サーバーのアップグレード

サーバーをアップグレードするには、サーバーを停止し、新しいインストール・プログラムを実行します。以下の説明は、バージョン 6.0 以降へのアップグレードに適用されます。

始める前に

バージョン 4.8.5 より前のバージョンからアップグレードする場合には、以下のアップグレードの説明に従って作業する前に、サーバーをバージョン 4.8.5 にアップグレードしてください。

バージョン 4.8.5 以降であっても 6.0 より前のバージョンからアップグレードする場合には、サーバーをアップグレードする前に、セキュリティーをマイグレーションします。 セキュリティー設定のマイグレーション を参照してください。

このタスクについて

サーバーは、バージョン 4.8.5 または 5.0 からバージョン 6.0 以降へアップグレードすることができます。バージョン 4.8.5 より前のバージョンを使用している場合は、最初に 4.8.5 へアップグレードする必要があります。

手順

  1. IBM UrbanCode Deploy 用のインストール・ファイルをダウンロードし抽出します。 これらのファイルは、IBM Passport Advantage® Web サイトからダウンロードできます。IBM UrbanCode Deploy ダウンロード資料を参照してください。
  2. サーバーを停止します。
  3. コマンド・ラインから、インストーラー・プログラムを実行します。
    • Windows 上では、install-server.bat ファイルを実行します。
    • Linux 上では、install-server.sh ファイルを実行します。
    • FIPS 準拠のサーバーをインストールするには、-fips というスイッチをコマンドに追加します。 例えば install-server.sh -fips のようにします。
      注: FIPS 準拠のサーバーをインストールする場合、クラウド・プロビジョニングは使用不可です。
    システム設定によっては、このファイルを管理者として実行する必要がある場合があります。
  4. ソフトウェア・パッケージのご使用条件をお読みください。1 度に 1 ページずつ表示するときは Enter (キー) を押します。ライセンス全体を 1 度に表示するには、F を押し、次にEnter (キー) を押します。
  5. ご使用条件のすべての条項に同意する場合は、Y を押し、次に Enter (キー) を押します。
  6. IBM UrbanCode Deploy サーバーをインストールするディレクトリーを入力してください。(Enter the directory where the IBM UrbanCode Deploy server should be installed.)」というプロンプトが出されたら、既存のインストール済み環境のフォルダーを指定し、Enter(キー) を押します。
  7. 「指定されたディレクトリーに前のバージョンが存在します。現在インストールされているバージョンをアップグレードしますか? (A previous version exists in the specified directory. Do you want to upgrade the currently installed version?)」というプロンプトが出されたら Y を押し、次に Enter (キー) を押します。
  8. サーバーが停止していることを確認し、次に Enter (キー) を押してアップグレード・プロセスを開始します。
  9. サーバーを開始し、サーバーがマイグレーションされたことを検証します。
  10. サーバーのライセンス交付がセットアップされていることを確認します。 ライセンスの管理を参照してください。
  11. オプション: サーバーをバージョン 6.0.1.1 以前からバージョン 6.0.1.1 より後のバージョンにアップグレードする場合には、暗号鍵の強度をアップグレードします。 暗号鍵の強度のアップグレード を参照してください。

次のタスク

初めてサーバーを実行するときは、 エージェントとタグのいずれも新規コンポーネント・バージョンをインポートするよう構成されていません、というエラー・メッセージが表示される場合があります。このエラーを解消するには、 コンポーネント・バージョンをインポートする際に使用する、デフォルトのエージェントまたはエージェント・タグを指定する必要があります。このデフォルトの設定は、コンポーネントを作成するときにオーバーライドすることができます。以下のステップに従って、デフォルトのエージェントまたはエージェント・タグを指定してください。
  • デフォルトのエージェントを指定するには、「システム」 > 「システム設定」をクリックし、「一般設定」の下の、「エージェント・タグを統合に使用」チェック・ボックスをクリアします。次に、「バージョン・インポート用のエージェント」リスト内でエージェントを選択します。 次に、ページ下部で「保存」をクリックします。
  • デフォルトのエージェント・タグを指定するには、「システム」 > 「システム設定」をクリックし、「一般設定」の下の「エージェント・タグを統合に使用」チェック・ボックスをクリアします。次に、「バージョン・インポート用のエージェント・タグ」リスト内でエージェント・タグを選択します。次に、ページ下部で「保存」をクリックします。 タグがリストされていない場合は、サーバー上の 1 つ以上のエージェントにタグを追加してください。

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