このタスクについて
「トレース/アニメーション設定」グループ内の「詳細」ボタンをクリックすると、「トレース/アニメーション詳細設定」ウィンドウが開きます。
このウィンドウを使用して、
各構成についてモデル要素、操作、クラス、およびパッケージでトレース/アニメーション設定を使用可能にするかどうかを簡単に制御できます。
(開発ツリーに保管されている) 基本モデルは、トレース/アニメーション設定できないことがあります。モデルのパーツを検証するには、このウィンドウでアニメーション設定を変更して、トレース/アニメーション設定を有効または無効にします。
このウィンドウには、以下のフィールドが含まれています。
- トレース - 各種モデル要素タイプ (引数、操作、属性、関係、イベント) に対してトレースを使用可能にするかどうかを決定します。
これを選択するのは、構成のメタクラスで Animate プロパティーを設定するのと同じことです。
例えば、「操作」チェック・ボックスをクリアすると、構成の CG::Operation::Animate プロパティーが Cleared に設定されるため、アニメーション/トレースは操作を検査しません。
要素レベルでプロパティーを無効にすることで、特定の要素のこの振る舞いを無効にできます。例えば、「操作」チェック・ボックスをクリアした後に、
特定のパッケージ内の操作をモニターする場合は、そのパッケージの CG::Operation::Animate を Checked に設定します。
デフォルトでは、トレース/アニメーション設定の対象としてすべてのモデル・タイプが選択されます。
- 操作呼び出しの有効化 - 「アニメーション」ツールバーから操作呼び出しを起動できるかどうかを指定します。
考えられる値は以下のとおりです。
- なし - 操作呼び出しは起動できません。
- パブリック - パブリック・メソッドのみを開始できます。
- プロテクテッド - プロテクテッド・メソッドのみを開始できます。
- すべて - 可視性に関係なく、すべての操作呼び出しを起動できます。
- トレース/アニメーション設定のスコープ - アニメーション化するモデル要素 (クラス、パッケージ、アクター) を指定します。デフォルトでは、すべてのモデル要素が選択されます。
「すべての要素」ラジオ・ボタンを選択すると、振る舞いは以下のようになります。- ツリー・コントロールが無効になります。ツリー・コントロールは、「選択した要素」をクリックすると有効になります。
ツリー・ビューには、
<lang>_CG::<Metaclass>::Animate プロパティーが Checked に設定されている、
コンポーネントのスコープ内にあるすべてのクラス、アクター、およびパッケージが含まれています。
外部要素 (UseAsExternal が Checked) は、コンポーネントのスコープ内に入れることはできません。
このツリー内のパッケージを選択すると、そのパッケージの集約クラスおよびアクターもすべて選択することになります。
- Animate プロパティーが Cleared に設定されていない限り、
コード生成スコープ内のすべての要素がトレース/アニメーション設定されます。
下表では、要素がトレース/アニメーション設定されるかどうかがトレース/アニメーション設定スコープと Animate プロパティーの組み合わせによって決定されることを示します。
表 1. 要素がトレース/アニメーション設定されるかどうかがトレース/アニメーション設定スコープと Animate プロパティーの組み合わせによって決定される方法| Animate プロパティーの値 |
トレース/アニメーション設定スコープへの設定 |
要素のトレース/アニメーション設定 |
| Checked |
はい |
はい |
| Checked |
いいえ |
いいえ |
| Cleared |
はい |
いいえ |
| Cleared |
いいえ |
いいえ |
以下の振る舞いに注意してください。
- Animate プロパティーが Cleared に設定されている場合は、
トレース/アニメーション設定のスコープに関係なく、すべての構成に適用される。
- トレース/アニメーション設定のスコープを変更すると、コンポーネントのすべてのソース・ファイルが再生成される。
- パッケージ内のクラスを選択すると、
クラスが使用していなくても、(すべてのイベントやタイプなど) パッケージ全体が暗黙的にトレース/アニメーション設定されます。