前のバージョンからの UPIA モデルのマイグレーション

前のバージョンの IBM® Rational® モデリング製品の UPIA モデリング・リソースは、UPIA プロファイルの派生元である別のプロファイルか、UPIA プロファイルの前のバージョンに基づいています。前のリリースのモデルを開くと、自動的に最新バージョンの UPIA プロファイルにマイグレーションされます。自動マイグレーションにより、前のプロファイル、モデル、およびダイアグラムのファイルがそれぞれの最新バージョンに変換されますが、これらのリソースを前のフォーマットで保存する方法はサポートされていません。

このタスクについて

前のバージョンのモデリング・リソースを開くと、Rational モデリング製品が古いバージョンを検出し、自動的にメモリー内でマイグレーションを実行します。 ユーザーがモデルを保存しなければ、ディスク上の対応するリソースのフォーマットは前のバージョンのままです。 ユーザーがモデルを保存すると、ディスク上のリソースは最新のバージョンで書き込まれます。
注: このバージョンにマイグレーションされたプロファイル、モデル、またはダイアグラムのリソースを一度保存すると、前のバージョンの Rational モデリング製品でこれらのリソースを開くことはできなくなります。

マイグレーションの一環として、モデルに適用されるプロファイルが、適用されるすべてのステレオタイプとともに最新バージョンにアップグレードされます。 名前変更されたステレオタイプおよびステレオタイプ・プロパティーも更新されます。 UPIA プロファイルの最新バージョンでのステレオタイプの変更を予期してモデル要素に適切なキーワードを追加していた場合は、マイグレーション中に要素に新規のステレオタイプが適用され、可能な場合には、そのキーワードが削除されます。ステレオタイプまたはステレオタイプ・プロパティーが新規のプロファイルに存在しなくなっている場合、そのステレオタイプは削除され、その対応するモデル要素が「非推奨 (deprecated)」というキーワードでマークされます。 これらのモデル要素を適用できなくなった場合は、ユーザーが手動でこれらの要素を削除する必要があります。

UPIA プロファイルおよび IBM Rational モデリング製品 のいくつかのリリースにおけるモデリング・ツールの変更について詳しくは、IBM ソフトウェア・サポートの文書「UPIA modeling feature - Summary of profile and modeling changes」を参照してください。


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