Eclipse とのワークフロー統合を使用すると、Eclipse プロジェクトを「Rhapsody 構成」ウィザードで作成するのではなく、自動的に作成できます。
通常、IBM® Rational® Rhapsody® で Eclipse 構成を作成すると、「Rhapsody 構成」ウィザードが Eclipse に表示されます。
一方で、Eclipse プロジェクトを自動作成するために使用可能なメカニズムも用意されています。
自動プロジェクト作成を使用するには、以下のプロパティーの値を設定します。
- Eclipse::Project::AutomaticProjectCreation — 自動プロジェクト作成を使用する場合は、この Boolean プロパティーを true に設定します。
- Eclipse::Configuration::DefaultProjectName — このプロパティーは、Rational Rhapsody で Eclipse 構成を作成したときに自動的に作成される Eclipse プロジェクトに使用する名前フォーマットを指定するために使用します。
名前フォーマットを指定する際には、変数 $ProjectName、$ComponentName、および $ConfigurationName (それぞれ、
Rational Rhapsody プロジェクト、コンポーネント、および構成を参照) を使用できます。
- Eclipse::Configuration::DefaultProjectLocation — このプロパティーは、Rational Rhapsody で Eclipse 構成を作成したときに自動的に作成される Eclipse プロジェクトに使用する場所を指定するために使用します。
プロジェクトの場所を指定する際には、以下の変数を使用できます。
- $WorkspaceLocation — 現在の Eclipse ワークスペースを表すフォルダー
- $EclipseProjectName — Eclipse::Configuration::DefaultProjectName の値によって指定されたフォーマットを使用して作成された Eclipse プロジェクトの名前