長期 Citrix テストの実行

テストが長時間にわたると、リソース消費の問題が原因で、Citrix クライアントに問題が発生する可能性があります。長期実行モードでは、テストを複数プロセスで実行することによって、Citrix プロトコルを使用する長期テストの信頼性を高めます。

始める前に

テストを単一テストとして実行するとき、確実に再生でき、エラーが出ないことを確認します。

Citrix テストの場合、各仮想テスターについて新規プロセスが作成されます。

以下のガイドラインは、長期テストを正常に行うためのものです。
  • 少なくとも 2 GB の RAM と 10 GB の空きディスク・スペースを備えたエージェント・コンピューターを使用して、同じバージョンの IBM® Rational® Performance Tester または Rational Performance Tester Agent を実行します。 アンチウィルス・ソフトウェア、スクリーン・セーバー、および自動アップデーターは使用不可にします。 テスト中はエージェント・コンピューターを使用しないでください。
  • 各テスト内に 10 回を超える反復のループを含めないようにして個々のテストを短くしておき、スケジュール内でループすることによって目的の長さの実行期間を実現します。 数秒を超える考慮時間を指定した 1 つのエージェント・コンピューターに対して、仮想テスターの数が 20 から 30 を超えないようにしてください。
  • 最小数の検査ポイントを指定したテストを使用します。

手順

長期実行モードを使用可能にするには、以下のようにします。

  1. テスト・ナビゲーターで、スケジュールをブラウズし、ダブルクリックします。 スケジュールが開きます。
  2. スケジュールで、長期実行モードを使用可能にするユーザー・グループをクリックします。
  3. 「スケジュール・エレメント詳細」エリアで、「オプション」タブをクリックして、「オプションの編集」をクリックします。
  4. 「長期実行モードを使用可能にする」チェック・ボックスを選択し、「OK」をクリックします。
  5. スケジュールを保存します。

フィードバック