IBM® Rational® Rhapsody® は、ユーザーが以下に概説した特定のプログラミング・スタイルに従っていると想定しています。ユーザーは必ずしもこのスタイルに従う必要はありませんが、従わない場合はアニメーションとモデルの同期が失われる可能性があることに留意してください。
例えば、静的属性を定義してすべてのクラス・インスタンスで使用すると便利なことがあります。最も効果的なアプローチではないかもしれませんが、このやり方で簡単に解決できる問題は数多くあります。必要ならば、このやり方を取ってもかまいません。ただし、その属性の値がアニメーション時に正しく更新されない可能性があることには、注意してください。
以下は、標準スタイルのガイドラインです。
- オブジェクトのすべての内部構造は、プライベートまたはプロテクテッドです。すなわち、他のオブジェクトは、このオブジェクトの属性、関係、状態を直接には変更できません。
他のオブジェクトは、このオブジェクトの何らかの操作を使用する必要があります。
- 状態と関係は、あらかじめ定義されたミューテーターのセットを介してのみ変更できます。
- 自己トリガー操作の実行は、AND 状態コンポーネント間でのみ許されます。
注: リカバリーに際し、このガイドラインに従わず、特定のオブジェクトのビューが実際の状態と一致しない疑いがある場合は、疑わしいビューを閉じて再度開いてください。
このアクションにより、ビューが最新表示されて、オブジェクトの実際の状態と同期されます。