Rational Rose® モデルのプロパティー・セットは、新規プロファイルにマップすることも、
既存プロファイルにマップすることもできます。あるいはまた、
「
Rational Rose モデルのインポート」ウィザードの「
プロパティー・セットのマップ」ページを使用して、
特定の Rose モデル・プロパティー・セットのインポートをスキップすることもできます。
始める前に
UML モデルで
Rational Rose プロパティー・セットをプロファイルにマップする前に、
「
Rational Rose モデルのインポート」ウィザードのそれより前のページで、
インポートするモデルを指定し、サブユニットへの壊れた参照を解決してください。
このタスクについて
ヒント: 多くの Rational Rose モデルには、
ラウンド・トリップ・エンジニアリング (RTE) でのみ
使用されるプロパティー・セットが含まれています。
例えば、Rational Rose ANSI C++ アドインには、
RTE で使用される C++ コード生成モデル・プロパティーが多数含まれていますが、これらのプロパティー・セットは、
インポート後は無用になります。ご使用のモデル・プロパティー・セットを詳しく調べて、
インポート・プロセス中は無視できるプロパティー・セットを識別してください。不要な
プロパティー・セットをスキップすると、インポートされるモデルのサイズが小さくなるため、
「ナビゲーター」ビューにプロファイルが散乱するのを抑えることができます。
Rational Rose プロパティー・セットをプロファイルにマップするには、以下のようにします。
- Rational Rose プロパティー・セットをインポートするためのオプションをすべて表示するには、
「プロパティー・セットを UML プロファイルとしてインポート」
チェック・ボックスを選択します。
- 以下の手順のいずれかを実行します。
- モデルで使用されるプロパティー・セットを表示するには、「使用済みプロパティー・セットのみ」をクリックします。
- プロパティー・セットを、定義はされているがモデルでは使用されないものも含めてすべて表示するには、「使用済みおよび定義済みプロパティー・セット」をクリックします。
- 「プロパティー・セット」テーブルで、プロパティー・セットを選択して、
以下の手順のいずれかを実行します。
- プロパティー・セットをスキップしてそれがインポートされないようにするには、
「このプロパティー・セットを無視」をクリックします。
- プロパティー・セットの内容を既存プロファイルと結合するためには、
「既存プロファイルの参照」をクリックし、プロファイルを指定します。
- パス・マップを使用してプロパティー・セットの内容を既存プロファイルと結合するためには、
「既存プロファイルの参照」をクリックし、「パス・マップ」リストからパス・マップを選択します。
パス・マップには、リンクされているプロファイルがすべてリストされています。
使用可能ないずれかのプロファイルを選択してください。
- プロパティー・セットを新規プロファイルに変更するには、「新規プロファイルへ変換」をクリックしてから、その新規プロファイルのプロジェクト、場所、および名前を指定します。
- パス・マップを使用してプロパティー・セットを新規プロファイルにマップするには、
「新規プロファイルへ変換」をクリックしてから、
「パス・マップの使用」チェック・ボックスを選択します。
「パス・マップ」リストからパス・マップを選択し、
「すべてに適用」をクリックすると、
選択したパス・マップが「プロパティー・セット」テーブルにリストされているすべてのプロファイルに適用されます。
その後、「プロパティー・セット」テーブルの「パス・マップ」列で、各プロファイルに適用されたパス・マップを表示することができます。
ヒント: プロパティー・セットの既存のプロファイルを参照したときに、ウィザードにプロファイルの互換性エラーが表示される場合は、そのプロファイルを新規プロファイルとして変換してください。
次のタスク
これで、
Rational Rose ステレオタイプをプロファイルにマップすることができます。