オブジェクト・モデル図の作成

オブジェクト・モデル図 は、システム内のクラスの構造と静的な関係を指定します。 IBM® Rational® Rhapsody® のオブジェクト・モデル図は、UML で定義されているクラス図とオブジェクト図の両方の側面を持ちます。OMD は、システム内のクラス、オブジェクト、インターフェース、および属性を示し、それぞれの間に存在する静的な関係を示します。オブジェクト・モデル図はオブジェクト構造に対して指定されますが、クラス図はクラス構造に対して指定されることに注意してください。

オブジェクト・モデル図は、システムの構造をグラフィック表現するだけではなく、コード生成の対象となるものです。Rational Rhapsody コード・ジェネレーターは、オブジェクト・モデル図でモデル化された要素と要素間の関係を、さまざまな高水準言語のソース・コードに変換します。

注: 大きなダイアグラムで、ダイアグラムの特定の領域を表示しながらダイアグラム全体のビューも表示するには、「アウトライン」ウィンドウを使用できます。「アウトライン」ウィンドウ (ダイアグラム・ナビゲーターとも呼ばれる) では、描画領域に現在表示されているダイアグラムのハイレベルなビューを提供します。このウィンドウを開くには、「表示」 > 「アウトライン」を選択します。描画領域にあるダイアグラムの表示領域を拡大または縮小するには、「アウトライン」ウィンドウの長方形のビュー・ポートの端または隅をドラッグしてビュー・ポートを拡大または縮小します。ビュー・ポートを拡大すると、描画領域のズームアウトと同じ効果が得られます。ビュー・ポートを縮小すると、描画領域のズームインと同じ効果が得られます。

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