インターフェースの可視化

状況によっては、大規模な外部コードのモデルを視覚的に表示する必要がある場合があります。例えば、コードを検討するためであったり、このコードの型や操作の呼び出しを、モデリング中のアプリケーションに含む必要がある場合などです。 インターフェースの可視化機能では、オーバーヘッドを低く抑えて、これを実行する方法を提供します。

インターフェースの可視化では、外部コードのインターフェース部分 (コードの public 要素と protected 要素) のみをインポートします。この場合、メソッドのシグニチャーのみ必要なため、メソッド本体はモデルにはインポートされません。

インターフェースの可視化を使用してインポートした要素に対して、コードが生成されることはありません。

この機能は、C、C++、 C#、Java の各言語で使用可能です。

インターフェースのインポート

手順

  1. ツール」>「リバース・エンジニアリング」とクリックして、「リバース・エンジニアリング」ウィンドウを開きます。
  2. 「オプション」領域で、「可視化のみ」を選択します。
  3. インターフェースの可視化 (Interface Visualization)」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
  4. 「開始」をクリックしてインポート処理を開始します。

タスクの結果

インポートされたコードは、モデルのブラウザーでは外部要素で表されます。

インターフェースの可視化の更新

インターフェースの可視化を使用してソース・ファイルの新しいバージョンをインポートする場合は、可視化を更新することができます。

手順

  1. 新しいソース・ファイルを関連ディレクトリーにコピーして、古いファイルを置き換えます。
  2. 以下のいずれかの手順を行います。
    • C、C++、および C# コードでは、「コード」 > 「ラウンドトリップ」 をクリックして、ラウンドトリップを実行します。
      注: 新しいバージョンのソース・ファイルに新しいディレクトリーが含まれる場合は、「ラウンドトリップ設定」ウィンドウを使用して、これらの新しいディレクトリーのファイルを含めるよう指定できます。
    • Java コードでは、再度リバース・エンジニアリング (「ツール」> 「リバース・エンジニアリング」) を実行します。「リバース・エンジニアリングの詳細オプション」ウィンドウで、「各種」タブの「ポリシー」オプションを使用して、パッケージ全体を上書きするか、またはマージするかを指定します。

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