プロセス・テンプレートへのレポートのインクルード

プロセス・テンプレートをオーサリングする際に、デフォルトでレポート・テンプレート・セットをインクルードするように、テンプレートをカスタマイズできます。また、それらのテンプレートに基づいてレポートをインスタンス化するように、プロセスを構成することもできます。これにより、ユーザーはデフォルトのレポートを使用できるようになります。このプロセス・テンプレートからプロジェクト・エリアを初期化すると、指定したレポート・テンプレートおよびレポートがインクルードされます。
このタスクについて
注: これは、プロセス・テンプレート作成者向けの上級タスクです。
  1. 「プロセス・テンプレート」ビューで、編集するテンプレートを開きます。
  2. レポート・テンプレートを添付ファイルとしてプロセス・テンプレートに追加します。
    1. プロセス・テンプレート・エディターの「概要」ページで、「プロセス添付」セクションを展開します。
    2. 追加」をクリックし、ローカルの BIRT レポート設計ファイル (.rptdesign) を参照します。レポートを選択して「開く」をクリックします。
    3. 「添付ファイルのパス」フィールドに仮想名を指定します。ここで指定した値は、プロセス構成ソースに使用されます。例えば、レポート・テンプレートには /reports/myreport.rptdesign のようなパスを指定するとよいでしょう。
    4. 「OK」をクリックします。 レポート・テンプレートが添付ファイルのリストに追加されます。これで、プロジェクトの初期化中にこのレポート・テンプレートを使用するように、プロセスを構成できます。
  3. レポート・テンプレートを使用してプロジェクト・エリアを初期化するように、プロセスを構成します。
    1. プロセス・テンプレート・エディターの「プロセス構成」ページで「プロジェクト構成」を展開し、「プロジェクト・エリアの初期化」をクリックします。
    2. 「サーバーのフォローアップ・アクション」セクションで、「追加」をクリックし、「レポート用のプロジェクトのセットアップ」を選択して「OK」をクリックします。

      プロセス・テンプレート・エディター。レポート用のプロジェクトのセットアップ。

    3. 「レポート用のプロジェクトのセットアップ」を選択し、「作成」をクリックしてレポート・テンプレートを追加します。

      プロセス・テンプレート・エディター。レポート用のプロジェクトのセットアップ。

    4. 追加するレポート・テンプレートごとに、前のステップで追加した添付ファイルを指定します。

      プロセス・テンプレート・エディター。レポート用のプロジェクトのセットアップ。

    5. 追加したテンプレートに基づいてレポートをインスタンス化するプロセスの構成については、次のステップを参照してください。
  4. プロジェクトの初期化中にレポートをインスタンス化するように、プロセスを構成します。レポート・テンプレートからインスタンス化するレポートごとに、次のように「フォルダー」フィールドに値を指定します。

    プロセス・テンプレート・エディター。レポート用のプロジェクトのセットアップ。

    ヒント: 「フォルダー」フィールドに値を入力すると、このテンプレートからレポートがインスタンス化され、ここで指定したフォルダーに置かれます。 「フォルダー」フィールドに値を入力しないと、レポートはインスタンス化されません。インスタンス化されたレポートには、テンプレートと同じ名前が付けられます。
  5. プロセス・テンプレートを保存します。
次のタスク
これで、このプロセス・テンプレートを使用してプロジェクト・エリアを作成すると、指定したレポート・テンプレートおよびレポートが作成されるようになりました。プロジェクト・エリアの作成後も、プロジェクト管理担当者は引き続きレポート・テンプレートを管理できます。詳しくは、変更によるレポート・テンプレートの更新を参照してください。

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