この手順では、次の前提条件が満たされているも のとします。
このセクションでは、SQL Server のインストールで用意されているコマンド行ツール sqlcmd を使用して、SQL Server データベースをセットアップする方法を説明します。 SQL Server Studio Management (Express™ バージョンでも SQL Server Studio Management Express として利用可能) などのビジュアル・ツール を使用することもできます。 詳しくは、SQL Server 資料を参照 するか、または SQL Server のデータベース管理者 (DBA) に問い合わせてください。
コマンド・ツール sqlcmd を使用して SQL Server データベースをセットアップするには、以下の手順 を実行します。
CREATE DATABASE jazz 検索
CREATE LOGIN jazzDBuser WITH PASSWORD = 'jazzDBpswd'; USE jazz; exec sp_changedbowner 'jazzDBuser' 検索
ALTER DATABASE jazz COLLATE SQL_Latin1_General_CP437_CS_AS 検索
サーバーを構成するには、以 下の手順を実行します。
com.ibm.team.repository.db.vendor = SQLSERVER
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=//SQL SERVER MACHINE IP:SQL SERVER TCIP PORT;databaseName=JAZZ DATABASE NAME;user=JAZZ USERNAME;password={password}
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=JAZZ LOGIN PASSWORD
これで、データベースのセットアップが完了しまし た。 次に、 Jazz Team Server データベース表を作成します。 詳しくは、DB2 および Oracle 上での Jazz Team Server データベース表の作成を参照してください。
repotools コマンドが正常に実行できない場合、 JazzInstallDir/server ディレ クトリーにある repotools_createTables.log というログ・ファイルを確認してください。
以下についても確認 してください。
サーバーは、同時に発生する多数の要求を処理 するように 設計されています。 例外として、リポジトリー・データベースでデッドロックが発生する場合があります。これは、要求に関連するトランザクションにおいて、類似オブジェクトや同等のオブジェクトが同時に更新されるためです。これらは、めったに発生しませんが、通常の イベントです。 これに対して防御できるようシステムが設計されており、データ保全性は維持されます。データの損失は発生しません。デッドロックは、ビルド・エンジンの実行 などのタスクによってログに記録されることがありま す。 通常は、状態が検出され、タスクが再試行され ます。 デッドロックによってビルドが失敗することが あります。 デッドロックを解決するために、ワークアイテムやソー ス・コードでの作業などのユーザー・アクションが中断されることが、非常にまれにあります。 この場合、ユーザー・アクシ ョンは失敗し、デッドロックについての詳細とともに 、エラーがユーザーに表示されます。 このとき、ユーザーはアクションを再試行することができます。
発生したすべてのデッドロックは、サーバーでロ グに記録されます。ログには、デッドロックの発生 時に起こったことについての情報が記載されています。 ログ・エントリーのテキストは、com.ibm.team.repository.common.RetryableDatabaseException: Serialization failure のようになります。
システムでデッドロックが発生した場合は、https://servername:9443/jazz/service/com.ibm.team.repository.common.internal.IFeedService?category=SystemLog にあるエラー・ログを参照してください。
頻繁にデッドロックの例外が発生する場合は、製品サポートに連絡するか、または jazz.net のフォーラムにアクセスして、最新情報や更新情報、または問題の軽減手法を確認してください。
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