IBM® Rational® Focal Point™ では、Collaborative Lifecycle Management (CLM) アプリケーションの Rational ソリューション内の
プロジェクト域に追加された要件にリンクしたり、そのプロジェクト域に追加する要件を作成したりできます。 また、CLM アプリケーション・プロジェクト内の要件を検索および表示することもできます。
始める前に
- ワークスペース管理者は、Requirements
Management アプリケーション内の成果物へのリンクを定義する CLM 属性を含むようにモジュールを構成する必要があります。 例えば、モジュールには Business needs という名前を付けることができます。 詳しくは、『Collaborative Lifecycle Management アプリケーションの Rational ソリューション内の成果物へのリンクを保管するための属性の追加および構成』を参照してください。
- CLM アプリケーションのユーザー・アカウントを持っていることが必要です。
- エレメントを Rational solution for CLM アプリケーションのバージョン 4.0 に公開するには、com.ibm.rdm.fronting.server.AllowOSLCPutWithOutIfMatchHeader=true パラメーターを CLM_install_folder/server/conf/rm(context path)fronting.properties ファイルに追加します。
Rational solution for CLM の再インストール後でも、このプロパティーを必ず設定してください。
制約事項: 「タイトル」属性と「説明」属性の合計文字長が 2000 文字を超える場合、Rational solution for CLM アプリケーションで成果物を作成する際には、「タイトル」と「説明」の内容を成果物のタイトル・フィールドおよび説明フィールドに手動でコピーする必要があります。
手順
- Rational Focal Point で、リンク元の統合リンク属性を持つエレメントを開きます。
- 統合リンク属性の行で「編集」アイコン
をクリックします。
- CLM アプリケーション内の要件にリンクするには、「選択」をクリックします。
- 要件に初めてリンクしたときに、CLM アプリケーションのユーザー ID とパスワードを指定します。
- 「要件選択 (Requirement selection)」ウィンドウで、要件または要件の集合を検索します。
- 検索結果で、リンク先の 1 つ以上の要件を選択します。
- 「OK」をクリックします。 属性行に、要件のタイトルと番号がリストされます。
要件のタイトルをクリックして、リンクが正しいことを確認します。
- 新規要件を作成してリンクするには、「新規作成」をクリックします。
- CLM アプリケーションのユーザー ID とパスワードを指定します。
- 「要件作成 (Requirement Creation)」ウィンドウで、要件または要件の集合の詳細を追加します。 要件の必須属性を指定します。 属性構成に応じて、説明フィールドにエレメントの説明を入れることができます。
- 「OK」をクリックします。 ソース・エレメントの属性行に、要件のタイトルと番号がリストされます。
- 要件のタイトルをクリックして、Requirement Management アプリケーションにリンクが表示されること、
およびエレメントに戻るリンクが存在することを確認します。
- 「保存」
をクリックして、エレメントの属性値を保存します。 ヒント: 要件の詳細を表示するには、属性値としてリストされた要件のタイトル上にマウス・ポインターを移動してください。