ワークフローのテスト方法によるモデルの編成

テストのワークフローはモデル編成を指定できます。テスト・チームはモデル要素への読み取り専用アクセスを必要としますが、テストの計画、手順、結果、スクリプト、および設備 (多くの場合、複数レベルの抽象化において) を管理する必要があります。通常、テストは 1 次レベルで行われます (単体テスト、統合、および妥当性検査など)。

ユニット・レベルのテストは主にホワイト・ボックス、設計、あるいはコード・レベルの各テストで構成され、多くの場合、テスト設備として構築された追加のモデル要素を使用するため、これらの要素をモデルの対応する部分と同じ場所に配置することをお勧めします。したがって、myClassmyClass_tester および myClass_stub などのテスト・サポート・クラスがある場合は、それらを同じパッケージ内、あるいは、ピアでテストを行うのであれば (テスト対象のモデル要素とは異なる CI である場合に限り)、別のパッケージ内にまとめておくとよいでしょう。

統合と妥当性テストはユニット・レベルのテストほど密に結合されていませんが、テスト・チームによって、統合と妥当性テストを支援するためのモデル要素と他の成果物が構築される場合があります。モデル要素の作成者は、通常これらのテストを行わないため、独立したアクセスが必要であり、モデル要素は異なる CI に含まれている必要があります。

プロトタイプの効率的な構成およびテストは、開発ライフサイクルの重要な部分です。テストでは、アーキテクチャーに対するテスト (統合) と要件に対するテスト (妥当性検査) の両方が、プロトタイプ全体で行われます。特定のプロトタイプに対してさまざまなモデル要素が構築される場合がありますが、これらの要素を他で使用する必要はありません。これらの要素をそのビルドまたはプロトタイプの近くに置いておくことが賢明です。どのプロトタイプからも独立したアクセスが可能な場所にテスト設備を保管し、多くのプロトタイプまたはすべてのプロトタイプに適用できるようにしてください。


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