IBM Rational Asset Manager バージョン 7.0

インストール・ガイド

バージョン 7.0
ご注意

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Rational Asset Manager バージョン 7.0、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

IBM 発行のマニュアルに関する情報のページ

http://www.ibm.com/jp/manuals/

こちらから、日本語版および英語版のオンライン・ライブラリーをご利用いただけます。 また、マニュアルに関するご意見やご感想を、上記ページよりお送りください。今後の参考にさせていただきます。

(URL は、変更になる場合があります)

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 原 典:
GC23-7726-00
Rational® Asset Manager, version 7.0
Version 7.0
Installation guide
 発 行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
 担 当:
ナショナル・ランゲージ・サポート

第1刷 2007.9

Copyright International Business Machines Corporation 2007. All rights reserved.
© Copyright IBM Japan 2007

目次

概説
インストールの計画
Rational Asset Manager のインストール - 概要
組み込み WebSphere Application Server V6.1 を使用した Rational Asset Manager のインストール
既存の WebSphere Application Server または Tomcat サーバーへの Rational Asset Manager のインストール
インストール要件
ハードウェア要件
ソフトウェア要件
ユーザー特権についての要件
電子イメージの確認および解凍
ダウンロードしたファイルの解凍
IBM Installation Manager
プリインストール・タスク
ランチパッド・プログラムからのインストール
ランチパッド・プログラムの開始
ランチパッド・プログラムからのインストールの開始
IBM DB2 Enterprise Server Edition バージョン 9.1 のインストール
DB2 ライセンス・キーの登録
Rational Asset Manager 用データベースの作成および構成
DB2 での表の構成および作成 (Windows および Linux のみ)
DB2 での表の手動による構成および作成
Oracle 10g または 9i でのデータベースの作成および構成
Microsoft SQL Server 2005 でのデータベースの作成および構成
Rational Asset Manager サーバーのインストール
Rational Asset Manager サーバーと組み込み WebSphere Application Server のインストール
既存のアプリケーション・サーバーへの Rational Asset Manager のインストール
Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索
インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得
Rational Asset Manager サーバーの WebSphere Application Server への手動インストール
Rational Asset Manager サーバーを Tomcat にインストール
Linux および AIX における成果物のコンテンツ索引付けの使用可能化
非 ルート・ユーザー用にコンテンツの索引付けを実行可能化可能化 (Linux および AIX)
Rational License Server のインストール
Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの構成
パフォーマンスを考慮した構成
Rational Asset Manager Eclipse クライアントのインストール
Eclipse 更新マネージャーを使用した Rational Asset Manager Eclipse クライアントのインストール
IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した、IBM Rational Asset Manager Eclipse クライアントのインストール
サイレント・インストール
Rational Asset Manager のアンインストール
IBM Installation Manager の操作
Windows への Installation Manager のインストール
Linux への Installation Manager のインストール
Windows での Installation Manager の開始
Linux での Installation Manager の開始
Windows での Installation Manager のアンインストール
Linux での Installation Manager のアンインストール
IBM Packaging Utility
Packaging Utility のインストール
特記事項
商標

概説

このインストール・ガイドには、IBM® Rational® Asset Manager のインストールおよびアンインストール方法が記載されています。

この「インストール・ガイド」の最新版は、 http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/ram/70/docs/install_instruction/install.html でオンラインで入手可能です。

インストールする前に、最新のインストールに関する問題についてのリリース情報を参照してください。 リリース情報ファイルは、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/ram/70/docs/readme/readme.html でオンラインで入手可能です。

注: 文書の更新内容やトラブルシューティングの情報については、http://www.ibm.com/software/rational/support/documentation/ を参照してください。

インストールの計画

このセクションでは、Rational Asset Manager サーバーの 2 つの基本インストール構成について説明し、またインストール・プロセスを開始する前に考慮するべき点をいくつか説明します。

インストール・シナリオ

Rational Asset Manager は、サーバー用の 2 つの基本インストール・シナリオを提供します。Installation Manager が提供する基本インストール・シナリオは、Rational Asset Manager エンタープライズ・アーカイブがデプロイされた、組み込み WebSphere® Application Server V6.1 のインスタンスを作成します。 2 つめのインストール・シナリオには、WebSphere Application Server または Tomcat サーバーに、エンタープライズ・アーカイブを手動でデプロイする作業 (基本インストール・シナリオが提供する) が含まれています。 どちらのシナリオでも、オプションで Rational Asset Manager Eclipse クライアントをインストールして、リポジトリーと対話することができます。

データベース

Rational Asset Manager には、アセットおよびデータ・ストレージ用にデータベースが必要です。パフォーマンスを向上させるために、データベース・サーバーは、一般的にアプリケーション・サーバーとは別の物理マシンの、専用のディスクに配置されます。

データベース・テーブルおよびスキーマを構成するユーザーは、データベース管理者権限を持っている必要があります。

セキュリティーおよびユーザー認証

インストール後の初期状態では、Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションは、ユーザー認証にファイル・ベースのセキュリティーを使用します。 基本インストール・シナリオを実行する場合、Installation Manager は自動的にこの構成を行います。

Rational Asset Manager をすでにセキュリティー構成済み (例えば、LDAP を使用している) の既存の WebSphere Application Server にインストールする場合、Rational Asset Manager のインストールおよび構成が完了するまでに、アプリケーション・サーバーをファイル・ベースのセキュリティーに再構成してください。 サーバー・アプリケーションのインストールおよび構成の後、カスタム・ユーザー・レジストリーを使用するために、WebSphere Application Server のセキュリティー構成をリストアすることができます。詳しくは、ファイル・ベースのセキュリティーの構成を参照してください。

統合

オプションで、Rational ClearQuest®、Rational ClearCase®、および WebSphere Service Registry and Repository と統合することができます。 クライアント・アプリケーションは、サーバーおよび Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションと同じマシンにインストールしてください。パフォーマンスを向上させるため、これらのアプリケーション用のサーバーは、一般的にアプリケーション・サーバーとは別のマシンに配置します。

Rational ClearCase と統合する場合、WebSphere Application Server サービスが、バージョン・オブジェクト・データベース (VOB) にアクセス権限を持つユーザーと同一のユーザーとして開始されなければなりません。

クラスター

Rational Asset Manager をクラスター環境にデプロイする場合、コンポーネントは、オペレーティング・システムおよびアプリケーション・サーバーに関して同じ構造でなければなりません。 Rational ClearCase および Rational ClearQuest と統合する場合、クライアント・アプリケーションが、クラスターのすべてのコンポーネントにインストールされ、クラスター内のすべてのノードが同じインストール・パスを持つ必要があります。 個別のノードを独立して構成することはできません。

多数のアセット

リポジトリーが多数のアセット (例えば、何万または何十万) を含むことが予想される場合、アセット管理操作 (索引付けなど) のいくつかは、数時間かかることもあります。 そのような場合にパフォーマンスを向上させるデータ管理方法およびハード・ディスク管理方法があります。例えば RAID (Redundant Array of Independent Disks) およびディスク・ストライピングと呼ばれる手法を使用することです。ディスク・ストライピングは、データをブロックに分割して、 データ・ブロックを複数のハード・ディスクの複数のパーティションに保管します。 ご使用の環境にこれをセットアップする方法については、オペレーティング・システムの資料を参照してください。 また、リポジトリー索引、アセット、およびデータベースを、それぞれ別のディスクに配置することも考慮してください。

Rational Asset Manager のインストール - 概要

IBM Rational Asset Manager を、この製品に組み込まれている WebSphere Application Server V6.1 を使用してインストールすることができます。また、既存のインストール済み WebSphere Application Server または Apache Tomcat サーバーにインストールすることもできます。

組み込み WebSphere Application Server V6.1 を使用した Rational Asset Manager のインストール

以下の概要によってインストールの手順を示し、インストール・プロセスを開始する前に考慮するべき点をいくつか説明します。

  1. 次の Rational Asset Manager のデータベースのうち 1 つを作成および構成します

    Rational Asset Manager には、アセットおよびデータ・ストレージ用にデータベースが必要です。サポートされるデータベース・アプリケーションの 1 つをまだインストールしていない場合、Rational Asset Manager インストール・メディアに同梱の IBM DB2® Enterprise Server Edition バージョン 9.1 をインストールします。

    パフォーマンスを向上させるために、データベース・サーバーは通常、アプリケーション・サーバーとは物理的に独立したマシン上の、専用のディスクに配置されます。

    データベース・テーブルおよびスキーマを構成するユーザーは、データベース管理者権限を持っている必要があります。

    注: SQL Server は、組み込み WebSphere Application Server 環境では使用不可です。

    以下から、構成するデータベースを 1 つ選択します。

    1. DB2
    2. Oracle
  2. 組み込み WebSphere Application Server V6.1 および IBM Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションをインストールします

    IBM Installation Manager を使用して、組み込みバージョンの WebSphere Application Server バージョン 6.1 をインストールし、それと同時に Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションをインストールします。 これが、Rational Asset Manager サーバーをインストールする最も簡単な方法です。

    注: インストール後の初期状態では、Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションは、ユーザー認証にファイル・ベースのセキュリティーを使用します。 基本インストール・シナリオを実行する場合、Installation Manager は自動的にこの構成を行います。
  3. (Linux® の場合) サーバー環境設定を構成します。

    Linux および AIX® で索引付けされた成果物のコンテンツを使用可能にするには、追加の構成手順が必要です。

    1. Linux における成果物のコンテンツ索引付けを使用可能にします
    2. 非ルート・ユーザー用にコンテンツの索引付けを実行可能にします
  4. Rational License Server をインストールします

    Rational Asset Manager サーバーでは、Rational License Server によってクライアントにライセンス・キーを配布できることが必要です。

  5. Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションを構成します

    Rational Asset Manager サーバーを使用するには、最初に Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションを構成する必要があります。 例えば、ライセンス・サーバーのロケーションを入力しなければなりません。

  6. オプション: Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションのパフォーマンスを構成します

    管理者の重要な責務は、同時ユーザーの数やリポジトリー内のアセットの数に関係なく、ユーザーのために最適なパフォーマンスを可能な限り確保することです。

  7. オプション: Rational Asset Manager Eclipse クライアントをインストールします

    以下の方法で Rational Asset Manager Eclipse クライアントをインストールすることができます。

既存の WebSphere Application Server または Tomcat サーバーへの Rational Asset Manager のインストール

組み込み WebSphere Application Server とパッケージされた Rational Asset Manager を使用したくない場合、Rational Asset Manager を手動でインストールおよび構成することができます。以下の概要によって、Rational Asset Manager を既存の WebSphere Application Server または Apache Tomcat サーバーにインストールする手順を示し、インストール・プロセスを開始する前に考慮するべき点をいくつか説明します。

  1. 次の Rational Asset Manager のデータベースのうち 1 つを作成および構成します

    以下から、構成するデータベースを 1 つ選択します。

    1. DB2
    2. Oracle
    3. SQL Server

    Rational Asset Manager には、アセットおよびデータ・ストレージ用にデータベースが必要です。サポートされるデータベース・アプリケーションの 1 つをまだインストールしていない場合、 Rational Asset Manager インストール・メディアに同梱の IBM DB2 Enterprise Server Edition バージョン 9.1 をインストールします。

    パフォーマンスを向上させるために、データベース・サーバーは通常、アプリケーション・サーバーとは物理的に独立したマシン上の、専用のディスクに配置されます。

  2. 既存の WebSphere Application Server または Apache Tomcat サーバーへ Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションをインストールします。
    注: インストール後の初期状態では、Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションは、ユーザー認証にファイル・ベースのセキュリティーを使用します。 Rational Asset Manager サーバーを組み込み WebSphere Application Server と共にインストールするシナリオを実行する場合、Installation Manager は自動的にこの構成を行います。Rational Asset Manager を既存の WebSphere Application Server にインストールする場合、ファイル・ベースのセキュリティーを自分で構成する必要があります。

    Rational Asset Manager をすでにセキュリティーを構成済み (例えば、LDAP を使用している) の既存の WebSphere Application Server にインストールする場合、Rational Asset Manager のインストールおよび構成が完了するまでに、アプリケーション・サーバーをファイル・ベースのセキュリティーに再構成する必要があります。 サーバー・アプリケーションのインストールおよび構成の後、カスタム・ユーザー・レジストリーを使用するために、WebSphere Application Server のセキュリティー構成をリストアすることができます。

    以下は、Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションを既存のアプリケーション・サーバー上にインストールする場合に行なう必要のある一般的な手順です。

    1. インストール・メディアから Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションのインストール・ファイルを取得します
    2. アプリケーション・サーバーのセキュリティーを構成します。
    3. アプリケーション・サーバーのデータ・ソースを構成します。
    4. Rational Asset Manager サーバーの成果物をデプロイします。
  3. (Linux および AIX の場合) サーバー環境設定を構成します。

    Linux および AIX で索引付けされた成果物のコンテンツを使用可能にするには、追加の構成手順が必要です。

    1. Linux および AIX における成果物のコンテンツ索引付けを使用可能化します
    2. 非ルート・ユーザー用にコンテンツの索引付けを実行可能にします
  4. Rational License Server をインストールします

    Rational Asset Manager サーバーでは、Rational License Server によってクライアントにライセンス・キーを配布できることが必要です。

  5. Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションを構成します

    Rational Asset Manager サーバーを使用するには、最初に Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションを構成する必要があります。 例えば、ライセンス・サーバーのロケーションを入力しなければなりません。

  6. オプション: Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションのパフォーマンスを構成します

    管理者の重要な責務は、同時ユーザーの数やリポジトリー内のアセットの数に関係なく、ユーザーのために最適なパフォーマンスを可能な限り確保することです。

  7. オプション: Rational Asset Manager Eclipse クライアントをインストールします

    以下の方法で Rational Asset Manager Eclipse クライアントをインストールすることができます。

インストール要件

このセクションでは、正常にソフトウェアをインストールおよび実行するための、ハードウェアおよびソフトウェア要件について詳しく説明します。

ハードウェア要件

製品をインストールする前に、ご使用のシステムが最小ハードウェア要件を満たしていることを確認してください。

サーバー

ハードウェア 要件
プロセッサー 最低: 2 GHz Intel® Pentium® 4、デュアル CPU (最適な結果を得るためにはそれ以上)
メモリー 最低: 1 GB RAM (組み込み WebSphere Application Server および DB2 Enterprise Server Edition V9.1 の場合)、または 2 GB (ClearCase または ClearQuest クライアントの場合)
ディスク・スペース

最低: 5 GB (組み込み WebSphere Application Server および DB2 Enterprise Server Edition V9.1 の場合) ClearCase または ClearQuest クライアントを追加する予定の場合、それらのディスク・スペース要件を参照してください

ディスプレイ 最低でも 256 色を使用する 1024 x 768 のディスプレイ (最適な結果を得るためにはそれ以上)
その他のハードウェア Microsoft® マウスまたは互換のポインティング・デバイス

クライアント

ハードウェア 要件
プロセッサー 最低: 1.4 GHz Intel Pentium 4 (最適な結果を得るためにはそれ以上)
メモリー 最低: 512 MB RAM
ディスク・スペース 最低: 500 MB
ディスプレイ 最低でも 256 色を使用する 1024 x 768 のディスプレイ (最適な結果を得るためにはそれ以上)
その他のハードウェア Microsoft マウスまたは互換のポインティング・デバイス

ソフトウェア要件

製品をインストールする前に、ご使用のシステムがソフトウェア要件を満たしていることを確認してください。

オペレーティング・システム

次のオペレーティング・システムが、この製品でサポートされています。

アプリケーション・サーバー (サーバー用)

組み込みバージョンの WebSphere Application Server V6.1 を含む Rational Asset Manager サーバーをインストールすることができます。 または、以下のアプリケーション・サーバーのいずれかに Rational Asset Manager サーバーをインストールすることができます。

データベース・アプリケーション (サーバー用)

以下のデータベース・アプリケーションのいずれかが、Rational Asset Manager サーバーに必要です。

Web ブラウザー

以下のサポートされている Web ブラウザーのいずれか (README ファイルと「インストール・ガイド」を表示し、Eclipse Standard Widget Toolkit (SWT) ブラウザー・ウィジェットをサポートするほかに、Rational Asset Manager Web クライアントを実行するために必要です)。

Rational Asset Manager Eclipse クライアントの要件

Rational Asset Manager Eclipse クライアントをインストールするには、以下のソフトウェアが必要です。

Rational Asset Manager Eclipse クライアントを既存の Eclipse IDE にインストールするための要件

Rational Asset Manager Eclipse クライアントを以下の Eclipse IDE にインストールまたは拡張することができます。

追加のソフトウェア要件

その他

オプションで、Rational Asset Manager を以下のソフトウェアと結合して使用することができます。

ユーザー特権についての要件

Rational Asset Manager をインストールするには、 以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。

