システム設定

以下の表に、システム全体にかかわる様々な設定をリストします。
表 1. 一般設定
フィールド 説明
外部エージェント URL* エージェントが IBM® UrbanCode Deploy サーバーに接続するために使用する URL。
外部ユーザー URL* ユーザーが IBM UrbanCode Deploy サーバーに接続するために入力する URL。
エージェント IP の検証 エージェントが IBM UrbanCode Deploy サーバーに初めて接続したときに使用した値に対して、エージェント IP とホスト名を検証する必要があります。
UI デバッグを使用可能にする ユーザー・インターフェースによるデバッグを容易にします。この設定が有効になっている場合、ユーザー・インターフェースのパフォーマンスが影響を受けることがあります。
プロセス設計変更のコメントが必要 ユーザーがプロセスに変更を加えるときには、コメントを付けることが必要になります。
デフォルト・ロケール ユーザー・インターフェースの言語。
自動バージョン・インポートの検査期間 (秒)* IBM UrbanCode Deploy がポーリングによって新規バージョンについてコンポーネントに問い合わせる時刻の間隔の秒数。この値を変更した場合、その変更を有効にするには、サーバーを再始動する必要があります。この値は 15 秒以上に設定します。
エージェント・タグを統合に使用 特定のタグによって識別されるすべてのエージェントがコンポーネント・バージョンをインポートすることを可能にします。この設定が選択されている場合には、「バージョン・インポート用のエージェント・タグ」フィールドが表示されます。それ以外の場合は、「バージョン・インポート用のエージェント」 フィールドが表示されます。タグ付けオブジェクトについて詳しくは、オブジェクトへのタグの追加を参照してください。
バージョン・インポート用のエージェント コンポーネント・バージョンをインポートするために使用されるエージェント。エージェントは、コンポーネント成果物に対するアクセス権限を持っている必要があります。 エージェントは、新規コンポーネントのデフォルト・エージェントになります。この値は、コンポーネントの作成時にオーバーライドできます。このフィールドは、「エージェント・タグを統合に使用」ボックスがクリアされている場合に表示されます。サーバーのある場所から成果物をインポートするには、エージェントを同じ場所にインストールし、そのエージェントを指定します。
バージョン・インポート用のエージェント・タグ 指定されたタグを持っているすべてのエージェントは、コンポーネント・バージョンをインポートできます。タグを持っているすべてのエージェントは、成果物に対するアクセス権限を持っている必要があります。タグを持っているエージェントは、新規コンポーネントのデフォルト値になります。この値は、コンポーネントの作成時にオーバーライドできます。このフィールドは、「エージェント・タグを統合に使用」チェック・ボックスが選択されている場合に表示されます。
表 2. 成果物のクリーンアップの設定
フィールド 説明
バージョンを消去する時間* バージョンを消去する時間。 値は、0 (午前 0 時) から 23 (午後 11 時) までの整数でなければなりません。消去されるコンポーネント・バージョンをプレビューで確認するには、「バージョン・クリーンアップのプレビュー」をクリックします。詳しくは、コンポーネント・バージョンのクリーンアップ を参照してください。
バージョンの保持日数* コンポーネント・バージョンを保持する日数。-1 という値は、無期限に保持することを意味します。
保持するバージョン数* 保持するコンポーネント・バージョンの数。-1 という値は、すべてを保持することを意味します。
アーカイブ・パス アーカイブ済みのコンポーネント・バージョンを含む圧縮ファイルが書き込まれている場所のパス。このフィールドが空である場合、圧縮ファイルは書き込まれず、アーカイブは保持されません。
表 3. セキュリティー設定
フィールド 説明
パスワードの最小長* パスワードの最小長を決定します。
複合パスワードが必要 このフィールドを選択した場合、パスワードには 4 つの文字クラスのうちの少なくとも 2 つを含む必要があり、その長さは最短でも指定した最小長と同じでなければなりません。4 つのクラスは、アルファベットの大文字、同じく小文字、数字、および特殊文字です。
表 4. WinRS エージェントのインストールの設定
フィールド 説明
WinRS エージェント Windows コンピューター上でエージェント・インストール・プロセスを実行するために使用されるエージェント。 WinRS エージェントは、リモート・システムで Windows コマンドを実行できるようにする Windows winrs コマンドを使用するように構成されています。 通常、WinRS エージェントとして指定されたエージェントは、この目的のため排他的に使用されます。
注: エージェントを Windows コンピューターにリモートでインストールするには、まず WinRS エージェントを指定する必要があります。
WinRS ユーザー Windows リモート管理用のユーザー名。
WinRS パスワード Windows リモート管理用のユーザー・パスワード。
表 5. メール・サーバー設定
フィールド 説明
メール・サーバー・ホスト 通知に使用されるメール・サーバーのホスト名。IBM UrbanCode Deploy は、ユーザーが構成したトリガー・イベントに基づいてユーザーに通知を送信できます (通知のセットアップについては、通知 を参照してください)。IBM UrbanCode Deploy は、メッセージを送信するために外部の SMTP メール・サーバーを必要とします。通知を使用不可にするには、フィールドを空のままにしておきます。
メール・サーバー・ポート 通知メール・サーバーによって使用される SMTP ポート。
セキュアなメール・サーバー接続 SMTP 接続がセキュリティーで保護されているかどうかを指定します。デフォルト値はクリアされた状態で、これは保護されていないことを意味します。
メール・サーバー送信者アドレス E メール通知用の送信者アドレス。
メール・サーバー・ユーザー名 E メール通知を送信するユーザー名。一部の E メール・サーバーとファイアウォールは、送信者名とユーザー名が異なる E メールを不審なものとして扱います。したがって、両方のフィールドに同じ名前を指定することを考慮する必要があります。
メール・サーバー・パスワード E メール通知を送信するユーザー・パスワード。
表 6. レガシー構成設定
フィールド 説明
「非アクティブを表示」リンクを使用可能にする デフォルトでは、ユーザーが作成したオブジェクトで、6.0 よりも初期の製品バージョンで非アクティブにされたものは、非表示になります。このフィールドを選択した場合、隠しオブジェクトが表示され、使用したり削除したりすることが可能になります。
「使用時にプロンプトを出す」を使用可能にする ユーザーが入力した値をプロセスの実行時に指定できるかどうかを制御します。このパラメーターが非アクティブ (デフォルト設定) である場合、プロセス作成中のプラグイン・ステップで値を入力する必要があります。このオプションを選択した場合、プロセス設計者の立場で考えると、実行時に値を入力することをユーザーに要求するという選択肢もあります。
未解決プロパティーのあるプロセスを失敗にする プロパティーを解決できない実行中のプロセスは、すべて自動的に失敗します。この設定は、デフォルトで使用可能になっています。
表 7. ライセンス交付設定
フィールド 説明
エージェントへのライセンス自動交付 このオプションを選択した場合、IBM UrbanCode Deploy サーバーは、エージェントがサーバーに接続したときに、自動的にライセンスを交付することを試みます。 詳しくは、サーバーとエージェントへのライセンスの適用 を参照してください。
サーバー・ライセンス・タイプ Rational Common Licensing (RCL) サーバーから取得されたライセンス・タイプを含みます。詳しくは、ライセンス・シナリオ を参照してください。
RCL サーバー・パス 多くの場合、RCL サーバーのホスト名とポートを指定します。 書式は、port@hostname です。 詳しくは、サーバーとエージェントへのライセンスの適用 を参照してください。

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