パターン・インスタンスの変更
パターンを適用した後で、設計モデル内で必要な結果が得られるまで、パターン・インスタンス内の任意のバインドされた引数を追加、削除、または置換できます。バインドされた引数要素も変更できます。必要な場合は、パターンを再適用できます。
各パターンは、それぞれ固有の特性を持ちます。パターン作成者は、引数に対する変更が発生したときに呼び出されるメソッドのコードを提供します。したがって、引数をアンバインドおよび置換したときの結果は、パターン設計に応じて異なります。
パターン引数のアンバインド
パターン・インスタンスと引数の間のバインド関係を除去できます。パターンの適用によって加えられた変更があれば、パターンの設計によってはモデル内に残ることがあります。
パターン引数の削除および置換
パターン・インスタンス内の引数を削除または置換することができます。引数を削除する場合は、それに関係しているバインディングはパターン・インスタンスから除去されます。引数を置換すると、古い引数が削除され、新しい引数がバインドされます。
パターン適用の取り消し
「パターンの適用解除」
メニュー項目を使用すると、パターン・インスタンス、およびパターン引数とのバインド関係を除去できます。パターンの作成者が、パターンの適用を取り消したときに実行するメソッドを提供しているため、このコマンドの結果は異なります。
パターンの再適用
パターンを再適用して、バインドされているすべての引数のパターン拡張コードを呼び出すことができます。パターンを再適用すると、すべての引数値およびそれぞれの相互依存性が調べられます。パターンの再適用は、パターンへの引数として使用されていたモデル要素を変更する場合に必要になることがあります。
親トピック:
UML 要素へのパターンの適用
関連概念
パターンの適用プロセス
関連タスク
適用するパターンの選択
パターンのインポート
パターン・インスタンスの引数の指定
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