オブジェクト・ノード

アクティビティー図におけるオブジェクト・ノードは、 アクティビティー内のオブジェクト・フローを定義するのに役立つ、 抽象アクティビティー・ノードです。オブジェクト・ノードは、分類子のインスタンスが アクティビティー内の特定のポイントで使用可能になることを表しています。

以下の表で、 アクティビティー図内でオブジェクト・フローをモデル化するために使用できる、 オブジェクト・ノードのタイプを説明します。

オブジェクト・ノードのタイプ 説明 アイコン
アクティビティー・パラメーター このノードは、アクティビティーの入出力パラメーターを指定します。 アクティビティー・パラメーターと 呼ばれる小さな長方形が、アクティビティー・フレームの左端に挿入されています。
中央バッファー このノードは、複数のソースおよび宛先からのデータを統合します。 中央バッファー・ノードは、直接にはアクションに接続しません。 長方形には、二重不等号括弧に囲まれた centralBuffer という語が入っています。
データ・ストア このノードは、データが永続的であるデータ・フローをモデル化します。 長方形には、二重不等号括弧に囲まれた datastore という語が入っています。
入力ピン このノードは、アクション上の入力パラメーターを表します。 入力ピンは、その他のアクションから受け取った入力値を保持します。 アクション OpaqueAction の左側には小さい正方形が添付され、そのアクションを指し示す矢印が入っています。
出力ピン このノードは、アクション上の出力パラメーターを表します。 出力ピンは、アクションが作成する出力値を保持します。 オブジェクト・フローの端は、出力値をその他のアクションに送信します。 アクション OpaqueAction2 の右側には小さい正方形が添付され、そのアクションから離れる方向を指す矢印が入っています。
値ピン このノードは、アクションの入力パラメーターを示します。 このアクションは、特定の値を保持する値ピンが評価されると使用可能になります。 「成功」した評価の結果が、そのアクションの入力になります。 アクション OpaqueAction の左側には小さい正方形が添付され、そのアクションを指し示す矢印が入っています。

フィードバック