モデルからモデルへの変換マッピング・プロジェクトで、マッピング宣言内の入出力オブジェクトのフィーチャー間に、マッピング規則を作成できます。また、入出力オブジェクト自体の間にもマッピング規則を作成できます。
マッピング宣言が別のマッピング宣言からマッピング規則を継承する場合、継承マッピング規則をオーバーライドする規則を作成できます。
始める前に
マッピング・モデルを開いておく必要があります。
マッピング・モデルのファイル名拡張子は .mapping です。 マッピング・モデルには、少なくとも 1 つのマッピング宣言が含まれていなければなりません。この宣言は、入力オブジェクトと出力オブジェクトを指定します。
このタスクについて
継承先のマッピング宣言でマッピング規則を作成した場合、プロパティー・ビューに、「オーバーライド」という追加のタブが表示されます。
エディター領域でマッピング規則をクリックすると、このタブに、継承元のマッピング宣言でオーバーライドするマッピング規則が表示されます。
継承先のマッピング宣言の同一フィーチャー間にマッピング規則が存在しない場合は、「オーバーライド」 タブ
の「マップ」フィールドは空です。
2 つのフィーチャー間にマッピング規則を作成し、かつ、継承元のマッピング宣言の同一フィーチャー間にマッピング規則がすでに存在している場合、新規マッピング規則は既存の規則をオーバーライドします。
マッピング規則を作成する手順は、以下のとおりです。
- エディター領域の入力オブジェクトで、マッピング規則のソース要素をクリックします。
注: 入力オブジェクトがマッピング規則のソース要素であることを指定するには、エディター領域で、入力オブジェクトの名前をクリックします。
- フィーチャーのハンドルを、出力オブジェクトの該当するフィーチャーにドラッグします。
注: 出力オブジェクトがマッピング規則のターゲット要素であることを指定するには、エディター領域で、入力オブジェクトのハンドルを出力オブジェクトの名前にドラッグします。
マッピング規則が 2 つの要素間に作成されます。作成される
マッピング規則のタイプは、
ステップ 1 および
ステップ 2 で指定した入力要素および出力要素のタイプによって異なります。
- 要素を接続する線上に表示される図形で、下矢印をクリック
して、適切なマッピング規則のタイプをクリックします。
- をクリックします。
タスクの結果
作成したマッピング規則で、継承元のマッピング宣言にある同一要素間のマッピング規則がオーバーライドされます。
注: マップからマッピング規則を削除するには、エディター領域でマッピング規則を右クリックしてから、「削除」をクリックします。