Rational Rose ユーザー定義データ型の、クラスとしてのインポート

Rational Rose® では、Rational Rose 仕様の型フィールドを編集することによって、属性、パラメーター、および関数からの戻り値の型に、データ型を割り当ておよび定義することができます。 しかし、Rational® モデリング製品 では、モデルおよびモデル・ライブラリーで使用可能な属性、メソッド・パラメーター、およびメソッドの戻り値の型にのみデータ型を割り当てることができます。 Rational Rose モデルをインポートするときに、ユーザー定義のデータ型がプリミティブ型ではなくクラスとしてインポートされるように、デフォルト設定をオーバーライドできます。
このタスクについて
注: バージョン 7.5.1 以前は、Rational Rose モデル・インポート・ウィザードが、属性、メソッド・パラメーター、およびメソッドの戻り値の型で、未解決のユーザー定義のデータ型 (プログラム言語セットで定義された標準のプリミティブ・データ型または派生データ型ではないデータ型) を検出すると、インポート・ウィザードは Rose プロパティー・ステレオタイプを適用して、型を保持しました。
Rational Rose ユーザー定義の型をクラスとしてインポートするには、次のようにしてください。
  1. すべての開いているモデルを保存して、Rational モデリング製品を閉じます。
  2. テキスト・エディターで、デフォルトの場所 X:¥Program Files¥IBM¥SDP¥ にある eclipse.ini ファイルを開きます。 この例の場合、X は、Rational Software Delivery Platform がインストールされているドライブを表します。
  3. -Dtype=class オプションを追加することによって、eclipse.ini ファイルを変更します。
  4. eclipse.ini ファイルを保管して閉じます。
次のタスク
Rational モデリング製品を開始し、Rose ユーザー定義の型がクラスとしてインポートされるようにして、Rational Rose モデルをインポートできます。

フィードバック