使用不可の Flex アプリケーションの構成

Functional Tester エージェントおよび Flex 自動化ライブラリーを使用して、コンパイルされていない Flex アプリケーションを構成することができます。ランタイム・ローダーは、手動またはユーザー・インターフェースによって構成できます。

ランタイム・ローダーの手動構成

開発者は、IBM Rational Functional Tester によるテスト用に Flex アプリケーションを使用可能にする前に、開発環境をセットアップする必要があります。

このタスクについて

以下のステップは、Flex 3.0 アプリケーション用です。Flex 2.0、Flex 3.2、Flex 3.3、Flex 3.4、Flex 3.5、および Flex 4.0 のランタイム・ローダーは、適切な SDK ライブラリーを指定し、出力ファイル名を相応に変更することにより、Flex 3.0 と同じように構成できます。 使用される SDK に対応して使用可能になるランタイム・ローダー・ファイルは、html ページに組み込む必要があります。

ランタイム・ローダーを Flex 3.0 アプリケーション用に構成するには、以下のステップに従います。

手順

  1. 次のコマンドを使用して、RuntimeLoader.mxml を swf ファイルにコンパイルします。 "C:¥Program Files¥Adobe¥Flex Builder 3¥sdks¥3.0.0¥bin¥mxmlc.exe" -include- libraries+="C:¥Program Files¥Adobe¥Flex Builder 3¥sdks¥3.0.0 ¥frameworks¥libs¥automation.swc;C:¥Program Files¥Adobe¥Flex Builder 3¥sdks¥3.0.0¥frameworks¥libs¥automation_agent.swc;C:¥Program Files¥Adobe¥Flex Builder 3¥sdks¥3.0.0¥frameworks¥libs¥automation_dmv.swc;%IBM_RATIONAL_RFT_INSTALL_DIR%¥rftFlex3.0.swc;%IBM_RATIONAL_RFT_INSTALL_DIR%¥rftProp_Flex3.0.swc" - output="C:¥Program Files¥IBM¥SDP¥FunctionalTester¥Flex¥RuntimeLoaderFlex30.swf" "C:¥Program Files¥IBM¥SDP¥FunctionalTester¥Flex¥RuntimeLoader.mxml"
  2. RuntimeLoadingTestFlex30.html をメモ帳で開きます。
  3. RuntimeLoaderFlex30.swf により、オブジェクト内のムービー・ソースを置換してタグを組み込みます。

ユーザー・インターフェースを使用した実行時の Web アプリケーションの構成

Flex アプリケーションは、ユーザー・インターフェースを使用して実行時に構成できます。

手順

  1. 「構成」 > 「アプリケーションをテスト用に構成する」をクリックします。
  2. 「アプリケーション構成ツール」ウィンドウで「追加」をクリックします。
  3. 「Flex アプリケーション」を選択して、「次へ」をクリックします。
  4. 「Flex アプリケーション構成タイプ」で「Flex アプリケーションのセットアップ構成」を選択して、「次へ」をクリックします。
  5. Flex アプリケーションのタイプとして、「Web アプリケーション」を選択します。
  6. 「使用可能化のタイプ」リストから、「ランタイム」を選択します。
  7. 「Flex SDK」リストから、Flex のバージョンを選択します。
  8. 「参照」をクリックして、「アプリケーション」フィールドで、テストするアプリケーションの SWF ファイルを選択します。
  9. 「完了」をクリックします。

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