ビジネスの要件および成果物と、Rational モデリング製品の統合

この内容は、バージョン 7.5.1 以降に適用されます。 顧客またはアナリストが当初 Rational® モデリング製品 と共に Rational Requirements Composer に提供したビジネス・プロジェクトの要件および関連する成果物 (アクティビティー・スケッチ、ユースケース、用語集、その他の要件に関する資料など) を探して統合し、UML モデルを作成したり、ソフトウェア開発分析を拡張したりできます。

Rational モデリング製品Rational Requirements Composer 成果物と統合すると、顧客またはアナリストとのコラボレーションを促進して、分析が補足され、将来のソフトウェア開発のために、元の要件および成果物の追跡可能性および文書が提供されます。 Rational Requirements Composer の統合を使用すると、反復査定レビューの一部として承認された要件を見つけることができます。 これにより、要件および関連する有効な成果物が、ソフトウェア分析および設計モデリング・ワークスペースに、UML モデルとして取り込まれます。 例えば、プロセス・スケッチおよびプロセス要素とその属性 (アクティビティー、タスク、イベント、データ、コントロール、データ・フローなど) をインポートできます。 さらに、前に Rational モデリング製品 に取り込まれたコンテンツに対して、Rational Requirements Composer で加えられたコンテンツの変更を処理できます。

Rational Requirements Composer から要件および成果物を直接使用して、ソリューションの分析および設計を作成および拡張できます。この場合、UML アクティビティー図および要素としてのプロセス・スケッチ、ユースケースおよび要素としてのユースケース・スケッチ、Rational Requirements Composer 内のユースケースおよびプロセス要素間の関係とリンク、および属性グループなどの Rational Requirements Composer 要素に対する追加プロパティーが検討されます。 さらに、Rational モデリング製品 内の要素から Rational Requirements Composer 内の要素に逆にナビゲートするメカニズムが、統合によって提供されます。

Rational Requirements Composer から取り込まれたコンテンツは、Rational モデリング製品 内の Rational Requirements Composer モデルと、その他の Rational モデリング製品 分析および設計モデル間のモデル間関係を作成するために使用できます。 関連モデルまたは派生モデルの成果物または要素は、厳密なサービスおよびシステムの分析および設計 (正規化、メッセージの最適化など) に対して、Rational Requirements Composer のプロセス・スケッチおよびデータ要素を活用するために役立ちます。

Rational Requirements Composer 内の成果物および要件を Rational モデリング製品 内で使用する前に、以下のタスクを実行する必要があります。

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