コンポーネント・ルート・フォルダーのロード

共有コンポーネント・ルートを設定することで、Rational ClearCase での構造に一致するように Rational Team Concert ソース管理のリポジトリー・ツリー構造を作成できます。
このタスクについて
Rational Team Concert コンポーネントには、ファイルおよびフォルダーを入れることができるルート・フォルダーがあります。 通常、このコンポーネントには一連のフォルダーが含まれており、クライアント・ファイル・システムで共有ルートとしてロードされるのは、これらのフォルダーです。しかし、Rational ClearCase VOB 構造を正確に反映するには、Rational Team Concert コンポーネント・ルート・フォルダー自体を共有ルートとしてロードする必要があります。コンポーネント・ルート・フォルダーには、ClearCase コンポーネント・ルートと同じ名前または違う名前を指定できます。 そのためには、次のいずれかの手順を完了します。

Rational Team Concert コンポーネント・ルート・フォルダー名を ClearCase コンポーネント名と同じ名前にする

始める前に
Rational ClearCase からファイルおよびフォルダーをインポートします。
このタスクについて
ClearCase コンポーネント・ルートを、そのコンポーネントと同じ名前を持つ共有 Rational Team Concert ルート・フォルダーとしてロードします。そのためのステップは次のとおりです。
  1. 「チーム成果物」ビューで、コンポーネントを含むワークスペースを展開し、 コンポーネント・エントリーを右クリックして、「ロード」を選択します。
  2. 「コンポーネントを参照してロードするフォルダーを選択 」を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「ロードするリポジトリー・フォルダー」ウィンドウで、コンポーネント・ルートの横にあるチェック・ボックスをクリックし、 そのチェック・ボックスにのみチェック・マークが表示されるようにして、すべての子チェック・ボックスが空になるようにします。
  4. 「拡張オプション」エリアで、サンドボックス・パスを指定し、 ロード・オプションを必要に応じて選択します。
  5. 終了」をクリックします。
タスクの結果
コンポーネントは、そのコンポーネントと同名のルート・フォルダーとしてロードされます。

Rational Team Concert コンポーネント・ルート・フォルダー名を ClearCase コンポーネント名と異なる名前にする

始める前に
Rational ClearCase からファイルおよびフォルダーをインポートします。
このタスクについて
ClearCase コンポーネント・ルートを、そのコンポーネントと異なる名前を持つ共有 Rational Team Concert ルート・フォルダーとしてロードします。そのためのステップは次のとおりです。
  1. 「チーム成果物」ビューで、コンポーネントを含むワークスペースを展開し、 コンポーネント・エントリーを右クリックして、「別名ロード」を選択します。
  2. 「リポジトリー・フォルダーのロード」ウィンドウで、「ローカル・パス」を編集して、異なるコンポーネント・ルート・フォルダー名を指定します。
  3. 「拡張オプション」エリアで、サンドボックス・パスを指定し、 ロード・オプションを必要に応じて選択します。
  4. 終了」をクリックします。
タスクの結果
コンポーネントは、指定した名前のルート・フォルダーとしてロードされます。

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