変換プロジェクトの作成

変換を作成するには、変換プロバイダー拡張ポイントのインスタンスおよび変換プロバイダーを含む Eclipse プラグインを作成する必要があります。
このタスクについて

変換プロジェクトを作成するには、以下のようにします。

  1. 以下のようにして、Eclipse プラグインを作成します。
    1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」とクリックします。
    2. 「ウィザードを選択」ページの「ウィザード」ペインで 、「変換オーサリング」を展開 して「汎用変換プロジェクト」をクリックします。
    3. 「次へ」をクリックします。
    4. 「新規プラグイン・プロジェクト」ウィザードの「プラグイン・プロジェクト」ページで、「プロジェクト名」フィールドにプロジェクト名を指定します。 スペースを含む名前を指定した場合、ウィザードの残りのページでは、 プラグイン識別子 (ID) およびプラグイン名のスペースは下線に変換されます。 このページのその他のフィールドではデフォルト値を受け入れて 、「次へ」をクリックします。
  2. 「プラグイン・コンテンツ」ページで、プロジェクトの構造を指定して「次へ」をクリックします。 このページで指定した情報を使用して、プラグイン・マニフェスト・ファイルおよびそのプラグインで最上位の Java™ クラスをカスタマイズします。
  3. 「テンプレート」ページで、「以下のテンプレートを使用してプラグインを作成」チェック・ボックスを選択していない場合はこれを選択します。
  4. 「使用可能なテンプレート」ペインで 、「変換付きプラグイン」をクリックして「次へ」をクリックします。
  5. 「新規変換プロバイダー」ページで、以下のようにして変換プロバイダーを作成します。
    1. 「パッケージ」フィールドで、デフォルト値を受け入れるか、抽象変換プロバイダー・クラスの実装を含むパッケージの名前を指定します。
    2. 「クラス」フィールドで、デフォルト値を受け入れるか、抽象変換プロバイダー・クラスを実装するクラスの名前を指定します。
    注: このページのその他のフィールドおよびウィザードの残りのページについて詳しくは、該当ページが製品で表示されているときに F1 を押して、コンテキスト依存ヘルプを参照してください。 Linux® プラットフォームを使用している場合、このページのその他のフィールドおよびウィザードの 残りのページについて詳しくは、該当ページが製品で表示されているときに 、Shift+F1 を押してコンテキスト依存ヘルプを参照してください。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. 「新規変換」ページで、以下のステップを実行します。
    • 変換要素を作成し、変換サービスにこの変換を登録するには、デフォルト値を受け入れるか、以下のフィールドの値を指定します。
      • ID
      • 名前
      • クラス
      • ソース・モデル・タイプ。モデル・タイプを変更するには、省略符号ボタン (...) をクリックします。.
      • ターゲット・モデル・タイプ。モデル・タイプを変更するには、省略符号ボタン (...) をクリックします。.
      • グループ・パス
      • バージョン
    • 変換の出力を調整する変換プロパティーを定義するには、「プロパティー」テーブルの横の「挿入」をクリックして、テーブルのフィールドに値を指定します。 次回この変換の変換構成を作成する際に、定義したプロパティーは 、「新規変換構成」ウィザードの「プロパティー」ページまたは変換構成エディターに表示されます。
      注: 後で変換プロパティーを指定するには、プラグイン・マニフェスト・ファイルを編集する必要があります。
    • 変換プロパティーを削除するには 、「プロパティー」テーブルの行をクリックし、「削除」をクリックします。
    • 変換規則を作成するには 、「デフォルトの UML2 変換フレームワークを使用」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。 このチェック・ボックスがクリアされていると、「新規規則の定義」ページがウィザードで使用できません。
      注: 後で変換に規則を追加するには 、com.ibm.xtools.transform.core.AbstractRule クラスを拡張する Java クラスを手動で作成し、そのクラスのコードをカスタマイズして、変換の実装を含む Java ファイルに規則のインスタンスを追加する必要があります。
  8. 「次へ」をクリックします。
  9. オプション: 「新規規則の定義」ページで、以下のようにして変換の規則を指定します。
    • 規則を変換に追加するには 、「挿入」をクリックして、テーブルのフィールドに値を指定します。
    • 規則を削除するには、テーブルの規則をクリックし 、「削除」をクリックします。
  10. 「終了」をクリックします。
タスクの結果
以下の成果物を含む Eclipse プラグイン・プロジェクトがワークスペースに作成されます。

このプラグインで指定した変換は、変換サービスに自動的に登録されます。

このトピックで取り上げた要素について詳しくは、「Rational® Transformation デベロッパー・ガイド (Rational Transformation Developer Guide)」を参照してください。
注: Eclipse 文書または開発者ガイドへのリンクなどの、いくつかの情報は製品ヘルプ内のトピックからのみ使用可能です。

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