アプリケーションが RESTful API をサポートしている場合、IBM® Rational® Focal Point™ 内のビジネス・ニーズを使用して、そのアプリケーション内で成果物を作成できます。
例えば、Rational Focal Point 内の
ビジネス・ニーズを使用して、Rational solution for
Collaborative Lifecycle Management の Requirements Management アプリケーション内で要件を作成できます。
手順
- Rational Focal Point でワークスペースを開きます。
- を
クリックし、さらに「ビューの追加コマンド」をクリックします。
- ビュー・コマンドを追加するビューを選択します。
- 「REST クライアント・コマンド構成」セクションで、以下の手順に従ってください。
- 「REST クライアント・コネクター名」に、接続を識別する名前を入力します。
- 「REST 要求方式」で、「POST」メソッドを選択します。 各メソッドの使用法については、『リソース管理でサポートされるメソッド』トピックを参照してください。
- 「フレンド・リスト」で、フレンドとして Rational Focal Point に追加されているアプリケーションを選択します。
- 「POST する固有属性の選択」で、「選択」をクリックして属性を選択します。 この属性は空です。 最初の POST 操作の後に、アプリケーションからの応答 URL が格納されます。 このため、それ以降の POST 操作では、URL が同じ場合、その URL に関して POST 操作は発生しません。
- 「REST アプリケーション要求 URL」で、成果物を作成するアプリケーション内の領域の最上位の URL を入力します。 例えば、Requirements Management アプリケーションの場合は、要求作成ファクトリーの URL を使用します。 この URL を取得するには、一般的にはルート・サービス URL を使用して、RMCatalog URL を取得します。 RMCatalog URL を使用してプロジェクト域 URL を取得します。次に、プロジェクト域 URL を使用して要求ファクトリー URL を取得します。
- 「REST クライアント・テンプレート XML 構成」セクションで、以下の手順に従ってください。
- 「テンプレート XML への REST アプリケーション URL」で、アプリケーション内の成果物を指す
URL を入力して、「テンプレート XML の取得」をクリックします。 「REST アプリケーション・テンプレート XML」テキスト・ボックスに XML がロードされます。 XML を動的にロードしない場合は、「REST アプリケーション・テンプレート XML」テキスト・ボックスに XML をコピーできます。
注: POST 操作の際は、成果物をポストするアプリケーションの XML 構造を知っている必要があります。 そのため、XML は動的に取得するか、または手動で取得します。 コードを取得した後、その XML が、アプリケーションへの新規データのポストをサポートしている必要があります。 XML がこれをサポートしていない場合、一部のアプリケーションでは、XML を手動で作成または編集する必要があります。
- 「REST アプリケーション成果物へのルート XPath」で、「選択」を
クリックして、属性のルート XPath を選択します。 「選択」ボタンは、「REST アプリケーション・テンプレート XML」内の XML が正しい場合のみ使用可能になります。
- 「属性マッピング」セクションで、「追加」を
クリックして、Rational Focal Point の
属性とアプリケーションの属性をマップします。 例えば、Rational Focal Point の
「タイトル」属性とアプリケーションの「名前」属性をマップした場合、POST 操作の後、アプリケーションの「名前」属性は Title に変更されます。
- 「リソース」セクションで、以下の手順に従ってください。
- 「REST アプリケーション・テンプレート XML」で、GET メソッドの応答として受信した
XML を指定するか、アプリケーションのその他の任意の XML を指定します。 「REST アプリケーション成果物へのルート XPath」で、属性へのルート XPath を指定した後、「応答属性マッピング」で「追加」をクリックして属性をマップします。
- 「応答ヘッダー・マッピング」セクションで、「追加」をクリックして、アプリケーションのヘッダーと Rational Focal Point の属性をマップします。 アプリケーションのヘッダーには、そのアプリケーションの XML が保管されます。 一般的に、Rational solution for CLM
アプリケーション・ヘッダーは Location です。
- 「構成」セクションで、以下の手順に従ってください。
- 「REST アプリケーションでサポートされる日付形式」に、外部アプリケーションで使用されている日付形式を入力します。
- 「Focal Point セパレーター」に、コンマ (,) やセミコロン
(;) などの分離文字の値を入力します。 複数選択項目およびリンク・リストの項目は、指定した分離文字で区切られます。
- Rational Focal Point と
アプリケーションの間で属性の ID をマップするには、「要求パラメーター・テーブル」セクションで、「追加」を
クリックして、Rational Focal Point の属性を選択します。
「キー」列にアプリケーションの ID を入力します。 例えば、Rational Focal Point の
プロジェクト ID を選択した場合は、「キー」列に、アプリケーション内で
プロジェクト ID として使用されている ID を入力します。
- 「要求ヘッダー・マッピング」セクションで、「追加」をクリックして、ヘッダーの名前と値を入力します。 Rational solution for CLM アプリケーションの
場合、ヘッダーは以下のとおりです。
| ヘッダー名 |
ヘッダー値 |
| Accept |
application/rdf+xml |
| Content-Type |
application/rdf+xml |
| OSLC-Core-Version |
2.0 |
- 「保存」をクリックします。
- 「表示」メニューで、その別のアプリケーション内で作成する予定のエレメントのビューを選択します。
- 使用可能なすべての成果物をビューに作成するには、ビューのツールバーからドロップダウン・リストをクリックして、POST ビュー・コマンドを
選択し、「移動」アイコン
をクリックします。
- 1 つの成果物を作成するには、成果物のツールバーから POST ビュー・コマンドを選択して、「移動」アイコン
をクリックします。