このタスクについて
ベース ClearCase から何らかのデータをインポートする場合、または、UCM ストリームからすべてのベースラインではなくベースラインの 1 つのサブセットのみをインポートする場合、いくつかのステップを行って、インポート用に Rational ClearCase データを準備する必要があります。
UCM ベースライン・サブセット
UCM ストリームの指定されたコンポーネントに対して、すべてのベースラインではなくベースラインの 1 つのサブセットをインポートする場合、ClearCase で、以下を行う必要があります。
- コンポーネントの管理階層にある VOB に、属性タイプを作成します。
この属性タイプは [ストリング][整数] の形式にする必要があります。属性値は任意の有効なストリングにすることができます。
例えば、属性値を「true」にすることができます。
- この属性タイプを、コンポーネント用にインポートするすべてのベースラインに適用します。
ベース ClearCase データ
ベース ClearCase から ClearCase データをインポートする場合、ClearCase で、以下を実行する必要があります。
- ヒストリー付きでインポートする予定のベース ClearCase データに、ラベル・タイプを適用する必要があります。
これらのラベル・タイプは、VOB ルートから開始する VOB のファイル・システム階層にすべて適用する必要があります。
ヒストリーのインポートを開始する前に、これらのすべてのラベル・タイプをロックしておく必要があります。
- 属性タイプを作成して、インポートしたい関連するバージョン・ヒストリーを持つラベル・タイプに適用する必要があります。
この属性タイプは [ストリング][整数] の形式にする必要があります。ラベル・タイプに適用される属性値は、徐々に増加する正整数である必要があります。
属性タイプは、ラベル・タイプの VOB の管理階層にある VOB に作成する必要があります。
属性値は、Importer がラベル・タイプを処理する順番を示します。
Importer は、使用可能なすべてのラベル・タイプを、それらのタイプの属性値を基にソートし、最も低い値を持つタイプの処理を開始します。
このため、最も低い属性値は、同期ストリームの作成に使用されるバックストップ・ラベル・タイプに適用される必要があります。