このタスクについて
シーケンス図の操作モードをサポートする 3 つのプロパティー (SequenceDiagram::General の下) は以下のとおりです。
- ClassCentricMode - インスタンス線の描画時にクラスを実現化するかどうかを指定します。考えられる値は以下のとおりです。
- Checked - <xxx> 形式のインスタンス名は、インスタンス名ではなくクラス名として扱われます。例えば、c という名前のインスタンス線を作成すると、IBM® Rational® Rhapsody® は c という名前のクラスを作成し、シーケンス図には :c と表示します。
- Cleared - インスタンス線を作成すると、デフォルトで、匿名インスタンスを表現する role_n という名前が付けられます。これはデフォルト値です。
- RealizeMessages - 作成時にメッセージが実現化されるかどうかを指定します。考えられる値は以下のとおりです。
- Checked - Design モードでは、メッセージ名を入力すると、メッセージを実現化するかどうかの確認を求められます。「no」と答えると、メッセージは実現化されません。実現化されていないメッセージは、takeEvent() のようなフレームワークの一部であるメッセージを、実際にはモデルに追加せずに記述だけする目的で使用することができます (分析モードでは、この確認は、SequenceDiagram::General::ConfirmCreation プロパティーの指定で制御されます)。(分析モードでは、この確認は、SequenceDiagram::General::ConfirmCreation プロパティーの指定で制御されます。)
- Cleared - 実現化するかどうかの確認は求められず、メッセージ・ラインを自由に描画できます。これはデフォルト値です。
- CleanupRealized - 対応する操作が削除された場合にシーケンス図内のメッセージを削除するかどうかを指定します。考えられる値は以下のとおりです。
- Checked - 操作が削除されたときにメッセージを削除します。
- Cleared - 操作が削除されてもメッセージは削除しません。これはデフォルト値です。
バージョン 4.0 またはそれ以前の製品で生成されたシーケンス図の場合、この 3 つのプロパティーはすべて Cleared です。