モデル要素を Web 管理可能として設定

IBM® Rational® Rhapsody® モデルを Web 対応化する最初のステップは、モデルの要素をインターネットに公開することです。 作業モデルから、Web ブラウザーを使用して遠隔制御または遠隔管理するデバイスのアプリケーションの要素を選択し、その要素に Web 管理プロパティーを割り当てます。

このタスクについて

注: ファイル・ベースの C モデルは、Web 対応化できません。

モデル内のどの要素を Web 対応化するかを考慮する際には、現状での制限に注意してください。

手順

モデルを Web に公開するには、以下の手順を行います。

  1. ブラウザーで、「コンポーネント」 (コンポーネント名) > 「構成」「構成」にナビゲートします。実行可能コンポーネントに属するアクティブな構成を選びます。
  2. 「フィーチャー」ウィンドウで、「設定」タブをクリックします。
  3. 「Web 使用可能化」チェック・ボックスを選択します。 これを選択することにより、構成の Web 対応コード生成が有効になります。
    注: ファイル・ベースの C モデルは、Web 対応化できません。
  4. オプション: 「詳細設定」ボタンをクリックして、Web 対応化パラメーターを設定します。「詳細設定」ウィンドウが開きます。

    このウィンドウには以下のコントロールが含まれています。

    • ホーム・ページ URL - ホーム・ページの URL を指定します。デフォルト値は以下のとおりです。
         cgibin?Abs_App=Abstract_Default
    • Signature Page URL (シグニチャー・ページの URL) - シグニチャー・ページの URL を指定します。デフォルト値は、sign.htm です。
    • Web Page Refresh Period (Web ページの最新表示間隔) - Web ページの最新表示間隔をミリ秒で指定します。デフォルト値は 1000 ミリ秒です。
    • Web Server Port (Web サーバーのポート) - Web サーバーのポート番号を指定します。デフォルト値は、80 です。

      各パラメーターは、WebComponents::Configuration 下のプロパティーに対応しています。これらのパラメーターによって、各モデルの更新した設定を保存したり、プロパティー値を編集して設定を変更できます。

  5. Web 対応要素を含むすべてのライブラリー・コンポーネントに対して、ステップ 1 から 4 を繰り返します。
  6. パッケージ内の、Web 対応させる要素へ移動します。
  7. 要素をダブルクリックして、その「フィーチャー」ウィンドウを開きます。
  8. ステレオタイプを «Web Managed» に設定します。 インターネットから表示または制御する各要素に対して、この設定を行います。

    既に要素にステレオタイプが割り当てられている場合、以下のようにプロパティーから Web 対応化する必要があります。
    1. 要素を右クリックして、「プロパティー」を選択します。
    2. サブジェクトとして WebComponents を選択し、適切なメタクラス内の WebManaged プロパティーの値を Checked に設定します。

      現在、WebComponents サブジェクトでサポートされるメタクラスは、 AttributeClassConfigurationEventFileOperation、および WebFramework です。
  9. モデルのコードを生成し、アプリケーションをビルドし、実行します。

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