プラグインの作成

プラグインは XML ファイルと、そのプラグインが必要とする補助用のスクリプト・ファイルから構成されます。

プラグイン・ステップは <step-type> エレメントによって定義されます。これには 1 つの <properties> エレメント、1 つの <command> エレメント、および 1 つの <post-processing> エレメントが含まれています。<properties> エレメントは <property> 子エレメントのコンテナーであり、任意の数の <property> エレメントをそこに含めることができます。プロパティー値は設計時または実行時に指定できます。<post-processing> エレメントは、エラー処理機能を提供したり、他のステップで使用可能なプロパティー値を設定したりします。<command> エレメントはステップの機能を実行します。機能はそのエレメントで全部を定義できるほか、設計時または実行時にステップのプロパティーからその一部、または全体を構成することができます。

コマンドは、ステップ自身のプロパティーに加えて、プロセス内の他のステップにより既に設定されているプロパティー、コンポーネント・プロセスを開始したアプリケーションが設定したプロパティー、ターゲット環境およびリソース上のプロパティーにもアクセスできます。ステップ・プロパティー値は、コンポーネント・プロセスが終了すると使用できなくなります。

プラグイン・ステップは、ターゲット環境にインストールされているエージェントによって実行されます。そのため、エージェントがホスト上にある必要なスクリプト・ツールにアクセスできるのであれば、プラグインは任意のスクリプト言語で記述できます。プラグインを作成した後は、それを IBM UrbanCode Deploy にアップロードし、ユーザーが使用できるようにします。プラグインをアップロードするには、XML ファイル (plugin.xml および upgrade.xml) と、そのプラグインが必要とするすべてのスクリプトが含まれたアーカイブ・ファイルを作成します。その後、そのアーカイブ・ファイルを、自動化タイプのプラグインについては「自動化プラグイン」ペインで、ソース・プラグインについては「ソース構成プラグイン」ペインで、それぞれインポートします。


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