プロファイルには、負担のより少ないコードを生成するための 多くのオプションが組み込まれています。特に、このプロファイルを使用すると、C 言語を使用して Rational Rhapsody で普通に生成されたコードと比較して、Rational Rhapsody が、モデル内の関係およびフロー・ポートについて、より小さくより単純なコードを生成するように指定できます。
Rational Rhapsody が モデル内の関係用に最適化されたコードを生成するようにするには、C_CG::Configuration::DirectRelations プロパティーの 値を Checked に設定します。
製品がモデル内のフロー・ポート用に最適化されたコードを生成するようにするには、C_CG::Configuration::DirectFlowPorts プロパティーの値を Checked に設定します。
通常、フロー・ポートを使用するには、フロー・ポートと同じ名前の 属性を定義する必要があります。最適化コード・フィーチャーを使用する際、 これは入力フロー・ポートの場合に限り必要となります。出力フロー・ポートの場合には、 一致する属性を宣言する必要はありません。
以下の 2 つのプロパティーは、直接フロー・ポート用に 生成されたコードで使用される名前の一部をカスタマイズするために使用できます。
直接関係用に生成されるコードは、Rational Rhapsody により C 言語で通常生成される複雑な setter 関数を排除することで最適化されます。これらの setter 関数の目的は、関係によって接続されたオブジェクトに ついて実行時の変更を許可することにあります。 MicroC プロファイルは静的システムを対象としているため、 関係が一度初期設定されるとこれを変更する必要がないことが前提となっていることから、 これらの setter 関数の必要性を排除したものになっています。
直接関係にコンパイル時初期設定オプションを 使用する場合、この製品は関連する宣言の中に const を組み込みます。
直接フロー・ポート用に生成されるコードには、 以下の特徴があります。