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レッスン 13: コンテンツ・フィルター・トピックを使用して更新データをフィルターに掛ける

このレッスンでは、コンテンツ・フィルター・トピックを使用して更新データをフィルターに掛けます。

MyTopic トピック内の更新データの一部は、興味の対象とならない場合があります。 例えば、myDoubleAttribute が [0.2 … 0.5] の範囲内にある更新データについてのみ、通知を受信したい場合があります。通知をカスタマイズするには、コンテンツ・フィルター・トピックを使用できます。

  1. レッスン 2: ddsDiagram ダイアグラムを作成するで作成した TopicDiagram ダイアグラムを開きます。
  2. MyContentFilteredTopic という名前の新しいトピックを追加します。
  3. 「タグ」タブで、以下のように情報を入力します。
    1. 「種類」フィールドを CONTENT_FILTERED に設定します。
    2. 「related_topic」フィールドを MyTopic に設定します。 この設定は、MyTopic の更新値をフィルターに掛けることを示します。MyContentFilteredTopic のタイプは、MyTopic のタイプと同じです。「タイプ」フィールドを設定する必要はありません。
    3. 以下の式を「式」フィールドに追加します。
      ((myDoubleAttribute >= 0.2) AND (myDoubleAttribute <= 0.5))
    4. 「OK」をクリックして、「フィーチャー」ウィンドウを閉じます。
  4. SubscriberDiagram またはブラウザーで、MyDataReader エンティティーを選択し、その「フィーチャー」ウィンドウを開きます。「タグ」タブの「トピック」フィールドで、MyTopicMyContentFilteredTopic で置き換え、「OK」をクリックします。
  5. プロジェクト全体のコードを再生成して、プロジェクト全体をもう一度ビルドします。MySubscribingApplication および MyPublishingApplication を実行したら、以下の出力が表示されることになります。
    注: このチュートリアル・トピックに合わせるために、以下のサンプル出力は、このレッスンの際に表示されるものと異なってフォーマットされます。サンプル出力は、各行の出力を判別できるように改行を挿入してフォーマットされています。この改行は、このチュートリアルでの出力には表示されません。各行は、myKeyAttribute で始まり、myLongSequence で終わります。
    ready to receive data
    myKeyAttribute: 2, myLongAttribute: 2, myBooleanAttribute: 0, 
    myDoubleAttribute: 0.500, myStringAttribute: message number 2, 
    myLongSequence: {2, 3, 4}
    myKeyAttribute: 3, myLongAttribute: 3, myBooleanAttribute: 1, 
    myDoubleAttribute: 0.333, myStringAttribute: message number 3, 
    myLongSequence: {3, 4, 5}
    myKeyAttribute: 4, myLongAttribute: 4, myBooleanAttribute: 0, 
    myDoubleAttribute: 0.250, myStringAttribute: message number 4, 
    myLongSequence: {4, 5, 6}
    myKeyAttribute: 5, myLongAttribute: 5, myBooleanAttribute: 1, 
    myDoubleAttribute: 0.200, myStringAttribute: message number 5, 
    myLongSequence: {5, 6, 7}

レッスンのチェックポイント

このレッスンでは、コンテンツ・フィルター・トピックを使用して更新データをフィルターに掛ける方法について学習しました。
次のレッスンでは、サービス品質要素を追加します。
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