サイレント・インストール・プロパティー

次のプロパティーを使用してカスタマイズされたサイレント・インストール・スクリプトを作成します。
カスタマイズされたスクリプトを使用して IBM® Rational® Rhapsody® をインストールできます (Windows システムへの製品のサイレント・インストールに関するトピックを参照)。 ご使用の Windows スクリプトには、次の表にリストされたプロパティーが含まれていることがあります。
表 1. サイレント・インストール・プロパティー
プロパティー 定義
SOURCE_DIR Rational Rhapsody.msi のパスを設定します。
LogFile インストール・ログ・ファイルのパスを設定します。
RHAPSODY_ROOT プログラムのインストール・ディレクトリーへのパスを設定します。
RHAPSODYEDITION 4 つのエディション (Development、Architect、SystemArchitect、SystemDesigner) のうちのいずれをインストールするかを設定します。
INSTALL_ALL_IN_ONE_LOCATION このプロパティーは、Windows 7 および Windows 2008 にのみ適用できます。すべての Rational Rhapsody ファイルを 1 つの場所にインストールする場合は、「1」に設定します。
IS_LANG_CPP 選択された Rational Rhapsody のエディションで使用される言語として C++ を指定する場合は、「1」に設定します。
IS_LANG_C 選択された Rational Rhapsody のエディションで使用される言語として C を指定する場合は、「1」に設定します。
IS_LANG_Java 選択された Rational Rhapsody のエディションで使用される言語として Java を指定する場合は、「1」に設定します。
IS_LANG_ADA 選択された Rational Rhapsody のエディションで使用される言語として Ada を指定する場合は、「1」に設定します。
IS_LANG_CSHARP 選択された Rational Rhapsody のエディションで使用される言語として C# を指定する場合は、「1」に設定します。
JAVAPATH Java SDK または JRE へのパスを設定します。
SODIUS_JAVA_DIR Sodius Java JDK または JRE へのパスを指定します (IBM Rational Rhapsody Developer for Ada、Rules Composer、または XMI ツールキットをインストールする場合に必要とされます)。
VC_60 Microsoft Visual Studio 6 開発環境の場合は、「1」に設定します。
VC_60_PATH Microsoft Visual Studio 6 開発環境のパスを設定します。
VS_DOT_NET Microsoft Visual Studio 2008 開発環境の場合は、「1」に設定します。
VS_DOT_NET_PATH Microsoft Visual Studio 2008 開発環境のパスを設定します。
WINDOWS_CE_DOT_NET_60 Microsoft Windows Embedded CE 6.0 開発環境の場合は、「1」に設定します。
VS_CE_60_PATH Microsoft Windows Embedded CE 6.0 開発環境のパスを設定します。
CYGWIN_CPP Cygwin Cygnus Solutions (C++) の場合は、「1」に設定します。
CYGWIN_C Cygwin Cygnus Solutions (C) の場合は、「1」に設定します。
CYGWIN_PATH Cygwin コンパイラーのパスを設定します。
LINUX_CPP Red Hat Linux ライブラリー (C++) をインストールする場合は、「1」に設定します。
LINUX_C Red Hat Linux ライブラリー (C) をインストールする場合は、「1」に設定します。
SUN_SOLARIS_2 Sun Solaris 2 (2.8、2.9) ライブラリー (C++、C) をインストールする場合は、「1」に設定します。
INTEGRITY_40_CPP Green Hills Integrity 4.0 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
INTEGRITY_40_C Green Hills Integrity 4.0 (C) 環境の場合は、「1」に設定します。
INTEGRITY_40_ADA Green Hills Integrity 4.0 (Ada) 環境の場合は、「1」に設定します。
INTEGRITY_50_CPP Green Hills Integrity 5.0 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
INTEGRITY_50_C Green Hills Integrity 5.0 (C) 環境の場合は、「1」に設定します。
INTEGRITY_50_ADA Green Hills Integrity 5.0 (Ada) 環境の場合は、「1」に設定します。
MULTI_2000 Green Hills MULTI 2000 for Win32 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
MULTI_40_C Green Hills MULTI 4.0 for Win32 (C) 環境の場合は、「1」に設定します。
MULTI_40_CPP Green Hills MULTI 4.0 for Win32 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
MULTI_2000_ADA Green Hills AdaMULTI 2000 for Win32 (Ada) 環境の場合は、「1」に設定します。
MULTI_40_ADA Green Hills AdaMULTI 4.0 for Win32 (Ada) 環境の場合は、「1」に設定します。
TORNADO_22 Wind River Tornado 2.2 (C++、C) 環境の場合は、「1」に設定します。
WORKBENCH_30_CPP Wind River Workbench 3.1 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
WORKBENCH_30_C Wind River Workbench 3.1 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
OSC_DELTA_45 Enea OSE Delta Soft Kernel 4.5 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
PRAXIS_SPARK Praxis High Integrity Systems SPARK 環境の場合は、「1」に設定します。
GNAT_ADA GNAT Ada 95 Compiler (Ada) 環境の場合は、「1」に設定します。
OBJECT_ADA ObjectAda/Win32 (Ada) 環境の場合は、「1」に設定します。
GNAT_VXWORKS_ADA GNAT/VxWorks/PPC (Ada) 環境の場合は、「1」に設定します。
OBJECTADA_72 ObjectAda V7.2 (Raven/PowerPC) 環境の場合は、「1」に設定します。
