本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM Rational Manual Tester (部品番号 5724-J29) バージョン 7.0.1.2、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。
| 原 典: |
GI11-6748-03 Rational Manual Tester, Version 7.0 Installation Guide |
| 発 行: | 日本アイ・ビー・エム株式会社 |
| 担 当: | ナショナル・ランゲージ・サポート |
第4版第1刷 2008.2
このインストール・ガイドには、IBM® Rational® Manual Tester のインストール、更新、およびアンインストールの方法が記載されています。
この「インストール・ガイド 」の最新版は、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rmt/70/docs/install_instruction/install.html からオンラインで入手可能です。
IBM Installation Manager は、コンピューターに Rational Manual Tester 製品パッケージをインストールするプログラムです。 また、インストールした任意のパッケージの更新、変更、およびアンインストールを行うこともできます。 パッケージとは、Installation Manager によってインストールするよう特別に設計された製品、複数コンポーネントのグループ、または単一のコンポーネントです。
IBM Installation Manager には時間を節約できるフィーチャーがいくつか提供されており、これらのフィーチャーを使用して以下のタスクを完了することができます。
IBM Installation Manager の詳細については、Installation Manager のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) を参照してください。
IBM Rational Software Delivery Platform は、複数の製品を共用する開発ワークベンチとその他のソフトウェア・コンポーネントを含む共通開発環境です。
デリバリー・プラットフォームには、以下が含まれています。
Rational Manual Tester も使用可能ですが、 このプラットフォームの一部ではありません。 Manual Tester は、 Rational Functional Tester と一緒に組み込まれていますが、 別途購入することも可能です。
Rational Manual Tester について
IBM Rational Manual Tester は、手持ちのスクリプトに自動化機能を簡単に追加できる、シンプルかつ強力なエンドツーエンドのソリューションを提供します。 これにより、技術を持たないユーザーでも、プログラミングやスクリプト作成をせずに容易に自動化できるキーワード駆動型の手動テストを開発することができます。IBM Rational Manual Tester は、 2 つのプロセス間を容易に遷移することにより、テスト・オーサリングとテストの実行をサポートします。 テストを実行しながら、自動的にテスト結果のトラックを行い、テスト・ログを作成します。 このログをスプレッドシート・アプリケーションにエクスポートして、さらに詳しく分析することができます。 現在、Manual Tester は、 IBM Rational ClearQuest® と完全に統合されているため、 ClearQuest がインストール済みである場合は、 手動テスト・スクリプトの作成およびテスト時に、欠陥の送信、更新、および追跡を行うことができます。 CQTM を使用する場合は、 Manual Tester 内からテスト・スイート (手動テストも含まれます) を作成し、実行することができます。
このセクションでは、ソフトウェアを正常にインストールし、実行するために満たす必要がある、 ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザー特権の要件について説明します。
最新のシステム要件については、www.ibm.com/software/awdtools/tester/manual/sysreq/index.html を参照してください。
製品をインストールする前に、ご使用のシステムが最小ハードウェア要件を満たしていることを確認してください。
製品をインストールする前に、ご使用のシステムがソフトウェア要件を満たしていることを確認してください。
32 ビット・モードでは、次のオペレーティング・システムがこの製品でサポートされています。
リストされているオペレーティング・システムでは、Rational Manual Tester でサポートされるすべての言語がサポートされます。
次の仮想化ソフトウェアがサポートされます。
Microsoft Internet Explorer 6.0 (Service Pack 1) 以降
バージョン 6.0 リリース 65 以降Rational Manual Tester をインストールするには、 以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。
どの製品フィーチャーをインストールまたは更新する場合にも、事前にこのセクションのすべてのトピックをご一読ください。 効果的なプランニングと、 インストール・プロセスの主要な段階を理解することが、インストールの成功につながります。
Rational Manual Tester をインストールまたは更新する際に使用できるシナリオは多数あります。
以下に、インストール・シナリオを決定するいくつかの要素を挙げます。
典型的なインストール・シナリオには、以下のものがあります。
基本製品パッケージのインストールと同時に、更新をインストールできることにも注意してください。
このインストール・シナリオでは、お客様は製品パッケージのファイルが含まれている CD を持っており、通常は、ご自身のワークステーション上に Rational Manual Tester をインストールします。この手順の概要については、Rational Manual Tester の CD-ROM からのインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオでは、お客様は IBM パスポート・アドバンテージからインストール・ファイルをダウンロードしており、ご自身のワークステーション上に Rational Manual Tester をインストールします。この手順の概要については、ワークステーション上の電子イメージからの Rational Manual Tester のインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Manual Tester のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。この手順の概要については、共用ドライブ上の電子イメージからの Rational Manual Tester のインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオは、ネットワーク上に製品をインストールする最速の方式です (共用ドライブからのインストールとは異なります)。 HTTP または HTTPS Web サーバー上に Rational Manual Tester の製品パッケージ・ファイルを置くには、ユーティリティー・アプリケーションである IBM Packaging Utility を使用して、HTTP または HTTPS Web サーバーからの Rational Manual Tester の直接インストールに使用できるパッケージ形式でインストール・ファイルをコピーする必要があります。 このユーティリティーは Rational Manual Tester に付属しています。 パッケージが格納される HTTP または HTTPS Web サーバー上のディレクトリーを、リポジトリーといいます。 Rational Manual Tester インストール CD に同梱されているオプション・ソフトウェアはこのパッケージに含まれないことに注意してください。 パッケージに含まれるのは Rational Manual Tester インストール・ファイルのみです。 この手順の概要については、HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからの Rational Manual Tester のインストール: タスクの概要およびHTTP Web サーバー上への Rational Manual Tester の配置: タスクの概要を参照してください。
