IBM® Rational® Focal Point™ は、Open Services Lifecycle Collaboration (OSLC) の変更管理仕様および要件管理仕様のサポートによって Collaborative Lifecycle Management の統合を実現します。
Rational Focal Point は、Rational solution for
Collaborative Lifecycle Management (CLM) 内の Change and Configuration Management (CCM) アプリケーションなどの Open Services Lifecycle Collaboration - Change Management (OSLC-CM) プロバイダーと連携するように構成できます。
また、Rational solution for CLM 内の Requirements Management (RM) アプリケーションなどの Open Services Lifecycle Collaboration - Requirement Management (OSLC-RM) プロバイダーと連携するように製品を構成することもできます。
本書では、Rational Focal Point バージョン 6.5.1 以降で使用可能な CLM 統合について説明します。 Rational Focal Point バージョン 6.5.0.x での CLM 統合については、CLM_integration_650.html を参照してください。
この統合により、Rational solution for CLM 製品を使用して、ソリューションの計画、実装、詳細化、および提供を行うことができます。 例えば、製品管理のコンテキストでは、Rational Focal Point でリリース・コンテンツを定義し、CCM アプリケーションと RM アプリケーションを使用して開発をサポートできます。
CLM アプリケーション・サーバーと統合したら、次のように CLM アプリケーションと連携できます。
- CLM アプリケーションで、作業項目、要件などの成果物を作成する
- Rational Focal Point から CLM アプリケーションの成果物にリンクする
- CLM アプリケーション・サーバーで成果物の情報を表示する
CLM アプリケーション・サーバーのプロジェクト域に接続し、作業項目や要件にリンクするには、モジュールの統合リンク属性タイプを構成する必要があります。