デフォルトの変換エンジン以外に、モデルでオブジェクトを処理する変換エンジンを作成することができます。
始める前に
現在のワークスペースに、変換プロバイダー拡張ポイントのインスタンスおよび変換プロバイダー要素を含む Eclipse プラグインがある必要があります。
このタスクについて
変換エンジンを作成するには、以下のようにします。
- com.ibm.xtools.transform.core.AbstractTransform のサブクラスである
Java™
クラスを作成します。
作成したクラスは、カスタム・エンジンの変換式を表します。この例では、サブクラスを CustomEngineTransform.java と呼びます。
- ステップ
1 で作成したサブクラスに、メソッド execute(ITransformContext); を実装します。
- CustomEngineTransform.java クラスを、メイン Transform 要素の子として追加します。これを行うには、変換プロバイダー
Java
ファイルの createTransformation メソッドに、以下のコードを追加します。
RootTransform root = new RootTransform(descriptor of the root transform);
Transform main = root.getMainTransform();
main.add( new CustomEngineTransform(ITransformationDescriptor) );
- をクリックします。
タスクの結果
変換を実行すると、変換ソースで指定したオブジェクトごとに、
メイン変換式でカスタム変換エンジンが起動されて、各オブジェクトが処理されます。