説明
レポートに現れる値の固有件数を調べることができます。
多重定義
DistinctCount (フィールド, 基準フィールド)
DistinctCount (フィールド, 基準フィールド, 条件)
引数
フィールドには、この関数で評価できる有効なデータベースフィールドまたは式フィールドを指定します。
基準フィールドは、フィールドで指定されたフィールドの値をグループ化するために使用する基準フィールド。
条件は、基準フィールドのグループ化のタイプを表す文字列。基準フィールドが日付、時刻、日時、または論理型フィールドである場合にだけ、この引数を指定します。この引数に使用できる文字列については、
「集計関数で使用できる条件」を参照してください。
x には、この関数で評価できる値の配列を指定します。
アクション
レポートに現れる値の固有件数を調べることができます。以下はその例です。
顧客のすべての注文が含まれる販売レポートで、レポートに出力される顧客数のうち、重複レコードを除外した総顧客数を求めることができます(全体固有件数)。2 件以上の注文をしている顧客がいる場合、その顧客の 2 件目以降のレコードは無視されます。
注文をグループ化すれば(注文があった州ごとにグループ化するなど)、グループごと(この場合は州ごと)に固有顧客数を求めることができます。2 件以上の注文をしていてグループ内に複数回現れる顧客は 1 回だけカウントされます。
注文を日付グループまたは論理値グループにグループ化すれば(注文があった月ごとにグループ化するなど)、日付フィールドまたは論理型フィールドに所定の変更が生じたときに、グループごとに固有顧客数(この場合は、月ごとの注文をした顧客数)を求めることができます。同じ月に 2 件以上の注文をしている顧客がいる場合、その顧客の 2 件目以降のレコードは無視されます。
値の集合を指定した場合は、集合に含まれる固有の値の数を求めることができます。集合内に同じ値が複数ある場合、その値は 1 回だけカウントされます。このような固有件数の詳細については、
「配列集計関数」を参照してください。
例
DistinctCount({customer.REGION})地域フィールドに含まれる州の数のうち、重複を取り除いた州の数をカウントします。
DistinctCount({customer.CITY}, {customer.REGION})それぞれの地域グループに含まれる都市の数のうち、重複を取り除いた都市の数をカウントします。
DistinctCount({orders.CUSTOMER ID}, {orders.ORDER DATE}, "weekly")連絡をとった顧客の数をカウントしますが、2 回目以降の連絡は除外してカウントします。顧客は、受注日フィールドの値が新しい週に変わるたびにグループ化されます。
DistinctCount([1,3,5,3,2,5])
0 を返します。配列の固有の値の数をカウントします。重複する値は無視されます。
注 この関数を式の中で使用すると、式は印刷時に強制的に評価されます。
評価時期に関する詳細については、
「評価時期」を参照してください。
コメント
DistinctCount は、フィールド内の固有の値の数をカウントします。重複する値は無視されます。