UML メタモデルでは、要素のフィーチャーに、包含という名前 の boolean プロパティーがあります。 包含プロパティーが true に設定されている場合、オブジェクトは、その要素のインスタンスのフィーチャーに置かれます。 包含プロパティーが false に設定されている場合は、オブジェクトへの参照のみがインスタンスの当該フィーチャーに置かれます。 変換はポストプロセッシング中に参照を解決します。
ポストプロセッシング中、変換は、FinalizeRule という名前の規則を使用して、据え置かれた参照レコードごとに検索を行って、参照を解決するオブジェクトを探します。 変換がオブジェクトを検出した場合、変換は、インスタンスの指定された出力フィーチャーに参照を作成します。 変換オーサリング・ランタイムが変換の ID を持つハッシュ・マップを検出した場合、そのランタイムは、ソース・オブジェクトを使用してハッシュ・マップでターゲット・オブジェクトを探します。 ランタイムが候補となるオブジェクトを複数検出した場合は、出力フィルターを呼び出して (定義されている場合)、1 つを選択します。 サブマップで出力フィルターが定義されていない場合、変換は、 最初に検出したターゲット・オブジェクトを使用して参照を解決します。 ターゲット・オブジェクトが 1 つも見つからない場合、変換はエラーをログに記録して、メッセージを表示します。
オブジェクトへの参照を管理するには、以下のようにします。