lock list

ストリームで保持されているロックを表示します。

目的

ストリームで保持されているそれぞれのロックを表示します。 リストは、コンポーネントまたはユーザーでフィルターに掛けることができ、また最大カウントを使用して数を制限することができます。

オプションおよび引数

-s  |  --stream ] arg
ロックを照会されるストリーム。別名、UUID、またはストリーム名を指定できます。
-c  |  --component ] arg
ロックを照会されるコンポーネント。別名、UUID、またはコンポーネント名を指定できます。
-o  |  --owner ] arg
指定されたユーザーでロック・リストをフィルターに掛けます。指定されたユーザーが保持しているロックのみが表示されます。
-w  |  --wide ]
出力が短縮されないように指示します。
-m  |  --maximum ] arg
表示するロック・レコードの最大数。
-P  |  --password ] password for user ID in repository
指定されたリポジトリー内の、指定されたユーザー ID のパスワード。このオプションがコマンド行に組み込まれない場合は、パスワードを入力するようプロンプトが表示されます。scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
-r  |  --repository-uri ] repository URI
このアクションの実行元となるリポジトリーを指定します。 scm login コマンドを使用してリポジトリー証明書を保管した場合、これらの保管した証明書に指定したニックネームを使用できます。
-u  |  --username ] user ID in repository
指定されたリポジトリー内に存在するユーザー ID を指定します。 scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。

出力

出力は次の 5 つの列で表示されます。

scm コマンドに -u 引数と -a 引数を渡すことにより、別名/UUID の表示を無効にすることができます。

JUnit ストリームおよび JUnit コンポーネント内のすべてのロックをリスト表示します。

$ scm lock list -r m --stream JUnit --component JUnit
R (6729) ".classpath"       bill   (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6730) ".project"         bill   (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6726) "AboutDialog.java" markus (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6728) "Logo.java"        markus (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"

注: 絶対パスは表示されません。
絶対パスを表示するには、次のように -v を指定して実行します。

$ scm lock list -r m --stream JUnit --component JUnit -v
R (6729) "/JUnit/.classpath"                       bill   (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6730) "/JUnit/.project"                         bill   (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6726) "/JUnit/src/junit/awtui/AboutDialog.java" markus (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6728) "/JUnit/src/junit/awtui/Logo.java"        markus (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"

次のように、ロック所有者でフィルターに掛けることができます。

$ scm lock list -r m --stream JUnit --component JUnit -o bill
R (6729) ".classpath" bill (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6730) ".project"   bill (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
$ scm lock list -r m --stream JUnit --component JUnit -o markus
R (6726) "AboutDialog.java" markus (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"
R (6728) "Logo.java"        markus (6727) "JUnit" (6725) "JUnit"


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