Manual Tester をバージョン 6.1.x からアップグレードする場合、古いバージョンのソフトウェアを残したままバージョン 7.x をインストールすることもできますし、古いバージョンのソフトウェアをまずアンインストールしてからインストールすることもできます。
バージョン 6.1.x がインストールされた状態を保ちながらアップグレードすることにした場合、デフォルトのインストール設定を使用すればバージョン 7.x がインストールされます。 バージョン 7.x は、バージョン 6.1.x を使用して作成された再利用ファイルとカスタマイズ・ファイルを使用する点に注意してください。これらのファイルを使用しない場合には、インストール後に「設定」ダイアログ・ボックスの「メイン」ページでそれらを変更できます。 (追加情報については、オンライン・ヘルプを参照してください。)
既存のマニュアル・テスト・スクリプトをマニュアル・テスト・プロジェクトに移動することができます。あるいは、プロジェクト・ベースでない場合は、任意のディレクトリーに移動できます。プロジェクトを作成せずに Manual Tester の以前のバージョンから単にスクリプトをマイグレーションするには、現行バージョンでスクリプトを開いて、プロンプトが表示されたら「はい」をクリックします。スクリプトのマイグレーション後は、以前のバージョンでそれを開くことはできません。 キーワードやデータプールなどのフィーチャーを活用するには、プロジェクト・ベースのスクリプト保管モデルに移行する必要があります。
新規プロジェクトの作成時に既存のスクリプトの一部またはすべてを含めることもできますし、プロジェクトの作成後にそれらを追加することもできます。共用する再利用ステートメントは、キーワードとして指定され、さまざまなロケーションにあるスクリプト内ではなく、プロジェクト内のキーワード・ライブラリーで保持されます。再利用ステートメントを含むスクリプトをマイグレーションする場合は、まず、そのステートメントに明示的な Name プロパティーを割り当てておくのが最善です。そうしない場合は、再利用ステートメントの最初の 32 文字がキーワード名として使用されます。
古いバージョンのテスト・スクリプトを維持する必要がある場合は、必ず新しいバージョンを別のロケーションに保存してください。
バージョン 7.x をインストールし、スクリプトをマイグレーションしたら、バージョン 6.1.x をアンインストールすることをお勧めします。技術的には同じコンピューター上で両方のバージョンを同時に使用することは可能ですが、これはお勧めしません。
IBM Installation Manager は、 指定のリポジトリー・ロケーションから製品パッケージを取得します。
ランチパッドを使用して Installation Manager を開始すると、リポジトリー情報が Installation Manager に渡されます。 Installation Manager を直接開始した場合は、インストールする製品パッケージが格納されたインストール・リポジトリーを指定する必要があります。 Installation Manager のリポジトリー設定を参照してください。
一部の組織では、製品パッケージをイントラネットに組み込み、ホスティングします。 この種のインストール・シナリオについては、 HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからのインストールを参照してください。 システム管理者から正しい URL を提供してもらう必要があります。
デフォルトでは、IBM Installation Manager は、 各 Rational ソフトウェア開発製品に 組み込まれている URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続します。 その後、Installation Manager が製品パッケージと新規フィーチャーを検索します。
Rational Manual Tester のインストールをランチパッド・プログラムから開始する場合は、 IBM Installation Manager の開始時に、インストールする製品パッケージを含むリポジトリーのロケーションが Installation Manager に自動的に定義されます。 しかし、直接 Installation Manager を開始する場合 (例えば、 Rational Manual Tester を Web サーバー上にあるリポジトリーからインストールする場合) は、まず Installation Manager でリポジトリー設定 (製品パッケージが含まれるディレクトリーの URL) を指定しておかなければ、 製品パッケージはインストールできません。このリポジトリー・ロケーションは、 「設定」ウィンドウの「リポジトリー」ページで指定します。デフォルトでは、IBM Installation Manager は、各 Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれている URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続し、インストール可能なパッケージおよび 新規フィーチャーを検索します。組織によっては、イントラネット・サイトを使用するためにリポジトリーをリダイレクトする必要があります。
Installation Manager でリポジトリー・ロケーションを追加、編集、または除去するには、以下のようにします。
IBM Installation Manager を使用して Rational Manual Tester パッケージをインストールする場合は、 パッケージ・グループおよび共用リソース・ディレクトリーを選択する必要があります。
インストール・プロセス中に、Rational Manual Tester パッケージの新しいパッケージ・グループ を指定する必要があります。あるいは、デフォルトを使用することもできます。
パッケージ・グループには自動的に名前が割り当てられます。ただし、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーは選択できます。
製品パッケージのインストールが成功し、パッケージ・グループが作成された後に、インストール・ディレクトリーを変更することはできません。インストール・ディレクトリーには、パッケージ・グループにインストールされた Rational Manual Tester 製品パッケージに固有のファイルおよびリソースが含まれます。他のパッケージに使用される可能性のある製品パッケージ内のリソースは、共用リソース・ディレクトリーに置かれます。
共用リソースディレクトリー は、1 つ以上の製品パッケージ・グループで使用できるインストール作成物を配置する ディレクトリーです。
製品をインストールする前に、以下のステップを実行しておく必要があります。
次のセクションでは、セクションインストール・シナリオに記載されているインストール・シナリオの概要を示します。 詳しい説明には、メイン・ステップのリンクからアクセスできます。
