この演習では、「ClearQuest® Connector のセットアップ」ウィザードを使用して ClearQuest スキーマとユーザー・データベースおよび Jazz プロジェクト・エリアを構成し、ClearQuest のレコードを Rational Team Concert™ のワークアイテムと同期できるようにします。
「ClearQuest Connector のセットアップ」ウィザードを使用するには、以下のようにします。
- Web ブラウザーに http://localhost:8081/cqconnector/setup という URL を入力します。
- ウィザードの「概説」ページで「CQ および Jazz の構成」をクリックします。
- 以前に作成したスキーマ・リポジトリーおよびユーザー・データベースを選択します。
以下に示すとおり、「管理者アカウント名」フィールドに admin と入力します。
これは、ウィザードが、JazzInterop パッケージをスキーマに適用するために ClearQuest にログインする際に使用するアカウントです。
「新規アカウントの作成」をクリックして、ClearQuest ユーザー・アカウントを作成します。
ClearQuest Connector は、このユーザー・アカウントを使用して ClearQuest ユーザー・データベースにログインし、同期操作の際にレコードの作成および変更を行います。
以下に示すとおり、「新規 CQ Connector ユーザーの作成」ウィンドウの各フィールドに入力を行います。
覚えやすいパスワードを使用してください。
「OK」をクリックします。「次へ」をクリックします。
- ウィザードのこのページを使用して、同期に使用可能なレコード・タイプを選択します。
「プロジェクト」レコード・タイプおよび「障害」レコード・タイプを選択して「追加」をクリックし、これらを「選択されたレコード・タイプ」列に移動します。
「プロジェクト」レコード・タイプを使用して、ワークアイテムの「分類先」フィールドの値を設定します。
デフォルトでは、以下に示すように、添付レコード・タイプおよびユーザー・レコード・タイプが選択されています。
「次へ」をクリックします。スキーマおよびユーザー・データベースへの変更は元に戻すことができないことを通知し、操作を続行するかを尋ねるメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
- ClearQuest Connector は照会を使用して、ワークアイテムと同期するレコードを選択します。
照会用のルート・フォルダーを選択するか、作成する必要があります。
「共用クエリー」を選択して、「新規フォルダーの作成」をクリックします。
以下に示すように、ルート・フォルダーの名前を CQ Connector Filters にします。
「OK」をクリックします。「次へ」をクリックします。
- Jazz™ Team Server の URL を入力します。
例えば、https://localhost:9443/jazz などです。
以下に示すように、前に作成した Jazz 管理者アカウントのユーザー名とパスワード jazzadmin を入力します。
ウィザードでは、このアカウントを使用して Jazz Team Server にログインします。
ユーザー・アカウントを指定または作成する必要があります。
ClearQuest Connector は、このユーザー・アカウントを使用して Jazz Team Server にログインし、ワークアイテムを ClearQuest レコードと同期させるために必要な変更を加えることができます。
「新規アカウントの作成」をクリックします。
以下に示すとおり、このユーザー・アカウントが ClearQuest Connector 用であることを明確にするために、これに cqconnector という名前を付けます。
「OK」をクリックします。「次へ」をクリックします。
- 以下に示すように、前に作成したプロジェクト・エリア「CQ Connector Tutorial」を選択します。
ウィザードを使用して他のプロジェクト・エリアを同期のために使用可能にしていた場合は、このページにそれらがリストされます。
「次へ」をクリックします。
- Jazz Team Server は、外部リポジトリー接続を使用して、ClearQuest Gateway と通信します。
外部リポジトリー接続の名前を入力してください (CQ Connector connection など)。
「次へ」をクリックします。
- 以下に示すように、「自動」を選択すると、ウィザードによって同期規則が作成されます。
同期規則は、Rational Team Concert 項目プロパティーをどのように ClearQuest レコード・フィールドにマップするかを指定します。
ClearQuest レコード・タイプの Rational Team Concert 項目タイプへのマッピングごとに固有の同期規則が必要です。
ウィザードは、選択されたレコード・タイプごとに、適切な項目タイプをプロジェクト・エリア内で見つけようとします。
次にウィザードは、名前マッチング・アルゴリズムを使用して、ClearQuest レコード・タイプから項目タイプのプロパティーにフィールドをマップしようとします。
「次へ」をクリックします。
- ウィザードを使用すると、追加の Jazz Team Server 上にプロジェクト・エリアを構成できますが、このチュートリアルでは Jazz Team Server を 1 つだけ使用するため、「いいえ。必要な Jazz サーバーはすべて構成しました」を選択します。
以下に示すように、このページには、ウィザードによって作成された同期規則 (選択した 4 つのレコード・タイプごとに 1 つずつ) がリストされます。
「次へ」をクリックします。
- このページには、以下に示すように、照会のルート・フォルダーとプロジェクト・エリアのサブフォルダーが表示され、同期対象の ClearQuest レコードを選択するための照会を作成できることが示されます。
照会を作成する必要はありません。
照会を指定しなかった場合は、そのレコード・タイプのすべてのレコードが同期されます。
「次へ」をクリックします。
- ウィザードの最終ページでは、行った変更内容で初期化するために ClearQuest Gateway をリセットするように要求されます。
「すぐにゲートウェイをリセット」をクリックします。
「Jazz ClearQuest Connector にようこそ」ページが開きます。
以下に示すとおり、ページに ClearQuest Gateway の状況、および ClearQuest と Jazz の構成情報のリストが示されます。