アプリケーションは、一般的にはコンポーネントを環境にデプロイすることによってコンポーネントを管理します。
アプリケーションを作成するには、その管理するコンポーネントを識別し、コンポーネントがデプロイされる少なくとも 1つの環境を定義し、作業を行うプロセスを作成します。
環境での主な処理は、エージェントへのコンポーネントのマップとインベントリーの処理です。
アプリケーション・プロセスは、コンポーネント・プロセスと似ていますが、同一のものではありません。
アプリケーション・プロセスは、基礎となるコンポーネント・プロセスを管理し、複数コンポーネント・デプロイメントを調整することを主な目的としています。このレッスンでは、アプリケーションを作成し、helloWorld コンポーネントをそれに割り当てます。
アプリケーションを作成するには、以下のようにします。
- 「アプリケーション」タブをクリックし、次に「新規アプリケーションの作成」をクリックします。
- 新しいアプリケーションに hello Application などの名前を付けます。
- 他のフィールドにはデフォルト値を受け入れて、「保存」をクリックします。 このチュートリアルの場合、「通知スキーム」のデフォルト値は fine です。
IBM® UrbanCode Deploy は、LDAP および E メール・サーバーと統合します。これにより製品がイベント・ベースの通知を送信できるようになります。
例えば、default notification scheme では、デプロイメントが完了したときに、E メールが送信されます (E メール・サーバーが構成されている場合)。システム設定 を参照してください。
通知は、デプロイメントの承認においても役割を果たします。
セキュリティーの役割については、セキュリティーを参照してください。
- 以下の手順で helloWorld コンポーネントをアプリケーションに追加します。
- 「コンポーネント」タブをクリックし、次に「コンポーネントの追加」をクリックします。
- 「コンポーネントの追加」ウィンドウで「helloWorld」コンポーネントを選択し、次に「保存」をクリックします。 アプリケーションに追加されたコンポーネントのみがアプリケーションでデプロイすることができます。
アプリケーションには、以下の図に示すように、helloWorld コンポーネントが含まれています。
アプリケーションはコンポーネントをいくつでも含むことができ、またコンポーネントはいくつのアプリケーションにも含めることができます。