インスタンスは、以下のナビゲーション式で表すことができます。
- A がクラスであれば、A[#j] は現在存在するそのクラスの
(j+1)th (j+1 番目の) インスタンスを表します。
例えば、A[#4] はクラスの 5 番目のインスタンスを示します。これは、最初の要素を A[0] と呼ぶ C/C++ の規則と一致します。
- A がクラスであれば、A はそのクラスの最初のインスタンスを示します。これは、A[#0] と同じです。
インスタンス名の代わりにクラス名を使用できるのは、それが参照するものがクラスであるか最初のインスタンスであるかが曖昧ではない場合のみです。例えば、A->GEN(E) はインスタンス A[#0] のイベント E を生成します。ただし、アニメーション・コマンド「Show A relations」はクラス A およびそのすべてのインスタンスの関係情報を表示します。
- B がインスタンスを参照する名前またはナビゲーション表示でそのインスタンスが関係 itsA を持つ場合、B->itsA は、B の A との関係の最初の要素を示し、B->itsA[#i] は (i+1) 番目の要素を示します。
実行時に同じナビゲーション表示が異なるインスタンスを参照することができます。例えば、インスタンス A[0] から A[5] が作られ、その後 A[3] が削除されると、表示 A[#5] は削除前は A[4] を参照し、削除後は A[5] を参照します。