同期ホストの変更

すでに 1 つ以上の ClearCase® Synchronized Stream の同期ホストを構成していて、別のホストを使用したい場合には、新規ホストを構成して、関連するすべてのストリームおよびビューを更新する必要があります。
始める前に

始める前に

現行の同期ホストで、同期エンジン・プロセスを停止させてください。 同期ストリームのリポジトリー URI は、現行ホストと新規ホストの両方からアクセスできる必要があります。 両方のホストからアクセスできない場合 (例えば、現行の同期ホストでホスト名の別名 "localhost" が使用されている場合)、リポジトリー URI を更新して、両方のホストからアクセスできるようにする必要があります。
このタスクについて
制約事項: 新規同期ホストのオペレーティング・システムは、オリジナル・ホストと同じである必要があります。 例えば、ClearCase Synchronized Stream が Linux システムの同期ホストを使用して作成された場合には、新規同期ホストも Linux システムで実行する必要があります。
  1. 同期ホストの構成に記載された要件に従って新規同期ホストをセットアップします。 ClearCase Connector をインストールするときには、 ClearCase Connector インストール済み環境の ccctools ディレクトリーへのパスを必ずメモしてください。
  2. 新規同期ホストで Rational Team Concert™ を開始し、「ClearCase 同期ストリーム」ビューを開きます。 ストリームを右クリックして「開く」を選択し、同期ストリーム・エディターを開きます。
  3. 「Team Concert」ページで「この同期ストリームの同期ホストを変更します」をクリックして「同期ホストの変更」ウィザードを開始します。
  4. 「Jazz 同期ホスト情報の変更」ページで、以下の情報をレビューまたは入力します。
    • 新規ホスト名: (読み取り専用フィールド) 現行のローカル・ホストの名前が表示されます。
      注: 表示された名前が新規同期ホストの名前ではない場合、間違ったホスト上で作業をしています。
    • インストール・ロケーション: ClearCase Connector インストール済み環境の ccctools ディレクトリーへのパス (新規同期ホストのセットアップ時にメモした値) を入力します。
    • スクリプトのロケーション: スクリプトのロケーションを入力します (オリジナル同期ホストの値と同じである場合と、同じでない場合があります)。
    • パスワード: 変更されていない場合にも、同期ユーザー ID のパスワードを入力します。 これにより、新規ホストのパスワード・ファイルが作成されます。
    • ウィザードで同期ストリームが更新されて新規同期ビューが作成された後で同期エンジン・プロセスを再始動したい場合は、「ウィザードの終了後に Jazz 同期エンジン・プロセスを開始する」にチェック・マークを付けます。 このオプションにチェック・マークを付けない場合、ウィザードの終了後に同期エンジン・プロセスを手動で再始動する必要があります。
  5. 「ClearCase ストレージ情報の変更」ページで、次のプロパティーを以下に示されている値に変更します。
    • ローカル・シェアの UNC パス: シンクロナイザーによって作成された ClearCase ビューのストレージ・ロケーション。
      ヒント: 最良のパフォーマンスを得るためには、新規同期ホストを指定してください。
    • 該当する場合には、「ClearCase ビューを作成するための追加オプション・セット情報を入力」にチェック・マークを付け、「ホスト」、「ホスト・パス」、および「グローバル・パス」に適切な値 (つまり順に、ClearCase サーバー・ストレージ・ロケーションの、新規ホスト名、ホストのローカル・パス、グローバル・ストレージ・パス) を入力します。
  6. 「終了」をクリックします。 「同期ホストの変更」ウィザードが、同期ストリームを変更し、新規同期ホストに同期ビューおよびワークスペースを作成します。 その後で、「ウィザードの終了後に Jazz 同期エンジン・プロセスを開始する」にチェック・マークが付いている場合には、同期エンジン・プロセスが再始動します。

フィードバック

この情報はお役に立ちましたか? Jazz.net でフィードバックをお送り頂けます (登録が必要です): フォーラムにコメントを記入したり、バグを送信したりすることができます。