このファイルの最新バージョンを見るには、www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rmt/61/html/readme_611.html のリリース情報をご覧ください。
この Refresh Pack には、新規フィーチャーと、問題点の修正が含まれています。 この資料では、問題点の修正について概説しています。 新規フィーチャーについては、Manual Tester オンライン・ヘルプに記載されています。
この Refresh Pack には、Manual Tester の以下の新規フィーチャーが含まれています。
スクリプト実行中のイメージのキャプチャー
マニュアル・テスト・スクリプトの一時停止および再開
マニュアル・テスト・スクリプトの実行時に、一時停止して、「Manual Tester」ウィンドウに戻り、その後スクリプトの実行を再開することができます。 スクリプトを一時停止すると、Manual Tester は一時停止テスト・ログ (.rmtplog ) を自動的に作成します。 これは「テスト・ログ (一時停止)」の下の「最近使用したファイル」ビューにリストされます。 一時停止したスクリプトを再開するには、「最近使用したファイル」ビューで、一時停止したテスト・ログを右クリックして、「スクリプトの再開」をクリックします。 詳しくは、Manual Tester のオンライン・ヘルプを参照してください。
オーサリングおよび実行時のカスタム・プロパティーの非表示/表示
カスタム・プロパティーを作成するときに、 「プロパティーの追加」ダイアログ・ボックスの「使用」フィールドで、プロパティーをスクリプトの作成時 (「オーサリング」) またはスクリプトの実行時 (「実行」) のいずれかに設定するように指定できます。 「オーサリング」を選択した場合、スクリプトの実行時にプロパティーは読み取り専用になります。 「実行」を選択した場合、Manual Tester はスクリプトの作成中にプロパティーを表示しません。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプで『カスタム・ステートメント・プロパティーについて』を参照してください。
スクリプトの実行時にステップに結果を割り当て可能になった
「設定」ダイアログ・ボックスの「実行結果」ページに新規の設定をすると、スクリプトの実行時にステップに結果を適用できます。 「ステップ・タイプ・ステートメントに結果を含めることを許可」を選択すると、この機能がアクティブになります。 マニュアル・テスト・スクリプトの実行中に、検査ポイントおよび報告ポイントの実行時に、「結果」セクションでリストから適切な結果を選択し (たとえば「合格」)、続いて「適用」をクリックしてステップを処理します。
テスト実行中のコメントの入力がさらに簡単になった
Manual Tester 6.1.1 では、マニュアル・テスト・スクリプトの実行中のコメントの追加がさらに簡単になりました。 実行ビューアー上の「実行コメント」ボタンの「表示の切り替え」をクリックして、「実行コメント」ダイアログ・ボックスを表示します。 Manual Tester は、「プロパティー」ビューの「実行コメント」 プロパティーにコメントを含めます。 テストの進行中は「実行コメント」ダイアログ・ボックスを表示したままにすることができ、これにより各ステートメントにコメントを入力することが簡単になります。 「実行コメント」プロパティーに短いコメントを複数入力することもできます。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『スクリプトの実行時のコメントの入力』を参照してください。
透過性コントロールが実行ビューアーに追加された
実行ビューアーのスライダーを使用して、透過性レベルを調整できるようになりました。 「透過性」 スライダーを使用して、実行ビューアーの透過性を制御できます。 スライダーを左に移動させると透過性が下がり、右に移動させると透過性が上がります。 設定を 0 にすると、実行ウィンドウは不透明なウィンドウとして表示されます。 透過性の程度は、「設定」ダイアログ・ボックスの「主な設定」ページでも引き続き調整可能です。 現行設定をデフォルトとして設定するには、「透過性」をダブルクリックします。
テスト文書に表およびチャートをインポート可能になった
ステートメント内に埋め込みの表およびチャートがある Word 文書および Excel スプレッドシートをインポートできるようになりました。 チャートはステートメントのテキスト内にインラインで表示するか、それ自体を表示することができます。
挿入または比較するデータのキャプチャーがさらに簡単になった
2 つの新しいダイアログ・ボックスにより、挿入または比較するデータのキャプチャーはさらに簡単になりました。 「挿入するデータのキャプチャー」ダイアログ・ボックスは、ステップの実行時に Manual Tester がクリップボードに書き込むテキストを表示します。 「比較するデータのキャプチャー」ダイアログ・ボックスは、Manual Tester が検査ポイントまたは報告ポイントの実行時に、クリップボードに保管されたテキストと比較するテキストを表示します。 どちらの場合も、データをステートメントに追加する前に読み取ることができます。 これら 2 つのダイアログ・ボックスは、Manual Tester メニューから、「編集」>「挿入するデータ」または「編集」>「比較するデータ」をクリックして表示できるようになりました。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『アプリケーションへのテキストの入力および検査』を参照してください。
