「探索」更新ツールを使用することによって、照会ベースのダイアグラムを更新することができます。
モデル内に追加要素を定義した後、または更新ツールに対して異なるパラメーターを定義する場合には、ダイアグラムを更新することができます。
後から照会を実行して追加要素が検出されると、ダイアグラムにそれらの要素が追加され、ダイアグラムに対して行ったすべての変更内容が保存されます。
このタスクについて
照会ベースのダイアグラムを更新するには、以下のようにします。
手順
- 「プロジェクト・エクスプローラー」で、照会ベースのダイアグラムを開きます。
ダイアグラムには、照会の一部としては返されない、手動で作成された要素が含まれている場合もあります。
- 「パレット」の「探索
」タブで、アーキテクチャー・モデルの
該当する側面に対応したドロワーをクリックし、対応する UPIA ダイアグラム・ビュー更新ツールをクリックします。
- ダイアグラム内をクリックします。 更新ツールのパラメーターを入力するように要求するウィンドウが開きます。
- 以前この更新ツールを使用した際に「パラメーターを記憶する (今後この質問を表示しない)」チェック・ボックスを選択しなかった場合は、更新ツールのパラメーターを入力するためのプロンプトが出されます。
- 更新操作の検索の範囲を選択します。
- 更新オプションを構成します。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
更新ツールによりモデルがスキャンされ、該当する要素が検出されます。
照会結果内の要素が既にダイアグラム内に存在する場合は、その図形が再利用されます。
要素がダイアグラム内にまだ存在しない場合には、新規の図形が作成され、ダイアグラムに追加されます。
ダイアグラム上の要素間の関係も表示されます。
既存のダイアグラム要素 (ダイアグラムを更新する前の要素) のレイアウトは変更されません。
以前に追加されたダイアグラム内の図形のうち、照会結果と一致しないものがダイアグラムから削除されることはありません。
このためユーザーは、同じダイアグラムに対して「探索」ツールから複数の照会を実行し、複合照会の結果を得ることができます。