UML 操作における 例外の指定

UML モデルにおいて Java™ 例外を表現する場合は、UML 操作の RaisedException プロパティーに UML クラスを指定することができます。 UML から Java 変換を実行すると、UML 操作に対応した Java メソッドが作成されます。メソッド・シグニチャーには、RaisedException プロパティーに指定した 1 つまたは複数のクラスを含んだ throws ステートメントが含まれます。

ユーザーは「モデリング」パースペクティブを表示して、UML モデルを開いておく必要があります。UML モデルには、操作を含んだクラスが含まれている必要があります。 現在のワークスペースに、適切な例外オブジェクトを表した UML クラスが存在する必要があります。

UML 操作において Java 例外を指定するには、以下を実行します。
  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで UML 操作を右クリックし、「UML プロパティー」をクリックします。
  2. 「プロパティー」ダイアログ・ボックスの左ペインで、「RaisedException」をクリックします。
  3. 例外を追加するには、次の手順を実行します。
    1. 右ペインで、省略符号ボタン (...) をクリックします。
    2. 要素の選択」ダイアログ・ボックスで、適切な例外オブジェクトを表した UML クラスを選択し、「OK」をクリックします。
    3. ステップ a および b を繰り返して、その他の例外オブジェクトを指定します。
  4. オプション: 操作から例外オブジェクトを削除するには、右ペインの「プロパティー」ダイアログ・ボックスで、削除したい例外を含んだ行をクリックし、「削除」ボタンをクリックします。
  5. 「閉じる」をクリックします。
関連概念
UML から Java への変換
関連資料
UML から Java への変換による UML 要素の変換処理

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