ノード・インスタンス

UML モデリングにおけるノード・インスタンスは、 ノードのインスタンス化または実際のオカレンスを表す、モデル要素です。ノード・インスタンスは、既存のノードに基づいています。

ノードが計算装置の総称型を表すのに対して、 ノード・インスタンスは、システム環境内にある定義された特定のノードを表します。 ノード・インスタンスを配置図内で使用して、 実行時に存在するリソースを表すことができます。 例えば、ノード・インスタンスを使用すると、e-commerce アプリケーション用の配置図内にある Web サーバーとデータ・サーバーを表すことができます。

ノード・インスタンス上にデプロイされた要素についての情報が、 コンパートメントに表示されます。

通常、ノード・インスタンスは、 インスタンス名、コロン (:)、および ノード名の連結 (下線付き) で構成される固有名を持ちます (例えば、NodeInstance:Node)。

以下の図にあるように、 ノード・インスタンスは、直方体で表示されます。これは、そのノード・インスタンスの名前と、ノード・インスタンスが作成される元となったノードの名前を含んでいます。

Node4Instance という名前の Node4 のインスタンス。


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