説明
FRReturnOnTotalAssets は、純利益と資産総額の比率を示します。
書式
FRReturnOnTotalAssets(NetProfit, TotalAssets)
引数
純利益には、数値または式を指定します。純利益は、その年の会社の製品またはサービスの売上高から、すべての費目を引いた額です。この値は、会社の損益計算書の下部に記載されています。この指標の計算では、特別損益、法人税、および住民税を勘定に入れる前の純利益を使用する場合もあります。
資産総額には、数値または式を指定します。通常、資産総額には、会社の賃借対照表に記載されているすべての流動資産、固定資産などの資産を含めます。
アクション
FRReturnOnTotalAssets は、純利益と資産総額の比率を返します。つまり、“ReturnOnTotalAssets = 純利益 / 資産総額”となります。
用途
この指標は、使用された総資産の収益性を計算します。これにより、会社がそのすべての資産を有効に活用しているかどうかを判断できます。この値が大きいほど、資産が効率よく使用されていると判断できます。
例
FRReturnOnTotalAssets(23, 100)
0.23 を返します。
FRReturnOnTotalAssets(442, 340)
1.3 を返します。
注 入力パラメータに負の値を渡すことはできません。入力パラメータを渡す前に、負の値でないかどうかをチェックするようにしてください。
コメント
FRReturnOnTotalAssets は、会社の財務状況を把握するための財務分析ツールの 1 つです。ただし、すべての指標と同様に、慎重に使用する必要があります。会社の財務状況を判断する際は、これらの指標を確実な証拠としてではなく、あくまでも目安として使用してください。
財務分析を行うときは、各指標を単独で使用してはなりません。また、各指標の値を判断する方法もさまざまです。業種が異なる場合だけでなく、同じ業界内でも、会社や会計期間の違いによって指標は異なる値になります。各指標は、絶対的な値としてではなく、比較や傾向分析にだけ使用してください。