命名規則にしたがった結果、要素の名前が複雑になり、使い勝手の悪いものになることがあります。多数の異なるメンバーが参加する大規模プロジェクトがその一例です。こういう場合を考慮して、IBM® Rational® Rhapsody® では、要素に説明のためのラベルを付けることができます。
生成されたコードという観点では、ラベルは意味を持ちませんが、ダイアグラムやウィンドウ内の要素の参照や検索を行いやすくします。
ラベルには任意の値が指定できます。一意の値である必要はありません。英語ではない値も使用できるほか、再使用も可能であり、Solaris システムでは空白文字を含む値も使用できます。
ラベルを割り当てると、製品は、デフォルトで、そのラベルをダイアグラムとダイアログの中で要素名の代わりに使用します。
レポートは、要素名と要素ラベルの両方を表示します。
注: General::Graphics::ShowLabels プロパティーは、ラベルをダイアグラムとウィンドウに表示するかどうかを制御します。