RAS エクスポートの前のモデルの検証

第三者による再利用のために アセットをエクスポートする場合は、その前にアセットの検証を行ってください。 さまざまなタイプの潜在的なエラー条件を確認し、修正してから、 Reusable Asset Specification (RAS) アセットをエクスポートします。

具体的には、RAS アセットについて、外部モデルまたは成果物ファイルへの参照を 調べる必要があります。エクスポート時には、任意の標準ファイルまたはモデルを 除外することができます。RAS アセットのコンシューマーは既にそれらのファイルへのアクセス権を 持っているためです。また、参照されるサンプル・モデルやテスト・ファイルを 必ず組み込むようにすることもできます。オプションとして、参照ファイルをモデルのディレクトリーに 保管することもできます。こうすると RAS エクスポートだけでなく、ユーザーがあとでインポートする場合にも、 操作が簡単になります。

モデルを検証する手順は、次のとおりです。
  1. モデルをクリックして、「モデリング」 > 「モデル分析」をクリックします。
  2. 「モデル分析」ウィンドウで、次のチェック・ボックスのうち 1 つ以上を選択します。
    • 切断されたモデル要素トレースを表示するには、 「切断されたトレース関係」を選択します。
    • 循環トレース関係を持つモデル要素を表示するには、 「循環トレース関係」を選択します。
    • 仕様を持たないモデル要素を表示するには、 「仕様との関係なし」を選択します。
    • 実装のないモデル要素を表示するには、 「実装との関係なし」を選択します。
    • 暗黙のトレース関係を持つモデル要素を表示するには、 「暗黙のアクセス違反」を選択します。
  3. 「OK」をクリックします。
コンソール・ウィンドウに、生成されたエラーが表示されます。
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