リソース は、一般にエージェントに解決される論理デプロイメント・ターゲットです。
リソースは、エージェント、エージェント・プール、コンポーネント、または他のリソースをグループ化するのに使用される組織エンティティーを表します。コンポーネント・タイプのリソースは、それをデプロイするエージェントまたはエージェント・プールを直接指すことも、リソースの階層チェーンの別のリソースを指すこともできます。 リソースが階層の一部である場合、自動化がある場合には、それを代行してエージェントを見つけるまでチェーンを遡ります。
グループ・タイプのリソースは、リソースの論理コレクションを表すことができます。 以下の図では、トップレベル・リソースの「myCompanyEast」が、「Development」サブリソース (環境を表します) を含むデータ・センターを表しています。このインスタンスでは、「myCompanyEast」はそれより高いレベルのリソースを指していません。リソース「tomcat」はコンポーネントを表し、チェーンを上へ「tph1」リソース (エージェントを表します) に到達するまで自動化を委任します。 エージェントが起動するためには、少なくとも 1 つのリソースがエージェントに定義されている必要があります。
リソースは「リソース」ページで作成され、そこではリソースが階層ツリー構造で表示されます。すべての環境にわたるすべてのリソースを表示することにより、「リソース」ページはインフラストラクチャー全体が見える単一の場所を提供します。
階層構造は「リソース」ページだけでなく、リソースを環境に割り当てるときなど、リソースが使用されるどの場所でも使用されます。階層モデルは、同じマシンにいくつかの論理デプロイメント・ターゲットがある場合に、特に効果があります。以下の図では、リソース「tomcat」と「tomcat-e」は、エージェント「tph1」のある同じマシン上のサーバーを表します。どちらも個別にデプロイメントのターゲットにすることができます。
リソースを選択すると、階層でその下にあるすべてのリソース (ある場合) を選択することになります。例えば「tph1」リソースを削除または移動すると、「tomcat」と「tomcat-e」リソースも同様に削除または移動することになります。

環境あたりに 1 つのリソースが必要か、あるいは複数のリソースが必要かは、現行のインフラストラクチャー、デプロイメント手順、およびその他の要求により決まります。 多くの IBM® UrbanCode Deploy ユーザーでは、環境間に著しい違いがあります。構造が何であれ、「リソース」ページはすべての環境にわたるインフラストラクチャー全体を表示します。
IBM WebSphere® Application Server を使用している場合は、セルから情報をリソースとしてインポートできます。WebSphere Application Server からのリソースのインポートを参照してください。