以下の TAO プロパティー は、Make ファイル関連情報を指定します。
- CORBAIncludePath は、CORBA ORB 用の追加組み込みファイルへのパスを指定します。指定されたパスは、IBM® Rational® Rhapsody® 生成の Make ファイルの「include」パスに追加されます。このプロパティーのデフォルトは、$(ACE_ROOT)¥TAO¥ $(ACE_ROOT)¥ $(ACE_ROOT)¥TAO¥orbsvcs です。
- CORBALibs は、CORBA ORB 用の TAO ライブラリーへのパスを指定します。指定されたパスは、Rational Rhapsody 生成の Make ファイルのオブジェクト/ライブラリー検索パスに追加されます。このプロパティーの選択領域にリストされている 3 つのデフォルトのライブラリー名は、TAO_PortableServd.ib、TAO_Valuetyped.lib、および aced.lib です。TAO ライブラリーの詳細については、ACE ORB (TAO) ライブラリーのインストールおよびビルドを参照してください。
- CPP_CompileSwitches は、文字列を提供し、それによって、追加 C++ コンパイラー・スイッチを指定できます。
- CPP_LinkSwitches は、空ストリングを提供し、それによって、追加リンク・スイッチを指定できます。
- CPP_StandardInclude は、文字列を提供します。この文字列は、追加ヘッダー・ファイルが、生成されたソースに組み込まれるように指定し、TAO 組み込みファイルでコンポーネントをコンパイルする場合に必須となります。デフォルト値は、tao/CORBA.h;tao/PortableServer/POA.h です。
注: この情報は、必要に応じて Make ファイルでのみ使用されます。