エレメントのチェックアウト

IBM® Rational® ClearCase® Remote Client を使用してソース管理操作を行う場合、データベースに既に追加またはチェックインされたエレメントを変更するには、それをチェックアウトする必要があります。

このタスクについて

一度に機能テスト・プロジェクト全体、または 1 つ以上のファイルをチェックアウトすることができます。

ClearCase ビューからチェックアウトせずにエレメントを操作した場合、このバージョンのファイルは「ハイジャック」されます。 ハイジャックされたファイルは<scriptname> の詳細」の下に表示され、その横には警告シンボル (警告シンボル) が付きます。 エレメントのチェックアウト時に、ハイジャックされたファイルを変換してファイルのチェックアウトおよび作業を行うことができます。

手順

  1. 「Functional Test プロジェクト」ビューから、1 つまたは複数のエレメントを右クリックします。
  2. ショートカット・メニューから、「チーム」 > 「チェックアウト」をクリックします。
  3. 成果物 (Artifact)」列で、チェックアウトしないエレメントのチェック・ボックスをクリアします。

    「状態」列に作動不能シンボル (

    作動不能シンボル
    ) が表示されている場合は、 エレメントをチェックアウトできません。エレメントを選択すると、問題についての説明が表示されます。

  4. エレメントがハイジャックされている場合は、以下のいずれか手順を実行します。
    • 「ハイジャックされたファイルをチェックアウトに変換する」をクリックしてハイジャックされたバージョンのファイルをチェックアウトし、ハイジャックされたバージョンで作業を継続します。このファイルをチェックインすると、VOB 内のバージョンがハイジャックされたバージョンに置き換わります。
    • ハイジャック内容を保持 (Keep the hijack content)」をクリックすると、このファイルのバージョンが Versioned Object Base (VOB) からチェックアウトされ、ハイジャックされたバージョンの作業が停止します。 このファイルのチェックイン時に、 Rational ClearCase Remote Client が VOB にあるバージョンをチェックインし、 かつ後で変更が必要な場合に備え、ハイジャックされたバージョンのコピーを _keep 拡張子を付けて作成します。
  5. 予約済みチェックアウトを行うには、「予約済みチェックアウト (Reserved Checkout)」を選択します。 別のユーザーが既に予約済みチェックアウトしているエレメントは、チェックアウトできません。

    エレメントを非予約でチェックアウトするには、「非予約チェックアウト (Unreserved Checkout)」を選択します。 予約済みチェックアウトを完了すると、エレメントをチェックインする排他的権利が与えられます。非予約チェックアウトを使用すると、自分より前に他のユーザーが同じエレメントをチェックインした場合、チェックイン時に変更内容をマージしなければならないことがあります。 詳しくは、非予約エレメントを参照してください。

    可能な場合にエレメントを予約済みとしてチェックアウトするには、「予約済みを優先し、必要に応じて非予約にする (Prefer Reserved, Unreserved if Necessary)」を選択します。 他のユーザーがまだエレメントを予約済みチェックアウトしていない場合は、予約済みとしてチェックアウトされます。 他のいずれかのユーザーが既にエレメントを予約済みチェックアウトしている場合は、非予約としてチェックアウトされます。

  6. 「完了」をクリックします。

    「Functional Test プロジェクト」ビューで、エレメントがチェックアウトされていることを示す小さな緑色のチェック・マークが、エレメント・アイコンの下付きとして表示されます。


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