Antz ビルド定義エディターの使用

このタスクについて

このビルド定義を構成するために、Antz ビルド定義エディターを以下の手順に従って操作します。

  1. 「概要」タブで、「サポートされているビルド・エンジン (Supported Build Engines)」の値に対して、「RationalBuildAgent」を選択します。
  2. 「Build Agent」タブに、以下のように値が設定されていることを確認してください。
    • 「ホスト名」: ご使用のビルド・マシン IP アドレスかホスト名を入力します。
    • 「ポート」: 5555 または「bfagent.conf」ファイルの中に構成したポート番号を入力します。
    • ユーザー名: ターゲット・ビルド・マシン上のビルダーの z/OS® RACF® ユーザー ID を入力します。
    • 「パスワード」と「確認パスワード」: ビルダーの z/OS RACF パスワードを入力します。
  3. 「Build Agent」タブを構成したら、「接続のテスト」をクリックして、 ビルド・エージェントとの接続をテストします。接続が正常に確立されている場合は、以下のような結果が 表示されます。
    Message: Socket created successfully.
    Authentication Pass.
    
    Platform: os/390 19.00 03
    Version: 7.1.2.0-0-0003
    PingResult: PingOk
    ExitStatus: 0
  4. 「ジョブ出力の公開」タブで、「ジョブ出力ログの公開」が選択されていることを 確認します。
    注: ビルド結果の公開には多くのビルド・マシンの CPU 時間とサーバーのディスク・スペースが使用されます。 teamz.build.publishoutput.dds ビルド・プロパティーを変更して、公開するデータ・セット定義の名前を変更できます。 これはデフォルトでは、build.xml ファイルの SYSPRINT,ANTPRINT で設定されます。
  5. Jazz™ ソース管理 - zOS」で、以下のように設定します。
    ビルド・ワークスペース
    選択」をクリックして、ビルドするリポジトリーを選択します。
    ロード・ディレクトリー
    ファイル「Antz build.xml」などの非 MVS ビルド成果物を保管する際に使用するパスとして、USS の絶対パスを 指定します。ビルダーのユーザー ID には、このディレクトリーへの読み取り、書き込み、排他アクセス権が必要です。
    データ・セット接頭部
    管理データ・セットの前に付加する接頭部を指定します。例えば、「BUILDER.TEST」をデータ・セット接頭部として指定すると、 前に「COBOL データ・セット定義 (COBOL data set definition)」で関連付けた COBOL zFolder に、データ・セット BUILDER.TEST.COBOL が 割り振られます。
  6. 「Antz」タブの「ビルド・ファイル」フィールドで、Antz ビルド・ファイルの絶対 USS パスを設定します。 すでに作成した zComponent プロジェクトの build.xml ファイルを使用する場合、ファイル・パスは <load directory>/<project directory>/build.xml にする必要があります。 zComponent プロジェクトの名前が DEMO の場合は、ビルド・ファイルへのパスは、 ${teamz.scm.fetchDestination}/DEMO/build.xml と指定することができます。
    注: ${teamz.scm.fetchDestination} は、「Jazz ソース管理 - zOS」タブの 「ロード・ディレクトリー」フィールドで指定したディレクトリーを指す値を持つプロパティーです。
  7. 保存」をクリックします。

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