カスタム・プロパティーおよび結果の作成がさらに簡単になった
カスタム・ステートメント・プロパティーおよびカスタム結果の作成の手順は、さらに類似したものになり、より分かりやすくなりました。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『Manual Tester のカスタマイズ』を参照してください。
再使用可能なステートメントと最近使用したファイルのリストが別の場所に配置できるようになった
マルチユーザー環境で、カスタム・プロパティーおよびカスタム結果を共用するために、再使用可能なステートメントおよび最近使用したファイルのリストを複数のユーザーで共用する必要がなくなりました。 「主な設定」ページには「再利用ファイルの場所」フィールドがあり、これを使用して再利用ファイルおよび最近使用したファイルのリストの場所を指定します。 別のフィールドとして、「カスタマイズ・ファイルのロケーション」は、カスタム・プロパティーおよびカスタム結果を入れるファイルの場所を指定するために使用します。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『Manual Test の設定』を参照してください。
再使用可能ステートメントが作成されたスクリプトのオープンがさらに簡単になった
テキスト・エディターでマニュアル・テスト・スクリプト内の再利用ステートメントを右クリックし、「スクリプトを開く」をクリックして、ステートメントが最初に作成されたスクリプトを開けるようになりました。 Manual Tester メニューから「編集」>「スクリプトを開く」をクリックしてスクリプトを開くこともできます。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『テスト・ステートメントの保管および再利用について』を参照してください。
テキスト・エディターに新しくポップアップ・メニューが追加された
テキスト・エディターを右クリックすると、Manual Tester がポップアップ・メニューを表示します。これには、切り取り、コピー、貼り付け、リファレンスとして貼り付け、削除、スクリプトを開く、「再利用」ビューへの追加、およびステートメント・タイプの設定などのオプションがあります。
他のドライブ上のテスト・ログを開くことが可能になった
この障害はお客様により報告されました (APAR #PK02882)。 テスト・ログは、Manual Tester がインストールされているドライブ以外のドライブ上にある場合に開くことができます。 ドライブのルートにあるテスト・ログ (たとえば C:¥MyTestLog.execution) を開くこともできます。
結果がテスト・ログのイベント・ツリーに表示される
検査ポイントおよび報告ポイントの結果は、テスト・ログの「イベント」ページのイベント・ツリーに表示されるようになりました。 結果はステートメント・アイコンの後ろに、括弧で囲まれて表示されます (たとえば (失敗))。 カスタム結果は Manual Tester で定義されたとおりに表示され、対応する Hyades 結果に置き換えられることはありません。
再利用のためのステートメントの保管がさらに簡単になった
Manual Tester メニューから「編集」>「「再利用」に追加」をクリックすると、スクリプト内で選択されたステートメントが「再利用」ビューに追加されます。 「編集」>「「再利用」に追加」は、テキスト・エディターおよび「アウトライン」ビューで使用可能です。 「アウトライン」ビューおよびテキスト・エディターのポップアップ・メニューからは、「「再利用」に追加」コマンドも使用可能です。
「リファレンスとして貼り付け」が「編集」メニューに追加された
Manual Tester メニューからリンクとしてコピーされたステートメントは、「編集」>「リファレンスとして貼り付け」をクリックして貼り付けることができます。 Ctrl+R を使用することもできます。以前のバージョンの Manual Tester の Ctrl+L がこれに置き換わりました。
Backspace キーおよび Delete キーが Microsoft Word と同様段落間で機能するようになった
一般に、2 つのステートメントを結合するために Backspace キーまたは Delete キーを使用する場合、2 番目のステートメントは最初のステートメントのタイプを持ちます。 この規則の例外および詳細については、Manual Tester オンライン・ヘルプの『Backspace または Delete を使用したステートメントの結合について』を参照してください。
この Refresh Pack には、以下の問題の修正が含まれています。
Manual Tester はイメージとともにインポートされたスクリプトを開く
この障害はお客様により報告されました (APAR #PK07364)。 Manual Tester は、イメージを含む Microsoft Word 文書のインポート後に、Manual Tester スクリプト (.rmt) を開くようになりました。