電子イメージの確認および解凍

IBM パスポート・アドバンテージ®からインストール・ファイルをダウンロードする場合、Rational Asset Manager をインストールできるようにするには、圧縮したファイルから電子イメージを取り出す必要があります。

インストール・ファイルをダウンロードするために「Download Director」オプションを選択した場合、Download Director アプレットは処理した各ファイルの完成度を自動的に確認します。

ダウンロードしたファイルの解凍

圧縮ファイルは、それぞれ同じディレクトリーに解凍します。 Linux の場合 ディレクトリー名にスペースを使用しないでください。 スペースを使用すると、コマンド行からランチパッドを開始するための launchpad.sh コマンドを実行できなくなります。

IBM Installation Manager

IBM Installation Manager は、製品パッケージをインストールするプログラムです。 インストールしたこのパッケージや他のパッケージの更新、変更、およびアンインストールも行います。パッケージとは、Installation Manager によってインストールされるよう設計された製品、複数コンポーネントのグループ、または単一のコンポーネントです。

Rational Asset Manager クライアントをインストールするためのインストール・シナリオ、または Installation Manager を使用して、Rational パッケージをインストールします。

Rational Asset Manager 用のほとんどのインストール・シナリオでは、Installation Manager を使用します。

プリインストール・タスク

製品をインストールする前に、以下のステップを実行しておく必要があります。

  1. ご使用のシステムがセクションインストール要件に記載されている要件を満たしていることを確認します。
  2. ご使用のユーザー ID が製品のインストールに必要なアクセス権を満たしていることを確認します。ユーザー特権についての要件を参照してください。
  3. トピックインストールの計画をお読みください。

ランチパッド・プログラムからのインストール

ランチパッド・プログラムを使用すると、1 つのロケーションでリリース情報の表示およびインストール・プロセスの開始を行うことができます。

次の場合に、ランチパッド・プログラムを使用して、Rational Asset Manager のインストールを開始します。

インストール・プロセスをランチパッド・プログラムから開始することにより、IBM Installation Manager は自動的にインストールされます (まだコンピューターにインストールされていない場合)。Rational Asset Manager パッケージが含まれているリポジトリーのロケーションで事前に構成された状態で起動します。 Installation Manager を直接インストールして開始する場合は、手動でリポジトリー設定を行う必要があります。

ランチパッド・プログラムの開始

プリインストール・タスクをまだ行っていない場合は、プリインストール・タスクに記載されているプリインストール・タスクを完了します。

CD からインストールする場合、ワークステーション上で自動実行が有効になっているときは、1 枚目のインストール・ディスクを CD ドライブに挿入すると Rational Asset Manager ランチパッドが自動的に開始します。電子イメージからインストールする場合、もしくはワークステーション上で自動実行が構成されていない場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始する必要があります。

ランチパッド・プログラムを開始するには、以下のようにします。

  1. IBM Rational Asset Manager CD を CD ドライブに挿入します。 Linux の場合 CD ドライブが マウントされていることを確認します。
  2. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、IBM Rational Asset Manager ランチパッド・プログラムが 自動的に開きます。 システムで自動実行が使用不可の場合は、以下のようにします。

ランチパッド・プログラムからのインストールの開始

  1. ランチパッド・プログラムを開始します。
  2. リリース情報をまだ読んでいない場合は、「リリース・ノート (Release notes)」をクリックしてお読みください。
  3. インストール開始の準備が完了したら、「IBM Rational Asset Manager のインストール (Install IBM Rational Asset Manager)」をクリックします。
  4. プログラム IBM Installation Manager がワークステーションで 検出されたかどうかを知らせるメッセージ・ウィンドウが開きます。

IBM DB2 Enterprise Server Edition バージョン 9.1 のインストール

サポートされるデータベース・アプリケーションの 1 つをまだインストールしていない場合、Rational Asset Manager インストール・メディアに同梱の IBM DB2 Enterprise Server Edition バージョン 9.1 をインストールできます。

インストール手順とリリース・ノート、および DB2 の操作方法の詳細については、「IBM DB2 Database for Linux, UNIX®, and Windows Information Center」をご覧ください。http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9/index.jsp を参照してください。

DB2 Enterprise Server Edition バージョン 9.1 のインストールを開始するには、以下の手順を実行します。

  1. DB2 セットアップ・ランチパッド・プログラムを開始します。 Rational Asset Manager ランチパッド・プログラムから、「Install IBM DB2 Enterprise Server Edition, Version 9.1」をクリックします。CD メディアからインストールする場合は、DB2 の 1 枚目のインストール CD を挿入するようにプロンプトが出される場合があります。 DB2 セットアップ・ランチパッドが開始されます。
  2. DB2 セットアップ・ランチパッドまたはインフォメーション・センター (ランチパッドがない場合) で、提供されているリリース情報をお読みください。
  3. 左のメニューで、「製品のインストール (Install a product)」をクリックし、次に、開いたページの「DB2 Enterprise Server Edition」 の下で、「新規インストール (Install new)」をクリックします。 DB2 セットアップ・ウィザードが開きます。
  4. ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。詳細については、IBM DB2 Database for Linux,UNIX, andWindows のインフォメーション・センターのインストール手順を参照するか、あるいは、DB2 セットアップ・ウィザードの「ヘルプ」をクリックしてください。

DB2 ライセンス・キーの登録

DB2 エンタープライズ・ サーバー・エディション、バージョン 9.1 ライセンス・キーを、db2licm コマンドを使用して登録する必要が あります。

DB2 製品は、 ノード・ロック・ファイルに含まれたライセンス・キー情報を 使用します。ノード・ロック ・ファイルは、db2licm コマンドを実行し、 DB2 製品のライセンス・ファイルを指定することで作成または更新します。ノード・ロック・ファイルの作成または更新は、DB2 製品キーの登録と呼ばれます。

DB2 製品ライセンス・キーは、 db2licm コマンドを DB2 がインストール済みの各コンピューターで実行して登録する必要があります。

インストール中に 製品ライセンス・キーまたはフィーチャー・ライセンス・キーを自動的に追加するには、 DB2 セットアップ・ウィザードを起動する前に、インストール・イメージの /db2/ ライセンス・ディレクトリーにライセンス・キーをコピーする必要があります。

ルート権限を使用して、 お使いの DB2 製品 ライセンスを登録するには、次に従います。

  1. root 権限を持つユーザーとしてログインします。
  2. DB2 製品ライセンス・キーを、適切なコマンドを使用して登録します。 ファイル名 は、バンドルする製品に対応したライセンス・ファイルの 絶対パス名およびファイル名となっています。

たとえば、AIX で、CD-ROM が /cdrom ディレクトリーに装着され、 ライセンス・ファイル名が db2ese_o.lic である場合、コマンドは /usr/opt/db2_08_01/adm/db2licm -a /cdrom/db2/license/db2ese_o.lic である必要があります。

db2licm コマンドを実行後、DB2 製品 ライセンス・キー情報は次のディレクトリーのノード・ロック・ファイルに 含まれます。

お使いの DB2 製品ライセンス・キーをインスタンス所有者として登録するには、次に従います。

  1. インスタンス環境を作成して、インスタンス所有者になります。
  2. お使いの DB2 製品ライセンスを、適切なコマンドを使用して登録します。 db2instance_path では、DB2 インスタンスが 作成され、ファイル名 はバンドルする製品に対応したライセンス・ファイルの 絶対パス名およびファイル名となっています。

Rational Asset Manager 用データベースの作成および構成

このセクションでは、Rational Asset Manager 用データベースの作成して構成する方法、および必要なテーブルを取り込む方法について説明します。

DB2 での表の構成および作成 (Windows および Linux のみ)

以下は、Rational Asset Manager 用の表を作成して DB2 に配置するための、Windows と Linux 専用の手順です。

DB2 がインストール済みで、実行している必要があります。 また、SQL スクリプトの場所も確認してください (通常は、インストール・メディアへのパス¥ db_scripts¥DB2)。最後に、DB2 のインストール・ディレクトリーも確認してください (通常は、C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB (Windows の場合) および opt/IBM/DB2/V9.1 (Linux の場合) です)。

Rational Asset Manager のデータベース・アプリケーションとして DB2 を使用している場合には、Rational Asset Manager のインストール・メディアに付属しているバッチ・ファイルを実行することで、自動的にデータベースと表を作成することができます。

注: この方法は、AIX ではサポートされていません。代わりに、 トピックDB2 での表の手動による構成および作成の指示に従ってください。
  1. CD からインストールする場合は、SQL スクリプトをローカル・ファイル・システムにコピーします。
  2. Linux の場合。 SQL スクリプトがあるディレクトリーに対して、書き込み許可があることを確認します。
  3. コマンド行で、DB2 用の SQL スクリプトを収容したディレクトリー (インストール・メディアへのパス¥db_scripts¥DB) に変更します。
  4. db2create_populate.bat (Windows の場合) または db2create_populate.sh (Linux の場合) を実行します。
  5. プロンプトが出されたら、データベースの名前を入力するか、Enter キーを押してデフォルトのデータベース名 (RAMDB) を受け入れます。
  6. 次のプロンプトで、DB2 のインストール・ディレクトリー・パスを入力するか、Enter キーを押してデフォルト値 (Windows の場合は C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB、Linux の場合は /opt/IBM/DB2/V9.1) を受け入れます。
  7. 次のプロンプトで、DB2 コンテナーのロケーションを入力するか、Enter キーを押してデフォルト値を受け入れます。
  8. バッチ・ファイルが実行されます。 スクリプトは、以下のアクションを実行します。
    注: 初めてバッチ・ファイルを実行すると、name が未定義の名前であることを示す、番号が SQL0204N のエラー・メッセージが出されることがあり、これらは次の例のようになります。
    SQL ステートメントを実行中の ** CLI エラー:
    (-204): [IBM][CLI Driver][DB2/NT] SQL0204N  "RAMSCHEMA.FORUM" は未定義の名前です。 SQLSTATE=42704
    バッチ・ファイルの最初の実行中である場合は、これらのメッセージを無視しても問題ありません。
  9. 表が作成されたことを確認します。例えば、DB2 Control Center を開始して RAMDB データベースを参照します。データベースと表が作成されたことを確認してください。

DB2 での表の手動による構成および作成

DB2 を手動で構成して、Rational Asset Manager 用の表を作成して DB2 にデータを取り込むするための手順について説明します。 前述の手順で使用したバッチ・ファイルを実行できない場合 (AIX を実行している場合など) は、この手順に従ってください。

DB2 がインストール済みで、実行している必要があります。 また、SQL スクリプトの場所も確認してください (通常は、インストール・メディアへのパス¥ db_scripts¥DB2)。最後に、DB2 インストール・ディレクトリーも確認してください (通常は、Windows の場合 C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB、Linux の場合 opt/ibm/DB2/V9.1、および AIX の場合 /opt/IBM/db2/V9.1 です)。

DB2 を構成してデータベース表を作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 「DB2 Control Center」を開始します。
  2. 選択した任意のパスで RAMDB という名前の標準データベースを作成します。 プロンプトが出されても、「Configuration Advisor」を起動しないでください。
  3. データベースに接続します (データベースを右クリックし、「接続」をクリックします)。
  4. テーブル・スペースを変更します。
    1. ナビゲーション・ペインで、RAMDB データベースの下のツリーを展開します。
    2. 「表スペース」をクリックします。
    3. 表スペースのリストで、TEMPSPACE1 をダブルクリックし、 「表スペースの変更 (Alter Table Space)」ウィザードを立ち上げます。
    4. 「コンテナー」をクリックします。
    5. 最初の列を展開し、コンテナー名の全体が表示されるようにします。 その列の RAMDB に先行するコンテナーのパス (例えば C:¥DB2¥NODE0000¥) をメモします。
    6. 「キャンセル」をクリックします。
    7. 「新規表スペースの作成 (Create New Tablespace)」をクリックします。
    8. 「新規表スペースの名前の指定 (Specify a name for your new table space)」というタイトルのページで、「表スペース」フィールドに TEMPSPACE16K と入力します。
    9. プロンプトが出された場合は、「手動でストレージを管理する (I want to manage my storage manually)」を選択します。
    10. 「次へ」をクリックします。
    11. 「作成する表スペースのタイプを指定 (Specify the type of table space you want to create)」というタイトルのページで、「システム一時 (System temporary)」を選択します。
    12. 「次へ」をクリックします。
    13. 「作成」をクリックします。
    14. 「バッファー・プールの作成 (Create Buffer Pool)」ウィンドウで、 「バッファー・プール名 (Buffer pool name)」フィールドに DEFAULTBP16K と入力します。「ページ・サイズ (Page size)」ドロップダウン・リストで、16 を選択します。
    15. 「OK」をクリックします。
    16. 「次へ」をクリックします。
    17. 「このテーブル・スペースのコンテナーの定義 (Define containers for this table space)」 というタイトルのページで、「追加」 をクリックします。
    18. 「コンテナーの定義 (Define Container) ウィンドウで、前述のステップでメモしておいたフォルダーにナビゲートします。 このパスは、「ディレクトリー名」フィールドに表示されています。
    19. 「ディレクトリー名」フィールドにテキスト ¥TEMPDB¥TEMPSPACE16K を付加します。絶対パスは、C:¥DB2¥NODE0000¥TEMPDB¥TEMPSPACE16K のようになります。
    20. 「OK」をクリックします。
    21. 「次へ」をクリックします。
    22. 「この表スペースのエクステントとプリフェッチのサイズを指定 (Specify the extent and prefetch sizes for this table space)」というタイトルのページで、「100MB 未満 (Less than 100 MB)」を選択します。
    23. 「次へ」をクリックします。
    24. 「ハード・ディスク仕様の記述 (Describe hard drive specifications)」というタイトルのページで、「サーバー (SCSI)」を選択します。
    25. 「次へ」をクリックします。
    26. 「終了」をクリックします。
  5. データベースにデータを取り込むスクリプトを実行します。
    1. ナビゲーション・ペインで RAMDB データベースを選択します。
    2. 「照会」をクリックします。「コマンド・エディター」 が開きます。
    3. 「開く」をクリックして、RAMSCHEMA.sql ファイルにナビゲートします (通常、installation files directory¥disk1¥db_scripts¥DB2 フォルダー (ここで installation files は、Rational Asset Manager インストール・ファイルを抽出したディレクトリー) です)。
    4. 「OK」をクリックして、「コマンド・エディター」で RAMSCHEMA.sql を開きます。
    5. 「実行」をクリックします。
    6. RAMSCHEMA_AFTER.sql ファイルについて上記の手順を繰り返します。
  6. 表が作成されたことを確認します。
    1. 「オブジェクト・ビュー」をクリックして RAMDB インスタンスを開きます。
    2. 「テーブル」をクリックし、テーブルにデータが格納されていることを確認します。

Oracle 10g または 9i でのデータベースの作成および構成

Oracle 10g または 9i に Rational Asset Manager のテーブルを手動で作成してデータを取り込む方法を説明をします。

Oracle がインストール済みで、実行している必要があります。SQL スクリプトの場所を確認してください (通常は、インストール・メディアへのパス ¥db_scripts¥Oracle)。

データベース・テーブルを作成するには、以下のようにします。

  1. Oracle Database Configuration Assistant を使用して、ウィザードのステップに従って、新規データベースを作成します。
    1. グローバル・データベース名 ramdb_<ドメイン名>、およびシステム識別子 (SID) ramdb を使用します。
    2. 「カスタム・スクリプト」タブで、後のステップで説明する SQL スクリプトを実行しないでください。 始めにユーザーを作成しなければなりません。
    3. 「文字セット」ページで、Unicode を使用 (Use Unicode) を選択して、国別文字セットには UTF-8 を選択します。
    4. デフォルト値を受け入れて、ウィザードの他のページを完了させます。
  2. データベース・ユーザーを作成します。
    1. データベース・コントロールを開きます。
    2. 「管理」をクリックします。
    3. 「ユーザー」をクリックします。
    4. RAMSCHEMA というユーザーを作成します。このユーザーのデフォルト・テーブル・スペースを Temp に、割り当て量を無制限に、割り当て量値を -1 MB に設定します。
  3. データベースにデータを取り込むスクリプトを実行します。
    1. 「SQL+」をクリックして、開きます。
    2. sqlscripts/oracle フォルダーの RAMSCHEMA_Oracle.sql ファイルを開きます。 そのファイルの内容をすべて強調表示にしてコピーし (右クリックして、コピー)、SQL+ の先頭に貼り付けます。
    3. 「実行」をクリックします。処理が終了したら、ウィンドウの上部からコマンドを削除します。
    4. これらのステップを bootStrap_Oracle.sql ファイルを使用して繰り返します。
  4. 表が作成されたことを確認します。

