UML モデルに関するメトリックの収集

UML モデルで UML メトリック分析構成を実行し、 そのモデルに関するいくつかの異なるタイプの数値情報を収集できます。 例えば、分類子が持つ属性または操作の数、パッケージ内の不安定性レベル、または継承の階層内の分類子の深さを知ることができます。 UML メトリックは、結合、ダイアグラム、継承、およびサイズの 4 つのカテゴリーにグループ化されます。 名前空間ごとの出現回数を表すメトリックでは合計が示され、その他のすべてのメトリックでは平均が示されます。 メトリックごとに、オプションで重大度、下限、および上限を構成することができます。 下限範囲および上限範囲を超えたメトリックは問題として報告され、赤で表示されます。 メトリックの結果を検査するには、 結果ツリーをルートから展開し、下から上に結果を確認してください。
このタスクについて

UML モデルに関するメトリックを収集するには、以下のようにします。

  1. 「実行」 > 「分析」とクリックします。
  2. 「分析」ウィンドウで「Software Analyzer」を右クリックし、「新規」をクリックします。
  3. 名前」フィールドに構成の名前を入力します。
  4. 「範囲」ページで、 以下のオプションのいずれかを選択します。
    • ワークスペース内のすべてのリソースを分析するには、「ワークスペース全体の分析」をクリックします。
    • 以前に定義したワーキング・セット内のリソースを分析するには、「リソース・ワーキング・セットの分析」をクリックして、分析に含めるリソース・ワーキング・セットを選択します。
    • 特定のプロジェクトを分析するには、「選択したプロジェクトの分析」をクリックして、分析に含めるプロジェクトを選択します。
  5. オプション: 規則 (Rules)」ページで、以下のステップを実行します。
    1. 分析対象ドメインおよび規則」リストにある「UML モデル・メトリック」を選択します。
    2. 使用する範囲から参照されるリソースも分析する場合は、「プロパティー」タブにある「参照先リソースの分析 (Analyze Referenced Resource)」チェック・ボックスをクリックします。
    3. 分析対象ドメインおよび規則」リストの「UML モデル・メトリック」を展開し、4 つのメトリック・カテゴリーのいずれかを展開します。 収集するメトリックの横にあるチェック・ボックスを選択します。
  6. オプション: 重大度の評価、最小許容値、および最大許容値を変更するには、規則をクリックして、「プロパティー」タブにある規則のパラメーターを変更します。
  7. 適用」をクリックして、「分析」をクリックします。 「Software Analyzer の「結果」ビュー」の「UML モデル・メトリック」タブに結果が表示されます。
  8. オプション: 分析の結果を処理するには、「Software Analyzer」ビューの「UML モデル・メトリック」タブをクリックして、以下のいずれかのステップを実行します。
    • 問題のみが表示されるように結果をフィルタリングするには、「問題のメトリックのみ表示」をクリックします。 再度「問題のメトリックのみ表示」をクリックすると、すべてのメトリックが表示されます。
    • モデルのレビュー分析結果を XML ファイルにエクスポートするには、「エクスポート」をクリックします。 エクスポート・フォーマットおよびファイル名を指定して、「OK」をクリックします。
    • 分析結果の HTML レポートまたは PDF レポートを生成するには、「レポートの生成 (Generate a report)」をクリックしてレポートのフォーマットを選択し、「OK」をクリックします。
    • 結果から「プロジェクト・エクスプローラー」ビューの問題のある要素にナビゲートするには、結果を右クリックして「結果を表示」をクリックするか、結果をダブルクリックします。

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