このパネルを使用して、 WebSphere Application Server とともにインストールされる組み込み WebSphere JMS プロバイダーで使用する選択済みキュー接続ファクトリーの構成プロパティーを表示または変更します。 これらの構成プロパティーは、関連する JMS キュー宛先への接続の作成方法を制御します。
キュー接続ファクトリーは、キュー宛先への JMS 接続を作成するために使用します。 キュー接続ファクトリーは、組み込み WebSphere JMS プロバイダーによって作成されます。 組み込み WebSphere JMS プロバイダーのキュー接続ファクトリーには、以下のプロパティーがあります。
この管理コンソール・ページを表示するには、「リソース」->「WebSphere JMS プロバイダー」-> (コンテンツ・ペイン内の「追加プロパティー」の下にある)「WebSphere Queue Connection Factories」->「connection_factory」をクリックします。
「構成」タブ
JMS プロバイダー、ネーム・スペース・バインディング、共用ライブラリーなどのリソースを複数の有効範囲で定義することが可能です。より限定的な有効範囲で定義されたリソースは、それより広い有効範囲で定義された重複するリソースをオーバーライドします。
定義済みリソースの有効範囲が何であれ、そのリソースのプロパティーは 個々のサーバー・レベルでのみ適用されることに注意して下さい。 例えば、あるデータ・ソースの有効範囲を「セル」レベルで定義する場合、 そのセルのすべてのユーザーが、そのデータ・ソースをルックアップおよび使用できます。 このとき、そのデータ・ソースはそのセル内で固有です。ただし、リソース・プロパティーの設定値は、そのセル内の各サーバーに対してローカルです。例えば、最大接続数 を 10 に設定すると、そのセル内の各サーバーは 10 個の接続を使用できます。
リソースが作成されるときは常に、パネルで選択されている現行の有効範囲内に 作成されます。 他の有効範囲でリソースを表示する場合は、有効範囲選択フォームで、 別のノードまたはサーバーを指定します。
| データ型 | ストリング |
| データ型 | ストリング |
| デフォルト | Null |
規則として、完全修飾の JNDI 名を使用します。 例えば、jms/Name の形式です。 ここで、Name は、リソースの論理名です。
この名前は、プラットフォームのバインディング情報をリンクするために使用します。 バインディングにより、モジュールのデプロイメント記述子で定義されているリソースと、 プラットフォーム別に JNDI にバインドされている実際の (物理的な) リソースとの関連付けが行われます。
| データ型 | ストリング |
| データ型 | ストリング |
| デフォルト | Null |
| データ型 | ストリング |
このプロパティーでは、WebSphere Application Server に定義されている J2C 認証データ・エントリー・エイリアスのリストを提供します。 使用するデータ・エントリー・エイリアスを選択して、 JMS プロバイダーへの新規接続を確立するための認証を受けることができます。
WebSphere Application Server に対するグローバル・セキュリティーを使用可能にしている場合は、 JMS プロバイダーへの新規接続の確立の認証を受けるために使用するユーザー ID とパスワードを指定するエイリアスを選択します。 このエイリアスの使い方は、アプリケーション・コンポーネントのデプロイメント記述子の接続ファクトリー・リソース参照で宣言されているリソース認証 (res-auth) の設定によって異なります。
注: 12 文字より長いユーザー ID は、 組み込み WebSphere JMS プロバイダーによる認証には使用できません。 例えば、デフォルトの Windows NT のユーザー ID Administrator は、 13 文字なので、組み込み WebSphere メッセージングでは使用できません。 したがって、WebSphere JMS プロバイダー接続ファクトリー用の認証エイリアスでは、 12 文字以下のユーザー ID を指定する必要があります。
| データ型 | ピック・リスト |
このプロパティーでは、WebSphere Application Server に定義されている J2C 認証データ・エントリー・エイリアスのリストを提供します。 使用するデータ・エントリー・エイリアスを選択して、 JMS プロバイダーへの新規接続を確立するための認証を受けることができます。
WebSphere Application Server に対するグローバル・セキュリティーを使用可能にしている場合は、 JMS プロバイダーへの新規接続の確立の認証を受けるために使用するユーザー ID とパスワードを指定するエイリアスを選択します。 このエイリアスの使い方は、アプリケーション・コンポーネントのデプロイメント記述子の接続ファクトリー・リソース参照で宣言されているリソース認証 (res-auth) の設定によって異なります。
注: 12 文字より長いユーザー ID は、 組み込み WebSphere JMS プロバイダーによる認証には使用できません。 例えば、デフォルトの Windows NT のユーザー ID Administrator は、 13 文字なので、組み込み WebSphere メッセージングでは使用できません。 したがって、WebSphere JMS プロバイダー接続ファクトリー用の認証エイリアスでは、 12 文字以下のユーザー ID を指定する必要があります。
| データ型 | ピック・リスト |
DefaultPrincipalMapping JAAS 構成を使用すると、認証エイリアスを ユーザー ID およびパスワードにマップすることができます。 他のマッピング構成を定義して使用することもできます。 マッピング構成についての詳細は、『Java Authentication and Authorization service の構成エントリー設定』を参照してください。
| データ型 | ピック・リスト |
| データ型 | ストリング |
| 単位 | 列挙型 |
| デフォルト | Null |
| 範囲 | WebSphere 管理可能ドメイン内のノードのプルダウン・リスト。 |
このチェック・ボックス・プロパティーをクリアしても (非 XA 調整の場合)、JMS セッションはトランザクションに参加してはいますが、 XA 呼び出しではなく、リソース・マネージャーのローカル・トランザクション呼び出し (session.commit および session.rollback) を使用します。 これによって、パフォーマンスを向上できます。ただし、WebSphere Application Server のトランザクションに参加させることができるリソースは、1 つだけになります。WebSphere Application Server Enterprise では、最終参加者サポートを使用することにより、1 つの非 XA リソースをその他の XA 可能リソースとともに参加させることができます。
「ポート」プロパティーが「DIRECT」に設定されている WebSphere トピック接続ファクトリーの場合、このプロパティーは適用されず、常に非 XA 調整を採用します。
| データ型 | チェック・ボックス |
| デフォルト | 選択済み (XA 調整に対応) |
| 範囲 |
|
| 推奨 | メッセージ・キューまたは受信されたトピックがトランザクションの唯一のリソースである場合は、XA 調整を使用可能にしないでください。 他のキューや他のトピックなど、その他のリソースが関係している場合は、XA 調整を使用可能にしてください。 |
接続プール・プロパティーは、すべての J2C コネクターに共通です。
アプリケーション・サーバーは、JMS プロバイダーとの接続とセッションをプールすることで、 パフォーマンスを向上させます。 アプリケーションの接続とセッションのプール・プロパティーを適切に構成する必要があります。 構成が適切でないと、接続とセッションが正しく動作しない場合があります。
JMS リソースへのサーバー・サイド・アクセスが並行して行われ、それがデフォルト値を超える場合は、接続プールのサイズを変更してください。接続プールのサイズは、キューごと、あるいはトピックごとに設定されます。詳しくは、次の表を参照してください。
このリンクは、すべての J2C コネクターに共通の、オプションの接続プール・ プロパティーのパネルを提供します。
アプリケーション・サーバーは、JMS プロバイダーとの接続とセッションをプールすることで、 パフォーマンスを向上させます。 アプリケーションの接続とセッションのプール・プロパティーを適切に構成する必要があります。 構成が適切でないと、接続とセッションが正しく動作しない場合があります。