reporter.exe コマンドのオプションをリストします。 これらのオプションには、コマンド行の例も組み込まれています。IBM® Rational® Rhapsody® ReporterPLUS CLI オプションには、以下が含まれます。
「/scope」コマンドの使用例については、コマンド行の例のセクションを参照してください。
以下の 3 つのパラメーターはいずれも、 直前にリストされたオプションと共に使用できます。
/$param-name $param-value (例: /ft HTML)
/$param-name=$param-value (例: /ft=html)
/$param-name:$param-value (例: /ft:HTML)
以下のガイドラインは、Rational Rhapsody ReporterPLUS CLI のコマンド行オプションについて推奨される使用法を示したものです。
/q=Yes (quiet=Yes) オプションを使用する場合、開発者は、/m、/l、/t、/fn、および
/ft も使用できます。コマンドにいずれのオプションも組み込まれない場合、Rational Rhapsody ReporterPLUS は
終了し、エラー・メッセージを表示します。/s の使用は、いずれの場合でもオプションです。
/s を指定しない場合、デフォルトは全スコープになります。
開発者が /q=no を使用して製品 CLI を 実行する場合、/d の使用はオプションです。
開発者が /q=Y を使用して製品 CLI を実行すると、 そのオプションは /d をオーバーライドするため、生成された文書を表示しません。
開発者が /q を使用しない場合、 製品 CLI から開発者に以下を要求するウィザードが表示され、これらを指定するように促されます。
開発者が、/s とパッケージの絶対パス名を示す文字列を使用した スコープ標識を渡した場合は、以下の例で示すように、そのモデル要素が含まれる当該パッケージとサブパッケージのみがロードされます。
/s TopPkg:TargetPkg:Package
TopPkg は、そのスコープを定義するパスの開始点です。
TargetPkg は、TopPkg 内のパッケージです。
Package はメタタイプです。
スコープが渡されない場合、全モデルがロードされます。
開発者が /l コマンドを使用しない場合、 デフォルトで製品ライセンスが検査されます。ライセンスが使用不可の場合、Rational Rhapsody ReporterPLUS CLI は終了し、 エラー・メッセージを表示します。
以下は、各種のオプションとパラメーターを使用した reporter.exe コマンドの詳細な例を 示したものです。
reporter.exe/m
C:¥Rhapsody¥Benchmark¥Sample1¥Benchmark1¥benchmark1.rpy¥
/s Package:ATMTransactionCtrl:Subsystems:benchmark1¥
/t C:¥Rhapsody¥Templates¥Drawing.tpl¥
/ft html¥
/fn C:¥Test.html¥
/q yes
この例で、使用されるモデルは「/m」コマンドを使用して特定されます。
ロードされるモデルの スコープは「/s」コマンドを使用して定義されます。
使用されるテンプレート・ファイル名は「/t」コマンドを使用して特定されます。
生成される文書のタイプは「/ft」コマンドを使用して定義されます。
生成される出力ファイルは「/fn」コマンドを使用して定義されます。
コマンド /q yes により、CLI はサイレント・モードで実行され、生成された文書は表示されません。