WebSphere リレーショナル・リソース・アダプター設定

このページを使用して、 デフォルトの WebSphere リレーショナル・リソース・アダプター設定を表示します。

これは WebSphere が提供するリレーショナル・リソース・アダプターです。 これにより、リレーショナル・データベースへのデータ・アクセスを処理します。 このアダプターは、WebSphere Application Server によってプリインストールされています。 デフォルトのリレーショナル・リソース・アダプターの設定は表示可能ですが、 この設定を変更することはできません。

この管理コンソール・ページを表示するには、「 リソース」>「リソース・アダプター」>「WebSphere リレーショナル・リソース・アダプター」をクリックします。

「構成」タブ

有効範囲
このリソース定義を可視にするレベル (セル、ノード、またはサーバーの 各レベル) を指定します。

JDBC プロバイダー、ネーム・スペース・バインディング、 共用ライブラリーなどのリソースを複数の有効範囲で定義することが可能です。 より限定的な有効範囲で定義されたリソースは、 それより広い有効範囲で定義された重複するリソースをオーバーライドします。

定義済みリソースの有効範囲が何であれ、そのリソースのプロパティーは 個々のサーバー・レベルでのみ適用されることに注意して下さい。 例えば、あるデータ・ソースの有効範囲を「セル」レベルで定義する場合、 そのセルのすべてのユーザーが、そのデータ・ソースをルックアップおよび使用できます。 このとき、そのデータ・ソースはそのセル内で固有です。ただし、リソース・プロパティーの設定値は、そのセル内の各サーバーに対してローカルです。例えば、最大接続数 を 10 に設定する場合、そのセル内の 各サーバーは 10 個の接続を使用できます。

セル
最も一般的な有効範囲です。「セル」有効範囲で定義されている リソースは、オーバーライドされない限り、すべてのノードおよびサーバーから可視です。 「セル」有効範囲で定義されたリソースを表示する場合は、 有効範囲選択フォームでサーバーまたはノードの名前を指定しないでください。
ノード
大部分のリソース・タイプのデフォルト有効範囲。 「ノード」有効範囲で定義されたリソースは、「 セル」有効範囲で定義されたすべての重複するリソースをオーバーライドします。 同じノード上の「サーバー」有効範囲でオーバーライドされない限り、 そのノード上のすべてのサーバーから可視です。 「ノード」有効範囲で定義されたリソースを表示する場合は、 有効範囲選択フォームで、サーバーを指定せず、ノード名を選択します。
サーバー
リソース定義で最も限定的な有効範囲です。「サーバー」 有効範囲で定義されたリソースは、「セル」有効範囲または親の「ノード」有効範囲で 定義されたすべての重複するリソース定義をオーバーライドし、 特定のサーバーからのみ可視です。 「サーバー」有効範囲で定義されたリソースを表示するには、 有効範囲選択フォームで、ノード名だけでなくサーバー名も指定します。

リソースが作成されるときは常に、パネルで選択されている現行の有効範囲内に 作成されます。 他の有効範囲でリソースを表示する場合は、有効範囲選択フォームで、 別のノードまたはサーバーを指定します。

データ型 ストリング
名前
リソース・プロバイダーの名前を指定します。
データ型 ストリング
説明
リレーショナル・リソース・アダプターの説明を指定します。
データ型 ストリング
アーカイブ・パス
このリソース・アダプターのモジュールを含む Resource Adapter Archive (RAR) ファイル へのパスを指定します
データ型 ストリング
クラスパス
リソース・プロバイダー・クラスのロケーションを形成するパス、 または Java Archive (JAR) ファイル名のリストを指定します。
データ型 ストリング
ネイティブ・パス
リソース・プロバイダーのネイティブ・ライブラリーのロケーションを 形成するパスのリストを指定します。
データ型 ストリング

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