パターン・プロジェクトの内容

パターンを必要とする成果物をプロジェクトに追加するパターン・ライブラリー・プラグイン・テンプレートを使用すると、 Eclipse プラグイン開発環境内にパターン・ライブラリー・プラグイン・プロジェクトが作成されます。

パターン・プロジェクトは、以下に示す数多くのタイプのディレクトリーとファイルから構成されます。

パターンとパターン・ライブラリー

単一のパターン・ライブラリー・プロジェクトは、Eclipse プラグインで表されます。 パターン・ライブラリー・プロジェクトには常に 1 つのパターン・ライブラリーが含まれます。 パターン・ライブラリー・プロジェクトは 1 つ以上のパターンを所有することができます。 パターンには通常、1 つ以上のパラメーターがあります。 同じライブラリー内に複数のパターンがパッケージされていても、各パラメーターは通常、相互に独立しています。 パターンはそのライブラリーとともにパッケージされるだけで、ライブラリーのメンバー・パターンとライブラリーはプラグインとして配布されます。

パターン・マニフェスト・ファイル

プロジェクト・ライブラリーのマニフェスト・ファイルは、プロジェクトに含まれるすべてのマニフェスト・リストを保持しています。 各パターン・マニフェスト・ファイルはパターンとそのパラメーターについての情報を保持しています。 パターン・プロパティーが変更されると、パターンのマニフェストに対して対応する変更が行われます。 プロパティーのいくつかは、Java コード内にもあります。 必要に応じて、「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューからコード・ファイルとマニフェスト・ファイルを再同期できます。

RAS アセット・エクスポートを使用してパターン・ライブラリー・プラグイン・プロジェクトが作成されるとき、別途、マニフェスト・ファイルも構成されます。 マニフェスト・ファイルにはプロジェクトのパッケージ化に関する追加情報が格納されます。 この情報はパターンのインポート時とアンパック時に役立ちます。

関連概念
UML パターン・フレームワーク
パターン・インスタンス生成
パターン・タイプおよび定義
パターン拡張
関連情報
Specialized patterns framework API classes
Patterns framework API classes
IBM Rational Patterns Reference Guide

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