IBM UrbanCode Deploy で使用する Rational Quality Manager 用の Selenium アダプターのインストール

Selenium アダプターを使用して、Rational® Quality Manager で Selenium テスト・ケースを実行することができます。 Selenium テスト・ケースを使用するには、Selenium アダプターをインストールして、それを Rational Quality Manager に接続する必要があります。

始める前に

Rational Quality Manager がインストール済みで実行中であることを確認してください。

Rational Quality Manager のインフォメーション・センターで、Selenium アダプターの前提条件を確認してください。前提条件および制約事項についての詳しい説明は、 JUnit Selenium アダプターの統合についてを参照してください。

さらに、Rational Quality Manager インフォメーション・センターの JUnit Selenium アダプター実行テストの実行で、Selenium アダプターの構成と実行のステップについて検討してください。

このタスクについて

以下のステップでは、アダプターを実行するためにサーバーをセットアップします。このサーバーは、クラウド・イメージ上にあっても、別のコンピューターにあっても構いません。

手順

  1. Selenium アダプターとドライバーをダウンロードして、Selenium アダプターを構成します。Selenium アダプターとドライバーのダウンロードと構成の方法について詳しくは、Rational Quality Manager インフォメーション・センターの JUnit Selenium アダプターの構成を参照してください。
  2. テスト用の Selenium スクリプト JAR ファイルを、アダプターをホスティングするサーバーにコピーします。 これらのファイルは任意のフォルダーに置くことができます。 JAR ファイルは、テストの実行前に使用可能になっている必要があります。
  3. 最初のステップで編集した selenium.properties ファイル内で、 com.ibm.rqm.junit.classpath プロパティーを含むコード行をアンコメントします。
  4. テスト用の JAR ファイルのロケーションを com.ibm.rqm.junit.classpath= コード行に追加します。 ディレクトリーは、次の例のように、指定することができます。
    com.ibm.rqm.junit.classpath=../scripts/ApplicationTests/bin
    また、次の例のように、特定の JAR ファイルを指定することもできます。
    com.ibm.rqm.junit.classpath=../scripts/ApplicationTests/SeleniumScripts.jar
    Windows の場合、各パスをセミコロン (;) で区切ります。Linux の場合、各パスをコロン (:) で区切ります。詳しくは、selenium.properties ファイルに含まれている資料を参照してください。
  5. selenium.properties ファイルを保存します。
  6. アダプターを開始します。Selenium アダプターを開始する方法について詳しくは、Rational Quality Manager インフォメーション・センターの JUnit Selenium アダプターの開始を参照してください。
  7. アダプターが実行中で、サーバーに接続されていることを確認します。これは、Rational Quality Manager サーバーの Web クライアントを開き、次に「実行」タブと「アダプター・コンソール」をクリックして行います。 新規アダプターが、サーバーに接続されているアダプター・リストに表示されます。

次のタスク

Selenium テストを記述する場合は、Rational Quality Manager ヘルプの Selenium との統合を参照してください。

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