アーカイブされたユニットと、まだアーカイブされていない同じユニットの現行バージョンを比較できます。
手順
- 「構成項目」ウィンドウに表示されているリストで、ソース制御管理システム内のアーカイブ・バージョンと比較するユニット (クラスなど) を強調表示します。
- 「Rhapsody® での差」ボタン
をクリックします。使用している構成管理ツールに応じて、以下のアクションが行われます。 - IBM® Rational® Synergy を使用している場合、IBM Rational Rhapsody DiffMerge
により現行の Rational Synergy バージョンが開かれ、Rational Rhapsody の現行バージョンと比較されます。これにより、次回にアーカイブされるこのユニットのバージョンをエンジニアが判別できます。
- Rational Synergy 以外の構成管理ツールを使用している場合は、「比較の対象」ウィンドウが開きます。
- 現在 Rational Rhapsody モデルで選択されているものと比較するアーカイブ・ユニットの改訂ラベルまたはソース制御管理ラベルのいずれかを入力します。
- 現行ユニット内でネストしているすべてのユニットとアーカイブ・バージョンの対応するユニットも比較する場合は、「子孫を含む」チェック・ボックスを選択します。
注: ソース制御管理における「子孫」という用語は、別のユニット内にネストしたユニットを指します。例えば、
P がパッケージの場合、ネストしたパッケージ
Q とグローバル関数
f() が子孫として含まれていることがあります。
Q は
P と同じファイルまたは固有のファイルに保管されます。固有のファイルに保管される場合、
Q は、ソース制御管理および比較の目的上、子孫ユニットです。
P とその子孫を取得すると、
Q (およびそのファイル) も含まれます。
P を子孫なしで取得する場合、
Q は
含まれず、マージ結果は 2 つのファイル (
P のファイルと
Q のファイル) になります。グローバル関数
f() は関数であるため、ユニットにすることはできません。また、このグローバル関数は常に
P と共に移動する必要があります。
- 「OK」をクリックします。
Rational Rhapsody DiffMerge では、ユニットの 2 つのバージョンが比較されます。これにより、次回アーカイブされるユニットのバージョンをエンジニアが判別できるようになります。