モバイル・アプリケーションをビルドし、IBM® UrbanCode Deploy 用の IBM Worklight® プラグインを使用してビルド結果を IBM Worklight Server にデプロイすることができるように、開発環境をセットアップすることができます。
始める前に
次のソフトウェアがインストールされて、実行中であることを確認します。
- IBM UrbanCode Deploy
- アプリケーション・センターとコンソールが実行中の IBM Worklight Server。
- IBM Worklight Studio
次のような、その他のソフトウェアが必要になる場合があります。
- ソース制御管理 (SCM) システム。
- ビルド・エンジン。
- アプリケーション・サーバー。
- データベース。
このタスクについて
モバイル・アプリケーションをビルドして Worklight サーバーにデプロイするには、まず以下の構成ステップを実行する必要があります。
- ビルド・システムを構成します。
- IBM UrbanCode Deploy を構成します。これには以下のステップが含まれています。
- コンポーネントを作成します。
- アプリケーションをデプロイするために Worklight プラグインのステップを含むコンポーネント・プロセスまたはアプリケーション・プロセスを作成します。
モバイル・アプリケーションのデプロイを参照してください。
- Worklight サーバー・コンソールを構成します。これには、以下のステップが含まれています。
- データベースを作成して、構成します。
- Worklight プロジェクトの Web アーカイブ (WAR) ファイルを構成します。
手順
ビルド、IBM UrbanCode Deploy および Worklight サーバー・コンソールをセットアップしたら、以下の概要ステップを使用してモバイル・アプリケーションのビルドとデプロイを行えます。
- IBM Worklight Studio からソース制御管理 (SCM) システムに変更をチェックイン (コミット) します。
- アプリケーションをビルドして、新しいバージョンを IBM UrbanCode Deploy に追加します。
ヒント: アプリケーション・センターにデプロイされるモバイル・アプリケーションにバージョンを割り当てます。
このバージョンは、IBM UrbanCode Deploy に割り当てられるバージョンと一致する必要があります。
例えば、アプリケーション・センターのモバイル・アプリケーションが商用バージョン 1.0 で、最新のビルドからの内部バージョンが 16 の場合、
IBM UrbanCode Deploy のアプリケーションにバージョン 1.0.16 を割り当ててください。
バージョン番号を同期させておくと、問題が発生した場合のリカバリーに役立ちます。
例えば、モバイル・アプリケーションの最新バージョンが、アプリケーション・センターに正常にデプロイされなかった場合などです。
- IBM UrbanCode Deploy でデプロイメントを要求します。
- Worklight コンソールでモバイル成果物を表示し、アプリケーション・センターからアプリケーションをインストールして、テストします。
タスクの結果
モバイル・アプリケーション成果物が Worklight サーバーにデプロイされて、ターゲット・デバイスにインストールできるようになりました。
次のタスク
オプションで、
IBM UrbanCode Deploy に余分なコンポーネント・プロセスやアプリケーション・プロセスを作成して、
デプロイメントのロールバックをします (例えば、エラー状態や不完全なデプロイメントからのリカバリーのために)。