インスタンス指定は、エンティティーに関する以下の情報を包含することができます。
分類子と同じように、インスタンス指定にはスロットと呼ばれる属性があります。 インスタンス指定は、その分類子のそれぞれの構造特性 (継承した特性を含む) ごとに 1 つのスロットを持つことができます。 スロットに対して有効な型が定義されている場合には、インスタンス指定内の各スロットの値を指定することができます。
以下の図には、Member という名前のクラスが表示されています。 そのクラスには、ID と Name の 2 つの属性があります。 ID 属性の型は Integer で、Name 属性の型は UnlimitedNatural です。

以下の図には、2 つのスロットおよび値を持つ、対応するインスタンス指定が示されています。ID スロットの値は 1 で、Name スロットの値は John Q Public です。