このタスクについて
イベントとは異なり、操作は独立したエンティティーではなく、クラス定義の一部です。そのため、操作は階層で編成されていません。
操作の使い方は、C++ のクラス・メソッドの呼び出しと同じです。操作がステートチャート・フレームワークに統合された理由は、以下の 3 つです。
- イベント駆動型ではないアーキテクチャーでステートチャートを使用できるので、オブジェクトの振る舞いを、プログラミングをする感覚で操作とオブジェクト状態で指定できる。
- イベント通信を直接的な操作呼び出しに変換することで、実行時間と実行順序を最適化するため、設計上の決定を遅らせることができる。
- ステートチャートを使用して、(プリミティブな)「受動」クラスの振る舞いを記述できるようになる。