バージョン 6.1 より前は、メイン・サーバーから成果物を直接ダウンロードしていました。 エージェント・リレーはメイン・サーバーのプロキシーになることはありましたが、成果物をキャッシュに入れることはしていませんでした。
バージョン 6.1 から、複数のエージェント・リレーが 1 つの IBM UrbanCode Deploy サーバーにアクセスするようになりました。 各エージェント・リレーには、固有のローカル CodeStation リポジトリーがあります。各エージェント・リレーは、そのローカル CodeStation リポジトリーを、メイン・サーバーの CodeStation と同期します。 エージェントがリソースを要求すると、リレーは、そこに最新のリソースがあるかどうかを調べます。 最新のリソースがない場合は、最新のファイルを複製します。 成果物は、エージェントがそれらをダウンロードしようとするときにのみ複製されます。 したがって、成果物が初回のダウンロード後に変更されると、エージェントが二度目にダウンロードするまで、それらは再度複製されることはありません。
デプロイメント時、自動化またはビルドを実行するエージェントは、メイン・サーバーの代わりに、ローカル・リレーから成果物をダウンロードします。 ローカル・リレーからのダウンロードでは、成果物が既にローカルにある可能性が高く、サーバーからダウンロードする必要がないため、デプロイメント時間が短縮されます。
前のステップのステージング・プロセスを実行すると、キャッシュが埋められます。 上記のオプションのステップをスキップすると、キャッシュは、最初のデプロイメントの実行時に埋められます。