説明
レポートに含まれる値の集合の母集団の標準偏差を求めることができます。
多重定義
PopulationStdDev (フィールド, 基準フィールド)
PopulationStdDev (フィールド, 基準フィールド, 条件)
引数
フィールドには、この関数で評価できる有効なデータベースフィールドまたは式フィールドを指定します。
基準フィールドは、フィールドで指定されたフィールドの値をグループ化するために使用する基準フィールド。
条件は、基準フィールドのグループ化のタイプを表す文字列。基準フィールドが日付、時刻、日時、または論理型フィールドである場合にだけ、この引数を指定します。
x は、この関数で評価できる数値型または通貨型の値の配列。
アクション
レポートに含まれる値の集合の母集団の標準偏差を求めることができます。以下はその例です。
フィールド内のすべての値を対象にして、母集団の全体標準偏差を求めることができます。
グループ(売上があった州ごとのグループなど)内のすべての値を対象にして、母集団の標準偏差を求めることができます。
グループ化が日付フィールドまたは論理型フィールドにおける値の変化により制御される特定のグループ(売上があった月ごとのグループなど)内のすべての値を対象にして、母集団の標準偏差を求めることができます。
値の集合を指定した場合は、集合に含まれる値の母集団の標準偏差を求めることができます。このような集計の詳細については、
「配列集計関数」を参照してください。
例
PopulationStdDev({file.SCORES})レポート全体を対象にして、点数フィールドのすべての値の母集団の標準偏差を求めます。
PopulationStdDev({orders. AMOUNT}, {orders.CUSTOMER ID})受注額フィールドの各注文グループに含まれる注文について、母集団の標準偏差を求めます。注文は、顧客番号フィールドの値が変わるたびにグループ化されます。
PopulationStdDev({file.RESULTS}, {file.DATE}, "daily")結果フィールドに含まれる、試験室での試験結果のグループごとに母集団の標準偏差を求めます。試験結果は、試験日フィールドの値が新しい日にちに変わるたびにグループ化されます。
PopulationStdDev([{file.QTY1}, {file.QTY2}, {file.QTY3}, {file.QTY4}])数量1 = 2、数量2 = 2、数量3 = 10、数量4 = 8 の場合は、3.57 が返されます。
コメント
母集団の標準偏差は、次のような方法により計算されます。
母集団内のすべての項目について、得られた 2 乗値をすべて足し合わせます。
合計値を母集団内の項目数(N)で割ります。その結果が母集団の分散になります。この計算手順を
「StdDev」と比較してみてください。
この母集団の分散の平方根を計算すると、母集団の標準偏差が求められます。
注 この関数を式の中で使用すると、式は印刷時に強制的に評価されます。
評価時期に関する詳細については、
「評価時期」を参照してください。