エージェント・リレーの成果物キャッシングの構成

インストール・プロセス時に、ダウンロード済み成果物をキャッシュに入れるようにエージェント・リレーを構成することができます。 成果物がキャッシュに入れられていれば、エージェントが 接続リレーからの成果物を要求した際、エージェントで実行されるプロセス・ステップは、メイン・サーバーからではなくリレーから成果物をダウンロードします。 この構成を準備しておくことにより、デプロイメント時に成果物が既にローカルにある可能性が高くなるため、デプロイメント時間を短縮できます。

このタスクについて

エージェント・リレーの成果物キャッシングを構成するには以下のようにします。

手順

  1. エージェント・リレーのインストール中に、インストーラーから 「接続エージェントによりダウンロードされているファイルをリレー上でキャッシュに入れますか? (Cache files on the relay which have been downloaded by any connected agents?)」というプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックします。
  2. 許可トークンを作成します。
    1. 「セキュリティー」セクションの「設定」ページで、「トークン」をクリックします。
    2. 「新規トークンの作成」をクリックして、詳細を入力します。
    3. 「ユーザー」には、「管理者」を選択します。
    4. 「有効期限」には、十分に先の日付を選択します。
    5. 「有効期限時刻」を設定します。
    6. オプション: 説明を入力します。
    7. オプション: 許可する IP を指定します。
    8. 「保存」をクリックします。保存すると、トークン列に d0a650e1-7f0c-4d6d-bc78-b20850cb6a31 などの値が入ります。 この値をインストーラーに貼り付けます。

タスクの結果

リレーでは、成果物の配布のために有効な認証トークンが必要とされます。 リレーは、成果物をダウンロードするとき、トークンを使用してメイン・サーバーとの認証を行います。

注:

キャッシングの制御は、agentrelay.codestation.enable_replication プロパティーを使用して行うことができます。 このファイルは、config/agentrelay.properties ディレクトリーにあります。 キャッシングを使用可能にするには、このプロパティーを TRUE に設定します (例: agentrelay.codestation.enable_replication =true)。 キャッシングを使用不可にするには、このプロパティーを FALSE に設定します (例: agentrelay.codestation.enable_replication=false)。


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