Rational Functional Tester に関するよくある質問

IBM® Rational® Functional Tester の使用に関するいくつかの一般的な質問に対する答えは、このトピックを参照してください。

Rational Functional Tester は私のアプリケーションのテストをサポートしていますか?

Rational Functional Tester は、特定のテクノロジーを使用して開発されたアプリケーションをサポートしています。 テスト・アプリケーションの開発に使用されたテクノロジーのタイプを確認し、Rational Functional Tester がアプリケーションのドメインとコントロールの機能テストをサポートしているか確認してください。 Rational Functional Tester がそのテクノロジーをサポートしており、デフォルトでは特定のコントロールの機能テストをサポートしていない場合、Proxy SDK を使用して、特定のコントロールのサポートを可能にするプロキシーを開発できます。

サポートされるドメインについて詳しくは、テスト・アプリケーション・ドメイン・サポートを参照してください。

Proxy SDK の使用について詳しくは、c_pr_overview.htmlを参照してください。

Rational Functional Tester を使用して Eclipse ベースのアプリケーションをテストできますか?

はい。構成の詳細については、Eclipse サポートを参照してください。

Eclipse 統合開発環境 (IDE) は、Rational Functional Tester と一緒に提供されますか?

Rational Functional Tester のインストールでは、ワークステーション上に別の Rational Software Development Platform (SDP) ツール、または既存の Eclipse のインストール済み環境が検出された場合、ワークステーションの IDE シェルを共有します。ワークステーションに他の SDP ツールが見つからなかった場合、Rational Functional Tester は自分自身のために SDP シェルのインスタンスをインストールします。Rational Functional Tester は、Rational Software ArchitectRational Application DeveloperRational Performance Tester、または Rational Software Development Platform のいずれかのオファリングとの間でシェルを共有します。

シェルの共有について詳しくは、技術情報 http://www.ibm.com/support/docview.wss?&uid=swg27019698 を参照してください。

Rational Functional Tester でデバッグを使用可能にするにはどうすればよいですか?

問題が発生したとき、問題の考えられる原因についての情報をさらに入手するために、デバッグが役立つ場合があります。問題は、再生時でも記録中でも発生する可能性があります。Rational Functional Tester のデバッグ・パースペクティブの設定を行うには、スクリプトのデバッグの手順を参照してください。

Rational Functional Tester のアプリケーション構成ツールで指定された情報を再生エージェント・マシンに転送するにはどのようにすればよいですか?

Rational Functional Tester スクリプトには、実行時にテスト対象のアプリケーションを開始するための startApp API 呼び出しが含まれます。例:
startApp("IBM.com");
実行時に、startApp コマンドは、自分に渡されたストリングを、ローカル再生マシン上のアプリケーション構成ツールの中の対応する項目と突き合わせます。一致する項目が見つからなかった場合、次の例外が発生し、再生が失敗します。
com.rational.test.ft.script.RunException: CRFCN0630E: Cannot find application [IBM] in the configuration file.

この例外を回避するには、スクリプトを再生する前に、再生ワークステーションでテストできるようにアプリケーションを構成する必要があります。アプリケーションをテストできるように構成する手順については、アプリケーションをテスト用に構成するを参照してください。

構成されたアプリケーションのリストをワークステーション間で転送するには、次のステップを実行します。
  1. アプリケーション構成ツールを開きます (「構成」 > 「アプリケーションをテスト用に構成」をクリックします)。

    別の方法として (または、スクリプト環境がインストールされていない場合)、コマンド行から Rational Functional Tester の「構成」メニュー項目を起動するという技術情報で説明しているように、コマンド・ライン・インターフェースを使用します。テストするアプリケーションが複数ある場合は、アプリケーション構成ツールでアプリケーション情報を手動で指定すると、時間がかかる可能性があります。この技術情報では、ワークステーション間でアプリケーションの構成情報をコピーして、この情報を手動で入力しないで済ませる方法を説明しています。

  2. テキスト・エディターで、%ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥IBM¥RFT¥configuration¥configurations.rftcfg ファイルを開きます。この XML ファイルには、アプリケーション構成ツールで指定された情報が保存されます。
  3. 次のタグ内に含まれた情報をコピーします。
    <ApplicationList L=".ApplicationList">
    </ApplicationList>
  4. 追加のワークステーションの %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥IBM¥RFT¥configuration¥configurations.rftcfg ファイルに、この情報を貼り付けます。
  5. 変更を保存し、Rational Functional Tester を再起動します。 更新された情報が、アプリケーション構成ツールに表示されます。

別の Java™ Runtime Environment (JRE) で Rational Functional Tester を実行するにはどうすればよいですか?

