IBM® Rational® Rhapsody® Developer は、C、C++、C#、Java、または Ada で作業する組み込みソフトウェア開発者向けの Rational Rhapsody の完全エディションです。
Rational Rhapsody Architect for Software の関数に加えて、Rational Rhapsody Developer では、次のような機能も提供されます。
ステートチャートおよびアクティビティー図からの、C++、C、Java、および Ada の振る舞いコードの生成
モデル・レベルでのデバッグおよびの初期検証のためのシミュレーションとアニメーション
リアルタイム・オペレーティング・システムのためのビルド成果物の生成
インスタンスおよび関連のための初期設定コードの生成
注:Rational Rhapsody の IBM Rational Rhapsody Developer for C, C++, and Java バージョンは、C、C++、C#、および Java のみをサポートします。IBM Rational Rhapsody Developer for Ada は、Ada のみをサポートします。
IBM Rational Rhapsody Architect for Software は、C、C++、C#、または Java で作業をする組み込みソフトウェア開発者向けの、中核的製品です。このエディションでは、UML、SysML、DSL、Data Distribution Service for Real-Time Systems (DDS)、マルチコア・サポート、AUTOSAR (Automotive Open System Architecture)、構造ソフトウェア開発、パラメトリック制約評価、静的分析、コード視覚化、リバース・エンジニアリング、要件追跡可能性、および IBM Rational Team Concert との Eclipse プラットフォーム統合を提供しています。この製品は、ポートやステートチャートのアニメーションやコード生成はサポートしていませんので、ご注意ください。
多くのアーキテクトは、Rational Rhapsody Architect for Software プロジェクトを作成し、開始点として使用するためにコードをリバース・エンジニアリングします。
プロジェクトにビルド環境が必要な場合は、アーキテクトは Eclipse または他の統合開発環境 (IDE) を使用できます。
IBM Rational Rhapsody Architect for Systems Engineers で作成されたプロジェクトは、Rational Rhapsody Developer プロジェクトに類似していますが、システム・エンジニア向けに特に作成された特殊なプロジェクト構造を持ちます。
このシステム・エンジニア向けコア製品は、要件の視覚化、統一モデリング言語 (UML)、SysML (Systems
Modeling Language)、ドメイン固有言語 (DSL)、静的分析、およびパラメトリック制約評価を提供しています。
IBM Rational Rhapsody Designer for Systems Engineers は、C++ 設計開発をサポートしています。この製品には、Rational Rhapsody Architect for Systems Engineers が含まれており、トレードオフ分析のためのシミュレーションを追加します。
このエディションは、モデル実行、パラメトリック制約評価、および迅速なプロトタイピング、ならびにモデル・ベースのテストをサポートしています。