Java から UML への変換により生成される UML コレクション型の指定

ソース Java™ プロジェクト内の指定された Java コレクション型を、変換が、UML コレクション型に変換する方法を指定することができます。コレクションは、モデル要素のグループを表します。コレクション・タイプにより、 コレクション内に重複モデル要素が存在可能か、 またはモデル要素が順序を持つかどうかが決定されます。

ソース・プロジェクトの Java コレクション型ごとに、変換によって生成される UML コレクション型を指定できます。1 つの Java コレクション型は、1 つの UML コレクション型にマップできます。デフォルトの選択では、Java の Collection、SortedSet、List、および Set クラスが、UML の Bag、OrderedSet、Sequence、および Set コレクション型にマップされます。変換の実行時にコード内の Java のコレクションまたは配列が特定でき、それらのコレクションや配列の型が特定できる場合、その変換では、生成される UML 要素に «JavaCollection» ステレオタイプまたは «JavaArray» ステレオタイプが適用され、そのステレオタイプのプロパティーに値が取り込まれます。 それ以外の場合、変換では適応可能な参照が生成され、生成される UML 要素にステレオタイプは適用されません。

Java コレクションの変換時に変換がどのように UML コレクション・プロパティーにデータを取り込むかについて詳しくは、下記の関連リファレンスのトピックを参照してください。

変換により生成される UML コレクション型を指定するには、次のようにします。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで変換構成ファイルを右クリックし、「開く」をクリックします。
  2. 「コレクション」タブにある各 UML コレクション・タイプ・リストから、Java コレクション・タイプを選択します。 カスタム値を指定するには、適切なコレクション・フィールドに値を入力します。
  3. 「ファイル」 > 「保存」をクリックします。
オプションは次回変換を実行したときに適用されます。
注: 新規の変換構成を作成する場合は、「新規変換構成 (New Transformation Configuration)」ウィザードの「コレクション」ページでこの情報を指定することができます。
関連概念
Java 変換プロファイル
関連資料
Java から UML への変換によるソース・コードの変換処理

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