インポートされた Word ファイルおよび Excel ファイル内でリンクがアクティブのままになる
Microsoft Word または Excel のテスト文書を Manual Tester にインポートした場合、すべてのリンクがアクティブのままになります。 マニュアル・テスト・スクリプト内のインポートされたリンクをクリックすると、デフォルトのブラウザーが起動します。
Word ファイルおよび Excel ファイル内のグラフィックスおよび図表が正しくインポートされる
Microsoft Word 文書からのグラフィックスおよび Excel 文書からのグラフィックスおよび図表が、正しくインポートされます。
複数の Word 文書をインポートしてもエラーが発生しなくなった
複数の Microsoft Word テスト文書をインポートしても、エラー・メッセージが表示されなくなりました。
Word 文書内の表が正しくインポートされる
セル内に複数の行が入った表を持つ Microsoft Word 文書が、正しくインポートされるようになりました。
無効な XML 文字を持つ Word 文書が正しくインポートされる
無効な XML 文字を持つ Microsoft Word 文書が正しくインポートされるようになりました。
複数の Excel スプレッドシートをインポートしてもエラーが発生しなくなった
複数の Microsoft Excel スプレッドシートのインポート後に複数のスクリプトを開く場合でも、Manual Tester はスクリプトを開き、エラー・メッセージが表示されることはなくなりました。
Rational® TestManager の ManualTest からのテスト文書が正しくインポートされる
「説明」列および「期待される結果」列内のデータは結合されなくなりました。
エクスポートにインポートが続く場合にエラー・メッセージが表示されなくなった
Manual Tester は、ファイルをエクスポートした直後にファイルをインポートしても (あるいはその逆でも)、エラー・メッセージを表示しなくなりました。
グループを削除するとグループ内のすべてのステートメントが削除されるという通知が表示されるようになった
ステートメントを持つグループを削除する前に、Manual Tester は、グループ内のすべてのステートメントも削除するという通知を表示します。 「はい」をクリックしてグループを削除するか、または「いいえ」をクリックして削除をキャンセルします。 メッセージ・ボックスで「今後この質問を表示しない」を選択して、このプロンプトを使用不可にすることができます。 「設定」ダイアログ・ボックスの「主な設定」ページでも、このメッセージを使用可能/使用不可にすることができます。
テキスト・エディターは双方向言語対応の編集をサポートするようになった
テキスト・エディターに入力されるアラビア語は、右から左に表示されます。 カーソルのホーム位置は右側で、テキストは右揃えされます。
テキスト・エディターとテスト・ログとの間で切り替えてもエラーが発生しなくなった
編集用に開かれているマニュアル・テスト・スクリプト、テスト・ログ、および編集用に開かれている他のマニュアル・テスト・スクリプトを、エラー・メッセージを受け取ることなく切り替えられるようになりました。
テキスト・エディターおよび実行ビューアーでサイズ変更を保存できるようになった
テキスト・エディターおよび実行ビューアーのサイズを変更できますが、Manual Tester はそれらが次回使用されるときまで、その2 つのコンポーネントのサイズを記憶します。 ただし、Manual Tester ウィンドウを最大化してスクリプトを実行した場合、実行ビューアーも最大化されます。
「アウトライン」ビューのドラッグ・アンド・ドロップが改良された
Manual Tester は、「アウトライン」ビューにドロップされる項目に関係するカーソルの位置を認識します。 カーソルがステートメントの上にあると、Manual Tester はステートメントの上に項目を挿入します。 カーソルがステートメントの下にあると、Manual Tester はステートメントの下に項目を挿入します。 グループ・フォルダーの場合、カーソルがグループの中にあると、Manual Tester はフォルダー内のステートメントの末尾に項目を追加します。
ステートメント・タイプ・アイコンが「アウトライン」ビューで使用可能になった
「アウトライン」ビューで、ツールバー・ボタンを使用してステートメント・タイプを変更できます。 ステートメントを右クリックして、「ステートメント・タイプ」>「ステップとして設定」、「ステートメント・タイプ」>「検査ポイントとして設定」、「ステートメント・タイプ」>「報告ポイントとして設定」、または、「ステートメント・タイプ」>「グループとして設定」をクリックすることもできます。 以下のキーボード・ショートカットを使用して、ステートメント・タイプを変更することもできます。 「F9」を押すと現在のステートメントはステップとして設定され、「F10」を押すと検査ポイントとして設定され、「F11」を押すと報告ポイントとして設定され、「F12」を押すとグループとして設定されます。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『Manual Test スクリプトおよびステートメントについて』を参照してください。
