変数のスコープを宣言することにより、レポートの中で変数が使用できる部分を規定することができます。
次の変数のスコープが使用できます。
Global
現在のレポート全体の式に変数が使用できます。
Shared
現在のレポートおよびサブレポートで変数が共有できます。
Local
変数が定義されている式の中でのみ使用できます。
変数のスコープを使用するには、変数宣言文の始めに、変数で宣言するスコープを加えます。また、スコープのキーワードを省略して、型名で変数を宣言することもできます。これは、グローバル変数の宣言と同じです。
例
NumberVar Amount;
整数型、または少数型の値を持つことのできるグローバル変数 Amount を宣言します。
Global NumberVar Amount;
整数型、または少数型の値を持つことのできるグローバル変数 Amount を宣言します。この変数はレポートのすべての式に利用できます。
BooleanVar Outstanding;
True または False の値を持つことができる変数 Outstanding を宣言します。
Shared BooleanVar Outstanding;
True または False の値を持つことができる共有変数 Outstanding を定義します。この変数はメイン レポートと、メイン レポートに含まれるサブレポートの両方で利用できます。
StringVar LastName := "Adams";
文字列の値を持つことができる変数 LastName を宣言し、その変数に“Adams”という文字列を代入します。
Local StringVar LastName : = "Adams";
文字列の値を持つことができるローカル変数 LastName を宣言し、その変数に“Adams”という文字列を代入します。この変数は定義された場所の式でしか利用できません。
コメント
変数宣言文は、変数が代入された値を保持するために、メモリ ブロックを別の場所に設定するのに使用されます。代入されるデフォルトの値は、使用する特定の変数宣言子に保存されているデータ型と、変数を宣言したときに値を代入するかどうかによって異なります。
2 つの式で定義された 1 つの変数は、同じメモリ ブロックを使用します。以下はその例です。
//Formula #1
NumberVar x;
x:=5
//Formula #2
NumberVar x;
x:=x+15
x の現在の値は 20 です。