設計中のパターンの変更
パターンの設計時に、パターンの作成者はパターン・ライブラリーを収容するパターン・ライブラリー・プロジェクトを作成します。次に、パターンがライブラリーに追加されます。 作成者は、例えば、パターンの文書化、検索キーワードの提供、 またはグループの指定を行うための静的データまたはメタデータも提供します。
始める前に
このタスクについて
次のタスク
パターンへのパラメーターの追加
パターンには通常、少なくとも 1 つのパラメーターがありますが、 これは要件ではありません。パラメーターにより、ターゲットとなる引数の UML タイプと、許容される多重度の上限および下限を定義します。 各パラメーターは、 Java クラスによって表され、 パターン拡張により行われる作業を実行するためのコードを含みます。
グループへのパターンの割り当て
各パターンは、少なくとも 1 つのグループに割り当てる必要があります。パターンの作成者によって指定されない場合、パターンはデフォルト・グループ「その他のパターン」に割り当てられます。
パターン・パラメーターへの依存の追加
依存関係は、
「パターン・オーサリング」
ビューを使用することによって、同じパターン内の 2 つ以上のパラメーターの間で指定されます。 パラメーター依存は、パターンが適用されたときに、パターンの拡張を制御します。
パターンのプロパティー値の設定
パターンの作成者は、
「プロパティー」
ビューを使用して、 パターンのプロパティー値を、パターン・ライブラリー、パターン、およびパラメーター用に 設定したり変更したりすることができます。 一部のプロパティーは、情報を伝えるためにだけ使用されるので、変更できません。
パターンの適用者向けの文書の提供
パターンの適用者には、適用可能なパターンの選択、 パターンの適用、さらにパターン適用の結果の予想を行うための、パターン文書が必要です。パターンの適用者のニーズに一致するさまざまなタイプの文書が、 パターンの作成者によって作成または提供されます。
パターンおよびパラメーターの名前変更
パターンとパラメーターをライブラリーに追加した後、 それらの名前をパターンの目的や機能をより正確に説明するものに変更できます。パターンの名前変更は、
「パターン・オーサリング」
ビューで行います。
ソース・コードの再生成
パターンの設計時に、 Java コードがライブラリーまたはパターン・マニフェスト・ファイル内の静的データと非同期状態になり、
「問題」
ビューにエラーが報告されることがあります。
「ソース・コードの再生成 (Regenerate Source Code)」
メニュー項目を使用すると、 この実装コードを復元できます。
パターン定義の再生成
パターンの RAS マニフェスト・ファイル (.rmd) の内容は、 パターン定義と同期した状態でなければなりません。エラーが発生した場合は、
「定義テンプレートの再生成」
メニュー項目を使用して、 マニフェストをパターン定義と再同期させることができます。
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