説明
XIRR は、一連のキャッシュ フロー(支払と収益)に対する内部利益率を算出します。
引数
金額は、キャッシュ フローの金額を表す数値型または通貨型の配列。配列には、負の値(支払)と正の値(収益)をそれぞれ少なくとも 1 つ含めます。これらのトランザクションは、“日付”引数で指定された日付に発生します。
日付は、“金額”引数で指定されたキャッシュ フローの日付を表す、
「Date」型または
「DateTime」型の配列。最初の日付はスケジュールの開始日を表します。その他の日付は、最初の日付よりも後であれば、どのような順序で指定してもかまいません。金額の配列は、日付の配列と同じサイズである必要があります。
推定値は、IRR 関数が返す値に近いと推定される値。これはオプションです。省略すると、値 0.1(10 パーセント)が使用されます。
アクション
XIRR は、一連のキャッシュ フロー(支払と収益)に対する内部利益率を算出します。
例
次のような条件のベンチャー キャピタル取引があるとします。1999 年 3 月 1 日に支払われた 100,000 ドルの投資に対し、この会社は 1999 年 8 月 31 日に 60,000 ドル、1999 年 11 月 1 日に分割で 35,000 ドルを返しました。さらに 50,000 ドルが、2000 年 1 月 1 日にこの会社の資本に投資されました。この取引は 2000 年 4 月 15 日にクローズされ、75,000 ドルが支払われました。このキャッシュ フローをまとめると次のようになります。
XIRR([-100000,60000,35000,-50000,75000], [DateValue(1999,3,1),DateValue(1999,8,31),DateValue(1999,11,1), DateValue(2000,1,1),DateValue(2000,4,15)])
内部利益率 26.05 % を表す値 0.2605 が返されます。
コメント
この関数は、Excel の同名の関数と同じ機能を持ちます。
XNPV 関数と XIRR 関数は、XNPV 関数で XIRR により計算された利益率を使用した結果、0 が XNPV から返されるという点で関係しています。言い換えれば、内部利益率は、正味現在価値が 0 となる利息です。
XIRR 関数の計算を直接行う式はありません。そこで Crystal Reports では、反復法によって計算を行います。その処理は、内部利益率の最初の推定値に依存します。プログラムがエラーを返す場合は、推定値の値を内部利益率に近いと推定される値に変更してみてください。