IBM® Rational® Rhapsody® DiffMerge から、比較ユニット間で検出された差分を要約したレポートをエクスポートできます。これらのレポートでは、比較ユニット間で検出された差分のみが要約されており、その後行われたマージについては記述されていません。
手順
- またはを選択します。
- プロンプトが出されたら、レポート保存先のパスを入力します。
タスクの結果
差分に関するデータをさらに分析する場合は、CSV 形式が便利です。
レポートには、以下のタイプの差分に関する情報が記述されています。
- 要素レベルの差分
- 属性レベルの差分
- ダイアグラムの差分
- コード・レベルの差分
注: これらのレポートの内容は同一ではありません。RTF (リッチ・テキスト・フォーマット) 形式のレポートの内容は CSV 形式よりも詳細ですが、CSV 形式のレポートは、統計分析に使用できる情報を中心としています。
RTF レポートの内容を以下に示します。
- ダイアグラムで差分が検出された場合、このレポートにはダイアグラムの各種バージョンが示され、バージョン間の差分が色を使用して示されます。
- テキスト・タイプの属性で差分が検出された場合、記号 (<> (両側に存在)、++ (該当する側にのみ存在)、__ (該当する側に存在しない)) を使用して、差分が行単位で表示されます。
- コード・レベルの差分は、属性レベルの差分としてレポートされます (属性名は IsBody)。
レポートをエクスポートするときには、次の点に注意してください。
- 一度に複数のレポートを作成することはできません。
- レポート作成が完了するまでは Rational Rhapsody DiffMerge を閉じないでください。