分類子ロールの名前

クラス名を持つ分類子ロール (インスタンス線) は、モデル内のクラスを表す 1 つのビューです。インスタンス名を持つインスタンス線 (instance:class 形式の) も、モデル内のクラスを表す 1 つのビューです。

インスタンス線は、モデル内のクラスを参照しています。インスタンス線の名前をモデル内にある別のクラス名に変更すると、インスタンス線はモデル内の他のクラスへのビューとして機能します。クラスが存在しない場合は、IBM® Rational® Rhapsody® が作成します。

注: インスタンス線の名前は、サイズ変更可能なテキスト枠です。テキストは、境界ボックスのサイズに応じて折り返されます。

分析モードを指定した場合は、デフォルトでインスタンス線に role_n という名前が付けられ、クラス情報の入力は指示されません。下図に、分析シーケンス図内の新しいインスタンス線を示します。

新しいインスタンス線を表示するシーケンス図

設計モードを指定した場合は、デフォルトでインスタンス線に :class_n という名前が付けられます。指定されたクラスが存在しない場合は、作成するかどうかの確認を求められます。下図に、設計シーケンス図内の新しいインスタンス線を示します。

分類子ロール名は、その式が既存のオブジェクトにマッピング可能であれば、アニメーション化されます。

クラス A とクラス A の唯一のオブジェクトであるオブジェクト a:A が存在するとします。次の名前はすべてオブジェクト a: A にマッピングされます。

a:A の代わりに、別のオブジェクト b:B のパート itsA の唯一のインスタンスである A が存在するとします。

このインスタンス線には、次のように名前を付けることができます。


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