プロジェクトで使用する、障害、タスク、またはその他のタイプの作業要求を実行依頼するワークアイテムを作成します。
このタスクについて
ワークアイテムを作成するには、次のようにします。
- 「チーム成果物」ビューで、プロジェクト・エリア・ノードを展開し、
「ワークアイテム」を右クリックしてを選択します。「新規ワークアイテムの作成」ウィザードで、「障害」、「機能強化」、「タスク」などのワークアイテムのタイプを選択します。
「終了」をクリックします。
あるいは、「新規ワークアイテム」ツールバー・アイコンをクリックして、プロジェクト領域を選択してから、ワークアイテム・タイプを選択します。
- 「概要 (Overview)」タブの次のフィールドに値を入力するか、または値を選択します。
- 「要約」: ワークアイテムを識別する簡潔な見出し
- 「タイプ」: ワークアイテムのタイプ。通常、使用可能なタイプは、
障害、タスク、およびストーリーです。追加タイプが含まれるように、プロジェクトをカスタマイズできます。
- 「分類先」: ワークアイテムが属している機能領域を識別するカテゴリー。
例えば、プロジェクトには「GUI (GUI)」、「ビルド」、「ドキュメント」カテゴリーが存在することがあります。各カテゴリーにはチーム・エリアが関連付けられていて、このチームがワークアイテムに対応します。カテゴリーが不明確な場合は、
「カテゴリーを予測」ボタンをクリックできます。「予測」カテゴリーボタンでは、「要約」フィールドと「説明」フィールド内のテキストを使用して類似点のあるワークアイテムを検索することによって、適切なカテゴリーの予測を試みることができます。
- 「重大度」: 「小」、「標準」、「大」、「クリティカル」など、ワークアイテムに関する影響を示します。
- 「検出元」: ワークアイテムが参照しているリリース
- 「説明」: ワークアイテムの詳細な説明。
例えば、障害の説明には、障害を再現する場合に従うステップのリストが含まれる場合があります。長さが 32 KB を超える説明は切り捨てられ、説明全体が添付として追加されます。
「要約」、「説明」、および「ディスカッション」フィールドでは、その他の Jazz™ 成果物を表すための短い表記を使用できます。ワークアイテムを保存した場合、これらの表記が該当する成果物へのリンクになります。
成果物のタイプおよびその ID を指定します。
例えば、ワークアイテム 123、障害 25、コメント 5、添付 982 などです。その他のワークアイテムの成果物を参照することもできます。
例えば、タスク 50775、コメント 4 などです。
「要約」、「説明」、および「ディスカッション」のフィールドでは、コンテンツ・アシスト機能を使用して、お気に入り項目と、最近使用したワークアイテム、ユーザー、およびテンプレートを検索することができます。コンテンツ・アシスト機能を使用するには、Ctrl/Space キーを押すか、またはをクリックします。
- 「リンク」タブで、添付、画面取り、およびサブスクライバーを追加して、関連ワークアイテムを指定します。
また、ワークアイテムを 1 つ以上の ClearCase® アクティビティーに関連付けることもできます。
- ファイルを添付するには、「ファイルの追加」をクリックして、ファイルのロケーションにナビゲートします。
- 画面取りを作成して、添付するには、「スクリーン・ショットの追加」をクリックします。
キャプチャーする領域に対して、フレームを配置します。領域に適合するようにサイズを拡張または削減するには、フレームの横にある矢印を使用します。
カメラ・アイコンをクリックします。
ペン、長円、長方形アイコンを使用して、画面取りの特定の領域を強調表示することができます。
イメージを保存するグラフィックス・フォーマットを指定します。
「添付先」の下にある「ワークアイテム <ID>」をクリックします。
- サブスクライバーを追加するには、「サブスクライバー」領域の「追加」をクリックします。
ユーザー名の一部または全体を入力してから、「一致する項目」リストからユーザーを選択します。「OK」をクリックします。ワークアイテムが変更された場合、サブスクライバーは E メール通知およびフィード通知を受信します。
ワークアイテムを作成すると、作成者であるユーザーはサブスクライバーとしてそのワークアイテムに追加されます。通知の受信を停止するには、ユーザー名を選択して「除去」をクリックすることで、サブスクライバーであるユーザーを除去することができます。
- ワークアイテムを同じリポジトリー内の別のワークアイテムにリンクするには、
「リンク」領域の「追加」をクリックしてから、
確立する関係のタイプを表すオプションをクリックします。例えば、ワークアイテム間の親 - 子関係を確立したり、ワークアイテムを別のワークアイテムの複製としてマークしたり、ワークアイテムが別のワークアイテムによってブロックされていることを示したりできます。
- ワークアイテムを異なるリポジトリー内の別のワークアイテムにリンクするには、をクリックします。プロジェクト・エリアの名前が括弧内に表示されます。
他の Jazz Team Server にあるプロジェクト・エリア内のワークアイテムにリンクするには、
クロス・リポジトリー通信を構成し、プロジェクト・エリア間をリンクする必要があります。
- ワークアイテムを 1 つ以上の ClearCase UCM アクティビティーに関連付けるには、「リンク」エリアで「追加」をクリックして、「ClearCase アクティビティーの追加 (Add ClearCase Activities)」をクリックします。「URI」フィールドに、ClearCase アクティビティー・セレクター (例えば、activity:actname@/pvob) を入力します。VOB タグを指定する場合は、スラッシュを使用する必要があります。「リンク」エリアでアクティビティーを開くことで、そのアクティビティーに関する情報を取得することができます。このオプションは、ご使用のコンピューターに IBM® Rational® ClearCase が
インストールされている場合にのみ使用できます。
- 「保存」をクリックして、ワークアイテムを保存します。
タスクの結果
チーム・エリアのメンバーは、
チーム・エリアに関連付けられたカテゴリーに対して実行依頼された新規ワークアイテムのフィード通知を受け取るように設定を構成できます。
ワークアイテムの所有者、作成者、およびサブスクライバーは、新規ワークアイテムの E メール通知も受信します。
これでワークアイテムを選別できるようになりました。