Jazz サーバー構成

「ClearQuest® Connector のセットアップ」ウィザードのこの部分を使用して、Jazz™ Team Server および 1 つ以上のプロジェクト・エリアを構成して、同期を使用可能にすることができます。
このタスクについて
Jazz Team Server およびプロジェクト・エリアを構成するには、以下のようにします。
  1. Jazz Team Server の URL を入力してください。例: https:/host-name:9443/jazz。
  2. ウィザードが Jazz Team Server へのログインに使用できる、管理者特権を持つ Jazz ユーザー・アカウントのユーザー ID とパスワードを入力します。
  3. ClearQuest ConnectorJazz Team Server へのログインに使用できる Jazz ユーザー・アカウントのユーザー ID とパスワードを入力し、ワークアイテムを ClearQuest レコードと同期させるために必要な変更を行います。 このユーザー・アカウントは、Developer または ClearQuest Connector のクライアント・アクセス・ライセンス (CAL) を所有している必要があります。 さらに、このユーザーの役割に対するアクセス権を付与するようにプロジェクト・エリアを構成する必要があります。アクセス権を設定するには、目的のプロジェクト・エリアを開きます。「プロセス構成 」タブをクリックします。「プロジェクト構成」 > 「アクセス権」をクリックします。役割を選択します。さらに、「許可されたアクション」リストで「項目コネクター」を選択します。ClearQuest Connector 用のユーザー・アカウントを作成していない場合には、「新規アカウントの作成」をクリックし、必要なフィールドに入力します。「次へ」をクリックします。
  4. 今回初めてウィザードを使用する場合、同期対象として使用可能にするプロジェクト・エリアを 1 つ以上選択してください。このページには、前に使用可能にしたプロジェクト・エリアもリストされます。ClearQuest レコード・タイプにフィールドを追加するなどの変更を行った後で同期規則を再生成する場合は、前に同期できるようにしたプロジェクト・エリアを選択してください。「次へ」をクリックします。
  5. 外部リポジトリー接続は Jazz の項目で、そのプロパティーには、Jazz Team Server が外部リポジトリーへの接続を作成するために必要な情報が含まれています。ClearQuest Gateway の外部リポジトリー接続を作成する必要があります。外部リポジトリー接続の名前を入力します。ClearQuest Gateway をホストする Tomcat サーバーが、そのサービス要求についてユーザー認証を求めるように構成されている場合、「ユーザー ID」フィールドおよび「パスワード」フィールドに値を入力します。そうでない場合は、それらのフィールドはブランクのままにしておきます。入力するユーザー ID およびパスワードは、ディレクトリー install-directory/gateway/tomcat/conf 内の tomcat-users.xml ファイルに指定されているものと同じものでなければなりません。

    Secure Sockets Layer (SSL) の暗号化を使用するためには、「セキュア接続」を選択します。外部リポジトリー接続用のデフォルト・ポート番号は、SSL 接続の場合は 8444 で、非 SSL 接続の場合は 8081 です。このデフォルトのポート番号は変更できます。

    ウィザードは、発信同期を使用不可に設定して外部リポジトリー接続を作成します。 同期規則の変更、レビュー、およびテストが終了した後で、発信同期を使用可能にする必要があります。

    制約事項: ウィザードを使用して、既存の外部リポジトリー接続を変更することはできません。 外部リポジトリー接続のプロパティーを編集するには、Rational Team Concert™ Eclipse クライアントの「同期規則」ビューで、その外部リポジトリー接続を開きます。
    次へ」をクリックします。
  6. 同期に使用したいプロジェクト・エリアごとに、以下のいずれかのオプションをクリックします。
    • 自動: ソフトウェアが自動的に同期規則を生成する (Automatic: Have software automatically generate synchronization rules)
    • テンプレート: 選択された使用可能なレコード・タイプごとに同期規則のテンプレートを生成する
    • 不要: 同期規則の生成をスキップする

    同期規則は、Rational Team Concert 項目プロパティーを ClearQuest レコード・フィールドにどのようにマップするかを指定します。マッピングには方向性があります。着信同期は ClearQuest レコードへの変更を Rational Team Concert 項目へどのように伝搬するかを定義します。発信同期は、Rational Team Concert 項目内での変更を ClearQuest レコードへどのように伝搬するかを定義します。Rational Team Concert 項目タイプへの ClearQuest レコード・タイプのマッピングごとに固有の同期規則が必要です。

    ウィザードに同期規則を作成させる場合は、「自動」を選択してください。ウィザードは、選択されたレコード・タイプごとに、プロジェクト・エリアで適切な項目タイプの検索を試みます。 次にウィザードは、名前突き合わせアルゴリズムを使用して、ClearQuest レコード・タイプのフィールドを項目タイプ内のプロパティーにマップすることを試みます。 追加マッピングを指定するには、Rational Team Concert Eclipse クライアントで同期規則エディターを使用して、生成された同期規則ファイルを編集する必要があります。

    ウィザードに同期規則のテンプレートを作成させる場合は、「テンプレート」を選択してください。このオプションを選択すると、ウィザードは、すべての ClearQuest レコード・タイプ・フィールドについて同期規則の項目を作成しますが、項目プロパティーへのフィールドのマップは行いません。マッピングを完了させるには、Rational Team Concert Eclipse クライアントで同期規則エディターを使用して、生成された同期規則ファイルを編集する必要があります。

    この時点ではウィザードに同期規則またはテンプレートを生成させたくない場合、あるいは同期規則エディターを使用して同期規則を最初から作成したい場合には、「不要」を選択します。

    次へ」をクリックします。別の Jazz Team Server を構成することも、「次へ」をクリックしてウィザードの次の部分に進むこともできます。


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