説明
Rate は、投資の期ごとの利率を表す数値を返します。
多重定義
Rate (期間, 定期支払額, 現在価値, 将来価値)
Rate (期間, 定期支払額, 現在価値, 将来価値, 支払期日)
Rate (期間, 定期支払額, 現在価値, 将来価値, 支払期日, 推定値)
引数
定期支払額は、定期に支払う金額を表す数値または通貨値。
現在価値は、将来の一連の支払または収益の現時点での額を表す数値または通貨値。
将来価値は、支払を完了した後に残る将来価値、つまり現金の収支を表す数値または通貨値。これはオプションです。省略すると、0 を指定したと見なされます。
支払期日は、支払期日を表す数値。これはオプションです。期末に支払う場合は 0、期首に支払う場合は 1 を指定します。省略すると、0 を指定したと見なされます。
推定値は、Rate 関数が返す値に近いと推定される値。これはオプションです。省略すると、推定値は 0.1(10%)が指定されたと見なされます。
アクション
Rate は、投資の期ごとの利率を表す数値を返します。返される値の単位は、期間引数の単位と同じです。たとえば、期間に月払いの支払回数を指定した場合、返される値は月単位の利率です。
例
ある電器店が 1,500 ドルのテレビをクレジットで販売しています。条件は、頭金なしで毎月 70 ドルの 2 年払いです。この取引が有利かどうかを判断するには、この店が課している金利を算出する必要があります。
Rate (2 * 12, -70, 1500)
0.00927(小数点以下 5 桁に四捨五入)を返します。ここで、期間の値は 24 か月です。定期支払額(‐70)は、毎月支払う金額なので負数です。また、ローンの開始時に、実質的に 1,500 ドル(テレビの価格)を受け取るので、現在価値(1500)は正数です。返された利率は、期間が月単位なので月利です。
次の式は、利率を年利(%)で求めます。
Rate (2 * 12, -70, 1500) * 12 * 100
11.1(小数点以下 1 桁に四捨五入)を返します。つまり、この電器店が課している有効年利は 11.1% です。
コメント
Rate 関数の計算を直接行う式はありません。そこで Crystal Reports では、反復法によって計算を行います。その処理は、率の最初の推定値に依存します。プログラムがエラーを返す場合は、推定値の値を金利に近いと推定される値に変更してみてください。