System z Jazz Gateway を使用して既存の SCM との統合を行う方法

System z® Jazz™ Gateway を使用すれば、プログラムによって、Rational Team Concert™ for System z リポジトリーから 情報を抽出することができます。既に Jazz Team Server には、ワークアイテム情報を XML の形式で返すための REST インターフェースが 備わっています。System z Jazz Gateway には、機密保護機能のあるユーザー ID 認証を処理し、 ワークアイテムの状況か完全な XML のいずれかを返すインターフェースが 備わっています。

IBM® z/OS® のソフトウェア構成管理 (SCM) を実行する Software Configuration Library Manager (SCLM) には、ユーザー独自のプロセスを追加することができるユーザー出口ポイントが数多く 存在します。 SCLM のユーザー出口ポイントを編集およびプロモートすることで、 ユーザーは System z Jazz Gateway サーバーにアクセスできるようになります。さらに、SCLM では、「変更コード」をモジュールに割り当てて、 特別な変更に対して「進行中」のタグをコードに付けることができます。 この変更コードは、Rational Team Concert for System z のワークアイテムにマップされるため、SCLM の変更コードの 入力フィールドに Rational Team Concert for System z のワークアイテム番号を入力して、 必要な確認を行うことができます。

Jazz Gateway を使用すれば、ワークアイテムの現行状況を 確認することで、z/OS 上でのプロセスの実行を拒否したり許可したりすることが 可能になります。例えば、指定したワークアイテムが見つからない場合や、指定したワークアイテムに「進行中」のマークが付けられていない場合などには、 編集を禁止することができます。 指定したワークアイテムに「解決済み」のマークが付けられていない場合は、そのコードを次の開発段階に移行させることはできません。


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