セキュリティー証明書の設定の無効化

セキュア接続が必要ない場合は、セキュリティー設定を無効にすることができます。

このタスクについて

重要: SSL 証明書を無効にする方法について、以下で説明します。 この手順に従うと、ユーザーのログイン資格情報も含めて、サーバーへの暗号化されない接続が可能になります。 セキュア接続が必要な場合は、適切なネットワーク名によってホストを識別する独自の自己署名証明書を作成するか、トラステッド認証局 (CA) の署名がある証明書を依頼します。

Apache Tomcat の設定の変更

手順

  1. 少なくとも一度は Apache Tomcat を始動したことがあることを確認します。
  2. JazzInstallDir/server/tomcat/webapps/jazz/WEB-INF ディレクトリーに移動します。
  3. このディレクトリーにある web.xml ファイルを編集して、"CONFIDENTIAL" をすべて "NONE" に変更します。
  4. JazzInstallDir/server/tomcat/conf ディレクトリーに移動して、server.xml を編集します。
  5. 9080 Connector 要素から redirectPort 属性を削除して、要素が次のように表示されるようにします。
    <Connector port="9080" maxHttpHeaderSize="8192" 
      maxThreads="150" minSpareThreads="25" maxSpareThreads="75" 
      enableLookups="false" acceptCount="100" 
      connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true" 
      URIEncoding="UTF-8"/>
  6. Apache Tomcat を再始動します。
  7. http://localhost:9080/jazz/admin でログインでき、 https://localhost:9443/jazz/admin にリダイレクトされないことを確認します。

WebSphere Application Server の設定の変更

手順

  1. WebSphere® Application Server にインストールされた jazz .war ファイルから、web.xml を変更します。このファイルにアクセスするには、場合によっては、まず jazz .war ファイルを一時エリアに抽出する必要があります。
  2. "CONFIDENTIAL" をすべて "NONE" に変更します (3 カ所あります)。
  3. WebSphere Application Server が稼働していることを確認して、https://localhost:9043/ibm/console/logon.jsp に移動します。
  4. 「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」ページに移動します。
  5. jazz_war アプリケーションを選択して、「更新 (Update)」ボタンをクリックします。
  6. 「単一ファイルを置換または追加する (Replace or add a single file)」ラジオ・ボタン・オプションを選択します。
  7. 「インストール済みアプリケーションのアーカイブ・ファイルで始まるパスを、置換または追加されるファイルに指定する (Specify the path beginning with the installed application archive file to the file to be replaced or added)」入力フィールドに、「jazz.war/WEB-INF/web.xml」と入力します。
  8. 「参照」ボタンをクリックして、初めの方で変更したのと同じ web.xml を選択します。
  9. 「次へ」をクリックして、アプリケーションが保存されるまで操作を続行します。
  10. 「アプリケーション」->「エンタープライズ・アプリケーション」ページに戻り、jazz_war アプリケーションを停止後、開始します。
  11. http://localhost:9080/jazz/admin でログインでき、 https://localhost:9443/jazz/admin にリダイレクトされないことを確認します。

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