リソース・アダプター設定

このページを使用して、リソース・アダプターの設定を指定します。

このリソース・アダプターは、IBM 以外のサード・パーティーのベンダーからも提供されます。 一般に、1 つのリソース・アダプターが接続できるバックエンド・システム (EIS) の タイプは 1 つだけですが、その EIS への接続に対してさまざまな構成をサポートできます。 リソース・アダプターには、J2C 仕様で定義され、 コードを提供するベンダーによって設定された構成プロパティーが多数あります。

この管理コンソール・ページを表示するには、「 リソース」>「リソース・アダプター」>「resource_adapter」をクリックします。

「構成」タブ

スコープ
このリソース定義を可視にするレベル (セル、ノード、またはサーバーの 各レベル) を指定します。

WebSphere 5.0 では、JDBC プロバイダー、ネーム・スペース・バインディング、 共用ライブラリーなどのリソースを複数の有効範囲で定義することが可能です。 より限定的な有効範囲で定義されたリソースは、 それより広い有効範囲で定義された重複するリソースをオーバーライドします。

セル
最も一般的な有効範囲です。「セル」有効範囲で定義されたリソースは、 オーバーライドされない限り、すべてのノードおよびサーバーから可視です。 「セル」有効範囲で定義されたリソースを表示する場合は、 有効範囲選択フォームでサーバーまたはノードの名前を指定しないでください。
ノード
大部分のリソース・タイプのデフォルト有効範囲。 「ノード」有効範囲で定義されたリソースは、「 セル」有効範囲で定義されたすべての重複するリソースをオーバーライドし、 同じノード上の「サーバー」有効範囲でオーバーライドされない限り、 そのノード上のすべてのサーバーから可視です。 「ノード」有効範囲で定義されたリソースを表示する場合は、 有効範囲選択フォームで、サーバーを指定せず、ノード名を選択します。
サーバー
リソース定義で最も限定的な有効範囲です。「サーバー」 有効範囲で定義されたリソースは、「セル」有効範囲または親の「ノード」有効範囲で 定義されたすべての重複するリソース定義をオーバーライドし、 特定のサーバーからのみ可視です。 「サーバー」有効範囲で定義されたリソースを表示するには、 有効範囲選択フォームで、ノード名だけでなくサーバー名も指定します。

リソースが作成されるときは常に、パネルで選択されている現行の有効範囲の中に作成されます。 他の有効範囲でリソースを表示する場合は、有効範囲選択フォームで、 別のノードまたはサーバーを指定します。

データ型 ストリング
名前
リソース・プロバイダーの名前を指定します。

スペースを含まないストリングです。 これは、リソース・プロバイダーの意味のあるテキスト ID となります。

データ型 ストリング
説明
リソース・ファクトリーを説明するテキストを指定します。

リソース・ファクトリーおよびその目的を説明するフリー・フォームのテキスト・ストリングです。

データ型 ストリング
アーカイブ・パス
このリソース・アダプターのモジュールを含む .RAR ファイルへのパスを指定します
データ型 ストリング
クラスパス
リソース・プロバイダー・クラスのロケーションを形成するパス、 または JAR ファイル名のリストを指定します。

このリストには、リソース・アダプターで必要な追加のライブラリーがすべて含まれています。 リソース・アダプターのコードベースそのものは、自動的にクラスパスに追加されますが、 .RAR の外部で必要なものがあれば、ここで指定できます。

データ型 ストリング
ネイティブ・パス
リソース・プロバイダーのネイティブ・ライブラリーのロケーションを形成するパスのリストを指定します。

リソース・アダプターのコードベースそのものは、自動的にクラスパスに追加されますが、 .RAR の外部で必要なものがあれば、ここで指定できます。

データ型 ストリング

関連情報

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