[修正パッケージ 5.0.2 以降]ログイン・バインディング構成の設定

このページを使用して、暗号化パラメーターおよび暗号化解除パラメーターを構成します。

プラグ可能トークンは、Java Authentication and Authorization Service (JAAS) CallBackHandler (javax.security.auth.callback.CallBackHandler) インターフェースを使用して、 メッセージに挿入するトークンを生成します。 以下のリストでは、CallBack をサポートのインプリメンテーションについて記載しています。

com.ibm.wsspi.wssecurity.auth.callback.BinaryTokenCallback
このインプリメンテーションは、メッセージに <wsse:BinarySecurityToken/@ValueType> として挿入されるバイナリー・トークンを生成する際に使用します。
javax.security.auth.callback.NameCallback and javax.security.auth.callback.NameCallback
このインプリメンテーションは、メッセージに <wsse:UsernameToken> として挿入されるユーザー名トークンを生成する際に使用します。
com.ibm.wsspi.wssecurity.auth.callback.XMLTokenSenderCallback
このインプリメンテーションは、eXtensible Markup Language (XML) トークンを生成するために使用され、メッセージに <SAML: Assertion> エレメントとして挿入されます。
com.ibm.wsspi.wssecurity.auth.callback.PropertyCallback
このインプリメンテーションは、バインディング・ファイルで指定されているプロパティーを取得する際に使用します。

この管理コンソール・ページを表示するには、以下のステップを実行します。

  1. アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「application_name 」をクリックします。
  2. 「Related Items」の下の「Web モジュール」>「URI_file_name」>「Web Services: Client Security Bindings」をクリックします。
  3. 「Request Sender Bindings」の下の「編集」>「Login Binding」をクリックします。

暗号化情報が使用不可の場合は「なし」を選択してください。

暗号化情報が使用可能な場合は、「Dedicated Login Binding」を選択して、以下のフィールドで構成を指定してください。

認証メソッド
認証メソッドの固有の名前を指定します。
Callback Handler
コールバック・ハンドラーの名前を指定します。コールバック・ハンドラーは、javax.security.auth.callback.CallbackHandler インターフェースをインプリメントしている必要があります。
Basic Auth User ID
基本認証のユーザー名を指定します。Basic Auth 認証メソッドを使用すると、バインディング・ファイルにユーザー ID とパスワードを定義することができます。
Basic Auth Password
基本認証のパスワードを指定します。
Token Type URI
トークン・タイプに Uniform Resource Identifiers (URI) を指定します。この情報は、XML トークン <SAML: Assertion><wsse:BinarySecurityToken>/ValueType として挿入されます。
Token Type Local Name
トークン・タイプのローカル名を指定します。この情報は、XML トークン <SAML: Assertion><wsse:BinarySecurityToken>/ValueType として挿入されます。

関連情報

Web サービス: クライアント・セキュリティーのバインディング・コレクション