変更セットの反転

変更セットの提出を取り消す場合は、変更セット内の変更をすべて反転させる新しい変更セットを作成して、その反転した変更セットを提出します。
このタスクについて

反転操作は、特定の変更セットの作成による提出を取り消します。つまり、フロー・ターゲットに適用された場合、変更セットそのものは除去せずに、その変更セットによって行われた変更を除去します。 ワークスペースまたはストリームから変更セットを除去すると、その変更セットは発信する変更セットとして表示され、オリジナルの所有者と作成日が示されます。 変更セットを反転すると除去したのと同じことになり、混乱を招く場合のある副次作用を回避できます。反転Rational Team Concert™ ソース管理パッチを作成します。 これをワークスペースにマージすると、特定の変更セット (反転用に作成された変更セット) で作成された変更は除去され、新しい変更セットが作成されます。 この変更セットを提出して、ワークスペースのフロー・ターゲット内の変更を反転することができます。

変更セットを反転するには、次のようにします。

  1. 「保留中の変更」ビューで、除去する変更セットが含まれているコンポーネントまでナビゲートする。
    注: まだワークスペース内にある完了済みの変更セットを反転することは (「保留中の変更」ビューを開いて、コンポーネントの「発信」フォルダー内の変更セットまでナビゲートすることで) 可能ですが、通常は、提出不能の変更セットは変更、取り消し、または破棄し、提出済みの変更セットには反転操作を行う方が簡単です。
  2. コンポーネントを右クリックし、「ヒストリーの表示」をクリックする。
  3. 反転する変更セットまでナビゲートする。 その変更セットを右クリックし、「反転」をクリックします。 これにより、Reverse:name_of_change_set という名前の Rational Team Concert ソース管理パッチが作成されます。このパッチは、「保留中の変更」ビューの「保留中のパッチ」フォルダー内に表示されます。
  4. ワークスペース内にアクティブな変更セットが存在する場合は、それらを完了させるか、中断する。 アクティブな変更セットが含まれているワークスペースにパッチをマージすると、そのパッチの内容がアクティブな変更セットに適用されます。
  5. パッチを展開し、その内容を検討して、そのパッチをマージすることで競合が起きないことを確認する。 詳しくは 、Rational Team Concert ソース管理のパッチの作成と適用を参照してください。
  6. そのパッチをマージしても競合が発生しないことが確認できたら、新しい変更セットを右クリックして「ワークスペースへのマージ」をクリックし、そのパッチをワークスペースにマージする。 マージを行うと、パッチの影響を受けたコンポーネント内に未解決の変更が作成されます。 これらの変更を確認して提出し、ステップ 3 で選択した変更セットを反転します。

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