Rational Team Concert には、ユーザーの作業と Rational ClearQuest を統合するために役立つ、いくつかのツールが含まれています。
Rational Team Concert には、以下のツールが含まれています。
- Rational ClearQuest® Connector。
ClearQuest Connector により、ツールと共用データの両方で作業が可能です。ClearQuest Connector は、同期操作によって、障害などの ClearQuest レコードを Jazz ワークアイテムにマップします。ユーザーが ClearQuest レコードを作成または変更すると、ClearQuest Connector が対応するワークアイテムを作成または変更します。
この作成および変更により、ワークアイテムから ClearQuest レコードへのフローも変更されます。
- Rational ClearQuest record
and Jazz™ work item bridge。
ClearQuest Bridge を使用すると、Jazz 環境から直接 ClearQuest レコードを操作できます。
ClearQuest レコードの作成、表示、変更、ClearQuest 照会の実行、および ClearQuest レコードと Jazz ワークアイテムとの関連付けは、すべて IBM® Rational Team Concert™ Web クライアントで行うことができます。
また、ClearQuest ビューレットをダッシュボードに追加することにより、レコードの進行状況の追跡、レコードとワークアイテムのリンク、およびレコードと関連付けされたすべてのワークアイテムの検索を容易に行えるようになります。
- Rational ClearQuest インポーター: ClearQuest インポート・ウィザードを使用して、ClearQuest ユーザー・データベース内のレコードをプロジェクト・エリアにインポートできます。
インポートされたレコードは、Jazz リポジトリーにワークアイテムとして保管されます。
新規ワークアイテムは、その基礎になっている ClearQuest レコードとは同期しません。