例えば、デフォルトのコンストラクターを使用してクラス A のインスタンスを作成するには、次のコードを入力します。
A *a = new A();
リアクティブおよびコンポジット・クラスでは、デフォルトのコンストラクターは、デフォルトでシステムのメイン・スレッドに設定されているスレッド・パラメーターを使用します。インスタンスをシステムのメイン・スレッドではなく特定のスレッドと関連付けるには、このパラメーターを明示的にコンストラクターに渡す必要があります。
以下の例は、クラス A のインスタンスを作り、それをスレッド T に割り当てます。
A *a = new A(T);
インスタンスを作成した後で、その関係ミューテーターを呼び出してそのピアに接続することもできます (関係の使用を参照)。クラスがリアクティブである場合は、おそらく次に startBehavior() メソッドを呼び出します。
コンポジット・インスタンスは、新規コンポーネントを作成するための専用操作を提供することで、コンポーネントの作成を管理します。各コンポーネントに対して、型 Philosopher の操作 phil があります。新規 phil 操作は、インスタンスを作成して、それをコンポーネント関係に追加し、スレッドを新しいコンポーネントに渡します。
以下のコードは、コンポジット sys がコンポーネント phil を作成する仕組みを示します。
Philosopher *pPhil = sys->newPhil();
インスタンスを作成した後で、その関係ミューテーターを呼び出してそのピアに接続することもできます。クラスがリアクティブである場合は、おそらく次に startBehavior() メソッドを呼び出します。