| CM 操作 | バッチ・モード | SCC モード | コメント |
|---|---|---|---|
| オペレーティング・システム | |||
| OS | Windows および Linux | Windows | SCC モードは Windows のみで使用できますが、バッチ・モードは Windows と Linux の両方で使用できます。 これは、Rational Rhapsody および Rational ClearCase クライアントがインストールされているオペレーティング・システムです。Rational ClearCase サーバーがインストールされているオペレーティング・システムではありません。 |
| 基本的な構成管理操作 | |||
| チェックアウト | どのバージョンをチェックアウトするかを指定できます。 | チェックアウトするバージョンを指定できません。構成仕様によって異なります。 | バージョン・ツリーから直接チェックアウトし、「同期」を使用してユニットを再ロードします。 |
| フェッチ | N/A | N/A | Rational ClearCase では N/A (適用外) です。ビューの概念は、ファイルが常に「フェッチ」されることを意味します。 |
| チェックアウト解除 | 子孫を含む複数の項目のチェックアウト解除をサポートします。 | 1 つの項目のみをクリアすることができ、子孫はサポートされません。 | 「チェックアウト解除」はどちらのモードでも使用できますが、SCC では子孫を含むチェックアウト解除はありません。 |
| 履歴と過去のビューの調査 | |||
| 履歴 | いいえ | はい | 履歴とバージョン・ツリーは、同じ情報を提供しますが、形式が異なります。バージョン・ツリーは情報をグラフィカルに表示し、履歴は単にバージョンのリストを表示します。どちらの場合も、一方のビューから他方のビューに切り替えることが可能です。 |
| バージョン・ツリー | はい | いいえ | |
| Rhapsody での差 | はい | はい | この操作は、ハイブリッド・モードが有効になっている場合のみ、SCC で正常に実行できます。そのため、この場合、ConfigurationManagement::General:: UseHybridModeWhenPossible プロパティーは Checked に設定する必要があります。 |
| プロパティー | いいえ | はい | SCC モードのみで使用できます。バッチ・モードでは、ユーザーが定義したボタンを通じて使用可能です (単純なコマンド describe -graphical を実行する必要があります)。 |
| 詳細構成管理相互作用および UCM | |||
| UCM サポートおよびその他の詳細オプション | いいえ | はい | SCC モードを使用している場合、構成管理操作中に、詳細オプションを利用できます。 |
| カスタマイズ | はい | いいえ | バッチ・モードでは詳細オプションを同じようには使用できませんが、バッチ・モードでプロパティーをカスタマイズすることによって、それらの機能の多くを実行できます。 |
| リポジトリーの再構築 | |||
| メンバーの名前変更 | はい | はい | ConfigurationManagement::ClearCase:: RenameActivation (バッチ・モードを使用している場合) または ConfigurationManagement::SCC:: RenameActivation (SCC モードを使用している場合) の値に応じて、両方のモードで使用可能です。 この操作が SCC のディレクトリーとしてのパッケージに対して実行されるとき、ハイブリッド・モードが有効になっている場合のみ、リポジトリーを正常に再構築することができます。そのため、この場合は ConfigurationManagement:: |
| メンバーの移動 | はい | はい | ConfigurationManagement::ClearCase:: MoveActivation (バッチ・モードを使用している場合) または ConfigurationManagement::SCC:: MoveActivation (SCC モードを使用している場合) の値に応じて、両方のモードで使用可能です。 この操作が SCC のディレクトリーとしてのパッケージに対して実行されるとき、ハイブリッド・モードが有効になっている場合のみ、リポジトリーを正常に再構築することができます。そのため、この場合は ConfigurationManagement:: |
| メンバーの削除 | はい | はい | ConfigurationManagement::ClearCase:: DeleteActivation (バッチ・モードを使用している場合) または ConfigurationManagement::SCC:: DeleteActivation (SCC モードを使用している場合) の値に応じて、両方のモードで使用可能です。 この操作が SCC のディレクトリーとしてのパッケージに対して実行されるとき、ハイブリッド・モードが有効になっている場合のみ、リポジトリーを正常に再構築することができます。そのため、この場合は ConfigurationManagement:: |
| パッケージを専用のディレクトリーに格納するように設定 | はい | はい | ConfigurationManagement::ClearCase:: StoreInSeparateDirectoryActivation (バッチ・モードを使用している場合) または ConfigurationManagement::SCC:: StoreInSeparateDirectoryActivation (SCC モードを使用している場合) の値に応じて、両方のモードで使用可能です。 対応するディレクトリーが構成管理アーカイブにも作成され、関連する .sbs ファイルがすべての子孫と共にこのディレクトリーに移動されます。 SCC では、この操作はハイブリッド・モードで実行されます。そのため、上記のプロパティーのほかに、ConfigurationManagement:: |
| パッケージを専用のディレクトリーに格納しないように設定 | はい | はい | ConfigurationManagement::ClearCase:: StoreInSeparateDirectoryActivation (バッチ・モードを使用している場合) または ConfigurationManagement::SCC:: StoreInSeparateDirectoryActivation (SCC モードを使用している場合) の値に応じて、両方のモードで使用可能です。 関連する .sbs ファイルがすべての子孫と共に親ディレクトリーに移動され、このパッケージ用に作成されたディレクトリーはアーカイブから削除されます。 SCC では、この操作はハイブリッド・モードで実行されます。そのため、上記のプロパティーのほかに、ConfigurationManagement:: |
| 構成管理コマンド実行モード | |||
| ユーザーの対話およびフィードバック | コマンドはバッチ・コマンドとしてシェルで実行されます。エラーまたはその他のメッセージがユーザーに対して Rational Rhapsody の「出力」ウィンドウで表示されます。Rational ClearCase は構成管理エラーに対処することができません。 | UI および API を使用して、構成管理ツールと直接対話します。Rational ClearCase は、構成管理エラーを認識し、適宜対処します。 | ユーザーは構成管理ツールの GUI 要素と直接対話して、SCC がサポートする操作を実行します。戻り状況情報 (障害の発生時にはエラー情報) は、構成管理ツールから直接出されます。そのため、SCC モードでは、Rational ClearCase は構成管理ツールと直接相互作用し、構成管理操作に関して受け取るフィードバックがより具体的なものになります。 |
| 構成管理状態認識 | |||
| CM 状態認識 | いいえ | はい | ConfigurationManagement::SCC:: ShowCMStatus が Checked に設定されている (チェック・ボックスが選択されている) 場合、CM 状態認識を SCC で使用できます。 |