パターン設定の指定

ダイアグラムでのパターン・インスタンスの表示方法について、いくつかのデフォルト設定を指定できます。 例えば、パターン・インスタンスのコラボレーションの図形を指定したり、 パラメーターのバインド状態の表示方法を選択したり、パターン・ライブラリーを作成するために使用する デフォルトのパターン・フレームワークを変更したりできます。特定の表示スタイルを指定したい、ダイアグラムを見やすくしたい、または別のフレームワークを使用する必要があるといった場合に、 これらの設定を変更できます。

設定を完了すると、作成される新規パターンすべてにその設定が適用されます。ただし、既存のパターンには適用されません。 ダイアグラムの要素の設定は、ポップアップ・メニューまたは「プロパティー」ビューを使用してオーバーライドできます。「デフォルトに戻す」ボタンをクリックすると、すべての設定が元のインストール値に戻ります。

パターン設定を指定するには、以下の手順を行います。

  1. 「ウィンドウ」 > 「設定」とクリックして「モデリング」を展開し、「パターン」をクリックします。
  2. 以下のいずれかのアクションを行うためには設定を変更します。
    アクション 手順
    コラボレーション・パターン・インスタンスの図形を変更する 「コラボレーション・パターン・インスタンス図形」の下で、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 丸みを帯びた長方形: 小さくコンパクトな図形
    • UML 図形 (楕円): 従来の UML の図形
    「パターン・エクスプローラー」ビューでパターン・パラメーターの型および多重度を表示する 「パターン・エクスプローラーおよびオーサリング・ビューで表示するパラメーターの詳細 (Parameter detail shown in patterns explorer and authoring views)」セクションで、 「名前、タイプ、多重度の表示」を選択します。
    パラメーター・バインディング・コネクターを表示する 「パターン・パラメーター・コネクター」セクションで、「パラメーターのバインドおよびアンバインド操作中に自動的にコネクターを表示する」チェック・ボックスを選択します。
    概要区画の表示方法を変更する 「初期の概要区画の可視性」リストで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 開く: デフォルトでコンパートメントが開きます。
    • 非表示: コンパートメントは表示されません。
    • 閉じる: コンパートメントは縮小表示されます。
    パラメーター UML タイプの表示方法を変更する 「初期のパラメーター・タイプ指示」リストで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • テキスト: タイプを名前で示します。
    • 文字飾り: タイプをアイコンで示します。
    • なし: タイプを示しません。
    パラメーター・バインディングの表示方法を変更する 「初期のパラメーター・バインド指示」リストで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • テキスト: バインディングを名前で示します。
    • 文字飾り: バインディングをアイコンで示します。
    • なし: バインディングを示しません。
    パターン・ライブラリーのデフォルト・フレームワークを変更する 「新規パターン・ライブラリーのデフォルト・パターン・フレームワーク (Default patterns framework for new pattern libraries)」リストで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 汎用 UML パターン・フレームワーク (Generalized UML Patterns Framework) : 標準のパターン実装モデルで拡張される基本クラスへのサポートを提供します。
    • 特殊 UML パターン・フレームワーク (Specialized UML Patterns Framework): パターン・ライブラリー実装に、パターン参加ロール・マーキングおよびパターン参加ロール追跡可能性を提供します。
  3. 「適用」 > 「OK」とクリックします。
関連タスク
パターンの検索
グループおよびフォルダーの追加

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