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演習 1: Shapes プロジェクトの可視化

この演習では、クラス階層を表示するために C++ Shapes プロジェクトを可視化します。
C++ Shapes プロジェクトには、二次元形状と三次元形状を表示するクラス・セットが含まれています。 shape クラスは、その他のあらゆるクラスを継承する基本クラスです。 shape2d クラスと shape3d クラスは、二次元形状と三次元形状を表示するために基本 shape クラスから継承します。 したがって、各形状は、二次元の shape クラスまたは三次元の shape クラスのいずれかから継承します。

基本 shape クラスの可視化

アプリケーションを拡張するには、あらかじめ C++ ビジュアル開発ツールを使用してアプリケーションの階層を表示します。 クラス間の関係を表示することによって、アプリケーションの構造をさらに理解することができます。 また、C++ ビジュアル開発ツールを使用すれば、クラス図モデリング・インターフェースを使用することでアプリケーションを素早く拡張できます。

開始するには、あらかじめ Shapes プロジェクトをインポートする必要があります。「C++ 図形プロジェクトのインポート (Import the C++ Shapes project)」をクリックして、ワークスペースにその Java プロジェクトをインポートします。

C++ 図形プロジェクトのインポート (Import the C++ Shapes project)

このプロジェクトをコンパイルするには、互換性のある C++ コンパイラーがインストール済みである必要があります。

基本 shape クラスを可視化するには、以下のとおりに実行します。

  1. C++ パースペクティブの 「C++ プロジェクト・エクスプローラー (C++ Projects Explorer)」ビューで、「形状 (Shapes)」を展開します。
  2. 「shape.h」クラスを展開し、 「Shape」クラス要素を右クリックします。 次に、「可視化」>「新規のダイアグラム・ファイルに追加」>「クラス図」をクリックします。
  3. 「C/C++ プロジェクト・エクスプローラー (C/C++ Project Explorer)」ビューで、「shape2d.h」を展開し、 「shape2d」クラス要素をクリックして、それをダイアグラム・エディターまでドラッグします。

以上で、C++ Shapes プロジェクトの基本クラスが可視化されました。 作成したダイアグラムは、次のようになります。

基本 shape クラスは、UML ビジュアル開発ツールを使用することで可視化されています。