C++ のポート API を使用したプログラム
ここでは、メッセージの交換およびポートのインスタンス化に使用する API を説明します。
注:
以下の例は、完全ではありません。これは単に後の API 呼び出しの表の参考です。
以下の例を見てみましょう。
下表に、指定された作業を行うために使用する呼び出しを示します。
表 1. メッセージの交換およびポートのインスタンス化に使用する API 呼び出しのリスト
作業
呼び出し
操作の呼び出し
OUT_PORT(src)->f();
ポートを使用して
a
から
b
へイベントを送る
OUT_PORT(src)->GEN(evt);
ポート
src
からポート
mon
へのイベントを聴取する
evt[IS_PORT(mon)]/doYourStuff();
OUT_PORT
と同等の
OPORT
マクロを使用することもできます。
多重度があるポートとの通信
下表に、ポートの多重度が 10 でインデックス 5 を使用してポートと通信したときに使用する呼び出しを示します。
中級レベル・タスク
このセクションでは、ポートを使用してプログラミングを行うときに使用する中級レベル API を説明します。
ポートを介したオブジェクトの接続
実行時にリンクが作成される外部アプリケーション (MFC GUI など) を使用している場合、次の例のような呼び出しを使用して、オブジェクトを
IBM® Rational® Rhapsody®
が指定したポートとリンクできます。
多重度があるポートを使用したオブジェクトのリンク
プログラムによるポートの作成
このトピックでは、ポートを使用してプログラミングを行うときに使用する上級レベル API を説明します。これらの API は、コード・ジェネレーターがポートをインスタンス化する方法を決定できないときに使用します。この状況は、ポートの多重度が * のときに起きます。
振る舞い型ポートを所有インスタンスへリンク
設計時に振る舞い型ポートの多重度が不明の場合、それをプログラムで指定できます。
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