IBM Rational Product Updater バージョン 6.0.0.4 - ローカル・インストール・ガイド

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目次

1.0 概要
2.0 インストール前提条件
3.0 ローカル・インストール用のフィックスパックのダウンロード
4.0 policy.xml の作成
5.0 ローカル・フィックスパックをインストールするための Rational Product Updater の構成
6.0 更新サーバーのローカル・ミラーの作成

1.0 概要

この文書では、IBM® Rational® Product Updater バージョン 6.0.0.4 の ダウンロード・バージョンをインストールする方法について説明します。この文書は、製品の更新サーバーのローカル・ミラーの作成方法に関する説明にもリンクしています。

2.0 インストール前提条件

この更新には、Rational Product Updater に対してこれまでリリースされた暫定修正がすべて含まれています。そのため、 この更新をインストールする前に、Rational Product Updater に対するこれまでの更新をインストールする必要はありません。

ご使用のシステムに、少なくとも 1 つの Rational Software 開発プラットフォーム・デスクトップ製品が インストールされている必要があります。Rational Product Updater は、Rational Software 開発製品の初回インストール時に、自動的にインストールされます。

3.0 ローカル・インストール用のフィックスパックのダウンロード

更新は、IBM の更新サーバーから直接インストールしてください。ただし、 更新をダウンロードすることもできます。以下のような場合に、更新のダウンロード およびインストールが必要になると考えられます。

更新をダウンロードして解凍するには、以下のステップを行います。

  1. ftp://ftp.software.ibm.com/software/rationalsdp/updater/60/zips/rpu_6004.zip からフィックスパックをダウンロードする。
  2. ファイル rpu_6004.zip を一時ディレクトリー (C:¥temp など) に解凍する。

4.0 policy.xml の作成

policy.xml ファイルを作成するには、以下のステップを行います。

  1. <temp_dir>¥rpu¥ にナビゲートする。ここで、<temp_dir> は、解凍された更新のロケーションです。
  2. テキスト・エディターで policy_6004.xml を開く。
  3. 更新を解凍した場所を指すように、ファイルを編集する。例えば、更新を C:¥temp に解凍した場合、変更されたファイルは、次の例のようになります。


  4. <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <update-policy>
       <url-map pattern="com.ibm.orca.product.updater" url="file:///C:/temp/rpu/60/update/site_6004.xml"/>
    </update-policy>


    : Linux® オペレーティング・システムでは、暫定修正を /root ディレクトリーに解凍した場合、変更されたファイルは、次の例のようになります。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <update-policy>
       <url-map pattern="com.ibm.orca.product.updater" url="file:///root/rpu/60/update/site_6004.xml"/>
    </update-policy>


  5. 更新したファイルを policy.xml として保管する。オリジナルの policy_6004.xml ファイルは参照用に保持しておきます。
  6. テキスト・エディターを閉じる。

5.0 ローカル・フィックスパックをインストールするための Rational Product Updater の構成

IBM Rational Software 開発製品をインストールしたユーザー・アカウントと同じユーザー・アカウントで 更新をインストールしてください。

制約事項:

フィックスパックをインストールするには、以下のステップを行います。

  1. Rational Product Updater を開始する。

  2. : Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 の場合、デフォルト以外のデスクトップ環境を使用すると、製品のショートカットがデフォルト位置に表示されないことがあります。

  3. 設定 (Preferences)」>「サイトの更新」をクリックする。
  4. temp_dir¥rpu¥policy_6004.xml にナビゲートする。ここで、temp_dir は、解凍されたフィックスパックのロケーションです。
  5. OK」をクリックする。
  6. 更新の検索」をクリックする。


  7. ご使用のコンピューターがインターネットに接続されていない場合、または IBM の更新サーバーに直接アクセスできない場合には、Rational Product Updater に、他の更新サイトを使用できないことを示す警告が表示されます。 IBM Rational Product Updater 6.0.0.4. をインストールしている場合には、この警告を無視してください。

    Rational Product Updater が、更新を必要としていることを示すプロンプトを出します。ユーザーは、その更新をインストールしてから続行するように指示されます。「OK」をクリックします。Rational Product Updater は、その更新をインストールし、再始動します。

  8. Rational Product Updater を閉じる。

6.0 更新サーバーのローカル・ミラーの作成

以下のような場合に、Rational Product Updater 更新サーバーのローカル・ミラーを作成することが考えられます。

Rational Product Updater 更新サーバーのローカル・ミラーの作成方法については、 www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/updater/60/local_mirror/6004/nl/local_mirror_ja_JP.htmlにアクセスしてください。