このタスクについて
構成管理インターフェースを拡張するには、使用可能な 4 つのプロパティーを使用します。1 つのプロパティーを定義可能な 1 つのボタン (ConfigurationManagement::General::UserDefCommand_1 から UserDefCommand_4) に割り当てます。
「構成項目」ウィンドウで選択された項目が引数として渡されます。Rational Rhapsody は、「構成項目」リストで選択された各項目のキーワードを展開します。
プロパティーの形式は以下のとおりです。
Command ["ARG=
[$Path|$Ver|$Archive][additional_parameters]"]
[additional_parameters]
キーワードは以下のとおりです。
- $Path: 絶対パスおよびファイル名
- $Ver: バージョン
- $Archive: アーカイブ・セッション固有のストリング。これは SCC モデルにのみ適用されます。バッチ・モードではこれは空です。
注: Rational Rhapsody は、操作が正常に完了したかどうかを認識しません。スクリプトがハングしている場合、標準タイムアウトが適用されます。
例:
- 選択された項目で IBM Rational ClearCase® バージョン・ツリーを実行するには、プロパティーに以下の値を設定します。
start cleartool.exe lsvtree -graph "ARG= $Path"
- ユニット・リストの絶対パス、バージョン番号、およびアーカイブ・ストリングを使用するバッチ・ファイルを実行するには、このプロパティーを次のように設定します。
mycommand.bat "ARG= $Path, $Ver, $Archive ;"
注: プロパティーから各種ツールをアクティブにする操作は、オペレーティング・システムによって異なります。Windows NT では以下のコマンドを使用します。
start notepad.exe