モデルのチェック

コードを生成する前に IBM® Rational® Rhapsody® は、モデルの正確性と完全性について、自動的にチェックを行います。 また、設計プロセスにおいて、いつでも選択したチェックを手動で実行できます。Rational Rhapsody には、内部チェックと呼ばれる、定義済みのチェックが用意されています。

このタスクについて

また、必要に応じてコーディングおよびカスタマイズしたチェックも作成できます。これらのユーザー定義チェックは、定義済みの内部チェックと区別するため、外部チェックと呼ばれます。どちらのタイプのチェックも、Rational Rhapsody GUI に表示されます。

外部チェックの詳細については、ユーザー定義チェックの作成を参照してください。

チェッカーは、アクティブ構成または選択されたクラスのいずれかに対して動作します。チェッカーは、モデル内に見つかったエラーと警告のリストを出力します。先にエラーがリストされます。エラーは、コード生成の続行を妨げますが、警告は、コード生成を妨げず、モデル内の異常をユーザーに知らせます。エラーも警告もない場合は、チェッカーはすべてのチェックが問題なく完了したことを知らせるメッセージを生成します。

メッセージをダブルクリックすると、チェッカーはエラーの原因である要素またはステートメントがあるモデル内の場所を開き、エラーの原因の場所を強調表示します。

注: チェッカーは、オブジェクト・モデル図をチェックして構造モデルを検証し、ステートチャートをチェックして振る舞いモデルを検証します。この 2 つのダイアグラムが、モデルにおける主要なコンストラクティブ図です。

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