「最近使用したファイル」ビューおよび「再利用」ビューで「削除」が「除去」に変更された
「最近使用したファイル」ビューで「除去」を使用すると、選択したファイルが「最近使用したファイル」ビューから除去されます。ファイル・システムからファイルを削除するには、Windows Explorer を使用する必要があります。 「再利用」ビューで「除去」を使用すると、「再利用」ビューからステートメントが除去されます。 ステートメントは、それを参照するすべてのスクリプトで変更されません。
「再利用」ビューへのステートメントの追加がさらに高速になった
この障害はお客様により報告されました (APAR #PK04232)。 大規模なファイルから「再利用」ビューにステートメントを追加する場合に、Manual Tester によるステートメントの追加が大幅に高速化されました。
「再使用可能なステートメントを追加」メッセージを使用不可にする機能が追加された
コピーおよび貼り付けを使用して再使用可能なステートメントを作成するには、Ctrl+C を押してコピーし、Ctrl+R を押して参照コピーを貼り付けます。 ステートメントを貼り付けるときに、Manual Tester は貼り付けられた項目を再使用可能ステートメントのリストに追加するかどうかを尋ねるメッセージを表示します。 このメッセージは、「この設定を記憶し、今後この質問を表示しない」を選択して、表示されないようにすることができます。
「再利用」ビューで「Temp」が「新規フォルダー」に置き換わった
「再利用」ビューの「再使用可能なステートメント」を右クリックし、 「新規フォルダー」をクリックすると、Manual Tester はツリーに「新規フォルダー」フォルダーを追加し、これを名前変更することができます。
複数のステートメントのドラッグ・アンド・ドロップは「再利用」ビューで順序が維持されるようになった
Manual Tester は「再利用」ビューにドラッグ・アンド・ドロップされたステートメントの順序を逆にすることはなくなりました。
リンクされたステップの背景色がカスタマイズ可能になった
Manual Tester が再使用可能なステートメントをマニュアル・テスト・スクリプトで表示するときの背景色を変更できます。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『Manual Test の設定』を参照してください。
再使用可能グループは編集できない
スクリプト内のグループを再利用する場合、グループ内の個々のステートメントは編集できません。
再使用可能グループの説明の削除時にカーソルが正しく配置されるようになった
Delete キーを使用してグループ内の説明を削除しても、カーソルはテキスト・エディターの書き込み可能領域の外部に配置されることはなくなりました。
リンクされたコンテンツで Enter を押してもステートメントは複製されなくなった
同じファイル内のグループにリンクしているグループで Enter を押しても、グループ内のステートメントは複製されなくなりました。
キーボード・ショートカットがさらに追加された
いくつかの新規キーボード・ショートカットが追加されました。 詳しくは、Manual Tester オンライン・ヘルプの『IBM Rational Manual Test のキーボード・ショートカット』を参照してください。
F9 キー (ステップとして設定) が正しく機能する
F9 を押した後、Manual Tester は、ステートメントをテキスト・エディターおよび「アウトライン」ビュー内のステップに変更します。
Delete キーがステートメント・ラベルの名前変更時に正しく機能する
「アウトライン」ビューでステートメント・ラベルを名前変更する際、ラベルの一部を強調表示して Delete キーを押しても、ラベル全体が削除されることはなくなりました。
Backspace キーを押しても「アウトライン」ビューにフォーカスが切り替わらなくなった
グループ内のステートメントを削除するために Backspace キーを繰り返し使用しても、「アウトライン」ビューにフォーカスが変更されなくなりました。
Shift + 下矢印が正しく機能するようになった
複数行ステートメントで、Shift + 下矢印 を押すと、現在の文字から現在のロケーションの下にある文字までのテキストが選択されます。 ステートメントが単一行上にある場合、Shift + 下矢印を押すと、現在の文字から行の最後までのテキストが選択されます。
キーボード・ショートカットが「実行結果」ページに追加された
キーボード・ショートカット (アクセラレーター・キー) が、「設定」ダイアログ・ボックスの「実行結果」ページに追加されました。
キーボード・ショートカットが「設定」ダイアログ・ボックスに追加された
キーボード・ショートカット (アクセラレーター) キーが、「「リファレンスとして貼り付け」時にステートメントを再利用ビューに追加するかを確認」および「グループとともに子も削除されることを確認」コントロールに追加されました。
グループ内で Enter を押した時の振る舞いが正しくなった
グループ内のステートメントの中で Enter キーを押すと、カーソルの後ろのテキストがグループの最初の子となるようになりました。
「最近使用したファイル」ビューを閉じた状態でのファイルの保管が可能になった
