IBM J2EE Connector Tools フィーチャー・バージョン 6.0.1.4 - README 

IBM Rational Application Developer 6.0.1 または 6.0.1.1、および IBM Rational Software Architect 6.0.1 または 6.0.1.1 用

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このファイルの最新バージョンを表示するには、www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rad/601/html/J2C6014/readme_6014.html にある README を参照してください。

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目次

1.0 このリリースについて
   1.1 製品の修正履歴
2.0 インストール情報
   2.1 ハードウェア要件
   2.2 ソフトウェア要件
   2.2.1 WebSphere® Application Server
   2.2.2 リソース・アダプター
   2.2.3 CICS Transaction Gateway
3.0 既知の制限、問題、および予備手段
4.0 カスタマー・サポート
5.0 特記事項および商標

1.0 このリリースについて

この J2EE Connector (J2C) Architecture ツールを使用することで、 既存のエンタープライズ情報システム (EIS) 上で操作およびデータを統合/拡張する J2EE アプリケーションを作成できるようになります。

このリリースには修正が含まれており、Rational® Application Developer および Rational Software Architect に含まれる IMS リソース・アダプターおよび CICS® リソース・アダプターの両方に保守が適用されます。この更新を適用すると、 以下のように置き換わります。

1.1 製品の修正履歴

J2EE Connector Tools フィーチャーの本リリースには、以下の修正が含まれています。

1.1.1 両方の IMS リソース・アダプターへの変更:

IBM Rational Application Developer バージョン 6.0.1.2、6.0.1.1、または 6.0.1 用の J2EE Connector Tools Feature バージョン 6.0.1.4 には、 開発目的のため IMS Connector for Java バージョン 9.1.0.1.3b および 9.1.0.2.2b が含まれています。これらは保守のみ (新機能なし) のリリースで、次の更新を含んでいます。

アプリケーションが、同じ IMSInteractionSpec オブジェクト・インスタンスを使用してコミット・モードの値を 0 から 1 にオーバーライドしようとすると、「同期化レベル NONE」ではなく、「同期化レベル CONFIRM」を使用して、相互作用が実行されます。この修正を適用することにより、IMS Connector for Java は、コミット・モード 1 が使用されている場合に、 「同期化レベル NONE」を使用して IMS トランザクションを実行するようになります。

1.1.2 CICS リソース・アダプターへの変更

これらのバージョンで組み込まれた APAR : 分散プラットフォームでは、このレベルには以下の APAR 用の PTF が含まれています。

z/OS では、このレベルには以下の APAR 用の PTF が含まれています。

1.1.3 PMR 58123,370,000.

管理接続の公開された接続プロパティーのマイグレーション済みコードが正しくありません。

接続プロパティーでパスワードとユーザー ID を公開した場合、コードを実行したときに、 マイグレーション済みコードは値を渡さないため、パスワードとユーザー ID が無効になります。

1.1.4 APAR 番号 PL34871 PMR 番号: 28130

IGYPS2121-S エンタープライズ Web サービスで生成された コンバーター・ドライバー・プログラムのコンパイル時にエラーが発生します

Webphere Developer for zSeries 6.0.1.4 - 「エンタープライズ Web サービスを 使用可能にする (Enable Enterprise Web Services)」ウィザードをコンパイル済みの XML 変換とともに使用すると、 コンバーター・プログラムが入出力データ構造を持たずに生成され、その結果、コンパイル・エラーが発生します。このエラーのいくつかの例を以下に示します。

ローカル修正: 以下は、この問題の解決策のオプションです。

2.0 インストール情報

J2EE Connector Tools フィーチャーのインストールについて詳しくは、www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rad/60/install_instruction/J2C6014/install.html を参照してください。

2.1 ハードウェア要件

J2EE Connector Tools フィーチャーをインストールするためのハードウェア要件については、 インストールの説明を参照してください。

2.2 ソフトウェア要件

このフィーチャーをインストールする前に、次のいずれかの製品をインストールしておく必要があります。

J2C ツールを使用してアプリケーションを作成し、そのアプリケーションを WebSphere Application Server バージョン 5 で実行する場合、WebSphere Application Server バージョン 5 に必要な保守を適用したことを確認してください。 詳しくは、『セクション 2.2.1 WebSphere Application Server』を参照してください。

J2EE Connector Tools フィーチャーがサポートするソフトウェアおよび仕様について詳しくは、 インストールの説明を参照してください。

Rational Application Developer または Rational Software Architect での具体的なツールによってサポートされるソフトウェアおよび仕様についての詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

