このタイプのトポロジーでは、ユーザーはどのデータ・センターとでも通信できます。システム全体の故障につながるような、いわゆる単一障害点は存在せず、任意のエレメントを透過的に削除でき、エラーを起こしても気付かれません。
次の図は、マルチ・データ・センターのクラスター化の例を示しています。図には 2 つのデータ・センターが含まれていて、それぞれにデータベースが 1 つ、ファイル共有が 1 つ、サーバーが 1 つあります。ファイル共有とデータベースは、複製によって同期化されます。

1 つのデータベースに加えられた変更は、他のデータベースで複製されます。データの複製には多くの手法が存在します。例えば、非同期複製、同期複製、トランザクションなどです。