MailImport ビジネス・ルール

MailImport ビジネス・ルールは、POP アカウントから電子メールをインポートし、エレメントとしてモジュールに入れるために使用されます。 サブフォルダーに、着信電子メール 1 通ごとに 1 つのエレメントが作成されます。 通常の使用状態では、関係者は電子メールを使用して要件を発行したり、問題をサポートしたりすることができます。
注: ビジネス・ルールはフォルダーに保管する必要があります。 POP アカウントのユーザー名とパスワードは、式に格納される時点では暗号化されていないため、ビジネス・ルールをアクティブにするモジュールへの構成アクセス権限を付与する場合には注意が必要です。

前提条件

形式

ビジネス・ルール・コンテナー・フォルダー (モジュール内の任意のフォルダー) では、以下の形式でビジネス・ルールを入力します。
 =MailImport("pop3://user name:password@POP3 Server Address/INBOX","Delete from Server","Mail Sender Attribute","Mail-ID Attribute","File Attribute","update_interval=1m")
注: .txt ファイルの場合は、ビジネス・ルールの末尾でパラメーター "texttofile" を使用します。
=MailImport("pop3://user name:password@POP3 Server Address/INBOX","true","Mail Id","Mail Sender","Attachments","update_interval=1m",”texttofile”)

パラメーター

パラメーター 説明
"pop3://user name:password@POP3 Server Address/INBOX" メール・サーバーへの URL。ユーザー名とパスワードが組み込まれます。
"Delete from Server" このパラメーターを「true」に設定すると、電子メールは取り出された後にサーバーから削除されます。 電子メールをサーバーから削除したくない場合は、「false」と入力してください。
"Mail Sender Attribute " メールの送信者を格納する属性の名前。 テキスト属性を使用できます。
"Mail-ID Attribute" メール ID を格納する属性の名前。 テキスト属性を使用できます。
"File Attribute" 添付ファイルを格納する属性の名前。 ファイル属性を使用してください。
"update_interval"

このパラメーターでは、2 つの実行間の間隔を指定できます。 式 "update_interval=1h" では、2 つのビジネス・ルールの実行間の間隔時間は 1 時間に設定されます。 このパラメーターは、すべてのビジネス・ルールに使用できます。

"run_at=8,7,3"

このパラメーターでは、ビジネス・ルールを更新する時刻を具体的に指定できます。 "update_interval=" と "run_at=" を同時に使用することはできません。 式 "run_at=8,7,3" では、ビジネス・ルールは週に一度、午前 8 時に実行され、実行の開始は 3 日後です。 パラメーターの数字は、開始時点、実行間隔、初回実行までの日数を表します。 このパラメーターは、すべてのビジネス・ルールに使用できます。

texttofile このパラメーターを追加すると、テキスト・ファイルがメールの添付ファイルとして表示されます。 それ以外の場合、テキスト・ファイルの内容が説明に表示されます。

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