2.2.1 WebSphere Application Server

WebSphere V5.0 および WebSphere V5.1 は J2C 1.0 をサポートしています。以下の表に、J2EE Connector Tools を使用するために必要になる WebSphere Application Server のサービス・レベルを リストします。Rational Application Developer または Rational Software Architect V6.0 で使用可能なバックレベル・テスト環境では、この表の「必要な WAS 配布サービス・レベル」列にリストされたサービスが必要になります。 WebSphere Application Server の累積修正 (例えば WAS 5.0.2.8) は、WebSphere Application Server のサポート・サイト (www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support) から入手できます。 Integration Edition RunTime Fixes for 5.0 および 5.1 は、www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&context=SSEQTP&dc=D410&dc=D420&uid=swg24004796&loc=en_US&cs=utf-8&lang=en から入手できます。 WebSphere Application Server for z/OS® の PTF は、WebSphere Application Server for z/OS のサポート・サイト (www.ibm.com/software/webservers/appserv/zos_os390/support/) から入手できます。

WebSphere Application Server 必要な WAS 配布サービス・レベル 必要な WAS for z/OS のサービス・レベル
5.0.x
  • 累積修正 5.0.2.8
  • Integration Edition RunTime Fixes for 5.0
W502023 (PTF UK00329)
5.1.x
Integration Edition RunTime Fixes for 5.1
W510205 (PTF UK0028)

WebSphere V6 は J2C 1.5 アプリケーションをサポートします。

2.2.2 リソース・アダプター

J2C ツールでは、以下のリソース・アダプターがサポートされています。

2.2.3 CICS Transaction Gateway

CICS Transaction Gateway (CICS TG) でサポートされるソフトウェアについては、www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21239203 を参照してください。

3.0 既知の制限、問題、および予備手段

3.1.1

IBM ® J2EE Connector Tools フィーチャー バージョン 6.0.1 で見つかった制限は、このリリースにも当てはまります。

3.1.2

IMS リソース・アダプターの更新は、多くの場合、相互前提条件となる IMS Connect および IMS の APAR が必要です。相互前提条件の APAR について詳しくは、Web サイト www.ibm.com/ims を参照してください。

3.1.3

WebSphere® Application Server のどのバージョンでも、複数のバージョンのリソース・アダプターを混在させることはできません。 これは、WebSphere® Application Server にはクラスパス/ローダーが 1 つしかないため、実際には 2 つのレベルのクラスが混在してしまい、未定義の動作が発生するという問題があるためです。

3.1.4

PMR 03591: 注釈ビルダーのパフォーマンスの問題 

問題の記述

注釈ビルダーは、ユーザーが注釈タグに変更を加えると、 すべてのデータ・バインディング・クラスを自動的に再ビルドします。

データ・バインディング・クラスに get/set メソッドが多数含まれていると、 再ビルドに非常に長い時間がかかる場合があります。CPU 使用率が 100% になり、

ツール/システムがハングしているように見えることがあります。実際にはハングしておらず、再ビルドが完了すると元に戻ります。データ・バインディング・クラスに含まれるメソッドの 数によっては、20 分ほどかかることもあります。

回避策

3.1.5

RAD J2C マイグレーション・ツールに対してコマンド行 WSADSIE を使用する際、マイグレーションされる成果物のメソッド本文が不完全になります。

問題の記述

コマンド行 J2CMigration.bat/J2CMigration.sh を使用して、 WSDL を J2C Java Bean またはデータ・バインディングにマイグレーションすると、 メソッドにドックレット・タグが生成されているにも関わらず、メソッド本文の一部が空になります。

注釈ビルダーがドックレット・タグを基にしてメソッド本文のコード生成を完了する前に、 ライターがコマンド行ツールに戻りました。

回避策

ワークベンチを使用して、マイグレーション済みのワークスペースを表示する必要があります。これにより、注釈ビルダーが再ビルドを実行し、すべてのメソッド本文が生成およびコンパイルされます。

4.0 カスタマー・サポート

Rational Application Developer の製品ホーム・ページは、 www.ibm.com/software/awdtools/developer/application/ です。よくある質問、既知の問題と修正のリスト、およびその他のサポート情報については、www.ibm.com/software/awdtools/developer/application/support/ のサポート・ページを参照してください。

Rational Software Architect の製品ホーム・ページは、www.ibm.com/software/awdtools/architect?swarchitect/ です。よくある質問、既知の問題と修正のリスト、およびその他のサポート情報については、www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/support/ のサポート・ページを参照してください。

5.0 特記事項および商標

© Copyright IBM Corporation 2000, 2006. All Rights Reserved.

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本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

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