変換では、変換構成に指定したソースまたはターゲットの範囲外のコードは更新またはリファクタリングされません。 変換の範囲外にあるコードに、変更されたモデル要素への参照が含まれている場合は、コードを手動で更新する必要があります。
以下の表には、変換を再実行する場合に、ソース UML モデルに対する変更が、前に生成されたコードにどのような影響を及ぼすかがリストされています。
| モデル要素 | 変更点 | 変換を再実行する場合の、前に生成されたコードへの影響 |
|---|---|---|
| ネストなしクラスまたはネストなしインターフェース (トップレベルのクラスまたはインターフェースを含む) | 追加 | 新規の Java™ ファイルが作成されます。 |
| 実装または拡張の追加 | 文節が再書き込みまたは追加されます。 | |
| 移動 | 元の Java ファイルは、モデルに定義されている新規の場所に移動します。 新規の場所は、変換の範囲内にある必要があります。 |
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| 実装または拡張の除去 | 文節が再書き込みまたは除去されます。 | |
| 名前変更 | 変換の範囲内の Java クラスのすべてのインスタンスと参照がリファクタリングされます。 変換がトレース関係を作成するように構成されていない場合は、元の生成済みのクラスが削除され、新規の名前を持つクラスが作成されます。 |
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| 属性 | ネスト・クラス間での属性の移動を含む、単一の UML クラスの階層内での移動 | Java フィールドは新規の場所に移動します。 getter メソッドと setter メソッドも、生成された場合は移動されます。 |
| 新規の UML クラス階層への移動 | 元のフィールドは削除されます。getter メソッドと setter メソッドも、生成された場合は削除されます。 フィールドは、階層内の新規の場所に対応する Java ファイル内に作成されます。 |
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| 名前変更 | フィールドの名前が変更されます。 変換がトレース関係を作成するように構成されていない場合は、元の名前のフィールドが削除され、新しい名前のフィールドが作成されます。 |
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| 操作 | 戻り値の型を変更 | メソッドの戻り値の型が更新されます。 |
| シグニチャーを変更 | メソッド・シグニチャーが、モデルの変更を反映するように更新されます。 メソッド本文への 変更は保持されます。 |
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| ネスト・クラス間での操作の移動を含む、単一の UML クラスの階層内での移動 | メソッドが新規の場所に移動します。 メソッド本文への 変更は保持されます。 |
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| 別の UML クラス階層への移動 | 元のメソッドは削除されます。同じ名前の新規メソッドが、メソッドの新規の場所を表す生成済みの Java ファイル内に作成されます。 メソッド本文への 変更は保持されません。 |
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| 名前変更 | メソッドの名前が変更されます。 変換がトレース関係を作成するように構成されていない場合は、元の名前のメソッドが削除され、新規の名前のフィールドが作成されます。 メソッド本文への 変更は保持されます。 |
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| ネストされたクラスまたはインターフェース | ネスト・クラス間での移動を含む、単一の UML クラスの階層内での移動 | ネストされたクラスまたはインターフェースは新規の場所に移動します。 ネストされたクラスまたはインターフェース内の要素は保持されます。 |
| 新規の UML クラス階層への移動 | 前に生成されたクラスまたはインターフェースが除去されます。
新規のクラスまたはインターフェースが追加されます。 |
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| 名前変更 | ネストされたクラスまたはインターフェースは、その既存の場所で名前変更されます。 ネストされている要素は保持されます。 変換がトレース関係を作成するように構成されていない場合:
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