複数のパーティションを使用して、 アクティビティーのノードに特性またはリソースを割り振ることができます。 例えば、ビジネス・モデリングにおいて、 パーティションは有効に働きます。 パーティションによって、 ビジネス・プロセスのさまざまなアクティビティーを、 どの部門が担当しているのかを表示することができます。
アクティビティー内の各パーティションは、 パーティション内のアクティビティーを、 誰が、あるいは何が担当しているのかを説明する、 固有の名前を持っています。 パーティションは、水平または垂直方向に位置合わせしたり、自由形式にしたりすることができ、図のどこにでも配置できます。 アクティビティー図におけるノードおよびエッジは、1 つまたは複数のパーティションを参照できます。
パーティション内にパーティションをネストすることにより、図でアクティビティー・ノードの階層パーティショニングを表すことができます。
以下の図にあるように、 パーティションは、アクティビティー内に長方形で表示されます。 名前コンパートメントには、そのパーティションの名前およびそれを表す要素が表示され、形状コンパートメントにはアクティビティー・ノードおよびエッジが表示されます。 以下の例では、パーティション Partition1:Actor1 には不透明なアクション、およびサブパーティション Subpartition1:Component1 が含まれています。 サブパーティションには、コントロール・エッジで接続された中央バッファー・ノードおよびデータ・ストア・ノードが含まれています。

デフォルトでは、パーティションに制御ノードを追加するとき、新規に作成しても「プロジェクト・エクスプローラー」ビューからドラッグしても、パーティションに割り当てられません。特定のパーティションに制御ノードを割り当てるには、「パーティション」ページの「プロパティー」ビューを使用します。
制御ノードを自動的にパーティションに割り当てたい場合は、をクリックしてデフォルトの動作を使用不可にし、「ダイアグラムで制御ノードの再パーティショニングを有効にする (Enable control node re-partitioning on diagram)」チェック・ボックスをクリックします。
場合によっては、アクティビティー図でのパーティションの表示が現実的ではないことがあります。 例えば、複数のパーティションが 1 つのアクティビティー・ノードを含んでいる場合です。 次の図に示されるように、代わりの方法は、アクティビティー・ノードの名前コンパートメントにパーティション名を表示することです。 以下の例では、名前コンパートメントの内容に、不透明なアクションが 2 つのパーティション Partition および Partition 2 に含まれていることが示されています。
