コンポジット・タイプの作成

言語固有の書式によるフルコーディングではなく、フィーチャー・ダイアログを使用してコンポジット・タイプを作成し、モデル化できます。 さらに、製品ではコンポジット型にクラスを含めることができるので、モデルの保守性が向上します。例えば、クラスの名前を変更すると、その変更は自動的にそのクラスへの参照すべてに反映されます。

手順

  1. パッケージまたは「タイプ」カテゴリーを右クリックして、「新規追加」 > 「タイプ」を選択します。
  2. 型のデフォルトの名前を編集します。
  3. 新規タイプの「フィーチャー」ウィンドウを開きます。「タイプ」ウィンドウが開きます。
  4. 必要な場合は、タイプのステレオタイプを指定します。
  5. 「種類」リストを使用してデータ型の種類を指定します。 考えられる値は以下のとおりです。
    1. 列挙」は、新規タイプは列挙型であることを指定します。「リテラル」タブで、列挙値を指定します。 詳細については、列挙型の作成を参照してください。
    2. 言語」は、新規タイプは言語固有の構成体であることを指定します。これはデフォルト値です。詳細については、言語タイプの作成を参照してください。
    3. 構造体」は、新規タイプは構造体、つまりデータ・レコードであることを指定します。詳細については、構造体の作成を参照してください。
    4. Typedef」は、新規タイプは typedef であることを指定します。詳細については、Typedef の作成を参照してください。
    5. 共用体」は、新規タイプは共用体、つまりデータ・レコードのオーバーレイ定義であることを指定します。詳細については、共用体の作成を参照してください。

タスクの結果

作成プロセスを続行するには、該当するデータ型を参照してください。

下表に、コンポジット・タイプと各種言語との対応を示します。

表 1. コンポジット・タイプと各種言語との対応
型の種類 Ada C および C++ Java
言語 以前のバージョンと同じ 以前のバージョンと同じ 以前のバージョンと同じ
構造体 未サポート struct。生成される struct は、パブリック・データ・メンバーのみを含む単純な C 形式の struct です。 適用外
共用体 未サポート union 適用外
列挙 列挙型 enum 適用外
Typedef Subtypes (単純ケース) または subtype typedef 適用外

生成された struct は、パブリック・データ・メンバーのみ含む単純な C 形式の struct。

コード・ジェネレーションは、型を分析して以下を自動的に生成します。


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