C のコンポーネント・ベース開発

IBM® Rational® Rhapsody® Developer for C のコンポーネント・ベース開発は、インターフェースおよびポートのコード生成サポートを導入することで可能になります。

これによって、クラスは、インターフェースを実現化できるようになります。つまり、そのクラスに指定されたサービス (操作とイベント受信) の実装を提供できるようになります。IBM Rational Rhapsody Developer for C++ および IBM Rational Rhapsody Developer for Java と同様に、実現化関係を使用して、クラスが特定のインターフェースを実現していることを示すことができます。さらに、インターフェースは他のインターフェースを継承できます。つまり、継承元のインターフェースを拡張できます。インターフェースを指定し、実現し、そのインターフェースを介してオブジェクトを接続できるようになります。

C のユーザーは、イベントの受け渡しの他に、ポート経由で操作および関数の受け渡しを可能にするサービス・ポートを利用できます。C++ と同様、提供および要求インターフェースでポートを指定できます。さらに、製品のバージョン 7.1 は、C での標準 UML ポートのコード生成サポートを提供し、ポートのコード生成はポート経由のリンクの初期設定をサポートします。 ポートの詳細については、ポートの管理を参照してください。

C のコンポーネント・ベース開発では、インターフェースはデータ (属性) の継承ではなく、サービス (操作) の仕様として扱われます。また、C のコンポーネント・ベース開発では、インターフェースの実現とインターフェース/クラスの継承を明確に区別するために、継承ではなく実現化が使用されます。

製品のバージョン 7.1 から、コード生成は C におけるインターフェースの実現化をサポートします。すなわち、C モデルで指定したインターフェースおよびポートが、コード・ジェネレーターによって実装されます。 具体的には、コード生成は、以下の項目を生成します。


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