Rational Functional Tester の統合に関するよくある質問

このトピックでは、IBM® Rational® Functional Tester と他の Rational 製品の統合に関するよくある質問のいくつかに答えます。
Rational Functional Tester と統合可能な互換性のあるバージョンの Rational 製品について詳しくは、http://www.ibm.com/support/docview.wss?&uid=swg27019698http://www.ibm.com/support/docview.wss?&uid=swg27019699 の技術文書を参照してください。

Rational Functional Tester をテスト管理システムと統合できますか?

Rational Functional Tester は、Rational TestManager および Rational Quality Manager と統合できます。

機能テスト・プロジェクトをテスト管理ソリューションに接続する利点は何ですか?

Rational Functional Tester は、テスト実装アプリケーションです。それ自体では、テストの計画、テストの設計、高度なテスト実行オプション、または詳細な結果分析の機能を提供しません。そのような機能は、選択可能ないくつかの実装/自動化ツールの 1 つとして Rational Functional Tester を使用できるテスト管理システムが提供します。

キーワードのテストはどのように機能しますか?

Rational Quality Manager ユーザーは、Rational Quality Manager エディターで手動テストを定義します。テストのステップまたはステップのセットをキーワードとして識別できます。これらのキーワードは、複数の手動テストの間で再利用できるステップの論理的なグループです。

キーワードは、Rational Functional Tester でも表示されます。自動化の担当者は、キーワードを選択して、それを記録したり、Rational Functional Tester の自動テストに関連付けたりすることができます。テストを実行するときに、キーワードは自動テストとして実行できます。これにより、一部の限られた自動化の担当者は、最も効果の高いテスト・ステップを自動化できるようになります。

キーワードを使用して作業する場合、Rational Quality ManagerRational Functional Tester のライセンスはいつ必要になりますか?

手動テストの作成、キーワードの定義、および手動のステップを使用して実装されたキーワードを含むテストの実行には、Rational Quality Manager のライセンスが必要です。キーワードの実装として自動テストを記録するには、Rational Functional Tester のビットとライセンスが必要です。自動化されたキーワードを使用して手動テストを実行するには、Rational Quality ManagerRational Functional Tester の両方がインストールされていなければならず、Rational Functional Tester のライセンスも必要です。

Rational Functional TesterRational Application Developer または Rational Software Architect と共にインストールできますか?

Rational Functional Tester は、パースペクティブとして Rational Application Developer または Rational Software Architect にインストールされます。

他の Rational 製品とのシェル共有について詳しくは、http://www.ibm.com/support/docview.wss?&uid=swg27019698 の技術文書を参照してください。

Rational Functional Tester はどのソース管理ツールと統合できますか?

Rational Functional Tester は、IBM Rational Team Concert および Rational ClearCase® と統合できます。

Rational Functional Tester と共にソース管理システムを使用する必要があるのはなぜですか?

Rational Functional Tester は、Rational Team ConcertRational ClearCase などのソース管理システムと統合して、テスト資産の同時変更の管理とテスト・スクリプトの変更のバージョン管理を行うことができます。Eclipse シェル (WSW) は、Rational Functional Tester の統合開発環境 (IDE) であり、バージョン管理システムの利用を想定しています。このため、スクリプト、スクリプト・テンプレート、またはオブジェクト・マップをテスト・チームの他のユーザーと共有し、他のユーザーがテスト資産を上書きできないようにすることが必要なチーム環境では、ソース管理システムが役に立ちます。また、ソース管理システムは、テスト・スクリプトのバージョンの保存、スクリプトのマージ、およびブランチの許可などの利点も提供します。

他の Rational 製品とのシェル共有について詳しくは、http://www.ibm.com/support/docview.wss?&uid=swg27019698 の技術文書を参照してください。

Rational Functional Tester はソース管理システムなしで使用できますか?

はい。データ・ストアで 1 人のテスターが作業している環境、またはテスターたちがオブジェクト・マップやスクリプトを共有しない環境のいずれかで使用できます。また、テスターのチームがデータ・ストアで資産を共有している 環境でも、Rational Functional Tester をソース管理システムなしで使用することが可能ですが、ユーザーがお互いの作業を上書きできないようにするには、特定の手順を実行しなければならない場合があります。

機能テスト・スクリプトが Rational ClearCase を使用したソース管理の下に置かれた場合、どのファイルがバージョン管理されますか?

各機能テスト・スクリプトは次のファイルのいずれかを作成します。* はスクリプト名を表します。
  • スクリプト・ファイル - *.java
  • ヘルパー・ファイル - *ScriptHelper.java
  • マップ・ファイル (ローカル) - *.rftxmap またはマップ・ファイル (共有)
  • *.rftmap VP ファイル - *.rftvp (必要な場合)
  • スクリプト定義ファイル - *.rtfdef

機能テスト・スクリプトの資産は Rational ClearCase と一緒にどのように使用されますか?

Rational ClearCase によって管理されるトップレベルの Rational Functional Tester の資産がスクリプトです。すべてのヘルパー・ファイルは、チェックイン、チェックアウト、およびマージの操作中に自動的に組み込まれます。Rational Functional Tester インターフェースから、チェックイン、チェックアウト、スクリプトまたはデータ・ストア全体の最新のコピーの入手、チェックアウトの取り消し (ローカル・ビューのスクリプトの変更を取り消す)、現在チェックアウトされているスクリプトの表示、スクリプトのバージョンの比較、およびスクリプトの履歴の表示が可能です。Rational ClearCase の機能は、テスト・スクリプトまたはプロジェクトを右クリックして表示される「チーム」メニューからアクセスできます。ブランチの作成、ラベル付け、古いバージョンのスクリプトのチェックアウトなどのその他の機能は、Rational ClearCase から直接利用できます。

Rational TestManager は、どのバージョンのテスト・スクリプトを実行するかをどのように判断しますか?

Rational TestManager は、ローカル・ビューにあるバージョンのスクリプトを実行します。Rational TestManager からの機能テスト・スクリプトを含むスイートを実行する前に、ビューに接続して、実行するすべてのスクリプトの最新のバージョンを取得する必要があります。


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