アクティビティー図におけるアクティビティー・エッジは、
2 つのアクティビティー・ノード間の有向接続です。アクティビティー内の特定のアクションが完了すると、
アクティビティー・エッジは
シーケンス内の次のアクションへのフローを続行します。
2 つのタイプのアクティビティー・エッジを使用して、
アクティビティー内のフローをモデル化することができます。
- 制御フロー・エッジ: 一方のノードから
他方のノードへの、コントロールの移動をモデル化します。
- オブジェクト・フロー・エッジ: 一方のノードから
他方のノードへの、オブジェクトまたはデータのフローをモデル化します。
一般的に、アクティビティー・エッジは名前を持ちません。
ただし、各エッジの目的を記述するために、名前を追加することができます。
以下の図にあるように、アクティビティー・エッジは、
開いた矢印でフローの方向を指す実線によって表示されます。

ヒント: アクティビティー図に追加するエッジのデフォルトのスタイルを、「アクティビティー図」ページの「 設定」ウィンドウで指定することができます。
アクティビティー・エッジでのガード条件
2 つのノード間のアクティビティー・エッジにガード条件を追加することができます。ガード条件は、ターゲット・アクティビティー・ノードが呼び出される前に満たしておくべき条件を定義します。以下の手順でガード条件を定義できます。
- name [guard condition] - ガード条件が作成され、名前が割り当てられます。
- [guard conditon] - ガード条件が作成されますが、固有の名前は割り当てられません。
以下の図では、OpaqueAction という 1 つのアクティビティー・ノードが、OpaqueAction2 という 2 つ目のアクティビティー・ノードに接続されます。Guard1 というガード条件は、OpaqueAction2 を呼び出すには、OpaqueAction から来た値 g は 10 より大きくなければならないことを指定しています。
