伝搬された差分のビューと主要な構造差分のビューの比較

このトピックの図では、すべての伝搬された差分を表示する IBM® Rational® Rhapsody® DiffMerge ビューと主要な構造差分のみを表示するビューを比較しています。

すべての伝搬された差分の表示

次の図には、すべての伝搬された差分が表示されています。これは、SuppressRenamePropagatedDiffs 設定がオフになっていることを意味し、これがデフォルトです。例えば、パッケージを名前変更します。すべての伝搬された差分を表示する場合、これはパッケージに関連するすべての要素が 2 次差分として表示されることを意味します。したがって、この例では次のようになります。

  • 図の上半分の Rational Rhapsody DiffMerge ブラウザーでは、Default パッケージが NewDefault に名前変更されたことが示されています。
  • 図の下半分のブラウザーでは、オブジェクト・モデル図に Default パッケージへの依存関係があることが示されています。したがって、この製品では依存関係に対する変更も同様にレポートされます。

主要差分のみの表示

次の図には、主要な構造差分のみが表示されています。これは、SuppressRenamePropagatedDiffs がオンになっている (チェック・ボックスが選択されている) ことを意味し、パッケージに関連するすべての要素は 2 次差分として表示されません。したがって、この図では次のようになります。

  • 下図の上部の Rational Rhapsody DiffMerge ブラウザーでは、Default パッケージが NewDefault に名前変更されたことが示されています。
  • 図の下部のブラウザーでは、オブジェクト・モデル図には Default パッケージへの依存関係があるがこの製品では依存関係に対する変更がレポートされないことが示されています。これは、SuppressRenamePropagatedDiffs 設定がオンになっている場合は、すべての 2 次差分が抑止されるためです。
    抑止されたすべての 2 次差分

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