簡易型スクリプト

簡易型テスト・スクリプトは、 容易に理解および編集できる単純な英語ステートメントの形式で表された Functional Test スクリプトです。この機能は、IBM Rational Functional Tester の「設定」ウィンドウでデフォルトで使用可能になっています。
レコーダーを使用してテスト・アプリケーションに対するアクションを記録すると、 Functional Test スクリプトが生成され、簡易型テスト・スクリプトとしてスクリプト・エディターに表示されます。 簡易型テスト・スクリプト・エディターを使用可能にすると、 対応する Java テスト・スクリプトを Java スクリプト・エディターに表示することもできます。簡易型テスト・スクリプトを編集する場合、 Java スクリプト・エディターの変更は Java スクリプトに反映されますが、その逆は反映されません。オプションとして、 簡易型テスト・スクリプト・エディターで使用可能な「Java コードのスニペットの挿入」または「Java メソッドの挿入」機能を使用して Java スクリプト・エディターに切り替え、 Java テスト・スクリプトで作業を開始することができます。
注: Java テスト・スクリプトとして生成された既存の Functional Test スクリプトを、簡易型テスト・スクリプトに移行することはできません。

アプリケーション・ビューには、キャプチャーされたアプリケーション・ビジュアル (画面スナップショット) が表示されます。簡易型テスト・スクリプトの各テスト行をクリックして、 参照先のアプリケーション制御を表示することができます。アプリケーション・ビジュアル機能が使用可能な場合、IBM Rational Functional Tester は、記録中にアプリケーション・コントロールおよびそれらのプロパティーをキャプチャーします。

詳細を表示して、アプリケーション・コントロールに対するアクションまたはプロパティー・ビューのテスト行の引数など、各テスト行のプロパティーを変更することができます。簡易型テスト・スクリプトの各テスト行で、実行遅延などの再生パラメーターを設定したり、 プロパティー・ビューのメッセージ・タイプなどのログ情報を指定したりすることもできます。


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