Rational Team Concert for System z を使用したソース・コードの管理

Jazz™ テクノロジー・プラットフォームのソース管理コンポーネントは、チームが作成するソース・コード、文書、およびその他の成果物を管理します。このコンポーネントは、変更フロー管理によって管理対象の成果物を共有しやすくし、これらの成果物に対して行われた変更の履歴を保持し、複数のバージョンの共有成果物を同時に開発できるようにします。これにより、チームは複数の開発ラインで同時に作業を行うことができます。

ソフトウェア開発チームは一般的に、ソフトウェア製品またはシステムのソース・コードからなる大規模なファイル・ベースで作業します。 チーム・メンバーとして、ユーザーはこのソース・コード・ベース内で作業し、ファイルの内容を変更して、新規フィーチャーを追加したり障害を修正したりします。(例えば、専用ワークスペースでコードのビルドおよびテストを行って) 変更が正しいことを確認した後に、自分の作業が関係するファイルなどに変更を行ったメンバーが属する他のチームと、変更内容を共有します。Rational Team Concert™ ソース管理は、バージョン管理可能な項目 (ファイルおよびフォルダー) をコンポーネントおよびストリームに編成し、ファイルおよびフォルダーの内容を表示して変更できるワークスペースを提供します。これらのリポジトリー・オブジェクト全体で、開発中のシステムの構成を表し、構成の取得、共有、またはビルドを可能にします。これにより、チームのファイルを編成し、変更を追跡および共有して、チーム全体が共通の目標を達成するように常に協力して作業を行うようにします。

Rational Team Concert ソース管理は、Rational Team Concert に組み込まれている他のアプリケーション開発ライフ・サイクル・ツールと密接に統合されています。

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