条件 により、IBM® Rational® Rhapsody® ReporterPLUS で反復から組み込まれるモデル要素が制限されます。条件を追加すると、Rational Rhapsody ReporterPLUS では条件に合うモデル要素のみが取り出されます。条件を指定しないと、Rational Rhapsody ReporterPLUS では反復内のすべてのモデル要素が取り出されます。
このタスクについて
条件を指定するには、name または metaClass など、条件の基本となる属性をまず選択します。次に、= (等しい) または <> (等しくない) などの演算子を選択します。最後に、属性と比較する値を指定します。このセクションでは、クラス内のオーバーライドされたプロパティーのみが取り出されるような条件を追加します。
注: 本製品では、以下の単純と詳細の 2 種類の条件がサポートされています。このセクションでは、各種用途に応じる単純条件について説明します。
詳細条件は Q 言語を使用して書き込まれます。Q について詳しくは、『
Q
言語』セクションを参照してください。
条件を追加するには、次の手順を実行します。
手順
- テンプレート・ビューで、プロパティーの反復ノード (From class "Class"…) をクリックします。
- 「条件」タブをクリックします。
- 「単純」オプションが選択されていることを確認します。
- 「属性」フィールドで、下矢印をクリックしてリストを表示します。リストには、この反復の条件の基本として使用できる属性が含まれています。
- 「isOverridden」を選択してから「OK」をクリックします。
- 「演算」フィールドで、下矢印をクリックして等号 (=) を選択します。
- 「値」フィールドで、下矢印をクリックして「true」と入力します。「適用」をクリックします。「条件」タブは以下の図のようになります。
- テンプレートを保存します。
- Dishwasher.rpy をまだ開いていない場合はここで開きます。
- Microsoft Word 文書を生成し、最後のページに移動して結果を確認します。モデルの AcmeJet クラスの場合は、CG::Class::Concurrency という 1 つのプロパティーのみが表示されます。これが唯一のオーバーライドされたプロパティーであるためです。