リソース

リソース は、IBM® UrbanCode Deploy のアーキテクチャーのモデルに基づく、ユーザー定義の構成です。

リソースは、帳簿付けに役立ちます。インベントリーはリソースを対象にトラッキングされます。 リソースはユーザー・インターフェースを使用して作成および管理されます。

リソースは、物理サーバー、仮想マシン、データベースまたは Java™ Platform, Enterprise Edition コンテナーなどのデプロイメント・ターゲットを表します。コンポーネントは、(物理プロセスである) エージェントによりリソースにデプロイされます。リソースは一般に、それを管理するエージェントが実行されるのと同じホスト上にホストされます。ホストは複数のリソースを持つことができます。エージェントが複数のリソースを扱うよう構成されている場合、それぞれに対して別々のエージェント・プロセスが実行されます。

リソースは、物理サーバー (最もシンプルな構成)、またはデータベースやサーバーなどシステム上の特定のターゲットを表すことができます。そのためホストはそこに表された複数のリソースを持つことができます。 さらに、リソースは複数の物理マシンまたは仮想マシンにわたって分散されたプロセスを表すこともできます。最後に、環境はリソースで構成されています。

デプロイメントを実行するには、少なくとも 1 つのリソースと、(通常は) 少なくとも 1 つのエージェントが定義されている必要があります。(「通常は」というのは、エージェントなしでも小さいデプロイメントを行うことができるからです。) 一般に、参加している環境内の各ホストには、そこに配置されているリソースを扱うために、そこで実行されているエージェントがあります。

プロキシー・リソース は、リソースが配置されている以外のホスト上のエージェントにより影響を受けるリソースです。 エージェントがファイル・システムとの、またはホスト上のプロセス管理との、直接の連携を必要としない場合、プロキシー・リソースを使用できます。 デプロイメントが、ネットワーク上で公開されるサービス (例えばデータベースまたは Java Platform, Enterprise Edition サーバーなど) と連携をする必要がある場合、連携はネットワーク・サービスにアクセスできるどのサーバーからも行うことができます。

リソース・グループ

リソース・グループ は、リソースの論理コレクションです。リソース・グループは、リソースのコレクションを簡単に再使用できるようにします。リソース・グループは、例えば複数サーバーがリソースを共有するなどの、複数テナントのシナリオを管理することができます。


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