「フィーチャー」ウィンドウの「タグ」タブで値をタグに追加することができます。値が複数ある場合は、「タグ値」ウィンドウを使用します。
このタスクについて
タグに値を追加するには、
「値」フィールドにその値を入力します。
- 値が 1 つのみである場合、「値」フィールドにそれを入力するか、フィールドの横の省略符号ボタン
をクリックして、Rational Rhapsody 内部エディターを開きます。
- 値が複数個ある場合は、「値」フィールドの横の省略符号ボタン
をクリックして、「タグ値」ウィンドウを開きます。
「タグ値」ウィンドウを有効にするには、「多重度」フィールドの値が、1 より大きくなければなりません。
手順
「タグ値」ウィンドウを使用して値を追加するには、以下のようにします。
- 各行に値を入力します。
- 「新規追加」行が表示されたら、別の値を入力する場合は、その行の省略符号
をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
複数の値のあるタグの場合、値は、タグの「フィーチャー」ウィンドウの「値」フィールドにコンマで区切られます。
「タグ値」ウィンドウで入力可能な行の数は、そのタグの
「多重度」フィールドに入力した値に対応します。
以下に一般的な値を示します。
- x - 特定の数の値 (例、1、2、または 5 など)
- * - 必要な数の値を指定可能。
- x,y - x 個または y 個のいずれかの値 (例、3,9 など)
- x..y - 最小 x 個から最大 y 個までの値 (例、3..9 など)
- 1..* - 最小 x 個から必要な数までの値 (例、3..* など)
以下の例では、
タグのさまざまな多重度値で、「タグ値」ウィンドウに表示される行数を示します。
- 「多重度」フィールドに「3」と入力した場合は、「タグ値」ウィンドウには 3 行が表示されます。
- * を入力すると、「新規追加」行を含む「タグ値」ウィンドウが開きます。 タグに追加する値ごとに、省略符号
をクリックして、値の入力対象の行を作成します。 タグに追加する値の数だけ繰り返します。
- 「3,9」と入力した場合には、「タグ値」ウィンドウに 3 行が追加され、ユーザーは 3 つの値を追加します。
その後、「値の追加」行にある省略符号をクリックして、さらに 6 行を追加します。これにより、ユーザーは合計 9 つの値を入力する必要があります。
- 「3..9」と入力した場合には、「タグ値」ウィンドウに 3 行が追加され、ユーザーは 3 つの値のみを入力することができます。
また、「値の追加」行にある省略符号をクリックして、最大で合計 9 つの値まで追加できます。
- 「3..*」と入力した場合は、3 行が追加されて、ユーザーは 3 つの値を入力します。
その後、「値の追加」行にある省略符号をクリックして、必要な数だけ値を追加できます。
タグが Boolean タイプの場合は、「タグ値」ウィンドウの各行のチェック・ボックスを選択あるいは選択解除することができます。
タグが、クラスあるいはオブジェクトなどの要素タイプの場合は、番号付けされた各行の末端にある省略符号ボタン
をクリックすると、
ご使用のモデルのブラウザーが開き、適用可能な要素を選択できます。
以下の制約事項に注意してください。
- 多重度の値が 1 より大きい場合に、その値を 1 に変更すると「フィーチャー」ウィンドウの「OK」をクリックした時点で、その前に入力した値がすべてクリアされます。
- 例えば、既に 5 つの値を入力済みの場合に、「多重度」フィールドを 3 に変更すると、4 番目および 5 番目の値は、「OK」をクリックしたときに削除されます。