Microsoft SQL Server 2005 でのデータベースの作成および構成

Microsoft SQL Server 2005 に Rational Asset Manager のテーブルを手動で作成してデータを取り込む方法を説明をします。

SQL Server 2005 がインストール済みで、実行している必要があります。SQL スクリプトの場所を確認してください (通常は、インストール・メディアへのパス ¥db_scripts¥SQLServer)。

データベース・テーブルを作成するには、以下のようにします。

  1. ご使用の ID が、CREATE SCHEMA ステートメントを実行する権限を持っていることを確認してください。 (通常、データベース所有者は、この権限を持っています。)
  2. 新規データベースをデータベース名 RAMDB で作成します。
  3. データベースにデータを取り込むスクリプトを実行します。
    1. コマンド・プロンプトを開きます。
    2. sqlcmd -i SQL スクリプトへのパス¥RAMSCHEMA_SQLServer.sql と入力して、Enter (キー) を押します。
    3. sqlcmd -i SQL スクリプトへのパス¥bootStrap_SQLServer.sql と入力して、Enter (キー) を押します。
  4. 表が作成されたことを確認します。

Rational Asset Manager サーバーのインストール

このセクションでは、Rational Asset Manager サーバーのインストール方法について説明します。

Rational Asset Manager サーバーをインストールするには、以下に示す 2 つの主な方法があります。

  1. 組み込み WebSphere Application Server, V6.1 を搭載した Rational Asset Manager サーバーをインストールする
  2. Rational Asset Manager サーバー・コードと既存の WebSphere Application Server または Apache Tomcat アプリケーション・サーバーをインストールする

Rational Asset Manager サーバーと組み込み WebSphere Application Server のインストール

組み込みバージョンの WebSphere Application Server バージョン 6.1 を搭載した Rational Asset Manager サーバーをインストールすることができます。これは、Rational Asset Manager サーバーをインストールする最も簡単な方法です。

このインストールを開始する前に、データベース・アプリケーション (DB2 または Oracle) をインストールして実行しておく必要があります。Microsoft SQL Server 2005 をデータベースとして使用している場合は、組み込み WebSphere Application Server とともに Rational Asset Manager サーバーをインストールできないことに留意してください。

ランチパッドからインストールを開始する場合、Installation Manager がシステムにインストールされていないと、インストールするようにプロンプトが出されます。次に、「パッケージのインストール」ウィザードが自動的に始動します。

  1. Rational Asset Manager ランチパッド・プログラムを開始し (ランチパッド・プログラムからのインストールを参照)、次に 「IBM Rational Asset Manager」を選択します。Installation Manager がまだインストールされていない場合は、インストール・ウィザードの手順に従ってインストールを完了してください。 「パッケージのインストール」ウィザードが開きます。
  2. 「パッケージのインストール」ウィザードの「インストール」ページに、Installation Manager が検索したリポジトリー内で検出されたすべてのパッケージがリストされます。 2 つのバージョンのパッケージが検出された場合は、最新バージョンのパッケージのみが表示されます。
  3. IBM Rational Asset Manager サーバー・パッケージに対する更新を検索するには、「他のバージョンと拡張機能の検査 (Check for Other Versions and Extensions)」をクリックします。
    注: Installation Manager によって、定義済みの IBM 更新リポジトリー・ロケーションでインストール済みパッケージを検索する場合は、 「リポジトリー」の設定ページで「インストールと更新を行っている間にサービス・リポジトリーを検索します」を選択する必要があります。 この設定はデフォルトで選択されています。インターネットへのアクセスも必要です。
    Installation Manager は、製品パッケージの定義済みのサービス・リポジトリーで更新を検索します。 リポジトリー・ロケーションを設定しておけば、 そこも検索します。進行インディケーターに検索状況が表示されます。 基本製品パッケージのインストールと同時に更新もインストールできます。
  4. IBM Rational Asset Manager サーバーのパッケージの更新が検出されると、「パッケージのインストール」ページの各製品の下の「インストール・パッケージ」リストに表示されます。 デフォルトでは、最新の更新のみが表示されます。
  5. Rational Asset Manager サーバーおよびインストールするパッケージに対する更新を選択します。 依存関係のある更新は、 自動でまとめて選択およびクリアされます。
    注: 一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループにインストールされます。
    Rational Asset Manager クライアントは、サーバー・アプリケーションのインストールには、必須ではありません。
  6. 「次へ」をクリックして続けます。
  7. 「ライセンス」ページで、選択したパッケージのご使用条件を読みます。複数のパッケージをインストールするよう選択した場合は、 パッケージごとにご使用条件があります。各パッケージのバージョンを選択して、左側にそのご使用条件を表示させることができます。インストールするために 選択したパッケージのバージョン (例えば、基本パッケージおよび更新) は、パッケージ名の下にリストされます。
    1. ご使用条件の各条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  8. 「ロケーション」ページで、「共用リソース・ディレクトリー」フィールドに 共用リソース・ディレクトリー のパスを入力するか、 デフォルト・パスを受け入れます。共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ・グループが 共用できるリソースが含まれています。「次へ」をクリックして続けます。

    デフォルトのパスは次のとおりです。

    重要: 共用リソース・ディレクトリーは、パッケージの初回 インストール時にのみ指定できます。 将来インストールするパッケージとの共用リソース用に十分なスペースを確保するために、このディレクトリーは 一番大きいディスクに作成します。すべてのパッケージをアンインストールするまで、ディレクトリー・ロケーションを 変更することはできません。
  9. 「ロケーション」ページで、IBM Rational Asset Manager サーバーのパッケージをインストールするために既存のパッケージ・グループ を選択するか、新規パッケージ・グループを作成します。パッケージ・グループは、 パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 新しいパッケージ・グループを作成するには、以下のようにします。
    1. 「新規パッケージ・グループの作成 (Create a new package group)」をクリックします。
    2. パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーのパスを入力します。 パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。

      デフォルトのパスは次のとおりです。

      • Windows の場合。 C:¥Program Files¥IBM¥SDP70
      • Linux の場合 /opt/IBM/SDP70
    3. 「次へ」をクリックして続けます。
  10. 「フィーチャー」ページの「言語」で、 パッケージ・グループの言語を選択します。IBM Rational Asset Manager サーバーのパッケージのユーザー・インターフェース およびドキュメンテーションについて、対応する各国語翻訳がインストールされます。 この選択は、このパッケージ・グループにインストールされたすべてのパッケージ に適用されることに注意してください。
  11. 次の「フィーチャー」ページで、「IBM WebSphere Application Server V6.1 の組み込みバージョン」を選択します。
  12. 次の「フィーチャー」ページで、データベースと JDBC ドライバーの詳細を提供します。
    1. データベース・タイプ: DB2 または Oracle のいずれかを選択します。
    2. 「データベース・サーバー名: データベース名を入力します。 (デフォルトは localhost です。)
    3. 「ポート番号」: ポート番号を入力します。(デフォルトは DB2 は 50000、Oracle は 1521 です。)
    4. 「JDBC ドライバーのロケーション: データベースの JDBC ドライバーが収納されているディレクトリーを入力するか、ブラウズします (たとえば、C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB¥java)。
    5. 「データベース名」: データベースを作成したときに別の名前を使用したのでない限り、デフォルト名 RAMDB のままにします。
    6. 「データベース管理者のアカウント」: アカウント名を入力します。
    7. 「データベース管理者のパスワード (Database administrator password)」: パスワードを入力します。
  13. 「接続のテスト」をクリックします。インストールを引き続き行えるようにするには、接続を正常に確立する必要があります。 「次へ」をクリックして続けます。
  14. 次の「フィーチャー」ページで、組み込みの WebSphere Application Server のポートを指定します。あるいは、デフォルトのポート割り当てのままにします。
    表 1. 組み込み WebSphere Application Server V6.1 のポート定義
    ポート名 デフォルト値
    HTTP 転送ポート (WC_defaulthost) 13080
    管理コンソール・ポート (WC_adminhost) 13060
    HTTPS 転送ポート (WC_defaulthost_secure) 13443
    管理コンソール・セキュア・ポート (WC_adminhost_secure) 13043
    ブートストラップ・ポート (BOOTSTRAP_ADDRESS) 13809
    SOAP コネクター・ポート (SOAP_CONNECTOR_ADDRESS) 13880
    SAS_SSL_SERVERAUTH_LISTENER_ADDRESS 9401
    CSIV2 Server Authentication Listener Port (CSIV2_SSL_SERVERAUTH_LISTENER_ADDRESS) 13403
    CSIV2 クライアントの認証リスナー・ポート (CSIV2_SSL_MUTUALAUTH_LISTENER_ADDRESS) 13402
    ORB リスナー・ポート (ORB_LISTENER_ADDRESS) 13406
    高可用性マネージャー通信ポート (DCS_UNICAST_ADDRESS) 9353
    サービス統合ポート (SIB_ENDPOINT_ADDRESS) 7276
    サービス統合ポート・セキュア (SIB_ENDPOINT_SECURE_ADDRESS) 7286
    MQ 転送 (SIB_MQ_ENDPOINT_ADDRESS) 5558
    MQ 転送セキュア (SIB_MQ_ENDPOINT_SECURE_ADDRESS) 5578
    SIP コンテナー・ポート (SIP_DEFAULTHOST) 5060
    SIP コンテナー・セキュア・ポート (SIP_DEFAULTHOST_SECURE) 5061
  15. パッケージをインストールする前に「要約」ページで選択内容を確認します。 前のページで行った選択や構成を変更したい場合は、「戻る」を クリックして変更を行います。
  16. 選択がそのままでよければ、 「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。 プログレス・バーにインストールの 完了パーセントが表示されます。
  17. インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを 確認するメッセージが表示されます。
    1. 「ログ・ファイルの表示」をクリックして、新規ウィンドウで 現行セッションのインストール・ログ・ファイルを開きます。 続行するには、「インストール・ログ」ウィンドウを閉じる必要があります。
    2. 「パッケージのインストール」ウィザードで、終了時に IBM Rational Asset Manager を開始するかどうかを 選択します。
    3. 「終了」をクリックして、選択したパッケージを 開始します。「パッケージのインストール」ウィザードが閉じ、Installation Manager の 「始動」ページに戻ります。

既存のアプリケーション・サーバーへの Rational Asset Manager のインストール

組み込み WebSphere Application Server とパッケージされた Rational Asset Manager インストールを使用しない場合、Rational Asset Manager を手動でインストールおよび構成することができます。

以下のリストは、既存のアプリケーション・サーバーで使用するための Rational Asset Manager のインストール手順です。

  1. 既存のデータベースにデータベース・テーブルを作成します (DB2、Oracle、または SQL Server 2005)。
  2. IBM Installation Manager を使用して、Rational Asset Manager サーバー製品をインストール・メディアから取り出します。
  3. アプリケーション・サーバーのデータ・ソースを構成します (WebSphere Application Server または Tomcat)。
  4. アプリケーション・サーバーのセキュリティーを構成します。
  5. アプリケーション・サーバーに Rational Asset Manager サーバー製品をデプロイします。

Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索

既存のアプリケーション・サーバーに IBM Rational Asset Manager サーバーをインストールするには、サーバー・アプリケーション用の EAR または WAR ファイルをインストール・メディアから取得する必要があります。

サーバー・アプリケーション用の EAR または WAR ファイルを取得するには、以下の手順を実行します。

  1. Rational Asset Manager ランチパッド・プログラムを開始し (ランチパッド・プログラムからのインストールを参照)、次に 「IBM Rational Asset Manager」を選択します。Installation Manager がまだインストールされていない場合は、インストール・ウィザードの手順に従ってインストールを完了してください。 「パッケージのインストール」ウィザードが開きます。この手順では、Installation Manager が必要となります。
  2. 「パッケージのインストール」ウィザードの「インストール」ページに、 Installation Manager が検索したリポジトリー内で検出されたすべてのパッケージがリストされます。 2 つのバージョンのパッケージが検出された場合は、最も適切なバージョンのパッケージのみが表示されます。
  3. IBM Rational Asset Manager サーバー・パッケージに対する更新を検索するには、「他のバージョンと拡張機能の検査 (Check for Other Versions and Extensions)」をクリックします。
    注: Installation Manager によって、定義済みの IBM 更新リポジトリー・ロケーションでインストール済みパッケージを検索する場合は、 「リポジトリー」の設定ページで「インストールと更新を行っている間にサービス・リポジトリーを検索します」を選択する必要があります。 この設定はデフォルトで選択されています。インターネットへのアクセスも必要です。
    Installation Manager は、製品パッケージの定義済みのサービス・リポジトリーで更新を検索します。 リポジトリー・ロケーションを設定しておけば、 そこも検索します。プログレス・バーに検索状況が表示されます。 基本製品パッケージのインストールと同時に更新もインストールできます。
  4. IBM Rational Asset Manager サーバーのパッケージの更新が検出されると、「パッケージのインストール」ページの各製品の下の「インストール・パッケージ」リストに表示されます。 デフォルトでは、最も適切な更新のみが表示されます。
  5. Rational Asset Manager サーバーおよびインストールするパッケージに対する更新を選択します。 依存関係のある更新は、 自動でまとめて選択およびクリアされます。
  6. 「次へ」をクリックして続けます。
    注: 一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループにインストールされます。
  7. 「ライセンス」ページで、選択したパッケージのご使用条件を読みます。複数のパッケージをインストールするよう選択した場合は、 パッケージごとにご使用条件があります。「ライセンス」ページの左側で、 各パッケージのバージョンをクリックして、ご使用条件を表示してください。インストールするために 選択したパッケージのバージョン (例えば、基本パッケージおよび更新) は、パッケージ名の下にリストされます。
    1. ご使用条件の各条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  8. このコンピューターで初めてパッケージをインストールする場合は、「ロケーション」ページで、「共用リソース・ディレクトリー」 フィールドに共用リソース・ディレクトリーのパスを入力するか、デフォルト・パスを受け入れます。共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ・グループが 共用できるリソースが含まれています。「次へ」をクリックして続けます。

    デフォルトのパスは次のとおりです。

    重要: 共用リソース・ディレクトリーは、パッケージの初回 インストール時にのみ指定できます。 将来のパッケージの共用リソースに十分なスペースを確保するために、これには 一番大きいディスクを使用してください。すべてのパッケージをアンインストールするまで、ディレクトリー・ロケーションを 変更することはできません。
  9. 「ロケーション」ページで、IBM Rational Asset Manager サーバーのパッケージをインストールするために既存のパッケージ・グループ を選択するか、新規パッケージ・グループを作成します。パッケージ・グループは、 パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 新しいパッケージ・グループを作成するには、以下のようにします。
    1. 「新規パッケージ・グループの作成 (Create a new package group)」をクリックします。
    2. パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーのパスを入力します。これは、手動インストールによる Rational Asset Manager アプリケーション・ファイルが作成されるディレクトリーです。 パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。

      デフォルトのパスは次のとおりです。

      • Windows の場合。 C:¥Program Files¥IBM¥SDP70
      • Linux の場合 /opt/IBM/SDP70
    3. 「次へ」をクリックして続けます。
  10. 「フィーチャー」ページの「言語」で、 パッケージ・グループの言語を選択します。IBM Rational Asset Manager サーバーのパッケージのユーザー・インターフェース およびドキュメンテーションについて、対応する各国語翻訳がインストールされます。 この選択は、このパッケージ・グループにインストールされたすべてのパッケージ に適用されることに注意してください。
  11. 次の「フィーチャー」ページで、「Rational Asset Manager 手動インストール・オプション (Rational Asset Manager manual installation options)」を選択し、「IBM WebSphere Application Server v6.1 の組み込みバージョン (Embedded version of the IBM WebSphere Application Server v6.1)」をクリアします。 必ずアプリケーション・サーバーに当てはまるアーカイブを選択してください。
    注: 最良の結果を得るためには、「Rational Asset Manager のヘルプとドキュメンテーションの Web アーカイブ (Rational Asset Manager Help and Documentation Web archive)」を選択してください。一部の構成手順でヘルプ・ファイルへのアクセスが必要になるからです。
  12. パッケージをインストールする前に「要約」ページで選択内容を確認します。 前のページで行った選択や構成を変更したい場合は、「戻る」を クリックして変更を行います。
  13. 選択がそのままでよければ、 「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。 プログレス・バーにインストールの 完了パーセントが表示されます。
  14. インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを 確認するメッセージが表示されます。

既存の WebSphere Application Server に IBM Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションをインストールするための EAR および WAR ファイルは、インストール・ディレクトリー¥ram¥apps ディレクトリーで使用できるようになります。

