モデリング・オプション
作成されるモデルで、リバース・エンジニアリングされたコードがどのように表現されるのかを決定するために使用可能な多数の設定が用意されています。
クラスの Rational Rhapsody 型としてのモデル化
IBM® Rational® Rhapsody®
は、特定のクラスを型としてモデル化したり、MFC 型ライブラリーを使用したりできます。
ユーザー定義型としてのモデルの typedef
Typedef
は、モデル内の対応するパッケージまたはクラスの下にユーザー定義型として読み込まれます。
構造体をクラスではなく型としてモデリング
IBM Rational Rhapsody
に、構造体をクラスではなく型としてモデル化させるには、
「リバース・エンジニアリングの詳細オプション」
ウィンドウの
「各種」
タブにある
「追加」
ボタンをクリックして、構造体の名前を入力するか、ワイルドカードを使用してすべての構造体にマッピングを適用できるようにします。
データ・メンバーのプライベートとしてのインポート
「リバース・エンジニアリングの詳細オプション」
ウィンドウの
「各種」
タブの
「データ・メンバーの反映」
チェック・ボックスを選択すると、すべてのコード・データ・メンバーがプライベートとしてインポートされます。コード内のデータ・メンバーのアクセス・レベルは属性の
Visibility
プロパティーにインポートされます。
インクルード・ファイルから依存関係を作成
「マッピング」
タブにある「
依存関係
」リストは、リバース・エンジニアリング時にインクルード・ファイルから依存関係を作成するように
IBM Rational Rhapsody
を設定する場合に使用します。 つまり、ファイル間の
#include
はコンポーネント・ファイル間およびクラス間の依存関係を作成することができます。さらに、要素 (変数、関数、クラスなど) の前方宣言で、コンポーネント・ファイルから要素への依存関係が作成されます。
リバース・エンジニアリング中のフローチャートの作成
CreateFlowcharts
プロパティーを使用して、リバース・エンジニアリング中に
IBM Rational Rhapsody
でフローチャートが自動的に作成されるようにします。 リバース・エンジニアリング・プロセスを開始する前にこのプロパティーを設定する必要があります。
パッケージとしてのディレクトリーのインポート
「リバース・エンジニアリングの詳細オプション」
ウィンドウの
「マッピング」
タブの
「パッケージへのマップ」
グループを使用すると、パッケージへインポートされる要素の編成方法を指定できます。
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