問題のあるページにアクセスする頻度を表示するカスタム・レポートを作成できます。
このタスクについて
スケジュール実行時に、特定のページが原因でボトルネックが発生し、このボトルネックが非常に長いページ応答時間により判明するとします。問題のあるページへのアクセス頻度を表示するカスタム・レポートを作成できます。
手順
ページ試行を示すレポートを作成するには、次のようにします。
- をクリックします。
- 「パフォーマンス・テスト・レポート」ウィンドウの「名前」フィールドに、新規レポートの名前を入力します。 この例では、この名前は Frequency of Page Attempts during Run です。
- 「レポート・タブ」リストが空白になっているのは、(レポートの編集ではなく) レポートを作成するためです。「挿入」をクリックして、レポート・タブの情報を入力します。
- 「レポート・タブ」ウィンドウで、タブのプロパティーを設定します。
- 「タイトル」フィールドに、タブ名として Page attempt frequency と入力します。
- レポートの「カスタム・タブ (1 グラフィック)」を選択します。 このレポートに、ページ試行頻度を示すグラフを 1 つのみ組み込みます。ただし、どのシステム提供レポート・タブからでもレポートを設計できます。
- 「次へ」をクリックします。 「レポート・タブ: グラフィック・プロパティー」ウィンドウが開きます。
- 「レポート・タブ: グラフィック・プロパティー」ウィンドウで、レポートのプロパティーを設定します。
- タブのタイトルとして Graph of Page Attempt Frequency と入力します。
- 「折れ線グラフ」を選択します。
注: ここで、「グラフィック全体のフィルター」エリアの「追加」をクリックして、レポートのフィルターを行うことができますが、まずレポートを作成し、レポートを検査した後でデータをフィルターするのが最適の方法です。
レポートのフィルターは、カウント、値、またはラベルによって行うことができます。
- 「カスタマイズ」をクリックします。 「グラフィック構成」ウィンドウが開きます。
- 「グラフィック構成」ウィンドウで、折れ線グラフの表示プロパティーを設定します。
- 「X 軸」で、「テンプレートの選択」フィールドを変更して、レポートに時間の単位を秒単位で表示するようにします (「時間 [秒]」)。 「X ラベル」および「X 乗数」フィールドは、時間が秒単位であることを示すように自動的に設定されます。「X 乗数」では、デフォルトの時間 (ミリ秒) に 0.001 を乗じて秒単位の時間が得られます。
- 「X ラベル」の値にテキストを追加して、分かりやすい記述にします (「実行開始からの時間 [秒]」)。
- 「凡例の表示」が選択されていることを確認します。
- 「OK」をクリックします。 「グラフィック構成」ウィンドウが閉じ、「レポート・タブ」ウィンドウは表示されたままになります。
- 「レポート・タブ」ウィンドウで、「次へ」をクリックします。
「レポート・タブ: 折れ線グラフ」ウィンドウが開きます。
- レポートに含めるカウンターを選択します。
- 「追加」をクリックして、「ページ・パフォーマンス・カウンター」を選択します。
- 「ページ・パフォーマンス・カウンター」ウィザードで、とツリーを展開します。
- 「頻度 [毎秒] [実行]」カウンターを選択し、「完了」をクリックします。
注: それぞれの HTTP カウンターの説明は、ヘルプ・トピック (『
HTTP カウンター』) にあります。
- 「完了」をクリックして「レポート・タブ」ウィンドウを閉じ、もう一度「完了」をクリックして「パフォーマンス・テスト・レポート」ウィンドウを閉じます。
次のタスク
これで、デフォルト・レポートの場合と同様にこのレポートを管理、編集できます。
「パフォーマンス・テストの実行」ビューの項目を右クリックして
「レポートの表示」をクリックすると、システム提供レポートと共に、新規レポートがリストされます。
新規レポートを実行するには、「パフォーマンス・テストの実行」ビューを開き、スケジュール実行を右クリックして、「レポートの管理」を選択します。次に新規レポートの名前を選択し、「実行中のページ試行頻度 (Frequency of Page Attempts during Run)」を選択します。