インストールするフィーチャーの計画

インストールするフィーチャーを選択することにより、ソフトウェア製品をカスタマイズすることができます。
IBM® Installation Manager を使用して製品パッケージをインストールする場合は、使用可能な製品パッケージに入っているフィーチャーがインストール・ウィザードに表示されます。 このフィーチャー・リストから、インストールするフィーチャーを選択できます。 デフォルトの一連のフィーチャーが選択されています (必須フィーチャーはすべて含まれています)。 フィーチャー間に依存関係があれば、Installation Manager はそれを強化し、必要なフィーチャーが消去 されないようにします。
ヒント: パッケージのインストールを終了した後も、 Installation Manager で「パッケージの変更」ウィザードを実行して、ソフトウェア製品のフィーチャーを追加または除去することができます。

以下の表は、IBM Rational® Software Modeler のインストール可能フィーチャーを示しています。 デフォルトで選択されているインストールするフィーチャーは、異なる場合があります。 フィーチャーがすでに共用リソース・ディレクトリーに存在している場合は、デフォルトでは選択されず、再度インストールされることはありません。

フィーチャー 説明 インストール対象としてデフォルトで選択済み
UML モデリング 統一モデリング言語 (UML) バージョン 2.1 に基づいた、セマンティック・モデルとダイ アグラムの作成、妥当性検査、および管理をサポートします。 このフィーチャーは、UML ベースのパターン、変換、モデル分析、およびレポート作成など、その他の多くの機能の基盤になります。 はい
UML から UML へのパターン実装 既存のモデル・コンテンツを基にした新規モデル・コンテンツの作成を自動化します。 20 を超えるパターン実装が含まれているだけでなく、独自のパターン実装を開発するためのツールもサポートされています。 はい
サービス・モデリング UML に基づくモデルであるサービス・モデ ル (ソフトウェア・サービスの UML プロファイルで補完されたもの) の生成を自動化します。 UML のアクティビティー・モデルに基づいたそのようなサービス・モデルの作成を自動化する変換のほかに、プロファイルおよび関連ツールも含まれています。 Java™ サービス実装に基づくサービス・モデルの作成を 自動化する変換も提供されます。 いいえ
アーキテクチャー統合フレームワークおよび関連ツール 従来の米国国防総省アーキテクチャ ー・フレームワーク (DoDAF) または IBM Unified Modeling Language (UML) Profile-based Integrated Architecture (UPIA) フレームワ ークを使用することにより、複雑なシステムのアーキテクチャーを記述できるようにします。 DoDAF ツールは、UML を使用してシステム構造を、 ビジュアル形式、テキスト形式、および表形式で表現 します。 アーキテクトは、UPIA プロファイルおよびツールを使用してモデリング・ツールの相互運用性を向上させたり、アーキテクチャー・データの再利用を促進したりすることができます。 両方のプロファイルは、モデルを作成し、モデル・コンテンツのビューおよびレポートを作成するための特殊なツールによってサポートされています。 いいえ
BPMN モデリング Business Process Model and Notation (BPMN) バージョン 2.0 に基づいた、セマンティック・モデルとダイアグラムの作成および管理をサポートします。 いいえ
Rational Rose® モデル・インポート IBM Rational Rose モデルおよびカスタム・プロパティー・セ ットのマイグレーションの際に役立ちます。 いいえ
Rational RequisitePro® 統合 IBM Rational RequisitePro がインストールされている場合に、要求、アーキテクチャー、および実装要素の間の追跡可能性を備えた、緊密に統合された要求管理ソリューションを提供します。 いいえ
Rational Requirements Composer 統合 ユースケースおよびプロセス・ダイアグラムを再利用することによって、ビジネスのニーズに合ったアーキテクチャーおよびソリューション設計を開発できます。 いいえ
WebSphere® Business Model 統合 IBM WebSphere Business Modeler のビジネス・プロセス・モデルを、統一モデリング言語 (UML) バージョン 2.1 のモデルとしてレンダリングします。 いいえ
InfoSphere™ Data Architect 統合 統一モデリング言語 2 (UML2) のクラス・モデルを、IBM InfoSphere Data Architect (以前は Rational Data Architect) がサポートする論理データ・モデルに変換します。(InfoSphere Data Architect には、論理データ・モデルを UML のクラス・モデルに変換する補完フィーチャーが含まれています。) いいえ
IBM Rational System Architect 統合 UML モデルとダイアグラムを Rational System Architect から Rational UML モデリング製品へインポートできます。これにより、成果物が、エンタープライズ・アーキテクチャーのベスト・プラクティスに適合するアーキテクチャー・ビルディング・ブロックになります。また、UML 1.4 互換モデルを Rational UML モデリング製品から Rational System Architect へエクスポートすることもできます。これにより、既存のソリューション・アーキテクチャーからエンタープライズ・アーキテクチャーのベスト・プラクティスを得ることができます。 いいえ
システムおよびソフトウェア・アーキテクチャー用の Rational Asset Manager 統合 UML モデル (またはそれらのサブセット) を、再使用可能アセットとして公開およびインポートします。 これは、UML コンテンツの指定の有効範囲を、再使用可能なビルディング・ブロックとして管理するための有効な方法です。 また、ソフトウェア・アーキテクチャーの指定の参照モデル (IBM Industry Models などの大規模な参照モデルを含む) として処理されるモデルを管理する際にも役立ちます。 いいえ
プラグイン・アセット用の Rational Asset Manager 統合 パターン、変換、UML プロファイル、カスタム・デプロイメント・モデリング静的ドメイン、および Eclipse プラグインとして実装される他の種類のアセットを公開します。さらに、この統合によって、そのようなアセットは Rational Software Modeler 環境にプロビジョン (インストール) され、使用可能な状態になります。 いいえ
