環境 とは、アプリケーションをホストする、ユーザー定義のリソースの集合です。
環境とは、コンポーネントと、実際にそれらをデプロイするエージェントとをまとめるための、アプリケーションのメカニズムです。環境は通常、開発、QA、実動などのソフトウェア・プロジェクトのライフサイクルのいくつかの段階でモデル化されます。リソースとは、データベースや Java™ Platform, Enterprise Edition コンテナーなどの、デプロイメント・ターゲットです。リソースは通常、それらを管理するエージェントのあるホストと同一のホストにあります。ホストは、物理システム、仮想マシン、クラウド・ベースのいずれでも構いません。
環境は、各種のトポロジーを持つことができます。例えば環境は、単一のシステムで構成することも、複数のシステムにまたがることも、システムのクラスターにまたがることもできます。環境の範囲はアプリケーションです。 マルチテナント・システムを複数のアプリケーションのターゲットとすることはできますが、ほとんどの IT 組織はアプリケーション固有の環境を使用します。さらに、承認の範囲は一般的に、環境です。
IBM® UrbanCode Deploy は各環境にデプロイされるすべての成果物のインベントリーを保守し、それらの差異をトラッキングします。
環境プロパティーは、環境の「プロパティー」ペイン () で作成できます。
コンポーネントの環境で設定される値は、環境プロパティー上で直接設定された同一の名前の値をオーバーライドします。コンポーネントの環境プロパティーを使用すると、例えばタイプやデフォルト値のトラッキングを行い、プロパティーを一元管理することができます。環境プロパティーは、property=value のペアのリストを随時、提供します。
参照: ${p:environment/propertyName}。