WebSphere® Portal プラグインを使用して、ポータル・セル用のリソースをディスカバーし、プラグイン・ステップを使用して成果物をデプロイできます。
始める前に
- エージェントを含むトップレベルのリソース・グループを作成します。
グループの作成を参照してください。
- ポータル・ノードをホスティングするシステムにエージェントをインストールします。
- IBM® WebSphere Application Server が、デフォルト・ディレクトリー以外のディレクトリーにデプロイされている場合は、エージェントで次のプロパティーを指定します。
- をクリックします。
- wsadmin.path という名前のプロパティーを追加します。
- wsadmin.path に、wsadmin スクリプトへの完全修飾パス (スクリプト名を含む) を設定します。
Linux 上のこのファイルのデフォルト・ロケーションは、/opt/IBM/WebSphere/AppServer/bin/wsadmin.sh です。
Windows でのデフォルト・ロケーションは、C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥bin¥wsadmin.bat および C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥bin¥wsadmin.bat です。
- WebSphere Portal のプラグインをインストールします。
- WebSphere® のアプリケーション・デプロイメントのプラグインをインストールします。
手順
- IBM UrbanCode Deploy サーバーで、「リソース」タブに移動します。
- リソースの隣で、「アクション」をクリックして、次に「エージェントの追加」をクリックします。
- 「新規リソースの作成」ウィンドウで、エージェントを選択し、「保存」をクリックします。 新規エージェント・リソースがリソース・ツリーに表示されます。まもなく、もう 1 つのリソースがエージェント・リソースの下に表示されます。このリソースは WebSphereCell という名前で、WebSphere Application Server セルを表します。セルを表示させるために「更新」をクリックすることが必要な場合があります。
- WebSphere Application Server セル・リソースをクリックして、をクリックします。 このリソースには WebSphereCell の役割があり、それにはセルに関連するいくつかのプロパティーが含まれます。
- WebSphereCell の役割の「役割のプロパティー」とラベルが付いたセクションで、セルの接続情報を指定します。これには以下の図のように、プロファイルと wsadmin ファイルのロケーション、および WebSphere Application Server システムのユーザー名とパスワードが含まれます。
注: 「セル名」プロパティーはブランクのままにします。
- 「保存」をクリックします。
- 「リソース」タブのセル・リソースの隣で、「アクション」をクリックして、「自動構成」をクリックします。
- 「自動構成」ウィンドウで、「ステップ」フィールドをクリックし、「WebSphere トポロジー・ディスカバリー」ステップの隣のチェック・ボックスを選択して、「OK」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、「自動構成」ウィンドウを閉じます。
- 30 秒から 60 秒待ってから、「更新」をクリックします。 三角アイコンが WebSphereCell の横に表示されます。
これを展開し、リソース・ツリーが実際の WebSphere Application Server トポロジーと一致することを確認します。
これには、WebSphere Portal のデプロイ可能な成果物 (テーマ、PAA、WAR、ConfigEngine コマンド、XMLAccess スクリプト) が含まれる可能性があります。
- WebSphereCell 項目で、「編集」をクリックし、
「セル名」が入力済みで、それが正しいことを確認してください。
- リソースのプロパティーを定義します。 該当リソースをクリックし、次に「構成」タブをクリックしてから「リソース・プロパティー」をクリックします。
- ND トポロジーの場合、ポータル・クラスター、ポータルの 1 次ノード、および、ポータルの 2 次ノードのリソースのプロパティーを定義します。
- スタンドアロン・トポロジーの場合、ポータル・ノード・リソースのプロパティーを定義します。
以下のプロパティーを定義します。
- portal.home: ポータル・インストール・ディレクトリー
- portal.profile.home: ポータル・プロファイル・ディレクトリー
- portal.admin.user: ポータル管理者のユーザー名
- portal.admin.password: ポータル管理者のパスワード
- portal.config.port: ポータル構成のポート
- websphere.password: WebSphere 管理者パスワード
- リソースのコンポーネントを作成します。 デプロイするリソースごとに 1 つのコンポーネントが必要です。
- コンポーネントをリソースに追加します。
- そのリソースに進みます。
- を選択します。
- 使用するコンポーネントを選択します。
- アプリケーションを作成します。
- 「アプリケーション」に進みます。
- 「新規アプリケーションの作成」をクリックします (アプリケーションが存在しない場合)。 管理するセルに接続されている既存のアプリケーションを使用することもできます。
- アプリケーション名を入力し、「保存」をクリックします。
- 「コンポーネント」タブをクリックし、次にテンプレート生成プロシージャーにより作成されたコンポーネントを追加します。
- アプリケーション環境を作成します。
- 「リソース」タブで、「新規環境の作成」をクリックします。
- 環境名を入力し、次に「保存」をクリックします。
- 環境編集ページに進みます。
- 環境名をクリックし、次に「ベース・リソースの追加」をクリックします。 見本のセルと環境用のグループを選択します。
- コンポーネントの環境プロパティーを編集します。 をクリックします。「コンポーネントの環境プロパティー」リストで、表示される各プロパティーに値を入力します。
デフォルト値を先に指定していれば、値に既にデフォルト値が入っています。
- 構成とデプロイメント用に「デプロイメント」タイプのアプリケーション・プロセスを作成します。
- 「プロセス」タブをクリックします。
- デプロイ・ステップを追加します。
- 「コンポーネントのインストール」ステップをプロセス・エディターにドラッグ・アンド・ドロップします。
- 使用するコンポーネントを選択します。このコンポーネントはリソースに対して作成してあります。
例えば、デプロイ対象のポータル WAR ファイルを含むコンポーネントを作成しています。
- コンポーネントに対するプロセスを選択します。例えば、ポータル WAR ファイル・コンポーネントに対して「ポータル WAR ファイルのデプロイ」を選択します。
- 「保存」をクリックします。
- プロセスを保存します。
- プロセスを実行して、新規に作成されたコンポーネントをテストします。