ソース管理の下の成果物は、コンポーネントにグループ化されます。共通ルートを共有するファイルおよびフォルダーのグループは、コンポーネントにすることができます。ストリームとは、1 つ以上のコンポーネントの集合です。
ストリームは、他のソース管理管理システムで見られるブランチに類似していますが、多数の追加機能があります。リポジトリー内のコンポーネントは、ゼロ個以上のストリームに組み込むことができます。1 つのストリームには、コンポーネントのバージョンを最大で 1 つ組み込むことができます。複数のストリームを使用することで、開発組織は、同一コンポーネントの異なるバージョンを使用するプロジェクトで作業をすることができます。例えば、新規ソフトウェア・リリースの開発専用のストリームには、最新のバージョンのリリース・コンポーネントを組み込む一方、そのソフトウェア・リリースの前のバージョンの保守専用のストリームには、そのリリースの一部であったコンポーネント・バージョンを最初に組み込みます。
ストリームおよびコンポーネントは、リポジトリー・オブジェクトです。それらはワークスペースのコンテンツをカタログに入れるので、コンポーネントまたはストリームを作成するには、リポジトリー・ワークスペースを作成する必要があります。いったん、リポジトリー・ワークスペースを作成し、それにプロジェクトを追加すると (プロジェクトをチェックインする)、そのプロジェクトをコンポーネントに編成することができます。
ストリームおよびコンポーネントは、ローカル・ワークスペース内では定義されません。リポジトリー・ワークスペース内の各コンポーネントのファイル・オブジェクトとフォルダー・オブジェクトは、ローカル・ファイル・システムに、ファイルとフォルダーとしてロードされます。各ファイルまたはフォルダーのバージョンは 1 つのみ (ワークスペースの作成中に指定したベースラインまたはストリームによって選択されたバージョン) ロードされます。
ローカル・ワークスペースは、コンポーネントの複数のバージョンをロードしますが (複数のリポジトリー・ワークスペースのコンテンツを含むローカル・ワークスペースの場合)、ローカル・ワークスペースには、コンポーネントのバージョンは同時に 1 つしか存在しません。1 つのリポジトリー・ワークスペースからコンポーネントをダウンロードすると、異なるリポジトリー・ワークスペースからロードされたコンテンツが、上書きされてもよいかというプロンプトが出された後に、上書きされます。
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