IBM® Rational® Modeling Extension for Microsoft® .NET で提供されている C# 変換および可視化機能を使用する際は、以下に示したベスト・プラクティスと制限のリストに目を通してください。
Microsoft Visual Studio との統合
- Rational Modeling Extension for Microsoft .NET をインストールまたは実行する前に、正しいオペレーティング・システム、サービス・パック、および Microsoft Visual Studio® 2005 または 2008 Standard または Professional Edition がコンピューターにインストールされていることを確認してください。
- Rational Modeling Extension for Microsoft .NET は、Microsoft Visual Studio 2005 または 2008 のうち最初に開かれたインスタンスのみを認識し、そのインスタンスと通信します。
Rational Modeling Extension for Microsoft .NET が使用されているコンピューターでは、Visual Studio のインスタンスを一度に 1 つだけ実行してください。
- Microsoft Visual Studio において、外部変更を自動的にロードするためのオプションを常に有効にしてください。このオプションを設定するには、「文書 (Documents)」ページでをクリックします。
「環境の外でのファイルの変更を検出」と「保存する場合、変更を自動的に読み込む」の 2 つのチェック・ボックスが選択されていることを確認します。
- Rational Modeling Extension for Microsoft .NET は、COM 機構を使用して Microsoft Visual Studio と同期します。Visual Studio がビジーの場合、COM 呼び出しが失敗したり拒否されたりする可能性があります。
Rational Modeling Extension for Microsoft .NET で次の操作を行うときは、Microsoft Visual Studio で作業したり、アクティブにしないでください。
- .NET Framework ソリューションのインポート
- プロジェクトの更新
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューにおけるインポートされたプロジェクトやファイルの展開 (ツリー・ビューの展開など)
- 以前に Visual Studio ソリューションがインポートされたワークスペースでの Rational Modeling Extension for Microsoft .NET の起動
- .NET Framework 可視化ダイアグラムの作成
- UML から C# への、または C# から UML への変換の実行
ソリューションのインポートとプロジェクト管理
- Rational Modeling Extension for Microsoft .NET にソリューションをインポートすると、ソリューション内の対応する C# プロジェクトごとに、Eclipse プロジェクトが Eclipse ワークスペースに作成されます。
Eclipse 内に作成されたプロジェクトの名前は、Microsoft Visual Studio ソリューション内の C# プロジェクトと同じです。
プロジェクトに関して注意するべき重要な点を以下に示します。
- Eclipse 内に作成されたプロジェクトには、Visual Studio ソリューション内の対応する C# プロジェクトによって使用される C# ファイルと .NET アセンブリーへのリンクが含まれます。
これらのリンクは、Rational Modeling Extension for Microsoft .NET が Visual Studio プロジェクトとそのコンテンツに関する情報を Eclipse 内で取得、更新、および表示するための唯一の手段です。実際、それらは Eclipse 内の C# プロジェクトのビューとして機能します。
- UML から C# への変換を使用する場合を除き、
インポートされたプロジェクトを Eclipse 機構を使用して変更することは避けてください。Eclipse 機構を使用してこれらのプロジェクトの名前を変更したり、そのコンテンツを変更すると、予測できない結果を生じることがあります。 特に、プロジェクト内の UML モデル (.emx) やダイアグラム・ファイル (.dnx) を作成または追加することは避けてください。 必要な場合は、代わりに Eclipse 内に別個のプロジェクト (UML プロジェクトなど) を作成してください。
インポートされたプロジェクトの中へのダイアグラム・ファイル (.dnx) の作成を避けるために注意が必要です。
新しいダイアグラムを作成する際に、デフォルトでは可視化フレームワークの場所が可視化要素が存在するプロジェクトになるからです。
- インポートされたプロジェクトを安全に閉じ、再び開くことができます。 インポートされたプロジェクトを安全に削除することもできます。 Visual Studio
プロジェクトとそのすべてのコンテンツを削除する必要がある場合は、このアクションを Microsoft Visual
Studio で実行してください。
- .NET フレームワーク・アセンブリー内に定義された型のコンテンツを調べる (例えば、型にどの演算やフィールドが含まれているのかを調べる) 予定がない場合は、Visual Studio ソリューションを Eclipse ワークスペースにインポートする際に、「.Net アセンブリーの構文解析中に「型」のみを取得」チェック・ボックスを選択します。
このオプションは、「.Net ソリューション・インポート」ウィザードの最初のページで選択できます。
このオプションはソリューションのインポートを高速化すると共に、C# と .NET の型の可視化を高速化します。
- Eclipse ワークスペースに Visual Studio ソリューションをインポートした後、その C# プロジェクトの名前を Microsoft Visual Studio で変更することは避けてださい。
プロジェクト名を変更する必要がある場合は、オンライン・ヘルプの手順に従ってください。
詳しくは、Visual Studio での C# プロジェクトの名前変更を参照してください。
- Rational Modeling Extension for Microsoft .NET が実行中の場合は、絶対に Microsoft Visual Studio 内で別のソリューション (Eclipse ワークスペースにインポートされたもの以外) を閉じたり開いたりしないでください。
- Microsoft Visual Studio ソリューションのエンコード形式として、Eclipse のデフォルトのエンコード方式と異なるものを使用している場合は、変換においてソース・ファイルのテキストが正しく認識されるようにするため、エンコード方式の設定を適切な形式に変更する必要があります。
をクリックしてください。