コンポーネントのベースライン

コンポーネントの変更ヒストリーには 1 つ以上のベースラインが含まれています。各ベースラインには、コンポーネント内のすべての成果物のバージョンが正確に 1 つずつ含まれています。

ベースラインは、特定のワークスペースまたはストリーム内の 1 つのコンポーネントの構成の不変レコードを提供するリポジトリー・オブジェクトです。ベースラインは参照の固定基準点であり、コンポーネントを以前のバージョンに戻したり、ベースラインが記録した構成で新規開発を開始できる、ストリームおよびワークスペースを初期化したりする場合に役立ちます。

ベースラインは 1 つ以上の変更セットで構成されます。ベースラインを送信または受け入れると、そのベースライン内のすべての変更セットが効率的に送信または受け入れられます。

ベースラインはコンポーネントの状態をワークスペースに保存するため、必要に応じてその状態を復元できます。ベースライン内のコンポーネントは、そのコンポーネントに含まれる変更セットによって定義されます。ベースラインにはその作成時に自動的に番号が付けられます (番号は、単純に増加する順に付けられます)。必要に応じて、ベースラインに名前を付け、説明を付加することもできます。

スナップショットには、ワークスペースまたはストリーム内のコンポーネントごとに 1 つのベースラインが含まれます。


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