ポート・マルチキャスト

Rational® Rhapsody® は、複数のリンク経由でデータをブロードキャストする必要があるポートのコードを生成できます。

このマルチキャスト機能は、フロー・ポートおよび高速ポートで使用可能です (C または C++ コードを生成する場合)。

マルチキャスト・コードの生成は、プロパティー SupportMulticast によって制御されます。 このプロパティーを Smart に設定すると、必要なシチュエーションでのみマルチキャスト・コードが生成されます。 この設定で、マルチキャストが必要なときに適切なコードが生成されない場合は、プロパティーの値を Always に変更できます。

発信ポートからその最終的な宛先までデータが直接移動する場合にのみ、必要なマルチキャスト・コードが生成されることを忘れないでください。 間にポートが存在する場合、生成されるコードは、モデル化されたマルチキャストを反映しません。 逆に、1 つのポートのみがイベントを受信します。

注: マルチキャストが必要なシチュエーションで、ステートチャートにイベント送信コードを手動で指定している場合は (「送信アクション」要素を使用しない)、通常のイベント送信構文ではなく、特別なマルチキャスト構文を使用する必要があります。 例えば、OUT_PORT(p2)->GEN(evStart) ではなく、RiC_MULTICAST_GEN_PORT(p2,evStart) (C コードの場合) または MULTICAST_GEN(p2, evStart) (C++ コードの場合) を使用します。

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