この内容は、バージョン 7.5.4 以降にあてはまります。 変換で予想どおりの出力を生成するために使用する情報を指定するには、構成のガイドをする新規変換構成ウィザードと変換構成エディターを使用します。
このタスクについて
変換構成は、ファイル名拡張子 .tc を持ち、変換が予想通りの出力を生成するために使用する情報が含まれます。また、変換構成には、
特定のタイプの変換に固有の情報も含まれています。既存の変換構成を編集するには、ワークスペース・リソースを示すビューで変換構成ファイルをダブルクリックし、変換構成エディターを開きます。
変換構成ファイルに関する作業を簡略化するには、変換する要素を含むプロジェクトに構成ファイルを保管します。
- 作業しているビューに応じて、以下のステップのいずれかを実行します。
- 「パターン・エクスプローラー」ビューで変換を右クリックし、「新規構成」をクリックします。
- その他のビューで、をクリックします。「変換構成」がメニュー項目でない場合は、をクリックします。
- 構成の詳細を指定します。新規変換構成ウィザードの「構成名および変換の指定」ページで、以下のステップを完了します。
- 「名前」フィールドに、構成の名前を指定します。
- 「構成ファイル宛先」フィールドで、変換構成ファイルの宛先を指定します。宛先は、現行ワークスペース内の相対パスです。完全修飾プロジェクト名またはフォルダー名を指定できます。プロジェクト内のフォルダーを指定する場合は、フォルダー名の前に接頭部としてスラッシュ (/) を付ける必要があります。
- 「変換」リストから変換を選択します。
注: インストールされていても使用可能になっていない変換を表示するには、「すべての変換の表示」をクリックします。
変換は、このリストに表示するには、機能にバインドする必要があります。
- 「次へ」をクリックします。
- 変換のソース要素とターゲット要素を指定します。有効なソース要素とターゲット要素のリストについては、この変換に関する関連概念のトピックを参照してください。
「ソースとターゲット」ページで、以下のステップを実行します。
- 「選択済みソース」ペインで、変換対象の変換用にソース要素を選択します。
- 「選択済みターゲット」ペインで、変換出力の宛先を選択します。出力の新規の宛先を作成するには、「ターゲット・コンテナーの作成」をクリックします。
- 「終了」をクリックします。 変換構成エディターが開くと、構成の内容が表示されます。
- オプション: 変換構成に関する文書を指定します。このフィールドは、複数のユーザーが共有する構成に関する情報を伝達する場合に便利です。「メイン」ページの「文書」フィールドに、変換構成についての追加情報を指定します。
- オプション: 変換において、ビジネス・プロセスをサービス参加者コンポーネントに変換する方法、およびビジネス・プロセス・モデリング表記法 (BPMN) プロセスが生成されたサービス参加者コンポーネントのサービス操作の実装として使用されるかどうかを指定します。 「出力オプション」ページで、次のステップを実行します。
- 表内の各 BPMN プロセスに対し、生成するサービス参加者コンポーネントの名前を指定します。 複数の BPMN プロセスに対し、同じサービス参加者コンポーネントを指定できます。
- オプション: 参加者コンポーネント内のサービス操作が不透明であることを指定するには、BPMN プロセスに対応する「不透明な振る舞いの設定」チェック・ボックスを選択します。
変換で、生成されたサービス参加者コンポーネント内のサービス操作の実装として、対応する BPMN プロセスが設定されます。
- オプション: 生成された出力にマージ・オプションを指定するには、「プロパティー」ページで、次のいずれかのステップを実行します。
- 変換で、出力を既存の成果物とマージする方法を指定するには、「マージ・オプション」プロパティーに、「値」列のリストから値を選択します。
| オプション |
説明 |
| 自動 |
確認のプロンプトなしで新規要素が追加されます。 |
| オーバーライド |
競合しているファイルをすべて自動的に上書きします。 |
| サイレント |
モデルのマージ時に、プロンプトおよびダイアログ・ボックスを
表示しません。 |
| 可視 |
モデルのマージ時に、ユーザーにプロンプトと
警告ダイアログ・ボックスを表示します。 |
- マージの競合が発生した場合に警告が表示されるかどうかを指定するには、「マージ警告」プロパティーを true または false から選択します。
- をクリックします。
タスクの結果
オプションは次回変換を実行したときに適用されます。