チュートリアル・コンポーネントまたは任意のコンポーネントをデプロイするには、エージェント が必要です。
エージェントは、ターゲット・コンピューターで稼働し、コンポーネントのデプロイの実際の処理を行う軽量プロセスです。
このチュートリアルを開始する前に、
前提条件を確認しておいてください。
このチュートリアルを実行するには、ターゲット・コンピューター・システムで稼働しているエージェントが必要です。
このターゲット・コンピューターは、サーバーがインストールされているコンピューターを含め、仮想イメージまたは物理コンピューターとすることができます。
このコンピューターへアクセスでき、そこにエージェントをインストールできるようになっている必要があります。
さらに、サーバーが存在するファイル・システムでディレクトリーをいくつか作成する必要があります。
これらのディレクトリーにはデプロイする成果物が入れられます。
チュートリアル・システムを準備するには、以下のようにします。
- コンピューターをターゲット・コンピューターとして使用されるようにプロビジョニングします。 コンピューターは、システム要件とパフォーマンスの考慮事項のシステム要件を満たしている必要があります。
- ターゲット・コンピューターにエージェントをインストールします。 エージェントは、エージェントのリモート・インストールで説明されているように IBM UrbanCode Deploy Web インターフェースからインストールできます。
エージェントは、コマンド・ラインからのエージェントのインストールで説明されているようにコマンド行からインストールすることもできます。
- バージョン・インポート用にエージェントを指定します。 デフォルトでは、システム全体に渡る 1 つのエージェントがコンポーネント・バージョンのインポート用に指定されています。この手順をスキップする場合、または別のエージェントが既に指定されている場合でも、コンポーネント・バージョンをインポートするときに、新しいエージェントを使用できます。
エージェントを指定する場合、システム設定を参照してください。
- IBM UrbanCode Deploy サーバーで、とクリックして、エージェントがインストールされていることを確認します。
以下の図に示すように、エージェントは、エージェントのリストに Online 状況で含まれている必要があります。
- 以下の手順でエージェントをリソースとして追加します。
- 「エージェント」タブの左側の「リソース」タブをクリックします。
- 「トップレベルのグループの作成」をクリックし、新しいグループに helloWorld Tutorial などの名前を付け、「保存」をクリックします。 このグループは、エージェントやコンポーネントなどのリソースのコンテナーです。
- 以下の図に示すように、リソース・グループと同じ行で、とクリックします。
- 「新規リソースの作成」ウィンドウで、「エージェント」リストのエージェントを選択し、「保存」をクリックします。
このエージェントがリソース・グループの子として表示されます。
- エージェントをインストールしたコンピューターで、デプロイ可能な成果物を表わすファイルをファイル・システムに追加します。
- エージェントが存在するファイル・システムでディレクトリーを作成して、helloWorld などの名前を付けます。
- helloWorld ディレクトリーで、1.0 という名前のサブディレクトリーを作成します。 チュートリアルで使用されるソース構成では、ターゲット・ディレクトリー内の各サブディレクトリーが異なるコンポーネント・バージョンとして扱われます。
- 1.0 ディレクトリーでは、任意の名前と拡張子でいくつかのファイルを配置します。 ファイルは、作成したプロセスを使用してエージェントがデプロイする成果物を表します。
演習の場合、ファイルの数とタイプに意味はありませんが、最適パフォーマンスを得るには、その数とサイズを制限してください。
注: z/OS® がターゲット・コンピューターで使用されている場合、成果物に使用されるテキスト・タイプのファイルを IBM-1047 エンコード方式に変換します。
サーバーとエージェントがこのチュートリアル用に構成され、成果物を表わすファイルが使用できるようになります。
エージェントをリモート・システムにインストールした場合、指定した資格情報およびロケーションを認識しておく必要があります。