オブジェクト図は、モデルを使用して分類子のインスタンスを示す UML 構造図です。 オブジェクト図では、クラス図で使用される表記と類似した表記を使用しています。 ただし、クラス図ではシステム内の実際の分類子およびその関係を示すのに対し、オブジェクト図ではそれらの分類子の特定のインスタンス、およびある時点でのそれらのインスタンス間のリンクを示します。 クラス図、配置図、コンポーネント図、およびユースケース図内の分類子をインスタンス化することにより、オブジェクト図を作成できます。
以下の図には、関連により接続されている 2 つのクラスから構成された単純なクラス図が示されています。

以下の図には、リンク関係により接続されている 2 つのインスタンス指定から構成された、対応するオブジェクト図が示されています。

オブジェクト図は、以下の場合に役立ちます。
以下のトピックでは、オブジェクト図の要素について説明します。