アプリケーションが RESTful API をサポートしている場合は、そのアプリケーションに接続して成果物を取得し、それらの成果物からエレメントを作成できます。
このタスクについて
アプリケーションの属性 ID のいずれかが
Rational Focal Point 内に存在する場合、
GET メソッドにより、その属性 ID に関連付けられた成果物が更新されます。 例えば、初めて ID をマップして
GET メソッドを使用した場合は、このメソッドによってアプリケーションから成果物が取り出されます。 このアプリケーション内で成果物が更新された後、同じ ID を再度マップして
GET メソッドを使用すると、このメソッドにより、
Rational Focal Point 内の既存の成果物が更新されます。
手順
- Rational Focal Point 内で、成果物を取得するワークスペースを開きます。
- をクリックして、「ビューの追加コマンド」をクリックします。
- ビュー・コマンドを追加するビューを選択します。
- 「REST クライアント・コネクター名」に、接続を識別するための名前を入力します。
- 「REST 要求方式」で、「GET」メソッドを選択します。 各メソッドの使用方法については、『リソース管理でサポートされるメソッド』トピックを参照してください。
- 「フレンド・リスト」で、フレンドとして Rational Focal Point に追加されているアプリケーションを選択します。
- 「REST アプリケーション要求 URL」で、アプリケーションの成果物がある URL を入力します。
ヒント: Web ブラウザーを開き、REST アプリケーションをフレンドとして追加したときに使用した URL を入力します。 上位成果物のリストが表示されます。 取得する成果物を検索して、その URL を「REST アプリケーション要求 URL」にコピーします。
- 「接続」をクリックします。
- 接続が成功したら、「選択」をクリックして成果物のルート XPath を選択します。 適切な XPath を選択することで、成果物の検索範囲を制限できます。 接続できなかった場合、ルート XPath を選択することはできません。
- 成果物が重複しないようにするには、「ID マッピング」セクションで「追加」をクリックして、Rational Focal Point と別のアプリケーションの属性 ID をマップします。 マップできる属性は 1 つだけです。
- 「属性マッピング」セクションで、「追加」をクリックして、アプリケーションの属性と Rational Focal Point の属性をマップします。 アプリケーションから取り出されたエレメントに対して、マップされた属性が表示されます。 属性が編集可能であることを確認してください。
注: - 「ID マッピング」セクションで選択した属性は、「属性マッピング」セクションには表示されません。これは、この属性が内部的にマップされ、取り出されたエレメントで使用可能になるためです。
- 成果物の取得元のアプリケーションにカスタム属性があるときに、特定の項目が必要な場合は、XPath を編集して、その項目を含めることができます。 例えば、Status、Priority、Cost など、複数のカスタム属性がある場合には、カスタム属性項目の後ろに [@attribute:name='Status'] を追加すると、Status 属性を取得できます。 rrm:collaboration/rrm:attributes/attribute:objectType/attribute:customAttribute[@attribute:name='Status']/@attribute:literalName
- 「REST アプリケーションでサポートされる日付形式」に、外部アプリケーションで使用されている日付形式を入力します。
- 「Focal Point セパレーター」に、, または ; などの分離文字の値を入力します。
複数選択項目およびリンク・リストの項目は、指定した分離文字で区切られます。
- 「要求ヘッダー・マッピング」セクションで、「追加」をクリックして、ヘッダーの名前と値を入力します。 Rational solution for CLM アプリケーションの場合、ヘッダーは以下のとおりです。
| ヘッダー名 |
ヘッダーの値 |
| Accept |
application/rdf+xml |
| Content-Type |
application/rdf+xml |
| OSLC-Core-Version |
2.0 |
- 「保存」をクリックします。
タスクの結果
アプリケーションから成果物が取り出されたかどうかを確認するには、
「表示」メニューにナビゲートして、ビューをクリックします。 ドロップダウン・リストからコネクター名を選択します。 エレメントが取り出されてビューにロードされています。