ブラウザーにリストされている特定の要素をマージすることができます。
手順
- を選択するか、または「マージの開始」
ボタンをクリックします。
- 基本認識比較 (3 つのユニットの比較のために表示される結果)を処理している場合、IBM Rational Rhapsody DiffMerge によってすべてのわずかな差分対わずかではない差分が識別され、すべてのわずかな差分を自動的にマージするかどうかを尋ねるウィンドウが表示されます。わずかな差分を常に同じ方法で処理する場合は、このウィンドウを今後表示しないことを選択できます。
- 差分ナビゲーション・ボタンを使用して差にナビゲートします。
- いずれかの比較の競合項目のみを表示するように制限するには、を選択します。
- 比較の両側に存在する要素ごとに、以下の操作を実行するかどうかを決定します。
- 左または右から要素とその子孫 (ブラウザー上でネストした要素である集約および関連) を取得する。ブラウザーで要素を右クリックして「右から取得」または「左から取得」を選択します。
- また、オプションで左または右 (基本認識比較を実行している場合は基本) から要素の特定属性の値を取得することもできます。
これは、ステップ 5.a で左から要素を取得することに決定した場合に行われることがありますが、特定属性の値は右側から取得することがよくあります。
注: また、ステップ
5.a で選択した要素の子孫についてこのステップを実行することもあります。
- あるいは、変更する特定の属性がテキスト属性 (コード、記述など) の場合、「属性」ペインでその属性を右クリックし、「テキストのマージ」を選択して外部テキスト diff/merge ツール (デフォルトでは cleardiffmrg) を開くこともできます。 Rational Rhapsody DiffMerge によるテキスト差分の自動解決機能について詳しくは、TextDiffMerge 設定カテゴリー の BaseAwareAutoMergeableAttributes 設定および ItsBody 値を参照してください。
- または「右から取得」を選択し、マージする差分を選択します。
あるいは、左側のユニットから右側のユニットに要素を追加する場合は「左から取得」ボタン
をクリックし、右側のユニットから左側のユニットに要素を追加する場合は「右から取得」ボタン
をクリックします。
これらのボタンの機能は、選択されている要素とそのネストしたすべての要素に適用されます。
- マージに基本認識比較を使用している場合は、マージを決定するときに、「次のわずかではない差」ボタン
または「前のわずかではない差」ボタン
を使用して、わずかではない差分間をスクロールできます。
- 要素を手動で組み込むかまたは除外する場合は、要素を右クリックし、「マージに組み込む」または「マージから除外」を選択します。
- いずれの比較タイプでも差分が解決すると、ブラウザー・アイコンの差分を示す矢印が灰色になります。したがって、マージされた要素の未決ビューでは灰色の項目はすべて表示されなくなります。マージの決定を参照してください。