このインストール・シナリオでは、インストール・ファイルが含まれている CD を持っており、 通常は、そこからワークステーション上に Rational Manual Tester を インストールします。
CD からインストールする一般的な手順は、次のとおりです。
IBM Installation Manager がワークステーション上に検出されない場合は、それをインストールしてから続行する必要があります。ウィザードの指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。 詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。
Installation Manager のインストールが完了したら、あるいは、既にコンピューター上にある場合は、Installation Manager が自動的に開始します。
電子インストール・イメージから Rational Manual Tester をインストールする 場合の一般的な手順は、次のとおりです。
IBM Installation Manager がワークステーション上に検出されない場合は、それをインストールしてから続行する必要があります。ウィザードの指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。 詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。
Installation Manager のインストールが完了したら、あるいは、既にシステム上にある場合は、Installation Manager が自動的に開始します。
このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Manual Tester のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。
共用ドライブ上にインストール・イメージを置く人が、以下のステップを実行します。
共用ドライブ上のインストール・ファイルから Rational Manual Tester をインストールするには、以下のようにします。
このシナリオでは、製品パッケージは IBM Installation Manager によって HTTP または HTTPS Web サーバーから 取得されます。
以下の手順では、Rational Manual Tester パッケージを含むリポジトリーが HTTP または HTTPS Web サーバー上に作成されていることを前提としています。
Rational Manual Tester パッケージを HTTP または HTTPS サーバー上のリポジトリーからインストールするには、以下のようにします。
HTTP Web サーバー上にあるリポジトリーから、 インストールのために Rational Manual Tester を準備するには、次のようにします。
このセクションでは、IBM Installation Manager に関連するいくつかの共通タスクについて説明します。 詳細については、Installation Manager オンライン・ヘルプ、または Installation Manager インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) を参照してください。
ランチパッド・プログラムから製品のインストールを開始すると、IBM Installation Manager がまだワークステーションにインストールされていない場合は、インストールが自動的に開始されます。 (このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。) それ以外の場合は、Installation Manager のインストールを手動で開始する必要があります。
Installation Manager のインストールを手動で開始するには、以下のようにします。
IBM Installation Manager は、 ランチパッド・プログラムから開始してください。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Manual Tester パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始した場合は、 リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。詳しくは、インストール計画を参照してください。
Installation Manager を手動で開始するには、 以下のようにします。
Installation Manager をアンインストールするには、以下のようにします。
IBM Installation Manager はサイレントでインストールおよびアンインストールすることができます。
Installation Manager をサイレント・インストールするには、インストーラーを unzip して InstallerImage_platform サブディレクトリーに切り替えた後、以下のコマンドを使用します。
installc –-launcher.ini silent-install.ini -log <ログ・ファイルのパスと名前>。
例えば、installc --launcher.ini silent-install.ini -log c:¥mylogfile.xml のようになります。インストールの後に、Installation Manager または Installation Manager インストーラーを使用してパッケージをサイレントでインストールできます。
Windows で Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、 次の手順に従ってください。
IBM パスポート・アドバンテージ®からインストール・ファイルをダウンロードした場合は、圧縮ファイルから電子イメージを解凍してから、Rational Manual Tester。
インストール・ファイルをダウンロードするために「Download Director」オプションを選択すると、「Download Director」アプレットによって、処理される各ファイルの完全性が自動的に検査されます。
圧縮ファイルは、それぞれ同じディレクトリーに解凍します。
ランチパッド・プログラムを使用すると、1 つのロケーションでリリース情報の表示およびインストール・プロセスの開始を行うことができます。
次の場合に、ランチパッド・プログラムを使用して Rational Manual Tester のインストールを開始します。
インストール・プロセスをランチパッド・プログラムから開始すると、IBM Installation Manager は、既にコンピューター上にインストールされていない場合は自動的にインストールされ、Rational Manual Tester パッケージが含まれているリポジトリーのロケーションで事前に構成された状態で起動します。 Installation Manager を直接インストールして開始する場合は、手動でリポジトリー設定を行う必要があります。
ランチパッドからインストールするには、以下のようにします。
「パッケージのインストール」ウィザードの説明に従って、インストールを完了します。 詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational Manual Tester のインストールを参照してください。
プリインストール・タスクをまだ行っていない場合は、プリインストール・タスクに記載されているプリインストール・タスクを完了します。
