アクティビティー図にスイムレーンを使用するには、まずスイムレーン・フレームを作成する必要があります。作成しないと、IBM® Rational® Rhapsody® がエラー・メッセージを出力します。
このタスクについて
注: 1 つのアクティビティー図には 1 つのスイムレーン・フレームしか作成できません。フレームを作成すると、「スイムレーン・フレーム」ツールは使用できなくなります。
手順
- 「ダイアグラム・ツール」にある「スイムレーン・フレーム」ボタン
をクリックします。
- カーソルが十字に変わります。描画領域で、1 角をクリックしてスイムレーン・フレーム (ボックス) を描画します。
- 「ダイアグラム・ツール」にある「スイムレーンの仕切り」ボタン
をクリックします。
- カーソルが縦棒 (I) に変わります。目的の位置である場合は、左クリックして仕切りを配置します。swimlane_n と swimlane_n+1 という名前の 2 つのスイムレーンが作成されます。ここで、n は 0 から始まり、1 ずつ増える整数です。
別の仕切りを描くと、既存のスイムレーンが 2 つのスイムレーンに分割されます。このとき、新しいスイムレーンは、仕切りの左側 にきます。 注: 既存の状態の上にはスイムレーンは描画できません。
- 必要であれば、「特性」ウィンドウを使用してスイムレーンの名前を変更します。
タスクの結果
以下の情報に注意してください。
- スイムレーンには最小幅があります。スイムレーンを拡大すると、スイムレーンの右に余分な空白が追加されます。スイムレーンのサイズを変更するには、仕切りを左または右に移動します。
- スイムレーンにアクティビティー図の要素が入っている場合、要素がスイムレーンをまたがないようにするため、スイムレーンの縮小には限度があります。
- スイムレーンはアクティビティー図の状態の区分に対応します。スイムレーン内の状態シンボルは、対応する状態にしたがって区画に配置されます。