説明
CStr 関数は、数値、通貨、日付、時刻、および日時の値をテキスト文字列(コントロール パネルの地域の設定に依存します)に変換します。
引数
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| x は論理値。“真”または“偽”のどちらかの文字列に変換されます。
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| x は小数または通貨値。テキスト文字列に変換されます。整数と小数のどちらも指定できます。 y は、小数点以下の桁数を示す整数。この桁数まで x の値が使用されます。この引数はオプションです。 z は、x の値の桁区切りに使用する文字を表す 1 つの文字。 デフォルト値は、コントロール パネルの[地域]で指定されている文字です。この引数はオプションです。 w は、x の値の小数点に使用する文字を表す 1 つの文字。 デフォルト値は、コントロール パネルの[地域]で指定されている文字です。この引数はオプションです。
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| x は小数または通貨値。テキスト文字列に変換されます。整数と小数のどちらも指定できます。 y は、x の値を表示するための書式を指定する文字列。書式文字列の作成方法については、 「書式文字列」を参照してください。 z は、小数点以下の桁数を示す整数。この桁数まで x の値が使用されます。この引数はオプションです。 w は、x の値の桁区切りに使用する文字を表す 1 つの文字。 デフォルト値は、コントロール パネルの[地域]で指定されている文字です。この引数はオプションです。 q は、x の値の小数点に使用する文字を表す 1 つの文字。 デフォルト値は、コントロール パネルの[地域]で指定されている文字です。この引数はオプションです。
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| z は、“AM”などの午前の表示に使用するテキスト文字列。この引数はオプションです。 w は、“PM”などの午後の表示に使用するテキスト文字列。この引数はオプションです。
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| z は、“AM”などの午前の表示に使用するテキスト文字列。この引数はオプションです。 w は、“PM”などの午後の表示に使用するテキスト文字列。この引数はオプションです。
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アクション
CStr 関数は、数値、通貨、日付、時刻、および日時の値をテキスト文字列(コントロール パネルの地域の設定に依存します)に変換します。
用途
この関数は、数値、通貨、日付、時刻、および日時の値をテキスト文字列に変換し、レポート(フォーム レターやコメントなど)にテキストとして表示する場合に使用します。
例
CStr ({Orders.Shipped}){Orders.発送済}の値が True の場合は、“True”を返します。
CStr(123.45)
“123.45”を返します。
CStr(12345.6749,2)
12345.67 を返します。
CStr(12345.6750,2)
12345.68 を返します。
CStr(12345.4999,0)
12345 を返します。
CStr(12345.5000,0)
12346 を返します。
CStr({file.AMT} * {file.QUANTITY})金額が 24.45 で個数が 1836 の場合は、44,890.20 が返されます。
CStr は、変換した数値などの値を別のテキスト文字列と連結して文を作成する場合に便利です。
"The base price of item # " + {file.ITEM NUMBER} + " is $" + CStr({file.BASE PRICE}) + "."原価をテキストに変換して、小数点以下 2 桁に書式設定します。製品番号が“A1/4520/B12”で、原価が 50.00 の場合は、“製品番号 A1/4520/B12 の原価は 50.00 ドルです。”という文を出力します。
CStr(CDate(1996, 11, 1), "yy MMM dd, dddd")
“96 11 01, 金曜日”が返されます。
CStr(CDateTime(1995,10,12,3,30,11),"HH:mm, yy MMMM ddd")
“03:30, 95 10 月 木”を返します。
CStr(CTime(12, 10, 10), "HH*mm*ss tt", "amStr", "pmStr")
“12*10*10 pmStr”を返します。
コメント
論理値の変換
論理値を別のテキストと組み合わせるには、論理値と共に使用する CStr 関数がたいへん有効です。他の方法としては、書式エディタの[論理値]タブで書式を変更すると、論理型フィールドを書式設定して、レポートに True または False と表示できます。
数値および通貨値の変換
小数点以下の桁数が指定されている場合、この関数は、数値を切り捨てるのではなく、指定された桁数に四捨五入してテキストに変換します。丸めの手順の詳細については、
「Round」を参照してください。
日付、時刻、または日時の値の変換
書式文字列内では、日付や時刻の書式文字以外の文字も使用できます。たとえば、“95/12/30”のように、スラッシュを使って日付の要素(月、日、年)を区切ることができます。また、“12:30:10”のように、コロンを使って時刻の要素(時、分、秒)を区切ることもできます。
書式文字列内で上の表にある文字を使用する場合は、一重引用符(')で囲む必要があります。たとえば、CStr(CdateTime(1995,10,12,13,20,22), "MM/dd/yy hh 'h' mm 'min' ss 'sec' tt", 'am', 'pm') = "10/12/95 01 h 20 min 22 sec pm" となります。
省略可能な引数の指定
CStr 関数の多くの引数は、省略できます。ただし、引数を省略できるのは、後に続く引数も同様に指定しない場合だけです。つまり、引数 y や z を省略して、引数 w を指定することはできません。省略する引数の後に続く引数もすべて指定しない場合に限り、オプションの引数は、その一部または全部を省略できます。CStr 関数で指定できる引数には、次の組み合わせがあります。
時刻の書式文字列内で t または tt の書式文字を使用すると、デフォルトの文字列で午前(“午前”/“AM”)または午後(“午後”/“PM”)を表示できます。“t”は 1 文字を生成しますが、“tt”は文字列全体を生成します。AM/PM 文字列を指定する独自の文字列を使用することができます。上の「引数」で、時刻と日時を変換する CStr 関数の箇所を参照してください。独自の午前/午後の文字列を使用する場合でも、t および tt の書式文字は、同じように動作します。つまり、t は 1 文字だけを生成し、tt は文字列を生成します。