デフォルトでは、IBM® Rational® Rhapsody® DiffMerge によって、要素の名前による突き合わせが試行され、名前による一致がない場合は、ID による突き合わせが試行されます。このメソッドでは、要素の名前が変更され、要素の名前が比較側でそれぞれ異なるかどうかを、Rational Rhapsody DiffMerge で検出してレポートすることができます。このメソッドを使用すると、差分の内容がわかりやすくなります。
したがって、どちら側のどの名前を特定要素のマージ結果として受け入れるかを簡単に判断できるはずです。
必要に応じて、名前のみで突き合わせるように Rational Rhapsody DiffMerge を設定することができます。したがって、あるユニットの要素の名前 (例、Class_A) と別のユニットの要素の名前 (Class_A) が一致して初めて突き合わせが成功します。このメソッドでユニット内の要素を比較する場合は、ElementMatchRule 設定でこのメソッドを指定することができます。この設定について詳しくは、General 設定カテゴリーを参照してください。
2 つの比較メソッドの結果例については、Rational Rhapsody DiffMerge による名前変更された要素の処理の例を参照してください。
注: 名前の変更がわずかな差分である場合は、
Rational Rhapsody DiffMerge によってその差分が自動的にマージされます。
わずかな差分対わずかではない差分を参照してください。