配置関係

UML における配置関係は、 特定のノード・タイプによって 1 つの成果物タイプの配置がサポートされることを指定します。

通常、配置関係は名前を持ちません。

以下の図にあるように、Node1 という名前のノードが配置関係によって Artifact1 という名前の成果物に接続されています。これは、一方の端が開いた矢印になっている破線で表示されます。 キーワード «deploy» が破線の脇に表示されます。 ノードの 1 つのコンパートメントに Artifact1 を表すアイコンが含まれ、別のコンパートメントに Artifact1 のコピーが含まれます。

破線と開いた矢印によって成果物に接続されているノード

サンプル

処理速度の異なる さまざまな種類のサーバー上で、e-commerce アプリケーションを稼働させることができる、 ということを示すことができます。 ノードによって表される各サーバーは、成果物によって表される e-commerce システムの 特定のライブラリー (JAR) ファイルを実行または使用します。 各サーバー・ノードと各 JAR 成果物の間の配置関係を追加して、 特定のノード上で稼働できる成果物を指定することができます。


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