スクラムなどのアジャイル手法に従うチームでは、通常、リリース・スケジュールを、終了日が固定された一連の固定期間の開発反復に分割します。
これらの反復の計画には、作業を反復内に完了するようにスケジューリングすること、
およびその作業の要素をチームのメンバーに割り当てることが含まれます。
計画を有効にするため、チーム全員が計画にアクセス可能である必要があり、
反復の間中、チームの位置や方向を反映するために計画を動的に変更する必要があります。
Jazz™ では、
計画のコンポーネントによって、開発反復の計画および実行を支援するためのツールが提供されています。アプローチはシンプルなものです。計画は、
特定の基準に一致するワークアイテムから構成されています。計画をワークアイテムのセットとして扱うことにより、以下の役立つ特性が得られます。
- 計画は以下のようにアクティブです。
- ワークアイテムを変更すると、計画も変更されます。例えば、ワークアイテムを終了すると、
計画でワークアイテムが完了としてマークされ、それ以上の明示的なアクションは必要ありません。
- 計画の変更により、直接、ワークアイテムが変更されるか、
必要に応じて、新規ワークアイテムが作成されます。
- 計画は多くの方法で表示できます。計画は、所有者、機能カテゴリー、期間、またはワークアイテムで有効なその他の基準によって、
簡単に再グループ化できます。
- 計画はチーム全員に対して有効です。
このセクションでは、以下の内容を学習します。
- 計画の作成方法
- 計画概要の編集方法
- チーム・メンバーに掛かるワークロードのバランスを取る方法
このチュートリアルには多くのワークアイテムは含まれないため、
計画の重要な特徴をここですべて説明することはできません。ただし、Jazz での計画の基本を理解するために十分な説明は行います。