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演習 4: レポート設計へのステレオタイプ・データの追加

この演習では、BIRT レポート設計にステレオタイプ・データを追加する方法を示しています。
このタスクについて
ステレオタイプ・データを追加するには、以下のようにします。
  1. 設計を継続するには、レポート設計エディターで「レイアウト」タブをクリックします。
  2. 次のようにして、ビジネス・ユースケースのデータ・セットを作成します。
    1. 「データ・エクスプローラー」ビューで、「データ・セット」を右クリックして、「新規データ・セット」をクリックします。
    2. 「データ・セット名」フィールドに、Business Use Cases と入力し、「次へ」をクリックし、再び「次へ」をクリックします。
    3. 「行マッピング」ページ上の、「式」フィールド内でクリックし、Ctrl + スペースを押して、「getElementsWithStereotype」をダブルクリックします。
    4. 式で、inputXPath//* に置換し、inputStereotypesBusiness Modeling::BusinessUseCase に置換します。 レポートを生成するとき、この式はビジネス・ユースケースとしてステレオタイプ化されたモデル内のすべての要素を検索します。
    5. 「タイプ」 の値を uml:UseCase に設定します。 そのためには、「参照」の下の下矢印をクリックし、「Sample Business Model.emx」をクリックします。
    6. モデル構造階層で、「<BusinessUseCase> Sample Use Case」をクリックし、「タイプ」フィールドの右矢印 (>) ボタンをクリックし、「OK」をクリックします。
    7. 「ステレオタイプ」 の値を Business Modeling::BusinessUseCase に設定します。 そのためには、「ステレオタイプ」フィールドの右矢印ボタンをクリックします。
    8. 「次へ」をクリックして、「列マッピング」ページに進みます。
    9. 「参照」の下で下矢印をクリックし、「uml:UseCase」をクリックします。
    10. 構造階層で、「名前」をクリックしてから、右矢印ボタンをクリックします。
    11. 「参照」の下で下矢印をクリックし、「Business Modeling::BusinessUseCase」をクリックします。これはステレオタイプの構造階層を表示します。
    12. 構造階層で、「カテゴリー」ステレオタイプ属性をクリックし、右矢印ボタンをクリックします。
    13. 式の最後に /@name を追加して、「カテゴリー」項目の照会を編集します。カテゴリー値は列挙型リテラルですが、レポートはカテゴリー・リテラルの名前を表示します。
    14. 構造階層で、「可能性」ステレオタイプ属性をクリックし、右矢印ボタンをクリックします。
    15. 構造階層で、「SpecialRequirements」ステレオタイプ属性をクリックし、右矢印ボタンをクリックします。
    16. 「完了」をクリックします。
    17. 「データ・セットの編集」ウィンドウで、「OK」をクリックします。
  3. レポートにビジネス・ユースケース表を追加します。
    1. 次のようにして、レポートの最後に、ビジネス・ユースケースのセクションを追加します。 「パレット」ビューで「ラベル」をクリックし、カーソルをレポート設計エディターにドラッグします。
    2. ラベルのテキストをビジネス・ユースケースに設定し、ユースケース図のラベルに使用したスタイルを適用します。このスタイルにはラベルの前に改ページが含まれていることが必要です。
    3. 「データ・エクスプローラー」から、「ビジネス・ユースケース」をレポート設計の最後にドラッグします。 レポートを生成する場合、BIRT はビジネス・ユースケースのデータ・セットの各列のデータを含む表を作成します。
    4. ヘッダー・ラベルの「名前」ユースケース名に変更します。
    5. 表のすべての列ヘッダーのスタイルを作成するには、タブの下の「表」アイコンをクリックし、表ヘッダー行のアイコンを右クリックします。 「スタイル」で、列ヘッダーのフォントと背景色を指定します。
    6. 表の別個のスタイルに、表の上部と下部に 12 ポイントの余白を追加します。
    7. レポート設計ファイルを保存します。
    8. レポート設計エディターで、「プレビュー」タブをクリックします。 「Sample Business Model.emx」インスタンス・モデルからのビジネス・ユースケースのステレオタイプ・プロパティー値が表示されます。 スタイル特性の相違を除いて、英語バージョンのレポートの外観は、次の図のようになります。
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タスクの結果
グループ・データの追加により、レポート設計を継続します。
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