モデルからモデルへの変換における出力プロパティーの値を計算するコードとして、カスタム・マッピング規則がインライン・コードと外部コードのいずれを呼び出すのかを指定できます。
Java™
コード・フラグメントまたはクラスを使用することで、意味構造の調整を指定できます。
始める前に
マッピング・モデルを開いておく必要があります。
マッピング・モデルのファイル名拡張子は .mapping です。マッピング・モデルには、少なくとも 1 つのマッピング宣言が含まれていなければなりません。
また、マッピング宣言にはカスタム・マッピング規則が定義されていなければなりません。
このタスクについて
変換の実行時にカスタム・マッピング規則が実装するコードを指定する手順は、以下のとおりです。
- エディター領域にあるマッピング規則を右クリックし、「プロパティーで表示」をクリックします。
- 「プロパティー」ビューの「詳細」タブをクリックします。
- 以下のステップのいずれかを実行します。
- 「インライン」をクリックして、「コード」オプションの下にあるテキスト・エリアにコードを入力します。
変換の実行時にカスタム・マッピング規則を実装するコードを指定し、「適用」をクリックします。
ヒント: 有効な変数名のリストを表示するには、
「インライン」ボタンの下にあるテキスト・エリアで、Ctrl + スペースを押します。
- カスタム・マッピング規則のコードが Java クラス内にある場合は、「外部」をクリックします。
カスタム・マッピング規則に適用するコードを含む Java クラスを、
「クラス」フィールドに指定します。
「参照」をクリックして、ワークスペースから有効なクラスを選択します。
注: 指定する Java クラスは、com.ibm.xtools.transform.authoring.RuleExtension クラスを拡張するものでなければなりません。
マップされた入力 (出力) フィーチャーのタイプのインスタンスによって、
指定したクラスの execute(EObject source, EObject target) メソッドが呼び出されます。
ヒント: カスタム・マッピング規則を実装するクラスを作成するには
、「新規」をクリックしてから
、「新規 Java クラス」ウィンドウのフィールドを完了させます。
- をクリックします。