プロジェクト・ファイル

IBM® Rational® Rhapsody® プロジェクトを保存する場合、.rpy 拡張子の付いたプロジェクト・ファイルだけでなく、サポート・ファイルも保存します。プロジェクト・ファイルは、固有のトップレベルのパッケージです。

プロジェクト・ファイルには 2 種類の情報が含まれます。1 つ目は、プロジェクトを構成する、コンポーネント、ダイアグラム、パッケージなどのリストです。2 つ目は、プロジェクト・レベルでオーバーライド済みのプロパティーのリストです。

注: プロジェクト・レベルのプロパティー には、構成管理ツール、デフォルト・エディター、自動保存の設定、およびフォント設定などの、プロジェクト内のすべての要素に適用される、技術的側面が含まれています。

プロジェクト・ファイル (<Project>.rpy) は、構成管理アーカイブにチェックインすることができるユニットです。これは、他のユニットと同じようにこのファイルで構成管理操作を実行できることを意味します。.rpy ファイルには、プロジェクト内のトップレベル・ユニットの最新リストが含まれているため、通常、新規パッケージ、またはコンポーネントをプロジェクトに追加する場合は、必ずファイルをチェックアウトしてから変更する必要があります。(パッケージへの新規要素の追加には、.rpy ファイルではなく、パッケージ・ファイルのチェックアウトが必要です。) さらに、プロジェクト・レベルのプロパティーの変更を行う場合は、.rpy ファイルのチェックアウトが必要です。

ユニットを構成管理下に置くことができるため、.rpy ファイルで IBM Rational Rhapsody DiffMerge を使用できます。Rational Rhapsody DiffMerge の詳細については、Rational Rhapsody DiffMerge を使用した並行開発を参照してください。.rpy プロジェクト・ファイルの保存もできます。これにより Rational Rhapsody の以前のバージョンで開くことができます。


フィードバック