さまざまな理由で、データベースの名前や保存先が変わることがあります。レポートを作成した後で、テーブルやファイルの名前や保存先が変わった場合、Crystal Reports は、新しい名前や保存先を探す必要があります。これは、レポートの中でテーブルにアクセスする式を作成した後で、そのテーブルの名前や保存先が変わった場合に、特に重大です。特定のフィールドを参照している特定の式を修正することは簡単かもしれませんが、そのフィールドを使用しているすべての式を探し出すことは、難しくて時間のかかる仕事です。
この問題を解決するために、
Crystal Reports では、データベースのテーブルとファイルの参照にエイリアスを使用しています。エイリアスはポインタで、プログラムにデータベース フィールドを探す場所を教えるための内部的なしくみです。データベースの名前や保存先を変更した場合、単にポインタを設定し直します。詳細については、
「ファイルの保存場所」を参照してください。エイリアスの名前は変わらないので、式は影響を受けません。
Crystal Reports は、エイリアスにある保存先と名前を見て、データベース フィールドの新しい保存先を探し、問題なく式を実行します。
Crystal Reports では、最初にテーブルやファイルを選択したときに、自動的にデータベース テーブルにデフォルトのエイリアス名が割り当てられます。デフォルトでは、エイリアスは、テーブルの名前になります。データベース テーブルが別々のファイルになっているデータベース(たとえば、dBASE)では、拡張子を取り外したデータベース ファイルの名前が使われます。たとえば、COMPANY.DBF という dBASE のデータベース ファイルを使用している場合は、COMPANY というデフォルトのエイリアス名が割り当てられます。このデフォルトのエイリアスを使用することも、別のエイリアス名をデータベース テーブルに割り当てることもできます。