表 2. ダウンロードしたファイルの場所
パス ファイル名 説明
インストール・ディレクトリー¥ram¥apps¥was com.ibm.ram.repository.web_runtime.ear WebSphere Application Server 用の Rational Asset Manager エンタープライズ・アーカイブ
インストール・ディレクトリー¥ram¥apps¥tomcat
  • com.ibm.ram.repository.web.tomcat_runtime.war
  • com.ibm.ram.repository.web.ws.tomcat_runtime.war
Tomcat 用の Rational Asset Manager Web アーカイブ
インストール・ディレクトリー¥ram¥apps¥WAR rmcabdgovernprocess.war アセット・ベースの開発と管理のプロセス
インストール・ディレクトリー¥ram¥apps iehs.war Rational Asset Manager のヘルプとドキュメンテーションの web アーカイブ

インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得

既存のアプリケーション・サーバー上に AIX オペレーティング・システム用の IBM Rational Asset Manager サーバーのバージョンをインストールするには、最初に、サーバー・アプリケーション用の EAR または WAR ファイルをインストール・メディアから取得する必要があります。

AIX の場合、 AIX サーバー・アプリケーションの EAR または WAR ファイルを AIX CD から、あるいは Rational Asset Manager のディスク・イメージから、ローカル・ディスク・イメージに手動でコピーする必要があります。Rational Asset Manager ファイルは、以下の場所にあります。

表 3. AIX 用の Rational Asset Manager サーバーのインストール・ファイルの場所
パス ファイル名 説明
ディスク・ルート¥apps¥was com.ibm.ram.repository.web_runtime.ear WebSphere Application Server 用の Rational Asset Manager エンタープライズ・アーカイブ
ディスク・ルート¥apps¥tomcat
  • com.ibm.ram.repository.web.tomcat_runtime.war
  • com.ibm.ram.repository.web.ws.tomcat_runtime.war
Tomcat 用の Rational Asset Manager Web アーカイブ
ディスク・ルート¥apps¥WAR rmcabdgovernprocess.war アセット・ベースの開発と管理のプロセス
ディスク・ルート¥apps iehs.war Rational Asset Manager のヘルプとドキュメンテーションの web アーカイブ

Rational Asset Manager サーバーの WebSphere Application Server への手動インストール

Rational Asset Manager サーバーは、既存のインストール済み WebSphere Application Server に手動でインストールすることができます。

ファイル・ベースのセキュリティーの構成

インストール後の初期状態では、Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションは、ユーザー認証にファイル・ベースのセキュリティーを使用します。 Rational Asset Manager サーバーを組み込み WebSphere Application Server と共にインストールするシナリオを実行する場合、Installation Manager は自動的にこの構成を行います。

Rational Asset Manager を既存の WebSphere Application Server にインストールするには、ファイル・ベースのセキュリティーを自分で構成する必要があります。

重要: Rational Asset Manager をすでにセキュリティーを構成済み (例えば、LDAP を使用している) の既存の WebSphere Application Server にインストールする場合、Rational Asset Manager のインストールおよび構成が完了するまでに、アプリケーション・サーバーをファイル・ベースのセキュリティーに再構成する必要があります。 サーバー・アプリケーションのインストールおよび構成の後、カスタム・ユーザー・レジストリーを使用するために、WebSphere Application Server のセキュリティー構成をリストアすることができます。

WebSphere Application Server V6.1 でのファイル・ベースのセキュリティーの構成

ローカルのオペレーティング・システムのファイル・ベースのセキュリティーを使用して、Rational Asset Manager のユーザーを認証することができます。 WebSphere Application Server V6.1 でファイル・ベースのセキュリティーを構成する方法を説明します。

開始する前に、users.props および groups.props という名前のファイルの場所を確認します。インストール・プロセスは、これらのファイルを WebSphere Application Server インストール・ルート/ram/conf/security に配置します。

  1. サーバーを始動して、管理コンソールを開きます。
    1. 「コマンド」ウィンドウを開いて、WAS_PROFILE/bin ディレクトリーに移動します。
    2. startServer.bat server1 と入力します。
    3. サーバーが始動したら、Web ブラウザーを開いて、http://localhost:13060/ibm/console に遷移します。 (このポート番号は、13060 とは異なることもあります。確認するには WAS_PROFILE/properties/portdef.props の WC_adminhost プロパティーの値を調べて、その値を代用します) セキュリティーが有効な場合は、https://localhost:13043/ibm/console を使用します。 (このポート番号は、9043 と異なることもあります。確認するには WAS_PROFILE/properties/portdef.props の WC_adminhost_secure プロパティーの値を調べて、その値を代用します。)
  2. 「セキュリティー」をクリックします。
  3. 「セキュアな管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャー (Secure administration, applications, and infrastructure)」をクリックします。
  4. 「使用可能な領域定義 (Available realm definitions)」で、「スタンドアロン・カスタム・レジストリー (Standalone custom registry)」を選択して、「構成」をクリックします。
  5. 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  6. 「新規」をクリックします。
  7. 「名前」フィールドに、groupsFile と入力します。
  8. 「値」フィールドに、groups.props ファイルへのパスを入力します。
  9. 「適用」をクリックします。
  10. 「OK」をクリックします。
  11. 「新規」をクリックします。
  12. 「名前」フィールドに、usersFile と入力します。
  13. 「値」フィールドに、users.props ファイルの場所を入力します。
  14. 「適用」をクリックします。
  15. ページ上部の「スタンドアロン・カスタム・レジストリー (Standalone custom registry)」をクリックします。
  16. 「保管」をクリックします。
  17. 「プライマリー管理ユーザー名 (Primary administrative user name)」「サーバー・ユーザー ID (Server user ID)」、および「パスワード」フィールドに、admin と入力します。
  18. 「OK」をクリックします。
  19. 「構成」ページで、「管理セキュリティーを有効にする (Enable administrative security)」を選択して、「Java 2 セキュリティーの使用... (Use Java 2 security...)」を無効にします。
  20. 「アプリケーション・セキュリティーを有効にする (Enable application security)」が、チェックされたままであることを確認します。
  21. 「使用可能な領域定義 (Available realm definitions)」が、「スタンドアロン・カスタム・レジストリー (Standalone custom registry)」に設定されていることを確認します。
  22. 「現在の値で設定 (Set as current)」をクリックします。
  23. 「適用」をクリックします。
  24. 「保管」をクリックします。
  25. 管理コンソールからログアウトします。
  26. サーバーを再始動するか、コンピューターを再起動します。クラスター化された環境を使用している場合、サーバーを再始動するか、ドメイン・マネージャー (DM) が配置されているコンピューターを再起動してください。
WebSphere Application Server V6.0.2 でのファイル・ベースのセキュリティーの構成

ローカルのオペレーティング・システムのファイル・ベースのセキュリティーを使用して、Rational Asset Manager のユーザーを認証することができます。 WebSphere Application Server V6.0.2 でファイル・ベースのセキュリティーを構成する方法を説明します。

クラスター化環境を使用している場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールを使用します。

  1. 最適な結果を得るために、先に進む前に WebSphere Application Server プロファイルのバックアップを作成します。 バックアップを作成するには、WebSphere¥AppServer¥bin ディレクトリーで、backupConfig.bat を実行します。
  2. users.props および groups.props という名前のファイルを、Rational Asset Manager インストール・ディレクトリー¥ram¥conf¥security ディレクトリーから、削除しないディレクトリーにコピーします。(例えば、WebSphere Application Server インストール・ルート¥ram¥conf¥security ディレクトリーを作成してコピーします。) クラスター化された環境を使用している場合、これらのファイルをクラスター内のドメイン・マネージャー (DM) および他の WebSphere Application Server サーバーの同様な場所にコピーする必要があります。
  3. WebSphere 管理コンソールを開始します。
  4. 「セキュリティー」をクリックします。
  5. 「グローバル・セキュリティー」をクリックします。
  6. 「ユーザー・レジストリー (User Registries)」で、「カスタム」をクリックします。
  7. 「サーバー・ユーザー ID (Server UserID)」および「サーバー・ユーザー・パスワード」フィールドに、admin と入力します。(ユーザー ID およびパスワードは、users.props ファイルになければなりません。そうでない場合、WebSphere Application Server は、そのユーザーのコンソールへのログインを許可しません。)
  8. 「適用」をクリックします。
  9. 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  10. 「新規」をクリックします。
  11. 「名前」フィールドに、groupsFile と入力します。
  12. 「値」フィールドに、groups.props ファイルへのパスを入力します (例えば、WebSphere Application Server インストール・ルート ¥ram¥conf¥security¥groups.props)。
  13. 「適用」をクリックします。
  14. 「OK」をクリックします。
  15. 「新規」をクリックします。
  16. 「名前」フィールドに、usersFile と入力します。
  17. 「値」フィールドに users.props ファイルのロケーションを入力します (例えば、WebSphere Application Server インストール・ルート ¥ram¥conf¥security¥users.props)。
  18. 「適用」をクリックします。
  19. 「OK」をクリックします。
  20. 「カスタム・プロパティー」ページに、groupsFile および usersFile のエントリーが表示されるようになります。
  21. 「グローバル・セキュリティー」をクリックします。
  22. WebSphere Application Server のセキュリティーを有効にします。
    1. 「グローバル・セキュリティーを有効にする (Enable global security)」 をクリックします。
    2. 「Java 2 セキュリティーを強制にする」をクリアします。
    3. 「アクティブ・ユーザー・レジストリー (Active user registry)」ドロップダウン・リストから、「カスタム・ユーザー・レジストリー (Custom user registry)」を選択します。
    4. 「適用」をクリックします。
    5. 「OK」をクリックします。
    6. 「グローバル・セキュリティー」ページの上部に、情報メッセージがいくつか表示されるようになります。 「保管」をクリックし、プロンプトを出されたら、もう一度「保管」をクリックして変更を適用します。
  23. 管理コンソールからログアウトします。
  24. サーバーを再始動するか、マシンを再起動します。クラスター化された環境を使用している場合、サーバーを再始動するか、ドメイン・マネージャー (DM) が配置されているマシンを再起動してください。

データベース接続の構成

このセクションでは、データベースおよび WebSphere Application Server 間の接続を作成する方法を説明します。

WebSphere Application Server V6.1 および DB2 間のデータベース接続の構成

WebSphere Application Server V6.1、および Rational Asset Manager 用に DB2 に作成されたデータベース・テーブル間のデータベース接続を手動で確立することができます。

クラスター化されたサーバー環境で作業する場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールを、WebSphere Application Server Console のすべてのステップで使用します。

  1. WebSphere 管理コンソールを開始します。
  2. ユーザー ID admin およびパスワード admin (前のセクション「セキュリティーの構成」で定義した) を使用して、ログインします。
  3. DB2 および WebSphere Application Server が同じサーバーにインストールされていない場合、リモートのインストール済み DB2 と通信するために、DB2 Agent Installer が WebSphere Application Server と共にインストールされていることを確認してください。
  4. データベース接続を作成します。
    1. 「ナビゲーション」ペインの「リソース」をクリックします。
    2. 「JDBC」をクリックします。
    3. 「JDBC プロバイダー (JDBC Providers)」をクリックします。
  5. JDBC プロバイダーを作成します。
    1. 「新規」をクリックします。
    2. データベース・タイプに「DB2」を選択します。
    3. プロバイダー・タイプに、「DB2 Universal JDBC ドライバー」を選択します。
    4. 実装タイプに、「接続プール・データ・ソース (Connection pool data source)」を選択します。
    5. 「次へ」をクリックします。
    6. 「データベース・クラスパス情報の入力 (Enter database class path information)」 ページで、「ディレクトリー・ロケーション」フィールドに、DB2 Java ディレクトリーへのパスを入力します。
    7. 「次へ」をクリックします。
    8. 「終了」をクリックします。
    9. 「JDBC プロバイダー (JDBC Providers)」ページで、「保管」をクリックします。
  6. データベースを JNDI 名にバインドします。
    1. 「DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー (DB2 Universal JDBC Driver Provider)」リンクをクリックします。
    2. 「追加のプロパティー (Additional Properties)」で、「データ・ソース」をクリックします。
    3. 「新規」をクリックします。
    4. 「JNDI 名」フィールドに、jdbc/RAM_Con と入力します。
    5. 「次へ」をクリックします。
    6. 「データベース名」フィールドに、データベースの名前を入力します。
    7. 「サーバー名」フィールドに、サーバーの名前を入力します。
    8. 「次へ」をクリックします。
    9. 「終了」をクリックします。
  7. J2C 認証をセットアップします。
    1. 「JAAS-J2C 認証データ (JAAS-J2C authentication data)」ページで、DB2 データベースへの認証用の「別名」「ユーザー ID」、および「パスワード」を入力します。
    2. DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー (DB2 Universal JDBC Driver Provider) をクリックします。
    3. node_name/db2admin (または、JAAS-J2C 認証別名用に作成した名前) を選択します。通常の環境では、認証別名にはノード名の接頭部が付きます。
    4. 「OK」をクリックします。
    5. 「保管」をクリックします。
  8. コンソールからログアウトします。
  9. サーバーを再始動します。
  10. クラスター環境では、ドメイン・マネージャー (DM) を必ず再始動してください。
WebSphere Application Server V6.0.2 および DB2 間のデータベース接続の構成

WebSphere Application Server V6.0.2、および Rational Asset Manager 用に DB2 V9.1 または V8.2 に作成されたデータベース・テーブル間のデータベース接続を手動で確立することができます。

クラスター化されたサーバー環境で作業する場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールを、WebSphere Application Server Console のすべてのステップで使用します。

  1. WebSphere 管理コンソールを開始します。
  2. ユーザー ID admin およびパスワード admin (前のセクション「セキュリティーの構成」で定義した) を使用して、ログインします。
  3. DB2 および WebSphere Application Server が同じサーバーにインストールされていない場合、リモートのインストール済み DB2 と通信するために、DB2 Agent Installer が WebSphere Application Server と共にインストールされていることを確認してください。
  4. DB2 JDBC ドライバー・パスをセットアップします。
    1. 「ナビゲーション」ペインで、「環境」をクリックします。
    2. 「WebSphere 変数」をクリックします。
    3. 「新規」をクリックします。
    4. 「名前」フィールドに、DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH と入力します。
    5. 「値」フィールドに、SQLLib へのパスを入力します (例えば、D:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB¥java)。
    6. 「適用」をクリックします。
    7. 「OK」をクリックします。
  5. J2C 認証をセットアップします。
    1. 「セキュリティー」をクリックします。
    2. 「グローバル・セキュリティー」をクリックします。
    3. 「グローバル・セキュリティー」ウィンドウの「認証」セクションで、「JAAS 構成」をクリックします。
    4. J2C 認証データ (J2C Authentication Data)」をクリックします。
    5. 「新規」をクリックします。
    6. 「別名エントリー (Alias Entry)」フィールドに、RAM_Con と入力します。
    7. 「ユーザー ID」フィールドに、管理者権限を持つ DB2 ユーザー ID を入力します (例えば、db2admin)。
    8. 「パスワード」フィールドに、このユーザー ID のパスワードを入力します (例えば、db2admin)。
    9. 「適用」をクリックします。
    10. 「OK」をクリックします。
  6. データベース接続を作成します。
    1. 「ナビゲーション」ペインの「リソース」をクリックします。
    2. 「JDBC プロバイダー (JDBC Providers)」をクリックします。
    3. リモートのインストール済み DB2 を使用する場合、必ず「ノード」および「サーバー」エントリーをクリアして、「適用」をクリックします。
    4. クラスター化された環境で作業する場合、クラスターの名前を「クラスター」フィールドに入力して、「適用」をクリックします。
  7. 他の JDBC ドライバーが Rational Asset Manager に定義されている (例えば、JNDI Name = jdbc/RAM_Con) 場合、以下のステップを完了する前にそれらのドライバーを削除します。
  8. JDBC プロバイダーを作成します。
    1. 「新規」をクリックします。
    2. データベース・タイプに「DB2」を選択します。
    3. プロバイダー・タイプに、「DB2 Universal JDBC ドライバー」を選択します。
    4. 実装タイプに、「接続プール・データ・ソース (Connection pool data source)」を選択します。
    5. 「次へ」をクリックします。
    6. 「適用」をクリックします。
    7. 「データ・ソース」をクリックします。
    8. 「新規」をクリックします。
  9. データベースを JNDI 名にバインドします。
    1. 「JNDI 名」で、jdbc/RAM_Con を選択します。
    2. 「コンポーネント管理下認証別名」フィールドで、前に作成した J2C 認証を選択します。
    3. 「データベース名」フィールドに、DB2 に作成した Rational Asset Manager データベースの名前を入力します (例えば、RAMDB)。
    4. 「ドライバー・タイプ」に、4 と入力します。
    5. 「サーバー名」で、DB2 がインストールされているマシンの名前を選択します。
    6. 「適用」をクリックします。
    7. 「OK」をクリックします。
    8. 「接続のテスト」をクリックします。
  10. WebSphere Application Server 構成を保管します。
    1. ウィンドウ上部の「保管」をクリックします。
    2. 次のウィンドウで、「保管」をクリックします。
  11. コンソールからログアウトします。
  12. サーバーを再始動します。
  13. クラスター環境では、ドメイン・マネージャー (DM) を必ず再始動してください。
WebSphere Application Server および Oracle 間のデータベース接続の構成

