サンプル・オブジェクト・モデル図の作成

以下のモデルは、インスタンス属性値を使用して、真空ポンプ・モデルのスナップショットをそのライフサイクルのさまざまな段階において取得するための方法を示しています。

このタスクについて

真空ポンプは、槽から空気を除去します。モデルは、さまざまな時点でのシステムの状態、つまり初期値、1 時間後の値、および最終値を表示する必要があります。

次の例で、モデルのオブジェクト・モデル図を示します。

オブジェクト・モデル図

例として真空ポンプ・モデルを作成するには、次の手順で行います。

手順

  1. ConstantPumping と呼ばれるパッケージを作成します。
  2. パッケージが外部と見なされて、コードが生成されないように、CG::Class::UseAsExternal プロパティーを Checked に設定します。

    あるいは、クラス («snapshot») のステレオタイプを作成して、このプロパティーに「Checked」を設定します。
  3. このパッケージでは、各段階がそれぞれ異なるクラスで表現されます。初期状態用に InitialConditions と呼ばれるクラスを作成します。
  4. 構造図を InitialConditions に追加し、要素 (とその属性値) をこのダイアグラムに追加します。
    構造図
  5. 1 時間後の状態を示すため、InitialConditions クラスをコピーして、AfterAnHour に名前を変更します。プロセス内にこの段階の属性値を指定します。下図に、ポンプを 1 時間作動した後の属性値を示します。
    ポンプを 1 時間作動した後の属性値を示す構造図
  6. システムの最終値を示すため、InitialConditions クラスをコピーして、FinalState に名前を変更します。プロセス内にこの段階の属性値を指定します。下図に、最終値を示します。
    最終値を示す構造図
  7. スナップショットの順序と遷移を示すために、単純なオブジェクト・モデル図を描画できます。下図に例を示します。
    スナップショットの順序と遷移を示すオブジェクト・モデル図

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