Teamcenter インターフェースでの UML または SysML の使用

このタスクについて

UML または SysML は、Teamcenter インターフェースと IBM® Rational® Rhapsody® で 使用できます。 システム・エンジニアの場合、この機能は、SysML と Teamcenter の「システム・エンジニアリングと要件管理」環境を 使用して Rational Rhapsody モデル間の情報を 対話式に交換できることを意味します。例えば、Rational Rhapsody SysML プロファイルに 定義された SysML 要素 (ブロックやアクティビティーなど) を作成および変更できます。

この新しい用語 SysML 要素の他に、 提供されている ElementsMap.xml ファイルを変更して、Teamcenter 要素を、1 つのステレオタイプを持つ よりドメイン固有の要素と共にマップすることができます。 このステレオタイプは、Rational Rhapsody 内で 事前定義されたタイプのいずれか、またはユーザー定義ステレオタイプにすることが できます。

UML または SysML を指定する には、ElementsMap.xml ファイルにデフォルトを設定する必要があります。 これにより、Teamcenter と Rational Rhapsody の 要素間でのマッピングが処理されます。

Rational Rhapsody から Teamcenter インターフェースに次のシーケンス図要素をインポートできます。

注: Teamcenter インターフェースから Rational Rhapsody にこれらの要素をインポートすることはできません。

手順

  1. ElementsMap.xml ファイル (Rational Rhapsody インストール・パスに あります。例: <Rational Rhapsody installation path>¥AddOn¥TcSE) をテキスト・エディターで開きます。
  2. ElementsMap.xml ファイルの RhapsodyUMLTcSEUML 部分か、 またはこのファイルの RhapsodySysMLTcSESysML 部分がデフォルトになるように設定します。 両方をデフォルトとして設定しないでください。
    • UML の場合、以下のように RhapsodyUMLTcSEUML が デフォルト (Default="Yes") として示されます。
    • SysML の場合、以下のように RhapsodySysMLTcSESysML セットが デフォルト (Default="Yes") として示されます。
      注: ElementsMap.xml ファイルで SysML が デフォルトとして指定され、Teamcenter 設計に SysML 要素が含まれる場合 (つまり、 マップ・ファイルの要素に Rhapsody_Profile="SysML" が含まれる 場合) は、Teamcenter で Rational Rhapsody の 「モデルを開く」または「新規モデル」を選択した 時に Rational Rhapsody SysML が使用されます。 ただし、Teamcenter 設計に Rational Rhapsody SysML 要素が 含まれない場合は、SysML がマップ・ファイル内にデフォルトとして 設定されていても、Rational Rhapsody UML が使用されます。

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