JVM 引数を更新します。 Jazz Team Server
for System z では、実行される Java 仮想マシンで固有の設定を行う必要があります。
まず、いくつかの構成ファイルがある場所を認識させる必要があります。
これは、システム・プロパティー JAZZ_HOME を設定することで行います。
このプロパティーには単なるパスではなく、URL を使用します。したがって、値は file:// スタイルの URL として指定する必要があります。
Jazz JVM で必要な 2 番目のプロパティーでは、-Xmx 設定を使用してデフォルトの最大メモリー割り振りを超えるメモリーを提供します。これは、サーバーでサポートされるチームのサイズ、および Jazz Team Server for System z が実行されているサーバーのメモリー容量に基づいて設定する必要があります。標準の中規模チームでは、値 -Xmx1000M を使用して、Jazz Team Server for System z プロセスに 1000 MB のヒープ・メモリーを提供できます。
Oracle データベースまたは SQL Server データベースに接続する場合は、「ORACLE_JDBC」または「SQLSERVER_JDBC」という名前のプロパティーを追加する必要があります。
プロパティーを、該当する JDBC ドライバーの絶対ファイル・パス (URL ではありません) に設定します。
サーバーの動作を制御するために設定する必要があるその他のシステム・プロパティーがいくつかあります。そのようなプロパティーは以下に記載されています。以下に、WebSphere 管理コンソールにおけるこれらの JVM プロパティーの固有の詳細を示します。JazzInstallDir はご使用の Jazz
Team Server for System z インストール・ディレクトリーに置き換えてください。
- をクリックします。
- 「server1」をクリックします。
- をクリックします。
- 「Java 仮想マシン (Java Virtual Machine)」をクリックします。
- 値 100 を「初期ヒープ」に追加します。
- 値 1000 を「最大ヒープ・サイズ (Maximum Heap Size)」に追加します。
- 「適用」をクリックします。
- 「ロギングおよびトレース」をクリックします。 「ログ詳細レベルの変更」をクリックします。 Jazz Team Server for System z は、BIRT レポート作成エンジンを使用します。
BIRT 通知項目が WebSphere ログ・ファイルに書き込まれないようにするために、org.eclipse.birt.* パッケージに対して、ロギング・レベルを 「重大」に設定します。
「適用」をクリックします。
- 「カスタム・プロパティー (Custom Properties)」をクリックします。
- 次のプロパティーを追加します。 「新規」をクリックして、次のように「名前」と「値」に入力してから、「OK」をクリックします。
- 名前: java.awt.headless 値: true
- 名前: org.eclipse.emf.ecore.plugin.EcorePlugin.doNotLoadResourcesPlugin 値:
true
- 名前: JAZZ_HOME 値: file:///JazzInstallDir/server/conf
- 「保存」をクリックして、マスター構成に直接保存します。