RTCz: .zip ファイルを使用したクライアントのインストール

クライアントは、ダウンロード可能な .zip ファイルとして配布されます。

このタスクについて
Security-Enhanced Linux® (SELinux) が使用可能な場合は、Rational Team Concert をインストールして実行するには、これを使用不可にするか、テキストの再配置を行えるように Java ランタイム環境 (JRE) のセキュリティー・コンテキストを変更する必要があります。詳しくは 、『t_installing_with_selinux_rtcz.html』を参照してください。
  1. クライアントのパッケージ・ファイルをダウンロードします。
    Rational Team Concert for System z クライアントの .zip ファイルをダウンロードする必要があります。
    注: クライアントを既存の Eclipse パッケージ・グループにインストールするには、IBM Installation Manager を使用します。 IBM Installation Manager のインストールでは、拡張するパッケージ・グループを指定するようにプロンプトが出され、将来のワークベンチの更新、ロールバック、および変更の管理が行われます。
  2. クライアント配布をインストールします。.zip ファイルを、選択したインストール・ディレクトリー (例えば、Linux では /opt/IBM/、Windows® では c:¥IBM) に抽出します。選択したインストール・ディレクトリーに相対のクライアント・パスは、JazzInstallDir/clientです。
  3. クライアントを始動します。ディレクトリー JazzInstallDir/client/eclipse にある eclipse.exe アプリケーションをダブルクリックします。
  4. サーバーに接続します。 サーバーに接続する最も簡単な方法は、チームへの招待を使用することです。招待がない場合は、手動で接続できます。
    1. 「ファイル」 > 「チームへの招待を受諾」とクリックします。ウィザードでプロセスが説明されます。
      注: 招待がない場合は、サーバー管理者からの URI または URL が必要です。(サンプル・フォーマットは https://example.com:9443/jazz です)。「チームへの招待を受諾」ウィンドウの右下隅に表示される「既存プロジェクト・エリアに接続」ハイパーリンクをクリックします。
    2. ウィザードの指示に従って、接続をセットアップします。
    トラブルシューティング: 以下に、推奨される問題管理の手法を示します。
    • 空のワークスペースで開始します。
    • クライアント・ビルドとサーバー・ビルドが一致する必要があります。クライアント配布とサーバー配布の両方でビルド ID が一致するようにしてください。
    • サーバーが稼働中であることを確認してください。状況 URL https://example.com:9443/jazz を使用していることを確認してください。
    • Linux では、ディレクトリー JazzInstallDir/client/eclipse の外部からクライアントを始動する場合は、JazzInstallDir/client/eclipse/links/ 内の各ファイルを変更して、指定されたディレクトリーへの絶対パスを含める必要があります。デフォルトでは、相対パスが使用されます。例えば、JazzInstallDir/client/eclipse/links/build.link には、テキスト「path=jazz/build」が含まれています。クライアントがディレクトリー /home/username/teamconcert にインストールされている場合は、「path=/home/username/teamconcert/jazz/client/eclipse/build」のようになるようにファイルを編集します。
関連情報
ローカル Sametime アプリケーションへの接続
Jabber サーバーへの接続