WebSphere Application Server V6.1 (または V6.0.2)、および Rational Asset Manager 用に Oracle 10g (または 9i) に作成されたデータベース・テーブル間のデータベース接続を手動で確立することができます。

クラスター化されたサーバー環境で作業する場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールを、WebSphere 管理コンソールのすべてのステップで使用します。

  1. odbc14.jar ファイルが Oracle 10g (10.2) 以降のものであることを確認します。このファイルの古いバージョンは使用できません。必要な場合、使用するバージョンのファイルを WebSphere Application Server サーバーのフォルダー (例えば、D:¥Oracle) にコピーします。
  2. WebSphere 管理コンソールを開始します。
  3. ユーザー ID admin およびパスワード admin (前のセクション「セキュリティーの構成」で定義した) を使用して、ログインします。
  4. Oracle ドライバー・パスをセットアップします。
    1. 「ナビゲーション」ペインで、「環境」をクリックします。
    2. 「WebSphere 変数」をクリックします。
    3. 「新規」をクリックします。
    4. 「名前」フィールドで、Oracle_JDBC_DRIVER_PATH を選択します。
    5. 「値」フィールドに、必要なバージョンの ojdbc14.jar ファイルが存在する Oracle ライブラリーへのパスを選択します (例えば、D:¥Oracle)。
    6. 「適用」をクリックします。
    7. 「OK」をクリックします。
  5. J2C 認証をセットアップします。
    1. 「セキュリティー」をクリックします。
    2. 「グローバル・セキュリティー」をクリックします。
    3. 「グローバル・セキュリティー」ウィンドウの「認証」セクションで、「JAAS 構成」をクリックします。
    4. J2C 認証データ (J2C Authentication Data)」をクリックします。
    5. 「新規」をクリックします。
    6. 「別名エントリー (Alias Entry)」フィールドに、RAM_Con と入力します。
    7. 「ユーザー ID」 フィールドに、管理者権限を持つ Oracle ユーザー ID を入力します。Oracle の場合、ここで定義するユーザー ID は、スキーマに付けられた名前でなければなりません (例えば、ramschema)。
    8. 「パスワード」フィールドに、このユーザー ID のパスワードを入力します。
    9. 「適用」をクリックします。
    10. 「OK」をクリックします。
  6. データベース接続を作成します。
    1. 「ナビゲーション」ペインの「リソース」をクリックします。
    2. 「JDBC プロバイダー (JDBC Providers)」をクリックします。
    3. リモート環境にインストールされた DB2 を使用する場合、必ず「ノード」および「サーバー」エントリーをクリアして、「適用」をクリックします。
    4. クラスター化された環境で作業する場合、クラスターの名前を「クラスター」フィールドに入力して、「適用」をクリックします。
  7. 他の JDBC ドライバーが Rational Asset Manager に定義されている (例えば、JNDI Name = jdbc/RAM_Con) 場合、以下のステップを完了する前にそれらのドライバーを削除します。
  8. JDBC プロバイダーを作成します。
    1. 「新規」をクリックします。
    2. データベース・タイプに「Oracle」を選択します。
    3. プロバイダー・タイプに、「Oracle JDBC ドライバー」を選択します。
    4. 実装タイプに、「接続プール・データ・ソース (Connection pool data source)」を選択します。
    5. 「次へ」をクリックします。
    6. 「適用」をクリックします。
    7. 「データ・ソース」をクリックします。
    8. 「新規」をクリックします。
  9. データベースを JNDI 名にバインドします。
    1. 「JNDI 名」で、jdbc/RAM_Con を選択します。
    2. 「データ・ストア・ヘルパー・クラス名 (Data store helper class name)」で、インストール済みの Oracle のレベルを選択します (例えば、Oracle 9i および以前のデータ・ストア・ヘルパー)。
    3. 「コンポーネント管理下認証別名」フィールドで、前に作成した J2C 認証を選択します。
    4. 「URL」フィールドに、Oracle 管理者から提供されたパスを入力します。それは、次の形式を持っています。jdbc:oracle:thin:@fully_qualified_machine_name:oracle_port_number:database_name
    5. 「適用」をクリックします。
    6. 「OK」をクリックします。
    7. 「接続のテスト」をクリックします。
  10. WebSphere Application Server 構成を保管します。
    1. ウィンドウ上部の「保管」をクリックします。
    2. 次のウィンドウで、「保管」をクリックします。
  11. コンソールからログアウトします。
  12. サーバーを再始動します。
  13. クラスター環境では、ドメイン・マネージャー (DM) を必ず再始動してください。
WebSphere Application Server V6.02 および Microsoft SQL Server 2005 間のデータベース接続の構成

WebSphere Application Server V6.0.2、および Microsoft SQL Server 2005 用に作成されたデータベース・テーブル間のデータベース接続を手動で確立することができます。

クラスター化されたサーバー環境で作業する場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールを、WebSphere Application Server Console のすべてのステップで使用します。

  1. WebSphere 管理コンソール を開始します。
  2. ユーザー ID admin とパスワード admin (前のセクション「セキュリティーの構成」で定義) を使用してログインします。
  3. 「環境」「WebSphere 変数 (WebSphere Variables)」の順にクリックします。 「WebSphere 変数 (WebSphere Variables)」ページが開きます。
  4. 「MSSQLSERVER_JDBC_DRIVER_PATH」 をクリックします。 「MSSQLSERVER_JDBC_DRIVER_PATH」ページが開きます。
  5. 「値」フィールドに、MSSQLServer 2005 用の Microsoft JDBC ドライバー (sqljdbc.jar) を含んだディレクトリーへのパスを入力し、「OK」をクリックします。
  6. 「リソース」「JDBC プロバイダー」を順にクリックし、「JDBC プロバイダー」ページが開いたら、 「新規」をクリックします。
  7. JDBC プロバイダーを作成します。
    1. 「JDBC プロバイダー」ページで、「新規」をクリックします。
    2. データベース・タイプについては、「ユーザー定義」を選択し、「次へ」をクリックします。
    3. プロバイダー・タイプについては、「ユーザー定義の JDBC ドライバー (User-defined JDBC provider)」を選択します。
    4. 実装タイプについては、「ユーザー定義」を選択します。
    5. 「次へ」をクリックします。
    6. 「名前」には、Microsoft SQL Server 2005 JDBC provider と入力します。
    7. 「クラスパス」には、{$MSSQLSERVER_JDBC_DRIVER_PATH}/sqljdbc.jar と入力します。
    8. 「実装クラス名」には、com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource と入力します。
    9. 「適用」をクリックします。データ・ソースのリンクがアクティブになります。
  8. データベースを JNDI 名にバインドします。
    1. 「追加のプロパティー (Additional Properties)」で、「データ・ソース」をクリックします。
    2. 「新規」をクリックします。
    3. 「名前」フィールドに、Microsoft SQLServer 2005 JDBC RAM と入力します。
    4. 「JNDI 名」フィールドに、jdbc/RAM_Con と入力します。
    5. 「データ・ストア・ヘルパー・クラス名」の下で、「ユーザー定義のデータ・ストア・ヘルパーを指定する (Specify a user-defined data store helper)」を選択し、次に「パッケージ修飾のデータ・ストア・ヘルパー・クラス名を入力 (Enter a package-qualified data store helper class name)」com.ibm.websphere.rsadapter.ConnectJDBCDataStoreHelper と入力します。
    6. 「適用」をクリックします。「カスタム・プロパティー」リンクが使用可能となります。
    7. 「カスタム・プロパティー」をクリックし、次に 「カスタム・プロパティー」ページで「新規」をクリックします。
    8. 「名前」フィールドに databaseName と入力し、「値」フィールドに RAMDB と入力するか、 データベース用に使用した名前を入力します。
    9. 「OK」をクリックします。「カスタム・プロパティー」ページに戻ります。
    10. サーバー名用に別のカスタム・プロパティーを追加します。「新規」をクリックします。「名前」フィールドに serverName と入力し、また 「値」フィールドにサーバーの名前 (たとえば myserver.com) を入力し、次に「OK」をクリックします。
    11. ポート番号用に別のカスタム・プロパティーを追加します。 「新規」をクリックします。「名前」フィールドに portNumber と入力し、また 「値」フィールドにポート番号 (デフォルトは通常 1443) を入力し、次に 「OK」をクリックします。
    12. 「OK」をクリックします。「カスタム・プロパティー」ページに戻ります。
  9. J2C 認証をセットアップします。
    1. ページの上部近くにあるリンク「Microsoft SQLServer 2005 JDBC RAM」をクリックします。
    2. 「J2EE コネクター・アーキテクチャー (J2C) 認証データ項目 (J2EE Connector Architecture (J2C) authentication data entries)」をクリックします。
    3. 「新規」をクリックします。
    4. 「JAAS-J2C 認証データ (JAAS-J2C authentication data)」ページで、Microsoft SQL Server 2005 データベースへの認証のため、「エイリアス」「ユーザー ID」、および「パスワード」を入力します。
    5. 「OK」をクリックします。
    6. ページの上部近くにあるリンク「Microsoft SQLServer 2005 JDBC RAM」をクリックします。
    7. 「コンテナー管理認証」の下で、 JAAS-J2C 認証エイリアス用に作成した名前を選択します。 通常、認証エイリアスの名前の前にノード名が付加されます。
    8. 「OK」をクリックします。
    9. 「保管」をクリックします。
  10. コンソールからログアウトします。
  11. サーバーを再始動します。
  12. クラスター環境では、ドメイン・マネージャー (DM) を必ず再始動してください。
WebSphere Application Server V6.1 および Microsoft SQL Server 2005 間のデータベース接続の構成

WebSphere Application Server V6.1、および Microsoft SQL Server 2005 用に作成されたデータベース・テーブル間のデータベース接続を手動で確立することができます。

クラスター化されたサーバー環境で作業する場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールを、WebSphere Application Server Console のすべてのステップで使用します。

  1. WebSphere 管理コンソール を開始します。
  2. ユーザー ID admin とパスワード admin (前のセクション「セキュリティーの構成」で定義) を使用して、ログインします。
  3. 「環境」「WebSphere 変数 (WebSphere Variables)」の順にクリックします。 「WebSphere 変数 (WebSphere Variables)」ページが開きます。
  4. 「MSSQLSERVER_JDBC_DRIVER_PATH」 をクリックします。 「MSSQLSERVER_JDBC_DRIVER_PATH」ページが開きます。
  5. 「値」フィールドに、MSSQLServer 2005 用の Microsoft JDBC ドライバー (sqljdbc.jar) を含んだディレクトリーへのパスを入力し、「OK」をクリックします。
  6. 「リソース」「JDBC プロバイダー」を順にクリックし、「JDBC プロバイダー」ページが開いたら、 「新規」をクリックします。
  7. JDBC プロバイダーを作成します。
    1. 「JDBC プロバイダー」ページで、「新規」をクリックします。
    2. データベース・タイプとして、「ユーザー定義」を選択します。
    3. 「実装クラス名」には、com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource と入力します。
    4. 「名前」には、Microsoft SQL Server 2005 JDBC provider と入力します。
    5. 「次へ」をクリックします。
    6. 「クラスパス」には、{$MSSQLSERVER_JDBC_DRIVER_PATH}/sqljdbc.jar と入力します。
    7. 「終了」をクリックします。
  8. データベースを JNDI 名にバインドします。
    1. 「JDBC プロバイダー」ページで、「Microsoft SQL Server 2005 JDBC プロバイダー」 (前のステップで作成した JDBC プロバイダーのリンク ) をクリックします。
    2. 「追加のプロパティー (Additional Properties)」で、「データ・ソース」をクリックします。
    3. 「新規」をクリックします。
    4. 「データ・ソース名」フィールドに、Microsoft SQLServer 2005 JDBC RAM と入力します。
    5. 「JNDI 名」フィールドに、jdbc/RAM_Con と入力します。
    6. 「次へ」をクリックします。
    7. 「データ・ストア・ヘルパー・クラス名 (Data store helper class name)」には、com.ibm.websphere.rsadapter.ConnectJDBCDataStoreHelper と入力します。
    8. 「次へ」をクリックし、次に「終了」をクリックします。
    9. 「Microsoft SQLServer 2005 JDBC RAM データ・ソース」ページの「追加のプロパティー (Additional Properties)」の下で、「カスタム・プロパティー」をクリックします。
    10. 「カスタム・プロパティー」ページで、「新規」をクリックします。
    11. 「名前」フィールドに databaseName と入力し、「値」フィールドに RAMDB と入力するか、 データベース用に使用した名前を入力します。
    12. 「OK」をクリックします。「カスタム・プロパティー」ページに戻ります。
    13. サーバー名用に別のカスタム・プロパティーを追加します。「新規」をクリックします。「名前」フィールドに serverName と入力し、また 「値」フィールドにサーバーの名前 (たとえば myserver.com) を入力し、次に「OK」をクリックします。
    14. ポート番号用に別のカスタム・プロパティーを追加します。 「新規」をクリックします。「名前」フィールドに portNumber と入力し、また 「値」フィールドにポート番号 (デフォルトは通常 1443) を入力し、次に 「OK」をクリックします。
    15. 「OK」をクリックします。「カスタム・プロパティー」ページに戻ります。
  9. J2C 認証をセットアップします。
    1. ページの上部近くにあるリンク「Microsoft SQLServer 2005 JDBC RAM」をクリックします。
    2. 「関連項目 (Related items)」の下で、「JAAS-J2C 認証データ (JAAS-J2C authentication data)」をクリックします。
    3. 「新規」をクリックします。
    4. Microsoft SQL Server 2005 データベースへの認証のため、「エイリアス」「ユーザー ID」、および「パスワード」を入力します。
    5. 「OK」をクリックします。
    6. ページの上部近くにあるリンク「Microsoft SQLServer 2005 JDBC RAM」をクリックします。
    7. 「コンテナー管理認証」の下で、 JAAS-J2C 認証エイリアス用に作成した名前を選択します。 通常、認証エイリアスの名前の前にノード名が付加されます。
    8. 「OK」をクリックします。
    9. 「保管」をクリックします。
  10. コンソールからログアウトします。
  11. サーバーを再始動します。
  12. クラスター環境では、ドメイン・マネージャー (DM) を必ず再始動してください。

WebSphere Application Server への Rational Asset Manager サーバーのデプロイ

このセクションでは、WebSphere Application Server に Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションをデプロイする方法を説明します。

WebSphere Application Server V6.1 への Rational Asset Manager のデプロイ

Rational Asset Manager は、既存のインストール済み WebSphere Application Server V6.1 に手動でインストールすることができます。

クラスター化された環境に製品をインストールする場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールをすべての管理コンソール・ステップで使用します。

