UPIA モデルを作成する際、モデル内の個々の UPIA モデリング機能はすべてデフォルトで有効になっています。 各 UPIA 機能では、アーキテクチャー・モデルの定義に使用可能な UPIA の UML 要素および関係のサブセットが定義されます。 「ビューポイント」ボタンを使用することで、機能に関連する UI 要素の可視性を制御できます。
UPIA 機能に定義されていない追加の UML 要素、および UI に表示されていない追加の UML 要素を使用できます。 表示される UI 要素は、モデル内で有効になっている機能と、現行のモデル・ビューポイントで有効になっている機能の両方によって決まります。 したがって、新規の UI 要素を表示するには、まずモデル内で機能を有効にする必要があります。
フィーチャーを有効にする UPIA モデリングのメイン機能のほかに、以下の表にある各機能を有効にしたり、無効にしたりすることができます。
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| UPIA エンタープライズ・モデリング | この機能は、企業およびそ のビジョンを記述する要素を作成するために使用 可能なツールを提供します。 使用可能な要素には、「アーキテクチャーの説明」、「エンタープライズ」、「目標」、「ポリシー」、「ビューポイント」、および「ビジョン」があります。 |
| UPIA 測定モデリング | この機能は、任意の UPIA 要素に関連付けることができる測定要素 (パフォーマンス基準など) を作成するために使用可能なツールを提供します。 |
| UPIA オペレーショナル・モデリング | この機能は、アーキテクチャーの抽象表現を定義するオペレーショナル要素を作成するために使用可能なツールを提供します。 使用可能な要素には、「オペレーショナル・アクティビティー」、「オペレーショナル機能」、「オペレーショナル・ノード」、および「オペレーショナル・タスク」があります。 |
| UPIA 組織モデリング | この機能は、「能力」、「関心」、「リソース」、「組織リソース」、「オペレーショナル機能のロール」、および「利害関係者」などの組織要素を作成するために使用可能なツールを提供します。 |
| UPIA プロジェクト計画 | この機能は、アーキテクチャーの実装および配信を計画するための要素を作成するために使用可能なツールを提供します。 使用可能な要素には、「マイルストーン」、「プロジェクト」、「プロジェクト・タイプ」、および「予測」があります。 |
| UPIA サービス・モデリング | この機能は、サービス指向アーキテクチャーの基礎をモデリングするための要素を作成するために使用可能なツールを提供します。 使用可能な要素には、「サービス仕様」、「サービス (Service)」、「サービス・コンシューマー (Service Consumer)」、および「サービス・プロバイダー (Service Provider)」があります。 |
| UPIA 標準モデリング | この機能は、モデル内の要素に関連付けることができる機能標準、テクニカル標準、および標準プロファイルを表す要素を作成するために使用可能なツールを提供します。 |
| UPIA 戦略的計画 | この機能は、戦略的機能およびそれらの要求をモデリングする要素を作成するために使用可能なツールを提供します。 使用可能な要素には、(戦略的)「機能」、「機能構成」、「機能要求」、「影響」、および「戦略的任務」があります。 |
| UPIA システム・モデリング | この機能は、アーキテクチャーの大まかな実装を定義するシステム要素を作成するために使用可能なツールを提供します。 使用可能な要素には、システムのデプロイメントに関する「システム」、「システム機能」、「システム・インターフェース)」、および「システム・ノード」があります。 |