モデリングのエラー、警告、およびメッセージに基づく IBM Rational Team Concert 作業項目の作成

UML モデルまたは UML ダイアグラムを検証すると、 「問題」ビューまたは「タスク」ビューに エラー、警告、および通知メッセージなどの検証マーカーが表示されます。 これらのマーカーに基づいて Rational® Team Concert 作業項目を作成し、 チームが Rational UML モデリング製品で対処する必要のあるモデリング作業を 追跡および管理できるようにします。
始める前に

以下の 3 つのモデル検証時の重大度レベルに基づいて、作業 項目を作成できます。

エラー、警告、または通知メッセージに基づ いて作業項目を作成する前に、 IBM® Installation Manager を使用して「Rational Team Concert - Client 」機能をインストールする必要があります。
このタスクについて
以下は、UML モデリング検証マーカーから作業項目を作成できるように 環境をセットアップする方法を示す、基本的なステップの概要です。
  1. Rational Team Concert - Client」チェック・ボックスを 選択して製品をインストールまたは更新し、 Rational Team Concert 統合が インストールされて有効になるようにします。
  2. Rational Team Concert リポジトリーに接続します。
  3. Rational Team Concert でエラーが発生するのを防ぐため、 作業項目をコミットする前にカテゴリーを指定します。

製品のインストール方法およびリポジトリーへの接続方法について詳しくは、Rational Team Concert の管理者にお問い合わせください。 Rational Team Concert のインフォメーション・センターの文書で、追加情報を参照することもできます。

「問題」ビューまたは「タスク」ビューに 1 つでも検証マーカ ーが表示された場合、 Rational Team Concert 作業項目を作成して、 Rational UML モデリング製品のいずれかで 行う必要のある作業を追跡および管理することができます。

Rational UML モデリング製品 のいずれかで、モデルの検証マーカーに基づき作業項目を作成するには 、以下を実行します。
  1. 「問題」ビューまたは「タスク」ビューで、エラー、警告、または通知メッセージを 右クリックして、「作業項目の作成 (Create work item)」をクリックします。
  2. 「新規作業項目の作成 (Create New Work Item)」ウィザードで、 プロジェクト・エリアを選択し、「次へ」をクリックし ます。
    注: このページは、Rational Team Concert で複数のプロジェクトが定義されている場合にのみ表示されます。
  3. 「作業項目タイプ」ページで作業項目の種類 (「障害」、「ストーリー (Story)」、または「タスク」など) を選択し、 「終了」をクリックします。

作業項目が Rational Team Concert のプロジェクト・エリアに作成されます。 作業項目エディターが自動的に開きます。作業項目のタイトルは、「問 題」ビューまたは「タスク」ビューに表示された検証マーカー・メッセージと同じ になります。 作業項目の記述には、検証マーカーの詳細、関連リソース、 および 1 つ以上の検証ターゲットが含まれます。

ヒント: 1 つの検証マーカーから 1 つの作業項目を作成するほか、 複数の検証マーカーから複数の作業項目を作成することもできます。 反対に、複数の検証マーカーから 1 つの作業項目を作成することも可能です。 これらのコマンドはすべて、「問題」ビューか「タスク」ビューで 複数の検証マーカーを選択して右クリックすると使用可能になります。
ヒント: エラー、警告、または通知メッセージの原因を理解す るには、 「問題」ビューまたは「タスク」ビューでマーカーを右クリックして、 「制約定義」をクリックします。 検証エラーまたは警告の件名を表示するには、「問題」ビューで対象の検証マーカーを 右クリックし、「ジャンプ」をクリックします。

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