XML スキーマ言語は、いくつかの組み込み単純型とファセットを含んでいます。単純型は文字列、数、日付、時刻の値などの共通データ型を表します。XSDDataTypes モデル・ライブラリーをソース・モデルにインポートし、XML スキーマ言語の組み込み単純型にアクセスします。ライブラリーをインポートした後は、新規の単純型を派生したり、既存の単純型に対して制約を指定したりすることができます。
始める前に
UML では、
シンプル・タイプは、UML から XSD への変換のクラスとしてモデル化されています。XSDDataTypes モデル・ライブラリーには、
これらのクラスが含まれています。これらのクラスを使用するには、XSD モデル・ライブラリーをソースの UML モデルにインポートする必要があります。モデル・ライブラリーのファセットを使用して、有効な値の範囲の指定、値の精度や長さの制約、有効な値のリストの列挙、有効な値が一致しなければならない正規表現の指定を行うことができます。新規の単純型をビルトイン型またはその他の単純型から派生するには、ファセットを特定の値に設定します。
モデリング・パースペクティブが表示されている必要があります。
このタスクについて
XSD データ型のモデル・ライブラリーをインポートするには、次のようにします。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、モデルを右クリックして、「モデル・ライブラリーのインポート」をクリックします。
- 「モデル・ライブラリーのインポート」ウィンドウの「配置済みライブラリー」リストで、「XSDDataTypes」 を選択します。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
モデル・ライブラリーにあるデータ型のリストは、モデル・ライブラリーのインポート後に使用可能になります。モデル要素の型を指定する場合は、モデル・ライブラリーから組み込み単純型を選択することができます。