ADA95_BOOCH Ada 95 Booch 環境の場合は、「1」に設定します。
NUCLEUS_CPP Mentor Graphics Nucleus V1.13.7/Net V4.4 (C++) 環境の場合は、「1」に設定します。
NUCLEUS_C Mentor Graphics Nucleus V1.13.7/Net V4.4 (C) 環境の場合は、「1」に設定します。
NEUTRINO_63_CPP QNX Neutrino 6.3 ライブラリー (C++) をインストールする場合は、「1」に設定します。
MOMENTICS_63_CPP QNX Momentics 6.3 (C++) をインストールする場合は、「1」に設定します。
TORNADO_22_PATH Wind River Tornado 2.2 のパスを設定します。
WORKBENCH_30_PATH Wind River Workbench 3.1 のパスを設定します。
OSE_DELTA_PATH Enea OSE Delta のパスを設定します。
NUCLEUS_PATH Mentor Graphics Nucleus のパスを設定します。
DIAB_DATA_PATH Wind River Diab Data Compiler のパスを設定します。
INTEGRITY_4X_PATH Green Hills Integrity 4.x のパスを設定します。
INTEGRITY_5X_PATH Green Hills Integrity 5.x のパスを設定します。
ADA_MULTI_2000_PATH Green Hills AdaMULTI 2000 for Win32 のパスを設定します。
GHS_MULTI_40_PATH Green Hills MULTI 4.x for PPC のパスを設定します。
MULTI_NATIVE_4X_PATH Green Hills MULTI Native Win32 4.x のパスを設定します。
MULTI_NATIVE_35_PATH Green Hills MULTI Native Win32 3.5 のパスを設定します。
QNX_SDK_PATH QNX Neutrino のパスを設定します。
GNAT_ADA_PATH GNAT Compiler のパスを設定します。
GNAT_VXWORKS_PATH GNAT VxWorks のパスを設定します。
RAVEN_PPC_PATH Raven のパスを設定します。
OBJECT_ADA_PATH ObjectAda Compiler のパスを設定します。
SPARK_PATH Praxis Critical Systems SPARK のパスを設定します。
IS_GATEWAY IBM Rational Rhapsody Gateway アドオン (要件トレーサビリティー) の場合は、「1」に設定します。GATEWAYMODE プロパティーも参照してください。
IS_XMI IBM Rational Rhapsody XMI ツールキット (XML メタデータ交換) の場合は、「1」に設定します。
IS_DOORS IBM Rational DOORS® Interface の場合は、「1」に設定します。
IS_TEST_CONDUCTOR IBM Rational Rhapsody TestConductor アドオンの場合は、「1」に設定します。
IS_ATG IBM Rational Rhapsody Automatic Test Generation アドオンの場合は、「1」に設定します。
IS_RULE_COMPOSER IBM Rational Rhapsody Rules Composer アドオンの場合は、「1」に設定します。
IS_DODAF DoDAF - 米国国防総省 (DoD) アーキテクチャー・フレームワーク (.NET Framework 1.1 が必要) の場合は、「1」に設定します。
IS_MODAF 英国 (UK) 国防省アーキテクチャー・フレームワークの場合は、「1」に設定します。
IS_TEAMCENTER Siemens Teamcenter Systems Engineering Interface (.NET Framework 1.1 が必要) の場合は、「1」に設定します。
TEAMCENTER_SERVER Siemens Teamcenter サーバーのパスを設定します。
IS_AUTOMOTIVE Automotive、AUTOSAR システム設計、および AutomotiveC プロファイルの場合は、「1」に設定します。
SYSTEM_PACKAGE Systems Engineering アドオンの場合は、「1」に設定します。
IS_PRODUCT_INTEGRATOR IBM Rational System Architect Interface の場合は、「1」に設定します。
VS_2008_INTEGRATION Microsoft Visual Studio 2008 Workflow Integration の場合は、「1」に設定します。
IS_VBA Microsoft Visual Basic for Applications の場合は、「1」に設定します。
TELELOGIC_LICENSE_FILE ライセンス・サーバーまたはライセンス・ファイルのパスを設定します。
TLDESKTOPSHORTCUT インストール中にデスクトップ・ショートカットを作成する場合は、「1」に設定します。
GATEWAYMODE Rational Rhapsody Gateway アドオン (要件トレーサビリティー) の完全バージョンをインストールする場合は、「Full」に設定します。簡易バージョンの製品をインストールする場合は、サイレント・インストールの .bat ファイルからこのプロパティーを削除して、IS_GATEWAY プロパティーを「0」に設定します。
LAPAGREE 使用許諾契約書に同意することを示す場合は "Yes" を設定します。サイレント・インストールを実行する場合には、この設定が必要です。

次の短い Windows インストール・スクリプトは、Cygwin コンパイラーと Gateway アドオン製品を使用する C++ 開発者用の製品のインストールを示しています。
set RHAPSODY_ROOT=C:¥Program Files¥IBM¥Rhapsody
set RHAPSODYEDITION=Development
set IS_LANG_CPP=1
set CYGWIN_CPP=1
set IS_GATEWAY=1
set CYGWIN_PATH="C:¥Cygwin"
set LAPAGREE="Yes"

msiexec /quiet /li %LogFile% /i "%SOURCE_DIR%" INSTALLDIR="%RHAPSODY_ROOT%" RHAPSODYEDITION=%RHAPSODYEDITION% IS_LANG_CPP=%IS_LANG_CPP% 
CYGWIN_CPP=% CGWIN_CPP% CYGWIN_PATH=%CYGWIN_PATH% IS_GATEWAY=%IS_GATEWAY%  LAPAGREE="Yes"
注: サイレント・インストールのスクリプトにはすべて、set LAPAGREE="Yes" 行が含まれていなければなりません。

サイレント・インストールのサンプル・スクリプトを表示するには、<製品のインストール・パス>¥Samples¥SilentInstall にあるファイルを参照してください。


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