UML モデル要素の特性の検証および探索
UML モデルを扱う場合、 オブジェクト制約言語 (OCL) エディターを使用して、 モデル要素の特性を探索することができます。例えば、UML モデル内のすべてのクラスが所有している 属性のリストを照会するための、OCL ステートメントを書き込むことができます。 また、OCL ステートメントを 制約定義内で指定することなく、 構文的に有効であることを確認することもできます。
OCL リソースの作成
オブジェクト制約言語 (OCL) リソースを 作成して、OCL ステートメントを保管します。次に、OCL ステートメントの構文解析を行なうことで、 構文的に有効であることを確認することもできますし、 メタモデルの特性を照会するために OCL ステートメントを評価することもできます。
OCL ステートメントの書き込み
UML モデル要素の特性を照会するために、 オブジェクト制約言語 (OCL) ステートメントを 書き込むことができます。
OCL ステートメントの構文解析
単一のオブジェクト制約言語 (OCL) ステートメントを構文解析すると、 構文的に有効であることを確認することができます。OCL リソースに複数の OCL ステートメントが含まれている場合、OCL ステートメントが構文的に不正確であるというレポートが、 「
コンソール
」ビューに表示されます。 ただし、一度に 1 つの OCL ステートメントだけを構文解析することで、 この結果を回避することができます。
OCL ステートメントの評価
単一のオブジェクト制約言語 (OCL) ステートメントを評価して、 メタモデルの特性を照会することができます。例えば、ブール値のように、 単純型を戻す OCL ステートメントの評価や、 メタモデル・オブジェクトの リストを戻す OCL ステートメントの評価を、 行なうことができます。 OCL リソースに複数の OCL ステートメントが含まれている場合、OCL ステートメントが構文的に不正確であるというレポートが、 「
コンソール
」ビューに表示されます。 ただし、OCL リソースに複数の OCL ステートメントが含まれている場合は、 単一の OCL ステートメントを選択して、評価することができます。
関連概念
OCL リソースとステートメント
OCL ステートメントのターゲット・モデル
OCL ステートメントのコンテキスト要素
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