コンポーネントのロールバック

コンポーネント・バージョンをスナップショット内のバージョンにロールバックします。

このステップは、環境にデプロイされた最新のスナップショットに基づいて、コンポーネント・バージョンを前のバージョンで置換します。

このステップは、異なる増分コンポーネント・バージョン間の切り替えを行う場合に適しています。 異なるフル・コンポーネント・バージョン間での切り替えには、このステップを使用しないでください。このステップではなく、通常どおり、新規コンポーネント・バージョンをデプロイしてください。

詳しくは、アプリケーション・プロセス内でのコンポーネントのアンインストールまたはロールバックを参照してください。

表 1. 「コンポーネントのロールバック」のプロパティー
フィールド 説明
名前 ステップの名前。 他のプロセス・ステップは、この名前でこのステップを参照できます。
コンポーネント ステップにより使用されるコンポーネント。ステップが影響を与えられるのは、単一のコンポーネントです。 アプリケーションに関連付けられているすべてのコンポーネントが使用可能です。 別のコンポーネントをロールバックしたい場合は、プロセスにもう 1 つロールバック・ステップを追加します。
状況付きのバージョンを削除 ステップにより影響を受けるコンポーネントを制限します。 選択した状況を持つコンポーネントのみが影響を受けます。 指定可能な状況: 「アクティブ」は、現在デプロイされているコンポーネントを参照します。
コンポーネント・プロセス 選択したコンポーネント・プロセス。 コンポーネントに定義されているすべてのプロセスが使用可能です。 1 ステップに選択できるのは、1 つのプロセスのみです。
失敗を無視 これが選択されると、ステップの実行は完了すると常に見なされます。
制限タグ プロセスでユーザー定義タグを使用できます。リソースのタグ付けを参照してください。
ロールバック・タイプ ロールバックのタイプを判別します。 「不要な増分バージョンの削除」を指定すると、サーバーはスナップショットに含まれていない各増分バージョンについてアンインストール・プロセスを実行します。 「最新のデプロイ済みのもので置換」を指定すると、サーバーは同様に増分バージョンをアンインストールしてから、スナップショット内のバージョンをインストールします。
最初のオンライン・リソースのみで実行 このステップは、アプリケーションにマップされているすべてのエージェントでは実行されずに、 IBM® UrbanCode Deploy により特定される最初のオンライン・エージェントのみで実行されます。 「最初」のエージェントを特定するために使用されるメカニズムは、データベースに依存します (したがって不確定です)。
前提条件 条件を定義する JavaScript スクリプトが、ステップの実行前に存在している必要があります。 条件は true または false に解決される必要があります。

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