インストール・ファイルの中には、サーバー・データベースを別のデータベース・システムにマイグレーションするスクリプトが含まれています。サーバーがサポートしているデータベース・タイプであれば、どのデータベース・タイプでも相互にマイグレーションできます。
始める前に
マイグレーションする先のデータベースをインストールし、サーバーで使用するアカウントを作成します。
このタスクについて
例えば、Derby を使用してインストールした場合には、スクリプトを使用すれば実動データベース・システムにマイグレーションできます。
手順
- IBM® UrbanCode Deploy 用のインストール・ファイルをダウンロードし抽出します。
これらのファイルは、IBM Passport Advantage® Web サイトからダウンロードできます。IBM UrbanCode Deploy ダウンロード資料を参照してください。
- データベース用の JAR ファイルをインストール・ファイルの lib/ext フォルダーに置きます。
- サーバーを停止します。
- 現在のデータベースのバックアップを行います。
- コマンド・ラインからデータベース・マイグレーション・スクリプトを実行します。
- Windows の場合は、migrate-database.bat ファイルを実行します。
- Linux の場合は、migrate-database.sh ファイルを実行します。
システム設定によっては、このファイルを管理者として実行する必要がある場合があります。
- マイグレーション・スクリプトの指示に従って、サーバーの現在のロケーションと新しいデータベースの接続情報を指定します。
- マイグレーション・スクリプトが終了したら、サーバーを再始動し、データがマイグレーションされたことを検証します。
メモリーの問題が発生してマイグレーションが失敗した場合は、スクリプトで使用可能なメモリーを増加します。メモリーを増加するには、マイグレーション・スクリプトを開き、'ANT_OPTS="-Xmx1024m" というコードを含む行を探し出します。
このコードの 1024m は、メモリーが 1024 メガバイトであることを表しています。この数値を大きくしてから、再びマイグレーション・スクリプトを実行します。