同期エンジン・プロセスを開始します
目的
注: このサブコマンドを使用できるのは、ClearCase Connector がインストールされている場合のみです。
ccc start syncEngine サブコマンドは、
ccc stop syncEngine サブコマンドを使用して停止された同期エンジン・プロセスを開始します。
ccc start syncEngine の別名は
ccc start se です。
概要
- ccc login を使用して保管資格情報を作成した後、ccc start syncEngine を実行するには、次のように指定します。
ccc start syncEngine [ -r | --repository-uri ] repository URI or nickname { [ -v | --verbose ] } [synchronized stream [...] | [ --L | --locallySyncd] ]
- コマンド行で、資格情報を入力して ccc start syncEngine を実行するには、次のように指定します。
ccc start syncEngine [ -r | --repository-uri ] repository URI [ -u | --username ] user ID in repository [ -P | --password ] password for user ID in repository { [ -v | --verbose ] } [synchronized stream [...] | [ --L | --locallySyncd] ]
オプションおよび引数
- [ -L | --locallySyncd ]
- このホストで同期されるすべての同期ストリームが対象です。
- [ -P | --password ] password for user ID in repository
- 指定されたリポジトリー内の、指定されたユーザー ID のパスワード。このオプションがコマンド行に組み込まれない場合は、パスワードを入力するようプロンプトが表示されます。scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
- [ -r | --repository-uri ] repository URI
- このアクションの実行元となるリポジトリーを指定します。
scm login コマンドを使用してリポジトリー証明書を保管した場合、これらの保管した証明書に指定したニックネームを使用できます。
- [ -u | --username ] user ID in repository
- 指定されたリポジトリー内に存在するユーザー ID を指定します。
scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
- [ -v | --verbose ]
- 操作中に、追加の通知メッセージを提供します。
- synchronized stream [...]
- 同期ストリーム (名前で指定) のスペース区切りリスト。これらの同期ストリームで、アップグレードが実行されます。1 つ以上のストリーム名を指定するか、または [ -L | --locallySyncd ] オプションを組み込んでこのホスト上のすべてのストリームを指定します。
ユーザーは既にログイン済みで、リポジトリーのニックネームは
repos で、同期ストリームは
IntStream です。
$ ./ccc start syncEngine -r repos IntStream
IntStream:
同期エンジンの開始中