ステップ・プロパティー: properties エレメント

properties エレメントはプロパティーのコンテナーであり、property タグで定義されます。

ステップにはそれぞれ 1 つの properties エレメントがあります。properties エレメントには任意の数の property 子エレメントを含めることができます。

property タグには必須の name 属性、オプションの required 属性、および property-uivalue の 2 つの子エレメントがあります。これらの定義を次の表に示します。

表 1. <property> エレメント
<property> の子エレメント 説明
<property-ui> IBM® UrbanCode Deploy エディターでのユーザーへのプロパティーの表示方法を定義します。このエレメントにはいくつかの属性があります。
  • label

    エディターの「プロパティーの編集」ダイアログ・ボックスでプロパティーを識別します。

  • description

    関連付けられているロールオーバー・ヘルプ・ボックスに表示される、ユーザー向けのテキストです。

  • default-value

    「プロパティーの編集」ダイアログ・ボックスが開いた際に表示されるプロパティー値です。変更がなければ、この値がそのまま使用されます。

  • type

    ユーザーに表示されるウィジェットのタイプを識別します。可能な値は以下のとおりです。
    • textBox

      ユーザーは 4064 文字までの任意の量のテキストを入力できます。

    • textAreaBox

      ユーザーは 4064 文字までの任意の量のテキストを入力できます (入力域が textBox より大きい)。

    • secureBox

      パスワードに使用します。値が編集される点以外は textBox に似ています。

    • checkBox

      チェック・ボックスを表示します。チェック・マークを付けると値に true が使用されます。それ以外の場合、プロパティーは設定されません。

    • selectBox

      リストに表示するための、1 つ以上の値からなるリストが必要です。値の構成方法は以下で説明します。

<value> selectBox の値を指定するために使用されます。それぞれの値には、ユーザーに表示される必須の label 属性と、選択時にこのプロパティーが使用する値があります。値は定義された順序で表示されます。

次は <property> の定義例です。

<property name="onerror" required="true">
  <property-ui type="selectBox"
    default-value="abort"
    description="Action to perform when statement fails: continue, stop, abort."
    label="Error Handling"/>
  <value label="Abort">abort</value>
  <value label="Continue">continue</value>
  <value label="Stop">stop</value>
</property>

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