IBM® Rational® Rhapsody® は、コードのラウンドトリップを行うため、コード・ジェネレーターが実装ファイルに挿入した特殊な注釈を使用します。
このタスクについて
注釈の表記に使用される記号は以下のとおりです。
| 言語 |
注釈記号 |
| Ada |
要素: --++ <ElementType> <ElementName>
本体:
--+[ <ElementType> <ElementName> --+]
|
| C |
要素: /*## <ElementType> <ElementName> */
本体:
/*#[ <ElementType> <ElementName> */
/*#]*/
|
| C++ および Java |
要素: //## <ElementType> <ElementName>
本体:
//#[ <ElementType> <ElementName> //#]
|
注: この注釈を編集または削除すると、
製品はコードをモデルに戻せなくなります。
破損したラウンドトリップ注釈を復旧するには、以下の手順を行います。
手順
- 破損したファイルの名前を変更します。
- このクラスのコードを再生成します。この再生成により、正しい注釈が付いた新しいファイルが作られます。
- 変更を、破損したファイルから新しく生成したファイルにコピーします。
- もう一度ラウンドトリップを行います。
タスクの結果
ファイルを 1 つでも変更している場合、以下のメッセージが表示されます。
File <filename> has been modified externally. Do you want to roundtrip?
ファイルの内容を変更している場合、ラウンドトリップを行ってモデルに変更を追加する必要があります。「はい」を選択して、ラウンドトリップを確定します。
製品はモデルを更新し、生成されたコードに手動で行った変更が反映されます。
「いいえ」を選択すると、製品は変更したファイルを上書きし、変更は失われます。