入門

プラグレット・ デバッガー・ワークベンチのデフォルトのパースペクティブは、 「デバッグ」パースペクティブです。 プラグレット・デバッガーを起動するとすぐに、 プラグレット・デバッガー・ワークベンチは、最近起動したプラグレットを表示したエディター・ウィンドウを 開きます。
始める前に
このタスクについて
プラグレットのデバッグを開始する手順は、次のとおりです。
  1. デバッガー・ワークベンチを起動するには、「実行」 > 「内部ツール」 > 「プラグレット・デバッガー (Pluglet Debugger)」をクリックします。デバッガー・ワークベンチの 開始中は、「プラグレット・デバッガーの起動中 (Launching Pluglet Debugger)」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  2. デバッガー・ワークベンチのグローバル・ツー 「実行」 > 「内部ツール」をクリックします。 このメニューに表示されるプラグレットの起動履歴とお気に入りメニュー・グループは、 ターゲット・ワークベンチで表示されるものと同じです。デバッグできるのは、 ワークスペース・プラグレットのみです。デバッガー・ワークベンチのメニューには、ご使用のワークスペース・プラグレットに 対応する起動項目が表示されます。
  3. デバッガー・ワークベンチのプラグレット・エディター・ウィンドウの一定の場所に、 ブレークポイントを設定します。例えば、ソース・テキスト左側の細長いペインで、 ブレークポイントを設定する行をダブルクリックします。ブレークポイント・マークが 表示されます。
  4. 「実行」 > 「内部 ツール」をクリックし、起動するプラグレットに対応したメニュー項目を クリックします。このプラグレット起動メニュー項目をクリックした場合、起動するのは ターゲット・ワークベンチ内のプラグレットで、デバッガー・ワークベンチのプラグレットではありません。 ブレークポイントを設定したため、デバッガー・ワークベンチは、ターゲット・ワークベンチが ブレークポイントで停止するように指示します。 これで、「デバッグ」ビューに、 ターゲット・ワークベンチのスレッドとそのスレッドの呼び出しスタックに関する情報が表示され、 スレッドはブレークポイントで停止します。
タスクの結果
プラグレットを再開するか、プラグレットを単一ステップで実行するには、「デバッグ」ビューの ツールバー・ボタンを使用します。「デバッグ」ビューのツールバーの「切断」ボタンを クリックしてプラグレットの再開を許可し、それ以上のブレークポイントを無視してプラグレットを 最後まで実行することもできます。次回にワークベンチからプラグレットを起動したときに、 デバッガーは自動的に再接続します。
次のタスク

「デバッグ」ビューと「変数」ビューでは、プラグレットが起動しているときにしか 情報が表示されません。プラグレットの起動の前後に、デバッガーは自動的にターゲットとの間で 接続と切断を行います。接続していないときには、 ターゲット・ワークベンチに切り替えて、デバッガーと対話することなく (例えば、 ブレークポイントを認識せずに) ターゲット・ワークベンチからプラグレットを 起動することができます。

デバッガー・ワークベンチを実行中のままにしておくこともできます。 プラグレットのデバッグが終了したら、デバッガー・ワークベンチは自動的に ターゲット・ワークベンチから切断されるので、デバッガー・ワークベンチを立ち上げたままで、 ターゲット・ワークベンチに戻ってそこでの作業を続けることができます。 こうすると、次回にプラグレット起動をデバッグする際にデバッガー・ワークベンチを 再起動するオーバーヘッドを回避することができます。

別のプラグレットをデバッグまたは編集するには、 Java™ パースペクティブに切り替えて 「パッケージ・エクスプローラー」ビューからそのプラグレットを開くか、「デバッグ」パースペクティブで「パッケージ・エクスプローラー」ビューを開きます。

ターゲット・ワークベンチを シャットダウンすると、デバッガー・ワークベンチは自動的に シャットダウンされます。


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