WebSphere Application Server v6.0 で提供されているオンライン・ヘルプを参照してください。オンライン・ヘルプには、Java Messaging Service (JMS) アプリケーションを V6.0 サーバーについてテストする際のデフォルト・メッセージ・プロバイダーの構成とデプロイメントの全詳細と、Web サービス・アプリケーションを V6.0 サーバーについてテストする際の Service Integration Bus の構成とデプロイメントの詳細があります。
この製品は、JAR ファイルではなく JXE ファイルを使用する、別のプラグイン・クラス・ロード手法をサポートします。 JXE ファイルを使用する利点は次のとおりです。
- 起動時間の短縮
- メモリー使用量の削減
- 複数の製品インスタンス間におけるメモリー共用の拡大
JXE ファイルを使用した場合の欠点は次のとおりです。
- プラグインのスタック・トレースに行番号が表示されないことがある
- Eclipse v3.0.x で正しく機能するサード・パーティー・プラグインのうち、この製品でロードされないものがある
どちらの問題を診断する場合でも、JXE サポートを一時的に使用不可にするには、次に示す起動引き数を追加指定して製品を起動します。
-vmargs -Dosgi.adaptor=org.eclipse.core.runtime.adaptor.EclipseAdaptorWindows: 上記の引き数を製品ショートカットの「ターゲット」フィールドに追加します。
Eclipse v3.0.x で正しく機能するサード・パーティー・プラグインのうち、 JXE が使用可能の場合は製品でロードされないが、JXE が使用不可の場合はロードされるものが見つかったならば、 IBM サポートに連絡して、この問題を報告してください。 問題を報告した後で元の起動引き数に戻す (つまり JXE を使用可能にする) ことを忘れないでください。
Windows Server 2003 にターミナル サーバーがインストールされて構成されている場合、WebSphere Application Server v6 テスト環境が製品アンインストールでは除去できないことがあります。 除去するには、次のコマンドを手動で実行してください。
<install_dir>\runtimes\base_v6\_uninst\uninstall.exe -silent
Windows オペレーティング・システムでは、さまざまなアクセシビリティー・オプションを設定できます。ただし、「アクセシビリティー・オプション」ウィンドウの「画面」タブで「ハイコントラスト 黒 (大きいフォント)」の表示設定を指定すると、製品のダイアログおよびウィンドウの一部が正しく表示されないことがあります。
http://dev.eclipse.org/viewcvs/index.cgi/~checkout~/platform-swt-home/faq.html#xpthemes の Eclipse SWT FAQ に記載されているとおり、製品にスキン・マニフェストを適用できますが、製品が正しく表示されなくなることがあります。この問題を避けるには、スキン・マニフェストを 製品に適用しないでください。
非管理者ユーザーを使用して製品を開始させ、製品の開始中にエラー・ダイアログを受信した場合、原因として、ユーザーには
<install_dir>\eclipse\configuration
への書き込みアクセスはありますが、そのディレクトリー内のすべてのファイルへの書き込みアクセスがないことが考えられます。次善策として、すべての非管理者がそのディレクトリーへの書き込みアクセスを持たないように
<install_dir>\eclipse\configuration
の権限を変更してください。
IBM Rational 5.x レガシー統合テスト環境では、IBM_WAS_LTE\disk1\util ディレクトリーに配置された responsefile.txt と呼ばれるサンプル応答ファイルが提供されます。以下の表に、応答ファイル・オプションおよび応答ファイルの対応する項目を表示します。
機能 応答ファイルの項目 製品のインストール・ディレクトリー インストール場所 WebSphere Application Server バージョン 5.1 feature_was51_win32.active
WebSphere Application Server 5.0.2
feature_was5_win32.active
WebSphere Application Server Express 5.1
feature_wasexp51_win32.active
WebSphere Application Server Express 5.0.2
feature_wasexp5_win32.active
使用法については、インストール・ガイドの第 4 章「Rational Application Developer for Windows のインストールとアンインストール」の 『追加 Rational Application Developer 機能のサイレント・インストール』に提供された指示に従ってください。