IBM® Rational® Rhapsody® では、go コマンドはアプリケーションを 1 ステップ以上進めます。トレーサーでは、
コマンド行から go コマンドを使用します。アニメーターからは、コマンド行で go コマンドを入力するか、「アニメーション」ツールバーを使用することができます。
go コマンドにより、ファイルからコマンドを読み取っている最中であっても、直ちにトレーサーが実行されます。
残りの未読行は、次にトレーサーが停止してコマンドを検索するときに使用されます。
アプリケーションがブレークポイントに達すると、go コマンドが終了する前に制御が返ることがあります。
go コマンドには 4 つの種類があります。
- go - 終了するかブレークポイントに達するまで、アプリケーションを実行します。
- go step - アプリケーションを 1 ステップ実行します (つまり、次の Rational Rhapsody レベルが発生するまで)
- go next - 次の Rational Rhapsody レベルが発生するまで、アプリケーションを実行します。
- go event - 次にイベントをディスパッチするか、実行可能プログラムがアイドルになるまでコードを実行します。
- go idle - アプリケーションを、タイムアウトになるか GUI スレッドからのイベントを待つアイドル状態になるまで実行します。
マルチスレッドを使用する場合の考慮事項も参照してください。
構文
go
go step
go next
go event
go idle