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演習 3: 変換構成の作成

この演習では、変換構成を作成する方法を示します。 変換構成で、所定の出力を生成するために変換が必要とする情報を指定します。

変換構成を適用すれば、指定された内容を、ターゲット・モデル内の別の内容に変換することができます。 指定されたソースがモデルである場合、変換はソース・モデルの要素を解釈して指定されたターゲットに出力を生成します。 ほとんどの場合、ソース・モデルは変更されないまま残されます。 変換では、新規のファイル一式が生成されるか、既存のファイル一式が変更されます。

変換構成ファイルの処理を簡素化するには、変換のソースを含むプロジェクトに構成ファイルを保存する必要があります。 この演習では、ランタイム・ワークベンチの TransformationTest プロジェクトに変換構成ファイルを保存します。 変換構成ファイルのファイル名拡張子は .tc です。

変換構成を作成するには、以下のとおりに実行します。

  1. ランタイム・ワークベンチで、 「ファイル」 > 「新規」 > 「変換構成」とクリックします。 「変換構成」がメニュー項目でない場合は、 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「変換構成」とクリックします。
  2. 新規変換構成」ウィザードの「名前と変換」ページで、 以下の値を指定します。
    1. 「名前」フィールドに、FirstConfiguration を入力します。
    2. 「前方変換」リストから、 「Generalize_Classes」を展開して、「Generalize_Classes 変換 (Generalize_Classes Transform)」を選択します。
    3. 「構成ファイル宛先」フィールドに、 まだ指定していない場合は、/TransformationTest を入力します。
    4. 「次へ」をクリックします。
  3. 「ソースとターゲット」ページで、変換の対象となるソース・モデルと、変換が出力を生成するターゲット・モデルを指定します。
    1. 「選択済みソース」ペインで、 「TransformationTest」 > 「モデル」 > 「SourceModel」とクリックします。
    2. 「選択済みターゲット」ペインで、 「TransformationTest」 > 「モデル」 > 「TargetModel」とクリックします。
  4. 「次へ」をクリックし、ウィザードの後続のページではデフォルト値を受け入れます。
  5. 「終了」をクリックします。
変換構成ファイルはランタイム・ワークベンチの TransformationTest プロジェクトに作成され、 その変換構成ファイルが変換構成エディターに表示されます。 以上で、この変換を実行できます。