永続的なソース管理エージェントを開始します。
目的
Jazz™ ソース管理とのステートフルな対話を可能にするデーモン・プロセスを開始します。
このプロセスによって、Jazz ソース管理に RMI インターフェースが
提供されます。デーモンは、Team Concert Client for Microsoft® Visual Studio IDE によって
使用されます。
注: デーモンのディスカバリーでは構成エリア (通常は「~/.jazz-scm」) を
使用します。「--config」引数を使用して別の構成エリアを設定する場合は、そのデーモンとの対話を必要としている
他のすべてのプロセスで同じパスを使用する必要があります。
オプションおよび引数
- --description arg
- デーモンの記述を指定します。これは、「scm list daemons」を使用してデーモン・インスタンスのリストを作成する時に
表示されます。
- [ -c | --connection-timeout ] arg
- 最初の接続が行われるまでデーモンが待機しなければならない時間をミリ秒数で指定します。
- [ -i | --inactive-timeout ] arg
- シャットダウンの前に新規接続が行われるまでデーモンが待機しなければならない時間を
ミリ秒数で指定します。
- share-root
- ファイル・システムの共用部分のルートへのパス。オプションです。
例
非標準構成エリアを使用してデーモンを開始するには、以下のように指定します。
$ scm --config /tmp/daemons/ daemon start /tmp/sandbox1
Port: 37706
Key: 08AD30FB7470877D6BBE72C458719EB6
「–config」を使用して、構成エリアの場所を設定していることに
注意してください。