アクターのコードを生成

コンポーネント内でアクターのコード生成機能を選択することができます。

このタスクについて

構成を作成する際に、アクターのコード生成を行うかどうかを選択できます (構成の定義を参照)。アクターのコードを生成するようにアクティブ構成を設定すると、IBM® Rational® Rhapsody® は、アクター・コードを生成してコンパイルし、システムの残りと同じライブラリーまたは実行可能ファイルにリンクします。この手法によって、アクターを使用して、システム・テストの際にシステムへの入力と応答をシミュレートできます。

クラスには、アクターとクラスの間の関係や依存関係に対するコードが生成されるかどうかを決定するコード生成プロパティーがあります。

コンポーネント内でアクターのコード生成を選択するには、以下の手順を行います。

手順

  1. ブラウザーでコンポーネントを右クリックし、「フィーチャー」を選択します。
  2. 「初期設定」タブを選択します。
  3. 「初期インスタンス」の下で、コンポーネントに参加するアクターを選択します。
  4. 「アクターのコードを生成」が選択されていることを確認します。
    「アクターのコードを生成」はデフォルトで選択されていますが、以前のバージョンとの互換性を保つため、バージョン 3.0 以前のモデルをロードするときは、選択解除されています。

タスクの結果

デフォルトで、アクターとクラスとの間の関係は、アクターが生成されている場合にのみ生成されます。CG::Relation::GenerateRelationWithActors プロパティーを使用すると、クラス内でこの設定を微調整できます。 「フィーチャー」ウィンドウの該当する「プロパティー」タブにあるプロパティーの定義を参照してください。


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