データの欠落は属性と反復という 2 つのレベルで発生する可能性があります。Dishwasher クラスでの説明の欠落は、属性レベルでの発生 (IBM® Rational® Rhapsody® ReporterPLUS でモデルからクラスを取り出すことはできるが、一部のクラスにテンプレートで指定されたすべての属性のデータが含まれていない) を示しています。反復レベルでデータが欠落する場合もあります。例えば、オブジェクト・モデル図のないモデルを開いた状態で、オブジェクト・モデル図を反復するテンプレートを使用して文書を作成したときに、テンプレートはオブジェクト・モデル図を取り出そうとしますが、該当するオブジェクト・モデル図がない場合などです。
このセクションでは、属性または反復のいずれかのレベルでモデルからデータが欠落している場合の Rational Rhapsody ReporterPLUS の動作を制御する方法について学習します。
«No Model Data» メッセージの印刷は、属性がモデルから欠落している場合の本製品のデフォルトの振る舞いです。この振る舞いを何かより具体的な内容に変更するには、以下の手順を実行します。
反復で取り出そうとしている要素がモデルにない場合、デフォルトの振る舞いでは反復がスキップされ、生成された文書にその反復について何も印刷されません。しかし、モデルに要素が含まれていない インスタンスを知りたい場合もあります。反復が指定されたモデル・データを検出できなくても、見出しまたは本文のテキストを印刷することができます。
ご使用のテンプレートは非常に単純 (ダイアグラムとクラスを取り出すだけ) であるため、このオプションがどのように機能するかを確認するには、Dishwasher モデルに存在しないことが分かっている汎用要素をテンプレートに追加する必要があります。
次の手順に従ってください。