環境を作成するときには、親アプリケーションがデプロイメントを実行できる場所を定義するリソースをその環境にマップします。
環境とは、親アプリケーションでデプロイできるコンポーネントを識別するリソースと作業を行うエージェントの集まりをユーザーが定義したものです。
アプリケーション環境を構成するには、以下のようにします。
- 以下の手順で環境を定義します。
- アプリケーションの「環境」タブへ進みます。
- 「新規環境の作成」をクリックします。
- 名前を helloDeploy などと指定します。
- このウィンドウの他のフィールドにはデフォルト値を受け入れ、「保存」をクリックします。
- 前に作成したエージェントを含むリソース・グループを環境に追加します。 エージェントのセットアップの際に、エージェントをリソースとしてリソース・グループに追加しました。
- 環境の名前をクリックします。
- 環境の「リソース」タブを使用して、「ベース・リソースの追加」をクリックします。 「リソースを環境に追加」ウィンドウが表示され、使用可能なすべてのリソースが示されます。
- 前に作成したリソース・グループの横のチェック・ボックスを選択してから、「OK」をクリックします。 エージェント・タイプ・リソースを選択すると、デプロイメントを実行できるロケーション (通常はコンピューター) が特定されます。
- helloWorld コンポーネントをこのエージェント・リソースにマップします。
- エージェント・リソースと同じ行で、とクリックします。
- 「helloWorld」コンポーネントを選択してから、「保存」をクリックします。 親アプリケーションに追加されたコンポーネントのみが、エージェント・リソースにマップできます。
注: コンポーネントをアプリケーションでデプロイするには、そのコンポーネントをアプリケーションに追加し、さらにエージェント・タイプ・リソースにマップする必要があります。アプリケーションに追加されているが、エージェント・リソースにマップされていないコンポーネントは、そのアプリケーションでデプロイすることはできません。
同様に、エージェント・リソースにマップされているが、アプリケーションに追加されていないコンポーネントは、そのアプリケーションでデプロイすることはできません。
- helloWorld コンポーネント・リソースにタグを追加します。 ユーザー定義タグでリソースを識別して、アプリケーション・プロセスでそのタグを参照することができます。
- 「helloWorld」コンポーネントのチェック・ボックスをクリックします。
- 「ベース・リソースの追加」プッシュボタンと同じ行で、とクリックします。 「タグの追加」選択を以下の図に示しています。
- 「新規タグの追加」ウィンドウで、「名前」フィールドに blueCycle などと入力してから、
それの色を選択します。 青を選択しましたが、どの色でも選択できます。
アプリケーションは、特定のタグを持つリソースを使用するように構成できます。
例えば、継続的な稼働環境では、blueCycle というタグの付いたサーバーのグループをオフラインにしてそれらを更新した後、オンラインに戻して、別のタグの付いたグループをオフラインにすることができます。
あるいは、他の例を挙げると、特定のタグを持つすべてのコンポーネントをデプロイするように、プロセスを構成することができます。 blueCycle タグを持つ完了したリソースを以下の図に示します。
新しい環境が「環境」タブに表示されます。
環境の準備が終わったら、アプリケーション・プロセスを作成できます。