TAO 以外の ORB に IBM® Rational® Rhapsody® を 適応させるには、ORB アダプター層を変更する必要があります。この層には、 以下が含まれます。
コンパイル済み IDL ファイル名の フォーマットは、使用する IDL コンパイラーによって変わります。例えば、Iona は、 生成されるファイル内のサーバー・コンポーネントの名前に「S」を 追加しますが (y.idl という名前の IDL ファイルであれば、 コンパイル済みの C++ ファイルの名前は yS.hh と yS.cpp になります)、 他の ORB ベンダーは別の規則を使用します。CORBA プロパティーは、 特定の CORBA 環境にあった、以下の正しいファイル名フォーマットを Make ファイルで 生成できるようにします。
このセクションでは、Rational Rhapsody と CORBA ワークフローをサポートするプロパティーのセット、特にさまざまな ORB ソリューション間の 違いを記録するために使用されるプロパティー・セットを説明します。