  1. WebSphere Application Server 用の Rational Asset Manager エンタープライズ・アーカイブ・ファイル com.ibm.ram.repository.web_runtime.ear を見つけます。このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
  2. WebSphere 管理コンソールを起動します。
  3. 「アプリケーション」をクリックします。
  4. 「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  5. 「インストール」をクリックします。
  6. Rational Asset Manager サーバー EAR ファイルのパスおよびファイル名を入力します。
  7. 「インストール・オプションおよびパラメーターをすべて表示 (Show me all installation options and parameters)」をクリックします。
  8. 「ステップ 6: リソース参照のリソースへのマップ (Step 6: Map Resource references to resources)」が表示されるまで「次へ」をクリックするか、「ナビゲーション」ペインからこのステップを選択します。
  9. 「リソース参照のリソースへのマップ (Map Resource References to resources)」という表題のページで、以下のステップを行います。
    1. javax.sql.DataSource セクションで、表から両方のモジュールを選択します。
    2. 同じセクションの「認証方式の指定」で、「デフォルト・メソッドの使用 (多対 1 マッピング) 」を選択し、認証データ入力で、メニューから node_name/RAM_Con を選択します。
    3. 「JNDI 名」で、jdbc/RAM_Con を選択して、「適用」をクリックします。
    4. 「認証データ入力の指定 (Specify Authentication Data Entry)」の javax.sql.DataSource のセクションで、「デフォルト・メソッドの使用」を選択し、メニューから node_name/RAM_Con を選択します。
    5. 「適用」をクリックします。
    6. 「次へ」をクリックします。
      注: ページに、リソース参照に必要なリソース割り当て (jms/RAM_Factory、 jms/RAM_Cache、url/RAM_Local、および url/RAM_Persist) が欠落しているという一連の警告が表示されることがあります。これらの警告は無視しても問題ありません。「続行」をクリックします。
  10. 続く 3 ページで「次へ」をクリックするか、「ナビゲーション」ペインで「ステップ 10」をクリックします。
  11. 「サマリー」という表題のページで、「終了」をクリックします。
  12. EAR ファイルのインストールが終了したら、「マスター構成に保管 (Save to Master Configuration)」をクリックします。
  13. 「保管」をクリックします。
  14. Rational Asset Manager のヘルプとドキュメンテーションの Web アーカイブのインストール
    1. 「アプリケーション」「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    2. 「インストール」をクリックします。
    3. 「パスの指定」フィールドに、Rational Asset Manager のヘルプおよびドキュメンテーション WAR ファイル iehs.war のパスおよびファイル名を入力します。このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    4. 「コンテキスト・ルート」フィールドで、そのコンテキスト・ルートに help と入力します。
    5. 「ステップ 3: 仮想ホストの Web モジュールへのマップ」が表示されるまで「次へ」をクリックします。Web モジュールを選択して、「次へ」をクリックします。
    6. 「サマリー」という表題のページで、「終了」をクリックします。
    7. WAR ファイルのインストールが終了したら、「マスター構成に保管 (Save to Master Configuration)」をクリックします。
    8. 「保管」をクリックします。
  15. アセット・ベースの開発と管理のプロセスの Web アーカイブをインストールします。
    1. 「アプリケーション」「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    2. 「インストール」をクリックします。
    3. 「パスの指定」フィールドに、アセット・ベースの開発と管理のプロセスの WAR ファイル rmcabdgovernprocess.war のパスおよびファイル名を入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    4. 「コンテキスト・ルート」フィールドで、そのコンテキスト・ルートに com.ibm.ram.repository.web/abdprocess と入力します。
    5. 「ステップ 3: 仮想ホストの Web モジュールへのマップ」が表示されるまで「次へ」をクリックします。Web モジュールを選択して、「次へ」をクリックします。
    6. 「サマリー」という表題のページで、「終了」をクリックします。
    7. WAR ファイルのインストールが終了したら、「マスター構成に保管 (Save to Master Configuration)」をクリックします。
    8. 「保管」をクリックします。
  16. アプリケーションを開始します。
    1. 「ナビゲーション」ペインで、「アプリケーション」をクリックします。
    2. 「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    3. 新しくインストールした Rational Asset Manager アプリケーションを選択して、「開始」をクリックします。
  17. Rational Asset Manager が IIS または Apache サーバーからアクセスされる場合は、以下のステップを行います。Rational Asset Manager が Web サーバー・フロントエンドを使用せずにアクセスされる場合は、このステップをスキップします。
    1. 「ナビゲーション」ペインで、「サーバー」をクリックします。
    2. 「Web サーバー」をクリックします。
    3. Web サーバー名を選択して、「プラグインの生成 (Generate Plug-in)」をクリックします。 (Web サーバー・プラグインを作成したことがない場合は、Web サーバー・プラグインのインストール (Installing Web server plug-ins) を参照してください。)
    4. Web サーバー名をもう一度チェックして、「プラグインの伝搬 (Propagate Plug-in)」をクリックします。これで、プラグインが Web サーバーに転送され、Rational Asset Manager Server アプリケーションが、インストール済みの Web サーバーから参照できるようになります
  18. WebSphere Application Server および Web サーバーを再始動します。
  19. 以下の URL を使用して、Rational Asset Manager にアクセスします。
    1. Web サーバーを使用する場合は、http://machine_name/com.ibm.ram.repository.web/home.faces と入力します。
    2. Web サーバーを使用しない場合は、http://machine_name:13080/com.ibm.ram.repository.web/home.faces と入力します。(この URL が使用できない場合、「ナビゲーション」ペインの「環境」の「仮想ホスト」に定義されたデフォルト・ホストのポート番号を使用します。)
  20. Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションを構成します。Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの構成を参照してください。
WebSphere Application Server V6.0.2 への Rational Asset Manager のデプロイ

Rational Asset Manager は、既存のインストール済み WebSphere Application Server V.6.0.2 に手動でインストールすることができます。

クラスター化された環境にインストールする場合、ドメイン・マネージャー (DM) 上の WebSphere 管理コンソールをすべての管理コンソール・ステップで使用します。

  1. WebSphere Application Server 用の Rational Asset Manager エンタープライズ・アーカイブ・ファイル com.ibm.ram.repository.web_runtime.ear を見つけます。このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
  2. WebSphere 管理コンソールを起動します。
  3. 「アプリケーション」をクリックします。
  4. 「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  5. 「インストール」をクリックします。
  6. 「パスの指定」フィールドに、Rational Asset Manager サーバー EAR ファイルのパスおよびファイル名を入力します。
  7. 「ステップ 3 リソース参照のリソースへのマップ (Step 3: Map resource references to resources)」が表示されるまで「次へ」をクリックするか、「ナビゲーション」ペインからこのページを選択します。
  8. 「リソース参照のリソースへのマップ (Map resource references to resources)」という表題のページで、以下のステップを行います。
    1. 「既存のリソース JNDI 名を選択する」の下の javax.sql.DataSource のセクションで、jdbc/RAM_Con を選択して、「適用」をクリックします。
    2. 「認証方式の指定」で、「デフォルト・メソッドの使用」を選択し、ドロップダウン・メニューから node_name/RAM_Con を選択します。
    3. 「適用」をクリックします。
    4. javax.sql.DataSource セクションのモジュールの表で、両方のモジュールを選択します。
    5. 「次へ」をクリックします。
      注: ページに、リソース参照に必要なリソース割り当て (jms/RAM_Factory、 jms/RAM_Cache、url/RAM_Local、および url/RAM_Persist) が欠落しているという一連の警告が表示されることがあります。これらの警告は無視しても問題ありません。「続行」をクリックします。
  9. 「ステップ 6 サマリー」が表示されるまで「次へ」をクリックするか、「ナビゲーション」ペインからこのページを選択します。
  10. 「サマリー」という表題のページで、「終了」をクリックします。
  11. EAR ファイルのインストールが終了したら、「マスター構成に保管 (Save to Master Configuration)」をクリックします。
  12. 「保管」をクリックします。
  13. Rational Asset Manager のヘルプとドキュメンテーションの Web アーカイブをインストールします。
    1. 「アプリケーション」「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    2. 「インストール」をクリックします。
    3. 「パスの指定」フィールドに、Rational Asset Manager のヘルプおよびドキュメンテーション WAR ファイル iehs.war のパスおよびファイル名を入力します。このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    4. 「コンテキスト・ルート」フィールドで、そのコンテキスト・ルートに help と入力します。
    5. 「ステップ 3: 仮想ホストの Web モジュールへのマップ (Step 3: Map virtual hosts for Web modules)」が表示されるまで「次へ」をクリックします。Web モジュールを選択して、「次へ」をクリックします。
    6. 「サマリー」という表題のページで、「終了」をクリックします。
    7. WAR ファイルのインストールが終了したら、「マスター構成に保管 (Save to Master Configuration)」をクリックします。
    8. 「保管」をクリックします。
  14. アセット・ベースの開発と管理のプロセスの Web アーカイブをインストールします。
    1. 「アプリケーション」「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    2. 「インストール」をクリックします。
    3. 「パスの指定」フィールドに、アセット・ベースの開発と管理のプロセスの WAR ファイル rmcabdgovernprocess.war のパスおよびファイル名を入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    4. 「コンテキスト・ルート」フィールドで、そのコンテキスト・ルートに com.ibm.ram.repository.web/abdprocess と入力します。
    5. 「ステップ 3: 仮想ホストの Web モジュールへのマップ (Step 3: Map virtual hosts for Web modules)」が表示されるまで「次へ」をクリックします。Web モジュールを選択して、「次へ」をクリックします。
    6. 「サマリー」という表題のページで、「終了」をクリックします。
    7. WAR ファイルのインストールが終了したら、「マスター構成に保管 (Save to Master Configuration)」をクリックします。
    8. 「保管」をクリックします。
  15. アプリケーションを開始します。
    1. 「ナビゲーション」ペインで、「アプリケーション」をクリックします。
    2. 「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    3. 新しくインストールした Rational Asset Manager アプリケーションを選択して、「開始」をクリックします。
  16. Rational Asset Manager が IIS または Apache サーバーからアクセスされる場合は、以下のステップを行います。Rational Asset Manager が Web サーバー・フロントエンドを使用せずにアクセスされる場合は、このステップをスキップします。
    1. 「ナビゲーション」ペインで、「サーバー」をクリックします。
    2. 「Web サーバー」をクリックします。
    3. Web サーバー名を選択して、「プラグインの生成 (Generate Plug-in)」をクリックします。 (Web サーバー・プラグインを作成したことがない場合は、Web サーバー・プラグインのインストール (Installing Web server plug-ins) を参照してください。)
    4. Web サーバー名をもう一度チェックして、「プラグインの伝搬 (Propagate Plug-in)」をクリックします。これで、プラグインが Web サーバーに転送され、Rational Asset Manager Server アプリケーションが、インストール済みの Web サーバーから参照できるようになります
  17. WebSphere Application Server および Web サーバーを再始動します。
  18. 以下の URL を使用して、Rational Asset Manager にアクセスします。
    1. Web サーバーを使用する場合は、http://<machine_name>/com.ibm.ram.repository.web/home.faces と入力します。
    2. Web サーバーを使用しない場合は、http://<machine_name>:13080/com.ibm.ram.repository.web/home.faces と入力します。(この URL が使用できない場合、「ナビゲーション」ペインの「環境」の「仮想ホスト」に定義されたデフォルト・ホストのポート番号を使用します。)
  19. Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションを構成します。Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの構成を参照してください。

Rational Asset Manager サーバーを Tomcat にインストール

Rational Asset Manager は、既存のインストール済み Apache Tomcat に手動でインストールすることができます。

DB2 に接続された Apache Tomcat V5.1.5 または V5.5.17 への Rational Asset Manager のデプロイ

Rational Asset Manager は、インストール済みの Apache Tomcat に手動でインストールすることができます。 Rational Asset Manager を Tomcat V.5.1.5 または V5.5.17 にデプロイする方法を説明します。

Tomcat server はインストール済みで、実行中である必要があります。

  1. Rational Asset Manager Server の WAR ファイルを見つけます。インストーラーは、これらのファイルを Rational Asset Manager のインストール・ルート/tomcat に配置します。
  2. Tomcat Manager を開始します。http://localhost:8080/manager/html を開きます。
  3. Tomcat を構成して、DB2 にアクセスします。
    1. ファイル TOMCAT_INSTALL_PATH¥conf¥server.xml をテキスト・エディターで開きます。
    2. server.xml 内で <Connector port="8080" で始まる行を見つけます。この行の始めを <Connector port="8080" URIEncoding="UTF-8" に変更します。
    3. server.xml 内のグローバル JNDI リソースのオープン・タグとクローズ・タグの間 (<GlobalNamingResources></GlobalNamingResources> の間) に、ご使用のバージョンの Tomcat 用の以下のテキストを入力します。
      注: your_username および your_password には、データベースにアクセス権限を持つユーザー ID およびパスワードを使用します。 "maxWait"、"maxActive"、および "maxIdle" に表示されている値はサンプル値であり、パフォーマンスの必要に応じて調整できます。
    Tomcat V5.5.17 の場合、次のように入力します。
    <Resource name="jdbc/RAM_Con"
    type="javax.sql.DataSource"
    driverClassName="com.ibm.db2.jcc.DB2Driver"
    username="your_username"
    password="your_password"
    url=" jdbc:db2://fully_qualified_server_name:db2_port_number/database_name "
    poolPreparedStatements="true"
    maxWait="5000"
    maxActive="4"
    maxIdle="2"/>
    Tomcat V5.0.28 の場合、次のように入力します。
    <Resource name="jdbc/RAM_Con" type="javax.sql.DataSource"/>
    <ResourceParams name="jdbc/RAM_Con">
    <parameter>
    <name>driverClassName</name>
    <value>com.ibm.db2.jcc.DB2Driver</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>username</name>
    <value>your_username</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>password</name>
    <value>your_password</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>url</name>
    <value>jdbc:db2://fully_qualified_server_name:db2_port_number/database_name</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>poolPreparedStatements</name>
    <value>true</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>maxWait</name>
    <value>5000</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>maxActive</name>
    <value>4</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>maxIdle</name>
    <value>2</value>
    </parameter>
    </ResourceParams>
  4. Tomcat サーバーのセキュリティーを構成します。
    1. ファイル Tomcat_install_path¥conf¥tomcat-users.xml を編集します。
    2. 認証に必要なユーザー ID を追加します。
  5. DB2 インストールの DB2 インストール・ロケーション¥java フォルダーから、次の JAR ファイルを Tomcat_install_path¥common¥lib フォルダーにコピーします。
  6. Tomcat サーバーを再始動します。
  7. Rational Asset Manager WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager (http://localhost:8080/manager/html) を開いて、管理者のユーザー ID およびパスワードでログインします。
    2. デプロイする WAR ファイルの下の Tomcat Web Application Manager のページの下部にある「アップロードする WAR ファイルの選択 (Select WAR file to upload)」フィールドで、インストール・メディアから取り出したファイル com.ibm.ram.repository.web.tomcat_runtime.war のロケーションを参照します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. 前のステップを繰り返して、アップロードする WAR ファイルとして入力することによって、com.ibm.ram.repository.web.ws.tomcat_runtime.war ファイルをデプロイします。
    5. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  8. Rational Asset Manager のヘルプ WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager の、「サーバー上のディレクトリーまたは WAR ファイルのデプロイ (Deploy directory or WAR file located on server)」のセクションで、インストール・メディアから取り出したファイル iehs.war のロケーションを、「WAR または ディレクトリーの URL (WAR or Directory URL)」フィールドに入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    2. 「コンテキスト・パス (オプション) (Context Path (optional))」フィールドに /help と入力します。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  9. Rational Asset Manager のアセット・ベースのプロセス管理のドキュメンテーション WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager の、「サーバー上のディレクトリーまたは WAR ファイルのデプロイ (Deploy directory or WAR file located on server)」のセクションで、インストール・メディアから取り出したファイル rmcabdgovernprocess.war のロケーションを「WAR または ディレクトリーの URL (WAR or Directory URL)」フィールドに入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    2. 「コンテキスト・パス (オプション) (Context Path (optional))」フィールドに /abdprocess と入力します。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  10. Tomcat (http://localhost:8080/com.ibm.ram.repository.web/home.faces) または Web サーバー (http://Webserver_Name/com.ibm.ram.repository.web/home.faces) を使用して、Rational Asset Manager を開きます。

Oracle に接続された Apache Tomcat v5.1.5 または v5.5.17 上に Rational Asset Manager の導入

Rational Asset Manager は、インストール済みの Apache Tomcat に手動でインストールすることができます。 Rational Asset Manager を Tomcat V.5.1.5 または V5.5.17 にデプロイする方法を説明します。

