ダイアグラムの 2 つのクラス間の接続を描画する汎化矢印を使用することにより、継承 (汎化とも呼ばれる) を作成することができます。
また、IBM® Rational® Rhapsody®で、ブラウザーから コマンドを使用して継承を作成することもできます。
手順
クラス間の継承を図面に作成するには、次の手順で行います。
- 「汎化」ボタン
をクリックして、クラス B などのサブクラスをクリックします。
- カーソルを移動して、クラス A などのスーパークラスをクリックし、矢印を完成させます。
- クラス C などからクラス A への汎化を作成します。デフォルトでは、次のように、線がツリー・スタイルで表示されることに注意してください。
ダイアグラムに、クラス D などクラスをもう 1 つ追加する場合は、「汎化」矢印をクラス D からクラス A 上またはそのツリーの線上にクリックすると、ツリー構造に追加することができます。
注: 汎化の線種がデフォルトでツリー・スタイルで表示されるように設定されていない場合、同じターゲットを指す複数の汎化線にこの線の形状を適用するには、汎化線のうちの 1 本 (クラス B からクラス A など) を選択して を選択します。これは、同じターゲットを指す別の汎化線に汎化線のターゲットを設定することによっても実行できます。
例えば、クラス B からクラス A への汎化線がある場合、クラス C からの汎化線を BA ラインに接続することによって、ツリー構造を作成することができます。
タスクの結果
また、ツリーの線の形状は、オブジェクト・モデル図での実現化およびユースケース図での汎化にも使用できます。
オブジェクト・モデル図では、汎化の線の形状を ObjectModelGe::Inheritance::line_style プロパティーで設定し、実現化では、ObjectModelGe::Realization::line_style プロパティーで設定します。