< 前へ | 次へ >

レッスン 4: プロジェクト要件を DOORS から Rhapsody Gateway にインポートする

このレッスンでは、プロジェクト要件を Rhapsody® Gateway プロジェクトにインポートします。
DOORS® への管理者権限に加えて、インポートするシステム上に C または C++ 用の Rational® Rhapsody および Rhapsody Gateway を、インストールしておく必要があります。
注: このチュートリアルでは、「エレベーター」プロジェクトを要件のサンプルとして使用します。 このプロジェクトは、Rhapsody/Gateway フォルダーに含まれています。 同じモデルが C++ プログラミング言語用と C プログラミング言語用の両方に存在します。どちらでも、この演習に使用することができます。
  1. C または C++ 用の Rational Rhapsody で、「ファイル」 > 「開く」をクリックして、Rational¥Rhapsody¥7.5.3¥Gateway¥examples¥coupling¥Rhapsody¥Elevator のインストール・ディレクトリーからエレベーター・プロジェクトをロードします。
  2. サンプルの「elevator.rpy」を選択します。エレベーター・プロジェクトを右クリックして、 「Rational Rhapsody Gateway」 > 「開く」を選択します。
  3. Rhapsody Gateway が始動し、デフォルトでカバレージ分析ビューが表示されます。
  4. メニュー・バーから「プロジェクトの編集 (Edit Project)」ボタン ( コンバーター) をクリックして、 「Rhapsody Gateway 構成 (Rhapsody Gateway Configuration)」ウィンドウを開きます。

    コンバーター

    コンバーター

  5. 作業域の下のページ中央にある「文書の追加 (Add Document)」ボタン (コンバーター) をクリックします。 メイン・ウィンドウに文書をスタンプで追加する操作をクリックします。 デフォルトの文書名は「Document1」です。
  6. 「Rhapsody Gateway の構成 (Rhapsody Gateway Configuration)」ウィンドウで、 「分析のタイプ (Type of Analysis)」タブをクリックして、ドロップダウン・リストから 「Doors Basic」を選択します。

    中間ファイル (Intermediate file)」ボックスのチェック・マークが自動的に入れられて、中間ファイルが保存されることが示されます。

  7. ファイルまたはディレクトリー (File or Directory)」ボックスにある内容を選択して強調表示し、その強調表示の結果、タブの右側で利用できるようになる参照「"…"」ボタンをクリックします。 「DOORS モジュールの選択 (Select DOORS module)」ウィンドウが開き、ここで、 DOORS にログインするようにプロンプトが表示されます。

    コンバーター

  8. DOORS にログイン後、 「更新」ボタン コンバーター を選択すると、「DOORS モジュールの選択 (Select DOORS module)」ウィンドウの「DOORS データベース (DOORS Database)」ボックスに「エレベーター」プロジェクトが表示されます。

    コンバーター

  9. Doorselelevatorpjt」プロジェクトが「DOORS データベース (DOORS Database)」の下のリストに表示されて、その下に 「エレベーターの仕様 (Elevator Specs)」ファイルがすべて表示されます。

    これで、DOORS の要件が Gateway にインポートされて、UML モデルと、そのモデルで対象とされる要件の間の関連付けが設定されます。

  10. プロジェクトにカバレージ・リンクを追加するには、「仕様」ファイルの 1 つ (例えば、「エレベーターの仕様 (Elevator Specs)」など) を選択し、 「OK」をクリックします。
  11. 「Rhapsody Gateway」ウィンドウで、 「カバーの追加 (Add Cover)」ボタン コンバーター を選択します。「適用」 > 「OK」をクリックします。
    注: 矢印の方向が、重要です。モデルは常に要件をカバーするため、矢印の方向は、モデルから要件に向かっています。 これでカバレージ・リンクが作成されます。すなわち、モデルと要件の間の関連付けが設定されます。
  12. 「プロジェクト分析 (Project Analysis)」ウィンドウが表示されて、Rhapsody Gateway プロジェクトを再分析するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックします。
    1. Rhapsody Gateway カバレージ分析ビュー」に戻り、2 つの文書がリストされていることを確認してください。
    2. 要件をクリックして、赤い コンバーター で強調表示されている、対象外の要件を確認してください。

      太陽のシンボルの コンバーター は、新規に追加された要素を示しています。

これで、DOORS の要件が Gateway にインポートされて、UML モデルと、そのモデルで対象とされる要件の間の関連付けが設定されます。

< 前へ | 次へ >

フィードバック