静的メモリー割り当てのアルゴリズム

Rational® Rhapsody® は、ローカル・ヒープを使用する各イベントおよびクラスに対して、new および delete 演算子を再定義することにより、静的メモリー割り当てを実装します。メモリー・アロケーターは、特定要素の n 個のインスタンスに必要なメモリーを割り当てます。この場合の n は、BaseNumberOfInstances プロパティーの値です。 メモリー割り当てはシステム構築時に行われ、動的メモリーを使用します。以下のようにメモリー・アロケーターは、LIFO (スタック) アルゴリズムを使用します。

生成されたクラス (クラス、イベント、またはトリガーされた操作のいずれか) には、メモリー・アロケーター (特に next ポインター) による使用のために必要な追加コードが組み込まれます。

メモリー・プールが枯渇したクラスのインスタンス化を試みると、OMMemoryPoolIsEmpty() 操作 (ここではブレークポイントを設定できる) が呼び出され、トレーサー・メッセージが表示されます。インスタンス化に失敗するとトレーサー・メッセージが表示されます。


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