XSD から UML への変換は、XML スキーマ定義 (XSD) ファイルを Extensible Markup Language (XML) スキーマを表す UML モデル要素に変換します。
有効な変換ソース
XSD ファイルを変換ソースとして指定できます。
変換構成エディターを使用しないで、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで XSD ファイルを選択した場合は、その選択したソース・ファイルにより、変換構成で指定されたソース・ファイルがオーバーライドされます。
変換構成は影響を受けず、変換構成エディターまたは「新規変換構成」ウィザードの「ソースとターゲット」ページで指定したソースも変更されません。
有効な変換ターゲット
有効な変換ターゲットは、ファイル名拡張子に .emx を持つ UML モデルです。
補助ソースおよび補助ターゲット
XSD から UML への変換では、ソースに 1 つの XSD スキーマ・ファイルを使用することができ、ターゲットとして 1 つの UML ファイルを生成しますが、補助 XSD ファイルおよび対応する UML モデル・ファイルはいくつでも使用できます。 これらの補助ファイルを使用して、ソース XSD スキーマ・ファイルに参照される要素への依存性を解決できます。
ターゲット UML モデルによる変換出力の比較およびマージ
XSD から UML への変換では、比較およびマージ機能を使用して、ターゲット・モデルと変換によって生成される一時モデルの違いを判別します。XSD から UML への変換を実行すると、
マージ・エディターにより 2 つのモデルの間の違いが表示されます。
マージ・エディターのダイアログ・ボックスで、
変換でターゲット・モデルにマージする変更点を選択することができます。
チーム・サポートとの統合
変換は、ファイルの自動チェックアウトや新規ファイルの追加を可能にする IBM® Rational® Team Concert、CVS、Rational ClearCase®、および Rational ClearCase LT バージョン管理システムとの統合機能を提供します。構成管理システムを使用するには、チーム機能を有効にする必要があります。