IBM® Rational® Rhapsody® Gateway アドオン製品は、多くの場合、分析をサポートする特定の要求を定義するために使用されます。
このアドオン製品によって、IBM Rational Rhapsody は、サード・パーティーの要求と、要求追跡可能性に対応したオーサリング・ツールとをシームレスに連結させることが可能です。さらに、メインシステム機能、およびシステムの外部にあるエンティティー (アクター) を示すために、Rational Rhapsody ゲートウェイを使用する要求、および ユースケース図 を使用する要求のインポートを説明します。ユースケース図は、システムに要求を指定し、システムと外部アクターとの間の相互作用をデモンストレーションします。
Rational Rhapsody Gateway が、要求、文書、およびデータベース・モジュールを含むプロジェクト情報を分析する場合、ソフトウェアによって以下の分析結果が提供されます。
- Rational Rhapsody Gateway とインターフェース・ツールとの間のナビゲーション機能
- オーサリング・ツールの高位アクセシビリティー対応で取り込まれた要求
- より目標を絞った表示およびレポート結果のためのフィルター機能
- 要求追跡可能性グラフ
- デフォルト規則およびカスタマイズ規則に違反した要素のリスト
- 属性、リンク、およびテキストを含む、Rational Rhapsody ゲートウェイ環境での追加情報
Rational Rhapsody Gateway アドオンには、以下の機能が組み込まれています。
- すべてのレベルにおける要求ワークフローの、リアルタイムでの追跡可能性
- 直感的でわかりやすい、上流および下流への影響のビューに対応した複合要求シナリオの自動管理
- 業界安全基準に適合するための、影響レポートおよび要求追跡可能性マトリックスの作成
- 共通要求管理、および IBM Rational DOORS®、IBM Rational RequisitePro®、Microsoft Word、Microsoft Excel、ASCII、Adobe FrameMaker、Code、およびテストのファイルを含むオーサリング・ツールへの接続
- サード・パーティーの要求管理およびオーサリング・ツールとの双方向インターフェース
- より良いプロジェクト管理と効率化のための、ワークフローのすべてのレベルのモニタリング
IBM Rational Rhapsody を使用して、SysML ブロック、関連、インターフェース、ポート、およびフロー・ポートを使用した設計の物理および論理構造をモデル化します。
以下のように、これらの SysML 要素を使用したモデルの構造項目を分類することができます。
- パッケージ・ダイアグラムは、モデル編成を示します。
- ブロック定義図は、構造要素の構成および分類を示します。
- 内部ブロック図は、ブロックのパーツ間の相互接続およびインターフェースを示します。