CD からインストールする場合に、ワークステーション上で自動実行が使用可能になっているときは、1 枚目のインストール・ディスクを CD ドライブに挿入すると、Rational Manual Tester ランチパッドが自動的に開始します。電子イメージからインストールする場合、もしくは、ワークステーション上で自動実行が未構成な場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始する必要があります。
ランチパッド・プログラムを開始するには、以下のようにします。
CD の
ルート・ディレクトリーにある launchpad.exe を実行します。以下のステップでは、Installation Manager グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用した IBM Rational Manual Tester パッケージのインストールについて説明します。
デフォルト・パスは次のとおりです:
C:¥Program
Files¥IBM¥SDP70Shared Rational Manual Tester 製品パッケージは、Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行することでインストールできます。Installation Manager を サイレント・モードで実行する場合は、ユーザー・インターフェースが使用できません。 代わりに、Installation Manager は応答ファイルを使用して、 製品パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。また、Installation Manager インストーラーを使用して、Installation Manager をサイレント・インストールすることもできます。さらに、インストーラーを使用すると、製品パッケージをサイレント・インストールできます。
Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、バッチ処理で スクリプトを通じて製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行えるため便利です。
Rational Manual Tester パッケージをサイレント・インストールする前に、Installation Manager をインストールする必要があることに注意してください。 Installation Manager のインストールについて詳しくは、IBM Installation Manager の管理を参照してください。
サイレント・インストールには、 必須のメインタスクが 2 つあります。
Installation Manager、または Installation Manager インストーラーで Rational Manual Tester 製品パッケージをインストールするときのアクション を記録して、応答ファイルを作成することができます。応答ファイルを記録すると、Installation Manager の GUI で選択した項目がすべて XML ファイルに保管されます。Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、Installation Manager は XML 応答ファイルを使用して、パッケージが含まれているリポジトリーの検索、インストールするフィーチャーの選択などを行います。
インストール (またはアンインストール) 用の応答ファイルを記録するには、以下のようにします。
cd
C:¥Program Files¥IBM¥Installation Manager¥eclipseskipInstall 引数を使用するための構文は、IBMIM -record <応答ファイルのパスと名前> -skipInstall <エージェント・データ・ロケーションの書き込み可能ディレクトリー> です。 例えば、IBMIM -record c:¥mylog¥responsefile.xml -skipInstall c:¥temp¥recordData のようになります。
コマンドで指定したロケーションに XML 応答ファイルが作成されます。
Installation Manager インストーラーを使用すると、Installation Manager およびその他の製品のインストールを記録できます。
Installation Manager のインストールを記録するには、以下のステップを実行します。
Installation Manager インストーラーを使用した製品インストールの記録を開始するには、以下のステップを実行します。
Installation Manager をインストールするには、Installation Manager インストーラーを使用し、コマンド行からサイレント・インストール・モードで製品パッケージをインストールするには、Installation Manager を使用します。
サイレント・モードでの実行方法に関するその他の資料については、Installation Manager の Web サイトを参照してください。例えば、認証 (ユーザー ID とパスワード) を必要とするリポジトリーからのサイレント・インストールなどです。
次の表は、サイレント・インストール・コマンドで使用される 引数を示したものです。
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| -vm | Java™ ランチャーを指定します。サイレント・モードでは、Windows の場合は必ず java.exe を使用し、その他のプラットフォームの場合は java を使用します。 |
-nosplash |
スプラッシュ画面を抑制するように指定します。 |
--launcher.suppressErrors |
JVM エラー・ダイアログを抑制するように指定します。 |
| -silent | Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager がサイレント・モードで実行されるように指定します。 |
-input |
Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager への入力として XML 応答ファイルを指定します。 応答ファイルには、インストーラーまたは Installation Manager が実行するコマンドが含まれています。 |
-log |
(オプション) サイレント・インストールの結果を記録するログ・ファイルを指定します。ログ・ファイルは XML ファイルです。 |
Installation Manager インストーラーと Installation Manager の両方に、初期化ファイルつまり .ini ファイル silent-install.ini があり、表にある引数のデフォルト値が含まれています。
Installation Manager インストーラーは、Installation Manager をインストールするために使用します。Installation Manager をサイレント・インストールするには、以下のようにします。
Installation Manager をサイレントでインストールするには、インストーラーを unzip して eclipse サブディレクトリーに切り替えます。次に、以下のコマンドを使用します。
installc –-launcher.ini silent-install.ini -log <ログ・ファイルのパスと名前>。
例えば、installc --launcher.ini silent-install.ini -log c:¥mylogfile.xml のようになります。Installation Manager がインストールされた後、それを使用して、他の製品をインストールできます。また、Installation Manager インストーラーを使用して、製品をインストールすることもできます。
Installation Manager をサイレント・モードで実行するには、eclipse サブディレクトリーから次のコマンドを実行します。
