Linux システム上でのアプリケーション・サーバーとしての Rational Rhapsody のインストール

IBM® Rational® Rhapsody® は Linux 上にアプリケーション・サーバーとしてインストールすることもできます。

この構成を使用するときは、1 つ以上のクライアントがネットワーク経由でアクセスできるサーバー上に Rational Rhapsody を 追加します。 クライアントを使用するときは、サーバー上の製品を起動し、クライアントの画面にプログラムを 表示します。単一マシン上で複数のユーザーが 複数セッションを実行できますが、レジストリーや最初にプログラムを開始したときに 作成される rhapsody.exe.ini ファイルは各ユーザーが個別に保持します。この初期ファイルは、~/.mw/rhapsody.exe.ini ディレクトリーに配置されます。「~」はホーム・ディレクトリー名です。

サーバー (Rational Rhapsody が稼働する) はサポートされる プラットフォームの いずれかでなければなりません。クライアントは、(Rational Rhapsody または サーバー上の任意のアプリケーション実行プログラムを使用して) DISPLAY を設定できる任意の プラットフォーム上に置くことができます。このサーバーは別の Linux マシンでも、Exceed または XVision などの ソフトウェアを使用している Windows マシンでもかまいません。

注: サポートされるプラットフォームのリストについては、Rational Rhapsody のリリース・ノートを参照し、『システム要件』のセクションにあるリンクをたどってください。

単一マシン上で複数セッションを実行することは可能ですが、 セッションの正確な数 (およびそれに従って割り振る必要があるサーバーの数) を ベンチマークによって検証する必要があります。このベンチマークは、 マシンの具体的な使用計画 (ビルド・サーバーにするのか Rational Rhapsody サーバーにするのか) と プログラム自体の使用法 (モデリング、ビルド・マシン、アニメーションなど) に焦点をあてたものです。

ユーザーがアニメーションを使用できるようにするには、特定のポート (デフォルトのポート以外) が、各ユーザーの rhapsody.exe.ini ファイルと生成されたコード内の両方において、指定されている必要があります。

注: 同時に複数のビルドが実行されている場合、 ユーザーが Rational Rhapsody 内部から (「コード」 > 「ビルド」を使用して) Make プロセスの 実行を停止できないことがあります。そのような場合は、プログラムの外部から Make プロセスを 停止する必要があります。

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