リポジトリーは、データを保管するための中心となる場所です。プロジェクト成果物を処理するために、Visual Studio から Jazz™ 内のリポジトリーへの接続を作成する必要があります。Jazz Team Server 管理者から、リポジトリーに対するアクセス権を付与してもらう必要があります。
このトピックでは、Jazz Team Server 管理者がリポジトリーとプロジェクト・エリアを作成済みであることを前提としています。
リポジトリーに接続するには、以下の情報が必要です。
- 既存のリポジトリーの URI (Uniform Resource Identifier)。
通常は、https://<server>:<port>/jazz の形式です。
リポジトリーは、Jazz Team Server 管理者によって作成されています。
リポジトリーは、ローカル・サーバーまたはネットワーク・サーバーのいずれでも使用可能でなければなりません。
- リポジトリーのユーザー ID およびパスワード。Jazz Team Server 管理者が、チーム・メンバーの Web サーバーおよびチーム・エリアにおける資格情報を作成します。
管理者は、LDAP ディレクトリーにおけるユーザー認証用としてリポジトリーを構成できます。
リポジトリー接続を作成したら、そのリポジトリーに接続可能になります。
リポジトリーへの接続を作成する手順は、次のとおりです。
- Microsoft® Visual Studio で、とクリックします。
- 「チーム成果物」ツール・ウィンドウで
「リポジトリー接続」を右クリックし、とクリックします。
- 「新規リポジトリー接続」ウィンドウで、
URL を入力するか貼り付けます。使用しているコンピューターでサーバーが稼働している場合、サーバーのホスト名は localhost であり、
ドロップダウン・リストからローカル・ホスト URL (https://localhost:9443/jazz など) を選択できます。 「名前」はデフォルトでサーバー・ホスト名になります。
この名前は変更できます。
- Jazz Team Server 管理者から提供されたユーザー名およびパスワードを入力します。
- 「OK」をクリックします。 「チーム成果物」ツール・ウィンドウの「リポジトリー接続」フォルダーに、リポジトリー接続が表示されます。
- リポジトリーに接続するには、リポジトリー接続を右クリックして「ログオン」をクリックします。 リポジトリー接続の作成中に「常にこのパスワードを使用」を選択した場合は、自動でログインします。それ以外の場合は、パスワードの入力を求めるダイアログ・ボックスが表示されます。パスワードを入力して「OK」をクリックします。