IBM® Rational® Rhapsody® のいくつかのプロパティーには、バッチ・ファイルを
実行する Executer への呼び出しが含まれます。Executer およびターゲット特定バッチ Make ファイル
($makefile) の場所は、$OMROOT 環境変数から
相対的に指定されます。
コマンドが Executer を参照するのには 2 つの
理由があります。
- 単一プロパティーの定義で、一連のコマンドを
表現できるようにする。Executer は、system() を呼び出して各コマンドを実行します。
- コマンドの実行を、シェルのコマンド行でのコマンド実行と
非常に近い方法で行う (ワイルドカードやエスケープ文字のために重要)。
Executer は、2 つのストリング引数を受け入れます。
- 単一の実行可能コマンド、またはセミコロンで区切られたコマンドのリスト。
- コマンドを実行するディレクトリー。指定されない場合、コマンドは
現行ディレクトリーから実行されます。(CM ツールの場合、現行ディレクトリーは _rpy ディレクトリーです。)