ファイルおよびディレクトリー構造の作成に関する考慮事項

モデル内に新規ユニットを作成すると、そのユニットのファイルシステム内に新規ファイルが作成されます。この新規ファイルは、構成管理下に自動的に配置されません。「アーカイブへの追加」操作を使用して、ファイルを構成管理ツールに追加してください。

新規パッケージ・ユニットを作成する際に、プロジェクトで階層ディレクトリー構造を使用する場合は、ファイルとディレクトリーの両方がプロジェクト内に作成されます。この新規ディレクトリーは、構成管理ファイル構造内に作成する必要があります。

SCC モードにおけるディレクトリー

新規パッケージおよびパッケージ・ディレクトリーを Microsoft Common Source Code Control (SCC) モードで構成管理アーカイブに追加するには、「アーカイブへの追加」操作を使用して、ユニット・ファイルをリポジトリーに追加します。「アーカイブへの追加」操作により、必要に応じて、ディレクトリーが構成管理システムに自動的に作成されます。

バッチ・モードにおけるディレクトリー

バッチ・モードで構成管理ツールを使用すると、ディレクトリーは構成管理アーカイブ内に自動的に作成されません。ただし、IBM® Rational® Rhapsody® では、ConfigurationManagement::<構成管理ツール>::MakeCMShadowDirActivation プロパティーを使用する新規ディレクトリーの作成が支援されます。

指定できる値は以下のとおりです。

  • Disable: ディレクトリーが作成されないことを意味します。Rational Rhapsody 外部で構成管理アーカイブ内にディレクトリーを作成する必要があります。
  • UserConfirmation: 新規ディレクトリーを含むプロジェクトを保存する場合は常に、新規ディレクトリーを構成管理構造内に作成するかどうかが尋ねられることを意味します。
  • Automatic: 新規ディレクトリーが、Rational Rhapsody で保存操作によって作成される場合は常に、ディレクトリーが構成管理構造内に自動的に作成されることを意味します。すべての新規ディレクトリーに対して、構成管理アーカイブ内にディレクトリーが作成されます。アーカイブに追加する予定はない、つまり、パッケージには必要のない (おそらく望ましくない) ディレクトリーが作成される可能性があります。

構成管理アーカイブ内に新規ディレクトリーを作成したら、「アーカイブへの追加」操作を使用して、新規パッケージ・ユニットとその子ユニット・ファイルはどれでもアーカイブすることができます。


フィードバック