汎用要素とモデル要素を使用した設計

IBM® Rational® Rhapsody® ReporterPLUS でモデルを開くと、 独自のモデルの実要素 (青色で強調表示) と汎用要素が表示されます。 汎用要素は、モデル要素の型 (クラスやダイアグラムなど) を表します。これらは、どの IBM Rational Rhapsody モデルにも存在する可能性があります。 モデル要素は、特定のモデルからの実要素です。汎用要素とモデル要素の両方を表示することで、Rational Rhapsody ReporterPLUS は テンプレート設計について柔軟に対応することができます。

汎用要素は、 単一モデルに固有の要素ではなく、どのモデルにも出現する可能性がある要素を参照するテンプレートの 作成を可能にします。 テンプレートは、いくつかの汎用要素を使用して作成されます。 例えば、あるモデルからすべてのクラスを抽出する場合、 独自のモデルであらゆるクラスを検索してそれをテンプレートに追加しなくても、 単一の汎用クラス要素を独自のテンプレートに追加することができます。 このことから、どのモデルのテンプレートでも使用することができます。 汎用クラス要素を使用してテンプレートを作成すると、どのモデルが開いていても、Rational Rhapsody ReporterPLUS は クラスを抽出します。

モデル要素は、テキストやダイアグラムを 特定のモデルから独自のテンプレートに即時に追加できるようにします。モデル要素は、 ある特定のモデルでのみ使用されるテンプレートの設計時に使用できます。 このテンプレートを別のモデルで使用する場合、モデル要素の名前が同一でないため、Rational Rhapsody ReporterPLUS は モデル・データを抽出しません。


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