IBMIMc.exe --launcher.ini silent-install.ini -input <応答ファイルのパスと名前>
-log <ログ・ファイルのパスと名前>。例えば、IBMIMc.exe --launcher.ini
silent-install.ini -input c:¥mylog¥responsefile.xml -log c:¥mylog¥silent_install_log.xml のようになります。Installation Manager インストーラーを使用して製品をサイレント・インストールするには、eclipse ディレクトリーから、次のコマンドを入力します。
installc.exe --launcher.ini silent-install.ini -input <応答ファイルのパスと名前>
-log <ログ・ファイルのパスと名前>。例えば、installc --launcher.ini
silent-install.ini -input c:¥mylog¥responsefile.xml -log c:¥mylog¥silent_install_log.xml のようになります。Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager がサイレント・インストール・モードで実行されると、応答ファイルが読み取られ、指定したディレクトリーにログ・ファイルが書き込まれます。 サイレント・インストール・モードで実行する場合、応答ファイルは必須ですが、ログ・ファイルはオプションです。 この実行の結果、状況コードは成功時にはゼロ、失敗時はゼロ以外の数値が返されます。
すべての使用可能な製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。
すべての使用可能な製品を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。
IBMIMc.exe
--launcher.ini silent-install.ini -installAll -log <ログ・ファイルのパスと名前>Installation Manager に認識されているすべての使用可能な製品がインストールされます。
現在インストールされているすべての製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。
すべての使用可能な製品に対する更新を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。
IBMIMc.exe
--launcher.ini silent-install.ini -updateAll -log <ログ・ファイルのパスと名前>Installation Manager で認識されているすべての使用可能な製品の更新がインストールされます。
Installation Manager のサイレント・インストール機能を使用する場合は、 Installation Manager で実行する必要のあるすべてのコマンドを含む応答ファイルを作成する必要があります。 これを行う際に推奨されるのは、 IBM Rational Manual Tester パッケージのインストール時のアクションを記録することによって、 応答ファイルを作成する、という方法です。 ただし、応答ファイルは手動で作成したり編集したりすることができます。
応答ファイルのコマンドには、以下の 2 つのカテゴリーがあります。
通常は「設定」ウィンドウを使用して設定を指定しますが、 サイレント・インストール中に使用する応答ファイルに設定 (キーとして識別されます) を指定することもできます。
応答ファイルに設定を定義する場合、使用する XML コードは次の例のようになります。
<preference name = “the key of the preference" value = “the value of the preference to be set"> </preference>
次の表を使用して、サイレント・インストール設定用のキーとそれに関連した値を識別します。
参照テーブルを使用すると、 サイレント・インストール中に使用する応答ファイル・コマンドについてさらに学習することができます。
| 応答ファイル属性 | 説明 |
|---|---|
|
クリーン <agent-input clean="true"> </agent-input> |
デフォルトは clean="false" です。
Installation Manager は、Installation Manager 内の既存の一連の設定に加えて、リポジトリー、および応答ファイル内で指定されている他の設定を使用します。
設定が応答ファイルと Installation Manager の両方で指定されている場合は、応答ファイル内の設定が優先されます。
clean="true" に設定した場合、Installation Manager は、リポジトリー、および応答ファイル内で指定されている他の設定を使用します。 Installation Manager 内の既存の設定のセットは使用されません。 |
|
一時 <agent-input clean="true" temporary="false"> </agent-input> |
デフォルトでは temporary は「false」に設定され、応答ファイル内の設定のセットは永続します。
temporary="true" に設定すると、応答ファイル内の設定のセットは永続しません。
一時属性とクリーン属性を併用できます。 例えば、clean を true に設定して temporary を false に設定すると、サイレント・インストールの実行後、Installation Manager を使って設定された以前のセッションの設定は、応答ファイル内に指定されたリポジトリー設定によってオーバーライドされます。 |
|
ご使用条件の受諾 <agent-input acceptLicense="false"> </agent-input> |
デフォルトでは、Installation Manager をサイレント・インストール・モードで使用する場合には、 ライセンスおよびインストール・パッケージの内容をすべて受諾します。 ご使用条件を受諾しない場合は、<agent-input> エレメントに追加の属性を使用できます。 これを使用すると、サイレント・インストール操作は自動的に失敗します (<agent-input acceptLicense="false">)。 インストールするインストール・パッケージにご使用条件があり、それを受諾する必要がある場合、 サイレント・インストール操作は失敗します。 |
XML ベースの応答ファイルを使用すると、サイレント・インストール設定、リポジトリーのロケーション、 インストール用プロファイルなどの事前定義情報を指定できます。 応答ファイルは、インストール・パッケージをサイレントでインストールし、 インストール・パッケージのロケーションと設定を標準化するチームや会社に役に立ちます。
| サンプル応答ファイル |
|---|
<agent-input > <!-- add preferences --> <preference name="com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyEnabled" value="c:/temp"/> <!-- create the profile if it doesn't exist yet --> <profile id="my_profile" installLocation="c:/temp/my_profile"></profile> <server> <repository location= "http://a.site.com/local/products/sample/20060615_1542/repository/"></repository> </server> <install> <offering profile= "my_profile" features= "core" id= "ies" version= "3.2.0.20060615"> </offering> </install> </agent-input> |
