属性

統一モデリング言語 (UML) クラス図における属性は、 分類子のインスタンスのデータ定義を表します。 属性は、そのデータ定義の値の範囲を記述します。

分類子には、 任意の数の属性を持たせることもできますし、 まったく属性を持たせないこともできます。 属性は、クラスのインスタンスの構造および値を記述します。

例えば、「Customer」クラスが持つ属性の 1 つは、カスタマーの口座の残高を保持する「balance」属性です。

UML クラス図には、以下のマッピングがあります。

属性は、形状の属性コンパートメントに表示されます。

以下のテーブルは、ソース・コードで宣言された属性と、それらが Visualizer でどのように表示されるかを示しています。

C/C++ ソース・コード UML 可視化
C/C++ ソース・コード属性の スナップショット。 C/C++ 属性が表示されています。

属性のコンパートメントは、 表示または非表示にしたり、縮小表示にしたりすることができ、コンパートメント・タイトルは、表示または非表示にすることができます。また、属性の可視性スタイルは、テキスト記号 (例えば「-」) またはアイコン (例えば、この イメージは、属性の可視性スタイル・アイコンを 表しています。) で指定することができます。

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