Rational Team Concert™ ソース管理には、リポジトリー内のファイルの MIME コンテンツ・タイプおよび行区切り文字プロパティーを変更する必要がある場合に使用できる「ファイル・プロパティー」ウィザードが含まれています。
このタスクについて
Rational Team Concert ソース管理は、MIME コンテンツ・タイプおよび行区切り文字タイプをファイル名の接尾辞に関連付けることができる設定ページを提供しています。
通常は、Rational Team Concert ソース管理に対するプロジェクトを共用する前に、これらのプロパティーを設定します (詳しくは、ファイル・プロパティーおよび行区切り文字タイプの指定を参照してください)。
個々のファイルに対して、ファイル・プロパティー、行区切り文字タイプ、またはその両方、ファイル・タイプのクラス、またはプロジェクト内のすべてのファイルを変更する必要がある場合は、「ファイル・プロパティー」ウィザードを以下のように使用します。
「ファイル・プロパティー」ウィザードを使用するには、以下の手順を実行します。
- Eclipse ナビゲーター・ビュー (または チーム操作をサポートするすべての Eclipse ビュー)、変更するプロパティーのファイルにナビゲートします。 プロジェクト内のファイルの一部またはすべてのファイル・プロパティーを変更するには、そのプロジェクトにナビゲートします。
- ファイルまたはプロジェクトを右クリックし、をクリックします。
- 「ファイル・プロパティーの変更」ページに、ファイルの MIME コンテンツ・タイプおよびファイルの行区切り文字が表示されます。 ファイルの MIME コンテンツ・タイプは、指定した設定に基づき、初期設定で Eclipse によって決定されます。
このファイルで使用される行区切り文字を変更するには、ドロップダウン・コントロールを使用して、以下のいずれかを選択します。
- CR (Mac)
- 復帰文字をすべてのプラットフォーム上で行区切り文字として使用します。
これは通常、Macintosh オペレーティング・システムによって使用される規則です。
ファイルの行区切り文字プロパティーに、この値が指定されている場合、ワークスペース・プラットフォームに関係なく、ファイルがローカル・ワークスペースにロードされるたびに、指定された区切り文字が使用されます。
- CRLF (Windows®)
- 文字シーケンス「復帰改行」をすべてのプラットフォーム上で行区切り文字として使用します。
これは通常、Windows オペレーティング・システムによって使用される規則です。
ファイルの行区切り文字プロパティーに、この値が指定されている場合、ワークスペース・プラットフォームに関係なく、ファイルがローカル・ワークスペースにロードされるたびに、指定された区切り文字が使用されます。
- LF (Unix)
- 改行文字をすべてのプラットフォーム上で行区切り文字として使用します。
これは通常、UNIX® システムおよび Linux® によって使用される規則です。
ファイルの行区切り文字プロパティーに、この値が指定されている場合、ワークスペース・プラットフォームに関係なく、ファイルがローカル・ワークスペースにロードされるたびに、指定された区切り文字が使用されます。
- なし (バイナリー)
- ワークスペース・プラットフォームに関係なく、ファイルの行区切り文字を変更しないでください。
(ファイルに行区切り文字の複数のタイプが含まれている場合、Rational Team Concert ソース管理は初期設定で、そのファイルをバイナリーとして分類することがあります。
ウィザードを使用して、このタイプのファイルが一貫性のある行区切り文字を持つように変換することができます。)
- プラットフォーム
- ファイルをローカル・ワークスペースにロードするとき、そのファイルの行区切り文字をコンテンツ・タイプのプラットフォーム規則に設定します (例えば、UNIX システムおよび Linux に対して改行)。
「終了」をクリックして、ファイルのプロパティーを設定するか、または「次へ」をクリックして、このタイプのすべてのファイルに対する行区切り文字を設定する方法を変更できるページを開きます。
- 「設定の更新」ページで、このタイプのすべてのファイルに対する行区切り文字を設定する方法の設定を変更できます。 また、「ファイル・プロパティーの設定」をクリックして、Rational Team Concert ソース管理の「ファイル・プロパティー」設定ページを開き、そこで、すべてのファイル・プロパティー設定を表示および変更することもできます。