パターンの公開

パターンの設計プロセスの最終ステップは、 パターン・ユーザーに配布できるパターン・プラグインを作成することです。これを実行するには、RAS アセット・エクスポート・ユーティリティーを使用します。
始める前に
このタスクについて
プラグイン・プロジェクトは、 配置可能または配置不能な RAS アセットとしてエクスポートできます。 配置可能な RAS アセットは、インポートされると、プラグインとしてインストールされます。 配置不能なアセットは、プロジェクトとしてインストールされます。 「パターン・オーサリング」ビューでは、デフォルトのエクスポート・タイプは、 配置可能なアセットです。 パターン・プロジェクトを「パターン・オーサリング」ビューからエクスポートすると、 「RAS エクスポート」ウィザードの簡略版が起動します。
注: Rational® Asset Manager (RAM) を使用して、これらのプラグインを共用し、 他のユーザーがそれぞれのローカル Eclipse ワークベンチ環境にインストールできるようにします。 詳しくは、『プロビジョニング可能項目からの再利用可能アセットの作成 (Creating reusable assets from provisionable items)』のトピックを参照してください。

「ファイル」 > 「エクスポート」をクリックし、 「RAS」をクリックしてから、 「OK」をクリックすると、 「RAS エクスポート」ウィザードを起動することもできます。 このメソッドを使用する場合は、 プロンプトに応じて必ずライブラリー RAS マニフェスト・ファイルを指定するようにしてください。 こうすることで、パッケージ情報がライブラリー・マニフェストに書き込まれます。 この方法では、追加のエクスポート・オプションとして、 パターンを (配置不能な) プロジェクトとしてエクスポートしたり、 配置可能なパターン・プロジェクトをソース・コード付きでエクスポートしたり、 あるいはその両方の組み合わせたオプションが提供されています。

エクスポート時に、RAS アセットをファイル・システムに保存したり、 それを RAS リポジトリーに対して公開したりすることができます。

配置可能なプロジェクトは、インポートされると、Eclipse プラグインとしてインストールされます。 特定の配置可能なアセットをすでにインストール済みであり、 それを再インポートする場合は、まず、以前にインストールしたプラグインをファイル・システムから削除する必要があります。 プラグインは、Eclipse プラグイン・ディレクトリーにインストールされます。

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