この内容は、バージョン 7.5.4 以降にあてはまります。 以下の表には、プロファイルのステレオタイプと、その関連するプロパティーおよびタイプがリストされています。
| ステレオタイプ | 適用対象 | プロパティー | タイプ |
|---|---|---|---|
| «cpp_assignment» | 操作 | isInline | デフォルト値として false を持つ Boolean。 |
| «cpp_body_comment» | 関数や静的変数に対するコメントなど、ソース・コードに表示したいコメント | ||
| «cpp_constructor» | 操作 | isExplicit、isInline | デフォルト値として false を持つ Boolean。 |
| memberInitializers | この文字列は、クラスのコンストラクターのイニシャライザー・リストを指定します。リストは、クラスまたは親クラスの属性の初期値を指定します。 | ||
| «cpp_copy_constructor» | 操作 | isExplicit、isInline | デフォルト値として false を持つ Boolean。 |
| memberInitializers | この文字列は、クラスのコンストラクターのイニシャライザー・リストを指定します。リストは、クラスまたは親クラスの属性の初期値を指定します。 | ||
| «cpp_dependency» | 依存関係 | isForwardReference | デフォルト値として false を持つ Boolean。
値が true に設定されている場合は、クライアント・クラスのヘッダー・ファイルにサプライヤー型のフォワード宣言が生成されます。
このプロパティーが true に設定されていても、次の場合には変換により前方参照が生成されません。
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| isInclusionInHeader | デフォルト値として false を持つ Boolean。 値が true に設定されている場合は、クライアント・クラスのヘッダー・ファイルに #include ディレクティブが生成されます。 | ||
| «cpp_destructor» | 操作 | isVirtual、isInline | デフォルト値として false を持つ Boolean。 |
| «cpp_enum» | 列挙型 | isAnonymousEnum | デフォルト値として false を持つ Boolean。値が true に設定されている場合は、変換により匿名列挙が生成されます。 |
| «cpp_external_inclusion» | クラス、インターフェース | includeType | インポートされたクラスが変換ソースの一部でないときに変換がインクルード・ディレクティブを生成する方法を指定する値を持つ列挙。 |
| relativeToFolderInput | String。includeType プロパティーで「このフォルダーに関連しているインクルード・ディレクティブの生成」値を指定する場合に必要です。 | ||
| specificFileNameInput | String。includeType プロパティーで「次のファイル名を含むインクルード・ディレクティブの生成」値を指定する場合に必要です。 | ||
| «cpp_friend» | 依存関係 | ヘッダー・ファイルに #include ディレクティブが生成され、サプライヤー・クラスがクライアント・クラスのフレンドとして宣言されます。 | |
| «cpp_generalization» | 汎化関係、InterfaceRealization 関係 | GeneralizationKind | public、protected、private、およびデフォルト値を持つ列挙型 (0-public、1-protected、2-private、3-default) |
| isVirtual | デフォルト値として false を持つ Boolean であり、仮想継承を示します。 | ||
| «cpp_internal_inclusion» | クラス、インターフェース | includeType | インポート元のクラスと、インポートされたクラスが変換ソースの一部であるときに変換がインクルード・ディレクティブを生成する方法を指定する値を持つ列挙型。 |
| relativeToFolderInput | String。includeType プロパティーで「このフォルダーに関連しているインクルード・ディレクティブの生成」値を指定する場合に必要です。 | ||
| specificFileNameInput | String。includeType プロパティーで「次のファイル名を含むインクルード・ディレクティブの生成」値を指定する場合に必要です。 | ||
| «cpp_namespace» | パッケージ | NamespaceName | String |
| «cpp_operation» | 操作 | isInline | デフォルト値として false を持つ Boolean。 値が true に設定されている場合には、インラインとして操作が生成され、 対応するヘッダー・ファイルに操作本体が追加されます。 |
| isVirtual | デフォルト値として false を持つ Boolean。 値が true に設定されている場合は、仮想関数として操作が生成されます。 | ||
| isFriend | デフォルト値として false を持つ Boolean。値が true に設定されている場合は、フレンド操作が生成されます。 | ||
| isGlobal | デフォルト値として false を持つ Boolean。値が true に設定されている場合は、グローバル関数が生成されます。 | ||
| «cpp_properties» | クラス、インターフェース、列挙 | bodyFileExtension | 指定された拡張子を持つ C++ ボディ・ファイル |
| headerFileExtension | 指定された拡張子を持つ C++ ヘッダー・ファイル 例えば、
ファイル名拡張子として .inc を持つヘッダー・ファイルの C++ テンプレート・クラスのコードを生成するには、
このステレオタイプをクラスに適用し、このプロパティーを「.inc」に設定します。
注: C/C++ 開発ツール (CDT) が
.inc を有効な C++ ファイル名拡張子として認識するように、.inc ファイル名拡張子を C++ ヘッダー・ファイルに関連付ける必要があります。
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| «cpp_struct» | クラス | ||
| «cpp_type» | プロパティー、パラメーター | arrayDimensions | これは、一般的に UML 2.0 がサポートしていない多次元の配列を指定するのに使用される文字列です。 例えば、この文字列を使用して、プロパティーに対して配列 [10][20]、 戻りの型でないパラメーターに対しては [][10] などと指定します。 |
| InitializerKind | この列挙型は、constructor 値および assignment 値 (0-constructor) を持ちます。 InitializerKind プロパティーが 0 に設定されている場合、変換でコンストラクター・イニシャライザーが生成されます。 InitializerKind プロパティーが 1 に設定されている場合、 変換でコンストラクターに代入ステートメントが生成されます。 UML から C++ への変換で «cpp_type» ステレオタイプを適用して、要素をどのように変換するかを示す例。を参照してください。 |
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| isAuto、isMutable、isRegister、isVolatile | デフォルト値として false を持つ Boolean。 | ||
| qualifier | この文字列には、** や & など、変数名の前かつ型名の後に表示される、UML でモデル化できない C++ の型の一部が含まれます。
例えば、const int **a[12][33] は、以下によって表されます。
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| 属性 | isGlobal | デフォルト値として false を持つ Boolean。値が true に設定されている場合は、グローバル変数が生成されます。 | |
| «cpp_typedef» | クラス | arrayDimensions | String |
| ImplementationType | この文字列は、typedef が参照するタイプを指定します。
基本タイプか、ユーザー定義タイプを指定できます。
ユーザー定義タイプは、完全修飾してもしなくてもかまいません。 タイプ名が完全修飾されない場合、typedef のスコープがユーザー定義タイプに適用されます。 |
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| qualifier | この文字列は、ポインター型や定数などを指定します。 例えば、変換では、以下に当てはまる UML 要素に対して const int **Typedef1[12][13] が生成されます。
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| «cpp_union» | クラス | isAnonymousUnion | デフォルト値として false を持つ Boolean。 |