インストールしたテンプレートから Jazz™ レポートを
作成できます。テンプレートには、レポート設計のほか、通常は変数が含まれています。
この変数を変更して、レポートをさらにカスタマイズすることができます。
作成したレポートは、共用したり、個人用レポートにしたりできます。
このタスクについて
ライセンス・メモ: ここで説明されているタスクを実行するためには、
Developer Client Access License が割り当てられている必要があります。Rational Team Concert 2.0.0.1 からは、
コントリビューターはレポート・テンプレートをデプロイおよび管理して、
それらのテンプレートから独自のレポートを作成することもできます。
ヒント: レポート・テンプレートは、適切なアクセス権を持つコントリビューターが (BIRT ツールを使用して) 設計し、インストールすることができます。Jazz Team Reports コンポーネントは、
製品構成に現在インストールされているコンポーネントに応じて、
Jazz テクノロジー・プラットフォームの主要エリアに定義済みのレポートのセットを提供します。
インストールしたテンプレートからレポートを作成する手順は、次のとおりです。
- 「チーム成果物」ビューで、自分のプロジェクト・エリアの下にある「レポート」ノードを展開します。
- 「レポート・テンプレート」ノードを展開し、処理するテンプレートを選択します。
- テンプレートを右クリックして、「レポートの作成」を選択します。
- このダイアログで、宛先フォルダー (例えば、「マイ・レポート」や「共用」) を選択し、「OK」をクリックします。 これで、「チーム成果物」ビューの該当フォルダーに、レポートが表示されます。
ヒント: レポートの共用は、そのレポートを保存したフォルダーによって決まります。フォルダーは、プロジェクト・エリアまたはチーム・エリアと共用することができます。共用範囲を変更するには、フォルダーを右クリックして、プロパティーを変更します。
- レポートのパラメーターを変更します。レポートを右クリックして、「開く」を選択します。
レポート・テンプレートが変更可能なパラメーターを提供している場合、
レポート・エディターを使用してパラメーターをカスタマイズしてください。
例えば、レポートで、特定のチーム・エリアまたは反復をレポートの対象範囲
として指定できる場合があります。
- レポートの右上隅の「クリックしてパラメーターを編集」ボタン をクリックして、パラメーター・セクションを開きます。
- パラメーターを変更します。
- 「実行」をクリックして、レポートをプレビューします。
- 必要なレポートが作成されるまで、前の 2 つのステップを繰り返します。
編集が終了したら、「保存」をクリックしてレポートを保存します。
次のタスク
新規レポートを保存したら、Eclipse クライアントの「
チーム成果物」ビューまたは Web クライアントの「
レポート」メニューの「
マイ・レポート」または「
共有レポート」フォルダーでそのレポートにアクセスすることができます。