Microsoft Team
Foundation Server は、ビルド統合ツールです。
始める前に
Microsoft Team Foundation Server に対するアクセス権限があるエージェントを Windows ベースのコンピューターにインストールします。
注: IBM® UrbanCode Deploy 6.0.0 の場合、Windows を実行しているコンピューター上にエージェントとサーバーの両方をインストールする必要があります。バージョン 6.0.1 以降では、Windows を実行しているコンピューター上にエージェントのみをインストールする必要があります。
手順
- IBM UrbanCode Deploy で、「コンポーネント」をクリックし、次に 「新規コンポーネントの作成」をクリックします。
- 「新規コンポーネントの作成」ウィンドウで、コンポーネントの名前と説明を指定します。
- 「チーム」フィールドで、新規コンポーネントのアクセス情報を指定します。
- 新規コンポーネントのテンプレートを使用する場合は、「テンプレート」リストからテンプレートを選択します。 この場合、コンポーネントは、テンプレートからソース構成、プロパティー、およびプロセスを継承します。
テンプレートに関して詳しくは、コンポーネント・テンプレートを参照してください。
- 「ソース構成タイプ」リストで、「TFS」を選択します。
- コンポーネントの以下のパラメーターを指定します。
- TFS URL
- TFS サーバーの URL。
- TFS バージョン
- TFS サーバーのインストール済みバージョンを選択します。
- TFS のユーザー名
- TFS 資格情報所有ユーザーのユーザー名。
- TFS パスワード
- TFS 資格情報所有ユーザーのパスワード。
- TFS チーム・プロジェクト
- プロジェクトの名前。プロジェクトは、関連作業をトラッキングする項目の集合です。
- ビルド定義
- インポートするビルドの名前。
- ビルド状況
- インポートするために事前に必要なビルドの状況を選択します。この状況のビルドのみがインポートされます。
- ビルド品質
- 特定のビルド品質 (あるいはビルド評価) を持つビルドのみのインポートに制限するには、その評価を入力します。例えば、自己診断テストで次善策あり。
- ディレクトリーのオフセット
- オフセットは、ベース・ディレクトリーからの相対パスです。
- ファイルの組み込み
- コンポーネントに組み込むファイル・パターンのリスト。各パターンは、復帰文字で区切ります。
すべてのファイルを組み込む場合は、**/* と入力します。
- ファイルの除外
- コンポーネントから除外するファイル・パターンのリスト。各パターンは、復帰文字で区切ります。
- テキスト・ファイルの拡張子
- テキスト・タイプのファイルを、別の文字セットに変換する必要がある場合は、変換するファイル拡張子のリストを入力します。
一致するファイル・タイプは、エージェントが配置されているシステムのデフォルトの文字セットあるいはシステム文字セットに変換されます。
リスト項目はコンマで区切ります。例:
txt,log,ini,sh
- バージョンの自動インポート
- 新規バージョンがないかを周期的にチェックして、自動的に新規バージョンのインポートをする場合は、このチェック・ボックスを選択します。
自動的にバージョンのインポートをしない場合は、をクリックして「新規バージョンのインポート」をクリックすることで手動でバージョンをインポートすることができます。
- CodeStation にコピー
- このオプションは、デフォルトで選択されていて、成果物の改ざんの恐れがないコピーを作成し、それを組み込み成果物管理システムの CodeStation に保管します。
このチェック・ボックスをクリアすると、成果物に関するメタデータのみがインポートされます。
通常は、このチェック・ボックスを選択したままにしてください。
- デフォルトのバージョン・タイプ
- バージョンを CodeStation にインポートする方法を指定します。
- フル
- 各バージョンは包括的で、すべての成果物を含みます。
- インクリメンタル
- 各バージョンは、成果物のサブセットを含みます。
- システムのデフォルトのバージョン・インポート・エージェント/タグを使用します
- このパラメーターを選択すると、「システム設定」 ページに指定したエージェントまたはタグが、コンポーネント成果物のインポートに使用されます。
エージェントには、成果物が配置されているシステムに対するアクセス権限が必要です。システム設定を参照してください。
- 単一のエージェントを使用して新規コンポーネント・バージョンをインポートします
- このパラメーターを選択した場合、「バージョン・インポート用のエージェント」フィールドを使用して、成果物のコンポーネントへのインポートに使用するエージェントを指定します。
エージェントには、成果物が配置されているシステムに対するアクセス権限が必要です。
サーバーの配置場所から成果物をインポートするには、同じロケーションにエージェントをインストールして、そのエージェントを指定します。
- 指定されたタグのある任意のエージェントを使用して、新規コンポーネント・バージョンをインポートします。
- このパラメーターを選択した場合、「バージョン・インポート用のエージェント・タグ」フィールドを使用して、コンポーネントに成果物をインポートするエージェントの選択に使用するタグを指定します。
すべてのタグ付きエージェントには、成果物が配置されているシステムに対するアクセス権限が必要です。
- クリーンアップ設定の継承
- CodeStation に保持するコンポーネント・バージョンの数と保持する期間を指定します。このチェック・ボックスを選択した場合、コンポーネントは「システム設定」ペインで指定された値を使用します。このチェック・ボックスをクリアした場合は、「バージョンの保持日数」フィールド (初期設定は -1 で、これは無制限に保持することを意味する) と「保持するバージョン数」フィールド (初期設定は -1 で、これはすべてを保持することを意味する) が表示されて、カスタム値を定義できます。
- 新規バージョンの作成後にプロセスを実行
- 各バージョンの作成後にプロセスを自動的に実行する場合は、このチェック・ボックスを選択して、アプリケーション・プロセスとそのプロセスの環境を指定します。
- 「保存」をクリックします。
タスクの結果
新規コンポーネントが
「コンポーネント」ページにリストされます。
「バージョン」タブに、コンポーネントの使用可能なバージョンが表示されます。
「バージョンの自動インポート」チェック・ボックスを選択した場合は、バージョンが自動的に表示されます。
このチェック・ボックスを選択していない場合は、
「新規バージョンのインポート」をクリックして使用可能なバージョンを表示します。
成果物の数とサイズによっては、バージョンの表示に時間がかかることがあります。
コンポーネント内の成果物を表示するには、コンポーネント・バージョンをクリックします。
次のタスク
コンポーネント・プロセスを作成します。
コンポーネント・プロセスの構成を参照してください。