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レッスン 4: アプリケーション環境を構成する

環境を作成するときには、親アプリケーションがデプロイメントを実行できる場所を定義するリソースをその環境にマップします。
環境とは、親アプリケーションでデプロイできるコンポーネントを識別するリソースと作業を行うエージェントの集まりをユーザーが定義したものです。

アプリケーション環境を構成するには、以下のようにします。

  1. 以下の手順で環境を定義します。
    1. アプリケーションの「環境」タブへ進みます。
    2. 「新規環境の作成」をクリックします。
    3. 名前を helloDeploy などと指定します。
    4. このウィンドウの他のフィールドにはデフォルト値を受け入れ、「保存」をクリックします。
  2. 前に作成したエージェントを含むリソース・グループを環境に追加します。 エージェントのセットアップの際に、エージェントをリソースとしてリソース・グループに追加しました。
    1. 環境の名前をクリックします。
    2. 環境の「リソース」タブを使用して、「ベース・リソースの追加」をクリックします。 「リソースを環境に追加」ウィンドウが表示され、使用可能なすべてのリソースが示されます。
    3. 前に作成したリソース・グループの横のチェック・ボックスを選択してから、「OK」をクリックします。 エージェント・タイプ・リソースを選択すると、デプロイメントを実行できるロケーション (通常はコンピューター) が特定されます。
  3. helloWorld コンポーネントをこのエージェント・リソースにマップします。
    1. エージェント・リソースと同じ行で、「アクション」 > 「コンポーネントの追加」とクリックします。
    2. 「helloWorld」コンポーネントを選択してから、「保存」をクリックします。 親アプリケーションに追加されたコンポーネントのみが、エージェント・リソースにマップできます。
      注: コンポーネントをアプリケーションでデプロイするには、そのコンポーネントをアプリケーションに追加し、さらにエージェント・タイプ・リソースにマップする必要があります。アプリケーションに追加されているが、エージェント・リソースにマップされていないコンポーネントは、そのアプリケーションでデプロイすることはできません。 同様に、エージェント・リソースにマップされているが、アプリケーションに追加されていないコンポーネントは、そのアプリケーションでデプロイすることはできません。
  4. helloWorld コンポーネント・リソースにタグを追加します。 ユーザー定義タグでリソースを識別して、アプリケーション・プロセスでそのタグを参照することができます。
    1. 「helloWorld」コンポーネントのチェック・ボックスをクリックします。
    2. 「ベース・リソースの追加」プッシュボタンと同じ行で、「アクション」 > 「タグの追加」とクリックします。 「タグの追加」選択を以下の図に示しています。
      「アクション」「タグの追加」コマンド
    3. 「新規タグの追加」ウィンドウで、「名前」フィールドに blueCycle などと入力してから、 それの色を選択します。 青を選択しましたが、どの色でも選択できます。 アプリケーションは、特定のタグを持つリソースを使用するように構成できます。 例えば、継続的な稼働環境では、blueCycle というタグの付いたサーバーのグループをオフラインにしてそれらを更新した後、オンラインに戻して、別のタグの付いたグループをオフラインにすることができます。 あるいは、他の例を挙げると、特定のタグを持つすべてのコンポーネントをデプロイするように、プロセスを構成することができます。 blueCycle タグを持つ完了したリソースを以下の図に示します。
      blueCycle タグを持つ完了したリソース
新しい環境が「環境」タブに表示されます。 環境の準備が終わったら、アプリケーション・プロセスを作成できます。

レッスン・チェックポイント

このレッスンでは、環境を作成し、その環境にリソース・グループを追加してから、タグをリソースに追加しました。
「リソース」タブには、エージェントと helloWorld コンポーネントを持つリソース・グループがあります。
環境の作成について詳しくは、アプリケーション環境を参照してください。
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