前提条件

Rational® Build Agent がターゲット・ビルド・システム上で稼働していなければ、 このタスクを開始することはできません。また、ジョブ・モニターも、このエージェントと同じビルド・システム上で 稼働していなければなりません。

Build Agent とジョブ・モニターとの通信を行うためには、Build Agent の ファイル「bfagent.conf configuration」の中のパラメーター 「jcl_submit_user」と「job_monitor_port」に適切な値を 設定しておく必要があります。

jcl_submit_user 」パラメーターは、資格情報を提供します。この資格情報は、ジョブの実行が JES に依頼される時点でジョブ・モニターによって使用されます。 「bfagent.conf」ファイルに、以下の行を追加します。
jcl_submit_user userid:encrypted_password
ここで、userid はジョブを実行依頼したユーザーのシステム ID で、encrypted_password はそのユーザー・パスワードの暗号化バージョンです。パスワードの暗号化フォームは、USS コマンド・プロンプトに応じて以下の行を入力して実行すれば、 確認することができます。
bfagent –e password
この場合の「password」は、 暗号化されるパスワードです。このコマンドを実行すれば、暗号化された値を示すテキスト・ストリングが 表示されます。 例えば、以下のようなテキスト・ストリングが表示されます。
050405aaeb43166a00f763716b989f26651e2448ce309b72680a
job_monitor_port パラメーターは、Job Monitor が通信しているポートを指定します。「bfagent.conf」ファイルに、以下の行を追加します。
job_monitor_port XXXX
この場合の「XXXX」は、 ジョブ・モニター・ポートです。このポートは、ジョブ・モニターで使用される「SERV_PORT」の設定と 一致させる必要があります。この「SERV_PORT」は、ファイル「hlq.SBLZSAMP(BLZJNCFG)」の中で 6716 に設定されています。

フィードバック

この情報は役に立ちましたか。Jazz.net (要登録) のフォーラム内のコメントまたはバグ報告からフィードバックを提出することができます。