プロパティー設定でユーザー提供の単純化が特定タイプの要素に使用されることを示した場合、コード生成プロセスはモデル変換のためにユーザー提供のコードから開始します。
このプロセスの基本は以下のとおりです。
- ユーザー提供の変換コードが IBM® Rational® Rhapsody® プラグインとして提供されます。
- このプラグイン情報を rhapsody.ini ファイルに追加するか、一定のタイプのプロファイルについてのみプラグインを実行させるために必要な情報を提供します。
- コード生成プロセスの実行中、Rational Rhapsody は、ユーザー提供のコードが問題の要素に対する関係の「単純化」インターフェースを実装しているかどうかをチェックします。(こうしたインターフェースは、Rational Rhapsody API に定義されています。)
注: Rational Rhapsody は、「単純化」インターフェースを示すサンプル・プロジェクトを提供しています。
<Rational Rhapsody インストール・パス>\Samples\CustomCG
Samples パスを調べてください。例えば、
Statechart_Simplifier_Writer サブフォルダーに提供されたサンプル・プロジェクトを調べてください。サンプル・プロジェクトについて詳しくは、各プロジェクトに伴う
Readme.txt ファイルを参照してください。
- ユーザー提供のコードが「単純化」インターフェースを実装している場合、その実装したものが呼び出されます。
- ユーザー提供の変換コードは、Rational Rhapsody API を使用して、モデル要素の変換方法を直接変更します。