テンプレート・クラスの作成

クラスを使用してテンプレート・クラスを作成できます。さらに、一部のテンプレート・パラメーターを、特定のタイプおよび特殊関数として指定して、元のテンプレートと関係のない内容を持つ特殊化または新規クラス/関数を作成できます。

このタスクについて

IBM® Rational® Rhapsody® DiffMergeを使用して、テンプレート情報を見つけてマージできます。

手順

  1. IBM Rational Rhapsody ブラウザーでクラスをダブルクリックして、クラスの「フィーチャー」ウィンドウを開きます。
  2. 「一般」タブの「クラス・タイプ」領域で、「テンプレート」ラジオ・ボタンを選択します。
    「テンプレート・パラメーター」タブが表示されます。
  3. 「テンプレート・パラメーター」タブで、<新規> をクリックします。
  4. <class_n> として作成されるデフォルト名を置き換える名前を入力します。
  5. デフォルトのタイプを受け入れるか、または「種類」リストから別のタイプを選択します。
  6. テンプレートの引数を追加するには、「フィーチャーの呼び出し」ダイアログ・ボタン 「フィーチャーの呼び出し」ダイアログ・ボタン をクリックして「テンプレート引数」ウィンドウを開きます。「テンプレート引数」ウィンドウに関する、次の情報に注意してください。
    1. 「既存の型の使用」チェック・ボックスを選択すると、タイプを変更して説明を入力できます。 C++ では、テンプレート引数のデフォルト値を指定することもできます。
      「テンプレート引数ダイアログ」ウィンドウ
    2. 「既存の型の使用」チェック・ボックスをクリアすると、タイプまたは特定のタイプの配列へのポインターなどの、引数タイプをさらに詳細化するコードを入力できます。「C++[Java] 宣言」フィールドにコードを入力すると、定義済みの他の引数を表示することもできます。
    3. 「OK」をクリックして「テンプレート引数」ウィンドウを閉じ、「テンプレート・パラメーター」タブに戻ります。
  7. 必要に応じてさらにテンプレートを追加するには、「テンプレート・パラメーター」タブの <新規> をクリックします。
  8. 「テンプレート・パラメーター」タブ上の引数の順序を決定するには、「項目を上へ移動」「項目を上へ移動」ボタン および「項目を下へ移動」「項目を下へ移動」ボタン ボタンを使用します。
  9. 使用する基本テンプレートがある場合は、「基本テンプレート」リスト・ボックスから選択します。このボックスには、このクラスが特殊化される対象のテンプレートが含まれています。インスタンス化されるそのパラメーターが、「基本テンプレート」リスト・ボックスの下のボックスに表示されます。

    特殊化パラメーターを定義できるのは、テンプレートを基本クラスとして選択した場合のみです。
    注: 特殊化されたテンプレートを削除しようとすると、テンプレートに参照があるというテンプレート引数ダイアログ警告が表示されます。このテンプレートを削除すると、モデルのチェック時にこの特殊化によるエラーが発生します。
  10. 「OK」をクリックします。

    テンプレートがブラウザー内の「クラス」カテゴリーにリストされます。

タスクの結果

いったんテンプレート・クラスを作成したら、コードで直接使用し始めることができます。

また、以下のように、他の状況でもテンプレートを作成できます。

テンプレート・クラスのインスタンス化も参照してください。


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