初期値はクラスの属性の特性ですが、インスタンス値はクラス (そのオブジェクト) の特定のインスタンスを特徴付けるものです。
「フィーチャー」ウィンドウの「初期値」フィールドと「値」フィールドの重要な違いは、提供される「初期値」がコード生成に含まれていることです。 クラスのすべてのインスタンスについて、属性には、クラス・レベルで指定された「初期値」が割り当てられます。 一方、インスタンスの属性に指定される「値」は、コード生成に含まれていません。 「値」フィールドは、任意の時点で属性のスナップショットを提供するために、モデリング目的でのみ提供されています。
例えば、Date というクラスと newYear2004 と呼ばれる Date のオブジェクトがあるとします。クラス Date は、Day、Month、および Year 属性を持ちます。下図に、クラス Date の初期値の例を示します。

下図に、クラス Date のオブジェクト newYear2004 の属性の例を示します。「継承の表示」チェック・ボックスで、継承された属性を表示して容易に変更できるようにするかどうかを指定します。

「仕様ビュー」ボタンをクリックして、オブジェクト・モデル図内のオブジェクトの属性と操作を表示します。下のオブジェクト・モデル図に、クラス Date と、newYear2004 と呼ばれる Date のオブジェクトを示します。

オブジェクト・モデル図では、オブジェクト値は次のフォーマットで表示されます。
[visibility]<attribute name>:<attribute type>=<value>
以下の情報に注意してください。