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レッスン 11: dataReader エンティティーに関連した Data Distribution Service for Real-Time Systems イベントを listen する

MyTopic トピック要素が更新されたときに、イベントを受信するには、リスナーを MyDataReader dataReader に接続します。このレッスンでは、dataReader に関連した DDS イベントを listen する方法について学習します。
  1. MyDataReaderListener という名前の SubscriberPkg パッケージにクラスを追加します。そのためには、パッケージを右クリックして、「新規追加」 > 「クラス」と選択します。
  2. 以下の手順で、このクラスから DDS パッケージの下の DDS プロファイルにある DataReaderListener インターフェースへの汎化を追加します。
    1. 「MyDataReaderListener」 を右クリックして、「新規追加」 > 「関係」 > 「汎化」と選択し、「汎化の追加」ウィンドウを開きます。
    2. 「DDS::DDS 内の DataReaderListener」を選択して、「OK」をクリックします。
  3. ブラウザーで MyDataReaderListener を右クリックし、ポップアップ・メニューから「基底クラスの実現 ...」を選択します。
  4. 「基底クラスの実装」ウィンドウが開いたら、DataReaderListener インターフェースを選択して、「OK」をクリックします。 ここで、このインターフェースからのすべての操作が MyDataReaderListener クラスの操作として表示されることになります。
  5. SubscriberPkg パッケージ内でオブジェクトを作成し、その「フィーチャー」ウィンドウで「一般」タブの「タイプ」フィールドで 「SubscriberPkg 内の MyDataReaderListener」を選択して、「OK」をクリックします。 続行するかどうかを尋ねられたら、「はい」をクリックします。オブジェクトは、自動的に itsMyDataReaderListener と命名されます。
  6. itsMyDataReaderListener が MyDataReader のリスナーであることを示すには、以下の手順で MyDataReader と itsMyDataReaderListener の間のリスナー依存関係を追加します。
    1. MyDataReader を右クリックし、「新規追加」 > 「DDS」 > 「リスナー」と選択して、「リスナーの追加」ウィンドウを開きます。
    2. 「<<選択>>」 を選択し、SubscriberPkg パッケージ内の itsMyDataReaderListener オブジェクトを選択します。
  7. 以下の手順で受信するイベントを示します。
    1. itsMyDataReaderListener リスナー依存関係の「フィーチャー」ウィンドウを開きます。
    2. 「タグ」タブの「マスク」フィールドで、「...」ボタンをクリックして、「タグ値」ウィンドウを開きます。
    3. 「...」をクリックして、新しい行を作成し、その行の右の列をクリックして、「DATA_AVAILABLE_STATUS」を選択し、「OK」をクリックします。
    4. 「OK」をクリックして、「フィーチャー」ウィンドウを閉じます。

レッスンのチェックポイント

このレッスンでは、MyDataReader dataReader に関連した DDS イベントを listen する方法について学習しました。
次のレッスンでは、MyTopic トピック要素に関する更新を受信するためのコードを追加します。
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