z/OS での Rational Team Concert for System z のインストール

ここでは、z/OS® での Jazz™ Team Server for System z® の構成について、段階的に説明していきます。

これらの説明は z/OS での Jazz Team Server for System z のインストールと保守を行うシステム管理者向けに書かれています。 これらの説明を理解するためには Windows® および z/OS の各オペレーティング・システムに精通している必要があります。

z/OS での Rational Team Concert™ for System z のインストールは、 SMP/E を使用して実行されます。FMID は 4 つあります。ご使用のサーバー構成に基づいて、必要な FMID のみをインストールするように選択できます。 SMP/E インストール・パッケージには、Rational Team Concert for System z バージョン 2.0.0.1 が入っています。 z/OS コンポーネントをバージョン 2.0.0.2 にアップグレードするためには、PTF が必要です。 これらの PTF は、Jazz.net の『Rational Team Concert for System z downloads』ページに用意されています。 SMP/E を使用して、これらの PTF をベース Rational Team Concert for System z 2.0.0.1 インストレーションに適用する必要があります。 追加情報は PTF に入っています。 PTF を適用する前に、プログラム・ディレクトリーにある 指示に従って、Rational Team Concert for System z 2.0.0.1 をインストールします。 追加のカスタマイズ・ステップを完了する前に、PTF をインストールしてください。

インストールするコンポーネントのカスタマイズ手順に従ってください。 コンポーネントは以下のとおりです。
FMID HAHA200
Jazz Team Server for System z。z/OS で Jazz Team Server for System z を実行するために必要です。この FMID をインストールするようお勧めします。
FMID HAHB200
Build System Toolkit for System z。 Jazz ゲートウェイ、Jazz ビルド・エンジン、Antz ビルド、大量インポート、および SCM コマンド行に必要です。
Build System Toolkit for System z の使用法について詳しくは、以下のトピックを参照してください。
FMID HAHC200
ジョブ・モニター。JCL ベースのビルドのモニターに必要です。
ジョブ・モニターについて詳しくは、 以下のトピックを参照してください。
FMID HAHD200
Rational® Build Agent。HAHB200 および HAHC200 と併せて、 z/OS Antz、JCL、またはコマンド行ビルド・サポートに必要です。

Rational Team Concert for System z で作業を行うように Rational Developer for System z を構成する方法については、../../com.ibm.teamz.integrating.doc/topics/rdzrtcz_int_inst.html#rdzrtcz_int_inst を参照してください。

関連タスク
Build System Toolkit for System z のインストール