ノードには、さらに別のノードを含めることができます。 これを、ネストされたノードと呼びます。 さらに、そのノードの上に、成果物をデプロイさせることもできます。
通常、ノードの名前は、 そのノードが表すハードウェアの一部を説明するものになります。
次の図に示すように、ノードは、ノードの名前とノード・アイコンを含む直方体で表示されます。

属性、デプロイ済み要素、ネストされたノード、 およびノードの内部構造についての情報が、 図のコンパートメントに表示されます。
分散システム用のソフトウェアを開発するときは、システムの各種コンポーネントをノードとして配置図内でモデル化することができます。 例えば、e-commerce アプリケーションの中に、 クライアントのコンピューター上で実行されるソフトウェア、 およびパブリック・サーバー上で実行されるソフトウェアがあるとします。 これらの異なるコンピューター・システムは、ノードで表されます。 各ノードがデプロイする成果物は、配置コンパートメントにリストすることができます。または、 配置関係によって明示的に示されます。
以下の図にあるように、 コミュニケーション・パスによって接続された 2 つのノードで、 クライアント/サーバー・システムをモデル化することができます。

ノードは、特定のタイプのハードウェアを表すために、 ステレオタイプ化することができます。 ステレオタイプをノードに割り当てると、デフォルトの立方体の形状がシステム・コンポーネントに似た形状に置き換わります。 例えば、メインフレーム・コンピューターを表すために、 ノードをステレオタイプ化する方法を、以下の図で説明します。

次の図に示すように、 特定のシステム・コンポーネントを表す図形を使用して、 コミュニケーション・パスで接続されている 2 つのステレオタイプ・ノードを持つ同じクライアント/サーバー・システムをモデル化することができます。
