「特性の呼び出し」ダイアログ・ボタンをクリックするか属性をダブルクリックすると、「属性」ウィンドウが開きます。このウィンドウは、ブラウザーで属性を選択したときにも表示されますが、オプションはここで表示されるものとは異なる場合があります。
このタスクについて
「一般」タブで、タブ上のさまざまなコントロールを使用して、属性の一般的なフィーチャーを定義します。
- 「名前」フィールドに、属性の名前を指定します。デフォルト名は attribute_n です。ここで、n は 0 から始まり、1 ずつ増える整数です。属性の詳細な説明を入力するには「説明」タブを使用します。
- 必要であれば、「L」ボタンを使用して「名前とラベル」ウィンドウを開き、要素のラベルを指定します。
- 必要であれば、「ステレオタイプ」リストを使用して、属性のステレオタイプを指定します。
- プロジェクト内の現在のステレオタイプのリストから選択するには、「ステレオタイプの選択」ボタン (
) をクリックします。
- 選択したステレオタイプの表示順を変更するには、「ステレオタイプ順序の変更」ボタン (
) をクリックします。注: COM ステレオタイプはコンストラクティブ (コード生成可能) であり、コードの生成に影響します。
- 「属性タイプ」域で、属性タイプを指定します。型を指定する方法は 2 つあります。
- 定義済みまたはユーザー定義の型またはクラスを選択するには、「既存の型の使用」チェック・ボックスを選択します。「タイプ」リストを使用して、IBM® Rational® Rhapsody® 事前定義タイプと、このプロジェクトで作成したタイプおよびクラスの中から選択します。
あるいは、新規タイプを定義するには、「タイプ」リスト・ボックス内の値を削除して「フィーチャーの呼び出し」ダイアログ・ボタン
を有効にし、クリックして「タイプ」ウィンドウを開きます。
- 定義済みの型がない場合は、「既存の型の使用」チェック・ボックスのチェックを外します。「C++[Java] 宣言」ボックスが表示され、このボックスでユーザーの言語版に適した宣言を属性に指定できます。
- 「可視性」域で、属性用に生成されるアクセサー/ミューテーターのアクセス (可視性) のタイプを指定します(「パブリック」、「プロテクテッド」、または「プライベート」)。
コードを生成すると、各属性は次の 3 つのエンティティーに生成されます。- データ・メンバー自体
- データ値を取得するアクセサー (get) メソッド
- データ値を設定するミューテーター (set) メソッド
注: 可視性の設定は、accessor および mutator メソッドの可視性にのみ影響し、データ・メンバー自体には影響しません。データ・メンバーは、アクセス設定に関係なく、常に保護されます。
- 「多重度」フィールド (該当する場合に表示) で、属性の多重度を指定します。
この数値が 1 より大きい場合は、「順序付け」チェック・ボックスを使用して参照タイプ項目の順序が重要であるかどうかを指定します。
以下の修飾子の選択肢があります。
- Constant (定数) — 属性が読み取り専用 (チェック・ボックスをチェック) か修正可能 (チェック・ボックスをクリア) かを指定します。
- 参照 - 属性が参照 (C++ のポインター (*) やアドレス (&) など) として参照されるかどうかを指定します。
- Static (静的) — 個別のオブジェクトではなくクラス全体に属する静的属性を作成します。
- 「初期値」ボックスで、属性の初期値を指定します。