クレデンシャルおよびリポジトリー接続情報を保管します。
目的
scm login コマンドは、
ユーザーをリポジトリーに接続し、そのリポジトリーへの接続時に他の scm サブコマンドが使用することができる 1 セットのストアード・クレデンシャルを作成します。
概要
scm login [ -r | --repository-uri ] repository URI [ -u | --username ] user ID in repository [ -P | --password ] password for user ID in repository [ -n | --nickname ] ユーザー ID およびリポジトリーのこの組み合わせに使用されるニックネーム
オプションおよび引数
- [ -c | --cache ] cache
the password on prompt
- パスワードを入力するようにプロンプトが出された場合にもパスワードが保存されます。
- [ -n | --nickname ] ユーザー ID およびリポジトリーのこの組み合わせに使用されるニックネーム
- scm login を実行すると、ストアード・クレデンシャルに関連付けられたニックネームを作成することができます。このニックネームは、
リポジトリー仕様を必要とする他の scm サブコマンドが使用することができます (-r または--repository-uri)。
- [ -P | --password ] password for user ID in repository
- 指定されたリポジトリー内の、指定されたユーザー ID のパスワード。このオプションがコマンド行に組み込まれない場合は、パスワードを入力するようプロンプトが表示されます。scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
- [ -r | --repository-uri ] repository URI
- このアクションの実行元となるリポジトリーを指定します。
scm login コマンドを使用してリポジトリー証明書を保管した場合、これらの保管した証明書に指定したニックネームを使用できます。
- [ -u | --username ] user ID in repository
- 指定されたリポジトリー内に存在するユーザー ID を指定します。
scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
例
リポジトリー https://jazzhost.example.com:9443/jazz/
に接続し、jazzhost というニックネームの付いたストアード・クレデンシャルを作成するには、以下のように入力します。
C:¥>scm login -r https://jazzhost.example.com:9443/jazz/ -u admin -P N87fX03z -n jazzhost
https://jazzhost.example.com:9443/jazz/ にログインしました