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レッスン 1: DDS プロファイルをモデルに追加する

Data Distribution Service for Real-Time Systems (DDS) アプリケーションを作成するには、DDS プロファイルをモデルに追加します。
  1. Rational® Rhapsody® Developer for C++でモデルを作成します。
  2. DDS プロファイルをモデルに追加します。そのためには、「ファイル」 > 「プロファイルをモデルに追加」と選択して、<Rational Rhapsody インストール・フォルダー>¥Shared¥Profiles¥DDS パスを見つけ、DDS.sbs を選択します。
    注: 最初にモデルを作成するときに、DDS のタイプを選択することによっても、これを行うことができます。このチュートリアルで使用する方法は、新規モデルの場合にも、既存のモデルの場合にも適用されます。

    以下の図に示すように、プロファイルを適用すると、「プロファイル」カテゴリーがモデルに追加されます。 このプロファイル内には、クラスやインターフェースなど、DDS アプリケーションの作成に必要なさまざまな要素があります。

    さらに、ddsDiagram アイコン がダイアグラム・ツールバーに追加されています。このアイコンを使用して、ddsDiagram ダイアグラムを作成します。これは、オブジェクト・モデル・ダイアグラムのタイプです。ddsDiagram ダイアグラムを使用すると、DDS プロファイルから DDS 用語が追加されます。

  3. プロファイルの追加後に、プロパティー CPP_CG::Configuration::DDSImplementation の値を変更して、使用している DDS 実装 (RTI または OpenSplice) を反映します。
  4. RTI 実装を使用している場合は、プロパティー CPP_CG::RTIMSVC9::LibPath (Windows アプリケーション開発の場合) またはプロパティー CPP_CG::RTILinux::LibPath (Linux アプリケーション開発の場合) の値を変更します。 プロパティーの値は、ご使用の環境に適した RTI ライブラリー・ディレクトリーを反映している必要があります。 ディレクトリーは、32 ビットまたは 64 ビット、オペレーティング・システム、およびコンパイラーの各変数を反映したものになります。 例えば、32 ビットの Windows を実行していて Visual Studio 2008 コンパイラーを使用している場合は、適切なライブラリー・ディレクトリーは i86Win32VS2008 といったものになります。

レッスンのチェックポイント

このレッスンでは、以下の事項について学習しました。
  • DDS プロファイルをモデルに追加する方法
  • DDS プロファイルを追加すると、モデルに追加される要素
次のレッスンでは、ddsDiagram ダイアグラムを作成します。
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