言語固有の書式によるフルコーディングではなく、フィーチャー・ダイアログを使用してコンポジット・タイプを作成し、モデル化できます。
さらに、製品ではコンポジット型にクラスを含めることができるので、モデルの保守性が向上します。例えば、クラスの名前を変更すると、その変更は自動的にそのクラスへの参照すべてに反映されます。
手順
- パッケージまたは「タイプ」カテゴリーを右クリックして、を選択します。
- 型のデフォルトの名前を編集します。
- 新規タイプの「フィーチャー」ウィンドウを開きます。「タイプ」ウィンドウが開きます。
- 必要な場合は、タイプのステレオタイプを指定します。
- 「種類」リストを使用してデータ型の種類を指定します。
考えられる値は以下のとおりです。
- 「列挙」は、新規タイプは列挙型であることを指定します。「リテラル」タブで、列挙値を指定します。
詳細については、列挙型の作成を参照してください。
- 「言語」は、新規タイプは言語固有の構成体であることを指定します。これはデフォルト値です。詳細については、言語タイプの作成を参照してください。
- 「構造体」は、新規タイプは構造体、つまりデータ・レコードであることを指定します。詳細については、構造体の作成を参照してください。
- 「Typedef」は、新規タイプは typedef であることを指定します。詳細については、Typedef の作成を参照してください。
- 「共用体」は、新規タイプは共用体、つまりデータ・レコードのオーバーレイ定義であることを指定します。詳細については、共用体の作成を参照してください。
タスクの結果
作成プロセスを続行するには、該当するデータ型を参照してください。
下表に、コンポジット・タイプと各種言語との対応を示します。
表 1. コンポジット・タイプと各種言語との対応| 型の種類 |
Ada |
C および C++ |
Java |
| 言語 |
以前のバージョンと同じ |
以前のバージョンと同じ |
以前のバージョンと同じ |
| 構造体 |
未サポート |
struct。生成される struct は、パブリック・データ・メンバーのみを含む単純な C 形式の struct です。 |
適用外 |
| 共用体 |
未サポート |
union |
適用外 |
| 列挙 |
列挙型 |
enum |
適用外 |
| Typedef |
Subtypes (単純ケース) または subtype |
typedef |
適用外 |
生成された struct は、パブリック・データ・メンバーのみ含む単純な C 形式の struct。
コード・ジェネレーションは、型を分析して以下を自動的に生成します。
- コード内の依存性 (#include)
- Type 記述
- Field 記述
構造体および共用体内の各フィールドには属性注釈があります。