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レッスン 2: ユースケース内の要件のトレース

ユースケースは、システムの構造および振る舞いに関する情報を提供します。
ユースケースは、ユーザーの視点によるシステムの予測動作を表します。ユースケースは、システムが実行する特定のアクションおよび機能を示します。 これらのアクションおよび機能は、システムの 1 つ以上のアクター (システムと相互作用を行う外部オブジェクト) または利害関係者にとって価値がある結果を生み出します。サンプル・プロジェクトには、車両センサー・システムの主要用途を示すユースケース図が 1 つあります。 これらの各ユースケースがレッスン 1 で作業した要件にどのようにリンクされているかを確認することができます。

Analysis パッケージには、以下に示すようにユースケース図が 1 つと、プライマリー・ユースケースが 2 つ含まれています。Analysis パッケージが表示されたプロジェクト・ブラウザー・ウィンドウ

  1. 「Primary Uses」図をダブルクリックします。次のようにダイアグラム内でトレース・ステレオタイプが特定された 2 つの要件、Sensor Start および Sensor Toggle に注意してください。
    要件が表示された「Primary Uses」図
  2. Control Sensor ユースケースから Sensor Toggle 要件に向かう依存関係線をダブルクリックします。
  3. 「依存関係」ウィンドウで、「フィーチャー」ダイアログ・ボタン をクリックします。 「要件」ダイアログに、Sensor Toggle 要件の説明が表示されます。
  4. Sensor Toggle 要件の説明を書き留め、「OK」をクリックします。

レッスンのチェックポイント

このレッスンでは、ユースケースにおける要件のトレース方法を確認しました。次のレッスンでは、設計パッケージを作成して、モデルのビルド準備を行います。
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