upgradeSyncStream、uss

ClearCase 同期ストリームをアップグレードします

目的

注: このサブコマンドを使用できるのは、ClearCase Connector がインストールされている場合のみです。
Rational Team Concert™ バージョン 2.0 にマイグレーションする場合は、同期を引き続き正常に実行するために、このサブコマンドを使用してご使用の ClearCase® Synchronized Stream をアップグレードする必要があります。ccc upgradeSyncStream サブコマンドは、ログインしているユーザーがメンバーとして属するすべてのチーム・エリアおよびプロセス・エリア内の ClearCase Synchronized Stream をアップグレードします。このサブコマンドは、指定された同期ストリームごとに、デフォルトのビルドの種類を Ant からコマンド行に変更し、同期エンジンの資格情報ファイルを各ストリームの特定のサブディレクトリーにコピーします。このサブコマンドは、同期ホストで実行する必要があります。ccc upgradeSyncStream の別名は ccc uss です。

概要

オプションおよび引数

-L  |  --locallySyncd ] 
このホストで同期されるすべての同期ストリームが対象です。
-P  |  --password ] password for user ID in repository
指定されたリポジトリー内の、指定されたユーザー ID のパスワード。このオプションがコマンド行に組み込まれない場合は、パスワードを入力するようプロンプトが表示されます。scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
-r  |  --repository-uri ] repository URI
このアクションの実行元となるリポジトリーを指定します。 scm login コマンドを使用してリポジトリー証明書を保管した場合、これらの保管した証明書に指定したニックネームを使用できます。
-u  |  --username ] user ID in repository
指定されたリポジトリー内に存在するユーザー ID を指定します。 scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
-v  |  --verbose ]
操作中に、追加の通知メッセージを提供します。
synchronized stream [...]
同期ストリーム (名前で指定) のスペース区切りリスト。これらの同期ストリームで、アップグレードが実行されます。1 つ以上のストリーム名を指定するか、または [ -L  |  --locallySyncd ] オプションを組み込んでこのホスト上のすべてのストリームを指定します。

C:¥local-workspaces¥HelloJazz> ccc uss -v -r https://arteB:9443/jazz -u someOne -P someThing stream stream2 XYZZY
警告: XYZZY ストリームを解決できませんでした: ビルドの種類を更新しました。アップグレードが完了しました。
stream2: アップグレードは不要です

この出力では、リストされた各ストリームの状況が報告されます。無効なストリーム名が入力された場合は、その他のストリームのアップグレードは続行され、その無効なストリームについて警告メッセージが表示されます。既に正常にアップグレードされたストリームについては、「アップグレードは不要です」というメッセージが表示されます。

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