オブジェクト・モデル図での継承の作成

ダイアグラムの 2 つのクラス間の接続を描画する汎化矢印を使用することにより、継承 (汎化とも呼ばれる) を作成することができます。 また、IBM® Rational® Rhapsody®で、ブラウザーから 「新規追加」 > 「関係」 > 「汎化」コマンドを使用して継承を作成することもできます。

手順

クラス間の継承を図面に作成するには、次の手順で行います。

  1. 「汎化」ボタン 「汎化」ボタン をクリックして、クラス B などのサブクラスをクリックします。
  2. カーソルを移動して、クラス A などのスーパークラスをクリックし、矢印を完成させます。
  3. クラス C などからクラス A への汎化を作成します。デフォルトでは、次のように、線がツリー・スタイルで表示されることに注意してください。
    ツリー・スタイルで表示された汎化

    ダイアグラムに、クラス D などクラスをもう 1 つ追加する場合は、「汎化」矢印をクラス D からクラス A 上またはそのツリーの線上にクリックすると、ツリー構造に追加することができます。

    注: 汎化の線種がデフォルトでツリー・スタイルで表示されるように設定されていない場合、同じターゲットを指す複数の汎化線にこの線の形状を適用するには、汎化線のうちの 1 本 (クラス B からクラス A など) を選択して「線の形状」 > 「ツリー」 を選択します。これは、同じターゲットを指す別の汎化線に汎化線のターゲットを設定することによっても実行できます。 例えば、クラス B からクラス A への汎化線がある場合、クラス C からの汎化線を BA ラインに接続することによって、ツリー構造を作成することができます。

タスクの結果

また、ツリーの線の形状は、オブジェクト・モデル図での実現化およびユースケース図での汎化にも使用できます。

オブジェクト・モデル図では、汎化の線の形状を ObjectModelGe::Inheritance::line_style プロパティーで設定し、実現化では、ObjectModelGe::Realization::line_style プロパティーで設定します。


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