エンタープライズ・アプリケーション設定
このページを使用して、エンタープライズ・アプリケーションを構成します。
この管理コンソール・ページを表示するには、「
アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「application_name」をクリックします。
「構成」タブ
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名前
- アプリケーションの論理名を指定します。
アプリケーション名は、セル内で固有にする必要があり、オブジェクト名で使用できない文字は使用できません。
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開始ウェイト
- サーバーの始動時にアプリケーションがどの順序で始動するかを指定します。
開始ウェイトが最も小さいアプリケーションが最初に始動します。
| データ型 |
整数 |
| デフォルト |
1 |
| 範囲 |
0 から 100 |
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アプリケーション・バイナリー
- アプリケーションの EAR ファイルのインストール先のディレクトリーを指定します。 デフォルト値は、APP_INSTALL_ROOT/cell_name の値です。この APP_INSTALL_ROOT 変数は、install_root/installedApps (C:¥WebSphere¥AppServer¥installedApps¥cell_name など) になります。
絶対パスを指定するか、またはパス・マップ変数 (${MY_APPS} など) を使用します。パス・マップ変数は、
任意のシステムで使用できます。現在のセル名を示す WebSphere Application Server 変数 ${CELL} をパス・マップ変数に指定することも可能です (例 ${MY_APP}/${CELL})。
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バイナリーからメタデータの使用
- アプリケーション・サーバーが、
アプリケーション・ディスクリプター文書の deployment.xml ファイルにあるバインディング、拡張子、
デプロイメント記述子を使用するか (デフォルト)、
またはエンタープライズ・アプリケーション・リソース (EAR) ファイルにあるものを使用するかを指定します。
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配布の使用可能
- WebSphere Application Server がインストール先でアプリケーション・バイナリーを展開するかまたは削除するかどうかを指定します。デフォルトでは、アプリケーションの分散を使用可能にします。
インストールされたアプリケーションのアプリケーション・バイナリーは、指定のディレクトリーに展開されます。
構成に対する変更をアンインストールして保管する際には、
バイナリー・ファイルも削除されます。
このオプションを使用不可にする場合、アプリケーションを実行するすべてのノードの宛先ディレクトリーで、アプリケーション・バイナリーを必ず適切に展開してください。
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クラス・ローダー・モード
- クラス・ローダーが、クラスをロードする際に、
最初に親クラス・ローダーを検索するのか、
あるいはアプリケーション・クラス・ローダーを検索するのかを指定します。 JDK クラス・ローダーおよび WebSphere Application Server クラス・ローダーの標準は PARENT_FIRST です。PARENT_LAST を指定することによって、
アプリケーションは、親クラス・ローダーに含まれるクラスをオーバーライドできますが、
オーバーライドされたクラスとオーバーライドされていないクラスを一緒に使用した場合、
このアクションにより、ClassCastException または LinkageErrors が発生する可能性があります。
オプションは PARENT_FIRST と PARENT_LAST です。
デフォルトでは、クラスをロードする際に、
親クラス・ローダーを検索してから、アプリケーション・クラス・ローダーを検索します。
| データ型 |
ストリング |
| デフォルト |
PARENT_FIRST |
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WAR クラス・ローダー・ポリシー
- 単一のクラス・ローダーを使用してこのアプリケーションのすべての WAR ファイルをロードするか、
または WAR ファイルごとに異なるクラス・ローダーを使用するかを指定します。
APPLICATION と MODULE のいずれかを選択できます。
デフォルトでは、
それぞれの WAR ファイルをロードするために別々のクラス・ローダーが使用されます。
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リソース用の MBeans の作成
- アプリケーション内にさまざまなリソース (サーブレットや JSP ファイルなど) 用の MBean ファイルを作成するかどうかを指定します。
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再ロード使用可能
- アプリケーション・ファイルの更新時に、クラスの再ロードを可能にするかどうかを指定します。
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再ロード間隔
- 更新されたファイルを探すためにアプリケーションのファイル・システムをスキャンする秒数を指定します。 デフォルトは、EAR ファイルの IBM 拡張 (META-INF/ibm-application-ext.xmi) ファイルの再ロード間隔属性の値です。
クラスの再ロードが使用可能になっている場合にだけ、この設定は有効になります。
ここで指定する再ロード間隔は、EAR ファイルの各 Web モジュール
ごとに IBM 拡張で指定されている値 (この値は、EAR ファイルのアプリケーションに対して
IBM 拡張で指定されている再ロード間隔をオーバーライドします) をオーバーライドします。