カスタム UML プロファイルのパッケージ化

カスタム UML プロファイルを作成し、他のユーザーによって使用できるようにする準備を整えてから、それを配置する必要があります。 カスタム UML プロファイルを配置する 1 つの方法として、プラグインを 1 つ作成して、プロファイルをそのプラグインの中にパッケージ化する方法があります。 プロファイルへの拡張ポイントが含まれるように plugin.xml ファイルを修正した後で、プラグインをインストールして、プロファイルをモデルに適用することができます。 プロファイルをプロダクトに配置されたプロファイルとしてリストする場合は、そのプロファイルをパッケージ化する必要があります。 プロファイルをパッケージ化する前に、プロファイルをリリースして、そのプロファイルが含まれるモデルに悪影響を及ぼす可能性のある変更が行われないようにすることができます。
始める前に
プロファイルを配置する前に、プロファイルを検証して、エラーをすべて解決する必要があります。また、プラグインの作成手順を熟知していなければなりません。
このタスクについて
カスタム UML プロファイルをパッケージ化するには、次のようにしてください。
  1. プラグインを作成します。 プラグインを作成すると、plugin.xml ファイルが含まれるフォルダーが生成されます。
  2. プラグインのルート・ディレクトリーで、例えば profiles という名前のフォルダーを作成します。
  3. UML プロファイル・エディター を閉じます。
  4. EPX ファイルのコピーを profiles フォルダーに置きます。
  5. profiles フォルダーへのパス・マップを定義して、プロファイル拡張子を plugin.xml に追加するには、次のステップを行ってください。
    1. org.eclipse.gmf.runtime.emf.core を必要なプラグインのタグに追加します。
    2. org.eclipse.gmf.runtime.emf.core.Pathmaps を拡張子タグに追加します。
    3. com.ibm.xtools.uml.msl を必要なプラグインのタグに追加します。
    4. profiles フォルダーの名前を指定するパス・マップを拡張子タグに追加します。このフォルダーは、ステップ 2 で作成したもので、名前の後に EPX ファイルの名前が続きます。 例えば、path="pathmap://name_of_pathmap/name_of_profile (the EPX file)" です。
    5. com.ibm.xtools.uml.msl.UMLProfiles を拡張子タグに追加します。
次のタスク
カスタム・プロファイルを使用した並列モデル開発や、 プロファイルをリリースするためのベスト・プラクティスについて詳しくは、 IBM® developerWorks® の Web サイトを参照してください。 特に、「Comparing and merging UML models in IBM Rational® Software Architect, Part 6: Parallel model development with custom profiles」というタイトルの記事を参照してください。 「comparing and merging UML models」または「parallel model development with custom profiles」という検索語を使用して、この記事を見つけることができます。 また、 IBM developerWorks のサイトにある「Authoring UML profiles using Rational Software Architect and Rational Software Modeler」という記事も役立ちます。
関連概念
カスタム UML プロファイル

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