リバース・エンジニアリング後に元のファイル・マッピングを保存するには、
「リバース・エンジニアリングの詳細オプション」ウィンドウの「マッピング」タブの「モデリング・ポリシー」グループを使用します。
このタスクについて
指定できる値は以下のとおりです。
- File (ファイル) - 別のパッケージにインポートされるファイルを保存します。この選択項目は、
IBM® Rational® Rhapsody® Developer
for C のデフォルト値です。
つまり、C の場合は、モデルがファイル・ベース (FunctionalC) モデルであり、コード中心のモデルであることを意味します。
また、C++ では、パッケージを「external」としてインポートする場合にのみ使用できます。
「可視化のみ (外部としてインポートする)」チェック・ボックスを選択します。
- Class (クラス) - ファイルは作成されません。
リバース・エンジニアリング時に作成された最上位フォルダーのルート・パスは、
アクティブなコンポーネントの
「インクルード・パス」フィールドに追加されます。
そして、この情報は、インポートしたファイルの
#include ステートメントのコンパイル中に使用され、外部要素のソース・コードを開くために使用されます。インポートされたファイルが複数の互いに依存しないルート・パスをもつ場合は、このフィールドにはコンマで区切ってその複数のパスが書き込まれます。
例えば、ファイル
C:¥Project1¥Subsystem¥A.h および
D:¥Project2¥Subsystem2¥B.h の場合には、
「インクルード・パス」フィールドには、以下の文字列が入ります。
C:¥Project1;D:¥Project2
空のコンポーネント (スコープが空か外部要素のみを含む) でこのオプションを使用した場合、
最初のルート・パスはコンポーネントの
「ディレクトリー」フィールドに追加され、その他のパスはすべて
「インクルード・パス」フィールドに書き込まれます。