ClearQuest インポート・ウィザードを使用して、ClearQuest ユーザー・データベース内のレコードをプロジェクト・エリアにインポートできます。
インポートされたレコードは、Jazz™ Team Server リポジトリーにワークアイテムとして保管されます。
新規ワークアイテムは、その基礎になっている ClearQuest レコードとは同期しません。
始める前に
Rational® ClearQuest® を、
Rational Team Concert™ Eclipse クライアントがインストールされているコンピューターにインストールする必要があります。ウィザードを実行してワークアイテムを作成するには、少なくともコントリビューター・クライアント・アクセス・ライセンス (CAL) が必要です。ワークアイテムを作成する際に、カテゴリー、反復、またはリリースの作成も行う場合は、開発者の CAL が必要です。ユーザーに、適切なプロセスのアクセス権が割り当てられている必要があります。
インポート操作によって Jazz ユーザー・アカウントが作成される場合、ユーザーは JazzAdmins グループのメンバーである必要があります。
このタスクについて
注: ClearQuest インポート・ウィザードは、レコード・セットに対して実行されるたびに、そのワークアイテムを作成します。これは、すでにこのレコード・セットに対してウィザードが実行済みである場合も変わりません。
ワークアイテムの重複を避けるために、1 つのレコードに対してウィザードは 1 回のみ実行するようにしてください。
時間値を含むフィールドの場合、ClearQuest インポート・ウィザードによって、24 時間形式 (HH:mm) および am/pm 形式 (HH:mm a) の両方がサポートされます。例えば、13:36 および 1:36 pm の両方を使用できます。以下の表にサポートされる日付形式を示します。
ClearQuest レコードをインポートするには、次のようにします。
- Rational Team Concert Eclipse クライアントで
、とクリックします。「チーム」を展開して「ClearQuest レコード」を選択します。「次へ」をクリックします。
- 最初に「ClearQuest に接続」を選択します。
- インポートしたいレコードを含む ClearQuest ユーザー・データベースのスキーマ・リポジトリーを選択します。
ClearQuest ユーザー・データベースへのログインにウィザードが使用する、ユーザー名とパスワードを入力します。
ユーザー・データベースを選択します。
- 「照会の選択」セクションで「参照」をクリックし、「個人用照会」または「パブリック照会 (Public Queries)」フォルダー内の、インポートしたいレコードを選択する照会にナビゲートします。
- 「オプション」セクションで「XML データとして保存」を選択します。 「参照」をクリックし、照会の結果を含む Zip ファイルの格納に使用するディレクトリーにナビゲートします。
Zip ファイルの名前を入力します。
- 「終了」をクリックして Zip ファイルを作成します。
- ClearQuest インポート・ウィザードを開きます。
- 「ソース・ロケーション」セクションで「Zip ファイル」を選択します。「参照」をクリックして、前に作成した Zip ファイルにナビゲートします。
- 「オプション」セクションで、「プロジェクト・エリアにインポート」を選択し、プロジェクト・エリアを選択します。
- 「カスタム・データ・マッピング」セクションで、「デフォルトの別名保存」をクリックし、ClearQuest レコード・フィールドをワークアイテムの属性および属性タイプにマップするための情報を含むファイルの名前を指定します。
ウィザードにより、サンプル・マッピング・ファイルが作成されます。このファイルをカスタマイズします。
- マッピング・ファイルを開いて、ClearQuest レコード・フィールドがワークアイテムの属性および属性タイプにマップするように変更します。
変更したマッピング・ファイルを保存します。
- レコードを Jazz Team Server の実動リポジトリーにインポートする前に、マッピング・ファイルがテスト・リポジトリーに対して希望どおりに機能することを確認します。
ClearQuest インポート・ウィザードを開きます。
「Zip ファイル」を選択します。
「参照」をクリックして、前に作成した Zip ファイルにナビゲートします。
「プロジェクト・エリアにインポート」を選択し、テスト・プロジェクト・エリアを選択します。「カスタム・データ・マッピング」セクションで、「参照」をクリックしてマッピング・ファイルにナビゲートします。
「終了」をクリックします。インポート操作の結果を検査します。
必要な場合は、マッピング・ファイルを修正します。
- レコードを実動リポジトリーにインポートする準備が整ったら、ClearQuest インポート・ウィザードを開きます。「ClearQuest に接続」を選択します。「ClearQuest 接続情報」セクションのフィールドに値を指定します。「プロジェクト・エリアにインポート」を選択し、実動プロジェクト・エリアを選択します。「カスタム・データ・マッピング」セクションでマッピング・ファイルを選択します。
「終了」をクリックします。