| UML 要素 | 検証の処理 |
|---|---|
| パッケージまたはモデル | 変換により、変換ソースとして指定したパッケージまたはモデル内のネストされたパッケージ、コンポーネント、クラス、およびインターフェースが処理されます。 |
| コンポーネント | コンポーネントに適用されているステレオタイプがあるなら、それによって変換での検証方法が決まります。
サービス・モデリング (SoaML) プロファイルのステレオタイプ、またはソフトウェア・サービス・プロファイル (推奨されない) のステレオタイプの使用はオプションです。
変換の出力について詳しくは、下記の関連リファレンスのトピックを参照してください。 |
| インターフェース | インターフェースに適用されているステレオタイプがあるなら、それによって変換での検証方法が決まります。
サービス・モデリング (SoaML) プロファイルのステレオタイプ、またはソフトウェア・サービス・プロファイル (推奨されない) のステレオタイプの使用はオプションです。
変換の出力について詳しくは、下記の関連リファレンスのトピックを参照してください。 |
Web サービスの記述に必要な情報がソース・モデルまたはソース・モデル要素に十分含まれていない場合は、UML から WSDL への変換で生成される WSDL 文書が不完全になります。 例えば、ソース・モデル内の UML インターフェースに操作が含まれていない場合、生成される WSDL 文書には WSDL メッセージがありません。 この例では、変換によって空のポート・タイプのみが作成されます。
クラス図を使用して、WSDL 要素を視覚的に開発できます。 また、WSDL 要素は、ダイアグラム・エディターまたは「プロパティー」ビューで編集できます。
変換の拡張フレームワークを使用することにより、既存のバインディングのカスタマイズや、バインディングの作成が可能です。
UML から WSDL への変換では、Wrapped Document Literal バインディングに加えて、 「Web Services Description Language (WSDL) 1.1 W3C Note」(2001 年 3 月 15 日) に記述されているすべてのバインディングがサポートされています。 変換では、SOAP のバージョン 1.1 と 1.2 がサポートされます。
変換ソース中のインターフェースごとに、バインディングと SOAP のバージョンを指定できます。 それは、「WSDL ポート」ページのプロパティー・ビューで、または UML から WSDL への変換構成を作成または編集する際に指定できます。
変換の拡張を使用して、カスタム変換または IBM Rational モデリング製品で使用可能な変換を拡張したり強化したりすることができます。これには、変換の拡張を新規に作成するか、インストール可能なフィーチャーに関連付けられている拡張を使用します。変換の拡張を実行するには、まずターゲットとなる変換構成で変換の拡張を有効にする必要があります。
この内容は、バージョン 7.5.4 以降にあてはまります。 IBM Rational Modeling for Communications Applications用のフィーチャーを既にインストールしている場合は、変換の拡張を有効にして、UML から WSDL への変換を使用して ParlayX モデルを変換する際に ParlayX 仕様整合 WSDL を生成できます。