IBM® Rational® Rhapsody® 内で IBM Rational Rhapsody DiffMerge を開始する方法は、アーカイブされたユニットの特定のバージョンを、アーカイブ内部またはアーカイブ外部のユニットの別のバージョンと素早く比較する場合に便利です。
既に
Rational Rhapsody と構成管理システムが開いているため、
Rational Rhapsody 内で
Rational Rhapsody DiffMerge を使用して、2 つのユニットを素早く比較することができます。
ユニットを比較する際は、以下のルールに従ってください。
- 両方のユニットは個別のファイルとして、IBM Rational ClearCase® などの構成管理システム内に保管されている必要があります。
- ユニットは同じタイプである必要があります。また、比較を設定する際に 1 つのユニット名のみを選択するため、同じ名前である必要があります。
このタスクについて
Rational Rhapsody 内部から Rational Rhapsody DiffMerge を開始する場合、次のいずれかの環境で 2 つのユニットを比較できます。
- ユニットのアーカイブ・バージョンと Rational Rhapsody に現在表示されているバージョン
- 2 つのアーカイブ・バージョン
Rational Rhapsody は、
Microsoft Common Source Code Control (SCC) モードではすべての構成管理アーカイブを処理し、バッチ・モードではその他のツールを使用します。Rational Rhapsody の開発者は、以下のいずれかの構成管理ツールを使用してソース・ファイルを管理できます。
注: Linux ユーザーは、バッチ・モードで構成管理を行うことができます。Linux では IBM Rational ClearCase.Rational ClearCase がサポートされています。
手順
- この比較に使用するコンピューターからソース制御アーカイブにアクセスできることを確認します。
- Rational Rhapsody を開始し、プロジェクトを開きます。
- 比較するユニット (クラスなど) が、ユニットであることを確認します。このクラス・アイコン
に示されたように、ブラウザー上のその標準アイコンの左下隅に小さな赤いファイルが表示される場合、Rational Rhapsody 要素はユニットです。
- 要素がまだユニットではない場合は、要素を右クリックして「ユニットの作成」を選択してこの要素をユニットに変更し、次に「OK」をクリックします。
注: Rational Rhapsody DiffMerge で認識できるようにするため、すべての新規ユニットを構成管理システムにチェックインする必要があります。
- 「構成項目」ウィンドウを開きます。
を選択します。
注: このウィンドウの表示内容は、ご使用の構成管理システムによって異なります。