シミュレートしたアクティビティー図の表示

Rational® Rhapsody® でモデル化したアクティビティー図のシミュレーションを表示できます。

モデルに含めたアクティビティー図のテストおよび検証に役立てるために、IBM® Rational Rhapsody では、アクティビティーの進行状況を表示するシミュレーション・フィーチャーが提供されています。

注: アクティビティー図シミュレーション・フィーチャーを使用できるのは、クラス・レベルまたはオブジェクト・レベルで定義されたアクティビティーに対してのみです。パッケージまたは個々の操作に定義されたアクティビティーには使用できません。

アクティビティーへのシミュレーション設定の適用

手順

特定のアクティビティー図にシミュレーション設定を使用したい場合、次のようにします。

  1. 関連する構成の「フィーチャー」ダイアログを開きます。
  2. 「設定」タブで、「トレース/アニメーション設定モード」が「アニメーション」に設定されていることを確認します。
  3. アクティビティーの「フィーチャー」ダイアログを開きます。
  4. Activity::General::SimulationMode プロパティーの値を TokenOriented に設定します。 このプロパティーの値は、個々のアクティビティー以上のレベル (クラス、パッケージ、プロジェクト) で設定できます。

シミュレーションの実行

手順

アクティビティー図を完了したら、次のようにするとシミュレーションを表示できます。

  1. 「シミュレーション」 > 「フル・ビルド」を選択します。
  2. ブラウザーで、「インスタンス」の下にクラスのインスタンスを見つけて、ポップアップ・メニューから「インスタンスのアクティビティー図を開く」を選択します。
  3. 「シミュレート」ツールバーの「1 ステップ進む」」ボタンを使用して、アプリケーションの実行をステップスルーします。 緑色の強調表示は、たった今実行されたステップを示します。ピンクの強調表示は、現在実行可能なアクションを示します。そのため、タイミングによってはピンクで強調表示された要素が多数存在する場合があります。

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