HTML 文書の生成

このステップでは、同じテンプレートおよびモデルを使用して HTML 文書を作成します。 HTML 文書を生成する際には以下の振る舞いに注意してください。

IBM® Rational® Rhapsody® ReporterPLUS テンプレートに (GetStarted テンプレートに あるような) 改ページがある場合、この製品は各ページに別の .html ファイルを作成し、以下のいずれかまたは両方を追加します。

デフォルトでは、Rational Rhapsody ReporterPLUS は HTML ファイル用に 指定したディレクトリーに pix という名前のサブディレクトリーを作成し、ここにグラフィックスを配置します。 ただし、ユーザーは絶対パスまたは相対パスを使用して、 グラフィックスについて別の場所を指定できます。

モデル要素とのイメージ・ファイルの関連付け

IBM Rational Rhapsody では、イメージ・ファイルをモデル要素に関連付けることができます。このイメージはその後、標準のグラフィック表現の代わりに、ダイアグラム内の要素を表現するのに使用できます。

イメージ・ファイルをモデル要素に関連付けるには、以下の手順で行います。

  1. ブラウザー内でモデル要素を右クリックします。
  2. 「関連付けイメージの追加」メニュー・オプションを選択します。
  3. モデル要素に適したイメージ・ファイルを選択します。

HTML オプションの指定

生成レポートに HTML 特性を定義するには、以下の手順で行います。

  1. 「表示」 > 「デフォルト文書プロパティー」を選択します。 HTML 文書に設定可能なオプションが HTML タブに表示されます。
  2. HTML タブの「ナビゲーション」セクションで、 「目次」が選択されていること (デフォルト設定) を確認して、 「戻る/進む矢印」(両方のタイプのナビゲーションを表示可能) を 選択します。
  3. 「OK」をクリックします。

HTML 文書の生成

HTML ファイルを生成するには、以下の手順で行います。

  1. 「編集」 > 「文書の生成」を選択します。「文書の生成」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. ドライブとフォルダーを選択して、文書の名前を入力します。
  3. ファイルの種類」リストで、「HTML ページ」を選択します。
  4. 「生成」をクリックします。

IBM Rational Rhapsody ReporterPLUS が 文書を生成し、デフォルト・ブラウザーを開いて、最初のページを表示します。 文書内の他のページを表示するには、目次フレームの見出しをクリックするか、または進むボタンと戻るボタンをクリックします。

注: 古い ブラウザーを持っていて、「デフォルト文書プロパティー」ダイアログ・ボックスで 「古いブラウザーのサポート」オプションを選択した場合は、新バージョンの ブラウザーのほうがより適切な結果が生成されることを示し、さらにいくつかのオプションを 提案するメッセージが表示されます。 サイズ変更不可の目次を選択すると、アイコンを組み込んだ 動的目次 (ただし固定サイズ) が作成されます。静的目次を選択すると、目次フレームが作成されますが、 このフレームは動的でないためアイコンは組み込まれません。

ステレオタイプ用アイコンの表示

HTML レポートを生成する際、 通常は、レポート・ブラウザー内にあるオブジェクト・タイプの汎用アイコンがレポートに表示されます。 例えば、レポート内のあらゆるクラスには、クラスの デフォルト・グラフィックが組み込まれています。

ただし、独自のモデル内の ステレオタイプ用にカスタマイズされたアイコンを作成し、表示する場合は、以下の手順で行います。

  1. 独自のアイコンを 16x16 ピクセルの .gif ファイル・フォーマットで作成します。
  2. アイコンに、このアイコンが表すステレオタイプと同じ名前を指定します。 例えば、ステレオタイプが「Car」であれば、アイコン名は「Car.gif」にしてください。
  3. Rational Rhapsody インストール済み環境の Rational Rhapsody ReporterPLUS にある icons.zip ファイルに新しいグラフィックを追加します (例えば、<Rhapsody インストール・パス>¥reporterplus)。
  4. アイコンを組み込んだ HTML レポートを生成します。

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