シーケンス図には、例えば、分類子ロールなど、他の要素の存在に依存しない特定の要素が含まれています。また、シーケンス図には、例えば、送信と受信の要素の存在を必要とするメッセージなど、他の要素の存在を必要とする要素も含まれています。このような従属要素のことをここでは、「参照元」要素と呼びます。
マージを決定する場合、参照元要素をマージに含めることができるのは、参照先であるすべての要素がマージに含まれる場合のみです。例えば、メッセージをマージに含めることができるのは、送信と受信の分類子ロールがマージに含まれる場合のみです。
他の要素が必要とする要素を除外する場合は、これらの従属要素も同様にマージから除外されます。
注: 要素をマージに含めるためのメニュー・コマンドがポップアップ・メニュー上で使用できない場合は、選択した要素が依存している要素を除外することを以前に選択していないかを確認してください。
通常、IBM® Rational® Rhapsody® DiffMerge では、マージの結果として生成されたダイアグラムが適切かどうかは確認されません。マージ決定の結果、正しいシーケンス図が生成されたかどうかの確認は、お客様の責任で行ってください。