IBM® Rational® Rhapsody® では、製品の別の言語バージョンで作成されたモデルも開くことができます。この機能はプロジェクトの移行 とも呼ばれます。
Rational Rhapsody の異なる言語バージョンで作成されたプロジェクトを開こうとすると、現在のバージョンの言語にプロジェクトが変換されることが通知され、プロジェクトの変換を続行するかどうかの確認を求められます。
注: プロジェクトを移行するときに、実行中の
Rational Rhapsody 言語バージョンでサポートされていないモデル要素の言語固有フィーチャーを失うことはありません。このような言語固有フィーチャーは、例えば「フィーチャー」ウィンドウには表示されず、コード生成もモデルが元々作成されたバージョンではなく、現在のバージョンで行われます。ただし製品はこの情報を維持します。後に元の言語でそのモデルを再度開いた場合、これらの言語固有の特性を再度見ることができます。
プロジェクトが移行されるときに、操作の本体および手動で Rational Rhapsody に入力されたその他のコードは、ターゲット言語に変換されません。移行の前にモデル内にこのようなコードが既にある場合は、コンパイル・エラーを避けるためコードを忘れずに変換してください。
「Add by reference」を使用して、実行中の Rational Rhapsody バージョンとは違う言語を持つユニットを追加する場合は、一時的な変換が実行されます (これらの要素は読み取り専用であるため)。この一時的変換は、モデルが開かれるごとに実行されます。
注: 複数言語プロジェクト用のライセンスを所有している場合は、
Rational Rhapsody の別の言語バージョンからモデルを開いたときに、変換は実行されません。プロジェクト全体を変換する場合は、プロジェクト・レベルでユニット言語を変更してください。詳細については、
複数言語プロジェクトでのユニットの言語の決定を参照してください。