XML スキーマ定義からの変換入力ファイルの作成

「プロジェクトの更新」コマンドを実行すると、XML スキーマ定義 (XSD) が生成されます。 XML スキーマ定義を使用して、JET 変換の XML 入力ファイルを作成することができます。 XML スキーマ定義を使用して XML 入力ファイルを作成することで、XML 入力ファイルを変換入力スキーマに確実に準拠させることができます。
始める前に
ワークスペース内には JET 変換プロジェクトが必要です。 また、その変換プロジェクトには、変換入力スキーマを表す XML スキーマ定義ファイルが含まれていなければなりません。
注: ワークスペースにない変換の XML スキーマ定義を使用するには、org.eclipse.wst.xml.core.catalogContributions 拡張ポイントを使用してスキーマを公開しなければなりません。
このタスクについて
注: XML スキーマ対応の XML エディターが製品に用意されていない場合は、このタイプのエディターを Eclipse の Web サイトからダウンロードできます。

XML スキーマ定義を使用して XML 入力ファイルを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」とクリックします。
  2. 「新規」ウィンドウで「XML」フォルダーを展開し、「XML」をクリックします。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「XML ファイルの作成」ウィザードの「XML ファイルの作成」ページで、 「XML スキーマ・ファイルから XML ファイルを作成」をクリックします。
  5. 「次へ」をクリックします。
  6. 「XML ファイルの作成」ウィザードの「XML ファイル名」ページで、 新規 XML ファイルの名前および宛先を指定し、「次へ」をクリックします。
  7. 「XML スキーマ・ファイルの選択」ページで、「ワークベンチからのファイルの選択」をクリックします。 「ワークベンチ・ファイル」リストで、JET 変換プロジェクトを展開し、schema.xsd をクリックします。
  8. 「次へ」をクリックします。
  9. 「終了」をクリックします。schema.xsd ファイルの場合、「XML ファイルの作成」ウィザードの「ルート要素の選択」ページに変更を加える必要はありません。 XML エディターに新規 XML ファイルが開きます。
  10. 「設計」ビューまたは「ソース」ビューのいずれかで、新規の XML ファイルに必要な編集を実行します。 例えば、出力場所属性の値を変更したり、テスト入力値を持つ属性を追加したりします。
    ヒント: Ctrl + スペース・バーを押して、コンテンツ・アシスト・フィーチャーを活動状態にします。 schema.xsd ファイル内の情報から、該当する選択項目のリストが表示されます。
  11. 「ファイル」 > 「保存」をクリックします。
次のタスク
JET 変換の実行時には、XML ファイルを入力として使用する準備が整っています。

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