UML から C++ への変換の出力に関する上書きオプションの指定 UML モデルに UML から C++ への変換を適用する場合には、ターゲット・ロケーションに存在する、変換が生成するファイルと同じ名前を持つ既存ファイルを、その変換によって上書きするかどうかを指定することができます。また、変換で、ファイルを自動的に上書きするかどうか、およびソース UML モデルでクラスを名前変更した場合に、旧ファイルを削除するかどうかを指定できます。
UML から C++ への変換の標準操作の生成方法の指定 変換によって生成される標準操作を指定することができます。標準操作はコンストラクター、コピー・コンストラクター、代入演算子、デストラクター、getter および setter 操作です。
UML から C++ への変換のコード生成設定の指定 UML から C++ への変換出力の設定を指定することができます。
例えば、変換時に、生成されるコードのインクルード・ディレクティブでヘッダー・ファイルの絶対パス名が抑制されるように指定したり、
ヘッダー・ファイルおよびソース・ファイルがターゲット・プロジェクト内の別々のフォルダーに生成されるように指定したりすることができます。
UML から C++ への変換の出力に対する代替ファイル名の指定 変換を実行すると、生成されたファイルとフォルダーには、デフォルトのファイル名がつきます。マッピング機能を使用すれば、変換によって生成されたファイルの代替名をソース・モデルを変更せずに指定できます。
例えば、
ファイルの命名規則を設定し、マッピング・モデルを使用してこれを実装できます。
UML から C++ への変換のデバッグ情報の生成 変換によって生成される出力が予期したものと異なる場合は、変換のログ・ファイルを生成するように指定することができます。
ログ・ファイルには、ソース要素、ターゲット要素、および変換時にソース要素を変換するために適用される規則についての情報が記録されます。
多くの要素を変換する変換の場合には、ログ・ファイルの生成時にパフォーマンスが低下する可能性があります。
したがって、ログ・ファイルの生成は、デバッグを目的としている場合にのみ実行することをお勧めします。
サイレント・モードでの UML から C++ への変換の実行 変換の実行中に新規ダイアログ・ボックスが開かないようにするには、変換をサイレント・モードで実行するように設定します。後方変換が使用可能で、サイレント・モードをサポートしている場合は、後方変換をサイレント・モードで実行するように設定することもできます。
UML モデル要素と UML から C++ への変換出力間の関係の作成 変換構成を作成または編集する場合に、追跡可能性オプションを指定することができます。追跡可能性オプションを指定すると、変換によってソース・モデル要素と変換出力間の関係が生成されます。この機能によって、ソース・モデル要素と変換出力間の関係を理解することができます。