インポート済みタイプ・ライブラリーを基にしたダイアグラムの合成

このタスクについて

タイプ・ライブラリーのインポートが完了したら、 それを基にオブジェクト・モデル図を作成し、その内部構造を表示できます。

注: 以下の例は、IBM® Rational® Rhapsody® タイプ・ライブラリー (rhapsody.tlb) をインポートした場合に合成できるオブジェクト・モデル図を示しています。 このタイプ・ライブラリーは、Rational Rhapsody に 同梱されていて、Rational Rhapsody COM API を カプセル化しています。

以下を実行してください。

手順

  1. rhapsody.tlb タイプ・ライブラリーを Rational Rhapsody インストール済み環境のルート・ディレクトリーからインポートします。
  2. メイン・ツールバーで、「オブジェクト・モデル図」ツールをクリックします。
  3. 「オブジェクト・モデル・ダイアグラムを開く」ウィンドウで、「新規」をクリックします。
  4. 「新規ダイアグラム」ウィンドウで、新規ダイアグラムの 名前を入力し、「ダイアグラムへのデータの取り込み」オプションのチェック・マークを付けます。 「OK」をクリックします。
  5. 「ダイアグラムへのデータの取り込み」ウィンドウで、 インポート済みタイプ・ライブラリーが入っているパッケージを選択し (この場合は rhapsody)、 ライブラリーに含まれているすべてのインターフェースをダイアグラムに 組み込みます。
  6. 「OK」をクリックします。

    次の図は、その結果のオブジェクト・モデル図を 示しています。rhapsody タイプ・ライブラリーとその インターフェースの構造が表示されています。これらのインターフェースが COM API で使用されています。

  7. ダイアグラムを拡大してください。以下の点を確認できます。
    • Rational Rhapsody タイプ・ライブラリーは、 ステレオタイプ «COM Library» を持つ rhapsody という名前のパッケージとして 表現されています。
    • 各インターフェースは、ステレオタイプ
      «COM Interface» を 持つクラスとして表現されています。

タスクの結果

インポートされた一部の «COM Interfaces» の フィーチャーを調べて、それらの属性や操作もインポートされていることを 確認します。それらの型に注意してください。

インポートされた一部の «COM Interfaces» の プロパティーを調べて、インポートされた要素の COM プロパティーがどのように設定されているか確認します。


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