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演習 3.2: Rational「ClearQuest Connector のセットアップ」ウィザードの使用

この演習では、「ClearQuest® Connector のセットアップ」ウィザードを使用して ClearQuest スキーマとユーザー・データベースおよび Jazz プロジェクト・エリアを構成し、ClearQuest のレコードを Rational Team Concert™ のワークアイテムと同期できるようにします。

ClearQuest Connector のセットアップ」ウィザードを使用するには、以下のようにします。

  1. Web ブラウザーに http://localhost:8081/cqconnector/setup という URL を入力します。
  2. ウィザードの「概説」ページで「CQ および Jazz の構成」をクリックします。
  3. 以前に作成したスキーマ・リポジトリーおよびユーザー・データベースを選択します。 以下に示すとおり、「管理者アカウント名」フィールドに admin と入力します。 これは、ウィザードが、JazzInterop パッケージをスキーマに適用するために ClearQuest にログインする際に使用するアカウントです。

    ウィザード内の、ClearQuest スキーマ・リポジトリー、ユーザー・データベース、および ClearQuest 管理ユーザー・アカウントのユーザー名およびパスワードの指定を行うパートを示す画面取り図。

    新規アカウントの作成」をクリックして、ClearQuest ユーザー・アカウントを作成します。 ClearQuest Connector は、このユーザー・アカウントを使用して ClearQuest ユーザー・データベースにログインし、同期操作の際にレコードの作成および変更を行います。 以下に示すとおり、「新規 CQ Connector ユーザーの作成」ウィンドウの各フィールドに入力を行います。 覚えやすいパスワードを使用してください。 「OK」をクリックします。「次へ」をクリックします。

    「CQ アカウント名」、「パスワード」、「フルネーム」、および「E メール・アドレス」の各フィールドに入力が行われた「新規 CQ Connector ユーザーの作成」ウィンドウを示す図。

  4. ウィザードのこのページを使用して、同期に使用可能なレコード・タイプを選択します。 「プロジェクト」レコード・タイプおよび「障害」レコード・タイプを選択して「追加」をクリックし、これらを「選択されたレコード・タイプ」列に移動します。 「プロジェクト」レコード・タイプを使用して、ワークアイテムの「分類先」フィールドの値を設定します。 デフォルトでは、以下に示すように、添付レコード・タイプおよびユーザー・レコード・タイプが選択されています。 「次へ」をクリックします。スキーマおよびユーザー・データベースへの変更は元に戻すことができないことを通知し、操作を続行するかを尋ねるメッセージが表示されます。 「OK」をクリックします。

    添付、ユーザー、プロジェクト、および障害の各レコード・タイプを含む「選択されたレコード・タイプ」ボックスを示す図。

  5. ClearQuest Connector は照会を使用して、ワークアイテムと同期するレコードを選択します。 照会用のルート・フォルダーを選択するか、作成する必要があります。 「共用クエリー」を選択して、「新規フォルダーの作成」をクリックします。 以下に示すように、ルート・フォルダーの名前を CQ Connector Filters にします。 「OK」をクリックします。「次へ」をクリックします。

    展開された「Public Queries」フォルダー内に「CQ Connector Filters」フォルダーがあることを示す図。

  6. Jazz™ Team Server の URL を入力します。 例えば、https://localhost:9443/jazz などです。 以下に示すように、前に作成した Jazz 管理者アカウントのユーザー名とパスワード jazzadmin を入力します。 ウィザードでは、このアカウントを使用して Jazz Team Server にログインします。

    「URL」、「管理者アカウント名」、「管理者アカウント・パスワード」の各フィールドに値が入力されている図。

    ユーザー・アカウントを指定または作成する必要があります。 ClearQuest Connector は、このユーザー・アカウントを使用して Jazz Team Server にログインし、ワークアイテムを ClearQuest レコードと同期させるために必要な変更を加えることができます。 「新規アカウントの作成」をクリックします。 以下に示すとおり、このユーザー・アカウントが ClearQuest Connector 用であることを明確にするために、これに cqconnector という名前を付けます。 「OK」をクリックします。「次へ」をクリックします。

    「Jazz アカウント名」、「パスワード」、「フルネーム」、および「E メール・アドレス」の各フィールドに入力が行われた「新規 Jazz Connector ユーザーの作成」ウィンドウを示す図。

  7. 以下に示すように、前に作成したプロジェクト・エリア「CQ Connector Tutorial」を選択します。 ウィザードを使用して他のプロジェクト・エリアを同期のために使用可能にしていた場合は、このページにそれらがリストされます。 「次へ」をクリックします。

    「CQ Connector Tutorial」プロジェクト・エリアが選択されている図。

  8. Jazz Team Server は、外部リポジトリー接続を使用して、ClearQuest Gateway と通信します。 外部リポジトリー接続の名前を入力してください (CQ Connector connection など)。 「次へ」をクリックします。
  9. 以下に示すように、「自動」を選択すると、ウィザードによって同期規則が作成されます。 同期規則は、Rational Team Concert 項目プロパティーをどのように ClearQuest レコード・フィールドにマップするかを指定します。 ClearQuest レコード・タイプの Rational Team Concert 項目タイプへのマッピングごとに固有の同期規則が必要です。 ウィザードは、選択されたレコード・タイプごとに、適切な項目タイプをプロジェクト・エリア内で見つけようとします。 次にウィザードは、名前マッチング・アルゴリズムを使用して、ClearQuest レコード・タイプから項目タイプのプロパティーにフィールドをマップしようとします。 「次へ」をクリックします。

    同期規則を作成するために「自動」オプションが選択されている図。

  10. ウィザードを使用すると、追加の Jazz Team Server 上にプロジェクト・エリアを構成できますが、このチュートリアルでは Jazz Team Server を 1 つだけ使用するため、「いいえ。必要な Jazz サーバーはすべて構成しました」を選択します。 以下に示すように、このページには、ウィザードによって作成された同期規則 (選択した 4 つのレコード・タイプごとに 1 つずつ) がリストされます。 「次へ」をクリックします。

    「いいえ」オプションが選択され、作成された 4 つの同期規則の名前が示されている図。

  11. このページには、以下に示すように、照会のルート・フォルダーとプロジェクト・エリアのサブフォルダーが表示され、同期対象の ClearQuest レコードを選択するための照会を作成できることが示されます。 照会を作成する必要はありません。 照会を指定しなかった場合は、そのレコード・タイプのすべてのレコードが同期されます。 「次へ」をクリックします。

    「ClearQuest レコード・フィルター照会の作成」ページを示す図。
このページには、プロジェクト・エリアの名前「CQ Connector Tutorial」と、ClearQuest Connector が使用する照会を格納するために作成されたフォルダーのパス「Public Queries/CQ Connector
Filters/CQ Connector Tutorial」が表示されます。

  12. ウィザードの最終ページでは、行った変更内容で初期化するために ClearQuest Gateway をリセットするように要求されます。 「すぐにゲートウェイをリセット」をクリックします。 「Jazz ClearQuest Connector にようこそ」ページが開きます。 以下に示すとおり、ページに ClearQuest Gateway の状況、および ClearQuest と Jazz の構成情報のリストが示されます。

    ClearQuest Gateway の状況ページを示す図。

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