説明
VDB は指定された開始期間から終了期間のあいだの減価償却額の合計を返します。
多重定義
VDB (取得価額, 残存価額, 耐用年数, 開始期, 終了期)
VDB (取得価額, 残存価額, 耐用年数, 開始期, 終了期, 率)
VDB (取得価額, 残存価額, 耐用年数, 開始期, 終了期, 切り替えなし)
VDB (取得価額, 残存価額, 耐用年数, 開始期, 終了期, 率, 切り替えなし)
引数
取得価額は、購入した時点の資産価値を表す数値または通貨値。
残存価額は、耐用年数が終了した時点の資産価値を表す数値または通貨値。
耐用年数は、資産の耐用期間中の支払い回数を表す正の数値。
開始期は、減価償却費合計額計算の起点を表す正の数値。開始期は計算には含まれません
終了期は、減価償却計算で使用される最後の期間を表す数値。この数値は開始期で指定された数値以上、耐用年数で指定された数値以下になります。
率は、資産の減価償却率を表す正の数値。能率逓減法に基づき、デフォルト値には 2 が使用されます。
切り替えなしは論理値で、能率法で求められた値が定額法の値よりも少ない場合に、定額法に切り替えるかどうかを決定します。デフォルトは FALSE で、VDB で必要に応じて定額法が使用されるようになります。TRUE を指定すると、強制的に能率法が使用されます。
アクション
VDB は指定された開始期間から終了期間のあいだの減価償却額の合計を返します。切り替えなしが FALSE の場合、資産の耐用期間における減価償却額の合計は、取得価額と残存価額の差額になります。
これらの方法の切り替えは、減価償却の残額を耐用期間の残余期間数で割ったものが、定率法で計算した値よりも大きかった場合に行われます。減価償却の残額は、資産の取得価額から残存価額と累積減価償却額を差し引いたものです。
例
ある機械を 1000 ドルで購入し、残存価額が 250 ドルであるときに、能率逓減法を使用して減価償却費を求めるとします。耐用期間は 10 期間(年間)です。
VDB (1000,250,10,0,5,2,FALSE)
この機械の耐用期間のうち、最初の 5 年間の減価償却費として、672.32 ドルが返されます。 この例では、noSwitch=TRUE が指定されていても、結果として求められる値は同じです。
VDB (1000,250,10,5,6,1,FALSE)
この機械の耐用期間のうち、6 年目の減価償却費である 67.68 ドル(小数第 3 位で四捨五入)が返されます。 noSwitch=FALSE を指定した場合の計算結果は、59.05 ドル(小数第 3 位で四捨五入)になります。最初のケースでは、VDB は定額法に切り替えられています。つまり、残りの期間すべてで減価償却額が 1 年当たり 67.68 ドルになります。
コメント
この関数は、Excel の同名の関数と同じ機能を持ちます。