サイレント・インストール・ログ・ファイルを使用すると、 サイレント・インストール・セッションの結果を検査できます。
–log <ログ・ファイル・パス>.xml を使用してログ・ファイル・パスが指定されている場合、サイレント・インストール機能によって XML ベースのログ・ファイルが作成され、サイレント・インストールの実行結果がそれに記録されます。 サイレント・インストール・セッションが正常に行われた場合、 ログ・ファイルには、<result> </result> のルート要素のみが含まれます。 しかし、インストール中にエラーが発生した場合は、 以下のようなエラー・エレメントが、メッセージとともにサイレント・インストール・ログ・ファイルに記録されます。
<result> <error> Cannot find profile: profile id</error> <error> some other errors</error> </result> |
詳細な分析については、 Installation Manager データ域に生成されたログを参照してください。 設定コマンドを使用することにより、 選択したロケーションにデータ域をオプションで設定できます (応答ファイルのトピックを参照)。
インストールした IBM ソフトウェアおよびカスタマイズしたパッケージのライセンス交付は、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用して管理されます。「ライセンスの管理」ウィザードには、インストール済みの各パッケージの ライセンス情報が表示されます。
一部の Rational 製品の 7.0 以降のバージョンに付属する試用ライセンスは、インストール後 30 日または 60 日で有効期限が切れます。有効期限後に引き続き使用するには、製品をアクティブにする必要があります。
「ライセンスの管理」ウィザードを使用して、 プロダクト・アクティベーション・キットをインポートすることで、 本製品の試用バージョンを、 ライセンス交付を受けたバージョンにアップグレードできます。 トライアル・ライセンスまたはパーマネント・ライセンスを持つ本製品に対し、フローティング・ライセンスの適用を有効にして、ライセンス・サーバーのフローティング・ライセンス・キーを使用することもできます。
ご使用の Rational 製品のライセンス管理について詳しくは、以下を参照してください。
IBM Rational ソフトウェア製品の購入者として、許可ユーザー・ライセンス、許可ユーザー期限付使用権 (FTL)、およびフローティング・ライセンスの 3 つの タイプの製品ライセンスの中から選択することができます。どのタイプのライセンスが組織に最適であるかは、 製品を使用する人数、アクセス頻度、ソフトウェア購入の方針などによって異なります。
IBM Rational 許可ユーザー・ライセンスは、1 人の特定の個人に対して Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、 製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー・ライセンスを入手する必要があります。許可ユーザー・ライセンスの再割り当ては、割り当てた元のユーザーを購入者が長期間または永久に置き換える場合を除いて、許可されません。
例えば、許可ユーザー・ライセンスを 1 つ購入した場合、 そのライセンスをある特定の個人に割り当てることができます。割り当てられた個人は、 Rational ソフトウェア製品を使用することができます。 許可ユーザー・ライセンスでは、いかなる場合も (ライセンス交付を受けた個人が製品を使用中でない場合でも) その製品を使用する権利を他者に与えることはありません。
IBM Rational 許可ユーザー期限付使用権 (FTL) は、1 人の特定の個人に対して特定期間 Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、 製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー FTL を入手する必要があります。許可ユーザー FTL の再割り当ては、割り当てた元のユーザーを購入者が長期間または永久に置き換える場合を除いて、許可されません。
ライセンス期間を延長する意思がないことを IBM に通知した場合は、 ライセンス満了時に製品の使用を中止しなければなりません。
IBM Rational フローティング・ライセンスは、 複数のチーム・メンバーで共用することができる、単一のソフトウェア製品に対するライセンスです。 ただし、同時ユーザーの総数は、購入したフローティング・ライセンスの数を超えてはいけません。 例えば、Rational ソフトウェア製品のフローティング・ライセンスを 1 つ購入した場合、 組織内の任意のユーザーが任意の時期に製品を使用することができます。 製品にアクセスしたい他のユーザーは、現行ユーザーがログオフするまで待たなければなりません。
フローティング・ライセンスを使用するには、 フローティング・ライセンス・キーを入手して、Rational License Server にインストールする必要があります。サーバーは、ライセンス・キーへのアクセスを要求するエンド・ユーザー要求に応じます。 サーバーは、その組織が購入したライセンス数と同じ数の同時ユーザーにアクセスを許可します。
Rational ソフトウェア製品を初めてインストールする場合、または製品の使用を継続するためにライセンスを 延長したい場合に、製品のライセンスを使用可能にする方法を選択します。
Rational Software Delivery Platform 製品のライセンスを使用可能にするには、以下の 2 つの方法があります。
プロダクト・アクティベーション・キットには、Rational のトライアル製品のパーマネント・ライセンス・キーが含まれています。アクティベーション・キットを 購入し、その Zip ファイルをローカル・マシンにダウンロードしてから、その Jar ファイルをインポートし、製品のライセンスを使用可能にします。 IBM Installation Manager を使用して、製品にアクティベーション・キットをインポートします。
オプションで、フローティング・ライセンス・キーを入手して、IBM Rational License Server をインストールすることで、 ご使用の製品にフローティング・ライセンスを適用できます。 フローティング・ライセンスを適用すると、次のような利点があります。
アクティベーション・キットおよびフローティング・ライセンスの入手方法について詳しくは、ライセンスの購入を参照してください。
IBM Installation Manager からインストール済みパッケージのライセンス情報を確認することができます。ライセンス情報には、ライセンス・タイプおよび有効期限が含まれています。
ライセンス情報を表示するには、以下のようにします。
インストールされているパッケージごとに、パッケージのベンダー、現行ライセンス・タイプ、 および有効期限が表示されます。
パーマネント・ライセンス・キーをインストールするには、IBM Installation Manager を使用して、ダウンロード・ロケーションまたは製品メディアからアクティベーション・キットをインポートする必要があります。
アクティベーション・キットを購入していない場合、まず購入する必要があります。 製品またはプロダクト・アクティベーション・キットを購入している場合は、 該当する CD を挿入するか、アクセス可能なワークステーションに IBM パスポート・アドバンテージからアクティベーション・キットをダウンロードするかのいずれかを行います。 アクティベーション・キットは、Java アーカイブ (.jar) ファイルを含む Zip ファイルとしてパッケージされています。 この .jar ファイルにはパーマネント・ライセンス・キーが含まれています。 製品をアクティブにするには、この .jar ファイルをインポートする必要があります。
