コンポーネント・プロパティー

コンポーネント・プロパティーには 3 つのタイプ (カスタム、環境、および、バージョン) が使用可能です (もう 1 つのタイプの、コンポーネントは、テンプレートにより定義され、テンプレートから作成されるすべてのコンポーネントに含まれることになります)。 プロパティーはバージョン (変更) が保守され、継続的に使用可能です。

この 3 つのタイプは、コンポーネントの「プロパティー」ペインで定義されます (「コンポーネント」 > [selected component] > 「プロパティー」)。 3 つのタイプについて、以下の表で説明します。
表 1. コンポーネント・プロパティー
タイプ 説明
プロパティー

カスタム・プロパティーです。スクリプトおよびプラグインで使用できます。 テンプレートから継承されるプロパティーは、コンポーネント・レベルでは変更できません。

参照: ${p:component/propertyName}

環境
コンポーネントを使用する環境から使用可能です。 このプロパティーは、環境の「コンポーネント・マッピング」ペインに表示されます (「アプリケーション」 > [selected application] > 「環境」 > [selected environment] > 「コンポーネント・マッピング」)。アプリケーション環境を参照してください。各プロパティーにはタイプが必要です。
  • テキスト

    ユーザーは、テキスト文字を入力できます。

  • テキスト・エリア

    ユーザーは、上限 4064 文字までの任意の長さのテキストを入力できます。

  • チェック・ボックス

    チェック・ボックスを表示します。これにチェック・マークを付けると、 true の値が使用されて、チェック・マークを付けないとプロパティーは設定されません。

  • 選択

    1 つ以上の値のリストが必要です。 単一項目を選択できるようにします。
    注: 現在は実装されていません。
  • 複数選択

    1 つ以上の値のリストが必要です。 複数項目を選択できるようにします。

  • セキュア

    パスワードに使用します。値が編集済みであること以外は、テキストと同様です。

コンポーネント環境に設定される値が、環境プロパティーにある同じ名前の値をオーバーライドします。 コンポーネントの環境プロパティーを使用すると、例えばタイプやデフォルト値のトラッキングを行い、プロパティーを一元管理することができます。 環境プロパティーは、property=value のペアのリストを随時、提供します。

参照: ${p:environment/propertyName}

バージョン

すべてのコンポーネント・バージョンから使用可能です (「コンポーネント」 > [selected component] > 「バージョン」 > [selected version] > 「プロパティー」)。 値は、個々のバージョン・レベルで設定できます。 各プロパティーにはタイプがあります (前述)。

参照: ${p:version/propertyName}


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