ダイアグラム・コネクター

ダイアグラム・コネクター は、1 つのステートチャート内のいくつかのセグメントを結合するという点で、マージ・ノードと似た働きをします。ダイアグラム・コネクターを使用すると、ダイアグラムの別の部分へジャンプするために複雑な遷移を描画する必要がなくなります。この機能によってステートチャートの表示を整理できます。 ジャンプは、ソース側とターゲット側のダイアグラム・コネクター上の名前を一致させることで可能になります。
注: ダイアグラム・コネクターの名前を変更したり、コード生成時にチェックを実施したりできます。

ダイアグラム・コネクターには入力遷移、または 1 つの外向き遷移が必要です。1 つのステートチャートで定義できる特定の名前のターゲット・ダイアグラム・コネクターは 1 つだけですが、ソース・ダイアグラム・コネクターは同じ名前で複数定義できます。

コード生成時、IBM® Rational® Rhapsody® はコネクターへの内向きの各セグメントへの共通接尾辞をマージすることで、すべてのジャンクションおよびダイアグラム・コネクターをフラットにします。

ダイアグラム・コネクターとマージ・ノードでは、各内向きセグメントのラベルは、コード生成中にコネクターの外向きセグメントで共有、複製されて処理されます。ガードについては、マージした後に、アクションを連結します。

注: 内向き遷移と外向き遷移の両方にラベルを付けることはできません。内向き遷移にラベルを付ける場合は、外向き遷移にはラベルを付けないでください。外向き遷移のラベルは、内向き遷移のラベルを上書きし、内向き遷移に関連付けられているアクションやトリガーを無効にするためです。

ダイアグラム・コネクターは同じステートチャートの異なるセクションを接続するのに対して、入退場点は異なるステートチャートを接続します。入退場点を参照してください。


フィードバック