Rational Rhapsody Developer for C プロジェクトでの IDF の使用

少量の資源しか使用できないシステムを IBM® Rational® Rhapsody® Developer for C で開発する場合、提供される OXF が適切ではないことがあります。こうした環境向けのソリューションとして、IBM Rational Rhapsody は、IDF (割り込み方式フレームワーク) と呼ばれる限定的なフレームワークも提供します。

このタスクについて

Rational Rhapsody の提供する基本 IDF モデルは、さまざまな異なるターゲット・システムに適用可能です。さらに、Microsoft NT 向けの適用例も含まれており、これを使用して IDF の使用法を学習できます。

手順

この適用例モデルを使用して IDF について学習するには、以下の手順を行います。

  1. Rational Rhapsody Developer for C の開発バージョンを起動し、「ファイル」 > 「開く」を選択し、「参照」をクリックして IDF モデル Share¥LangC¥idf¥model¥idf.rpy を見つけます。
  2. そのプロジェクトを開いた状態で、「GMR」ボタン 「GMR」ボタン をクリックし、ここに示すように、自動的に汎用構成を生成してウィンドウの上に表示されるようにします。
    GUI に表示されている構成名

    これにより、Share¥LangC¥idf ディレクトリー内に依存関係および規則を含むすべてのコア・ファイルおよび idfFiles.list が生成されます。
  3. 同じ方法を使用して、別の IDF モデル、Share¥LangC¥idf¥Adapters¥Microsoft¥MicrosoftNT を開きます。
  4. 「GMR」ボタンでこのモデルを生成し、作成します。これにより、Share¥LangC¥lib ディレクトリー内に msidf.lib ライブラリーがビルドされます。

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