プロパティー・ファイルのフォーマット

すべてのプロパティー (*.prp) ファイルが、 シンプルな再帰下降パーサー用の LL1 構文を使用します。現在、パーサーにはエラー・リカバリーがないため、 最初のエラーで事実上停止します。中括弧 {} で囲まれたトークンは オプションです。不等号括弧 <> で囲まれたトークンは、 それぞれの BNF (バッカス正規形式) の記述に従いさらに分解されます。

*.prp ファイルの BNF は 次のとおりです。

<file> ::= {"Subject" <subject>} "end"

例えば、factory.prp ファイルは、 それぞれがキーワード「Subject」で始まるサブジェクトのリスト (オプション) で始まり、 必須キーワードの「end」で終わります。

Subject General
Subject Statechart
Subject ObjectModelGe
.
.
.
end

<subject> ::= <name> {"Metaclass" <metaclass>} "end"

別の例として、サブジェクト General は、 名前で始まり、次にメタクラスのリスト、その後にキーワードの「end」が続きます。

Subject General
Metaclass Graphics
Metaclass Model
end

<metaclass> ::= <name> {"Property" <property>} "end"

ファイルには次のプロパティー・タイプの宣言が含まれます。

これは TRUE または FALSE の 2 つの 可能な値を持つ型を示すストリングです。

列挙値ストリングは、正しい列挙値の コンマ区切りリストです。2 番目の引用符付きストリングは デフォルトを示します。例えば、引用符付きストリング "on,off" は、列挙値を 含んでいます。

値です。例えば、プロパティー値は、引用符付きストリング "Arial 10 NoBold NoItalic" にできます。

引用符付きストリングは、二重引用符で始まり二重引用符で終わるストリングであり、 改行を含めることができます。ストリング内のリテラルの二重引用符の前と バックスラッシュ文字の前にはバックスラッシュを付けなければなりません。 例えば、"FALSE" は引用符付きストリングです。


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