「最近使用したファイル」ビューが閉じている場合でも新規ファイルを保管できるようになりました。 Manual Tester はエラー・メッセージを表示しなくなりました。
読み取り専用スクリプト・ファイルは新規ロケーションに保管できるようになった
編集内容を読み取り専用のマニュアル・テスト・スクリプト・ファイルに保管する場合、Manual Tester は新しい名前とロケーションでファイルを保管するオプションを表示します。 さらに、「ファイル」>「別名保管」をクリックして、マニュアル・テスト・スクリプト・ファイルを既存の読み取り専用ファイルと同じ名前で保管しようとすると、Manual Tester は新しい名前とロケーションでファイルを保管するオプションを表示します。
読み取り専用ファイルの上書き機能が可能になった
ClearCase にチェックインするスクリプトに編集内容を保管しようとすると、スクリプトは読み取り専用であるというメッセージを受け取ります。 スクリプトをチェックアウトして、変更内容でファイルを上書きできるようになりました。
再使用可能ステップへの結果の適用では、すべてのインスタンスへ結果は適用されなくなった
結果を再使用可能ステップに適用する場合、Manual Tester は結果および実行プロパティーを現在のステップだけに適用します。
再使用可能なステートメントの複数インスタンスは順番に実行されるようになった
この障害はお客様により報告されました (APAR #PK03353)。 スクリプト内の再使用可能なステートメントの複数インスタンスを順番にまたは順不同に実行する場合、Manual Tester はそれぞれのステートメントを、独立した個別のステートメントとして扱います。
TestManager から実行するマニュアル・テスト・スクリプトの終了
マニュアル・テスト・スクリプトを TestManager から実行するときに、実行ビューアーのドロップダウン・メニュー上の「実行依頼」をクリックしても、テスト実行が早期に終了することはなくなりました。
実行ビューアーがスクリプトの実行後に閉じるようになった
Manual Tester は、報告ポイントに実行添付ファイル・プロパティーがあるとしても、スクリプトの実行後に実行ビューアーを閉じます。
Manual Tester ウィンドウがスクリプトの実行後に最大化されるようになった
スクリプト内のすべての項目について「適用」をクリックしてから結果を保管した後に、実行ビューアーが閉じ、Manual Tester ウィンドウは最大化されます。
結果の値が後続のテスト実行でクリアされるようになった
部分的にテストを再実行する場合、Manual Tester は直前の実行からの結果を、処理されないステートメントには適用しません。
デフォルトの Hyades カスタム結果の値が復元されるようになった
「設定」ダイアログ・ボックスの「実行結果」ページで「デフォルトの復元」をクリックすると、4 つの永続 Hyades 値が復元されます。
Manual Tester 定義の合格または失敗の結果は、それぞれの Hyades の同等のものにマップされるようになった
「実行結果」ページを使用してすべての結果の値を除去した場合、Manual Tester は「合格」または「失敗」をステートメントの結果として使用します。 カスタム結果がない場合、Manual Tester が定義する「合格」および「失敗」は、その Hyades の同等のものに正しくマップされます。
実行ログからテスト・ログへの名称変更
このバージョンの Manual Tester で、実行ログはテスト・ログに名称が変更されました。
テスト・ログで「テスト」をクリックするとスクリプトが表示されるようになった
テスト・ログの「要約」セクションの「テスト」をクリックすると、Manual Tester はテキスト・エディターでスクリプトを表示します。
エクスポートされたファイルがエクスポート後に自動的に開くようになった
エクスポート後に、エクスポートしたテスト・ログをスプレッドシート・アプリケーションで表示する場合は、「テスト・ログのエクスポート」ウィザードの「エクスポート後にファイルを開く」を選択します。
メッセージまたはファイルが正常なエクスポート後に表示される
「テスト・ログのエクスポート」ウィザードで「エクスポート後にファイルを開く」を選択しなかった場合、Manual Tester はエクスポートが完了したというメッセージを表示します。
結果が適用されていないテスト・ログは正しくエクスポートされる
結果が適用されていないステートメントを含むテスト・スクリプトのテスト・ログは、正しくエクスポートされるようになりました。
結果は英語以外のオペレーティング・システムにエクスポートされる
この障害はお客様により報告されました (APAR #PK07206)。 テスト・ログのエクスポート時に、「結果」列は英語以外のオペレーティング・システムの結果を表示します。 Manual Tester 6.1.1 に以前に保管されたテスト・ログには、エクスポート時に結果はありません。 結果を表示するには、スクリプトを再度実行し、結果を保管し、それをエクスポートします。
開いている Excel スプレッドシートへのエクスポート時のメッセージが改善された
別のアプリケーションで開いている Microsoft Excel スプレッドシートにエクスポートする場合、Manual Tester は有用なエラー・メッセージを表示しますが、エクスポート完了メッセージは表示しません。 エクスポート時にエラーが発生した場合、エクスポートの出力ファイルは開きません。
