パターン・プロジェクトおよびライブラリーの作成

パターン・ライブラリー・プロジェクトは、パターン・プラグイン・テンプレートを使用する標準 Eclipse プラグイン・プロジェクトです。パターン・ライブラリー・プロジェクトを作成すると、 結果として、カスタム・パターン・プラグイン・ファイル、パターン・ライブラリー Java™ ファイル、および RAS アセット・マニフェスト・ファイルが作成されます。
始める前に
このタスクについて

Rational® デザイン・パターンは、UML モデルに適用される Java ベースのパターンです。RAS アセットのエクスポート/インポート・ユーティリティーを使えば、作成したパターンをその他の Rational パターン・ユーザーと共有できます。 パターン・リポジトリーが自動的に作成され、ワークステーション上で利用できるすべてのパターンがリストされます。 さらに、Reusable Asset Specification (RAS) 機能を用いてリポジトリーを作成して、共有パターン・アーカイブを作成、編成できます。

パターン・ライブラリー・プロジェクトおよびパターン・ライブラリーを作成するには、以下の手順を行います。

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「プロジェクト」をクリックして、「新規プロジェクト」ウィザードを開きます。
  2. 「すべてのウィザードを表示 (Show All Wizards)」チェック・ボックスを選択して、 「プラグイン開発 (Plug-in Development)」を展開し、 「プラグイン・プロジェクト (Plug-in Project)」をクリックしてから、 「次へ」をクリックします。
  3. 「使用可能化の確認 (Confirm Enablement)」ウィンドウが開いたら、 「OK」をクリックして、Eclipse プラグイン開発機能を使用可能にします。 これは、以下の手順を使用する際に役立ちます。
  4. 「プラグイン・プロジェクト (Plug-in Project)」ページで、 「プロジェクト名」フィールドに名前を入力し、 「次へ」をクリックして「プラグイン・コンテンツ (Plug-in Content)」ページを開きます。
  5. このページでデフォルトを受け入れ、 「次へ」をクリックして「テンプレート」ページを開きます。
  6. 「以下のテンプレートを使用してプラグインを作成」チェック・ボックスを選択し、 使用可能なテンプレートのリストで、「パターンのあるプラグイン」をクリックします。
  7. 「次へ」をクリックして、「パターン・ライブラリー」ページに進みます。
  8. パターン・ライブラリーにデフォルト名を受け入れ、「終了」をクリックします。
  9. 「パースペクティブ切り替えの確認」ウィンドウが開いたら、 必要に応じて「はい」をクリックしてプラグイン開発パースペクティブを開きます。 これは、以下の手順を使用する際に役立ちます。 「パターン・オーサリング」ビューに新規パターン・ライブラリー・ノードが表示され、 サポートするライブラリーの RAS メタファイルおよびパターン・ライブラリーの Java クラスが作成されます。
  10. 「使用可能化の確認 (Confirm Enablement)」ウィンドウが開いたら、 「OK」をクリックして「再利用可能アセットの管理」機能を使用可能にします。 この機能は、再利用可能アセット仕様 (RAS) ベースの機能に基づくもので、 パターンのパッケージ化と文書化をサポートします。
タスクの結果

新規パターン・ライブラリーにパターンとパラメーターを追加する準備ができました。

次のタスク
関連タスク
パターン・ライブラリーへの UML プロファイルの関連付け
ライブラリーへのパターンおよびパラメーターの追加
拡張メソッドの定義
更新メソッドの定義
パターンへのパラメーターの追加

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