Antz を使用してビルドを定義する前に、開発環境を準備する必要があります。また、以下の作業を済ませておく必要もあります。
- Jazz™ Team Server を用意しておきます。サーバーのインストールと構成については、『Rational Team Concert for System z のインストール』を
参照してください。
- プロジェクト・エリアを作成しておきます。
- ビルドを実行するユーザーを作成しておきます。そのユーザーを編集し、Rational Team Concert for System z に対するクライアント・アクセス・ライセンスがそのユーザーに
付与されていることを確認します。
- プロセス構成を変更して、ユーザーがデータ・セット定義、言語定義、および変換プログラムを
保存できるようにしておきます。
- Rational Team Concert for System z クライアントをインストールし構成しておきます。使用中の Jazz Team Server に対して定義済みのリポジトリー接続をそのクライアントに作成しておく必要があります。また、そのクライアントをプロジェクト・エリアに 接続しておく必要もあります。
- ビルドを実行する z/OS システムに Jazz Build System をインストールする必要があります。
- ビルドを実行する z/OS システムに Rational® Build Agent をインストールして構成する必要があります。
制約事項: 64 ビット版の Java™ 仮想マシン (JVM) でアプリケーション・サーバーを操作できますが、z/OS での Antz ビルドを実行する Apache Ant ツールを起動する JVM は、31 ビット版の JVM (JVM 1.5 または 1.6) である必要があります。現在、Antz は 64 ビット版の JVM はサポートしていません。
Jazz ビルド・エンジンと Antz を使用した開発環境の準備に関して詳しくは、以下のトピックを参照してください。