IBM Rational Functional Tester 修正パッケージ 6.1.0.1 - インストールの説明

Rational Functional Tester バージョン 6.1

目次

1.0 概要

ここでは、IBM Rational Product Updater を使用して IBM^® Rational^® Functional Tester 修正パッケージ 6.1.0.1 をインストールする方法を説明します。 この修正パッケージは更新として提供されています。これは IBM 更新サーバーから直接ダウンロードする必要がありますが、そのローカル・インストール用修正パッケージを含む ZIP ファイルをダウンロードすることもできます。以下のセクションでは、この修正パッケージをインストールする方法について説明します。

2.0 インストールの前提条件

この修正パッケージをインストールする前に、IBM Rational Product Updater 6.0.0.4 をインストールしておく必要があります。Rational Product Updater でデフォルトの更新サイト設定を使用する場合、IBM Rational Product Updater 6.0.0.4 は更新またはオプション・フィーチャーの検索時に自動的にインストールされます。しかし、「設定」>「サイトの更新」の順にクリックしてデフォルトの更新サイト設定を変更する場合は、修正パッケージをインストールする前にデフォルトの設定を復元しておく必要があります。

さらに、Update Manager で「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」>「構成の管理」の順にクリックするかまたは feature.xml ファイルを変更して製品の機能のいずれかを無効にした場合、この修正パッケージをインストールする前にその機能を再び有効にしておかなければなりません。

3.0 修正パッケージのインストール

修正パッケージのインストールは、IBM Rational Functional Tester をインストールしたときと同じユーザー・アカウントを使って行います。

制限事項:

• この修正パッケージのインストール時には Rational Functional Tester を開けません。
• Windows^® オペレーティング・システムでは管理者権限を持つアカウント、Linux^® オペレーティング・システムでは root ユーザー・アカウントを使用する必要があります。

修正パッケージをインストールするには、以下のステップを実行します。

1. Rational Product Updater を開始する。
   • Windows オペレーティング・システムの場合: 「スタート」>「プログラム」>「IBM Rational」>「Rational Product Updater」の順にクリックする。
   • Red Hat Enterprise Linux 3.0 (GNOME デスクトップ環境) の場合: メインメニューを開き、「Programming」>「Rational Product Updater」の順にクリックする。
   • SuSE Linux Enterprise Server 9.0 (K デスクトップ環境) の場合: メインメニューを開き、「IBM Rational」>「Rational Product Updater」の順にクリックする。

注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 でデフォルト以外のデスクトップ環境を使用する場合、製品のショートカットがデフォルトの場所に現れない場合があります。


2. 「更新の検索」をクリックする。


Rational Product Updater が更新を必要とする場合、次に進む前にそれをインストールするよう、プロンプトが出されます。そこで「OK」をクリックしてください。Rational Product Updater は更新をインストールし、再起動して、使用可能な更新のリストを検索します。


3. デフォルトでは、使用可能なすべての更新が選択されている。 「IBM Rational Functional Tester 6.1.0.1」を選択してください。


ヒント: この更新の説明を表示するには「更新」をクリックします。「詳細情報」ペインにその説明が表示されます。


4. 「更新のインストール」をクリックする。
5. プログラムの使用条件を受諾してインストールを継続する場合は、「OK」をクリックする。


コンピューターのプロセッサーの速度、RAM の容量、そしてインターネットの接続速度によっては、更新のダウンロードとインストールに長時間を要する場合もあります。

インストールの完了後、Rational Product Updater は「インストール済み製品」ページにインストール済みの製品をリストします。


6. Rational Product Updater を閉じる。

4.0 ローカル・インストール用修正パッケージのダウンロード

IBM 更新サーバーから直接修正パッケージをインストールできますが、それをダウンロードすることもできます。次のような状況では、いったん修正パッケージをダウンロードし、後でインストールすることもできます。

• インターネットの接続が低速または不安定で、ダウンロードのレジューム機能を持つダウンロード・マネージャーを使用したい場合。
• ファイアウォールの背後からライブ IBM 更新サーバーにアクセスするのが難しい場合。
• 修正パッケージをダウンロードし、後でインストールすることを望む場合。

修正パッケージをダウンロードし、インストールするには、以下のステップを実行します。

1. ftp://ftp.software.ibm.com/software/rationalsdp/rft/61/zips/rft61_fixpack6101.zip から修正パッケージをダウンロードする。
2. 一時ディレクトリー (たとえば C:\temp など) に修正パッケージを抽出する。
3. インストールの指示については、C:\temp\rft\ にナビゲートし、install_local_6101.html を開く。

5.0 更新サーバーのローカル・ミラーの作成

次のような状況では、Rational Functional Tester 更新サーバーのローカル・ミラーを作成することもできます。

• インターネットに直接アクセスできない製品インストールのセットを管理する場合。
• 更新サーバーのローカル・ミラーがあると都合の良いような製品インストールのセットを管理する場合。

Rational Functional Tester 更新サーバーのローカル・ミラーを作成する方法については、 www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rft/61/local_mirror/6.1.0.1/local_mirror.html にアクセスしてください。

6.0 カスタマー・サポート

製品のニュース、イベント、サポート、その他の情報については、Rational Functional Tester のホーム･ページ www.ibm.com/software/awdtools/tester/functional/index.html を参照してください。