バッチ・モードでのキーワード展開

構成管理操作をバッチ・モードで実行している場合、IBM® Rational® Rhapsody® によりキーワードが展開されます。

下表に、キーワードとその展開内容を示します。

表 1. キーワードとその展開内容
管理キーワード
キーワード名 展開内容 コメント
$Operation Rational Rhapsody により実行されている構成管理操作の名前 CMOperationStartSeparator および CMOperationEndSeparator に表示されます。
$Time 現在のシステム時刻  
$Date 現在のシステム日付  
$User ログイン・ユーザー名  
$temp TEMP 環境変数に指定されている現行システム一時ディレクトリー  
$OMROOT Rational Rhapsody にロードされている OMROOT の値 (ほとんどの場合 .ini ファイルからロードされています)  
$projectname Rational Rhapsody プロジェクトの名前  
ディレクトリー、パス、ファイル名
キーワード名 展開内容 コメント
$projectunitdirname プロジェクト・ユニット・ディレクトリー名 (_rpy)。これは、ユニット・ディレクトリーの絶対パスではなく、ディレクトリーの名前です。 このキーワードは $rhpdirectory (プロジェクト・ユニット・ディレクトリーの絶対パスに展開されるキーワード) とは異なります。
$FileName 「アーカイブ接続」操作で指定されたリポジトリー・ファイル  
$fulldir アーカイブ内に作成される構成管理シャドー・ディレクトリーの名前 $MakeCMShadowDir プロパティーで使用されます。
$parentdir アーカイブ内に作成される構成管理シャドー・ディレクトリーの親ディレクトリーの名前  
$rhpdirectory プロジェクト・ユニット・ディレクトリーの名前 (_rpy)  
$SubDirs アーカイブ・ルート・ディレクトリー下にある構成管理ユニットのサブディレクトリーを表示します。  
$targetDir 「フェッチ」操作中にファイルが格納されるディレクトリーの名前  
$unit 構成管理ユニット・ファイル名  
$UnitDirectory プロジェクト・ユニット・ディレクトリー (_rpy) に対する構成管理ユニットのサブディレクトリー これは、構成管理ユニットの「PersistsAs」サブディレクトリーです。
$UnitDirPath 構成管理ユニットの完全ディレクトリー名  
$UnitPath 構成管理ユニット・ファイル名の絶対パス名  
$currentdirectory 現行作業ディレクトリー名  
$archivedirectory 構成管理アーカイブのディレクトリー名  
$ArchivePath 構成管理アーカイブのディレクトリー名  
$dir 名前が変更された構成管理ユニットが含まれているディレクトリーの名前 RenameRenameDirectoryMove、および MoveDirectory プロパティーで使用されます。
$oldname 構成管理ユニット・ファイルの古い名前。ディレクトリー名の場合もあります。  
$newname 構成管理ユニット・ファイルの新しい名前。ディレクトリー名の場合もあります。  
$olddir 構成管理ユニットの移動元ディレクトリーの名前 Move および MoveDirectory プロパティーで使用されます。
$newdir 構成管理ユニットの移動先ディレクトリーの名前  
$archive 「Connect2Archive」操作に指定されたアーカイブ・ファイルの名前  
$ArchiveRoot 未使用 未使用
構成管理コマンドの引数
キーワード名 展開内容 コメント
$mode ロックまたはアンロックされたチェック・ボックス ユーザーがグラフィカル・ユーザー・インターフェースに入力した値を反映します。
$log コメント・ストリング  
$label ラベル ID ストリング  
$newdir ユニットが格納される新規ディレクトリー ツリー構造内でユニットを移動するときに使用されます。
$olddir 以前にユニットが格納されていた古いディレクトリーの名前  
$newName ユニット・ファイルの新しい名前 ユニットの名前変更時に使用されます。
$oldName ユニット・ファイルの古い名前  
$dir 名前が変更された構成管理ユニットが含まれているディレクトリーの名前 RenameRenameDirectoryMove、および MoveDirectory プロパティーで使用されます。
$oldname 構成管理ユニット・ファイルの古い名前。ディレクトリー名の場合もあります。  
$newname 構成管理ユニット・ファイルの新しい名前。ディレクトリー名の場合もあります。  
$olddir 構成管理ユニットの移動元ディレクトリーの名前 Move および MoveDirectory プロパティーで使用されます。
$newdir 構成管理ユニットの移動先ディレクトリーの名前  
IBM Rational Rhapsody DiffMerge のキーワード
キーワード名 展開内容 コメント
$DiffInvocation Rational Rhapsody DiffMerge の始動に使用されるコマンド行  
$source1 比較対象の 1 番目のファイルの絶対パス名  
$source2 比較対象の 2 番目のファイルの絶対パス名  
$output マージ・ツールによって使用されるファイルの名前  

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