コンパイル時初期設定の使用

MicroC プロファイルを使用すると、コンパイル時に各種要素が初期設定されるように 指定できます。

コンパイル時の初期設定には以下の利点があります。

コンパイル時初期設定フィーチャーを使用すると、次のいずれの要素にもコンパイル時初期設定を使用するように指定することができます。

オブジェクト属性については、MicroC プロファイルにより、あるクラスの複数インスタンスに出現する属性に対してそれぞれ異なるコンパイル時初期設定値を指定できます。

コンパイル時初期設定がモデル要素に使用されるように指定するには、以下を行います。

関係、フロー・ポート、およびフレームワーク・データに対するコンパイル時初期設定の指定

C_CG::Configuration::AllCategoriesInitializingMode プロパティーには、 使用する初期設定のタイプを設定するために以下の値が用意されています。

注: フロー・ポートおよび関係の場合、 コンパイル時初期設定コードは、直接フロー・ポートおよび直接関係に限り生成されます (つまり、C_CG::Configuration::DirectFlowPorts および C_CG::Configuration::DirectRelations プロパティーを True に 設定する必要があります)。

属性に対するコンパイル時初期設定の指定

生成コードが属性に対してコンパイル時初期設定を使用するように するには、以下のいずれかの方法で行います。

属性に対する初期コンパイル時値の指定

MicroC プロファイルを使用すると、 同一属性が複数オブジェクトに出現する場合に、その属性にそれぞれ異なるコンパイル時初期設定値を定義できます。

属性を含むパッケージに対して「フィーチャー」ウィンドウの「初期値」タブを使用します。

このタブは、パッケージに含まれるすべてのオブジェクトの すべての属性をリストします。各属性ごとに、関連する初期設定値を 入力してください。

オブジェクトにパーツが含まれる場合、 「初期値」タブにパーツとそれらの属性が階層的に表示されます。

注: 何らかの変更を行う前に属性に表示される値は、 クラス・レベルで定義された初期値です。

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