履歴コネクター

履歴コネクターは、状態およびサブ状態の最新のアクティブ構成を保管します。 オブジェクトは作成されると、アクティブ状態の構成に関連付けられ、初期構成に始まり、ステートチャートでメッセージに応答しながら進化していきます。

下図に、履歴コネクターを示します。

履歴コネクター

遷移が履歴コネクターに接続されていて、その遷移がトリガーされると、履歴コネクターを含んでいる状態が最後にアクティブだった構成を呼び戻します。状態は 1 つの履歴コネクターを持つことができます。

履歴コネクターからの遷移は、履歴コネクターと同じレベルの宛先だけに制約されます。

注: 1 つの状態内に複数の履歴コネクターを置かないでください。コード・ジェネレーターは、1 つの状態内における複数の履歴コネクターをサポートしません。

状態は、状態とそのサブ状態の最新のアクティブ構成を呼び戻すときに使用される履歴プロパティーを持つことがあります。状態に関連付けられている履歴コネクターへの遷移は、最新のアクティブ構成を呼び戻します。

履歴コネクターから発生する遷移は、履歴のデフォルト状態を指定します。履歴入場前に履歴が何も存在しなかった場合は、デフォルトの履歴状態が使用されます。


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