他の JET 変換の JET テンプレートのオーバーライド

JET 変換が別の JET 変換のテンプレートをオーバーライドするように指定できます。 別の変換の JET テンプレートをオーバーライドすることにより、特定のテンプレートだけを置き換えて、既存の JET 変換の動作をカスタマイズできます。
始める前に

既存の JET 変換をオーバーライドする JET 変換を作成しなければなりません。

このタスクについて

オーバーライドする側の JET 変換は、その変換の定義したすべてのテンプレートや、 オーバーライドされる側の JET 変換が定義したすべてのテンプレートを呼び出すことができます。 両方の変換にサンプル・テンプレートが定義されている場合は、 オーバーライドする側の JET 変換に定義されているテンプレートが評価されます。 各テンプレートは、プロジェクトの相対パスによって指定されます。 c:include タグには、super という属性があります。 この属性を true に設定すると、オーバーライドされる側の JET 変換のテンプレートが実行されます。

JET 変換がオーバーライドできるその他の JET 変換は、1 つのみです。

現行の JET 変換でオーバーライドする JET 変換を指定する手順は、以下のとおりです。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、JET 変換プロジェクトの plugin.xml ファイルを右クリックし、 「開く」をクリックします。
  2. エディターの「拡張」タブをクリックします。
  3. 「拡張」ページで org.eclipse.jet.transform 拡張を展開し、「(transform)」をクリックします。
  4. 「拡張要素詳細」領域にある「オーバーライド」フィールドに、 オーバーライドされる側の JET 変換の固有の ID を指定します。
  5. 「ファイル」 > 「保存」をクリックします。

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