モバイル・アプリケーションのロールバック

IBM® Worklight® Server にデプロイされているモバイル・アプリケーションをロールバックする方法がいくつかあります。1 つのオプションは、アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除してから、アプリケーションを再デプロイすることです。 別の方法としては、デプロイメントの手動ロールバックが可能です。

このタスクについて

  • モバイル・アプリケーション・デプロイメントのロールバックを自動化するには、以下の一般ステップを使用するプロセスを作成します。
    1. コンポーネント・レベルで、Worklight アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除するプロセスを作成し、アプリケーションを再デプロイすることで、デプロイ済み成果物を上書きします。
      1. Worklight アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除するには、「アプリケーション・センターからのアプリケーションの削除」ステップを追加します。
        このプロセスには、「アプリケーション・センターからのアプリケーションの削除」の単一ステップが含まれます。
        ヒント: 「アプリケーション・センターからのアプリケーションの削除」ステップを構成する際に、オペレーティング・システムとバージョンを指定すると特定のネイティブ・アプリケーション (例えば、失敗したデプロイメントに関連したバージョン) が削除されます。
      2. Worklight コンソールに正常にデプロイされた成果物は削除されません。デプロイ済み成果物を上書きするには、 モバイル・アプリケーションのデプロイ のトピックに説明されている、モバイル・アプリケーションを再デプロイするプロセス・ステップを追加します。

      次のプロセス例では、 Worklight アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除して、そのアプリケーションを再デプロイします。

      Worklight アプリケーション・センターからネイティブ・アプリケーションを削除して、そのアプリケーションを再デプロイするプロセス例。

    2. アプリケーション・プロセス・レベルで、「コンポーネントのロールバック」プロセス・ステップを含むプロセスを作成し、先のステップで作成したコンポーネント・プロセスを呼び出すようにステップを構成します。 「コンポーネントのロールバック」ステップは、コンポーネント・バージョンを以前のバージョンで置換します。

      以下のアプリケーション・プロセス例では、「アプリケーションのインストール」ステップが失敗した場合に、「アプリケーションのロールバック」ステップが実行されます。

      このプロセス例では、「アプリケーションのインストール」ステップが失敗した場合に、「アプリケーションのロールバック」ステップが実行されます。
  • モバイル・アプリケーション・デプロイメントを手動でロールバックするには、次のようにします。
    1. ネイティブ・アプリケーションを Worklight アプリケーション・センターから削除します。
    2. Worklight コンソールで、アダプターとアプリケーションを削除します。 詳細は、Worklight インフォメーション・センターの Worklight コンソールでのアダプターおよびアプリケーションの管理セクション内のトピックを参照してください。
    3. IBM UrbanCode Deploy から以前のバージョンのモバイル・アプリケーションを再デプロイします。

フィードバック