zimport

z/OS® システム上の複数の区分データ・セット (PDS) から Rational Team Concert™ for System z® ソース管理にメンバーをインポートします。

始める前に
z/OS PDS メンバーを Rational Team Concert zComponent プロジェクトにインポートするには、以下の条件を満たす必要があります。
  1. zimport コマンドを入力します。このコマンドは、scm のサブコマンドです。 コマンド行は、次のように表示されます。

    scm zimport --hlq SMITH --mapfile /u/smith/mapping.txt
    --projectarea TestProjectArea -s MyStream
    -r https://localhost:9443/jazz -u username -P password

    ヒント:
    • zimport コマンドの使用法について詳しくは、scm help zimport コマンドを実行してください。
    • 実際に一括インポートを実行せずに、zimport コマンドの結果を確認する場合は、scm に対して「-n」オプションまたは「--dry-run」オプションのいずれかを、次のように指定します。

      scm -n zimport --hlq SMITH --mapfile /u/smith/mapping.txt
      --projectarea TestProjectArea -s MyStream
      -r https://localhost:9443/jazz -u username -P password

  2. -r」オプションを指定して、PDS メンバーをインポートする Rational Team Concert for System z リポジトリーを指定します。
  3. -u」オプションを指定して、リポジトリーのユーザー名を指定します。
  4. -P」オプションを指定して、リポジトリーのパスワードを指定します。
  5. --hlq」オプションを指定して、インポートするメンバーの区分データ・セットの高位修飾子を指定します。
  6. --mapfile」オプションを指定して、一括インポート・ツールが使用する必要のあるマッピング・ファイルの場所を指定します。
  7. --projectarea」オプションを指定して、データ・セット定義を保存するプロジェクト・エリアの名前、および言語定義を保存するプロジェクト・エリアの名前を指定します。
  8. オプション:-s」オプションを指定して、ストリームの名前、別名、universal unique identifier (UUID) を指定し、zimport コマンドが作成するリポジトリー・ワークスペースのデフォルトのフロー・ターゲットとして設定します。
  9. オプション:-q」オプションを指定して、最小のコンソール出力のみを表示します。
  10. オプション:-v」オプションを指定して、出力の冗長度を上げます。
    注:-q」オプション、「-v」オプションの両方を指定した場合、「-q」オプションが「-v」オプションに優先されます。
次のタスク
zimport プロセスが完了すると、Rational Team Concert for System z の新規リポジトリー・ワークスペースが作成されます。このリポジトリー・ワークスペースには、zComponent プロジェクトを含むコンポーネントが表示されます。zComponent プロジェクト自体にも、インポートした PDS とそのメンバーに対応する zFolders および zFiles が含まれます。「-s 」オプションを指定すると、新規ワークスペースはそのデフォルトのフロー・ターゲットを使用します。また、Rational Team Concert for System z の「チーム成果物」ビューには、新規データ・セット定義が表示されていなければなりません。
ヒント: これらの新規データ・セット定義を表示するには、リストを最新表示しなければならない場合があります。
Rational Team Concert for System z は、インポートする PDS ごとにデータ・セット定義を作成し、対応する zFolder がそのデータ・セット定義とも関連付けられます。任意の言語定義マッピングを指定した場合、その zFiles も言語定義を指定したものと関連付けられる必要があります。

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