Tornado デバッガーとのコ・デバッグ

このタスクについて

Tornado デバッガーを使用する前に、必ずデバッグ・フラグ (通常は -g) を使用して、生成ファイルをコンパイルしてください。

Tornado デバッガーを使用するには、次の手順を行います。

手順

  1. Rational® Rhapsody® で、「コード」 > 「IDE」 > 「接続」を選択して、アプリケーションを接続します。
  2. 「コード」 > 「IDE」 > 「ダウンロード」を選択して、アプリケーションをダウンロードします。
  3. 「コード」 > 「IDE」 > 「実行」を選択するか、「実行」をクリックします。
  4. アニメーション」ツールバーで、「アイドルまで進む」を選択 (または「1 ステップ進む」を何度か選択) して、tRhp タスクを作成します。
    注: デバッガーを接続する前に、必ずアプリケーションを実行してください。そうしないと、デバッガーの接続先となるタスクが作成されません。
  5. Tornado で、「ツール」 > 「デバッガー」を選択して、デバッガーを開始します。
  6. 「デバッグ」 > 「接続」を選択して、デバッガーをメイン・スレッド (tRhp) に接続します。
  7. デバッガーから、ディレクトリーを生成コードのディレクトリーに変更します (gdb プロンプトで cd コマンドを使用)。
  8. デバッガーから、実行可能ファイルのシンボルをロードします (gdb プロンプトで add-symbol-file コマンドを使用)。

タスクの結果

これで、gdb を使用して、アプリケーションのデバッグ、ブレークポイントの設定などが行えます。

Rational Rhapsody でアニメーションを終了する前に、「デバッグ」 > 「切り離し」を使用して、デバッガーを切り離してください。デバッガーを切り離しておかないと、Rational Rhapsody がイメージのアンロードを試みたときに、セッションがブロックされる可能性があります。

注: デバッガーを使用してターゲットに実行可能ファイルをダウンロードしないでください。この方法を使用した場合、Rational Rhapsody が適切に機能しません。

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