UML から XSD への変換の拡張のセットアップ手順

サンプルの UML から XSD への変換の拡張を実行する前に、ワークスペースにプラグインをインポートしてランタイム・ワークベンチを作成し、変換構成を作成する必要があります。

サンプルのインポート

始める前に
Java パースペクティブを開いておく必要があります。
  1. サンプルの概要ページで、「サン プルのインポート」をクリックします。
  2. 「サンプルのインポート」ウィザードで、サンプル・ファイルに宛先プロジェクト名を指定します。
  3. 「完了」をクリックします。
  4. リソース・パースペクティブに切り替えるようプロンプトが出された場合は、「いいえ」をクリックします。 ウィザードがワークスペースに新規プロジェクトを作成します。「プロジェクト・エクスプ ローラー」ビューに、新規プラグイン・プ ロジェクトが表示されます。
  5. 「自動的にビルド」の設定が有効になっている場合は、プロジェクトをビルドする前に「プロジェクト」 > 「自動的にビルド」とクリックしてこれを無効にし、このオプションの横にチェック・マークが表示されていないことを確認する必要があります。
  6. 「プロジェクト」 > 「プロジェクトのビルド」とクリックします。
  7. プロジェクトが正しくビルドされたことを検証するには、「問題」ビューで、エラーがないか調べます。
タスクの結果

インポートされたプラグインには、変換の拡張規則が入っている Java クラスが作成されます。 plugin.xml ファイルを調べて、UML から XSD への変換をどのように拡張するかを理解してください。 XSDSchemaDefaultValueRule.java という名前の Java クラスで createTarget メソッドのコードを調べて、 変換の拡張により、attributeFormDefault 属性と elementFormDefault 属性のそれぞれのデフォルト値を示すスキーマがどのように生成されるかを理解してください。

ランタイム・ワークベンチの作成

  1. 「実行」 > 「実行の構成」とクリックします。
  2. 「実行の構成」ウィンドウで「Eclipse アプリケーション」をクリックし、「新規の起動構成」アイコンをクリックします。
  3. デフォルト値を受け入れて、「実行」をクリックします。
  4. 「実行」をクリックします。

UML から XSD への変換構成の作成

始める前に
モデリング・パースペクティブが表示されている必要があります。
  1. 前の手順で作成したランタイム・ワークベンチで、「ファイル」 > 「新規作成」 > 「その他」 > 「モデリング」 > 「モデル・プロジェクト」とクリックして、UML モデルが入っているプロジェクトを作成します。
  2. 「次へ」をクリックします。
  3. 「モデル・プロジェクトの作成」ページの「プロジェクト名」フィールドで、新規プロジェクトに名前を指定します。
  4. 「次へ」をクリックします。
  5. 「カテゴリー」の下の「一般」をクリックし、「テンプレート」の下の 「空のパッケージ」をクリックします。
  6. 「完了」をクリックします。
  7. 「ファイル」 > 「新規作成」 > 「その他」 > 「変換」 > 「変換構成」とクリックして、変換構成を作成します。
  8. 「次へ」をクリックします。
  9. 「新規変換構成」ウィザードの「構成名および変換の指定」ページで、以下のステップを実行します。
    1. 変換構成の名前と宛先を指定します。
    2. 「変換」リストから、「サービス指向アーキテクチャーの変換」 > 「UML から XSD へ」と選択します。
  10. 「次へ」をクリックします。
  11. 「ソースとターゲット」ページの「選択済みソース」の下で、新規プロジェクトを展開し、Models フォルダーを展開して、モデルをクリックします。
  12. 「選択済みターゲット」の下で、新規プロジェクトの名前をクリックします。
  13. 「完了」をクリックします。 変換構成エディターが開きます。
  14. 変換構成エディターの「拡張」ページで、「com.ibm.xtools.transform.uml2.xsd.XSDSchemaDefaultValue」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
  15. 「ファイル」 > 「保存」をクリックします。

UML から XSD への変換の拡張サンプル・アプリケーションの実行

  1. 変換構成エディターの「メイン」ページで、「実行」をクリックします。 変換の結果、モデルと同じ名前で、ファイル名の拡張子が .xsd の XSD スキーマが生成されます。
  2. 生成された XSD スキーマをダブルクリックして、生成された出力を調べます。 attributeFormDefault 属性と elementFormDefault 属性にはデフォルト値が入っていますが、生成されたスキーマにはこれらの属性が表示されます。

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