データベースのマイグレーション

インストール・ファイルの中には、サーバー・データベースを別のデータベース・システムにマイグレーションするスクリプトが含まれています。サーバーがサポートしているデータベース・タイプであれば、どのデータベース・タイプでも相互にマイグレーションできます。

始める前に

マイグレーションする先のデータベースをインストールし、サーバーで使用するアカウントを作成します。

このタスクについて

例えば、Derby を使用してインストールした場合には、スクリプトを使用すれば実動データベース・システムにマイグレーションできます。

手順

  1. IBM® UrbanCode Deploy 用のインストール・ファイルをダウンロードし抽出します。 これらのファイルは、IBM Passport Advantage® Web サイトからダウンロードできます。IBM UrbanCode Deploy ダウンロード資料を参照してください。
  2. データベース用の JAR ファイルをインストール・ファイルの lib/ext フォルダーに置きます。
  3. サーバーを停止します。
  4. 現在のデータベースのバックアップを行います。
  5. コマンド・ラインからデータベース・マイグレーション・スクリプトを実行します。
    • Windows の場合は、migrate-database.bat ファイルを実行します。
    • Linux の場合は、migrate-database.sh ファイルを実行します。
    システム設定によっては、このファイルを管理者として実行する必要がある場合があります。
  6. マイグレーション・スクリプトの指示に従って、サーバーの現在のロケーションと新しいデータベースの接続情報を指定します。
  7. マイグレーション・スクリプトが終了したら、サーバーを再始動し、データがマイグレーションされたことを検証します。

    メモリーの問題が発生してマイグレーションが失敗した場合は、スクリプトで使用可能なメモリーを増加します。メモリーを増加するには、マイグレーション・スクリプトを開き、'ANT_OPTS="-Xmx1024m" というコードを含む行を探し出します。 このコードの 1024m は、メモリーが 1024 メガバイトであることを表しています。この数値を大きくしてから、再びマイグレーション・スクリプトを実行します。


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