ここまでのレッスンでは、直接 Rational® Focal Point™ リポジトリーを操作しました。
リポジトリーで、管理者はエレメントを追加、削除、および変更することができます。
エレメントへのアクセス権限をユーザーに与えるためには、管理者はエレメントのビューを定義する必要があります。
ビューは、ユーザーが何を表示できるかを定義します。
情報のさまざまなサブセットを表示するビューを定義できます。
例えば、ワゴン車 (Estate) だけのビュー、または特定の日付よりも後に特定のユーザーが作成した自動車だけのビューを作成できます。
このレッスンでは、「Cars」モジュールにある自動車すべてを表示するビューを定義します。
- ナビゲーション・バーで、をクリックします。
- 「ビューの追加」をクリックします。
- 「タイトル」フィールドに「All Cars」と入力します。
- 「説明」フィールドに「This view shows all elements in the Cars module」と入力します。
- このビューがリストされるべきメニューを選択し、ツールバー・オプションを設定します。 デフォルトで、ビューは「表示」メニューにリストされるものとして設定されています。
- 他の属性は変更しないでください。
「OK」をクリックします。 選択可能なモジュールのリストが表示されます。
このビューが適用されるモジュールを選択してください。
- 「Cars」モジュールのビューを定義するには、「Cars」をクリックします。 ウィザードが開きます。
このウィザードで、ビュー内の属性の規則およびアクセス・レベルを定義できます。
- ウィザードの指示に従います。
デフォルトの規則では、「タイプがフォルダー」が false に設定されているエレメントが表示されます。
「Cars」モジュールにあるエレメントすべてを表示するビューが必要であるため、他の規則は設定しないでください。
「OK」を、さらに「次へ」をクリックして、デフォルトの規則を適用します。
- このチュートリアルの作業では、必要でない管理属性もあります。
ビューには不要な一部の属性は非表示にしてください。
下の表を使用して、各属性のアクセス・レベルを設定してください。
表 1. 各属性のアクセス・レベル| 属性 |
アクセス・レベル |
| ID |
表示可能 |
| Title |
編集可能 |
| Description |
なし |
| Type |
編集可能 |
| Price |
編集可能 |
| Element Information |
表示可能 |
| Owner |
表示可能 |
| Creator |
なし |
| Created Date |
なし |
| Last Changed By |
なし |
| Last Changed Date |
表示可能 |
| Parent Folder |
編集可能 |
- 「終了」をクリックします。 ビュー定義が表示され、「All Cars」ビューが「表示」メニューに追加されます。
- このビューを開くには、をクリックします。
ビューを定義すると、さまざまな表示モードでビュー・エレメントを表示することができます。