メニューおよびパレットの使用しない項目または関係のない項目をビューポイントを使用して非表示にすることで、ユーザー・インターフェースを見やすく整理することができます。 UPIA プロファイルでは、150 を超える要素および関係のタイプが定義されます。 これらの要素および関係を作成するための UI コンポーネントは論理的にグループ分けされ、各グループが、エンタープライズ・アーキテクチャーの特定の側面のモデリングに当てはまるようになっています。 グループごとに関連付けられた UPIA 機能があり、モデリング・ビューポイントを選択して、これらの機能のサブセットを有効にすることができます。
UPIA モデリング機能用に事前定義されたビューポイントのほかに、「設定」ウィンドウの「ビューポイント」ページを使用して、ご使用の UPIA モデリング要求用のカスタム・ビューポイントを構成することができます。
以下の表に、それぞれ複数の UPIA 機能を持った 5 つの UPIA ビューポイントをリストします。
| UPIA ビューポイント | 説明 |
|---|---|
| UPIA エンタープライズ定義 | エンタープライズ・アーキ テクチャーの初期モデリング時に、このビューポイン トを使用して、企業の原則およびビジョンを、対応す るすべての組織および利害関係者とともに定義することができます。 このビューポイントは、「エンタープライズ・モデリング (Enterprise Modeling)」、「組織モデリング (Organizational Modeling)」、および「標準モデリング (Standards Modeling)」の各 UPIA 機能を有効にします。 |
| UPIA オペレーショナル設計 | アーキテクチャーの論理構造を設計する際に、このビューポイントを使用して、標準と要素を関連付けるほかにオペレーショナル要素およびパフォーマンス基準を定義することができます。 また、このビューポイントを使用して、機能、利害関係者、およびプロジェクトなどの計画要素と、オペレーショナル要素の間の関係を定義することもできます。 このビューポイントは、「オペレーショナル・モデリング (Operational Modeling)」、「測定モデリング (Measurement Modeling)」、および「標準モデリング (Standards Modeling)」の各 UPIA 機能を有効にします。 |
| UPIA 計画 | モデリングの計画フェーズで、このビューポイントを使用して、プロジェクト、予測、およびマイルストーンとともに、機能、それらの要求、および構成を定義することができます。 このビューポイントは、「組織モデリング (Organizational Modeling)」、「プロジェクト計画 (Project Planning)」、および「戦略的計画 (Strategic Planning)」の各 UPIA 機能を有効にします。 |
| UPIA SOA 設計 | サービス指向アーキテクチャーの大まかな構造を設計する際に、このビューポイントを使用して、サービスの仕様、サービスのポート、および抽象化のオペレーショナル・レベルおよびシステム・レベルの両方のサービス・コンシューマーおよびサービス・プロバイダーを定義することができます。 このビューポイントは、「オペレーショナル・モデリング (Operational Modeling)」、「サービス・モデリング (Service Modeling)」、および「システム・モデリング (System Modeling)」の各 UPIA 機能を有効にします。 |
| UPIA システム設計 | アーキテクチャーの大まかな実装をモデリングする際に、このビューポイントを使用して、システム要素、通信ポート、リンク、パス、およびパフォーマンス基準を定義したり、標準と要素を関連付けたりすることができます。 このビューポイントは、オペレーショナル要素とシステム要素を接続するために必要なツールを提供します。 このビューポイントは、「測定モデリング (Measurement Modeling)」、「システム・モデリング (System Modeling)」、および「標準モデリング (Standards Modeling)」の各 UPIA 機能を有効にします。 |