スケジューリング・テーブルでのアクション・スケジュールの微調整

MicroC プロファイルには、個々の実行可能な要素のスケジューリングのグラフィック描画を提供するスケジュール・テーブルがあり、スケジュールの重複その他の発生する可能性のあるスケジュールの問題を回避することができます。 また、スケジュール済みの要素で微調整の必要のある内容を確認するため、予定されているスケジュールと一緒に実行ログ情報を表示させることもできます。

アプリケーションでスケジュール済みのアクションの微調整を容易に行うために、 コンポーネントの「フィーチャー」ウィンドウには「スケジューリング (Scheduling)」タブがあります。このタブには、ユーザーがアプリケーションで定義した定期的なアクションに関するタイミング情報がすべて表示されます。これには、 ユーザーが定義した定期的な操作のほかに、並行性がアクティブに設定されたすべての要素、およびアクティベーション・ポリシーが「定期的」に設定されたすべての要素 が含まれます。「スケジューリング」タブのコントロール を使用して、これらのアクションのオフセット、期間、所要時間を変更することができます。

「スケジュール (Scheduling)」タブで提供されているビューでは、スケジューリングの矛盾を明確に示すことで、実行の問題回避が簡単になります。

また、「スケジュール (Scheduling)」タブには、予定されたスケジュールと一緒に実行ログ情報を表示するオプションがあります。したがって、 アプリケーション実行中に、アクション所要時間を短く見積もり過ぎたなどの要因によって、予定されたスケジュールとの差 があったかどうかをチェックできます。

「フィーチャー」ウィンドウ - 「スケジューリング」タブ

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