ファイルの命名規則

CORBA 仕様は、ORB ベンダーが IDL コンパイラー製品の統一命名規則を使用することを強制しません。さらに、これらの製品に何が入るべきかも定義しません。そのため、この問題を処理するために、プロパティーのセットは、IBM® Rational® Rhapsody® 内に作成されました。

すべての IDL コンパイラーは、仕様ファイル (関数ヘッダーおよびシグニチャーのみ) および実装ファイル (関数定義および本文) を生成します。所与の CORBA インターフェースの場合、IDL コンパイラーは、以下のコードを作成できると考えられます。

このことは、IDL コンパイラーが潜在的に 4 つのファイルを作成することができ、その名前は IDL ファイル名から派生することを意味します。

例えば、TAO で X.idl と名前の付けられた IDL ファイルをコンパイルすると、次の 3 つのファイルが作成されます。

同じ X.idl ファイルを別の IDL コンパイラーでコンパイルすると、例えば、Visibroker では、以下のファイルが作成されます。

以下のプロパティーが、IDL コンパイラーのファイル命名の振る舞いを定義するために、Rational Rhapsody に作成されました。


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