Product Updater は更新が実行されない場合に成功を報告しなくなった
Product Updater の使用時に Manual Tester が実行中であると、Manual Tester を終了するかどうかを尋ねるメッセージを受け取ります。
「カスタム・プロパティー」ページおよび「実行結果」ページでソートが使用可能になった
「設定」ダイアログ・ボックスの「カスタム・プロパティー」ページおよび「実行結果」ページ上の列見出しをクリックすると、列名でソートを実行できます。 列見出しの左の矢印が上を指している場合、リストの順序は昇順です。 矢印が下を指している場合、順序は降順です。
IBM Rational Manual Tester Refresh Pack 6.1.1 のインストール、インストール前提条件、コマンド行からのインストール、および更新サーバーのローカル・ミラーのセットアップについては、http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rmt/61/install_instruction/611/install.html にあるインストール手順を参照してください。
この Refresh Pack のインストールには追加のハードウェア要件は必要ありません。
この Refresh Pack は、IBM Rational Manual Tester 6.1 以降の更新とともに使用するためにインストールできます。 Refresh Pack をインストールする前に、IBM Rational Product Updater 6.0.1 をインストールする必要があります。
これらのリリース情報では、製品資料の完成後に入手できるようになった、問題や制限事項などのリリース固有の情報を記載しています。
Rational Manual Tester で Windows NT プラットフォームはサポートされていません。
Manual Tester のこのリリースでは、分散機能テストはサポートされていません。
TestManager ログ・ビューアーから提出された障害に関して、マニュアル・テスト・スクリプトを ClearQuest から開くことはできません。
Manual Tester 検査ポイントまたは報告ポイントを開いたり、そのプロパティーを ClearQuest から表示することはできません。
Manual Tester の「ようこそ」ページの 4 つの Manual Tester チュートリアルおよび「サンプル」ページでは、サンプル・スクリプトを参照しており、それらのサンプル・スクリプトのパスを示しています。 サンプル・スクリプトは、Manual Tester のインストール・ディレクトリーの SampleScripts フォルダーに入っています。 チュートリアルおよびサンプル・ページに示されているパスは正しくありません。 正しいパスは、¥Program Files¥IBM¥Rational¥SDP¥6.0¥ManualTest¥eclipse¥SampleScripts です。
ネットワークを介したスクリプト操作の実行
保管されたマニュアル・テスト・スクリプトをネットワークを介して開いたり、保管、一時停止、および再開を実行したりする場合、ローカル・ドライブに対して実行する操作より時間がかかることがあります。 操作の速度はネットワークの速度に依存します。
「元に戻す」コマンドは使用できません。 操作を元に戻すには、変更内容を保管せずにファイルを保管してください。 それ以前の有効な変更内容を保管しておくために、頻繁にファイルを保管することをお勧めします。
双方向対応言語システム (アラビア語/ヘブライ語) のユーザー・インターフェースは左から右表示される
ユーザー・インターフェース内のテキストは、右から左に表記するどの言語にも翻訳されていないので、ユーザー・インターフェースは常に左から右に表示されます。 ただし、Manual Tester テキスト・エディターは右から左に表記する言語を正しく処理し、必要な場合は右から左の向きで文字を表示します。
キャプチャーされたイメージの削除に Delete キーを使用する場合の動作が矛盾している
イメージがステートメントの記述の末尾にあり、カーソルがイメージの直前にある場合、Delete キーを押してもイメージは削除されません。
「主な設定」ページからボタンが消失する
「主な設定」ページ以外のページ上で「設定」ダイアログ・ボックスを閉じた場合、「デフォルトの復元」および「適用」ボタンは、次回開くときに「主な設定」ページに表示されません。 この問題を回避するため、「設定」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックする前に「主な設定」ページに切り替えます。
Rational Manual Tester の製品ホーム・ページは、www.ibm.com/software/awdtools/tester/Manual/index.html です。 FAQ、既知の問題とその修正のリスト、その他のサポート情報については、製品ホーム・ページの「サポート」リンクをクリックしてください。
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