同期化処理アカウントの作成

ClearCase® Synchronized Streamを作成するには、事前に Jazz™ ユーザー・アカウントを作成する必要があります。このアカウントは、同期化処理がリポジトリーおよびチーム・エリアにアクセスする際に資格情報を提供します。
このタスクについて
ライセンス・メモ: ここで説明されているタスクを実行するためには、チームは通常、 ClearCase Connector クライアント・アクセス・ライセンスが割り当てられた特殊なユーザーを作成する必要があります。

同期化処理アカウントは、同期化処理によって使用される Jazz リポジトリー資格情報を提供します。このアカウントにはクライアント・アクセス・ライセンスの特別なクラスが必要であり、リポジトリーへの接続のためにチーム・メンバーが使用するものではありません。Jazz リポジトリー管理者はこのアカウントを作成する必要があります。

  1. ユーザーの追加および変更の手順に従って、ユーザー・アカウントを作成します。 アカウント名は自由に設定できます (例: 「ClearCase Synchronization Process Owner」)。このアカウントの設定済みユーザー ID は、ccsync です。 このユーザー ID は、「新規 ClearCase 同期ストリーム」ウィザードによって事前選択されますが、必要に応じて別のユーザー ID を指定できます。セキュア・リポジトリーを使用する場合、Jazz Team Server はアカウントに、そのアカウントのユーザー ID と同じデフォルトのパスワードを割り当てます。希望に応じて、このパスワードを変更できます。新規 ClearCase Synchronized Streamを作成するときは、必ずこのパスワードを提供する必要があります。
  2. ccsyncJazzUser リポジトリーへのアクセス権を付与します。
  3. ccsync ClearCase Connector クライアント・アクセス・ライセンスを割り当てます。詳しくは 、Rational Team Concert 2.0.0.2 のエディションおよびライセンスを参照してください。
  4. コネクターを最初に使用する前に、ccsync が、必要なすべてのアクセス権を備えていることを確認します。 そのためには、同期ホストに ccsync としてログインし、以下の ClearCase 操作を実行します。
    1. 新規動的ビューを作成します。
    2. 希望するすべての VOB をそのビューで表示します。
    3. そのビューで新規バージョンを作成するために、チェックアウトしてチェックインします。
    4. UCM ユーザーの場合:
      • そのビューのためにストリーム内にベースラインを作成します。
      • ストリームをロック/ロック解除します。
    5. 非 UCM ユーザーの場合:
      • ラベルを作成して適用します。
      • ビューのブランチをロック/ロック解除します。

フィードバック

この情報はお役に立ちましたか? Jazz.net でフィードバックをお送り頂けます (登録が必要です): フォーラムにコメントを記入したり、バグを送信したりすることができます。