UML ダイアグラムにおいて、
分類子内の属性および操作の表示内容に対して、ソートおよびフィルター操作を行うことにより、
ダイアグラム内の複雑さを軽減したり、抽象化レベルを
上げたりすることができます。
始める前に
ダイアグラムをダイアグラム・エディター内で開き、属性リスト・コンパートメントおよび操作リスト・コンパートメントを表示させておく必要があります。
属性および操作をフィルタリング、または非表示にする設定を行っていないことを、
確認してください。
このタスクについて
属性および操作に対して、
ソートとフィルター操作を行うことによって、
ダイアグラム内で表示されるものを決めることができます。
個々のコンパートメントの内容は、
可視性と名前、タイプを基準にソートすることができます。
また、コンパートメントの内容を、
可視性を基準にして、個別にまたは集合的に、
フィルター操作することができます。
例えば、アプリケーション・プログラミング・インターフェース
(API) を記述するモデル内で、
パブリックな属性や操作だけを選択して、
API のパブリック・インターフェースだけを表示することもできます。
属性および操作に対して、
ソートおよびフィルター操作を行うには、次のようにしてください。
- ダイアグラム・エディター内で、
属性および操作を含む分類子を右クリックします。
次に、をクリックします。
- 「コンパートメント項目の
ソート/フィルター」ウィンドウで、「すべての
コンパートメント」を
展開し、「属性」または「操作」をクリックします。
- 「属性」ページ
または「操作」ページで、
以下の手順のいずれかを実行します。
- 属性または操作の
フィルター操作を行うには、「フィルター基準」リストで、
非表示にしたい可視性プロパティーをクリックし、
次いで左矢印をクリックして、
そのプロパティーを「次を含む
項目のフィルター操作」 」リストに追加します。
- 属性および操作の
ソートとフィルター操作を行うには、
ソート・テーブルの第 1 列で、ソートしたい属性または操作を選択し、
列タイトルをクリックして、
可視性、名前、属性タイプ、戻りの型のいずれかでソートを行います。
次のタスク
ヒント: 可視性、名前、タイプを参照せずに、
分類子の属性や操作の順序を変更するには、
「コンパートメント項目のソート/フィルター」
ウィンドウで、上矢印または下矢印をクリックします。