IBM® Rational® Rhapsody® は、Rational Rhapsody モデル要素をポイントする内部ハイパーリンク と、URL またはファイルをポイントする外部ハイパーリンク の両方をサポートしています。
このタスクについて
さらに、以下の機能があります。
- IBM Rational Rhapsody DiffMerge を使用し、モデルを比較してダイアグラム内の差異を見つけ、ハイパーリンクを含むモデルをマージします。
注: Rational Rhapsody DiffMerge で、ハイパーリンクまたは RTF フォーマットを使用する説明を編集できます。ただし、編集できるのは、説明が比較の左側または右側からの場合です。マージの場合は説明を編集できません。
- Rational Rhapsody COM API を使用したハイパーリンクのエクスポート。
注: COM API を使用してハイパーリンクを作成または修正することはできません。
- IBM Rational Rhapsody ReporterPLUS を使用したハイパーリンクの報告。
- Show References フィーチャーを使用したハイパーリンクの参照の検索。
要素の説明の内部に、または Rational Rhapsody ブラウザーでハイパーリンクを作成できます。
「フィーチャー」ウィンドウの「説明」タブの典型的な用途は、現在開いている Rational Rhapsody 要素の説明の入力です。例えば、クラスの「フィーチャー」ウィンドウを開いている場合、「説明」タブにクラスの詳細説明を入力できます。属性、イベント、パッケージなどの「説明」タブでも同じことができます。
注: 「
説明」内に作成されたハイパーリンクはモデル要素ではないため、ブラウザーで表示できず、また API でアクセスすることもできません。
手順
要素の説明内にハイパーリンクを作成するには、以下の手順を行います。
- 要素の「特性」ウィンドウを開きます。
- 「説明」タブのオープン・フィールドを右クリックして、「ハイパーリンク」を選択します。
注: 既存のテキストをハイパーリンクで置き換える場合は、右クリックする前にテキストを選択します。
- 「ハイパーリンク」ウィンドウで、ハイパーリンク・テキストとターゲットを指定します。
- 「表示するテキスト」グループで、ハイパーリンクのテキストを指定します。考えられる値は以下のとおりです。
- 「フリー・テキスト」に、指定されたテキストがハイパーリンク・テキストとして表示されます。
- 「ターゲット名」に、ターゲットの絶対パスがハイパーリンク・テキストとして表示されます。
- 「ターゲット・ラベル」に、ターゲットのラベルがハイパーリンク・テキストとして表示されます。このオプションは、ラベルを持つ内部ハイパーリンクにのみ使用できます。
- 「タグ値」に、タグの値が表示されます。この値は、ハイパーリンク・ターゲットとしてタグを選択した場合にのみ使用できます。このフィールドを使用する例については、ハイパーリンクのタグ値の使用を参照してください。
- 「リンク・ターゲット」グループで、ターゲット・ファイル、Web ページ、またはモデル要素を指定します。テキスト・フィールドにターゲットを入力するか、リストを使用してモデル内のモデル要素を選択するか、または省略符号ボタン
をクリックしてターゲットを指定し、ターゲット・ファイルにナビゲートできる新規ウィンドウを開くことができます。 注: ハイパーリンク・ターゲットへの相対パスを入れることができます。相対パスを使用する場合、基本ディレクトリーは
<プロジェクト名>.rpy ファイルが配置されているディレクトリーです。
- 「OK」をクリックします。
ハイパーリンクが「説明」タブに、下線付きの青いテキストとして表示されます。このタイプのハイパーリンクは、ブラウザーには表示されません。