制約ブロックの作成

パラメトリック図に制約プロパティーを追加することができます。 パラメトリック図は制約プロパティーに基づきます。

手順

  1. ブラウザーで、ダイアグラムを作成するパッケージを右クリックし、「新規追加」 > 「ダイアグラム」 > 「ブロック定義図」を選択します。
  2. ウィンドウ上部の「制約ブロック」ボタン 「制約ブロック」ボタン を選択し、ブロック定義図に制約ブロックを配置します。
  3. 新規の制約を追加するには、ブロックを右クリックし、「新規追加」 > 「制約」を選択します。

    「制約ブロック」ボタン

    制約の仕様および名前が、SysML ブロック制約コンパートメント内に現れます。「制約ブロック」ボタン

  4. 「フィーチャー」ウィンドウでこの新規制約ブロックを名前変更します。

    制約は、「ブロック・フィーチャー」ウィンドウより編集できます。

    「制約ブロック」ボタン

  5. 制約はブラウザー内の要素のみに追加できますので、制約ブロックを右クリックして「検索」を選択します。このオプションによりブラウザー内の制約ブロックにナビゲートされます。
  6. 制約ブロックを右クリックし、「新規追加」 > 「一般要素」 > 「制約」 選択します。 この選択により、制約パラメーターと制約ブロックの関係が特定されます。
  7. 制約フィーチャー・ウィンドウ」を開き、制約を名前変更します。「適用」をクリックします。
  8. 制約の「仕様」で、適切な数学的関係、つまり Volume=B*D*H を追加します。「適用」をクリックすると、制約フィーチャーが制約ブロックに表示されます。
  9. 制約の数式が使用する可能性のある定数がある場合は、制約ブロックに属性を追加します (例: g which is 9.81 M/s2)。「OK」をクリックしてウィンドウを閉じ、入力した「フィーチャー」を保存します。
  10. 制約の数式内の変数に対する制約パラメーターを追加します。この追加は、ブラウザーから実行することもできます。 制約ブロックを右クリックして、「新規追加」> 「制約ブロック」 > 「制約パラメーター」を選択します。「フィーチャー」ウィンドウ内のパラメーターを名前変更します。
  11. 制約パラメーターは SI ユニットで入力することもできます。このためには、SI ユニットの「フィーチャー」ウィンドウを開き、「タイプ」を選択します。 リストを先頭までスクロールし、<<Select>> を選択し、 パッケージ・ツリーを SysML プロファイルまでナビゲートし、ModelLibrary ユニット定義を見つけます。正しいユニット定義を選択します。
  12. 制約パラメーターとそのタイプが、制約ブロックに表示されます。新規制約パラメーターは、ブラウザー階層の制約パラメーター・セクションから直接、制約ブロックに追加できます。制約パラメーターの定義ステップ(1012) を、制約内の各変数要素に対して繰り返します。

タスクの結果

制約は、SysML ブロック状態マシンの「コンパートメント」フィールドに含まれます。

「制約ブロック」ボタン

「Block」および「ConstraintBlock」「Direct Composition」によって接続されている場合、「ConstraintBlock」を自動的に「ConstraintProperty」に変換できます。

新たに作成された要求ブロックの名前が既存の要求ブロックの名前と同じであれば、アラート・メッセージが表示されます。


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