Rational Rhapsody が 提供する標準のアニメーション機能に加え、MicroC プロファイルにはターゲット・モニターと呼ばれるフィーチャーが組み込まれています。 このフィーチャーの基礎として、MicroC プロファイルを使用した 最小リソースのシステム用にアプリケーションを開発することが前提となっています。 ターゲット・モニター・フィーチャーでは、最小リソースのシステムに合わせて、 標準のアニメーション・フィーチャーの余分な装備を取り除いたバージョンが 用意されています。
さらに、ターゲット・モニター・フィーチャーは、標準のアニメーション・フィーチャーで 提供される TCP/IP 機能以外に、複数の通信プロトコルを使用して動作する ように設計されています。
ターゲット・モニターを使用すると、ターゲット上で実行するアプリケーションの状況をモニターできますが、アプリケーションへの入力はできません。 通信は一方向のみで行われるため、このフィーチャーでは、 開発するアプリケーションに最小のインスツルメンテーション・コードのみが 必要となります。