スケジューリング・テーブルでのアクション・スケジュールの表示と変更

スケジューリング・テーブルには、アプリケーションでスケジュールされた各アクションの時間情報 (オフセット、期間、所要時間) が表示されます。また、これらの設定を変更してスケジュールの矛盾を回避するために使用できるグラフィカル・インターフェースを提供します。

手順

  1. 関連する Rational Rhapsody コンポーネントの「フィーチャー」ウィンドウを開き、「スケジュール」タブを選択します。 画面の上部には、定期的要素として定義されたすべての要素が表示されています。画面の下部には、アクションのスケジュール済みのオカレンスを表す色付けされた長方形が表示されています。定期的要素の下には、コンポーネントの範囲に含まれないすべての時間設定されたアクションを表す長方形の多目的行があります。
  2. 必要に応じて、「タイム・スケール (Time Scale)」「スケール・プライマリー・ステップ (Scale Primary Step)」、および「スケール・セカンダリー・ステップ (Scale Secondary Step)」の値を変更して、タイムラインの表示をカスタマイズします。 「垂直タイムラインの表示 (Show Vertical Time Lines)」オプションを使用して垂直タイムラインの表示/非表示を切り替えることもできます。 「実行ログの表示 (Show Execution Log)」オプションとは、実行ログ・データを予定スケジュールと一緒に表示することができる機能のことです (実際の実行と設計されたスケジュールの比較を参照してください)。
  3. 時間の矛盾を強調表示するには、「時間の矛盾を表示 (Show Time Conflicts)」オプションが選択されていることを確認します。 矛盾は小さな三角形として表示されます。見つかった各矛盾に対して、タイムライン上の適切な場所に 1 つの三角形が表示されます。三角形の色は、矛盾の要因となっているアクションの色に一致します。2 つ目の三角形は、矛盾を起こしているアクションのすぐ上に表示されます。ここでは、三角形の色が、そのタイム・スロットを既に「使用している」アクションの色と一致しています。
    注: 2 つのアクションの間に矛盾が特定された場合、タイムラインのより早い時点にスケジュールされているアクションが常に優先されます。つまり、「後の」アクションは常に問題のあるアクションとしてマークされます。
  4. 次のいずれかのアプローチを使用して定期的な要素に関するタイミング情報を変更することができます。
    • 画面の上半分に表示されている数値をクリックして編集し、変更します。
    • 次のように、長方形をドラッグします。右端からドラッグすると所要時間を延長したり、短縮したりできます。左端からドラッグすると、期間を延長したり、短縮したりできます。長方形の中央からドラッグすると、オフセットを増やしたり減らしたりできます。
  5. 「適用」をクリックして、モデルに変更を適用します。

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