CORBA インターフェースを 継承するクラスは、CORBA インターフェースの各操作を 実装しなければなりません。各実現操作には、親 CORBA インターフェースの 操作と同じ名前、同じ数と順序の引数が必要です。 実現操作の引数の型は、CORBA 標準で指定された IDL から C++ へのマッピング体系に従い、 インターフェースから派生しなければなりません。
例えば、次のような CORBA インターフェース操作があり、引数の型は long とします。
op1(long arg1);
実現クラス CORBA::long 内の 対応する操作の引数の型は、次のようになります。
op1(CORBA::long arg1);
型変換は、操作を CORBA インターフェースから実現クラスにコピー (ドラッグ・アンド・ドロップ) すると、 自動的に行われます。
CORBA::TAO::EnvParamType プロパティーは、 操作の追加の CORBA_env& パラメーターを生成するかどうかを 指定します。このプロパティーは、通常、コンポーネント・レベルで設定されるため、 コンポーネントのスコープ内のすべてのパッケージ、クラス、および操作に影響します。