SumTimeGridRow ビジネス・ルールを使用して、特定の時間幅内の時間グリッド行の合計を計算できます。
結果はビジネス・ルール・コンテナー属性に表示されます。 行内の値が変更されると、合計は自動的に更新されます。 計算に含めるセルは、日付または属性のいずれかである必要があります。その両方の組み合わせであってはなりません。
始める前に
SumTimeGridRow ビジネス・ルールを使用するには、以下の情報が必要です。
- 合計を計算する時間グリッド属性、シート、および行の名前。
- 開始日と終了日。これは開始日と終了日を含む属性への参照、または「YYYY-MM-DD」形式のどちらかになります。
開始日または終了日を指定しない場合は、行全体が使用されます。
手順
- 整数属性を作成します。
- 整数属性で、以下の形式でビジネス・ルールを入力します。
=SumTimeGridRow('Time Grid Attribute Name',"Time Grid Attribute Name", "Sheet Name", "Row Name")
- 「保存」をクリックします。
タスクの結果
時間グリッド行の合計が 10 進数として計算され、整数属性で表示されます。
注: - SumTimeGridRow は 10 進数として計算されます。 合計を 10 進数として表示するには、ビジネス・ルールを浮動小数点属性に変えて入力します。
- SumTimeGridRow ビジネス・ルールは、リンク集計時間グリッドではサポートされません。
例
- Financial 時間グリッド属性から、Budget シートの Expenditures 行の合計を計算できます。 計算はセル A1 から開始され、Projects モジュールの Phoenix エレメントの Start Date 属性と End Date 属性で指定された期間について計算されます。
=SumTimeGridRow('Financials', "Financials", "Budget", "Expenditures", 'Projects!Phoenix!Start Date', 'Projects!Phoenix!End Date')
ヒント: Start Date 属性と End Date 属性が時間グリッド属性と同じエレメントにある場合は、参照を Start
Date および End Date と入力してください。
- 計算に含めるセルは、日付または属性のいずれかである必要があります。その両方の組み合わせであってはなりません。 以下に例を示します。
正しい形式: =SumTimeGridRow('Application Costs',"Application Costs","Planned","Total Costs","2009-01-01","2013-12-31")
=SumTimeGridRow('Application Costs',"Application Costs","Planned","Total Costs",'Start Date',End Date')
間違った形式: =SumTimeGridRow('Application Costs',"Application Costs","Planned","Total Costs","2009-01-01",'End Date')
=SumTimeGridRow('Application Costs',"Application Costs","Planned","Total Costs",'Start Date',"2013-12-31")
プロジェクトのコストの合計を使用して、ポートフォリオ内のプロジェクトの総コストを計算してください。