プラグインに変換プロバイダーを作成する

com.ibm.xtools.transform.core.transformationProviders という名前の 拡張ポイントのインスタンスを宣言する変換プロバイダーを、既存の Eclipse プラグインに追加することができます。 変換プロバイダーは、変換を定義するメカニズムであり、プラグイン・マニフェスト・ファイルの変換要素として存在します。
始める前に
プラグイン・マニフェスト・ファイルをマニフェスト・エディターで開いておく必要があります。 マニフェスト・ファイルに、変換プロバイダー拡張ポイントのインスタンスが 少なくとも 1 つ含まれている必要があります。
このタスクについて

通常、変換プラグインは、変換プロバイダーを 1 つ含んでいます。ただし、変換プロバイダーを追加して、プラグイン・マニフェスト・エディターで変換を編成することもできます。 このような変換の編成を行った場合に影響を受けるのは、マニフェスト・エディターでの変換の表示方法のみです。 例えば、1 つのプロジェクトに複数ドメインの変換が含まれている場合、それぞれのドメインごとに変換プロバイダーを 1 つずつ作成できます。 複数の変換プロバイダーを作成しても、変換が実行される順序は変更されません。

変換プロバイダーをプラグインに追加するには、以下のようにします。

  1. プラグイン・マニフェスト・エディター にある「拡張」タブ の「すべての拡張」領域の下のペインで、変換プロバイダー拡張ポイントのインスタンスをクリックして 、「追加」をクリックします。
    ヒント: 変換プロバイダー拡張ポイントのインスタンスを右クリックしてから 、「新規」 > 「拡張」とクリックすることもできます。
  2. 「新規拡張」ウィザードの「拡張ポイントの選択」ページに ある「拡張ウィザード」タブで 、「変換テンプレート」をクリック して「変換プロバイダー」をクリックし 、「次へ」をクリックします。
  3. 「変換プロバイダー」ウィザードの「新規変換プロバイダー」ページで、変換プロバイダーを含んでいるパッケージに関する情報を指定します。
    注: このページのその他のフィールドおよびウィザードの残りのページについて詳しくは、該当ページが製品で表示されているときに F1 を押して、コンテキスト依存ヘルプを参照してください。 Linux® プラットフォームを使用している場合、このページのその他のフィールドおよびウィザードの 残りのページについて詳しくは、該当ページが製品で表示されているときに 、Shift+F1 を押してコンテキスト依存ヘルプを参照してください。
  4. オプション: ウィザードの残りのページを完了させるには 、「次へ」をクリックします。
  5. 「終了」をクリックします。
タスクの結果
新規の変換プロバイダーおよび変換要素がプラグイン・マニフェスト・ファイルに追加されて、プラグイン・マニフェスト・エディター で「拡張」タブ の「すべての拡張」領域の下に表示されます。 Eclipse プラグインで、src/project name/transformationProvider フォルダーに 、変換プロバイダーおよび変換用に生成された Java™ ファイルが含まれます。 変換プロバイダーにより、変換が変換サービスに登録されます。
注: 変換付きプラグインのテンプレートを使用して新規プロジェクトを作成した場合は、「新規変換オーサリング・プロジェクト」ウィザードの「新規変換プロバイダー」ページで、この情報を指定することができます。

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