startBuildActivity タスクは、ビルド用の新規ビルド・アクティビティーを開始します。 1 つのビルドに、任意の時点で進行中のアクティビティーが複数ある場合があります。 アクティビティーは階層状に編成できます。 アクティビティーの開始時に、そのアクティビティーに既存の親アクティビティーを指定できます。 アクティビティーは明示的に完了することも (completeBuildActivity を参照)、autoComplete 属性が設定されていれば自動的に完了することもできます。
以下の表で、startBuildActivity タスクの属性について説明します。
| 属性 | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
buildResultUUID |
更新するビルド結果の UUID。 プロパティーは Jazz ビルド・エンジンを使用するときに組み込まれるため、通常この属性の値は、${buildResultUUID} です。 |
はい |
repositoryAddress |
使用するチーム・リポジトリーのアドレス。プロパティーは Jazz ビルド・エンジンを使用するときに組み込まれるため、通常この属性の値は ${repositoryAddress} です。 |
はい |
userId |
使用するユーザー ID。 |
はい |
label |
startBuildActivity では、ビルド・アクティビティーを記述するラベルです。指定しない場合、activityID の値がラベルとして使用されます。 |
はい |
activityIdProperty |
新規に開始されたアクティビティーの固有の ID を保管します。 呼び出し元が completeBuildActivity タスクを使用してこのアクティビティーを明示的に完了する場合、またはこのアクティビティーが子アクティビティーの親として使用される場合にのみ必要です。 |
いいえ |
autoComplete |
startBuildActivity タスクでは、親アクティビティーが完了したとき、次のピア・アクティビティーが開始したとき、ビルドが完了したときのいずれかの状況でアクティビティーを自動的に完了するかどうかを指定します。デフォルトは false です。 |
いいえ |
failOnError |
true (デフォルト) の場合は、エラーが発生したときにタスクは失敗します。false の場合、いくつかのエラーは無視されてタスクが完了します。 |
いいえ |
parentActivityID |
親として使用する既存のアクティビティーの識別子。この識別子のアクティビティーは存在していなければならず、かつ、完了していてはいけません。 |
いいえ |
password |
ユーザー ID のパスワード。指定しない限り、デフォルトのゼロ長ストリングです。 |
いいえ |
passwordFile |
接続に使用するパスワード・ファイル。 -createPasswordFile 引数で Jazz ビルド・エンジンを呼び出すことで、適切なパスワード・ファイルを作成することができます。パスワード・ファイルは 1 つだけ指定できます。 |
いいえ |
verbose |
さらにメッセージ出力を指定します。デフォルトは false です。 |
いいえ |
<startBuildActivity repositoryAddress="${repositoryAddress}"
userId="${userId}"
password="${password}"
activityIdProperty="activityId"
label="compiling"
autoComplete="false"
verbose="true"
buildResultUUID="${buildResultUUID}" />
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