シーケンス図での相互作用オペランド

シーケンス図における相互作用オペランドは、 結合フラグメント内で相互作用フラグメントをグループ化するコンテナーであり、 結合フラグメントに追加するシナリオを表します。

相互作用オペランドは、それぞれが相互作用のフラグメントであり、 結合フラグメント内のライフラインをカバーしています。 相互作用オペランドには、 オプションでガード条件 (相互作用制約とも呼びます) を 設定することができます。 相互作用オペランドは、ガード条件が true とテストされる場合にのみ実行されます。

以下の図に示されるように、相互作用オペランドは結合フラグメント内の長方形として表示されます。

相互作用フレームには、2 本のライフラインと、それらのライフラインにまたがる 2 つの結合フラグメントが示されています。 最初の loop 結合フラグメントには、1 つの相互作用オペランドと 1 つのガード条件があります。 2 番目の alt 結合フラグメントには、2 つの相互作用オペランドと、オペランドごとに 1 つのガード条件があります。

相互作用オペランドを作成すると、展開された状態で表示されます。 相互作用オペランドを縮小表示して、 オペランド、関連するメッセージ、 および相互作用フラグメントを非表示にしたり、 相互作用フレーム内の結合フラグメントのサイズを 最小化したりすることができます。

結合フラグメントに追加することのできる相互作用オペランドの数は、 結合フラグメントのタイプにより決まります。 例えば、loop、option、break、critical、negative、assert、ignore、consider の 結合フラグメントは、オペランドを 1 つ持ちます。 alternative、weak、strict、parallel の結合フラグメント は、2 つ以上のオペランドを持ちます。 結合フラグメントに複数の相互作用オペランドがある場合、 水平の破線によりオペランドが分離されます。


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