本サンプルのインポートおよび構成の所要時間は、約 2 分です。
本サンプルは完全な UML 設計モデルを記述し、これをインポートして表示し、その上で有効な C# コードに変換できます。
始める前に
UML から C# への変換を実行するためには、Microsoft® Visual Studio 2005 のインストール済み環境で、ターゲットのソリューションが開かれている必要があります。Eclipse IDE は、Visual Studio を開いた後でオープンしてください。
モデルをコードに変換するためには Visual Studio ソリューションと変換構成を先に作成する必要があります。
作成するソリューションは、生成された C# コードのターゲット・ロケーションになります。
このタスクについて
変換構成の作成および変換の実行手順は以下のとおりです。
- Visual Studio .NET ソリューションを作成します。
- Visual Studio 2005 で、をクリックします。
- Visual C# のプロジェクト・タイプを選択します。例として、「Visual C#」 -> 「Windows」を展開し、「空きプロジェクト」を選択します。
- プロジェクト名を入力します。
- 「OK」をクリックします。
- 変換構成を作成します。
- Rational® UML モデリング・プロジェクトで、をクリックします。
「変換構成」がメニュー項目にない場合は、をクリックします。
- 「新規変換構成」ウィンドウの「名前」フィールドに、構成の名前を指定します。
- 「前方変換」リストから「UML から C# への変換」を選択します。
- 変換構成ファイルの宛先を指定します。宛先は現行ワークスペース内に相対パスで指定します。完全修飾のプロジェクト名やフォルダー名でも指定できます。プロジェクト内にフォルダーを指定する場合は、フォルダー名の前にスラッシュ (/) をつける必要があります。
- 「次へ」をクリックして「新規ターゲット・コンテナーの作成」を選択します。
- .NET ソリューションのウィンドウで「参照」をクリックして、.NET ソリューションのロケーションを指定します。
注: ターゲット・プロジェクトを作成するためには、Microsoft Visual Studio .Net が開いている必要があります。
- 「終了」をクリックします。
タスクの結果
正常な出力を生成するために必要な情報を含む変換構成が完了しました。変換の実行は、「
IBM Rational Transformations」を展開して、作成した変換構成 (.tc) ファイルを右クリックします。その後、「
変換」をクリックして変換を実行します。
次のタスク
変換の実行後、ターゲット・プロジェクトとして指定した .NET ソリューションを開いて、生成した C# ソースを表示できます。