オペレーショナル・ノード接続性記述 (OV-2) やオペレーショナル情報交換マトリックス (OV-3) といった成果物を作成することにより、
作動環境内の要素を記述したり、これらの要素間の相互作用を分析したりできます。
この作業を実行する前に、DoDAF モデリング・プロジェクトを作成しなければなりません。
DoDAF オペレーショナル・ビューの成果物を作成するには、次のようにします。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビュー
で「オペレーショナル・ノード (Operational Nodes)」パッケージを
展開し、「オペレーショナル・ノード図 (Operational Nodes Diagram)」を
ダブルクリックします。
- 次のようにして、「オペレーショナル・ノード (Operational Nodes)」パッケージにオペレーショナル・ノードを追加します。
- 「パレット」で「DoDAF」をクリックします。
- パレットで「オペレーショナル・ノード (Operational Node)」をクリックし、
ダイアグラム・エディター内をクリックしてノードを挿入します。
- ノードの名前を入力して「Enter」を押します。
- DoDAF モデルにさらにオペレーショナル・ノードを追加する場合は、ステップ b から c を繰り返します。
- コラボレーションの情報交換 (メッセージ) に型付きパラメーターを追加します。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビュー
で「入出力エンティティー (IO Entities)」パッケージを
展開し、「入出力エンティティー図 (IO Entities Diagram)」を
ダブルクリックします。
- 「パレット」で「クラス図」をクリックします。
- 「パレット」で「クラス」をクリックし、
ダイアグラム・エディター内をクリックして、情報交換のパラメーター型を表すクラスを挿入します。
- クラスの名前を入力して、「Enter」を押します。
- さらにパラメーター型を追加する場合は、ステップ c から d を繰り返します。
- OV-6c シーケンス図を作成して、モデル内のオペレーショナル・ノード間の相互作用を記述します。
別の相互対話セットを記述するために、複数のシーケンス図を作成できます。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、
DoDAF モデルの任意の要素を右クリックしてから、
とクリックします。
- 特定の相互作用を記述する名前を入力します。
- DoDAF 情報交換を記述するデータを相互作用に追加します。
- この情報交換にかかわるモデル内のオペレーショナル・ノードを表すため、ライフラインを相互作用に追加します。
- オペレーショナル・ノード間の非同期メッセージを作成し、
情報交換を記述します。
- メッセージごとに、受信するオペレーショナル・ノードに操作が作成されていることを確認します。
これらのオペレーショナル・ノードでの操作は、
DoDAF オペレーショナル・アクティビティーを表します。
- ステップ 5 で作成したメッセージに対応する各メソッドにパラメーターを追加します。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、
ステップ 5 で
作成したメッセージを受け取るオペレーショナル・ノードを展開します。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、
メッセージに対応するメソッドを
右クリックし、と
クリックします。
- パラメーターの名前を入力して、「Enter」を押します。
- 「プロパティー」ビューで、「一般」タブをクリックします。
- 「タイプの選択」ボタンをクリックします。
- 「要素の選択」ウィンドウで「入出力エンティティー (IO Entities)」パッケージを展開し、
パラメーターにタイプを割り当てるためのクラスをクリックします。
- オペレーショナル・ノード接続性記述 (OV-2) の生成:
DoDAF モデル内の任意の要素を右クリックし、とクリックします。 読みやすくするために、OV-2 図のレイアウトを再調整する必要がある場合があります。
- オペレーショナル情報交換マトリックス (OV-3) の生成: DoDAF モデル内の任意の要素を右クリックし、
とクリックします。 オペレーショナル情報交換マトリックス (OV-3) が「DoDAF OV-3」ビューに表示されます。