定義済みのプロセス・テンプレートを使うと、テキスト・ストリングの翻訳バージョンを提供できます。翻訳バージョンを使用したプロジェクトを作成できる場合は、Jazz™ クライアント全体で翻訳済みのテキスト・ストリングが表示されます (例えば、「チーム・アドバイザー」ビューのメッセージやワークアイテム・エディターのフィールド名など)。
定義済みプロセス・テンプレート内の翻訳可能ストリングは、%
key.
n 形式のプロパティー・キーによって識別されます。
例えば、
%Agile.4 のようになります。template.messages という名前のファイルには、翻訳可能ストリングのデフォルト値セットが含まれています。トランスレーションを追加するには、template.messages ファイルのロケール固有バージョンを作成し、ストリング値を編集します。その後で、新規ファイルをプロセス・テンプレートに添付します。
注: template.messages ファイルは必ず UTF-8 エンコード方式にしてください。
- 「プロセス・テンプレート」ビューでプロセス・テンプレートをダブルクリックし、プロセス・テンプレート・エディターで開きます。
- 「プロセス添付」を展開して、template.messages を選択します。「別名保存」をクリックします。ロケール固有の名前をファイルに指定します。形式は、template_la_CO.messages となります。ここで、la は言語コード (小文字) で、CO は国別コード (大文字) です。例えば、template_fr_CA.messages は、カナダ・フランス語ロケールのファイルです。
- ロケール固有のファイルをテキスト・エディターで開きます。このファイルには、ストリングのキーと値のペアが含まれます。この値を翻訳バージョンに置き換えます。キーは翻訳しないでください。例えば、Agile.4=Setup Project のペアでは、Agile.4 は翻訳しないでください。変更を保存して、ファイルを閉じます。
- プロセス・テンプレート・エディターの「プロセス添付」セクションで、「追加」をクリックします。ロケール固有のファイルを選択してから、「OK」をクリックしてテンプレートに添付します。
- 「保存」をクリックして、定義済みプロセス・テンプレートに変更を保存します。
プロジェクト・エリアを作成する際、「プロジェクト・エリアの作成」ウィザードで、デプロイするプロセス・テンプレートのロケールを選択することができます。