ワークアイテムは開発サイクル中にチームが対応するべきタスクおよび問題を管理する方法です。ワークアイテムの状況および数はプロジェクトの正常性を表す標識になります。
すぐに使用可能なスクラム・プロセスでは、複数の事前定義されたワークアイテム・タイプが提供されています。ワークアイテム・タイプには以下が含まれます。
チームが従う開発プロセスを補足する追加のワークアイテム・タイプを定義できます。
問題追跡システム同様、Rational Team Concert™ のワークアイテムを次の目的に使用できます。
ワークアイテムは、リリースでチームが提出する新規フィーチャーのリストを作成するのにも使用できます。プロジェクト管理の観点では、プロジェクトの正常性に関するメトリックを提供するのにワークアイテムを使用できます。
ワークアイテムの作業中、次のことが行えます。
ワークアイテム・タイプにはそれぞれワークアイテムの許容される状態およびワークアイテムをある状態から別の状態に移行するのにユーザーが取るべきアクションを定義した状態遷移モデルがあります。標準的な状態遷移モデルでは、実行依頼またはオープンされた状態から解決またはクローズの状態に移行するまでのパスが提供されます。開始ポイントと終了ポイントの間の状態には、ワークアイテムで説明された問題解決の進行状況が表されます。
照会は、ワークアイテムを検索する主な機構です。Rational Team Concert には、いくつかの入門用の定義済み照会 (自分に割り当てられているすべての未解決のワークアイテムを返す照会など) が用意されています。 用途に適した照会を作成してチームのメンバー全員または特定のユーザーと共用できます。
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