最初のレッスンでは、コンポーネントの特定のバージョンを削除しました。
このレッスンでは、こうしたバージョンをもう一度追加して、コンポーネントの新しいバージョンのデプロイをシミュレートします。
前のレッスンでデプロイした Web アプリケーションには、Web コンポーネントおよびデータベース・コンポーネントのバージョン 1.0 が含まれていました。
こうしたコンポーネントのバージョン 1.1 にはオンライン・ストアの新しいアイテムである「Dogs」カテゴリーの「Bichon」が含まれています。
- 以下の手順で Bichon が「Dogs」カテゴリーで入手可能でないことを確認します。
- Web ブラウザーを以下の URL で開いて、アプリケーションを開きます。
http://hostname:8080/JPetStore
- 「Enter the Store」をクリックします。
- 「Dogs」カテゴリーをブラウズして、Bichon が入手可能でないことを確認します。 以下の図は、このカテゴリーのいくつかの犬種を示しています。
- 以下の手順で新しいバージョンのデータベース・コンポーネントをインポートします。
- IBM® UrbanCode Deploy サーバーで、「コンポーネント」タブをクリックし、次に JPetStore-DB コンポーネントをクリックします。
- 「バージョン」タブをクリックし、次に「新規バージョンのインポート」をクリックします。 これで以下の図に示すように、バージョン 1.1 がバージョンのリストに表示されました。
- データベース・コンポーネントの新しいバージョンをクリックして、その情報ページを開きます。
- 「構成」タブをクリックします。
- 「基本設定」の下の「タイプ」リストで、「インクリメンタル」をクリックしてから、「保存」をクリックします。
このバージョンは、新規バージョンではなく、インクリメンタル・アップグレードに設定されています。
フル・バージョンは、旧バージョンを最初にインストールしなくても、直接インストールされます。
インクリメンタル・アップグレードは、まず旧バージョンが前提で、新規バージョンは旧バージョンに重ねてインストールされます。
新規データベース・バージョンはデータベースへの追加にすぎないため、コンポーネントの旧バージョンが必要になります。
- 同様に、「タイプ」設定を変更することなく、Web コンポーネントのバージョン 1.1 をインポートします。 アプリケーション・コンポーネントには、追加バージョンがありません。
- 環境でアプリケーション・プロセスをもう一度実行します。 「プロセスの実行」ウィンドウで、「バージョンの選択」をクリックして、各コンポーネントの「最新バージョン」を必ず選択し、
それからとクリックします。
オプションで、サーバーが新規バージョンのあるコンポーネントのみをデプロイするように、「変更済みバージョンのみ」チェック・ボックスを選択できます。
この場合、サーバーは、Web コンポーネントおよびデータベース・コンポーネントに対してのみコンポーネント・プロセスを実行します。
- 以下の図に示すように、Web ブラウザーで Web アプリケーションを再ロードし、「Dogs」カテゴリーを調べて、新しい Bichon を確認します。 この新しいアイテムは、データベース・コンポーネントがバージョン 1.1 に更新されたことを示します
- Bichon の商品 ID、次にアイテム ID をクリックして、Bichon の商品ページを表示します。 このアイテムの新しいグラフィックは、Web コンポーネントがバージョン 1.1 に更新されたことを示します。