Reusable Asset Specification (RAS) サポート 一連の関連ファイル (パターン・ファイル、変換ファイル、またはその他のプラグイン・ファイルなど) をパッケージしたり、抽出したりするための標準方式を提供し、それらのファイルをチーム・メンバー間で効率的に共用できるようにします。 はい
Rational ClearCase® SCM アダプター ClearCase のバージョン・オブジェクト・ベース (VOB) およびビュー・サーバーもインストールされている場合に、スナップショット・ビューおよび動的ビューを使用して、ClearCase VOB におけるソフトウェア・アーキテクチャーおよび実装成果物のバージョン管理を可能にする、IBM Rational ClearCase SCM プラグインおよび ClearCase MVFS プラグインを提供します。 いいえ
Rational Unified Process® (RUP®) Process Advisor および Process Browser ソフトウェア開発と IBM Rational Software Delivery Platform の使用についてのコンテキスト・センシティブ・ガイダンスを提供する Process Advisor、およびユーザーの現在のタスク、成果物、ツールに関するヘルプを提供する Process Browser があります。 はい
Rational Team Concert - Client Rational Team Concert - Client には、ワークステーションから Rational Team Concert Server に接続してチームと対話を行うために必要なすべてのものが含まれています。 いいえ
UML モデル分析およびメトリック 統一モデリング言語 (UML) モデルが規則およびベスト・プラクティスに準拠しているかどうかを検査します。 問題の起こりそうな箇所が強調表示され、品質向上のためのコード変更が提示されます。 はい
ビジネス・インテリジェンスおよびレポート作成ツール (BIRT) さまざまなデータ・ソースからレポート、グラフ、および文書を作成するための汎用レポート作成ソリューションを提供します。 はい
ソフトウェア・アーキテクチャーの公開およびレポート作成 統一モデリング言語 (UML) モデルを HTML として公開するためのフィーチャー、および 2 つのモデル・レポート作成ソリューションを提供します。 1 つ目は、ビジネス・インテリジェンスおよびレポート作成ツール (BIRT) に基づいた新規のレポート作成ソリューションで、改良されたカスタマイズ機能のほか、HTML、Adobe® Acrobat、Microsoft® Word、および Microsoft Excel などのさまざまな出力フォーマットのサポートを提供します。 2 つ目は、既存のもので、現在では非推奨となって いる XSLT ベースのレポート作成手法です。このテクノロ ジーを使用してカスタマイズ・レポートを作成していた お客様向けです。 はい
Rational SoDA® 統合 IBM Rational SoDA 製品との統合を提供します。統一モデリング言語 (UML) モデルから情報を抽出して、これを他の Rational 製品からの情報と統合し、Microsoft Word 文書などのレポートおよび文書を生成します。 いいえ
変換オーサリング モデルからモデル、およびモデルからテキストへのカスタム変換を作成したり、既存の変換をカスタマイズしたりするためのツールを提供します。 変換では、モデル・コンテンツおよび実装コードの 生成などのタスクを自動化するほか、開発の効率およびソリューションの品質を大幅に向上させることができます。 オーサリング・ツールを使用することで、変換開発プロセスが飛躍的に向上します。これにより、価値を生むまでの時間 (time-to-value) を削減し、投資収益を増大させることができます。 いいえ
アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) マイグレーション Rational 統一モデリング言語 (UML) モデリング製品のバージョン 6 で使用可能な拡張性 API から、バージョン 7 で使用可能な API への、ユーザー作成プラグインおよびユーザー作成プラグレットのマイグレーションを支援します。 いいえ
プラグレット ワークベンチの拡張に使用できる、小規模 な Java アプリケーションを作成するための環境を提供します。 プラグレットは、完全な Eclipse プラグインよりも開発およびテストが簡単なため、一部の拡張性アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を学習する手段として適しています。 いいえ
プラグイン開発環境 (PDE) Eclipse 環境を拡張するために使用できる Eclipse プラグインの作成、開発、テスト、デバッグ、およびデプロイするためのツールを提供します。 はい
Eclipse テクノロジー拡張性 Eclipse プラットフォームと Eclipse テ クノロジーの使用および拡張を可能にする Eclipse の SDK とプラグインが含まれています。Eclipse テクノロジーとしては、Eclipse モデリング・フレームワーク (EMF)、グラフィカル編集フレームワーク (GEF)、グラフィカル・モデリング・フレームワーク (GMF)、Java 開発ツール (JDT)、統一モデリング言語バージョン 2 (UML2)、Java エミッター・テンプレート (JET)、および XML スキーマ定義 (XSD) があります。 これらのアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)、拡張ポイント、およびユーティリティーを使用すると、独自のドメイン固有モデリング言語の作成など、さまざまな方法でワークベンチの機能を拡張することができます。 いいえ
モデリング拡張性 統一モデリング言語 (UML) プロファイル、アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)、拡張ポイント、およびユーティリティーを組み合わせることで、このワークベンチ・ベース環境のモデリング機能および開発機能を拡張することができます。 いいえ
Reusable Assets Standard (RAS) 拡張性 アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)、拡張ポイント、およびユーティリティーを組み合わせることで、このワークベンチ・ベース環境の RAS 機能を拡張することができます。 いいえ

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