DCMP 変換オプション

モデルを変換する際には、3 つの異なる変換オプションがあります。
変換オプションは、変換するコードやモデルを右クリックすると表示されます。 選択するオプションは、準拠する設計規約管理プロトコルのタイプに応じて決まります。

パラメーター

変換オプション 説明
概念 このオプションを使用すると、変換ソースを変更せずに、 変換ターゲットの内容を作成および更新できます。 変換の実行後も、変換ソースは基本の技術成果物のままです。 このオプションは、「概念モデル・シード具象モデル」および「概念モデル駆動型開発」と呼ばれる設計規約管理プロトコル (DCMP) に対応しています。
混合 このオプションを使用すると、以下の成果が得られます。
  • ターゲット・ドメインに要素が生成されます。
  • ターゲットに生成される要素の直接仕様であるソースの要素が、 生成されたターゲット要素への直接参照によって置換されます。
変換の出力要素は、基本の技術成果物になります。 変換ソースがダイアグラムを持つモデルである場合、変換後、そのダイアグラムには、 生成済み要素への参照と、生成済み要素の直接仕様ではないソース要素や、変換で置換されなかったソース要素への参照が混在する場合があります。 このような要素は、通常、比較的高いレベルの抽象化を表します。 このオプションは、「混合モデリング」と呼ばれる設計規約管理プロトコル (DCMP) に対応しています。
調整 後方変換を使用すると、ターゲット・ドメイン内の要素 (Java™ など) の現在の状態と、 ソース・ドメイン内の要素 (UML など) の現在の状態を比較できます。 このメカニズムを使用して、反復型開発プロセスにおける変更を調整できます。 このオプションは、対象とするアーキテクチャーが構築済みアーキテクチャーから独立して進化し、これらのアーキテクチャーを同期化または比較する必要がある場合に使用します。 このオプションは、「調整モデリング」と呼ばれる設計規約管理プロトコル (DCMP) に対応しています。
関連概念
設計規約管理プロトコル

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