このタスクについて
「
ファイルの選択」ウィザードで、ClearCase ファイルおよびフォルダーを同期ルートとして選択し、各フォルダーが属するコンポーネントに対して、すべてのベースラインをインポートするのか、一部のベースラインのみをインポートするのかを選択します。
- 「インポートするファイルの選択」ページで、以下の処置のいずれかを実行し、インポートするベースラインを持つ UCM コンポーネントで、ファイルおよびフォルダーを選択します。
制約事項: インポートする予定のすべてのベースラインで表示されているフォルダーまたはファイルのみを選択します。
連続する各ベースラインがインポートされるため、そのベースラインで表示されていない同期ルートはすべて除去されます。
フォルダーが同期ルートとして一度除去されると、追加のベースライン情報は、たとえその情報が後続のベースラインに存在する場合でも、そのフォルダーに対してインポートされなくなります。
- 「インポートするベースラインの選択」エリアで、以下のようにして、同期ルートが属する各コンポーネント用にインポートするベースライン・ヒストリーを選択します。
- Rational ClearCase ストリーム内のすべてのベースラインのヒストリーをインポートする場合には、「すべてのベースラインのインポート」を選択します。
- 特定の属性タイプが関連付けられているベースラインのサブセットをインポートしたい場合には、「次の属性タイプを持つすべてのベースラインをインポート」を選択します。
属性タイプと特定のベースラインとの関連付けは、Rational ClearCase を使用して行うことができます。
(このことについて詳しくは、「始める前に」を参照してください。)
- 「終了」をクリックして「ファイルの選択」ウィザードを閉じ、指定した ClearCase ファイルおよびフォルダーの、ベースライン・ヒストリー付きのインポートを開始します。 コンポーネントのサイズ、ストリーム内のコンポーネントのベースライン数、およびベースラインで使用可能なヒストリカル・データの量によって、インポートが完了するまで、数分から数時間、または数日を要する可能性があります。
タスクの結果
初期インポートが終わったら、同期ストリームで同期を実行することにより、指定したファイルおよびフォルダー用の後続のベースライン・ヒストリーをインポートすることができます。
初期インポートの後に、同期ルートとして追加のファイルまたはフォルダー、またはその両方を選択する場合、それらは、初期ベースラインからのヒストリー付きではインポートされません。
これらは、直前のインポートの後のベースラインからのヒストリーのみとインポートされます。
ヒント: 最初にインポートされたファイルおよびフォルダーと同じヒストリー付きで追加のファイルおよびフォルダーをインポートするには、ヒストリー付きでインポートしたいすべてのファイルとフォルダーを含む同期ルートを選択して、新しい同期ストリームを作成します。