重大」に設定します。 「適用」をクリックします。
    9. 「カスタム・プロパティー (Custom Properties)」をクリックします。
    10. 次のプロパティーを追加します。 「新規 (New)」をクリックして、次のように「名前 (Name)」「値 (Value)」に入力してから、「OK」をクリックします。
      • 名前: com.ibm.team.repository.provision.profile : file:///JazzInstallDir/server/provision_profiles (ファイル URL として)
        注: プロパティー com.ibm.team.repository.provision.profile は、provision_profiles が格納されているディレクトリーを指している必要があります。
      • 名前: com.ibm.team.server.configURL : file:///JazzInstallDir/server/teamserver.properties (ファイル URL として)
      • 名前: log4j.configuration : file:///JazzInstallDir/server/log4j.properties (ファイル URL として)
      • 名前: java.awt.headless : true
      • 名前: org.eclipse.emf.ecore.plugin.EcorePlugin.doNotLoadResourcesPlugin : true
    11. 「保存」をクリックして、マスター構成に直接保存します。
  5. Websphere を再始動して、Jazz アプリケーションをインストールします。
    次のコマンド行の例では、WASInstallDir は、WebSphere Application Server がインストールされているサーバー上の場所を表しています。
    • Windows では、WebSphere インストール・ディレクトリーのデフォルト値は以下のとおりです。
      C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer
      サーバーは、Windows では次のコマンドを使用して再始動できます。
      cd WASInstallDir¥bin 
      stopServer.bat server1 [for a secure server, include: -username {LDAP_User} -password {LDAP_Password}] 
      startServer.bat server1
    • Linux では、WebSphere インストール・ディレクトリーのデフォルト値は以下のとおりです。
      /opt/IBM/WebSphere/AppServer
      サーバーは、Linux では次のコマンドを使用して再始動できます。
      cd WASInstallDir/bin 
      ./stopServer.sh server1 [for a secure server, include: -username {LDAP_User} -password {LDAP_Password}] 
      ./startServer.sh server1
    1. WebSphere Application Server の管理コンソールを開きます。
    2. 「アプリケーション (Applications)」 > 「新規アプリケーションのインストール (Install New Application)」をクリックします。
    3. 「新規アプリケーションへのパス (Path to new Application)」の下にある「ローカル・ファイル・システム (Local file system)」をクリックします。
    4. 「絶対パス (Full path)」に次のように入力します。
      JazzInstallDir/server/jazz.war
    5. 「コンテキスト・ルート (Context Root)」を /jazz に設定します。
    6. 「次へ」をクリックして、「新規アプリケーションのインストール (Install New Application)」の残りのステップを続行します。
    7. 「終了」をクリックします。
    8. 「保存」をクリックして、マスター構成に直接保存します。
    9. 「アプリケーション (Applications)」 > 「エンタープライズ・アプリケーション (Enterprise Applications)」をクリックします。
    10. jazz_war の横にあるボックスを選択して、「開始 (Start)」をクリックします。

      アプリケーションが正常に開始されたことを示す緑の矢印が表示されます。

次のタスク
サーバーが始動したら、セットアップ・ウィザードの実行に進んでください。

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