Tomcat はインストール済みで、実行中である必要があります。

  1. Rational Asset Manager Server の WAR ファイルを見つけます。インストーラーはこれらのファイルを <Rational Asset Manager のインストール・ルート>/tomcat に配置します。
  2. Tomcat Manager を起動します。http://localhost:8080/manager/html を開きます。
  3. Oracle にアクセスできるように Tomcat サーバーを構成します。
    1. ファイル TOMCAT_INSTALL_PATH¥conf¥server.xml をテキスト・エディターで開きます。
    2. server.xml 内で <Connector port="8080" で始まる行を見つけます。この行の始めを <Connector port="8080" URIEncoding="UTF-8" に変更してください。
    3. server.xml 内のグローバル JNDI リソースのオープン・タグとクローズ・タグの間 (<GlobalNamingResources></GlobalNamingResources> の間) に、ご使用のバージョンの Tomcat 用の以下のテキストを入力します。
      注: your_username および your_password には、データベースにアクセス権限を持つユーザー ID およびパスワードを使用します。 "maxWait"、"maxActive"、および "maxIdle" に表示されている値はサンプル値であり、パフォーマンスの必要に応じて調整できます。
    Tomcat server V5.5.17 の場合、以下を入力します。
    <Resource name="jdbc/RAM_Con"
    type="javax.sql.DataSource"
    driverClassName="oracle.jdbc.driver.OracleDriver"
    username="your_username"
    password="your_password"
    url="jdbc:oracle:thin:@fully_qualified_machine_name:oracle_port_number:database_name"
    poolPreparedStatements="true"
    maxWait="5000"
    maxActive="4"
    maxIdle="2"/>
    Tomcat server V5.0.28 の場合、以下を入力します。
    <Resource name="jdbc/RAM_Con" type="javax.sql.DataSource"/>
    <ResourceParams name="jdbc/RAM_Con">
    <parameter>
    <name>driverClassName</name>
    <value>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>username</name>
    <name>username</name>
    <value>your_username</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>password</name>
    <value>your_password</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>url</name>
    <value>jdbc:oracle:thin:@fully_qualified_machine_name:oracle_port_number:database_name</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>poolPreparedStatements</name>
    <value>true</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>maxWait</name>
    <value>5000</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>maxActive</name>
    <value>4</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>maxIdle</name>
    <value>2</value>
    </parameter>
    </ResourceParams>
  4. Tomcat サーバーのセキュリティーを構成します。
    1. Tomcat_install_path¥conf¥tomcat-users.xml を編集します。
    2. 認証に必要なユーザー ID を追加します。
  5. Tomcat_install_path¥common¥lib フォルダーに次の JAR ファイルを追加します。 このファイルは、ご使用のデータベース・アプリケーション・プロバイダーから使用可能でなければなりません。
  6. Tomcat を再始動します。
  7. Rational Asset Manager WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager (http://localhost:8080/manager/html) を開いて、管理者のユーザー ID およびパスワードでログインします。
    2. デプロイする WAR ファイルの下の Tomcat Web Application Manager のページの下部にある「アップロードする WAR ファイルの選択 (Select WAR file to upload)」フィールドで、インストール・メディアから取り出したファイル com.ibm.ram.repository.web.tomcat_runtime.war のロケーションを参照します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. 前のステップを繰り返して、アップロードする WAR ファイルとして入力することによって、com.ibm.ram.repository.web.ws.tomcat_runtime.war ファイルをデプロイします。
    5. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  8. Rational Asset Manager のヘルプ WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager の、「サーバー上のディレクトリーまたは WAR ファイルのデプロイ (Deploy directory or WAR file located on server)」のセクションで、インストール・メディアから取り出したファイル iehs.war のロケーションを、「WAR または ディレクトリーの URL (WAR or Directory URL)」フィールドに入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    2. 「コンテキスト・パス (オプション) (Context Path (optional))」フィールドに /help と入力します。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  9. Rational Asset Manager のアセット・ベースのプロセス管理のドキュメンテーション WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager の、「サーバー上のディレクトリーまたは WAR ファイルのデプロイ (Deploy directory or WAR file located on server)」のセクションで、インストール・メディアから取り出したファイル rmcabdgovernprocess.war のロケーションを「WAR または ディレクトリーの URL (WAR or Directory URL)」フィールドに入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    2. 「コンテキスト・パス (オプション) (Context Path (optional))」フィールドに /abdprocess と入力します。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  10. Tomcat (http://localhost:8080/com.ibm.ram.repository.web/home.faces) または Web サーバー (http://Webserver_Name/com.ibm.ram.repository.web/home.faces) を使用して、Rational Asset Manager を開きます。

SQL Server 2005 に接続された Apache Tomcat v5.1.5 または v5.5.17 上への Rational Asset Manager の導入

Rational Asset Manager は、インストール済みの Apache Tomcat に手動でインストールすることができます。 以下の手順は、Tomcat V5.1.5 または V5.5.17 上に Rational Asset Manager を導入するための手順です。

Tomcat server はインストール済みで、実行中である必要があります。

  1. Rational Asset Manager Server の WAR ファイルを見つけます。インストーラーは、これらのファイルを Rational Asset Manager のインストール・ルート /tomcat に配置します。
  2. Tomcat Manager を開始します。http://localhost:8080/manager/html を開きます。
  3. SQL サーバーにアクセスできるように Tomcat サーバーを構成します。
    1. ファイル TOMCAT_INSTALL_PATH¥conf¥server.xml をテキスト・エディターで開きます。
    2. server.xml 内で <Connector port="8080" で始まる行を見つけます。この行の始めを <Connector port="8080" URIEncoding="UTF-8" に変更してください。
    3. server.xml 内のグローバル JNDI リソースのオープン・タグとクローズ・タグの間 (<GlobalNamingResources></GlobalNamingResources> の間) に、ご使用のバージョンの Tomcat 用の以下のテキストを入力します。
      注: your_username および your_password には、データベースにアクセス権限を持つユーザー ID およびパスワードを使用します。 "maxWait"、"maxActive"、および "maxIdle" に表示されている値はサンプル値であり、パフォーマンスの必要に応じて調整できます。
    Tomcat サーバー V5.5.17 については、以下のテキストを入力します。
    <Resource name="jdbc/RAM_Con"
    type="javax.sql.DataSource"
    driverClassName="com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver"
    username="your_username"
    password="your_password"
    url="jdbc:microsoft:sqlserver://fully_qualified_server_name:SQLServer_port_number:db_name"
    poolPreparedStatements="true"
    maxWait="5000"
    maxActive="4"
    maxIdle="2"/>
    Tomcat サーバー V5.0.28 については、以下のテキストを入力します。
    <Resource name="jdbc/RAM_Con" type="javax.sql.DataSource"/>
    <ResourceParams name="jdbc/RAM_Con">
    <parameter>
    <name>driverClassName</name>
    <value>com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>username</name>
    <value>your_username</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>password</name>
    <value>your_password</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>url</name>
    <value>jdbc:microsoft:sqlserver://fully_qualified_server_Name:SQLServer_port_number:
    db_name</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>poolPreparedStatements</name>
    <value>true</value>
    </parameter>
    
    <parameter>
    <name>maxWait</name>
    <value>5000</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>maxActive</name>
    <value>4</value>
    </parameter>
    <parameter>
    <name>maxIdle</name>
    <value>2</value>
    </parameter>
    </ResourceParams>
  4. Tomcat サーバーのセキュリティーを構成します。
    1. Tomcat_install_path¥conf¥tomcat-users.xml を編集します。
    2. 認証に必要なユーザー ID を追加します。
  5. Tomcat_install_path¥common¥lib フォルダーに次の JAR ファイルを追加します。 このファイルは、ご使用のデータベース・アプリケーション・プロバイダーから使用可能でなければなりません。
  6. Tomcat を再始動します。
  7. Rational Asset Manager WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager (http://localhost:8080/manager/html) を開いて、管理者のユーザー ID およびパスワードでログインします。
    2. デプロイする WAR ファイルの下の Tomcat Web Application Manager のページの下部にある「アップロードする WAR ファイルの選択 (Select WAR file to upload)」フィールドで、インストール・メディアから取り出したファイル com.ibm.ram.repository.web.tomcat_runtime.war のロケーションを参照します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. 前のステップを繰り返して、アップロードする WAR ファイルとして入力することによって、com.ibm.ram.repository.web.ws.tomcat_runtime.war ファイルをデプロイします。
    5. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  8. Rational Asset Manager のヘルプ WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager の、「サーバー上のディレクトリーまたは WAR ファイルのデプロイ (Deploy directory or WAR file located on server)」のセクションで、インストール・メディアから取り出したファイル iehs.war のロケーションを、「WAR または ディレクトリーの URL (WAR or Directory URL)」フィールドに入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    2. 「コンテキスト・パス (オプション) (Context Path (optional))」フィールドに /help と入力します。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  9. Rational Asset Manager のアセット・ベースのプロセス管理のドキュメンテーション WAR ファイルを Tomcat サーバーにインストールします。
    1. Tomcat Manager の、「サーバー上のディレクトリーまたは WAR ファイルのデプロイ (Deploy directory or WAR file located on server)」のセクションで、インストール・メディアから取り出したファイル rmcabdgovernprocess.war のロケーションを「WAR または ディレクトリーの URL (WAR or Directory URL)」フィールドに入力します。 このファイルを見つけるには、Windows および Linux 用の Rational Asset Manager サーバーのアプリケーションのインストール・メディアからの検索 または インストール・メディアからの AIX 用 Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの取得 を参照してください。
    2. 「コンテキスト・パス (オプション) (Context Path (optional))」フィールドに /abdprocess と入力します。
    3. 「デプロイ」をクリックします。
    4. WAR ファイルは、アプリケーションのリストに表示されます。
  10. Tomcat (http://localhost:8080/com.ibm.ram.repository.web/home.faces) または Web サーバー (http://Webserver_Name/com.ibm.ram.repository.web/home.faces) を使用して、Rational Asset Manager を開きます。

Linux および AIX における成果物のコンテンツ索引付けの使用可能化

Linux および AIX で、成果物のコンテンツ索引付けを使用可能にするには、 ライブラリー・パス環境変数 LD_LIBRARY_PATH (Linux の場合) または LIBPATH (AIX の場合) に Stellent ファイルを追加する必要があります。

Stellent ファイルは、Rational Asset Manager サーバーをインストールする際に使用したアプリケーションに応じて、以下のディレクトリーにあります。

コンテンツ索引付けを有効にするためのライブラリー・パス変数の変更を行わない場合、通常 Rational Asset Manager のステータス・ページにエラーが表示され、成果物の索引付けがオフになったことが通知されます。

ライブラリー変数に更新を追加するには、以下の手順を行います。

  1. 環境変数の設定方法に関する詳細については、シェルのマニュアル・ページを調べてください。 たとえば、Bash シェルで、コマンド LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:WebSphere Application Server または上述の Tomcat のパス を入力します。
  2. 環境変数を更新した後、Rational Asset Manager サーバーを再起動します。

非 ルート・ユーザー用にコンテンツの索引付けを実行可能化可能化 (Linux および AIX)

WebSphere Application Server または Apache Tomcat を非ルート・ユーザーとして実行する必要がある場合は、Stellent コンテンツの索引付けのためのファイルを含んだディレクトリーに対して、適切なエクスポーター許可を設定してください。

エクスポーター許可を設定するには、以下の手順を実行します。

  1. root としてログインします。
  2. コマンド行で、Linux および AIX における成果物のコンテンツ索引付けの使用可能化 で説明した Stellent コンテンツの索引付けファイルのディレクトリーに変更します。
  3. 次のコマンドを入力します。chmod 755 exporter

Rational License Server のインストール

Rational Asset Manager サーバーでは、Rational License Server によってクライアントにライセンス・キーを配布できることが必要です。

以下のステップを実行して、Rational License Server for IBM Rational Asset Manager をインストールおよび構成します。

  1. IBM Rational License Server をインストールします。

    Rational License Server 7.0 またはそれ以前のバージョンをプラットフォームで使用している場合、 Rational License Server for Windows 7.0.1 または Rational License Server for UNIX および Linux 7.0.0.1 にアップグレードする必要があります。Rational License Server 7.0.1 および 7.0.0.1 はインストール済みのライセンス・キーとの完全な互換性があり、 引き続き既存のクライアント・マシンの保守を行います。

    Rational License Server for Windows 7.0.1 は、メディア・パックおよび パスポート・アドバンテージ・アカウントにてダウンロード可能です。 Rational License Server for UNIX および Linux 7.0.0.1 は、お使いの Passport Advantage アカウントにて ダウンロード可能となっています。

    IBM Rational License Server には、Rational Asset Manager のインストール・メディアが同梱されています。

  2. ライセンス・キーを要求してインストールします。

    使用可能なライセンスの数は、Web アプリケーションに同時にログインできるユーザーの数を表しています。

    Rational ライセンス交付 についての詳細および Rational Asset Manager ライセンス・キーを入手するには、http://www-306.ibm.com/software/rational/support/licensing/ の Rational ライセンス交付サポートをご覧ください。

  3. Rational Asset Manager サーバーを構成して、Rational License Server と通信できるようにします。

    Rational Asset Manager サーバーがライセンス・マネージャーと通信できるようにするための設定の手順については、トピックRational Asset Manager サーバー・アプリケーションの構成を参照してください。

Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの構成

Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションの構成を完了させるには、このセクションのステップを実行します。

注: セクション内のサンプル値は、基本的なスタンドアロン環境用です。 より複雑なインストールを行う場合は、サーバー管理者が環境に合わせて設定をカスタマイズする必要があります。

次のステップを実行する前に、Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションをホスティングするアプリケーション・サーバーが開始されている必要があります。

  1. 適切な URL で Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションにアクセスします。
  2. ユーザー IDパスワードの両方に admin を使用してログインします。
  3. Rational Asset Manager に最初にアクセスしたときに、構成エラー・ページが表示される場合があります。ここのリンクをクリックし、プロンプトが出されたら、管理者のユーザー ID およびパスワードを入力してください。 Rational Asset Manager の構成ページが開きます。
  4. ライセンス・サーバー・パスを指定します。
    1. ライセンス・サーバー・パスの下に、ポート番号を入力してからライセンス・サーバーのフルネームを @ で区切って入力します。たとえば、8010@license_server_path のようになります。 複数のライセンス・サーバーがある場合は、複数の項目をコンマで分離します。たとえば、27000@license_server_path_a.example.com, 27000@license_server_path_b.example.com, 27777@license_server_path_c.example.com のようになります。
  5. Web サーバー・パスを指定します。
    1. Web サーバー・パスの下で以下を入力します。
      http://host name:port number/com.ibm.ram.repository.web
      ここで host name は、アプリケーション・サーバーのホスト名で、port number は、HTTP 転送ポートです。

      例えば、次のように入力します。

      http://www.example.com:9080/com.ibm.ram.repository.web
  6. Web サービス・パスを指定します。
    1. Web サービス・パスの下で以下を入力します。
      http://host name:port number/com.ibm.ram.repository.web.ws.was
      ここで host name は、アプリケーション・サーバーのホスト名で、port number は、HTTP 転送ポートです。

      例えば、次のように入力します。

      http://www.example.com:9080/com.ibm.ram.repository.web.ws.was
  7. 文書パスを指定します。
    1. ヘルプと文書 Web アプリケーションがサーバー・アプリケーションと同じサーバーにある場合は、「インフォメーション・センターへの パス」の下で、「デフォルトを使用」にチェック・マークを付けます。それ以外は、 「デフォルトを使用」チェック・ボックスのチェックを外し、Web アプリケーションがインストールされているサーバーの URL (たとえば http://www.example.com:8080/help) を入力します。
    2. アセット・ベースの開発と管理のプロセス・ドキュメンテーション Web アプリケーションがサーバー・アプリケーションと同じサーバー上にある場合は、「アセット・ベースの開発プロセスへのパス」の下で、「デフォルトを使用」にチェック・マークを付けます。 それ以外は、「デフォルトを使用」チェック・ボックスのチェックを外し、ヘルプ Web アプリケーションがインストールされているサーバーの URL (たとえば http://www.example.com:8080/com.ibm.ram.repository.web/abdprocess を入力します。
  8. 「ヘルプ」リンクをクリックします。(ヘルプが開かない場合、Rational Asset Manager サーバーをインストールした際にドキュメンテーションも含めたかどうかを確認します。)
  9. 「ナビゲーション」ペインで、セクション「リポジトリーの管理 (Administering the repository)」を展開して、「リポジトリー設定の構成 (Configuring repository settings)」を展開します。
  10. 「インストール後の構成 (Post-installation configuration)」という表題のセクションの残っているトピックを完了させます。構成によっては必要な追加のステップが「オプションの構成 (Optional configuration)」というセクションに含まれています。

パフォーマンスを考慮した構成

管理者の重要な責務は、同時ユーザーの数、またはリポジトリー内のアセットの数にかかわらず、ユーザーのために最適なパフォーマンスを可能な限り確保することです。 このセクションでは、アプリケーション・サーバー、Web サーバー、およびデータベースで、応答時間を向上するために変更できる設定を紹介します。 一般的なガイダンスのみの紹介になるので、管理者は変更を実行する前に、特定の設定を変更した場合に発生する可能性のある問題を理解しておく必要があります。

WebSphere Application Server

表 4. WebSphere Application Server 管理コンソールの設定
設定 ガイダンス
最小および最大 JVM ヒープ・サイズ これらの値をデフォルトからオペレーティング・システムおよびハードウェア構成で許容される最大値の近くまで増加させると、パフォーマンスが向上することがあります。
Performance Monitoring Infrastructure (PMI) WebSphere Application Server の PMI を無効にするとパフォーマンスが向上することがあります。
スレッド・プール デフォルト、WebContainer の最小値、および最大スレッド・プールの数をデフォルトから増加させると、パフォーマンスが向上することがあります。
最大接続プール 接続プールの最大値をでデフォルトから増加させると、パフォーマンスが向上することがあります。

DB2

この表に記載されている設定は、特定のデータベースのパラメーターを構成する DB2 Control Center に設定されています。 通常、ユーザーの負荷により必要に応じて DB2 がこれらのパラメーターを管理するように設定することで (「DB2 が自動的に設定 (Set Automatically by DB2)」に設定する)、パフォーマンスが向上することがあります。

