このタスクについて
タイプ・ライブラリーのインポートが完了したら、
それを基にオブジェクト・モデル図を作成し、その内部構造を表示できます。
注: 以下の例は、
IBM® Rational® Rhapsody® タイプ・ライブラリー
(
rhapsody.tlb) をインポートした場合に合成できるオブジェクト・モデル図を示しています。
このタイプ・ライブラリーは、
Rational Rhapsody に
同梱されていて、
Rational Rhapsody COM API を
カプセル化しています。
以下を実行してください。
手順
- rhapsody.tlb タイプ・ライブラリーを
Rational Rhapsody インストール済み環境のルート・ディレクトリーからインポートします。
- メイン・ツールバーで、「オブジェクト・モデル図」ツールをクリックします。
- 「オブジェクト・モデル・ダイアグラムを開く」ウィンドウで、「新規」をクリックします。
- 「新規ダイアグラム」ウィンドウで、新規ダイアグラムの
名前を入力し、「ダイアグラムへのデータの取り込み」オプションのチェック・マークを付けます。
「OK」をクリックします。
- 「ダイアグラムへのデータの取り込み」ウィンドウで、
インポート済みタイプ・ライブラリーが入っているパッケージを選択し (この場合は rhapsody)、
ライブラリーに含まれているすべてのインターフェースをダイアグラムに
組み込みます。
- 「OK」をクリックします。
次の図は、その結果のオブジェクト・モデル図を
示しています。rhapsody タイプ・ライブラリーとその
インターフェースの構造が表示されています。これらのインターフェースが COM API で使用されています。
- ダイアグラムを拡大してください。以下の点を確認できます。
- Rational Rhapsody タイプ・ライブラリーは、
ステレオタイプ «COM Library» を持つ rhapsody という名前のパッケージとして
表現されています。
- 各インターフェースは、ステレオタイプ
«COM Interface» を
持つクラスとして表現されています。
タスクの結果
インポートされた一部の «COM Interfaces» の
フィーチャーを調べて、それらの属性や操作もインポートされていることを
確認します。それらの型に注意してください。
インポートされた一部の «COM Interfaces» の
プロパティーを調べて、インポートされた要素の COM プロパティーがどのように設定されているか確認します。