コンストラクターの引数および初期設定コードなどのコンストラクターのフィーチャーを変更するには、「フィーチャー」ウィンドウを使用します。
IBM® Rational® Rhapsody® ブラウザーでコンストラクターをダブルクリックして、クラスの「フィーチャー」ウィンドウを開きます。
このタスクについて
「一般」タブでは、タブのさまざまなコントロールを使用して、コンストラクターの一般的なフィーチャーを定義します。コンストラクターのシグニチャーが、「フィーチャー」ウィンドウの「一般」タブの上部に表示されることが分かります。
- 「名前」フィールドに、コンストラクターの名前を指定します。デフォルト名は、それが作成するクラスの名前です。コンストラクターの詳細な説明を入力するには、「説明」タブを使用します。
- 「名前」フィールドにアクセスできない場合は、「L」ボタンをクリックして「名前とラベル」ウィンドウを開き、必要であれば、名前を変更します。
- 必要であれば、「ステレオタイプ」リストを使用して、属性のステレオタイプを指定します。
- プロジェクト内の現在のステレオタイプのリストから選択するには、「ステレオタイプの選択」ボタン (
) をクリックします。
- 選択したステレオタイプの表示順を変更するには、「ステレオタイプ順序の変更」ボタン (
) をクリックします。注: COM ステレオタイプはコンストラクティブ (コード生成可能) であり、コードの生成に影響します。
- 可能な場合は、「可視性」リストで、受信の可視性を指定します ([パブリック」、「プロテクテッド」、または「プライベート」)。デフォルト値は、パブリックです。
- 「イニシャライザー」フィールドに、コンストラクター・イニシャライザーのクラス属性またはスーパー・クラスを初期化する場合は、コードを入力します。
テキスト・エディターにアクセスするには、省略符号ボタン
をクリックします。
例えば、a というクラス属性を 5 に初期化するには、以下のコードを入力します。 a(5)
注: C++ では、この代入はコンストラクター本体ではなくコンストラクター・イニシャライザー内のデータ・メンバーを初期化するため、クラス実装ファイル内の以下のコード中に生成されます。
//-------------------------------------------------------
// A.cpp
//-------------------------------------------------------
A::A() : a(5) {
//#[operation A()
//#]
};
注: const データ・メンバーは、コンストラクター本体ではなくコンストラクター・イニシャライザーで初期化する必要があります。