トレース・セッションでのスレッドの管理

トレーシング・セッション中、スレッドの一時停止、再開、およびフォーカスの設定を行うことができます。

このタスクについて

各アプリケーションは、mainThread という単一のスレッドで開始します。

アクティブ・クラスのインスタンスが作成されると、必ずそれと共に新しいスレッドが作成されます。インスタンスの構築時、スレッドの名前は
@<in construction> となり、それ以降名前は @<instanceName> となります。

アクティブ・クラスのインスタンスが削除されると、そのスレッドも一緒に消滅し、それ以降参照できません。

外部スレッドを登録するときに、トレーサーまたはアニメーションで識別するための名前を与えます。これは特殊な場合に必要となる拡張フィーチャーです。

未登録の外部スレッドがトレース/アニメーション設定された操作を呼び出すとき、そのスレッドはオペレーティング・システムが与えるハンドルによって識別されます。通常、こういった状況が発生するのは、トレース設定したコードをイベントを使用しない GUI エンジンに接続するような場合です (これは特殊な場合に必要となる拡張フィーチャーです)。

詳細については、マルチスレッドを使用する場合の考慮事項を参照してください。


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