相互作用オカレンスの作成

相互作用オカレンス (参照シーケンス図) を使用することで、1 つのシーケンス図から別のシーケンス図を参照できます。この機能により、複雑なシナリオを再利用可能な小さいシナリオに分解できます。各シナリオが「相互作用」です。

手順

  1. 「相互作用オカレンス」ボタンをクリックします。

    あるいは、メニューの「相互作用オカレンス」オプションを使用することもできます。
  2. 1 本または複数のインスタンス線上に相互作用オカレンスを配置し、参照されるシーケンス図とそれらのクラスが相互作用することを表します。相互作用オカレンスは、上部の隅に「ref」ラベルが付いたボックスとして表示されます。下図に例を示します。
    相互作用オカレンス

    デフォルトでは、最初に相互作用オカレンスを作成するときに (参照するダイアグラムをまだ指定していないとき)、命名規則 interaction_n を使用して名前が付けられます。ここで n は 0 以上の数字です。

  3. 相互作用オカレンスを右クリックして、「フィーチャー」を選択します。
  4. 実現関係」リストを使用して、参照されるシーケンス・ダイアグラムを指定します。参照されるダイアグラムを選択すると、相互作用オカレンスの名前は、参照されるシーケンス図の名前を反映して自動的に更新されます。
  5. 「OK」をクリックします。

タスクの結果

通常のシーケンス図と同様、参照シーケンス図も移動、名前の変更、削除を行うことができます。ただし、相互作用オカレンスを参照している参照シーケンス図を削除すると、相互作用オカレンス自体は削除されませんが、関連がなくなります。

相互作用オカレンスのデフォルトの外観を変更するには、SequenceDiagram::InteractionOccurrence プロパティーを使用します。このプロパティーについては「プロパティー」タブに表示される定義を参照してください。


フィードバック