< 前へ | 次へ >

概要: Rhapsody Gateway および DOORS での要件の管理

Rhapsody® Gateway で DOORS® 要件をインポート、分析、およびトレースする方法と、Rhapsody モデル要素を DOORS にエクスポートする方法を解説します。

Rhapsody Gateway は、要件とオーサリングのサード・パーティーのツールとの双方向の情報交換のためのインターフェースを提供します。 Gateway には、SysML 1.0、UML 2.0、および DoDAF バージョン 1.0 との完全な互換性があります。要件リンクのトレースおよびそれらのリンクの分析は、UML 2.0 モデル要素と SysML 要件文書の間で実現することができます。

Rhapsody Gateway には、以下の利点があります。
  • 要件変更の上流および下流への影響をリアルタイムに確認することができます。
  • 要件をモデル要素にリンクし、要件のカバレージを分析できます。 要件変更の影響を表示して、分析することができます。
  • サード・パーティーのオーサリングおよび要件ツールとの情報の交換を可能にします。
  • 入力となる DOORS 要件を、選択フォーマット (例えば、テキストあるいは XML など) の中間ファイルに変換できます。

Gateway は、多種のソースの要件入力を受け取ります。 これには、コード、テキスト、Microsoft Word、DOORS、Excel、UML、Visio、Adobe Framemaker、Interleaf が含まれます。Gateway は、これらの入力ソースをテキストまたは XML の中間ファイルに、透過的に変換します。 変換プロセスは、次の図に示すとおりです。コンバーター

注: このチュートリアルでは、 オプションでインストール可能ないくつかのコンポーネントが必要となる場合があります。 適切なオプション・コンポーネントがインストール済みであることを確認するには、 システム要件リストを参照してください。

学習目標

このチュートリアルは、9 つのレッスンに分かれています。 最初のレッスンで、Rhapsody Gateway と DOORS での作業に必要な環境のセットアップを行います。環境の設定後に、要件を Gateway のモデル要素にリンクする方法、要件を分析する方法、そして、Rhapsody モデルの要件のカバレージについて学習します。次に、DOORS において要件が変更された場合に、追跡可能性がどのように実現されるかを学習します。 最後に、Rhapsody モデル要素を DOORS にアップロードする方法、 Rhapsody のモデル要素を変更する方法、および、その変更を DOORS にエクスポートする方法を学習します。

所要時間

このチュートリアルを終了するには、約 30 分かかります。このチュートリアルに関連したその他の概念について調べる場合は、終了までにさらに時間がかかります。

スキル・レベル

上級

対象読者

このチュートリアルは、開発者を対象としています。

システム要件

このチュートリアルを実行するには、以下のツールおよびコンポーネントをインストールしている必要があります。
Rhapsody Gateway は、別途ライセンスを必要とする、 Rhapsody のアドオン製品です。 Gateway は、以下の環境で稼働します。
  • Windows (NT4、2000、XP)
  • Unix (Solaris 2.6 以上)
  • Linux

前提条件

このチュートリアルの手順を実行するには、 以下の概念について十分に理解している必要があります。
< 前へ | 次へ >

フィードバック