IBM® Rational® Rhapsody® は、
「フォーマット」サブジェクトの下のプロパティーを使用して、さまざまな図形要素の
表示に使用するフォーマットを決定します。
これらのプロパティーは、「フィーチャー」ウィンドウの「プロパティー」タブには
表示されません。しかし、これらのフォーマット設定フィーチャーは、
図形要素のポップアップ・メニューに表示される「フォーマット」を
選択すると表示される「フォーマット」ウィンドウを使用して制御できます。このウィンドウでは、
プロジェクト・レベルまでのフォーマット・オプションを設定できます。
複数のプロジェクトを対象にフォーマット・オプションを設定する
必要がある場合があります。このようなフォーマット設定は、site.prp ファイルを使用して
フォーマット設定プロパティーの値をオーバーライドすることで実現できます。
次のフォーマット設定プロパティーを使用できます。
- DefaultSize - このタイプの図形要素に使用する
デフォルト・サイズを指定します。「デフォルトに設定」ウィンドウの
「新規要素のサイズ」チェック・ボックスを選択すると、指定の
タイプの要素のデフォルト・サイズを変更できます。このプロパティーに
使用される値で、3 番目の座標は図形要素の幅を表し、4 番目の座標は
要素の高さを表します。詳細については、デフォルトのフォーマット特性の設定を参照してください。
- Fill.FillColor - 図形要素の背景を
塗りつぶす色を指定します。「フォーマット」ウィンドウの「塗りつぶし」タブの
「塗りつぶす色」選択機能に対応します。詳細については、線フォーマットの設定を参照してください。
- Fill.Transparent_Fill - 塗りつぶしを透明に
するかどうかを指定するために使用します。「フォーマット」ウィンドウの
「塗りつぶし」タブの
「透明パターン」チェック・ボックスに対応します。
- Fill.BackgroundColor - 塗りつぶしに
使用するパターンを選択した場合に、重ね合わせるパターンの色として
使用します。「フォーマット」ウィンドウの「塗りつぶし」タブの
「パターンの色」選択機能に対応します。
- Fill.FillStyle および Fill.FillHatch -
使用する充てんパターンを表します。「フォーマット」ウィンドウの「塗りつぶし」タブの
「パターン」リストに対応します。
- Font.Font - 図形要素に表示するテキストに使用するフォントを
指定します。「フォーマット」ウィンドウの「フォント」タブの
フォント・リストに該当します。
- Font.FontColor - 図形要素に表示するテキストに使用する
フォントの色を指定します。「フォーマット」ウィンドウの「フォント」タブの
「テキストの色」選択機能に対応します。
- Font.Size - 図形要素に表示するテキストに使用する
フォントのサイズを指定します。「フォーマット」ウィンドウの「フォント」タブの
フォント・サイズ・リストに対応します。
- Font.Underline - 図形要素に表示するテキストに
下線を付けるかどうか指定します。「フォーマット」ウィンドウの「フォント」タブの
「下線」チェック・ボックスに対応します。
- Font.Strikeout - 図形要素に表示するテキストに
取り消し線を使用するかどうかを指定します。「フォーマット」ウィンドウの「フォント」タブの
「取り消し線」チェック・ボックスに対応します。
- Font.Weight - 図形要素に表示するテキストを
太字化する場合に使用します。「フォーマット」ウィンドウの「フォント」タブの
太字/イタリック・コントロールに対応します。
- Font.Italic - 図形要素に表示するテキストを
イタリックにする場合に使用します。「フォーマット」ウィンドウの「フォント」タブの
太字/イタリック・コントロールに対応します。
- Line.LineColor - 図形要素のアウトラインに使用する
色を指定します。「フォーマット」ウィンドウの「線」タブの
「色」選択機能に対応します。
- Line.LineStyle - 図形要素の
アウトラインに使用する線種 (実線、点線など) を
指定します。「フォーマット」ウィンドウの「線」タブの
「スタイル」リストに対応します。
- Line.LineWidth - 図形要素のアウトラインに使用する
線の幅を指定します。
「フォーマット」ウィンドウの「線」タブの
「幅」リストに対応します。