パーツ

コンポジット構造図におけるパーツは、 収容構造化分類子が所有する 1 つ以上のインスタンスのセットを表す、 ダイアグラム要素です。パーツは、分類子内のインスタンスの役割を説明します。 分類子の構造コンパートメント内、 およびコンポジット構造、クラス図、 オブジェクト図、コンポーネント図、デプロイメント図、 およびパッケージ図などの UML ダイアグラム内で、 パーツを作成することができます。

パーツはコンポジションが所有しており、 コンポジット構造図によって、 収容分類子内でパーツを接続する方法がモデル化されます。 各パーツは、あるタイプの特定の使用法を指します。 タイプは、役割に結合できるオブジェクト、 または役割に参照させることができるオブジェクトの種類を定義します。 複数のパーツを同じ型にすることができます。 また、他のパーツとは異なる関係のセットを、 各パーツに持たせることができます。 コネクターを使用してパーツを結合し、 パーツ間の通信を指定することができます。

以下の図にあるように、 パーツは、パーツの名前、型、および任意の指定済み多重度を含む 塗りつぶし長方形として、ダイアグラム・フレーム内に表示されます。 クラス・アイコンが、パーツの右上部の隅に表示されます。

これは、"leftFront:Wheel" という名前のパーツの例です。


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