マッピング宣言のマッピング規則をリファクタリングする

反復型開発環境では、モデルからモデルへの変換のマッピング・モデルで指定した入出力メタモデルに対して、変更が発生する場合があります。 また、このような変更によって、マッピング宣言で指定した入出力オブジェクトが影響を受けたり、対応するマッピング規則が無効になったりすることも考えられます。 この状態が起きた場合は、マッピング宣言でマッピング規則をリファクタリングする必要があります。
始める前に

マッピング・モデルを開いておく必要があります。 マッピング・モデルのファイル名拡張子は .mapping です。マッピング・モデルには、少なくとも 1 つのマッピング宣言が含まれていなければなりません。また、マッピング宣言には少なくとも 1 つのマッピング規則が含まれていなければなりません。

このタスクについて

ソース・モデルまたはターゲット・モデルが変更されたマッピング宣言を開いた場合、影響を受けたマッピング規則のコネクターは、入出力オブジェクトの適切な属性には接続されていません。 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューでは、 マッピング・モデルのエラー装飾が表示されます。 「問題」ビューで詳しいエラー情報を確認します。

マッピング宣言のマッピング規則をリファクタリングするには、以下のようにします。

  1. マッピング・エディター領域で、入力オブジェクトまたは出力オブジェクトの名前を右クリックします。 オブジェクト全体が強調表示されます。
  2. 「リファクタ リング」 > 「オブジェクトの置換」とクリックします。
  3. 以下のステップのいずれかを実行して、リファクタリング・オプションを指定します。
    • 入力オブジェクトおよび出力オブジェクトの属性名を使用してマッピング規則を再接続するには、「既存マッピングの 再接続」 > 「名前のみによる 突き合わせ」とクリックします。
    • 入出力オブジェクトの属性が持つ名前、型、多重度、および包含のプロパティーを使用してマッピング規則を再接続するには 、「既存マッピングの 再接続」 > 「名前、型、多重度、および包含による 突き合わせ」とクリックします。
    • マッピング・エディターが既存のマッピング規則に再接続しないようにするには 、「既存マッピングを切断したままにする」をクリックします。 このオプションを選択した場合、入出力要素を手動で再接続する必要があります。
    • マッピング規則を削除するには 、「既存マッピングの削除」をクリックします。
    注: このページのその他のフィールドおよびウィザードの残りのページについて詳しくは、該当ページが製品で表示されているときに F1 を押して、コンテキスト依存ヘルプを参照してください。 Linux® プラットフォームを使用している場合、このページのその他のフィールドおよびウィザードの 残りのページについて詳しくは、該当ページが製品で表示されているときに 、Shift+F1 を押してコンテキスト依存ヘルプを参照してください。
  4. 「要素」リストから、正しいタイプの入力オブジェクトまたは 出力オブジェクトを選択します。
  5. オプション: 「ステレオタイプ」リストから、正しいステレオタイプを選択して、入力オブジェクトまたは出力オブジェクトに適用します。
  6. 「OK」をクリックします。
タスクの結果
マッピング宣言のマッピング規則が、選択したオプションに基づいて更新されます。

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