同期化処理の開始

同期化処理は、新規 ClearCase® Synchronized Streamを作成すると自動的に開始します。 同期ホストが再開された後に現在進行中の同期を有効にするには、同期ホストの再開時に同期化処理のすべての開始スクリプトが実行されるようにしてください。
このタスクについて

「新規 ClearCase 同期ストリーム」ウィザードにより、ClearCase Synchronized Streamごとに同期化処理の開始スクリプトが作成されます。これらのスクリプトは、作成されるとウィザードによって開始され、「ClearCase 同期ストリーム」ビューから再開可能です。 同期ホストがシャットダウンされ、再始動された場合でも、スケジュールされた同期が無人で実行され続けるようにするために、ホスト固有のプログラムを使用して、同期ホストが始動する際は必ずスクリプトが自動的に実行されるようにすることができます。

同期化処理には、Rational® ClearCaseRational Team Concert™の両方に対する読み取り/書き込み権限が必要です。 Rational ClearCase へのアクセスは、プロセスの実行に使用する ID に基づいています。同期化処理 ID は、プロセスを開始したユーザーが同期ホストにログインした際に使用した資格情報 (ユーザー名およびパスワード) によって決定されます。Rational Team Concert リポジトリーへのアクセスは、同期化処理アカウントのユーザー名およびパスワードによって制御されます。このアカウントは、同期ストリームが作成された際にウィザードで指定したものです。

Linux で同期化処理を開始するには、ccc start syncEngine コマンドを使用してください。

Linux 以外のホストで同期化処理を開始するには、以下のステップに従って手動で同期化処理の開始スクリプトを実行してください。

  1. 同期ホストに Rational ClearCaseユーザー・グループのメンバーとしてログオンします。 このユーザーは、同期ストリームを定義している Rational ClearCaseストリームまたはブランチ・タイプをロックする権限を持っている必要があります (ClearCase Synchronized Stream の作成を参照)。
  2. 「ClearCase 同期ストリーム」ビューで、ストリームを右クリックし、「同期エンジンの再始動」をクリックします。
タスクの結果
同期化処理が開始したら、次の形式のメッセージが表示されます。

date time Running build loop...
date time Waiting for request...

ここで、date time は、形式 2007-11-13 15:34:55 のストリングです。 同期化処理は要求があるかリポジトリーをポーリングし、検出した場合は、次の形式のメッセージが表示されます。

date time  Found a request for build definition "Synchronize stream name

ここで、stream name は、同期化するストリームの名前です。

同期化処理の実行が開始された後も、Rational Team Concert ユーザーは「ClearCase 同期ストリーム」ビューを使用して、作業を Rational ClearCase と同期できます。


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