正規表現の構文解析

小括弧で囲まれた、正規表現の各部分をトークン と 呼びます。

ParseErrorMessage プロパティーの正規表現は次のとおりです。

([^(]+)[(]([0-9]+)[)] [:] (error|warning|fatal error)

これは次の部分で構成されます。

ErrorMessageTokensFormat プロパティーは、ParseErrorMessage と 連携して、エラー・メッセージに含まれるトークンの数、および トークンのメッセージ・ストリング内でファイル名とエラーの行番号を表す 相対位置を決定します。サンプルの正規表現の 2 番目のトークンは、ErrorMessageTokensFormat が どのように定義されたかによりますが、おそらく行番号を表します。

この正規表現に基づくと、パーサーは ストリング「(3457):warning」を、プログラムの行 3457 に 警告状態があることを示す有効なエラー・メッセージとして解釈します。


フィードバック