進行状況のレビューおよびグラフ作成

リリースまたは反復についてのチームの進行状況をいくつかの方法で評価できます。計画の進行状況レポートを使用して、 チーム全体での完了作業と見積もり作業を比較します。計画の「計画」ページを使用して、 割り当てられているチーム・メンバー、カテゴリー、タグ、または予定期間ごとにワークアイテムをレビューします。計画の「グラフ」ページを使用して、この反復に計画されていて、未完了ワークアイテムのグラフを表示します。
始める前に
これらの方式を使用して進行状況を追跡するには、プロジェクトに、反復計画を持つ反復が少なくとも 1 つと、チーム・エリアが 1 つ必要です。 すべてのワークアイテムに対して少なくとも以下の詳細が指定されているときに、 最も正確に追跡が行われます。
注: 見積もり時間は、ワークアイテム内の次の 3 つの値を使用して計算されます。
  • 「見積もり」が使用可能な唯一の値である場合は、 その値が使用されます。
  • 「修正」値が使用可能である場合は、その値が使用されます。
  • 「消費時間」値が使用可能で、 ワークアイテムが解決されていない場合は、その値が見積もり時間または訂正された見積もり時間から減算されます。 「消費時間」値が使用可能で、 ワークアイテムが解決済みである場合は、その値が使用されます。
  • 一般に、スクラム・プロセスに従うチームは、残り時間を使用して、ワークアイテムを完了させるために残された時間を指定します。 「残り時間」の値が設定されている場合、経過した時間がその値から算出され (消費時間 = オリジナルまたは訂正済みの見積もり - 残り時間)、見積もり時間が計算されます。

このタスクについて

計画を開くには、Web クライアントで「計画」リンクを選択します。

計画内のワークアイテムの管理について詳しくは、ワークアイテムの管理を参照してください。

計画での進行状況レポートの使用

進行状況レポートは、計画の最上部に表示されます。 この反復内のチームについて、完了した作業時間と予想される作業時間の比較を示します。 また、計画された見積もりによって、ワークアイテムの比率を報告します。 進行インディケーターの幅は、反復の全期間を表します。緑色のバーの長さは、 完了した作業量を示します。明るい緑色の延長部分は、計画より前に完了した作業を示します。 赤色の延長部分は、計画より遅れている作業を示します (残りの見積もり作業が、 反復内で使用可能な残りの時間を超えています)。詳細については、進行状況レポートの上にマウスを移動してください。 見積もり項目の比率は、計画の品質を反映しています。作業見積もりを含む項目が増えると、 緑と赤のバーによってインディケーターが縦に塗りつぶされていきます。

計画での「グラフ」ページの使用

計画内の「グラフ」ページのデフォルト・レポートは、「タイプ別の未完了ワークアイテム数」レポートです。 このレポートは、反復で計画されていて、また、この計画に関連付けられたチーム・エリアによって所有されている、 未完了ワークアイテムを表示します。未完了ワークアイテムは、 タイプ (障害、強化、タスクなど) 別に表示され、 反復内の週を軸としてグラフが作成されます。未完了ワークアイテムの数は、 プロジェクトが完了に近づくと、ゼロに向かっていきます。

「グラフ」ページの別のレポートを選択するには、 以下のようにします。

  1. 「グラフ」ビューで、「レポートの選択」をクリックします。
  2. 使用可能ないずれかのレポート (「未完了ワークアイテム数と完了ワークアイテム数の対比」など) を選択します。 グラフに、すべての未完了ワークアイテムと完了ワークアイテムが表示されます。

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