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演習 4.2: 「プロジェクト」同期規則の編集

この演習では、「プロジェクト」同期規則を編集して、「プロジェクト」レコード・タイプを「カテゴリー」項目タイプにマップする方法を学習します。 「スクラム」などの事前定義プロセス・テンプレートでは、「分類先」フィールド (「カテゴリー」プロパティー) の入力が必要になるため、同期規則を編集して、着信同期操作時にこのフィールドの値を設定する方法を指定する必要があります。 カテゴリー・プロパティーを設定する 1 つの方法は、ステートレス・レコード (「プロジェクト」など) の名前をカテゴリー・プロパティーにマップすることです。
注: 同期規則を編集するには、IBM® Rational Team Concert™ Eclipse クライアントを使用する必要があります。 以前に作成したプロジェクト・エリアを含む Jazz™ Team Server リポジトリーへのリポジトリー接続を作成します。 cqconnector など、ClearQuest Connector 用に作成したユーザー・アカウントのユーザー名とパスワードで、そのリポジトリーにログインします。
「障害」レコード・タイプには「プロジェクト」フィールドが含まれていますが、これは「プロジェクト」レコード・タイプに対する「参照」です。 「カテゴリー」プロパティーにマップする各値に対してプロジェクト・レコードを作成します。 着信同期で ClearQuest® Connector は、「障害」レコードの「プロジェクト」フィールドの値を使用して、ワークアイテムの「分類先」フィールドの値を設定します。

「プロジェクト」同期規則を編集するには、以下のようにします。

  1. 「チーム成果物」ビューでリポジトリー接続を右クリックし、「管理」 > 「同期規則」と選択します。 「同期規則」ビューで「CQ Connector Tutorial」プロジェクト・エリアのノードを展開し、「ClearQuest Connector のセットアップ」ウィザードで生成された同期規則を表示します。
  2. 「プロジェクト」レコード・タイプの同期規則をダブルクリックして開きます。 プロジェクト・エリアに CQ Connector Tutorial という名前を付けた場合、その規則の名前は com.ibm.rational.clearquest.Project.CQ Connector Tutorial です。
  3. 同期規則エディターで、以下の手順を実行します。
    1. 「タイプ・マッピング」セクションの「項目のタイプ」フィールドで、「カテゴリー - com.ibm.team.workitem」を選択します。
    2. 「プロパティー・マッピング」セクションですべてのプロパティーを選択し、「除去」をクリックします。
    3. 初期化」をクリックして、「カテゴリー」項目タイプに基づいた一連の新規プロパティー・マッピングを生成します。 以下に示すとおり、「説明」プロパティーおよび「名前」プロパティーが表示されるはずです。
    4. 保存」をクリックして、同期規則に対する変更を保存します。

    「プロジェクト」同期規則の「プロパティー・マッピング」表を示す図。
この表には「項目プロパティー」および「外部プロパティー」の列見出しが含まれています。
この表には、「項目プロパティー」セルおよび「外部プロパティー」セルに「説明」と示された行と、「項目プロパティー」セルおよび「外部プロパティー」セルに「名前」と示された行の 2 行があります。

これで、「プロジェクト」レコード・タイプを「カテゴリー」項目タイプにマップするための「プロジェクト」同期規則の編集が完了しました。「障害」レコード・タイプの同期規則を編集して、「プロジェクト」フィールドを「分類先」フィールドにマップする必要があります。 この作業は次の演習で実行します。
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