サーバー

本質的に «CORBAInterface» を実現するクラスは、インターフェースのサーバー・サイド・コードを必要とします。IBM® Rational® Rhapsody® は継承関係を、CORBA インターフェースのサーバー・サイド・コードによって行われる生成、コンパイル、およびリンクの要求として解釈します。

CORBA インターフェースからの、直接的、または間接的な継承であるクラスは、親 CORBA インターフェース内の すべての 操作を実装する必要があります。CORBA インターフェース・メソッドの本体は、実現クラス内に実装されなければなりません。さらに、実現クラスは、その親 CORBA インターフェースの属性を実装する必要があり、それぞれの属性に対するアクセサー操作およびミューテーター操作を (適切なタイプで) 用意する必要があります。

実現クラス内の CORBA インターフェースの、すべての属性、操作、および関連を手動で実装する必要があります。最適な方法は、属性、操作、および関係を CORBA インターフェースから実現クラス内に、ドラッグ・アンド・ドロップすることです。この実装により、CORBA インターフェース内の CORBA タイプは、実現クラス内の対応 C++ タイプに確実に変換されます。また、属性に対して、適切なアクセサーおよびミューテーターが確実に生成されます。

サーバー実現では、以下のセクションで説明されるガイドラインにすべて従うことが重要です。これらのガイドラインに従わない場合、コンパイラーは、コンパイル時にエラーを報告することがあります。あるいは、実行中に CORBA 例外がスローされる場合もあります。Rational Rhapsody は、コードの生成前に、いくつかの検査を実行して、予期される違反を検出します。


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