読み取り専用ファイル内に参照のある要素を削除すると、ファイルが読み取り専用であるため、ディスク上でこうした参照をそのアクションに応じて更新することはできません。この参照は、モデルが再ロードされると、未解決になります。この状態を解決するには、削除操作を実行する前に、削除しようとする要素に対する参照が含まれる読み取り専用ファイルを書き込み可能にします。
このタスクについて
IBM® Rational® Rhapsody® は、要素の削除を試みると、未解決の参照が生じる可能性あることを検出すると、「読み取り専用ファイル内で参照を検出」ウィンドウを自動的に開きます。読み取り専用ファイルに参照のある要素を削除すると (例えば、Rational Rhapsody ブラウザーまたはグラフィック・エディターを使用して)、「読み取り専用ファイル内で参照を検出」ウィンドウが開き、削除される要素に対する参照を含む読み取り専用ファイルのリストが表示されます。
このウィンドウでは以下のオプションが使用可能です。
- 選択した要素をチェックアウトして、続行します。構成管理ツールが設定されている場合にのみ使用します。
注: チェックアウトしようとしているユニットがまだチェックインされていない場合、このオプションは失敗することがあります。
注: このオプションは
Rational Rhapsody Platform Integration では使用できません。
- 選択したファイルの読み取り/書き込みを行って、続行します
- 読み取り専用ファイル内の参照を無視して、続行します。このオプションを使用することは、モデルの再ロード時に未解決の参照が生じる可能性があることを意味します。