コンポーネント・プロセスを呼び出すことで、アプリケーション・プロセス内でコンポーネントをアンインストールできます。
また、「コンポーネントのロールバック」ステップを使用することで、コンポーネントをスナップショット内のバージョンに戻すことができます。
始める前に
- アプリケーションを作成し、そのアプリケーションに 1 つ以上のコンポーネントを追加します。
- アプリケーション・プロセスを作成します。
- 各コンポーネントにコンポーネント・プロセスを作成します。
このタスクについて
コンポーネントをアンインストールする基本的な方法が 3 つあります。それぞれの場合で、デプロイ済みコンポーネント・バージョンを操作するステップをアプリケーション・プロセスに追加します。
- 新しいバージョンのコンポーネントを古いバージョンの上にインストールすることができます。
この場合は、単純に、そのコンポーネントのデプロイメント・プロセスを含むアプリケーション・プロセスを実行するだけです。
- そのコンポーネントに対してコンポーネントのアンインストール・プロセスを実行できます。
- アンインストール・タイプのコンポーネント・プロセスを作成し、コンポーネントをアンインストールするステップを追加します。
- アプリケーション・プロセスで、「コンポーネントのアンインストール」ステップを追加し、コンポーネントおよびコンポーネント・プロセスを指定します。
- アプリケーション・プロセスを実行します。プロセスが成功したら、その環境のインベントリーに、該当のコンポーネントがもはやインストールされていないことが表示されます。
- コンポーネントの増分バージョンを、指定されたスナップショット内のバージョンにロールバックすることができます。
この場合、アプリケーション・プロセスは、スナップショットに含まれていない各コンポーネント・バージョンについてアンインストール・プロセスを実行します。
- ロールバック先のコンポーネント・バージョンを含むスナップショットを作成します。
- アンインストール・タイプのコンポーネント・プロセスを作成し、コンポーネントをアンインストールするステップを追加します。
- アプリケーション・プロセスで、「コンポーネントのロールバックの」ステップを追加し、コンポーネントおよびコンポーネント・プロセスを指定します。
- 「コンポーネントのロールバック」ステップで、ロールバック・タイプ・パラメーターを指定します。
- 「不要な増分バージョンの削除」を指定すると、サーバーは、スナップショットに含まれていない各増分コンポーネント・バージョンに対して、「コンポーネントのアンインストール」のプロセスを実行します。
- 「最新のデプロイ済みのもので置換」を指定すると、サーバーは各増分コンポーネント・バージョンについて「コンポーネントのアンインストール」プロセスを実行し、次に、スナップショットに含まれるコンポーネント・バージョンについて「コンポーネントのインストール」のプロセスを実行します。
「コンポーネントのロールバック」ステップについて詳しくは、コンポーネントのロールバックを参照してください。
- アプリケーション・プロセスを実行します。この場合、「コンポーネントのロールバック」ステップのスナップショットを指定する必要があります。