説明
FRCashFlowVsTotalDebt は、キャッシュフローと負債総額の比率を示します。
書式
FRCashFlowVsTotalDebt(CashFlow, TotalDebt)
引数
キャッシュフローには、数値または式を指定します。通常、キャッシュフローは、会社の純利益に現金を伴わないすべての費目(減価償却費、資本損失など)を加えた後、現金を伴わないすべての利益(資本利得など)を引いた値です。この情報は、会社の損益計算書と財務状態変動表から取得できます。
負債総額には、数値または式を指定します。通常、負債総額は、短期および長期借入金の合計です。負債総額には、すべての短期および長期負債を含める場合もあります。これらの情報は、会社の損益計算書から取得できます。
アクション
FRCashFlowVsTotalDebt は、キャッシュフローと負債総額の比率を返します。つまり、“CashFlowVsTotalDebt = キャッシュフロー / 負債総額“となります。
用途
この指標により、会社の負債総額への支払い能力を取り引きから生じたキャッシュ フローに照らして判断することができます。通常、この値の単位は回数です。値が大きいほど、負債の支払能力が高いことになります。
例
FRCashFlowVsTotalDebt(45, 30)
1.5 を返します。
FRCashFlowVsTotalDebt(74.4, 93)
0.8 を返します。
注 入力パラメータに負の値を渡すことはできません。入力パラメータを渡す前に、負の値でないかどうかをチェックするようにしてください。
コメント
FRCashFlowVstotalDebt は、会社の財務状況を把握するための財務分析ツールの 1 つです。ただし、すべての指標と同様に、慎重に使用する必要があります。会社の財務状況を判断する際は、これらの指標を確実な証拠としてではなく、あくまでも目安として使用してください。
財務分析を行うときは、各指標を単独で使用してはなりません。また、各指標の値を判断する方法もさまざまです。業種が異なる場合だけでなく、同じ業界内でも、会社や会計期間の違いによって指標は異なる値になります。各指標は、絶対的な値としてではなく、比較や傾向分析にだけ使用してください。