要件から UML への変換

この内容は、バージョン 7.5.1 以降に適用されます。要件から UML への変換は、IBM® Rational® Requirements Composer の成果物を UML モデル要素に変換します。

有効な変換ソースおよび変換ターゲット

有効な変換ソース は、以前にダウンロードされてアーカイブまたは展開された Rational Requirements Composer プロジェクトから変換される要素を識別する Rational Requirements Composer 要素 (ユースケース、アクター、プロセス要素、ユースケース図など) を選択したものです。

有効な変換ターゲット は、ワークスペース内のプロジェクトまたはフォルダーです。 ワークスペース内のプロジェクトまたはフォルダーを変換ターゲットとして指定した場合、変換は、新しい UML モデルを指定したコンテナーに作成します。

変換の出力とターゲット UML モデルの比較およびマージ

要件から UML への変換は、比較機能とマージ機能を使用して、ターゲット・モデルと変換が生成した一時モデル間の差分を判断します。 調整が必要な場合 (例えば、変換が、既存の同じ名前の UML モデルがターゲット・プロジェクトまたはフォルダーに存在することを検出した場合)、ヒューズ (構造比較) セッションが開かれます。 要件から UML への変換を実行すると、マージ・エディターが 2 つのモデル間の差分を表示します。 「マージ・エディター」ウィンドウで、ターゲット・モデルに適用する変更を選択できます。

マージ・エディターのフィルター

マージ・エディターのフィルターを使用すると、要件から UML への変換を実行したときに発生するさまざまなタイプのデルタ (変更) を表示または非表示にできます。 マージ・エディター内のビューを簡略化するには、ツールバーの「フィルター」をクリックして、適用するフィルターを選択します。


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