C_CG::File::SpecificationHeader プロパティーは、宣言ファイルの先頭に生成される複数行のヘッダーを指定します。
C での SpecificationHeader プロパティーのデフォルト内容は次のとおりです。
/*******************************************************
Rational Rhapsody Developer for C : $Rational RhapsodyVersion
Login : $Login
Component : $ComponentName
Configuration : $ConfigurationName
Model Element : $FullModelElementName
//! Generated Date : $CodeGeneratedDate
File Path : $FullCodeGeneratedFileName
*******************************************************/
ヘッダー書式ストリングには、以下の任意のキーワードを使用できます。
- $ProjectName は、プロジェクト名用です。
- $ComponentName は、コンポーネント名用です (例、HelloWorld)。
- $ConfigurationName は、構成名用です (例、HelloWorld)。
- $ModelElementName は、ファイルにマップされる要素の名前用です。
複数ある場合は、これは最初の要素の名前になります。
- $FullModelElementName は、絶対パスを含む、ファイルにマップされる要素の名前用です (例、Default)。
複数ある場合は、これは最初の要素の名前になります。
- $CodeGeneratedDate は、生成日付用です。
- $CodeGeneratedTime は、生成時刻用です。
- $Rational RhapsodyVersion は、ファイルを生成した IBM® Rational® Rhapsody® のバージョン用です (例、7.5)。
- $Login は、ファイルを生成したユーザー用です。
- $CodeGeneratedFileName は、生成ファイルの名前用です。
- $FullCodeGeneratedFileName は、ファイルの絶対パス名用です (例、HelloWorld¥Default.h)。
- $Tag は、指定要素のタグの値に使用します。
- $Property は、指定された名前を持つ要素プロパティーの値に使用します。
重複してコンパイルを行わないようにするために、Rational Rhapsody は、C_CG::File::DiffDelimiter プロパティーで定義された特殊ストリングが前に付いた特定の行に不要な変更が行われないようにします。デフォルトの DiffDelimiter 値は、//! です。
キーワードは、以下の順序で解決されます。
- 事前定義キーワード ($Name など)
- プロパティー・キーワード
- タグ・キーワード
以下の点に注意してください。
- キーワード名は、括弧に入れて記述することができます。例:
$(Name)
- キーワードの値が複数行の場合、改行された各行 (先頭行を除く) は、C_CG::Configuration::DescriptionBeginLine プロパティーの値で始まり、すべての行が、C_CG::Configuration::DescriptionEndLine プロパティーの値で終わります。