IBM® Worklight® プラグインのプロセス・ステップを使用して、
モバイル・アプリケーションを IBM Worklight Server にデプロイすることができます。
始める前に
- まだインストールされていない場合は、IBM Worklight プラグインをインストールします。
このプラグインのインストールについて詳しくは、プラグインのインストールを参照してください。
- WAR ファイルを Worklight サーバーにデプロイするために、Worklight サーバーを実行中のアプリケーション・サーバーに対応するプラグインをインストールします。
例:
- Apache Tomcat。
- .IBM WebSphere® Application Server
- IBM WebSphere Application Server Liberty Profile
- プロセス・ステップが、お使いの IBM Worklight Server のバージョンに対応する JAR ファイルへのパスを使用していることを確認します。
例えば、IBM Worklight プラグイン・バージョン
2.0 以降および IBM Worklight Server の 6.0.0 より後のバージョンを使用している場合、プロセス・ステップを更新する必要があります。
ヒント: 次の JAR ファイルが IBM Worklight プラグイン・バージョン 2.0 以降で使用できるように用意されています。
- worklight-ant.jar
- IBM Worklight Server バージョン 6.0.0 への成果物のデプロイに使用されます。
- worklight-ant-deployer.jar
- IBM Worklight Server バージョン 6.1 以降への成果物のデプロイに使用されます。
- applicationcenterdeploytool.jar
- IBM Worklight Server のバージョン 6.0.0 以降にインストールされているアプリケーション・センターとの相互作用に使用されます。
- json4j.jar
- IBM Worklight Server バージョン 6.0.0 以降で使用されます。
このタスクについて
プロセス・エディターで、以下のモバイル・アプリケーション成果物をお使いの Worklight サーバーにデプロイするためのステップを組み込むようにコンポーネント・プロセスを変更できます。
- ネイティブ・アプリケーション (Android .apk または iOS .ipa、Worklight アダプター .adapter)
- Worklight アプリケーション
(.wlapp)
- Worklight プロジェクト (.war)
以下の手順が、モバイル・アプリケーション成果物をデプロイする場合の推奨される順序です。
- Worklight サーバーを実行中のアプリケーション・サーバーのタイプに対応するプラグインからのプロセス・ステップを使用することで、 .war ファイルをアプリケーション・サーバーにデプロイします。
- 以下の成果物のデプロイは、同時でも、あるいは、いずれの順序でも可能です。
- 「アダプターを Worklight Server にデプロイする」ステップを使用して、Worklight アダプター
(.adapter) ファイルを Worklight サーバー・コンソールにデプロイします。
- 「Worklight アプリケーションを Worklight Server にデプロイする」ステップを使用して、Worklight アプリケーション
(.wlapp) ファイルを Worklight サーバー・コンソールにデプロイします。
Worklight プラグインのステップについて詳しくは、IBM Worklight plug-in - documentation を参照してください。
- 「アプリケーション・センターへのアプリケーションのアップロード」ステップを使用して、Android アプリケーション・パッケージ (.apk) または iOS アプリケーション (.ipa) ファイルをアプリケーション・センターにデプロイします。
例
以下の単純なプロセス例では、Worklight サーバー・コンソールとアプリケーション・センターへ 1 つのモバイル・アプリケーションをデプロイしています。
- 「成果物のダウンロード」ステップでバイナリー・ファイルを取得します。
- 「アプリケーションのインストールまたは更新」ステップは、.war ファイルを WebSphere Application Server (この例で使用されているアプリケーション・サーバー) にデプロイします。
注: この例の「アプリケーションのインストールまたは更新」ステップは、
WebSphere アプリケーション・デプロイメントのプラグインによって提供されるものです
(Worklight プラグインではありません)。
- 「アダプターを Worklight Server にデプロイする」ステップと「Worklight アプリケーションを Worklight Server にデプロイする」ステップにより、.adapter ファイルと .wlapp ファイルが同時に Worklight サーバー・コンソールにデプロイされます。
- 「アプリケーション・センターへのアプリケーションのアップロード」ステップにより、.apk (Android) ファイルまたは .ipa (iOS) ファイルがアプリケーション・センターにデプロイされます。