コード中心モードのアニメーション・コードの違い

IBM® Rational® Rhapsody® のアニメーション・フィーチャーは、トレース/アニメーション設定コードにより可能になります。このコードは、トレース/アニメーション設定モードがアニメーションに設定されている構成用に、製品がコードの生成時に挿入するものです。

コード中心モードの基盤となるアプローチは、コードへの侵入を最小限にするため、 アニメーション・コードをコード中心モードで生成する方法は、モデル中心モードで生成するアニメーション・コードの場合と比べると違いがあります。

コードがアニメーション用に生成される場合、コード中心モードでは、モデル中心モードのようにすべてのファイルが生成されるのではなく、アニメーション化された要素を含むファイルのみが生成されます。

モデル中心モードの場合と同様に、生成されるアニメーション・コードは、#ifdef _OMINSTRUMENT ブロック内で組み立てられます。 これらのブロック内のコードに変更を加えても、ラウンドトリップではこうした変更は無視されます。

コード中心モードではステートチャートやアクティビティー図などのダイアグラムに対してコードは生成されないため、アニメーション化できるダイアグラムのタイプはシーケンス図のみです。

アニメーションの結果としてのコードへの侵入をさらに最小化するために、コード中心モードでのアニメーション化では、 以下の Rational Rhapsody フィーチャーを使用できます。

トレース/アニメーション設定コードはコード中心モードで侵入が少ない一方、アニメーションの使用時には以下の情報に留意しておくことが重要です。


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