操作を実行するための許可は、プロジェクトのプロセス構成の個々の役割に割り当てられます。許可は、
プロジェクト・レベルで割り当てることも、チーム・レベルで割り当てることもできます。デフォルトの役割許可は、リポジトリー内のすべてのユーザーに適用されます。役割ベースの許可に加えて、リポジトリー・グループに基づいたリポジトリー許可も新規ユーザーに割り当てられます。リポジトリーの許可は、ユーザー・エディターで各ユーザーについて構成されます。
役割ベースのアクセス権
役割ベースのアクセス権の設定は、「プロジェクト・エリア」エディターまたは「プロセス・テンプレート」エディター内の「プロセス構成」タブまたは「プロセス構成ソース」タブで定義されます。これらの設定はプロジェクト全体に適用されます。チーム・エリアのアクセス権を変更するには、
「チーム・エリア」エディターの「プロセスのカスタマイズ」タブまたは「プロセス・カスタマイズ・ソース」タブ
を使用します。
プロセスのアクセス権と振る舞いは、独立して構成
されます。 チームは、操作の
アクセス権のみのカスタマイズ、振る舞いのみのカス
タマイズ、またはこの両方のカスタマイズを選択する
ことができます。
プロセスのアクセス権と振る舞いは、複数の反復間、および予定表間で共用でき、チーム構成のどのレベルにおいても構成できます。プロセスのフレームワークは、最も具体的な反復
のために構成されたアクセス権および振る舞いを使用
します。 例えば、チームが最上位でア
クセス権を定義する場合、それらのアクセス権はすべての反復について適用さ
れます。 しかし、チームが特定の反復への参照を追加し、その反復に対してアクセス権を構成する場合、このアクセス権は、その反復が現行である場合に使用されます。
リポジトリー・グループのアクセス権
ユーザーの作成時に、グループ指定を使用して、
リポジトリーのアクセス権を割り当てることができます。 リポジトリー・グル
ープの割り当ては、ユーザーによる
Jazz™
リポジトリーへのアクセスを制御します。
新規ユーザーに対しては、以下の 1 つ以上のグル
ープを割り当てます。
- JazzAdmins: 完
全な読み取り書き込み権限を持つ
Jazz
リポジトリー管理者
- JazzDWAdmins:
Jazz
サーバー上のデータウェアハウスを制御する特定
のアクセス権を持つ
Jazz
リポジトリーの管理者
- JazzGuests: Jazz リポジトリーに
対する読み取り専用権限を持つユーザー。
- JazzProjectAdmins: プロジェクト・エリア、チーム・エリア、
およびプロセス・テンプレートを作成および変更するための特定のアクセス権を持つ Jazz リポジトリーの管理者。
- JazzUsers: Jazz リポジトリーに
対する通常の読み取り書き込み権限を持つユーザー。