IBM Installation Manager の 使用によるクライアントのインストール

クライアントは、IBM® Installation Manager を使用して、ダウンロード可能なファイルとして配布されます。
このタスクについて
注: クライアントを既存の Eclipse ワークベンチにインストールするには、IBM Installation Manager を使用します。 IBM Installation Manager のインストールでは、拡張するワークベンチを指定するようにプロンプトが出され、将来のワークベンチの更新、ロールバック、および変更の管理が自動的に行われます。
  1. 次のインストール・パッケージのいずれかをダウンロードします。

    Rational Team Concert™ クライアントをインストールする方法は、次の 3 とおりあります。

    • クライアント CD コンテンツ .zip ファイル - クライアント用の Installation Manager ローカル・インストール: このアーカイブ・ファイルには、Installation Manager ランチパッド・プログラムと Rational Team Concert クライアントのローカル・コピーが含まれています。 ローカル・インストール・パッケージを使用する利点は、インターネット接続がなくてもインストールを続行できる点です。これは、自己解凍型ではない .zip ファイルです。
    • クライアント、サーバー、およびオプション・コンポーネント用の Installation Manager Web インストール: このアーカイブ・ファイルには、Installation Manager ランチパッド・プログラムと事前定義のインストール・リポジトリーの場所が含まれています。これは、コンテンツの抽出後に IBM Installation Manager ランチパッド・プログラムを開始する自己解凍型ファイルです。Web インストール・パッケージを使用する利点は、初期ダウンロードが減少し、インストールするように選択したリソースだけがインストール・プロセスでダウンロードされることです。
      注: Web インストールでは、インストール・プロセス中にインターネット接続が必要です。
    • フル DVD コンテンツ .zip ファイル: このアーカイブ・ファイルには、Installation Manager ランチパッド・プログラムとすべてのインストール可能リソースのローカル・コピーが含まれています。 ローカル・インストール・パッケージを使用する利点は、インターネット接続がなくてもインストールを続行できる点です。これは、自己解凍型ではない .zip ファイルです。
  2. ランチパッド・プログラムを開始します。

    Installation Manager がまだ実行されていない場合は、以下のステップを実行して開始してください。

    注: ランチパッド・プログラムを実行するには、管理者特権が必要です。
    注: ランチパッド・プログラムを開始する Linux コマンドは、 Rational Team Concert for Eclipse IDE 専用です。
    ランチパッド・プログラム・ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
    • クライアント CD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。ランチパッド・プログラム・ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
      • Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
        launchpad.exe
      • Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
        sh launchpad.sh
    • Installation Manager Web インストールを使用している場合は、実行可能ファイルを実行します。ファイルがディレクトリーに抽出され、ランチパッド・プログラムが表示されます。実行可能ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
      • Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
        RTC-edition-Full-version-Win-Web.exe
      • Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
        sh RTC-edition-Full-version-Linux-Web.sh
    • フル DVD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。ランチパッド・プログラム・ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
      • Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
        launchpad.exe
      • Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
        sh launchpad.sh
  3. 次のクライアントをインストールできます。
    • Eclipse 用の Rational Team Concert クライアントをインストールするには、「Eclipse IDE 用の Rational Team Concert クライアント (Rational Team Concert Client for Eclipse IDE)」リンクをクリックします。
    • Microsoft Visual Studio 用の Rational Team Concert クライアントをインストールするには、「Rational Team Concert Client for Microsoft® Visual Studio IDE」リンクをクリックします。
    Installation Manager」ウィザードが表示されます。 ウィザードにより、クライアントのインストールについて説明されます。
  4. クライアントを始動するには、インストールによって作成された Rational Team Concert のショートカットをクリックします。
  5. サーバーに接続します。 サーバーに接続する最も簡単な方法は、チームへの招待を使用することです。招待がない場合は、手動で接続できます。
    1. 「ファイル」 > 「チームへの招待を受諾」とクリックします。ウィザードでプロセスが説明されます。
      注: 招待がない場合は、サーバー管理者からの URI または URL が必要です。(サンプル・フォーマットは https://example.com:9443/jazz です)。「チームへの招待を受諾」ウィンドウの右下隅に表示される「既存プロジェクト・エリアに接続」ハイパーリンクをクリックします。
    2. ウィザードの指示に従って、接続をセットアップします。
トラブルシューティング: 以下に、推奨される問題管理の手法を示します。
  • 空のワークスペースで開始します。
  • クライアント・ビルドとサーバー・ビルドが一致する必要があります。クライアント配布とサーバー配布の両方でビルド ID が一致するようにしてください。
  • サーバーが稼働中であることを確認してください。状況 URL https://example.com:9443/jazz を使用していることを確認してください。
  • Linux では、ディレクトリー JazzInstallDir/client/eclipse の外部からクライアントを始動する場合は、JazzInstallDir/client/eclipse/links/ 内の各ファイルを変更して、指定されたディレクトリーへの絶対パスを含める必要があります。デフォルトでは、相対パスが使用されます。例えば、JazzInstallDir/client/eclipse/links/build.link には、テキスト「path=jazz/build」が含まれています。 クライアントがディレクトリー /home/username/teamconcert にインストールされている場合は、「path=/home/username/teamconcert/jazz/client/eclipse/build」のようになるようにファイルを編集します。
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