Flex アプリケーションをテストするためのテスト環境のセットアップ

Flex アプリケーションをテストするための正しい環境のセットアップは、信頼性のある機能テストの結果を確実に得るのに役立ちます。テスト環境は通常、テスターによってテスト・コンピューター上でセットアップされます。

このタスクについて

テスト環境をセットアップするには、以下のようにします。

手順

  1. 以下のように、ブラウザーの設定を検査します。
    1. Internet Explorer:
      1. Internet Explorer を開きます。
      2. 「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリックします。
      3. 「セキュリティ」タブをクリックします。
      4. 適切な Web コンテンツのゾーンを選択します。以下のいずれかのステップを行います。
        • Web サーバーがリモート・マシンで構成されている場合は、以下のステップを完了します。
          1. 「ローカル イントラネット」を選択します。
          2. 「サイト」 > 「詳細設定」をクリックします。
          3. 「次の Web サイトをゾーンに追加する」フィールドで、Web サーバーに追加する URL を入力します。
          4. 「追加」をクリックして、「OK」をクリックします。
        • Web サーバーがローカル・ホストで構成されている場合は、以下のステップを完了します。
          1. 「ローカル イントラネット」を選択します。
          2. 「レベルのカスタマイズ」をクリックします。
          3. 「リセット」リストで、「中低」を選択します。
          4. 「設定」ペインで、「スクリプトを実行しても安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプトの実行」「有効にする」をクリックします。
          5. 「OK」をクリックします。
    2. Firefox:
      1. 「ツール」 > 「オプション」 > 「コンテンツ」をクリックします。
      2. 「ポップアップ・ウィンドウをブロックする」チェック・ボックスをクリアします。
      3. 「ツール」 > 「オプション」 > 「セキュリティ」をクリックします。
      4. 「アドオンのインストールを求められたときに警告する」チェック・ボックスをクリアします。
  2. IBM Rational Functional Tester を開き、「構成」 > 「テスト用の環境の使用可能化」をクリックします。必要な JRE を使用可能にし、Internet Explorer をデフォルト Web ブラウザーとして設定する必要があります。
  3. 「Web ブラウザー」ページで、必要なブラウザーを使用可能にします。
  4. テスト中のアプリケーションを信頼されるものにして、アプリケーションをローカルに実行します。選択された各ディレクトリーとその信頼されたサブディレクトリーのうちの任意のものにあるすべてのファイルをレンダリングして、個々のファイルまたはディレクトリーへのパスを信頼されるようにすることができます。以下のステップに従って、トラスト指定を割り当てます。
    1. C:¥WINDOWS¥system32¥Macromed¥Flash にフォルダー FlashPlayerTrust を作成します。
    2. ファイル拡張子のない Flex という名前のファイルを FlashPlayerTrust フォルダー内に作成します。
    3. Flex ファイルに Flex アプリケーションのディレクトリー・パスを入力します。例えば、Flex アプリケーションが C:¥Test ディレクトリーにある場合は、 Flex ファイルでパスを C:¥Test として入力します。
    4. ファイルを保管します。
    注: Flex 4.0 アプリケーションをテストする場合、必ず Flash Player でのセキュリティー設定を指定してください。

Adobe Flex 4.0 のセキュリティー設定

このタスクについて

Flex 4.0 アプリケーションをテストする場合に限り、セキュリティー設定を指定します。 Flex 3.x アプリケーションの場合は、この作業を実行する必要はありません。

手順

  1. Flash Player でアプリケーションを開きます。
  2. 右クリックして「設定」を選択し、「設定マネージャー (Settings Manager)」にアクセスします。
  3. 「プライバシー」タブを選択します。
  4. 「拡張」をクリックします。 Adobe Flash Player は、新しいブラウザー・ウィンドウを起動し、設定マネージャーのヘルプ・ページをロードします。
  5. 「グローバル・セキュリティー設定」パネル・リンクをクリックします。 「グローバル・セキュリティー設定」ウィンドウが開きます。
  6. アプリケーション・ディレクトリーをセキュアまたはトラステッド・ディレクトリーに追加します。「これらの場所にあるファイルを常に信頼する」ドロップダウン・メニューから、「追加」をクリックします。ロケーションを参照します。
    注: セキュリティー構成の設定についての詳細は、 Adobe の Web サイトを参照してください。

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