アクティベーション・キットの .jar ファイルをインポートして、新しいライセンス・キーを使用可能にするには、次のようにします。
パーマネント・ライセンス・キーを含むプロダクト・アクティベーション・キットが製品にインポートされます。 「ライセンスの管理」ウィザードに、インポートが正常に行われたかどうかが示されます。
チーム環境がフローティング・ライセンスを適用できる環境ならば、 製品に対してフローティング・ライセンスを使用可能にし、フローティング・ライセンス・キーへのアクセスを取得するように接続を構成することができます。
フローティング・ライセンスの適用を可能にする前に、管理者からライセンス・サーバー接続情報を入手してください。 ライセンス・サーバー、ライセンス・キー、および Rational Common Licensing の管理について詳しくは、「IBM Rational ライセンス管理ガイド」を参照してください。
「ライセンス管理ガイド」の最新版は、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rcl/701/docs/install_instruction/install.html からオンラインで入手可能です。
フローティング・ライセンスを指定のパッケージのライセンス・タイプとして使用可能にし、 ライセンス・サーバー接続を構成するには、次のようにします。
「ライセンスの管理」ウィザードに、フローティング・ライセンスの構成が正常に行われたかどうかが示されます。
これによって、使用可能にした製品を次回開いた際に、ライセンス・サーバーに接続して、 使用可能なフローティング・ライセンス・キーのプールからライセンス・キーを入手することができます。
現行の製品ライセンスの有効期限が切れる場合、またはチーム・メンバー用に追加の製品ライセンス が必要な場合は、新規ライセンスをご購入いただけます。
ライセンスを購入して製品を使用可能にするには、以下のステップを完了してください。
オプションで、パスポート・アドバンテージにアクセスして、製品のアクティベーション・キットをダウンロードすることもできます。アクティベーション・キットをインポートした後に、長期間にわたってコンピューターをオフラインで使用する場合は、フローティング・ライセンス・タイプからパーマネント・ライセンス・タイプに切り替えることができます。
この後、アクティベーション・キットをインポートするか、製品のフローティング・ライセンス・サポートを使用可能にする場合は、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用します。
Rational Manual Tester は、デスクトップ環境またはコマンド行インターフェースから開始できます。
この製品をデスクトップから開始する場合は、「スタート」 → 「プログラム」 → 「IBM Rational Manual Tester」 → 「IBM Rational Manual Tester」をクリックします。
Rational Manual Tester をコマンド行から開始する場合は、 以下のようにします。
IBM Installation Manager でインストールされたパッケージの更新をインストールできます。パッケージの更新には、インストール済みのフィーチャーに対するフィックスや更新が提供されています。 さらに、「パッケージの変更」ウィザードを使用してインストールできる新しいフィーチャーが含まれていることもあります。
デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。
各インストール済みパッケージには、それぞれのデフォルトの IBM 更新リポジトリーのロケーションが組み込まれています。 Installation Manager が IBM 更新リポジトリー・ロケーションでインストール済みパッケージを検索するには、「リポジトリー」の設定ページで「インストールと更新を行っている間にサービス・リポジトリーをサーチします」の設定を選択する必要があります。この設定はデフォルトで選択されています。
詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。
製品パッケージの更新を検索してインストールするには、次のようにします。
IBM Installation Manager の 「パッケージの変更」ウィザードで、インストール済み製品パッケージの言語およびフィーチャーの選択を変更できます。また、「パッケージの変更」ウィザードを使用して、更新パックなどの、パッケージ更新に含まれている可能性のある新しいフィーチャーをインストールすることもできます。
デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。
インストール済み製品パッケージを変更するには、以下のようにします。
IBM Installation Manager の「パッケージのロールバック」ウィザードを使用すると、いくつかのパッケージに対する更新を除去して前のバージョンに戻すことができます。
ロールバック・プロセスの際、Installation Manager は以前のバージョンのパッケージのファイルにアクセスする必要があります。 デフォルトでは、これらのファイルは新しいパッケージへのアップグレード時にコンピューターに保管されます。 ロールバック用にローカルに保存されるファイルを削除した場合、またはアップグレード時に「設定」ページの「ロールバック用ファイルを保管」チェック・ボックス (「ファイル」>「設定」>「ロールバック用ファイル」) のチェック・マークを外した場合には、前のバージョンのパッケージのインストールに使用したメディアまたはリポジトリーがない限り、そのバージョンにはロールバックできません。
製品パッケージの更新を適用した後に、更新を除去して前のバージョンの製品に戻すことを決定した場合は、ロールバック機能を使用します。 ロールバック機能を使用すると、Installation Manager は更新されたリソースをアンインストールし、前のバージョンからリソースを再インストールします。 ロールバックできるのは一度に 1 つのバージョン・レベルのみです。
詳細については、Installation Manager のオンライン・ヘルプまたはインフォメーション・センターを参照してください。
更新内容を前のバージョンに戻すには、次の手順に従います。
Installation Manager の「アンインストール」パッケージ・オプションを使用すると、1 つのインストール・ロケーションから複数のパッケージをアンインストールできます。すべてのインストール・ロケーションからインストール済みのすべてのパッケージをアンインストールすることもできます。
パッケージをアンインストールするには、製品パッケージをインストールするために使用したものと同じユーザー・アカウントを使用して、システムにログインする必要があります。
パッケージをアンインストールするには、以下のようにします。
IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用すると、 製品パッケージをリポジトリーにコピーできます。 リポジトリーは、HTTP または HTTPS を介して使用可能な Web サーバーに置くことができます。
Packaging Utility ソフトウェアは、Rational Manual Tester に同梱されている、各プラットフォーム 用の Enterprise Deployment CD にあります。 Rational Manual Tester パッケージを含むリポジトリーを HTTP または HTTPS 上で使用可能な Web サーバーに置く場合は、Packaging Utility を使用して、Rational Manual Tester 製品パッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。
