フロー・ターゲットは、着信変更セットおよび発信変更セットのソースと宛先を指定します。チーム設定では、ほとんどのワークスペースがフロー・ターゲットを持っています。 ストリームは、それがストリーム階層の一部である場合にのみフロー・ターゲットを持ちます。
すべてのワークスペースは、デフォルトのフロー・ターゲットと現行のフロー・ターゲットを持っています。 これらのフロー・ターゲットはどちらも最初は同一です。ワークスペースのデフォルトのフロー・ターゲット (一般にはストリーム) は、ワークスペースの作成時に初期化され、現行として設定されます。 現行のフロー・ターゲットは、すべての着信変更セットのソースであり、すべての発信変更セットの宛先です。
一般的なワークフローでは、他のチーム・メンバーによって自分のワークスペースのフロー・ターゲットの 1 つに送信される変更セットは、自分のワークスペースの着信変更セットとして表示され、自分のワークスペースに作成する変更セットは、ワークスペースのフロー・ターゲットに送られる発信変更セットとして表示されます。特定のワークスペースの着信変更と発信変更のセットは、ワークスペースのフロー・ターゲットとワークスペースの内容に影響を受けます。ただし、それゆえ、ワークスペースのフロー・ターゲットを変更すると、新規の着信変更セットと発信変更セットが現れ、既存のものが消える場合があります。他のユーザーが作成した変更セットが自分のワークスペースに含まれており、新規のフロー・ターゲットには存在しない場合、自分で作成した変更セットでなくても発信として分類されます。
他のワークスペースまたはストリームと共同作業を行うことがないワークスペースは、フロー・ターゲットを持たないため、変更セットを受け入れることも提出することもできません。この種のワークスペースは所有者専用のものであり、変更を管理し、リポジトリーにチェックイン (バックアップ) する手段は提供しますが、変更を共用する手段は提供しません。
デフォルトでは、ワークスペース内のすべてのコンポーネントは現行のフロー・ターゲットを使用します。ワークスペース・エディターを使用して、フロー・ターゲットを追加することや、スコープを変更して一部のコンポーネントがフロー・ターゲットを使用しないようにすることがきます。例えば、あるワークスペース内のコンポーネントのいくつかに対して追加のフロー・ターゲットを指定する、あるいは特定のコンポーネントと特定のフロー・ターゲットの間でフローが発生しないようにすることができます。 (あるコンポーネントをすべてのフロー・ターゲットから除去すると、そのコンポーネントに対する変更はすべて、そのワークスペースに限定されます。)
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