表 5. DB2 Control Center の設定
設定
MAXAPPLS
MAXLOCKS
APP_CTLHEAP_SZ
DATABASE_MEMORY
DFT_PREFETCH_SZ
LOGFILSIZ
LOCKLIST
NUM_IOCLEANERS
NUM_IOSERVERS
SHEAPTHRES_SHR
SORTHEAP

以下のグローバル設定をデフォルト値から増加させることでも、パフォーマンスが向上することがあります。

表 6.
設定
MAXAGENTS
MAXCAGENTS
MAX_CONNECTIONS
MAX_COORDAGENTS
MAX_QUERYDEGREE

Web サーバー

この表にリストされている設定は、HTTP サーバー用の httpd.conf ファイルに設定されています。 これらの設定をデフォルト値から増加させると、パフォーマンスが向上することがあります。

表 7.
設定
ThreadLimit
ThreadsPerChild

また、ログが循環するように CustomLog 設定を変更します (例えば、CustomLog "|D:/Program Files/IBM/HTTPServer/bin/rotatelogs.exe D:/Program¥ Files/IBM/HTTPServer/logs/access.log 5M" common)。

Rational Asset Manager server のパフォーマンスに関する構成について詳しくは、オンライン・ヘルプを参照してください。

Rational Asset Manager Eclipse クライアントのインストール

このセクションでは、Rational Asset Manager Eclipse クライアントのアプリケーションのインストール方法について説明します。

以下の方法で Rational Asset Manager Eclipse クライアントをインストールすることができます。

Eclipse 更新マネージャーを使用した Rational Asset Manager Eclipse クライアントのインストール

このトピックでは、Eclipse 更新マネージャーを使用して、Rational Asset Manager Eclipse クライアントを既存バージョンの Eclipse にインストールする方法について説明します。

Rational Asset Manager Eclipse クライアントを Eclipse にインストールできるようにするには、Eclipse IDE がソフトウェアの要件を満たしている必要があります。詳細な要件については、ソフトウェア要件を参照してください。Web クライアントを使用して Rational Asset Manager サーバーにアクセスするための URL を知っておくことも必要です。

  1. Eclipse を開始します。
  2. 「ヘルプ」「ソフトウェア更新」「検索とインストール」を順にクリックします。
  3. 「インストール/更新」のペインで、「インストールする新しい機能の検索 (Search for new features to install)」を選択します。
  4. 「新規リモート・サイト」をクリックします。
  5. 更新サイトの詳細を提供します。
    1. 新しい項目の名前、たとえば Rational Asset Manager を入力します。
    2. Rational Asset Manager Web クライアントを開き、アプリケーションのヘッダーまたはフッターで、「拡張機能」をクリックします。
    3. 「Eclipse クライアントのプラグイン (Eclipse Client Plug-in)」セクションの「拡張機能」ページで、「更新サイト」の隣にリストされた URL をコピーし、これを「URL」 フィールドに貼り付けます。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. 新しい Rational Asset Manager のサイトを選択します。
  8. 使用許諾契約書を受諾して、 「次へ」をクリックします。
  9. 「終了」をクリックします。
  10. 「すべてインストール」をクリックします。

インストールが成功したことを確認するため、Asset Management のパースペクティブを開きます。 「ウィンドウ」「パースペクティブを開く」「その他」を順にクリックし、次にリストから Asset Management を選択します。「OK」をクリックします。

IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した、IBM Rational Asset Manager Eclipse クライアントのインストール

以下の手順では、Installation Manager GUI を用いてIBM Rational Asset Manager Eclipse クライアントのパッケージをインストールする方法について説明します。

使用するインストール・シナリオによって、 Installation Manager の「パッケージのインストール」ウィザードが自動的に開始されることがあります (自動的に開始されるのは、例えば、CD からインストールする場合などです)。 その他のシナリオでは、ウィザードをユーザーが開始することが必要となります。

  1. Rational Asset Manager ランチパッド・プログラムを開始し (ランチパッド・プログラムからのインストールを参照)、次に 「IBM Rational Asset Manager」を選択します。Installation Manager がまだインストールされていない場合は、インストール・ウィザードの手順に従ってインストールを完了してください。 「パッケージのインストール」ウィザードが開きます。
  2. 「パッケージのインストール」ウィザードの「インストール」ページに、 Installation Manager が検索したリポジトリー内で検出されたすべてのパッケージがリストされます。
  3. IBM Rational Asset Manager パッケージに対する更新を 検索するには、「更新の検査」をクリックします。
  4. 「Rational Asset Manager クライアント」 およびインストールしたいパッケージに対する更新をすべて選択します。依存関係のある更新は、 自動でまとめて選択およびクリアされます。「次へ」をクリックして続けます。
    注: 一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループにインストールされます。
  5. 「ライセンス」ページで、選択したパッケージのご使用条件を読みます。複数のパッケージをインストールするよう選択した場合は、 パッケージごとにご使用条件があります。「ライセンス」ページの左側で、 各パッケージのバージョンをクリックして、ご使用条件を表示してください。インストールするために 選択したパッケージのバージョン (例えば、基本パッケージおよび更新) は、パッケージ名の下にリストされます。
    1. ご使用条件のすべての条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  6. このコンピューターで初めてパッケージをインストールする場合は、「ロケーション」ページで、「共用リソース・ディレクトリー」 フィールドに共用リソース・ディレクトリーのパスを入力するか、デフォルト・パスを受け入れます。共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ・グループが 共用できるリソースが含まれています。「次へ」をクリックして続けます。

    デフォルトのパスは次のとおりです。

    重要: 共用リソース・ディレクトリーは、パッケージの初回 インストール時にのみ指定できます。 将来のパッケージの共用リソースに十分なスペースを確保するために、これには 一番大きいディスクを使用してください。すべてのパッケージをアンインストールするまで、ディレクトリー・ロケーションを 変更することはできません。
  7. 「ロケーション」ページで、IBM Rational Asset Manager Eclipse クライアントのパッケージをインストールするために既存のパッケージ・グループ を選択するか、新規パッケージ・グループを作成します。パッケージ・グループは、 パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 新しいパッケージ・グループを作成するには、以下のようにします。
    1. 「新規パッケージ・グループの作成 (Create a new package group)」をクリックします。
    2. パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーのパスを入力します。 パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。

      デフォルトのパスは次のとおりです。

      • Windows の場合。 C:¥Program Files¥IBM¥SDP70
      • Linux の場合 /opt/IBM/SDP70
    3. 「次へ」をクリックして続けます。
  8. 次の「ロケーション」ページで、インストールするパッケージに機能を追加して、システムにすでにインストールされている既存の Eclipse IDE を拡張することができます。
  9. 「フィーチャー」ページの「言語」で、 パッケージ・グループの言語を選択します。IBM Rational Asset Manager パッケージのユーザー・インターフェース およびドキュメンテーションについて、対応する各国語翻訳がインストールされます。 この選択は、このパッケージ・グループにインストールされたすべてのパッケージ に適用されることに注意してください。
  10. 次の「フィーチャー」ページで「次へ」をクリックします。 IBM Rational Asset Manager のフィーチャーが 1 つの場合は クリアできません。
  11. IBM Rational Asset Manager パッケージをインストールする前に「要約」ページで選択内容を確認します。 前のページで行った選択を変更したい場合は、「戻る」を クリックして変更を行います。選択がそのままでよければ、 「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。 プログレス・バーにインストールの 完了パーセントが表示されます。
  12. インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを 確認するメッセージが表示されます。
    1. 「ログ・ファイルの表示」をクリックして、新規ウィンドウで 現行セッションのインストール・ログ・ファイルを開きます。 続行するには、「インストール・ログ」ウィンドウを閉じる必要があります。
    2. 「パッケージのインストール」ウィザードで、終了時に IBM Rational Asset Manager クライアントを開始するかどうかを 選択します。
    3. 「終了」をクリックして、選択したパッケージを 起動します。「パッケージのインストール」ウィザードが閉じ、Installation Manager の 「始動」ページに戻ります。

サイレント・インストール

Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行することにより、製品パッケージをインストールすることができます。Installation Manager をサイレント・モードで実行する場合は、ユーザー・インターフェースは使用できません。 代わりに、Installation Manager は応答ファイルを使用して、 製品パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。

Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、バッチ処理で スクリプトを通じて製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行えるため便利です。

注: Rational Asset Manager の場合、Eclipse クライアントのみサイレントでインストールできます。

パッケージをサイレント・インストールする前に、Installation Manager をインストールする必要があることに注意してください。

サイレント・インストールには、 必須のメインタスクが 2 つあります。

  1. 応答ファイルの作成。
  2. Installation Manager のサイレント・インストール・モードでの実行。

応答ファイルを作成してサイレント・モードで Installation Manager を実行する方法の詳細については、Installation Manager のオンライン・ヘルプを参照してください。

Rational Asset Manager のアンインストール

Installation Manager の「アンインストール」パッケージ・オプションを使用すると、1 つのインストール・ロケーションから複数のパッケージをアンインストールできます。すべてのインストール・ロケーションからインストール済みのすべてのパッケージをアンインストールすることもできます。

パッケージをアンインストールするには、製品パッケージをインストールするために使用したものと同じユーザー・アカウントを使用して、システムにログインする必要があります。

注: Rational Asset Manager サーバーをアンインストールする場合、Installation Manager は、インストールしたファイルのみを除去します。 Rational Asset Manager サーバーを アプリケーション・サーバーに手動でインストールした場合、手動でこれをアンインストールする必要があります。

パッケージをアンインストールするには、以下のようにします。

  1. Installation Manager を使用してインストールしたプログラムを閉じます。
  2. 組み込み WebSphere Application サーバー上に Rational Asset Manager サーバーをアンインストールする場合、サーバーを停止します。 たとえば、WAS_PROFILE/bin フォルダーのコマンド・プロンプトから stopServer.bat server1 を実行します。
  3. 「スタート」ページで「パッケージのアンインストール」 をクリックします。
  4. 「パッケージのアンインストール」ページで、 アンインストールする Rational Asset Manager 製品パッケージを 選択します。「次へ」をクリックします。
  5. 「要約」ページでアンインストールするパッケージのリストを確認してから 「アンインストール」をクリックします。 アンインストールが終了すると、「完了」ページが表示されます。
  6. 「終了」をクリックしてウィザードを終了します。

IBM Installation Manager の操作

このセクションでは、IBM Installation Manager に関する一般的な作業のいくつかを取り上げます。 詳細については、Installation Manager のオンライン・ヘルプを参照してください。

Windows への Installation Manager のインストール

ランチパッドから製品のインストールを開始した場合、IBM Installation Manager のインストールが自動的に開始されます (ワークステーションにまだインストールされていない場合)。 (このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。) ランチパッドから製品をインストールしない場合は、Installation Manager を手動でインストールを開始する必要があります。

Installation Manager のインストールを手動で開始するには、以下の手順を実行します。

  1. 1 枚目のインストール・ディスクの InstallerImager_win32 フォルダーから、 setup.exe を実行します。
  2. 「ようこそ」画面で「次へ」をクリックします。
  3. 「ご使用条件」ページの使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して同意します。「次へ」をクリックします。
  4. 必要に応じて、「宛先フォルダー」ページの「変更」ボタンをクリックして、 インストール場所を変更します。「次へ」をクリックします。
  5. 「設定タイプ (Setup Type)」ページで「次へ」をクリックします。
  6. 「プログラムのインストール準備ができました (Ready to Install Program)」ページで「インストール」をクリックします。インストールが完了すると、「完了」ページが開きます。
  7. 「終了」をクリックします。

Linux への Installation Manager のインストール

IBM Installation Manager は、 ランチパッドによってインストールされます。このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。

Installation Manager を手動でインストールするには、 以下のようにします。

  1. root ユーザー特権でターミナル・ウィンドウを開きます。
  2. 1 枚目のインストール・ディスクの InstallerImager_linux フォルダーから、 setupLinux.bin を実行します。
  3. 「ようこそ」画面で「次へ」をクリックします。
  4. 「ご使用条件」ページの使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して同意します。「次へ」をクリックします。
  5. 必要に応じてインストール・ディレクトリー・ロケーションを編集します。「次へ」をクリックします。
  6. 情報の要約ページで「インストール」をクリックします。
  7. InstallShield ウィザードの「終了」ページで「終了」を クリックします。

Windows での Installation Manager の開始

IBM Installation Manager は、 ランチパッド・プログラムから開始してください。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Asset Manager パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始した場合は、 リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。

Installation Manager を手動で開始するには、 以下のようにします。

  1. タスク バー「スタート」メニューを開きます。
  2. 「すべてのプログラム」「IBM Installation Manager」「IBM Installation Manager」を選択します。

Linux での Installation Manager の開始

IBM Installation Manager は、 ランチパッド・プログラムから開始してください。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Asset Manager パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始する場合は、 リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。

Installation Manager を手動で開始するには、 以下のようにします。

  1. root ユーザー特権でターミナル・ウィンドウを開きます。
  2. ディレクトリーを Installation Manager のインストール・ディレクトリー (デフォルトでは /opt/IBM/InstallationManager) に変更し、launcher_shortcut を実行します。

Windows での Installation Manager のアンインストール

Installation Manager を手動でアンインストールするには、 以下のようにします。

  1. 1 枚目のインストール・ディスクの InstallerImager_win32 フォルダーから、 setup.exe を実行します。
  2. 「ようこそ」画面で「次へ」をクリックします。
  3. 「プログラムの保守 (Program Maintenance)」ページで「除去」ボタンを 選択します。「次へ」をクリックします。
  4. 「設定タイプ (Setup Type)」ページで「次へ」をクリックします。
  5. 「プログラムの除去 (Remove the Program)」ページで「除去」をクリックします。
  6. InstallShield ウィザードの「終了」ページで「終了」を クリックします。

注: Installation Manager のアンインストールは、「コントロール パネル」を使用して行うこともできます。 「スタート」「設定」「コントロール パネル」の順にクリックし、「プログラムの追加と削除」をダブルクリックします。IBM Installation Manager の項目を選択して、「削除」をクリックします。

Linux での Installation Manager のアンインストール

IBM Installation Manager のアンインストールには、 Linux バージョンに組み込まれているパッケージ管理ツールを使用する必要があります。

Linux 上で Installation Manager を手動でアンインストールするには、以下の手順を実行します。

  1. root ユーザー特権でターミナル・ウィンドウを開きます。
  2. Installation Manager の インストール・ディレクトリー (デフォルトでは /opt/IBM/InstallationManager) に移動し、 さらに _uninst に移動します。
  3. ./uninstaller.bin を実行します。

IBM Packaging Utility

IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用すると、 製品パッケージをリポジトリーにコピーできます。 リポジトリーは、HTTP または HTTPS を介して使用可能な Web サーバーに置くことができます。

Packaging Utility ソフトウェアは、Rational Asset Manager に同梱されている、 各プラットフォーム (Windows および Linux) 用の補助 CD にあります。 Rational Asset Manager パッケージを含むリポジトリーを HTTP または HTTPS 上で使用可能な Web サーバーに置く場合は、Packaging Utility を使用して、Rational Asset Manager 製品パッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。

このユーティリティーを使用して、以下のタスクを実行します。

Packaging Utility の使用法について詳しくは、このツールのオンライン・ヘルプを参照してください。

Packaging Utility のインストール

IBM Packaging Utility を使用して Rational Asset Manager 製品パッケージをコピーするには、 事前に補助 CD からこのユーティリティーをインストールしておく必要があります。

次のステップに従って、IBM Packaging Utility ソフトウェアを補助 CD からインストールしてください。

  1. 該当するプラットフォームの補助 CD にナビゲートします。
  2. PackagingUtility ディレクトリーの圧縮ファイル (pu.disk_プラットフォーム.zip) から Packaging ユーティリティー・インストール・ファイルを解凍します。
  3. Packaging Utility インストール・ファイルの場所を検索します。
  4. Packaging Utility インストール・ファイルを単一ディレクトリーに 抽出します。圧縮ファイルのディレクトリー構造を保持することを 確認してください。
  5. Packaging Utility インストール・ファイルを抽出したディレクトリーに変更し、 インストール・プログラムを開始します。
  6. IBM Installation Manager がワークステーション上に検出されない場合は、それをインストールするようプロンプトが表示され、インストール・ウィザードが開始します。ウィザードのスクリーン内の指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。
  7. Installation Manager のインストールが完了したら、あるいは、すでにコンピューター上にある場合は、Installation Manager が開始し、自動的に「パッケージのインストール」ウィザードが開始します。
  8. 「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の説明に従って、インストールを完了します。

特記事項

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