Functional Tester からのスクリプトの実行

Functional Tester からスクリプトを実行すると、記録されているすべてのアクション (アプリケーションの開始、アプリケーションで実行するアクション、検査ポイント、アプリケーションの停止など) が再生されます。

手順

  1. 該当する Java 環境または Web ブラウザーでご使用のアプリケーションを実行するように設定して、 このアプリケーションをテスト用に構成します。
  2. 以下の方法のいずれかでスクリプトを実行します。
    • 「Functional Test プロジェクト」ビューで、スクリプトをクリックして、「Functional Test」ツールバーの「Functional Test スクリプトの実行」 「Functional Test スクリプトの実行」ボタン をクリックします。
    • 「Functional Test プロジェクト」ビューで、スクリプトを右クリックして、「実行」をクリックします。
    • 「Functional Test プロジェクト」ビューで、スクリプトをクリックした後、「スクリプト」 > 「実行」の順にクリックします。

    スクリプト起動ウィザードが表示されます。

  3. オプション: テスト・スクリプトの実行時にスクリプト起動ウィザードが開かないようにするには、以下を行います。
    1. 「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。
    2. 「Functional Test」 > 「再生」 > 「ロギング」の順にクリックします。
    3. 「ロギングのオプション」ページで、「スクリプト起動ウィザードを表示しない」を選択します。
  4. 「ログの選択」ページで、デフォルトのログ名のままにするか、またはログ名を選択します。
  5. オプション: 以下のようにして、実行引数を入力したり、データプール反復カウントを設定したりすることができます。
    1. 「次へ」をクリックして、「再生オプションの指定」ページを表示します。
    2. 「実行引数」フィールドに、必要に応じてスクリプトに渡すためのコマンド行引数を入力するか選択します。
    3. 「データプール反復カウント」フィールドで、 数値または「完了するまで繰り返します」を選択して、 スクリプトの実行時にテスト・スクリプトが実行される回数を指定します。
  6. 「設定」ダイアログ・ボックスで予期しないウィンドウ処理機能がすべてのスクリプトに対して有効になっている場合は、「ログの選択」ページで「予期しないウィンドウの処理を有効にする (Enable handling of unexpected windows)」チェック・ボックスが選択されています。実行中のスクリプトに対してこの機能を無効にする場合は、このチェック・ボックスのチェック・マークを外します。

    「設定」ダイアログ・ボックスで予期しないウィンドウ処理機能がすべてのスクリプトに対して有効になっていない場合は、「予期しないウィンドウの処理を有効にする (Enable handling of unexpected windows)」チェック・ボックスが選択されていません。実行中のスクリプトに対してこの機能を有効にする場合は、このチェック・ボックスにチェック・マークを付けます。 「予期しないウィンドウの処理の構成 (Configure Handling of Unexpected Windows)」ダイアログ・ボックスで予期しないウィンドウ上の特定のコントロールに対して構成されているアクションが実行されます。

  7. 「設定」ダイアログ・ボックスで動的検索機能がすべてのスクリプトに対して有効になっている場合は、「ログの選択」ページで「スコア検索が失敗した場合にスクリプト検索を有効にする (Enable script find if scoring find fails)」チェック・ボックスが選択されています。実行中のスクリプトに対してこの機能を無効にする場合は、チェック・ボックスのチェック・マークを外します。動的検索機能を使用すると、Rational Functional Tester は、階層での位置がテスト・オブジェクト・マップ内の位置から変更された場合でも、テスト対象アプリケーション内のテスト・オブジェクトを見つけることができ、これにより再生の失敗がなくなります。

    「設定」ダイアログ・ボックスで動的検索機能がすべてのスクリプトに対して有効になっていない場合は、「スコア検索が失敗した場合にスクリプト検索を有効にする (Enable script find if scoring find fails)」チェック・ボックスが選択されていません。実行中のスクリプトに対してこの機能を有効にする場合は、このチェック・ボックスにチェック・マークを付けます。

  8. 「完了」をクリックして、テスト・スクリプトの実行を開始します。

タスクの結果

再生モニターが始動して、スクリプトが再生するにつれて情報を提供します。 再生モニターが始動しない場合は、「再生モニターの設定ページ」の設定を確認してください。

スクリプトの実行後に、 ログ・ファイルが開きます。ログが開かない場合、Functional Tester で、 「ロギングの設定ページ」の設定を確認してください。

注:

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