モデリング・ツールボックスへのアクセス

「モデリング・ツールボックス」には、システム・エンジニアリング・タスクを平易にするための開発キットが含まれています。「モデリング・ツールボックス」ウィンドウの各機能には、それぞれに関連付けられた機能ボタンがあり、該当する場合にのみ使用可能になります。

手順

  1. モデリング・ツールボックスを開きます。「ツール」 > 「SE-Toolkit」 > 「モデリング・ツールボックス」を選択します。
  2. ソース要素を設定します。IBM® Rational® Rhapsody® のブラウザーで、要素または要素のグループを選択して、「モデリング・ツールボックス」ウィンドウの「ソースの設定 (Set Source)」ボタンをクリックします。
    • 1 つのソース要素を選択した場合、その名前がボタンの下に表示されます。
    • ソース要素のグループを選択した場合、「ソース」タブにその選択内容が表示されます。
  3. 宛先を選択します。ブラウザーで、選択済みのソース要素の宛先を 1 つ以上選択して、「宛先の設定 (Set Destination)」ボタンをクリックします。
    • 1 つの宛先を選択した場合、ボタンの下にその名前が表示されます。
    • 宛先のグループを選択した場合、「宛先」タブにその選択内容が表示されます。
    「モデリング・ツールボックス」ウィンドウ
  4. 一般」、「依存関係」、「その他」、「SD の生成 (Generate SDs)」のタブを使用して、このタスクで関心のある領域を選択します。
    1. 一般」タブでは、以下の機能が使用可能です。
      • ハイパーリンク」 - 1 対多、または多対 1 のハイパーリンクを作成
      • アンカー」 - 1 対多、または多対 1 のアンカーを作成
      • SD 参照 (SD Ref(s))」 - 複数のシーケンス図を、参照されるシーケンス図としてターゲット・ユースケースに追加
      • イベント受信」 - イベントのターゲットを設定することで、イベント受信をインターフェースに追加
      • 値タイプ」 - 単位と値のタイプの間のマッピングを作成
      • 伝達情報」 - 複数のモデル要素をフローに追加
      • ブロックのマージ (Merge Blocks)」 - 複数のブロックからターゲット・ブロックに、属性、操作、およびイベント受信をコピー
    2. 依存関係」タブでは、以下の機能が使用可能です。
      • 基本依存関係を作成 (Create Basic Dependency)」 - 1 対多、または多対 1 の依存関係を作成
      • ステレオタイプによる依存関係の作成 (Create Dependency with Stereotype)」 - ステレオタイプを使用して、1 対多、または多対 1 の依存関係を作成
    3. その他」タブでは、以下の機能が使用可能です。
      • アクティビティー図へのデータの取り込み (Populate Activity Diagram)」 - 欠落しているアクションをアクティビティー図に追加
      • スイムレーンから操作を割り振り (Allocate Operations from Swimlanes)」 - アクティビティー図のスイムレーン内のアクションの分析に基づいて、あるブロックから他のブロックへ操作をコピー
    4. SD の生成 (Generate SDs)」タブで、「アクティビティー図から新規シナリオを作成」を使用して、アクティビティー図の動的分析によってシーケンス図を作成します。生成するフローを決定します。

    一般」タブおよび「その他」タブの機能詳細については、ライブ・ヘルプ機能を使用してください。ライブ・ヘルプ機能は、以下の図のように、機能名の左にある小さなボタンにマウス・ポインターを置くと使用できます。

    ライブ・ヘルプを表示する「モデリング・ツールボックス」ウィンドウ

タスクの結果

機能が使用可能になっていない場合、次のエラーが考えられます。エラーが発生する場合は、「エラー」タブを参照してください。
  • 選択されたソースまたは宛先が正しくありません。
  • ソースおよび宛先は正しいが、要素が存在します。 例えば、選択された 1 つのソースと 1 つの宛先の間にハイパーリンクが既に存在する場合、ハイパーリンク機能は使用できません。

エラー」タブなど、必要に応じて、他のタブが「モデリング・ツールボックス」ウィンドウに表示される場合があります。


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