このレッスンでは、DOORS® の要件の変更方法を示します。Rational® Rhapsody® Gateway を使用すると、オリジナルの
DOORS 要件に移動することができ、
DOORS で変更を行い、その新しい情報で Gateway と Rhapsody を更新できます。
要件変更は、多く発生し、これらの変更は
DOORS 要件に対して直接行われます。
モデル要素と要件の間にセットアップされた追跡可能性のリンクのために、
要件が変更された結果、変更する必要のあるモデル要素 (提供されている例の場合は、ユースケース) を確認することができます。
要件変更の影響が分析されて、Rhapsody Gateway に簡単に表示されます。
- Rhapsody を開始し、elevator.rpy ファイルを開いて、このチュートリアルで使用しているものと同じエレベーター・プロジェクトをロードします。
「エレベーター」を右クリックし、
Rhapsody Gateway を選択して Gateway 管理ビューを開きます。
- 左の欄の「Document 1 Doors XML」の下のある「HL_REQ 2」をダブルクリックし、DOORS ログインに入力し、「OK」をクリックして DOORS を開きます。

- 「選択」の「テキスト」ボックスで「HL_REQ 2」に対する要件テキストを編集します。例えば、「or」の後に
語「down」を追加するなどです。
DOORS 要件に対する変更を保存します。
- 「Rational Rhapsody Gateway」ウィンドウを再度開き、管理ビューの
左側の欄にある「Document1 Doors XML」を選択します。
- 「Document1 Doors XML」を右クリックし、ダイアログを開き、
「再ロード」を選択して DOORS が再ロードを実行するようにします。「HL_REQ 2」上に、変更が行われたことを示すオレンジ色のボックスが表示されたことを確認します。
- 「カバレージ分析」ビューのタブを選択し、中央の「選択」欄で
「HL_REQ 2」をクリックします。
下の「選択」の「テキスト」ボックスのテキストを確認し、要件の down がテキストに追加されていることを確認します。
- 管理ビューに戻り、左側の欄の上部にある「UML
Model Rhapsody」をクリックします。そこで、新しい要件に対する参照が含まれていることを知らせていることを確認します。
- Gateway 管理ビューの左側の欄で、「UML Model Rhapsody」がまだ強調表示されている場合、メニュー・バーから
を選択します。
- 「ハイレベル要件の追加 (Add high level requirements)」ダイアログが開きます。
下部のボックスにある「エレベーター」を強調表示して、「OK」をクリックします。
- もう 1 つの「ハイレベル要件の追加 (Add high level requirements)」ダイアログが表示されて、変更済み要件が 1 つあることを示します。
「OK」をクリックします。
- UML モデルを再ロードするかを尋ねるプロンプトが表示されたら、「はい」選択します。
UML モデルが変更されたことを示すオレンジ色のシンボルと、メインユースの「ユースケース」モデルの横のオレンジ色のシンボルに注意します。
- 開いている「Rhapsody」ウィンドウに戻り、メインユースの「ユースケース」図の
「HL_REQ 2」をダブルクリックします。「仕様」セクションのダイアログにある要件テキストを表示して、
テキストに「down」が追加されていることを確認します。
要件に対する変更が、Rhapsody と Gateway の両方で行われました。これで、
Rational Rhapsody モデル要素を Doors にエクスポートして、
それらの要素を DOORS で表示する用意ができました。