パターン・ライブラリーへの UML プロファイルの関連付け

UML プロファイルをパターンに関連付けてから、特定のパターン・パラメーターのタイプとして、UML プロファイル・ステレオタイプまたは UML プロファイル格納列挙を選択することができます。 パターン作成者は、ステレオタイプを使用して、パターンの適用時にパラメーターにバインドできる要素のデータ型を、さらに制約することができます。 複数の UML プロファイルを 1 つのパターン・ライブラリーに関連付けできます。
始める前に

パターンを適用する際、バインディングは、ステレオタイプ引数のセットから、適宜データ型を宣言するパラメーターに対してのみ発生します。 適用中に、UML プロファイル・ステレオタイプまたは UML プロファイル格納列挙のパターン・パラメーター型に対するデフォルト引数の作成を要求することができます。これにより、適切なステレオタイプが適用された新規のモデル要素が作成されます。 パターンが適用されると、UML プロファイルに関連付けられたパターンのインスタンス化により、その特定の UML プロファイルがターゲット・モデルに適用されます。 UML プロファイルが使用不可の場合は、インスタンス化は行われず、メッセージが表示されます。

このタスクについて

UML プロファイルをパターン・ライブラリーに関連付けるには、以下の手順を行います。

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「プロジェクト」とクリックします。
  2. 「新規プロジェクト」ウィザードで、「すべてのウィザードを表示」チェック・ボックスを選択し、「パターン・オーサリング」を展開します。「パターン・ライブラリー」をクリックし、「次へ」をクリックします。
  3. 「新規プラグイン・プロジェクト」ウィンドウの「プラグイン・プロジェクト」ページで、プロジェクト名を入力し、「次へ」をクリックします。
  4. 「プラグイン・コンテンツ」ページで、デフォルト値を受け入れ、「次へ」をクリックします。
  5. 「テンプレート」ページで、「以下のテンプレートを使用してプラグインを作成 」チェック・ボックスを選択し、 使用可能なテンプレートのリストで、「パターンのあるプラグイン」をクリックして、 「次へ」をクリックします。
  6. 「新規パターン・オーサリング・プラグイン・プロジェクト」の「パターン・ライブラリー」ページで、「パターン・フレームワーク (Patterns Framework)」リストから、「汎用 UML パターン・フレームワーク (Generalized UML Patterns Framework)」を選択します。
  7. 「1 つ以上の UML プロファイルをこのパターン・ライブラリーに関連付ける (オプション)」フィールドの横にある「追加」をクリックします。
  8. 「プロファイルの選択」ウィンドウ の「配置されたプロファイル」リストから、またはワークスペースから、 追加するプロファイルを選択して、「OK」をクリックします。パターン・ライブラリーに関連付けられている 新規 UML プロファイルが、「1 つ以上の UML プロファイルをこのパターン・ライブラリーに関連付ける (オプション)」フィールドに表示されます。
  9. 「終了」をクリックします。
次のタスク
UML プロファイルを関連付けた新規パターン・ライブラリーに、パターンとパラメーターを追加できるようになりました。
関連タスク
パターン・プロジェクトおよびライブラリーの作成
ライブラリーへのパターンおよびパラメーターの追加
拡張メソッドの定義
更新メソッドの定義

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