コントローラーは、デバイス内のリアルタイム・イベントを遠隔で起動し、インターネットを介して IBM® Rational® Rhapsody® 作成デバイスを管理します。
Web 対応化を行い、Rational Rhapsody モデルを実行し、Web ブラウザーでデバイスに接続したあと、コントローラーは集合表を使用して Rational Rhapsody Web GUI からデバイスを表示および制御できます。
集合表には、Rational Rhapsody Web 対応要素の名前と値ペアがあり、これらは、Rational Rhapsody モデルをホストするマシンへのインターネット・アクセスを介して、表示および制御できます。「オブジェクト・ナビゲーション」ページで選択したクラスを参照して、Rational Rhapsody Web GUI から集合表へナビゲートします。
下図に、集合表に表示される名前と値のペアの例を示します。この表は、集合内の各要素の名前とその値が、読み込みまたは書き込みが可能かどうかを示します。
動的にデータが取り込まれるテキスト・ボックスと組み合わせボックス内の値を読むことで、デバイスを監視できます。
文字列値がテキスト・フィールドの幅を超える場合は、sendstring 要素の例で示すように、マウス矢印をテキスト・フィールドの上に置いてツールチップで表示させます。
イベントを初期化する「アクティブ化」ボタンをクリックするか、書き込み可能テキスト・フィールド (背景が灰色ではないテキスト・ボックス) を編集してリアルタイムでデバイスを制御できます。
入力ボックスの編集中は赤い縁が表示され、そのフィールドを終了するまでその値が最新表示されないことを示します。
Web GUI は、異なるフィールドとフォルダーを使用して値の型とその読み込みと書き込み許可を示します。下表に、名前と値のペアがどのように表示されるかを示します。
表 1. 名前と値のペアの表示のされ方| 名前-値 |
読み/書き表示 |
| 数値 |
読み込み可能値が動的にテキスト・ボックスを埋めます。 書き込みを禁止されている値は灰色の背景でテキスト・ボックスに表示されます。それ以外の値は書き込み可能です。
変更された値を送るには、値をテキスト・ボックスに入力し、Enter キーを押すかボックスの外をクリックしてボックスを終了します。
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| 文字列値 |
読み込み可能値が動的にテキスト・ボックスを埋めます。 書き込みを禁止されている値は灰色の背景でテキスト・ボックスに表示されます。それ以外の値は書き込み可能です。
変更された値を送るには、値をテキスト・ボックスに入力し、Enter キーを押すかボックスの外をクリックしてボックスを終了します。
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| ブール変数 |
書き込み可能な値は、True および False 値を含む組み合わせボックスに表示されます。 |
| 起動ボタン |
これらのボタンをクリックするとモデル内の対応するイベントが初期化されます。 |
| 黄褐色フォルダー |
子集合を表します。フォルダーをクリックするとその中の選択された集合が表示されます。 |
| 青色フォルダー |
集合内にネストされているユーザー作成ビューを表します。フォルダーをクリックするとその中の選択内容が表示されます。 |