破損したローカル・ワークスペースを修復します。
目的
scm repair サブコマンドは、
破損したかまたはリポジトリー内で対象と非同期であるローカル・ワークスペースを修復します。
概要
- scm login を使用してストアード・クレデンシャルを作成した後、scm repair を実行するには:
scm repair [ -r | --repository-uri ] repository URI or nickname { [ -d | --dir ] workspace-path [ -v | --verbose ] }
- コマンド行で、クレデンシャルを入力して scm repair を実行するには:
scm repair { [ -u | --username ] user ID in repository [ -P | --password ] password for user ID in repository [ -d | --dir ] workspace-path [ -v | --verbose ] }
オプションおよび引数
- [ -d | --dir ] workspace-path
- 修復するワークスペースのパス名。パス は、
scm load または scm
share によって作成されたローカル・ワークスペースである必要があります。このオプションが省略された場合、scm repair は、
現行作業ディレクトリーに関連付けられているワークスペースを修復します。
- [ -P | --password ] password for user ID in repository
- 指定されたリポジトリー内の、指定されたユーザー ID のパスワード。このオプションがコマンド行に組み込まれない場合は、パスワードを入力するようプロンプトが表示されます。scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
- [ -u | --username ] user ID in repository
- 指定されたリポジトリー内に存在するユーザー ID を指定します。
scm login コマンドを使用して証明書を保管したリポジトリーの、URI またはニックネームを指定している場合、このオプションは無視されます。
- [ -r | --repository-uri ] repository URI
- このアクションの実行元となるリポジトリーを指定します。
scm login コマンドを使用してリポジトリー証明書を保管した場合、これらの保管した証明書に指定したニックネームを使用できます。
- [ -v | --verbose ]
- 操作中に、追加の通知メッセージを提供します。
例
現行作業ディレクトリーに関連付けられているワークスペースを
修復します。現行作業ディレクトリーにメタデータのリポジトリー URI が含まれている場合でも、リポジトリーを指定する必要があります。これは、メタデータが破損する可能性があるためです。
C:¥local-workspaces¥HelloJazz>scm repair -r jazzhost
ローカル・ワークスペースの再ビルド中。これには多少の時間を要する場合があります。
修復が完了しました。