通常の Java ベースの Rational Functional Tester のインストール済み環境では、Rational Functional Tester は独自の JRE、またはインストール先の Eclipse ベースのシェルの JRE を使用します。ただし、必要に応じて、使用する JRE を指定できます。 使用する JRE を指定するには、次のようにコマンド・プロンプトで -vm 引数を使用します。
"C:¥Program Files¥Rational¥XDETester¥eclipse¥XDETester.exe" -vm 
"C:¥Progra~1¥j2sdk1.4.1_02¥bin¥javaw.exe"
注: 指定されている Java のバージョンは、一例でしかありません。Rational Functional Tester によってサポートされている Java バージョンをどれでも指定できます。
また、C:¥Program Files¥Rational¥XDETester¥configuration ディレクトリーの configurations.rftcfg ファイルの <JVM> タグのセクション、XDE Tester JRE を編集するか、または次のレジストリー・キーを編集することによって、JRE を永続的に変更することもできます。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Rational Software¥Rational Test¥8¥Rational FT JRE
注: JRE を変更するこれらのステップは、Java ベースの Rational Functional Tester のインストール済み環境にのみ適用可能であり、Microsoft Visual Studio for .NET のインストール済み環境には適用できません。

Microsoft Windows で、Rational Functional Tester バージョン 7.x、8.0、および 8.1.x を完全にアンインストールするにはどうすればよいですか?

Rational Functional Tester の完全なアンインストールを参照してください。

Federal Desktop Core Configuration (FDCC) に準拠する Microsoft Windows システムでアプリケーションをテストするためのブラウザー環境を使用可能にするにはどうすればよいですか?

FDCC に準拠する Microsoft Windows コンピューターでアプリケーションをテストするためのブラウザー環境を使用可能にしようとするときに問題が発生したら、次のステップを実行します。

Internet Explorer 7 および Internet Explorer 8 のブラウザーを使用可能にするには、次のようにします。
注: この回避策は、Rational Functional Tester バージョン 8.1.1.2 でこれらのブラウザーを使用可能にする場合は必要ありません。
  1. 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」をクリックします。「ファイル名を指定して実行」ウィンドウで、regedit と入力します。
  2. レジストリー・エディターの HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Internet Explorer¥Main¥Enable Browser Extensions キーで、サード・パーティーのブラウザー拡張機能を使用可能にします。
注: Internet Explorer 7 および Internet Explorer 8 に対応している Java ランタイム環境 (JRE) が適切に使用可能になり、ブラウザーに合わせて調整されていることを確認します。
Mozilla Firefox ブラウザーを使用可能にするには、次のようにします。
  1. 「ツール」 > 「アドオン」をクリックします。
  2. <Rational Functional Tester version 8.1 install directory>¥FunctionalTester¥bin¥enabler ディレクトリーにナビゲートします。
  3. イネーブラー・ファイル RtxFFEnabler.xpi (Firefox 2.0 用)、RtxFF3Enabler.xpi (Firefox 3.0 用)、RtxFF35Enabler.xpi (Firefox 3.5 用)、および RtxFF36Enabler.xpi (FireFox 3.6 用) を Firefox の「アドオン」にドラッグします。
  4. 「インストール」をクリックします。

関連する技術情報 FDCC で特定の操作を実行するために必要な管理者権限および Internet Explorer ブラウザーの使用可能化が FDCC 環境で失敗するを参照してください。

統合構成管理 (UCM) が使用可能なプロジェクトと共に Rational Functional Tester を使用することはできますか?

はい。ただし、Rational Functional Tester は単一ストリームの UCM のみをサポートします。

テスト対象アプリケーション (AUT) を構成すると AUT は変更されますか?

アプリケーションを構成してもアプリケーションは変更されません。これは、ショートカットのシステムをセットアップして、Rational Functional Tester がアプリケーションを開始できるようにすることに似ています。

Internet Explorer を使用可能にするとどうなりますか?

Internet Explorer は、ブラウザー・ヘルパー・オブジェクト (BHO) を Internet Explorer に登録することによって使用可能になります。レジストリーで、Internet Explorer が適切に使用可能になっていると、次のキーが追加されます。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥Browser Helper Objects¥{1E9FB1C4-F40B-4E10-898E-D6209B122F6B}	Rational IE Enabler

Rational Functional Tester のスクリプトの言語の制限はどのようなものですか?

Rational Functional Tester は標準の Java を使用します。機能テスト・スクリプトで、標準の Java の機能はすべて利用でき、カスタムの拡張機能を持つ言語のサブセットは使用されません。


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