要素値の呼び出し

要素値にプレースホルダーを使用して HTML ページの静的バージョンを設計した後、各プレースホルダー・テキストを、アップロードしたページから各要素の値を動的に呼び出すスクリプトで上書きできます。

手順

  1. 最初にページのレイアウトを設計するには、静的テキストを動的値のプレースホルダーとして残して Web ページを設計します。
  2. </head> タグの前のスクリプト・タグ内の HTML ファイルのヘッダーの中にある manage.inc ファイルを含めて HTML ファイルを編集します。
       <head>
          <title>Your Title Here</title>
          <script src='manage.inc'></script>
       </head>

    manage.inc ファイルは IBM® Rational® Rhapsody® Web インターフェイスのクライアント・サイドの振る舞いを制御する JavaScript ファイルの集合を含んでいます。

  3. 各静的値のプレースホルダーを関数呼び出しスクリプトで置き換えて HTML ファイルを編集します。

    例:

       <body>value of evStart</body>

    これは以下のようになります。

       <body><script>show(‘nameOfElement')</script></body>

    このサンプル・コードでは、nameOfElement は、デフォルト Web インターフェースから見える Rational Rhapsody が要素に与えた要素名です。以下の例に示すように、必ず show 関数内に要素の完全なパス名を使用してください。

        show('ProcessController[0]::OMBoolean_attribute');
  4. ファイルを保存し、Rational Rhapsody Web サーバーへアップロードします (Rational Rhapsody モデルへの Web ファイルの追加 を参照)。

タスクの結果

新しい設計スキームからユーザーの Web インターフェースでこのファイルへリンクできます。ページを Web GUI のフロントページにするには、ホーム・ページの設定を参照してください。Rational Rhapsody はまだ階層ファイル構造をサポートしていないことに注意してください。したがって、HTML およびイメージ・ファイルは Web サーバーのルート・ディレクトリーにあります。


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