モデル要素のプロパティー設定
クラス図では、モデル要素のプロパティーを設定して、 モデル要素がクラス図内でどのように相互作用するかを 指定することができます。
このタスクについて
プロパティーに関して詳しくは、オブジェクト管理グループ (OMG) の Web サイトで入手できる、 統一モデリング言語 2.1 Superstructure の仕様をご覧ください。
操作の並行性プロパティーの設定
UML モデルでは、 アクティブ・オブジェクト内で操作の並行性プロパティーを指定して、 その操作が別のアクティブ・オブジェクトによって呼び出される場合の、 システムの振る舞いを決定することができます。
multiplicity プロパティーの設定
UML 図では、 分類子間の関連の両端に多重度の値を設定して、 関係に参加できるオブジェクトの数を示すことができます。 また、属性の多重度を設定して、 その属性に関連付ける値の数を指定することもできます。
type プロパティーの設定
UML モデルでは、 属性、操作、パラメーター、関連の それぞれについて、タイプを指定することができます。
可視性プロパティーの設定
UML モデルでは、 あるモデル要素が他のモデル要素によってコンテナー内部に配置されているとき、 そのモデル要素がコンテナー外部から見ることができるかどうかを、 指定することができます。
修飾子の設定
UML モデルでは、 モデル要素用に修飾子を選択して、 そのモデル要素が他のモデル要素から派生したこと、 そのモデル要素が子を持っていないこと、などを示すことができます。修飾子について詳しくは、 オブジェクト管理グループ (OMG) の Web サイトで入手できる、 統一モデリング言語 (UML) の仕様をご覧ください。
モデル要素のデフォルト値の設定
UML モデルでは、 関連の端、属性、およびパラメーターのデフォルト値を 指定することができます。属性と関連の端は、分類子のインスタンスが作成されるときに、 初期値とも呼ばれるデフォルト値を取ります。 操作のパラメーターは、 操作に対する呼び出しによって 明示的なパラメーター値が受け渡されない場合、 デフォルト値を取ります。
静的プロパティーの設定
UML モデルでは、 関連の端、属性、および操作に静的プロパティーを設定し、 クラスのスコープを持たせるか、 またはインスタンスのスコープを持たせるかを、 指定することができます。
関連概念
モデル要素のデフォルト値
モデル要素のプロパティー
関連情報
IBM developerWorks の UML リソース・センター
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