カスタム UML プロファイルでのステレオタイプと UML メタクラスとの関連付け

カスタム UML プロファイルで、ステレオタイプを UML メタクラスに関連付けることができます。 カスタム・プロファイルをモデルに適用し、ステレオタイプをモデル要素に適用した後、 その要素を、関連と同じメタクラスを持つモデル要素に関連付けることができます。
このタスクについて

プロファイルに含まれているメタクラス拡張とは異なり、 関連と同じメタクラスを持つ要素にステレオタイプを適用することはできません。 プロファイル内でのステレオタイプと UML メタクラスとの関連付けは、 ドメインごとに有効にする UML 関係を変更することができるため、カスタム・プロファイルを適用する際に役立ちます。

例えば、UML モデル内で、アクターからインターフェースへの有向関連は有効な関係ではありません。 ただし、メタクラス Actor を拡張する <<employee>> などのステレオタイプを作成し、 そのステレオタイプからメタクラス Interface への関連関係を作成することで、 このタイプの関係を可能にするカスタム・プロファイルを作成することができます。 このカスタム・プロファイルをモデルに適用すると、 カスタム・プロファイルにより、デフォルトの UML 表記がこのドメイン固有の構成で上書きされるので、 ステレオタイプが <<employee>> のアクターからインターフェースへの関係は有効になります。

プロファイルにメタクラス関連を追加するには、次のようにしてください。
  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、 1 つ以上のステレオタイプを含むカスタム UML プロファイルを持つプロジェクトを展開します。
  2. プロファイル・フォルダーを展開し、プロファイルを展開し、ステレオタイプを右クリックして、 「UML の追加」 > 「メタクラス関連」の順にクリックします。
  3. 「要素の選択」ウィンドウで、関連付けるメタクラスを選択し、「OK」をクリックします。
タスクの結果
メタクラス関連の作成後、ステレオタイプ属性と同じようにこの関連を編集することができます。 可視性や多重度などの詳細を指定するには、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで関連を選択し、 「プロパティー」ビューで変更を加えます。
制約事項: メタクラス関連の作成後に、そのタイプを別のメタクラスに変更することはできません。
制約事項: メタクラス関連の集約をコンポジットにすることはできません。

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