コードのラウンドトリッピング

ラウンドトリッピング は、過去にモデルから生成したコードに対して行った変更によって、モデルを更新する方法です。ラウンドトリッピングは、ファイル・システム内でコードを変更してからモデルを明示的に同期する、バッチ方式で行うことができます。また、IBM® Rational® Rhapsody® の指定ビュー内でモデルを変更する、「on-the-fly」のオンライン方式で行うこともできます。ただし、ラウンドトリッピングは、モデルの再構築が必要となるようなモデルの主要な変更には使用しないでください。

IBM Rational Rhapsody Developer for C と IBM Rational Rhapsody Developer for C++ では、Rational Rhapsody モデルにコードをラウンドトリッピングするときに、コードの構造を「尊重 (respect)」し、その構造を維持する形で、コードを Rational Rhapsody モデルにラウンドトリッピングできます。これは、コード生成時に元のコード内の要素の順番が維持されること、クラス・メンバーとグローバルの順序を自由に変更できること、その変更を Rational Rhapsody が尊重 (respect) することを意味します。

C および C++ のコードで要素の順序を変更したとき、リスペクト (尊重) モードのラウンドトリッピングを行って次回のコード生成で順序が維持される要素は、以下のとおりです。

注: Rational Rhapsody には、ラウンドトリッピングがどのようにモデルを変更するかを制御するプロパティーがあります。

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