振る舞いモデル
システムの振る舞いを指定するには、ユースケースを使用して、システム (静的構造) オブジェクト間の相互作用を決定します。 こうした相互作用は、システム・コンポーネントがどのようにコラボレーションするかを示します。 各相互作用により、システム内の 1 つのシナリオが実現します。通常は、システム・アクターによって生成される外部イベントで開始され、必要な関数あるいはユースケースが遂行された時点で終了します。
シーケンス図のメッセージ交換
シーケンス図
は、プロジェクト内のメッセージ交換を記述します。 シーケンス図にメッセージを配置してゆく作業は、ソフトウェア・システム開発における重要な工程の 1 つです。アニメーション化されたシーケンス図を実行して、実行プログラム内で発生するメッセージを見ることもできます。
イベント
イベント
は、リアクティブ・オブジェクトまたはタスク間の非同期通信を提供します。 イベントが、ステートチャートの遷移を起動することがあります。
ステートチャート
ステートチャート
は、オブジェクトのライフ・サイクルを、論理状態あるいは論理モードの観点で指定するもので、この論理状態、モードが外部刺激に対するオブジェクトの応答を基本的に決定します。 オブジェクトの状態は、問題の記述およびシーケンス図のオブジェクト・ライフラインの両方から導き出されます。
状態
Rational Rhapsody Developer for C
は、ステートチャートのフラット実装のみをサポートします。 フラット実装では、状態は、列挙型として実装されます。 サブ状態を持つすべての状態が、列挙型の
struct
メンバーとして表されます。
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