タグを使用したサーバーのグループ化

デプロイメントを編成するために、タグ付けを使用してサーバーをグループ化することができます。

このタスクについて

タグとフィルタリングを使用して、実動サーバーを表すリソースを 2 つの論理グループに分けることができます。リソースの半分を青のタグで、半分を緑のタグでタグ付けした場合、デプロイメントを「青-緑デプロイメント」と呼ばれることもある方法で実行できます。アプリケーションの新規バージョンを実稼働環境にデプロイすることを計画するときには、まず青グループにデプロイします。その間、サーバーの緑グループは、アプリケーションの古いバージョンをまだ提供しています。アプリケーションの新規バージョンが青グループにデプロイされた後で、プロセスを緑グループで繰り返します。この方法で、実稼働環境でサービスを中断せずに提供しながら、ソフトウェアの新規バージョンをデプロイできます。

手順

  1. サーバーを表すリソースを 2 つのグループにしてタグ付けします。 タグ付けについて詳しくは、オブジェクトへのタグの追加を参照してください。グループに編成されたリソースがある場合は、トップレベルのグループにタグを適用できます。 例えば、青のサーバーと緑のサーバーのトップレベルのグループを作成します。2 つのトップレベル・グループを「青」「緑」としてタグ付けすると、デプロイメントを特定のタグに制限したときに、特定のグループにあるすべてのリソースがデプロイメント・ステップに含まれます。
  2. 2 つのタグに対応する、2 つのアプリケーション・デプロイメント・プロセスを作成します。 アプリケーション・プロセスに「コンポーネントのインストール」ステップを追加するときに、「タグ付けの制限」フィールドを使用して、特定のタグのあるリソースにデプロイメントを制限できます。
  3. 最初のアプリケーション・デプロイメント・プロセスを使用して、アプリケーションの新規バージョンをデプロイします。 例えば、「青」サーバーとしてタグ付けされたサーバーのグループに、アプリケーションをデプロイします。
  4. アプリケーションの新規バージョンが想定どおりに実行されていることを確認します。
  5. もう一方のアプリケーション・デプロイメント・プロセスを使用して、アプリケーションの新規バージョンをデプロイします。 例えば、「緑」サーバーとしてタグ付けされたサーバーのグループに、アプリケーションをデプロイします。

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