さまざまなデータの内容に応じて、それに合ったチャート タイプを選択できます。次に、主なチャート タイプの概要およびその使用例を挙げます。
棒チャート
ほとんどの棒チャート(縦棒チャート)では、複数のデータ セットを表示または比較します。便利な 2 つの棒チャートとして、横並び棒チャートと積上げ棒チャートがあります。
横並び棒チャート
横並び棒チャートでは、垂直な棒を並べてデータを表示します。このチャートは、一定期間のいくつかのデータを表示するのに最適です。たとえば、昨年のカリフォルニア州、アリゾナ州、オレゴン州、およびワシントン州における売上を示す場合に使用します。
積上げ棒チャート
積み上げ棒チャートでは、垂直な棒を並べてデータを表示します。このチャートは、3 系列のデータを表示するのに最適です。各系列は、色分けされた上、積み重ねて表示されます。たとえば、1997 年、1998 年、および 1999 年の売上を示す場合に使用します。
折れ線チャート
折れ線チャートでは、点の系列を線で結んでデータを表示します。このチャートは、多数のグループのデータを表示するのに最適です。たとえば、過去数年間の総売上を示す場合に使用します。
面チャート
面チャートでは、色またはパターンで塗りつぶした領域を使ってデータを表示します。このチャートは、限られた数のグループのデータを表示するのに最適です。たとえば、総売上に対するカリフォルニア州、アリゾナ州、オレゴン州、およびワシントン州の割合を示す場合に使用します。
円チャート
円チャートでは、円を色またはパターンで塗り分けてデータを表示します。円チャートは、通常、1 つのグループ データに対して使用します。たとえば、総売上に対する各製品の割合を示す場合に使用します。しかし、複合円チャートを選択し、複数のグループ データを扱うこともできます。
ドーナツ型チャート
ドーナツ型チャートは、円チャートに似ており、円またはドーナツを分けてデータを表示します。たとえば、地域ごとの売上高をこのチャートにする場合、総売上の数値をドーナツ型チャートの中央に示し、地域ごとの売上高は、ドーナツを色分けして示します。複数のグループ データを扱う場合は、円チャートと同様、複合ドーナツ型チャートも選択できます。
立体ライザー チャート
立体ライザー チャートでは、立体オブジェクトを横に並べた形式で 3 次元的にデータを表示します。立体ライザー チャートを使用すると、レポートにデータを効果的に表示できます。たとえば、このチャートを使用すれば、顧客別と国別の売上高の違いを視覚的にダイナミックに表示できます。
立体等高線チャート
立体等高線チャートを使用すると、複数のデータを立体的な地形状に表示できます。たとえば、国別さらに顧客別に売上高を示すチャートが必要な場合、それを視覚的にダイナミックに、また関連がわかるように表示するなら、立体等高線チャートの利用をお勧めします。
XY 散布図
XY 散布図は、プロットされた点の集合です。それらの点は、大量の情報の中の個々のデータを表します。XY 散布図を使用すれば、比較的大きなデータの傾向を示すことができます。たとえば、売上高、製品、国、年、月などの顧客情報を入力すれば、プロットされた点の集まり具合から顧客情報の傾向を把握できます。このデータを XY 分布図にして表示すると、特定の製品が他の製品より売れている理由や、特定の地域で他の地域より売れている理由を子細に検討できます。
レーダー チャート
レーダー チャートでは、国または顧客などのグループのデータを放射状に配置します。また、放射線の中央から周囲へと値の小さい順に数値を配置します。このチャートでは、特定のグループ データとグループ全体のデータとの関係をひとめで把握できます。
バブル チャート
バブル チャート(XY 散布図タイプの拡張)では、バブルを並べてデータを表示します。バブルは、データの大きさに応じたサイズで表示されます。バブル チャートを使用すると、特定の地域で売れた製品の個数を効果的に表示できます。バブルが大きくなるほど、その地域で多く売れたことを示すことができます。
数値軸チャート
数値軸チャートは、数値フィールドまたは日付/時刻フィールドを[基準フィールド]として使用する棒チャート、折れ線チャート、または面チャートです。数値軸チャートには、X 軸値の倍率を設定する方法が用意されているため、実際の数値 X 軸や実際の日付/時刻 X 軸が作成されます。
メーター チャート
メーター チャートでは、値がメーター上の点として視覚的に表示されます。通常、メーター チャートは、円チャートと同様に、1 つのグループ データに対して使用します。たとえば、総売上に対する各製品の割合を示す場合に使用します。
ガント チャート
ガント チャートは横の棒チャートです。通常、スケジュールの図解表示に使用します。横軸は時間を示し、縦軸は一連のタスクやイベントを示します。ガント チャートの横棒は、縦軸上の各項目に対するイベントの順序と期間を表します。ガント チャートの作成時には、日付フィールドだけを使用する必要があります。データ軸に対して選択するフィールドを[レコードごと]に設定し、チャートの[データ フィールド]領域に開始日フィールドと終了日フィールドを追加する必要があります。
ファンネル チャート
ファンネル チャートは、一般的に、営業活動の段階を表す場合に使用します。たとえば、各段階における予想売上金額を表す場合などです。このタイプのチャートは、組織の販売プロセスで問題の発生しそうな部分を突き止める場合にも役立ちます。ファンネル チャートは、チャートに表示されたグループの集計値全体を表している点で積上げ横棒チャートと似ています。
ヒストグラム
ヒストグラムは横棒チャートの一種で、測定値が平均値とどのくらい違うかを示すために使用されます。これにより、プロセスでの問題の原因を、分布の形状と分布の偏差によって判別することができます。ヒストグラムでは、度数は棒の高さではなく、棒の領域で表現されます。