クラス図を使用した、静的構造のモデリング
クラス図は、パッケージまたは完全なシステムの静的構造をモデル化します。
このタスクについて
クラス図は、システムの青写真としてシステムを構成するオブジェクトをモデル化します。 これにより、それらのオブジェクト間の関係を表示したり、オブジェクトで実行可能なことや提供されるサービスを記述したりすることができます。
ダイアグラムでの関係の指定
UML では、モデル要素間に存在する意味的結合を、関係によって識別します。モデルに関係を追加するには、ダイアグラム・エディターまたは「
プロジェクト・エクスプローラー
」ビューで作業する必要があります。
関連への修飾子の追加
UML モデルでは、既存の関連に修飾子を追加して、関連付けられた要素間のペア化を索引付けすることができます。
モデリング図へのインターフェースの追加
UML モデリングでは、 インターフェースをクラス図とコンポーネント図に追加することで、 インターフェースと、インターフェースを認識する分類子間の 規約を指定することができます。
分類子の属性および操作の管理
UML 図では、分類子内の属性および操作を 追加、削除、表示、非表示、およびソートして、 属性および操作の表示方法を決定し、それらが属している分類子のプロパティー および振る舞いを定義することができます。
モデル要素のプロパティー設定
クラス図では、モデル要素のプロパティーを設定して、 モデル要素がクラス図内でどのように相互作用するかを 指定することができます。
分類子内のパラメーター、リテラル、およびシグナルの変更
パラメーター、リテラル、およびシグナルを分類子内で使用すると、 ダイアグラム内のモデル要素の振る舞い、 およびプロパティーを指定することができます。
テンプレート・パラメーターおよび引数の変更
UML モデルでは、 パラメーター化されたクラスおよびコラボレーションを、 テンプレートにバインディングするという形で使用することによって、 新規のモデル要素を生成することができます。作成する各テンプレート・パラメーターは、 基本データ型またはモデル要素の型の、いずれかの型を使用します。 パラメーター化されたクラスまたはコラボレーションに対して、 バインディング関係を作成する場合、 引数を追加して、新規に生成された要素内の テンプレート・パラメーターを置き換えることができます。
関連概念
クラス図
クラス図での関係
関連タスク
UML ダイアグラムの作成とデータの取り込み
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