バージョン 6 からのモデリング・リソースのマイグレーション

前のバージョンの Rational UML モデリング製品における UML モデリング・リソースは、UML 2.0 メタモデルに基づいていました。以前のプロファイル、モデル、およびダイアグラム・ファイルを同等のものに変換する自動マイグレーション機能が用意されていますが、 これらのリソースを以前のフォーマットで保管し直すことはサポートされていません。

以前のバージョンのモデリング・リソースを開く際、 Rational モデリング製品が旧バージョンを検出すると、自動的にメモリー内でマイグレーションを実行します。 ユーザーがそのモデルを保管しなければ、ディスク上の対応するリソースのフォーマットは前のバージョンのままになります。 ユーザーがそのモデルを保管すると、ディスク上のリソースは最新のバージョンで書き込まれます。

注: 一度プロファイル、モデル、またはダイアグラムを今回のバージョンにマイグレーションして保管すると、 前のバージョンの Rational 製品でこれらのリソースを開くことはできなくなります。

バージョン 7 の Rational モデリング製品は、プロファイルをモデルに適用する際にプロファイルを解決できるように、 バージョン 6 の製品と同じプロファイル登録メカニズムをサポートしています。 登録技法の 1 つは、プロファイルのロケーションを定義するために PATHMAP 変数を使用するという方法です。 バージョン 6 の Rational モデリング製品で PATHMAP 変数を使用していた場合、 バージョン 7 の PATHMAP 変数名も同じでなければなりません。 もう一つのプロファイル登録技法は、プロファイルをワークスペース内のプロジェクトに保持するという方法です。 以前この技法を使用していたという場合は、バージョン 7 でもそのプロジェクトの対応するプロジェクト名およびプロファイル・パス名が同じでなければなりません。

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