拡張メソッドとオプションの更新メソッドは、ホット・スポットと呼ばれます。 ホット・スポットに Java™ コードを追加して、 引数値がパラメーターに追加されたり、パラメーターから削除されたときのパターンの振る舞いを示します。
拡張コードを追加するには、次のようにします。


コード設計の参考として、com.ibm.xtools.patterns.framework パッケージの AbstractPatternParameter クラスを参照してください。AbstractPatternParameter クラスは、 パターン・パラメーターに共通の実装で、 このクラスをさらに特化する別のサブクラスを介して間接的に使用されます。 抽象パターン・パラメーターは、パラメーター、パラメーターの依存、および委譲を通して拡張を実行するためのバックボーンを形成する、実行時の主要な抽象化です。 このクラス内には、オーバーライド可能なホット・スポットがあります。 ほとんどのパターン実装では、ホット・スポット・メソッドをオーバーライドすることにより、 これらのホット・スポットの一部または大半が実装されます。 実装頻度が最も高いホット・スポットは、 expand メソッドと isValid メソッドです。 ホット・スポット・メソッドは、 代わりに指定されたパラメーター値を解決したり、代わりに指定されたパラメーター値の有効期間を判別したりする場合に使用できます。
PatternParameterValue クラスは、適切なパターン・パラメーターとパターン・インスタンスに値を限定するのに必要な情報をすべてカプセル化します。また、このクラスには、パターン・パラメーター値の状態に応じて状態固有の振る舞いを提供するネストされたサブクラスが含まれます。 例えば、拡張メソッドが呼び出されると、パターン作成者の提供する固有の振る舞いが、 パターン・パラメーター値の状態の直接の型を参照するシグニチャーと共に、 この拡張メソッドに追加されます。 例えば、PatternParameterValue.ADDED、PatternParameterValue.REMOVED、PatternParameterValue.REPLACED、 PatternParameterValue.MAINTAINED、PatternParameterValue.PROPOSED、または PatternParameterValue.UNRESOLVED など。