UML モデルのトレース関係の問題に関するレビュー

UML モデルに対する UML モデル・レビュー分析の構成を実行して、モデル内で 3 種類の異なる追跡可能性の問題を検出することができます。 モデルに、欠落した仕様、欠落した実装、および循環トレース関係がないか検査できます。 分析結果を検査して、報告された問題を修正することができます。
トレース関係の問題について UML モデルをレビューするには、以下のようにします。
  1. 「実行」>「分析」とクリックします。
  2. 「分析」ウィンドウで「Rational Software Analyzer」を右クリックし、「新規」をクリックします。
  3. 名前」フィールドに構成の名前を入力します。
  4. 範囲」タブで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • ワークスペース内のすべてのリソースを分析するには、「ワークスペース全体の分析」をクリックします。
    • 以前に定義したワーキング・セット内のリソースを分析するには、「リソース・ワーキング・セットの分析」をクリックして、分析に含めるリソース・ワーキング・セットを選択します。
    • 特定のプロジェクトを分析するには、「選択したプロジェクトの分析」をクリックして、分析に含めるプロジェクトを選択します。
  5. 規則 (Rules)」タブで、以下のステップを実行します。
    • 分析対象ドメインおよび規則」リストにある「UML モデル・レビュー」を選択します。
    • 参照されるリソースを含める場合は、「プロパティー」タブにある「参照先リソースの分析 (Analyze Referenced Resources)」チェック・ボックスをクリックします。
    • 分析対象ドメインおよび規則」リストの「UML モデル・レビュー」を展開し、「追跡可能性」カテゴリーを展開します。 分析するすべての規則のチェック・ボックスを選択します。
  6. オプション: 重大度の評価を変更するには、 規則を選択して、「プロパティー」タブで重大度を変更します。
  7. 適用」をクリックして、「分析」をクリックします。 「分析結果」ビューの「UML モデル・レビュー」タブに結果が表示されます。
  8. オプション: 分析の結果を処理するには、「分析結果」ビューの「UML モデル・レビュー」タブをクリックして、以下のいずれかのステップを実行します。
    • 問題のみが表示されるように結果をフィルタリングするには、「問題のメトリックのみ表示」をクリックします。 再度「問題のメトリックのみ表示」をクリックすると、すべての結果が表示されます。
    • 分析結果を XML ファイルにエクスポートするには、「エクスポート」をクリックします。 エクスポート・フォーマットおよびファイル名を指定して、「OK」をクリックします。
    • 分析結果の HTML レポートまたは PDF レポートを生成するには、「レポート」をクリックしてレポートのフォーマットを選択し、「OK」をクリックします。
    • 「分析結果」ビューの結果から「プロジェクト・エクスプローラー」ビューの問題のある要素にナビゲートするには、結果を右クリックして「結果を表示」をクリックするか、結果をダブルクリックします。
    • クイック・フィックスを適用するには、結果を選択して右クリックし、推奨されるフィックスを選択します。

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