プロパティーは、いずれのモデリング要素にも接続できるユーザー定義のタグ付き値です。各要素は、独自のプロパティー・セットを持つものと考えることができます。 コード・ジェネレーターなどの IBM Rational Rhapsody ツールは、多くの異なるプロパティーを参照します。ステートチャートでの状態ボックスのデフォルトの色の設定など、プロパティーを変更して、ツールの動作方法をカスタマイズすることができます。プロパティーは、サイト、ダイアグラム、パッケージ、構成、またはクラスのレベルで変更できます (また個別の操作または属性のレベルでも変更可能です)。
プロジェクト・プロパティーは、環境での相互作用やコード生成のさまざまな局面のカスタマイズを可能にする名前と値のペアです。プロパティーは、さまざまなグラフィック・エディターでのグラフィックスの様相、コードの生成方法、構成管理設定など、モデルの局面に影響します。Rational Rhapsody の既存のサブジェクト、メタクラス、およびプロパティーをカスタマイズするか、新規に作成できます。
Rhapsody のプロパティーは、サブジェクトとメタクラスに従って分類され、 各メタクラスの下に個々のプロパティー名がリストされます。
検索フィールドにプロパティー名を入力すると、その指定したプロパティーを含むメタクラスのリストを表示できます。
表記は、以下の例のように、サブジェクト::メタクラス::プロパティーとなります。
C_CG::
AutosarRTE3x::
AdaptorSearchPath