クラス図、ユースケース図、オブジェクト・モデル図、または構造図を作成する際に、既存のモデル要素がある場合は、「ダイアグラムへのデータの取り込み」フィーチャーを使用して、自動的にダイアグラムに取り込むことができます。
手順
- クラス図、ユースケース図、オブジェクト・モデル図、または構造図を作成するには、「新規ダイアグラム 」で、「ダイアグラムへのデータの取り込み」チェック・ボックスを選択して「OK」をクリックします。
- 「ダイアグラムへのデータの取り込み」ウィンドウの「以下を使用してダイアグラムの内容を作成」グループで、ダイアグラムの内容を IBM® Rational® Rhapsody® がどのように作成するかを示します。
- 選択したもの同士の間の関係 - 選択された要素と要素間の関係だけをダイアグラムに取り込みます。
- 選択したものを起点または終点とする関係 - 選択された要素、要素間の内向き関係と外向き関係、および関係を補完するモデル要素をダイアグラムに取り込みます。
- 選択したものを起点とする関係 - 選択された要素、要素間の外向き関係、および関係を補完するモデル要素をダイアグラムに取り込みます。
- 選択したものを終点とする関係 - 選択された要素、要素間の内向き関係、および関係を補完するモデル要素をダイアグラムに取り込みます。
- 「使用する関係のタイプ」グループでは、ダイアグラムの内容を生成するときにどのような種類の関係を製品に使用するかを指示します。
- オブジェクト・モデル図と構造図: 「インスタンス」、「関連/集約」、「継承」、「依存関係」、「リンク」、および「アンカー/注釈」
- ユースケース図:「関連」、「汎化」、「依存関係」、および「アンカー/注釈」
- 「選択」フィールドで、新規ダイアグラムに含める各要素の横にチェック・マークを付けます。パッケージが含んでいる要素を選択せずにパッケージを選択するには、パッケージを右クリックします。
- 「優先するレイアウト・スタイル」グループからは、ダイアグラムを生成するときに製品に使用させるレイアウトのスタイルを選択します。「なし」を選択すると、ユーザーが表示用に選択した関係タイプに応じて Rational Rhapsody が最適なレイアウト・スタイルを自動的に選択します。
- 「OK」をクリックします。ダイアグラムは、選択された要素がすべて追加されて描画領域に表示されます。ここから、新規ダイアグラムへの情報の追加を始めることができます。
タスクの結果
注: ダイアグラムに自動的にデータを取り込むときに、属性と操作を表示するように
Rational Rhapsody に各クラスを取り込ませる場合は、パッケージまたはプロジェクトのスコープ内の
ObjectModelGE::Class::ShowAttributes プロパティーおよび
ObjectModelGE::Class::ShowOperations プロパティーを
All に設定します。