アクティビティー終了要素の作成

IBM® Rational® Rhapsody® の UML 最終状態 (アクティビティー終了) は、ダイアグラム内の配置場所に応じてローカル終了またはグローバル終了を示すことができます。

このタスクについて

状態がコンポジット (ブロック) 状態の内部に描画されている場合は、最終状態と見なされます。この状態ではコンポジット状態によって表現されているアクティビティーを終了しますが、アクティビティーを実行したインスタンスは生存します。詳細については、ローカル終了セマンティクスを参照してください。この状態が最上位の状態の内部に描画されている場合は、最終アクティビティーと見なされます。これにより状態マシンが終了し、インスタンスは破棄されます。

最終アクティビティーへのアクション・フローは、完了アクション・フローと呼ばれます。最終アクティビティーは、外向きアクション・フローは持てません。 完了アクション・フローはガード条件のみ持つことができます。

注: 最終アクティビティーの振る舞いは、CG::Statechart::LocalTerminationSemantics プロパティーによって制御されます。

手順

  1. 「アクティビティー終了」ボタン 「アクティビティー終了」ボタン をクリックします。
  2. アクティビティー図内をクリックして、最終アクティビティーを目的の位置に配置します。最終アクティビティーは、中心に黒い点のある円で表されます。
  3. アクションから最終アクティビティーにフローを描画します。
  4. 必要な場合は、以下のように、アクティビティーの終了を示すガード条件を入力します。
    サブアクティビティー - 完了

タスクの結果

他のコネクターの場合と同様、最終アクティビティーとそのフローはブラウザーに含まれます。

最終アクティビティーとそのフローを示すブラウザー


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