単一のオブジェクト制約言語 (OCL)
ステートメントを構文解析すると、
構文的に有効であることを確認することができます。OCL リソースに複数の OCL ステートメントが含まれている場合、OCL
ステートメントが構文的に不正確であるというレポートが、
「
コンソール」ビューに表示されます。
ただし、一度に 1 つの OCL ステートメントだけを構文解析することで、
この結果を回避することができます。
OCL ステートメントを構文解析するには、
モデルまたはプロファイルを開いた上で、
ワークスペース内に OCL リソースが存在することが必要です。
OCL ステートメントを構文解析するときに、
以下の条件のいずれかが true である場合、OCL
ステートメントが構文的に不正確であるというレポートが、
「
コンソール」ビューに表示されます。
- OCL ステートメントは、
その名前または完全修飾名で要素を参照します。
その要素名または完全修飾名には、スペースが含まれています。
- OCL ステートメントが使用している
フィールドの名前が、OCL のキーワードになっています。
- OCL ステートメントが、
プロファイルによって定義された列挙型を使用しています。
「モデリング」
パースペクティブ内で OCL ステートメントを構文解析するには、
次のようにしてください。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」
ビューで、OCL ステートメントを含んでいる OCL リソースを、
ダブルクリックします。
- エディター上部の「ターゲット・
モデル」リストから、
ターゲット・モデルを選択します。 ここでの選択によって、使用可能なコンテキスト要素が決まります。
- 「コンテキスト要素」フィールドで、
コンテキスト要素を指定します。
- 以下の手順のいずれかを実行します。
- OCL リソース内の唯一の OCL ステートメントを
構文解析するには、をクリックします。
- OCL リソース内の
複数の OCL ステートメントの中から、1 つだけを
構文解析するには、そのステートメントを右クリック
して、「選択項目の解析」をクリックします。
構文解析が正常に行なわれた場合は、
OCL ステートメントが構文的に有効であるというレポートが、
「コンソール」ビューに表示されます。
構文解析が失敗した場合は、
最初に検出された構文エラーが
「コンソール」ビュー内に表示され、
追加情報が「問題」ビュー内に表示されます。