投資分析のための時間グリッドの構成

見積もりの下限値、概算値、上限値をそれぞれ格納するシートで、時間グリッドを構成します。 Rational Focal Point 6.5.2 では、時間グリッドのセットアップにおける追加の設定をサポートしています。 これらの設定は、新規エレメントの作成時に使用されます。

このタスクについて

時間グリッドの各行には、モデルのコスト、利益、および変数の見積もりが格納されます。 モデルで必要なコスト、利益、および変数を確認し、それぞれのストリームに対応する行を時間グリッドに追加する必要があります。

手順

  1. ご使用のモジュールで、「構成」 > 「属性」をクリックし、属性 リストから「時間グリッド」を選択します。
  2. 属性の名前、別名、および説明を指定します。
    注: 時間グリッド属性の別名は、投資分析結果の取得に使用する属性の別名を構成する際に、接頭部として使用されます。 詳しくは、「財務モデル結果を取得するための属性」を参照してください。
  3. 「投資分析を許可」を選択します。
  4. 上限値、概算値、下限値、実際の見積もり値を格納するためのシートを追加します。
    1. 「シートの追加」をクリックします。
    2. シートごとに、適切なシナリオ・タイプとして「高」、「概算」、「低」、および「実際」を設定します。
      重要: すべてのシートで、時間間隔、開始日、終了日をそれぞれ同じに設定する必要があります。
  5. 「行の追加」をクリックして、モデルのコスト、利益、または変数ごとに行を追加します。
  6. [...] を選択して、行がコスト、利益、変数のどのストリームを表すかを指示します。 変数の場合は何も選択しません。 例えば、開発やライセンスなどのコスト・ストリームの行を追加して、「コスト」フラグを選択します。
  7. 「単位」フィールドで、コスト、利益、および変数ストリームの単位を指定します。
    重要: すべてのコスト・ストリームは同じ単位でなければなりません。 利益は、金銭的な利益、または金銭以外の利益になります。 ただし、金銭的な利益の単位は、コストの単位と同じでなければなりません。
  8. 表示タイプと時間間隔を選択します。
  9. オプション: 「ログ変更」を選択して、変更を記録します。
  10. 「OK」をクリックします。

次のタスク

NPV、ROI、IRR、および払い戻し期間の属性を構成します。 これらの属性は、財務分析の結果を取得するために使用されます。

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