このユーティリティーを使用して、以下のタスクを実行します。
Packaging Utility の使用法について詳しくは、このツールのオンライン・ヘルプを参照してください。
IBM Packaging Utility を使用して Rational Manual Tester 製品パッケージをコピーするには、事前に Enterprise Deployment CD からこのユーティリティーをインストールしておく必要があります。
次のステップに従って、IBM Packaging Utility ソフトウェアを Enterprise Deployment CD からインストールしてください。
pu.disk_win32.zip ファイルが解凍された場所にある InstallerImage_win32 ディレクトリーに移動します。
インストーラーの実行可能ファイル install.exe を見つけます。HTTP または HTTPS サーバー上にリポジトリーを作成する場合は、Packaging Utility を使用して、Rational Manual Tester の製品パッケージをコピーする必要があります。
この方法では、Rational Manual Tester インストール・イメージと一緒に組み込まれているオプション・ソフトウェアはコピーされないことに注意してください。IBM Installation Manager を使用してインストールされる Rational Manual Tester ファイルしかコピーされません。
また、Packaging Utility を使用すると、複数の製品パッケージを 1 つのリポジトリー・ロケーションにまとめることができます。詳しくは、Packaging Utility のオンライン・ヘルプを参照してください。
Packaging Utility を使用して製品パッケージをコピーするには、以下のようにします。
Packaging Utility を使用して Rational Manual Tester インストール・ファイルをリポジトリーにコピーしました。これで、Web サーバー上にリポジトリーを置き、HTTP 上でディレクトリーおよびファイルを使用可能にできます。(リポジトリーは、UNC ドライブにも置くことができます。)
IBM Packaging Utility の操作方法に関する最新情報は、IBM Packaging Utility のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) を参照してください。
以下のオプション・ソフトウェアが Rational Manual Tester インストール・イメージに組み込まれています。
Rational ClearCase LT は、 小規模なプロジェクト・チーム向けの構成管理ツールです。ClearCase LT は、小規模なプロジェクト・ワークグループから、分散されたグローバル企業まで対応する、IBM Rational ClearCase 製品ファミリーの一部です。
インストール・メディアには、Rational ClearCase LT バージョン 7.0.1 が入っており、Rational Manual Tester とは別にインストールされます。
ClearCase LT が既にワークステーションにインストールされている場合は、それを現行バージョンに アップグレードできます。旧バージョンからのアップグレードについては、 ClearCase LT のインストール文書を 参照してください。
Rational ClearCase LT をインストールする場合の 詳細な説明については、ClearCase LT インストール・メディアに添付されているインストール文書を参照してください。また、製品のインストール前に 、ClearCase LT リリース情報を一読されることを強くお勧めします。
一部の文書は、Acrobat PDF ファイルになっています。ファイルを開くには、 Adobe Reader ソフトウェアが必要です。これは、http://www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html からダウンロードできます。
インストールの
説明およびリリース情報は、ClearCase LT
インストール・ランチパッドから表示できます。 Rational ClearCase LT のインストールの開始を参照してください。
インストールの説明を開くには、次のようにします。
1 枚目の
ClearCase LT
インストール CD (または電子イメージのディスク・ディレクトリー) から、doc¥books¥install.pdf を開きます。
ダウンロード手順については、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=pub1gi11636600 を参照してください。Rational ClearCase LT のインストールについての説明 およびリリース情報は、IBM Publications Center からダウンロードすることもできます。
| 文書 | 資料番号 |
|---|---|
| IBM Rational ClearCase、ClearCase MultiSite®、ClearCase LT Windows インストールおよびアップグレードガイド | GI88-8709-00 |
| IBM Rational ClearCase、ClearCase MultiSite、ClearCase LT インストールおよびアップグレードガイド (UNIX®) | GI88-8710-00 |
| IBM Rational ClearCase LT リリース・ノート | GI88-8713-01 |
このセクションでは、Rational ClearCase LT のインストール・プロセスの開始について説明します。製品をインストールする場合は、「Rational ClearCase LT Installation Guide」に記載の詳細なインストール説明を参照してください。 インストールの前に、リリース情報を一読されることを 強くお勧めします。
セットアップ・ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。
Rational Manual Tester が Rational ClearCase LT と同じコンピューターにインストールされている場合は、Rational ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要はありません。 しかし、Rational ClearCase LT を Rational Manual Tester なしで インストールする場合は、ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要があります。
ライセンスの構成について詳しくは、ClearCase LT のインストール・ガイド を参照してください。
© Copyright IBM Corporation 2000, 2008.
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM および その直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの 状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の 瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものと します。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
以下は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。