サイレント・モードでの UML から Java への変換の実行

変換の実行中に新規ダイアログ・ボックスが開かないようにするには、変換をサイレント・モードで実行するように設定します。後方変換が使用可能で、サイレント・モードをサポートしている場合は、後方変換をサイレント・モードで実行するように設定することもできます。

サイレント・モードで変換を実行すると、変換によって生成されるすべてのダイアログ・ボックスが抑制されます。 このとき変換にはデフォルトの規則および動作が適用されますが、その結果、予期しない変換出力または誤った変換出力が生成されることがあります。 変換をサイレント・モードで実行するのは、変換出力の検証ではなく、変換動作の検証が必要な場合だけにすることをお勧めします。 例えば、自動化されたタスクまたは自動化されたテスト・スイートの一環として、変換をサイレント・モードで実行する場合などです。

変換をサイレント・モードで実行するように設定すると、指定したファイル上書きオプションがオーバーライドされ、必要に応じてファイルが上書きされます。

変換をサイレント・モードで実行するように設定するには、次のようにします。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、変換構成ファイルを右クリックし、「開く」をクリックします。
  2. 「共通」タブの「サイレント・モードで前方変換を実行」チェック・ボックスを選択します。
  3. オプション: Java から UML への変換が使用可能な場合、「サイレント・モードで後方変換を実行」チェック・ボックスを選択することができます。 Java から UML への変換、またはその後方変換をサイレント・モードで実行するように指定した場合、マージ・エディターは開きません。 マージ中に競合が発生した場合、変換は停止します。サイレント・オプションをクリアして、変換を再実行する必要があります。
次に変換を実行した際、すべてのダイアログ・ボックスが抑制されます。
注: 変換構成を新規作成する場合、「新規変換構成」ウィザードの「共通」ページでこの情報を指定することができます。
関連概念
UML から Java への変換の再実行時の考慮事項
関連タスク
UML から Java への変換の実行
UML から Java への変換を再実行する場合の生成されたコードの保護
UML から Java への変換のデバッグ情報の生成
関連資料
UML から Java への変換出力におけるコード変更の影響
UML から Java への変換出力におけるモデル変更の影響
UML から Java への変換による UML 要素の変換処理

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