UML におけるアクティビティーは、
アクティビティー図内の最高レベルの振る舞いを記述するコンテナー要素です。振る舞いの元となるワークフロー内のタスクのシーケンスを表す、
いくつかのアクティビティー・ノードおよび
アクティビティー・エッジが、アクティビティーに含まれています。
アクティビティーは、制御フロー
またはオブジェクト・フローによって接続されるアクションなどの、
一連の離散的アクティビティー・ノードで構成されています。
アクティビティー内のアクションは、
以下のいずれかのイベントが発生すると呼び出されます。
- その他のアクションの実行が終了する
- オブジェクトおよびデータが、アクションに対して使用可能になる
- フローの外部にあるイベントが発生する
各アクティビティーは、そのアクティビティーの目的を記述する固有名を持ちます。
アクティビティーを使用して、以下の作業を実行することができます。
- イベントがシステムの内部または外部から開始できる、ビジネス・プロセスの組織モデルを作成します
- 発生するシステム・レベル・プロセスを指定する、情報システム・モデルを作成します。