Java から UML への変換で生成される UML パッケージ構造の指定

ソースの Java™ プロジェクト内の各 Java パッケージ用に、変換によって、ターゲット UML モデル内にフラット UML パッケージ構造が生成されるかどうかを指定することができます。 変換がフラット・パッケージ構造を生成するように指定しない場合は、変換によって階層パッケージ構造が生成されます。

変換対象が既存の UML モデルである場合、ターゲット・モデルと同じパッケージ構造を指定してください。これにより、ターゲット・モデルと変換によって生成された一時モデル間で解決する必要のある差異の数を減らします。

例えば、ソース Java プロジェクトに、クラス「a.b.Y」および「a.b.c.Z」が含まれているとします。フラット・パッケージ構造を生成させるようにした場合は、変換により、UML パッケージ「a.b 」および「a.b.c」が生成されます。これらのパッケージに階層はありません。 UML クラス Y は UML パッケージ「a.b」内に作成され、UML クラス Z は、UML パッケージ 「a.b.c」内に作成されます。変換によりフラット・パッケージ構造を生成させるようにした場合は、UML パッケージ a が作成されます。UML パッケージ b は UML パッケージ a 内に作成され、UML パッケージ c は UML パッケージ b 内に作成されます。また、UML クラス Z はパッケージ c 内に作成され、UML クラス Y はパッケージ b 内に作成されます。

変換が、ターゲット・モデルのフラット UML パッケージ構造を生成するよう指定するには、次のようにします。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで変換構成ファイルを右クリックし、「開く」をクリックします。
  2. 「Java から UML への変換オプション」タブをクリックします。
  3. 「Java から UML への変換オプション」ページで、「各 Java パッケージに対するフラット UML パッケージの生成」チェック・ボックスを選択します。
  4. 「ファイル」 > 「保存」をクリックします。
オプションは次回変換を実行したときに適用されます。
注: 新規の変換構成を作成する場合は、「新規変換構成 (New Transformation Configuration)」ウィザードの「Java から UML への変換オプション」ページでこの情報を指定することができます。

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