C のコンポーネント・ベース開発

IBM® Rational® Rhapsody® Developer for C では、インターフェースおよびポートのコード生成サポートがあるため、コンポーネント・ベース開発を行うことができます。

これによって、クラスは、インターフェースを実現化できるようになります。つまり、そのクラスに指定されたサービス (操作とイベント受信) の実装を提供できるようになります。実現化関係を使用して、クラスが特定のインターフェースを実現していることを示すことができます。さらに、インターフェースは他のインターフェースを継承できます。つまり、継承元のインターフェースを拡張できます。インターフェースを指定し、実現し、そのインターフェースを介してオブジェクトを接続できるようになります。

Rational Rhapsody Developer for C のユーザーは、イベントの受け渡しの他に、ポート経由で操作および関数の受け渡しを可能にするサービス・ポートを利用できます。提供および要求インターフェースでポートを指定できます。さらに、C で標準の UML ポートのコード生成サポートを提供し、ポートのコード生成は、ポート経由のリンクの初期化をサポートします。

Rational Rhapsody Developer for C のコンポーネント・ベース開発では、インターフェースはデータ (属性) の継承ではなく、サービス (操作) の仕様として扱われます。また、C のコンポーネント・ベース開発では、インターフェースの実現とインターフェース/クラスの継承を明確に区別するために、継承ではなく実現化が使用されます。

コード生成が C 言語におけるインターフェースの実現化をサポートします。つまり、C モデルで指定したインターフェースおよびポートが、コード・ジェネレーターによって実装されます。したがって、コード生成は、以下の項目を生成します。


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