Q は式指向の言語です。Q で表されるものはすべて式です。つまり、「プログラム」は完全な式以外の何ものでもないということです。Q で表された式は演算式に非常に似ています。基本式は、すべての式の基本的なビルディング・ブロックです。 これらは演算式の数値に似ています。複合式は、より大きな式をより小さな式で構成するための手段です。そのため、算術演算子に似ています。
演算式と Q 式のもう 1 つの類似点は、評価です。演算式の場合と同様に、式の評価は、各複合式がその副次式を評価しながら、再帰的に行われます。
Q は副次作用のない言語です。評価は、状態の変更によるものではなく、値の組み合わせによって行われます。具体的には、プログラムの実行にしたがって値が変更される、変数はありません。ここでのもう 1 つの重要点は、IBM® Rational® Rhapsody® ReporterPLUS に現在ロードされているモデルをプログラムが変更できないことです。
Q は型付き言語です。正しい形式の Q 式にはそれぞれに合った型があります。Q 言語コンパイラーにより、この型が推測され、すべての式が型に合うかどうかが確認されます。