Rational® Performance Tester の本リリースには、さまざまな新機能が含まれています。
Rational Performance Tester 8.2.1 には、以下に示す新機能または機能拡張が含まれています。
- テスト分割機能のユーザビリティーが向上しました。
- 記録セッション・エディターにパケットの詳細が表示されます。
- 記録セッション・ファイルを暗号化できます。
- データ相関規則エディターの機能が大幅に向上しました。
- テストの手動での編集時に、データ相関規則を自動的に作成することができます。
- 潜在的なデータ相関エラーを検出および表示できるようになりました。
- テストでの検索において、指定したテキストのエンコードおよびデコードされた値を検出することができます。
- 組み込みデータ・ソースとして乱数を生成することができます。
- テストの生成時にバイナリー・データを自動的に変換できます。
- テスト実行の停止時に、テスト・ログの転送状況をモニターできます。
- エラー処理のサポートに、カスタム・コードで検出される、カスタム検査ポイントの失敗および任意のユーザー定義条件が含まれるようになりました。
- 引数としてリテラル・ストリングをカスタム・コードに渡すことができます。
- スケジュール・ステージ期間を実行中に変更できます。
- 拡張されたデータ相関により、実行時に任意のデータ・ソースを使用して、テスト・パラメーター (考慮時間、遅延、ループ条件、トランザクション名、およびコンテンツ検査ストリングなど) を制御することができます。
- HTTP テストには、Flex アプリケーションが使用する Action Message Format 3 (AMF 3) プロトコルに対するデータ変換を対象としたサポートが標準装備されるようになりました。
- 指定されたホストに対する HTTP トラフィックの記録をブロックすることができます。
- 拡張ソケット・レコーダーを使用して、SOCKS または HTTP プロキシーをサポートしない HTTP アプリケーションを記録することができます。
- HTTP テスト内でブラウザーのキャッシュ・エミュレーションがサポートされ、キャッシュの動作 (ヒット率など) をモニターするための新しい統計カウンターが追加されています。
- 動的なリダイレクト要求がプレイバック時に自動的に追跡され、ロード・バランシングなど一般的な使用パターンがサポートされます。
- レポートに、ページ応答時間における接続とクライアントの遅延の影響を表示することができます。
- 複数のエージェント・コンピューターから、カスタムのカウンターを集約することができます。
- 実行イベント・コンソールに、より多くのイベントを表示できます。
- リソース・モニター・データを、Apache HTTP Server、Oracle Database、および Simple Network Management Protocol (SNMP) の各ソースから収集できます。
- 応答時間明細データを、IBM® WebSphere®
Application Server バージョン 6.1 と 7.0 および WebLogic Server バージョン
9 と 10 から収集することができます。
- 以下に示す Citrix テストの新機能が追加されました。
- Citrix XenDesktop がサポートされます
- Citrix XenApp 6 がサポートされます。
- 以下に示す SAP テストの新機能が追加されました。
- テストを記録または実行すると、サーバーの SAP スクリプト設定がログに記録されます。
- 接続の失敗、コンテンツ検査ポイント、およびサーバー・タイムアウトに対するエラー処理がサポートされています。
- 以下に示す SOA テストの新機能が追加されました。
- Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルの処理機能が向上し、ソース・コントロール管理ツールで SOA テストをより簡単に保管できるようになりました。
- GZIP コンテンツのエンコードがサポートされるようになりました。
- XML スキーマに対するサーバーの応答を検証するための検査ポイントがサポートされるようになりました。
- テスト・ログに URL バインディング情報が保存されるようになりました。
- Generic Service Client のユーザビリティーおよびログ記録機能が向上しました。
- 新しいソケット・テスト機能が追加され、Secure Sockets Layer (SSL) がサポートされるようになりました。