Git はソース・コード管理システムです。
始める前に
Git は、
IBM® UrbanCode Deploy サーバーにインストールします。
コンポーネントの作成時、Git 実行可能ファイルへのパスを指定する必要があります。
手順
- IBM UrbanCode Deploy で、「コンポーネント」をクリックし、次に 「新規コンポーネントの作成」をクリックします。
- 「新規コンポーネントの作成」ウィンドウで、コンポーネントの名前と説明を指定します。
- 「チーム」フィールドで、新規コンポーネントのアクセス情報を指定します。
- 新規コンポーネントのテンプレートを使用する場合は、「テンプレート」リストからテンプレートを選択します。 この場合、コンポーネントは、テンプレートからソース構成、プロパティー、およびプロセスを継承します。
テンプレートに関して詳しくは、コンポーネント・テンプレートを参照してください。
- 「ソース構成タイプ」リストで、「Git」を選択します。
- コンポーネントの以下のパラメーターを指定します。
- リポジトリー URL
- Git リポジトリーのロケーション (例えば https://git.example.com/myproject.git)。
- ブランチ
- 使用するブランチの名前。
- タグを監視
- 新規コンポーネント・バージョンの基準としてタグを使用する場合は、このチェック・ボックスを選択します。
- 組み込み
- コンポーネントに組み込むファイル・パターンのリスト。各パターンは、復帰文字で区切ります。
- 除外
- コンポーネントから除外するファイル・パターンのリスト。各パターンは、復帰文字で区切ります。
- GIT パス
- IBM UrbanCode Deploy サーバー上の Git 実行可能ファイルのパス。
Git 実行可能ファイルをシステム PATH 変数に追加した場合、単純にその実行可能ファイルの名前 (git など) を指定できます。
Git 実行可能ファイルをシステム PATH 変数に追加していない場合は、Git 実行可能ファイルへの完全なパス (/usr/bin/git など) を指定してください。
- 実行アクセス権の保持
- Linux および UNIX オペレーティング・システムでは、このチェック・ボックスを選択して各ファイルの実行アクセス権を保持します。
- テキスト・ファイルの拡張子
- テキスト・タイプのファイルを、別の文字セットに変換する必要がある場合は、変換するファイル拡張子のリストを入力します。
一致するファイル・タイプは、エージェントが配置されているシステムのデフォルトの文字セットあるいはシステム文字セットに変換されます。
リスト項目はコンマで区切ります。例:
txt,log,ini,sh
- バージョンの自動インポート
- 新規バージョンがないかを周期的にチェックして、自動的に新規バージョンのインポートをする場合は、このチェック・ボックスを選択します。
自動的にバージョンのインポートをしない場合は、をクリックして「新規バージョンのインポート」をクリックすることで手動でバージョンをインポートすることができます。
- CodeStation にコピー
- このオプションは、デフォルトで選択されていて、成果物の改ざんの恐れがないコピーを作成し、それを組み込み成果物管理システムの CodeStation に保管します。
このチェック・ボックスをクリアすると、成果物に関するメタデータのみがインポートされます。
通常は、このチェック・ボックスを選択したままにしてください。
- デフォルトのバージョン・タイプ
- バージョンを CodeStation にインポートする方法を指定します。
- フル
- 各バージョンは包括的で、すべての成果物を含みます。
- インクリメンタル
- 各バージョンは、成果物のサブセットを含みます。
- システムのデフォルトのバージョン・インポート・エージェント/タグを使用します
- このパラメーターを選択すると、「システム設定」 ページに指定したエージェントまたはタグが、コンポーネント成果物のインポートに使用されます。
エージェントには、成果物が配置されているシステムに対するアクセス権限が必要です。システム設定を参照してください。
- 単一のエージェントを使用して新規コンポーネント・バージョンをインポートします
- このパラメーターを選択した場合、「バージョン・インポート用のエージェント」フィールドを使用して、成果物のコンポーネントへのインポートに使用するエージェントを指定します。
エージェントには、成果物が配置されているシステムに対するアクセス権限が必要です。
サーバーの配置場所から成果物をインポートするには、同じロケーションにエージェントをインストールして、そのエージェントを指定します。
- 指定されたタグのある任意のエージェントを使用して、新規コンポーネント・バージョンをインポートします。
- このパラメーターを選択した場合、「バージョン・インポート用のエージェント・タグ」フィールドを使用して、コンポーネントに成果物をインポートするエージェントの選択に使用するタグを指定します。
すべてのタグ付きエージェントには、成果物が配置されているシステムに対するアクセス権限が必要です。
- クリーンアップ設定の継承
- CodeStation に保持するコンポーネント・バージョンの数と保持する期間を指定します。このチェック・ボックスを選択した場合、コンポーネントは「システム設定」ペインで指定された値を使用します。このチェック・ボックスをクリアした場合は、「バージョンの保持日数」フィールド (初期設定は -1 で、これは無制限に保持することを意味する) と「保持するバージョン数」フィールド (初期設定は -1 で、これはすべてを保持することを意味する) が表示されて、カスタム値を定義できます。
- 新規バージョンの作成後にプロセスを実行
- 各バージョンの作成後にプロセスを自動的に実行する場合は、このチェック・ボックスを選択して、アプリケーション・プロセスとそのプロセスの環境を指定します。
- 「保存」をクリックします。
タスクの結果
新規コンポーネントが
「コンポーネント」ページにリストされます。
「バージョン」タブに、コンポーネントの使用可能なバージョンが表示されます。
「バージョンの自動インポート」チェック・ボックスを選択した場合は、バージョンが自動的に表示されます。
このチェック・ボックスを選択していない場合は、
「新規バージョンのインポート」をクリックして使用可能なバージョンを表示します。
成果物の数とサイズによっては、バージョンの表示に時間がかかることがあります。
コンポーネント内の成果物を表示するには、コンポーネント・バージョンをクリックします。
次のタスク
コンポーネント・プロセスを作成します。
コンポーネント・プロセスの構成を参照してください。