IBM® Worklight® Server にデプロイされているモバイル・アプリケーションをロールバックする方法がいくつかあります。1 つのオプションは、アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除してから、アプリケーションを再デプロイすることです。
別の方法としては、デプロイメントの手動ロールバックが可能です。
このタスクについて
- モバイル・アプリケーション・デプロイメントのロールバックを自動化するには、以下の一般ステップを使用するプロセスを作成します。
- コンポーネント・レベルで、Worklight アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除するプロセスを作成し、アプリケーションを再デプロイすることで、デプロイ済み成果物を上書きします。
- Worklight アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除するには、「アプリケーション・センターからのアプリケーションの削除」ステップを追加します。
ヒント: 「アプリケーション・センターからのアプリケーションの削除」ステップを構成する際に、オペレーティング・システムとバージョンを指定すると特定のネイティブ・アプリケーション (例えば、失敗したデプロイメントに関連したバージョン) が削除されます。
- Worklight コンソールに正常にデプロイされた成果物は削除されません。デプロイ済み成果物を上書きするには、
モバイル・アプリケーションのデプロイ のトピックに説明されている、モバイル・アプリケーションを再デプロイするプロセス・ステップを追加します。
次のプロセス例では、
Worklight アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除して、そのアプリケーションを再デプロイします。
- アプリケーション・プロセス・レベルで、「コンポーネントのロールバック」プロセス・ステップを含むプロセスを作成し、先のステップで作成したコンポーネント・プロセスを呼び出すようにステップを構成します。
「コンポーネントのロールバック」ステップは、コンポーネント・バージョンを以前のバージョンで置換します。
以下のアプリケーション・プロセス例では、「アプリケーションのインストール」ステップが失敗した場合に、「アプリケーションのロールバック」ステップが実行されます。
- モバイル・アプリケーション・デプロイメントを手動でロールバックするには、次のようにします。
- ネイティブ・アプリケーションを Worklight アプリケーション・センターから削除します。
- Worklight コンソールで、アダプターとアプリケーションを削除します。
詳細は、Worklight インフォメーション・センターの
Worklight コンソールでのアダプターおよびアプリケーションの管理セクション内のトピックを参照してください。
- IBM UrbanCode Deploy から以前のバージョンのモバイル・アプリケーションを再デプロイします。