UML クラス図での属性

統一モデリング言語 (UML) クラス図における属性は、 分類子のインスタンスのデータ定義を表します。 属性は、そのデータ定義の値の範囲を記述します。

分類子には、 任意の数の属性を持たせることもできますし、 まったく属性を持たせないこともできます。 属性は、クラスのインスタンスの構造および値を記述します。

例えば、Client クラスは、クライアントの口座の金額を保持する balance 属性を持つ場合があります。

UML クラス図における Java™ フィールドは、属性にマッピングします。

属性は、UML クラス図にある分類子の属性コンパートメントに表示されます。 クラスのスコープ内で定義される (静的な) 属性は、下線付きで示されます。 属性の可視性スタイルは、テキスト記号 (例えば「-」) または アイコン (例えば この イメージは、属性の可視性スタイル・アイコンを 表しています。) で表すことができます。

UML クラス図において、属性が可視性アイコンによってどのように表示されるかを、 以下の図で説明します。

Java ソース・コード UML ビジュアル表示
このイメージは、Java ソース・コードのサンプルを表しています。 このイメージは、Java クラスの属性 (フィールド) が UML クラス図内でどのように表示されるかを表しています。

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