ユースケース用の汎化の作成

UML では、ユースケース間の共通点を取り出す方法として汎化を使用します。言い換えれば、UML は 1 つのユースケースから別のユースケースを派生する方法を提供します。汎化はユースケース間およびアクター間で可能です。

手順

  1. 「汎化」ボタン 「汎化」ボタン をクリックし、次に、ユースケース B など派生したユースケースをクリックします。
  2. ユースケース A などスーパー・ユースケースの周辺の最も近い点にカーソルを移動し、1 回クリックします。
  3. ユースケース C などからユースケース A への汎化を作成します。デフォルトでは、線がツリー・スタイルで表示されることに注意してください。

    ツリーの線の形状の詳細および例については、オブジェクト・モデル図での継承の作成を参照してください。

    ダイアグラムにユースケース D などのユースケースをもう 1 つ追加する場合は、「汎化」矢印をユースケース D からユースケース A 上またはそのツリーの線上にクリックすると、ツリー構造に追加することができます。

    注: 汎化の線種がデフォルトでツリー・スタイルに表示されるように設定されていない場合、同じターゲットを指す複数の汎化線にこの線の形状を適用するには、汎化線のうちの 1 本 (ユースケース B からユースケース A など) を選択して 「線の形状」 > 「ツリー」 を選択します。これは、同じターゲットを指す別の汎化線に汎化線のターゲットを設定することによっても実行できます。 例えば、ユースケース B からユースケース A への汎化線がある場合、ユースケース C からの汎化線を BA ラインに接続することによって、ツリー構造を作成することができます。

タスクの結果

ユースケース図では、汎化用の線の形状を UseCaseGe::Inheritance::line_style プロパティーで設定します。


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