システム・エンジニアは SysML プロファイルに含まれる定義済みの要素を使用して、迅速に開発を行うことができます。例えば、このチュートリアル・モデルの例で示すように、プロファイルには寸法、単位、およびいくつかの標準的な値タイプが含まれています。
この例では、SysML プロファイル (円で囲まれたイラスト部分) に長さや質量などの一般的な寸法がリストされています。プロファイルで提供される単位には、アンペア、メーター、キログラム、およびモルがあります。このプロジェクトで追加された寸法と単位は、「プロファイル」フォルダーの上部に表示される「TypesPkg」にリストされます。
プロジェクトに必要で、SysML プロファイル・パッケージに含まれていないエンジニアリング単位はすべて追加する必要があります。例えば、「BaseSIUnits」パッケージでキログラムの単位が使用可能ですが、対応する値タイプ「kg」がありません。値タイプは、ブロック、フロー・ポート、アクション・ピン、アクティビティー・パラメーター、および制約のパラメーターの属性のタイプを指定するために使用されます。 これは、double、short、int、および boolean などの標準的なタイプがソフトウェアでタイプを指定するために使用されるのと同様です。
キログラムに対する値タイプとして「kg」を追加するには、次の手順を実行します。