計画を使用して、
プロジェクト内で決められた開発期間の中でワークアイテムを管理できます。 計画概要の作成、
チーム・メンバーへのワークアイテム割り当ての作成と変更、反復にコミットされた作業の進行状況の追跡、
および追加文書の作成を行うことができます。Rational Team Concert™ プロジェクトは、反復と呼ばれる一連の決められた長さの開発期間で編成されます。
それぞれの予定表は独自の反復セットを持ちます。予定表、反復、
開始日と終了日、および現在の反復の指定は、
プロジェクト・エリアの概要の「プロセス反復」リストで定義されます。
計画は、ワークアイテム・セットによって構成されます。計画への変更は、ワークアイテムに反映されます。
例えば、計画内の新規エントリーによって、新規ワークアイテムが作成されます。
ワークアイテムでの変更は、計画に反映されます。
例えば、ワークアイテムを閉じると、その状況が計画に反映されます。これにより、
計画と現在のプロジェクト・アクティビティーの同期が保たれ、
余分な文書の必要性が最小限に抑えられます。計画の構造にも柔軟性があります。計画で定義済みの計画モードまたはユーザー定義の計画モードによって、ワークアイテムをグループ化することができます。
計画には、すべてのチーム・メンバーが
プロジェクトの「計画」フォルダーの「チームの成果物」ビュー内でアクセスできます。
計画エディターを使用して、次の 3 種類の情報を管理できます。
- 計画の一般情報 (重要な日付、他のコンポーネントへの全体的依存関係、
目的、テスト計画、およびその他の構造化されていないコンテンツなど)
この情報は、「概要」ページ、
およびテキスト・フォーマット用に wiki 構文を使用した追加ページで文書化できます。
これらのページには、ワークアイテムおよび照会へのリンクを含めることができます。
- 反復に計画されたワークアイテムに関する実作業。作業の計画は、
「計画項目」ページを使用して行います。ワークアイテムのすべての属性は、変更することができます。
- コミットされた目的を達成するために、
チームがスケジュールから遅れていないかどうかを判断するための進行情報
- 計画の進行状況は、計画エディターの進行状況表示バーによって追跡することも、
「計画項目」ページのグループ見出しで追跡することもできます。
- 「グラフ」ページには、
反復の期間中の進行状況が示されます。