WebSphere Portal からのリソースのインポート

WebSphere® Portal プラグインを使用して、ポータル・セル用のリソースをディスカバーし、プラグイン・ステップを使用して成果物をデプロイできます。

始める前に

手順

  1. IBM UrbanCode Deploy サーバーで、「リソース」タブに移動します。
  2. リソースの隣で、「アクション」をクリックして、次に「エージェントの追加」をクリックします。
  3. 「新規リソースの作成」ウィンドウで、エージェントを選択し、「保存」をクリックします。 新規エージェント・リソースがリソース・ツリーに表示されます。まもなく、もう 1 つのリソースがエージェント・リソースの下に表示されます。このリソースは WebSphereCell という名前で、WebSphere Application Server セルを表します。セルを表示させるために「更新」をクリックすることが必要な場合があります。
  4. WebSphere Application Server セル・リソースをクリックして、「構成」 > 「基本設定」をクリックします。 このリソースには WebSphereCell の役割があり、それにはセルに関連するいくつかのプロパティーが含まれます。
  5. WebSphereCell の役割の「役割のプロパティー」とラベルが付いたセクションで、セルの接続情報を指定します。これには以下の図のように、プロファイルと wsadmin ファイルのロケーション、および WebSphere Application Server システムのユーザー名とパスワードが含まれます。
    セル・リソースの情報の指定
    注: 「セル名」プロパティーはブランクのままにします。
  6. 「保存」をクリックします。
  7. 「リソース」タブのセル・リソースの隣で、「アクション」をクリックして、「自動構成」をクリックします。
  8. 「自動構成」ウィンドウで、「ステップ」フィールドをクリックし、「WebSphere トポロジー・ディスカバリー」ステップの隣のチェック・ボックスを選択して、「OK」をクリックします。
    セル・リソースの情報の指定
  9. 「保存」をクリックして、「自動構成」ウィンドウを閉じます。
  10. 30 秒から 60 秒待ってから、「更新」をクリックします。 三角アイコンが WebSphereCell の横に表示されます。 これを展開し、リソース・ツリーが実際の WebSphere Application Server トポロジーと一致することを確認します。 これには、WebSphere Portal のデプロイ可能な成果物 (テーマ、PAA、WAR、ConfigEngine コマンド、XMLAccess スクリプト) が含まれる可能性があります。
  11. WebSphereCell 項目で、「編集」をクリックし、 「セル名」が入力済みで、それが正しいことを確認してください。
  12. リソースのプロパティーを定義します。 該当リソースをクリックし、次に「構成」タブをクリックしてから「リソース・プロパティー」をクリックします。
    • ND トポロジーの場合、ポータル・クラスター、ポータルの 1 次ノード、および、ポータルの 2 次ノードのリソースのプロパティーを定義します。
    • スタンドアロン・トポロジーの場合、ポータル・ノード・リソースのプロパティーを定義します。

    以下のプロパティーを定義します。

    • portal.home: ポータル・インストール・ディレクトリー
    • portal.profile.home: ポータル・プロファイル・ディレクトリー
    • portal.admin.user: ポータル管理者のユーザー名
    • portal.admin.password: ポータル管理者のパスワード
    • portal.config.port: ポータル構成のポート
    • websphere.password: WebSphere 管理者パスワード
  13. リソースのコンポーネントを作成します。 デプロイするリソースごとに 1 つのコンポーネントが必要です。
  14. コンポーネントをリソースに追加します。
    1. そのリソースに進みます。
    2. 「アクション」 > 「コンポーネントの追加」 を選択します。
    3. 使用するコンポーネントを選択します。
  15. アプリケーションを作成します。
    1. 「アプリケーション」に進みます。
    2. 「新規アプリケーションの作成」をクリックします (アプリケーションが存在しない場合)。 管理するセルに接続されている既存のアプリケーションを使用することもできます。
    3. アプリケーション名を入力し、「保存」をクリックします。
    4. 「コンポーネント」タブをクリックし、次にテンプレート生成プロシージャーにより作成されたコンポーネントを追加します。
  16. アプリケーション環境を作成します。
    1. 「リソース」タブで、「新規環境の作成」をクリックします。
    2. 環境名を入力し、次に「保存」をクリックします。
    3. 環境編集ページに進みます。
    4. 環境名をクリックし、次に「ベース・リソースの追加」をクリックします。 見本のセルと環境用のグループを選択します。
    5. コンポーネントの環境プロパティーを編集します。 「構成」 > 「環境プロパティー」をクリックします。「コンポーネントの環境プロパティー」リストで、表示される各プロパティーに値を入力します。 デフォルト値を先に指定していれば、値に既にデフォルト値が入っています。
  17. 構成とデプロイメント用に「デプロイメント」タイプのアプリケーション・プロセスを作成します。
    1. 「プロセス」タブをクリックします。
    2. デプロイ・ステップを追加します。
    3. 「コンポーネントのインストール」ステップをプロセス・エディターにドラッグ・アンド・ドロップします。
      1. 使用するコンポーネントを選択します。このコンポーネントはリソースに対して作成してあります。 例えば、デプロイ対象のポータル WAR ファイルを含むコンポーネントを作成しています。
      2. コンポーネントに対するプロセスを選択します。例えば、ポータル WAR ファイル・コンポーネントに対して「ポータル WAR ファイルのデプロイ」を選択します。
    4. 「保存」をクリックします。
    5. プロセスを保存します。
  18. プロセスを実行して、新規に作成されたコンポーネントをテストします。

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