このサンプルでは、UML から XSD への変換を拡張するプラグインの作成方法を示します。
このサンプルで作成する拡張により、生成される XML スキーマ定義 (XSD) ファイルを保存する前に、これらのファイルに対するポストプロセッシング操作が実行されます。
デフォルトでは、UML から XSD への変換で生成される XSD スキーマでは、デフォルト値が入っている属性は表示されません。
例えば、attributeFormDefault と elementFormDefault という名前の 2 つの XML 属性の場合を考えてみましょう。このサンプルでは、それらの値はデフォルト値の「unqualified」に設定されています。
UML から XSD への変換を実行した場合、このサンプルの変換の拡張の com.ibm.xtools.transform.uml2.xsd.XSDSchemaDefaultValue を使用して実行すると、変換の結果が変わります。
- 変換の拡張を使用した場合、生成される XSD スキーマは、属性と、対応するデフォルト値を表示します。
- 変換の拡張を使用しない場合、生成される XSD スキーマは、これらの属性を表示しません。