Rational Focal Point での認証

管理者は、「ユーザーの管理」ページで、各ユーザーの「認証」属性の認証方式を選択できます。「ユーザーの管理」ページを開くには、「ユーザー」 > 「ユーザーの管理」とクリックします。IBM® Rational® Focal Point™ では、「標準」、「IBM Rational Directory Server」、および「Web シングル・サインオン (SSO)」の 3 つのユーザー認証方式がサポートされています。
注: Rational Directory Server 方式と Web シングル・サインオン方式を使用できるのは、SQL インターフェースで SQL コマンドを使用してそれらの方式を有効にした場合に限られます。

管理者を含め、各ユーザーが選択できる認証方式は 1 つのみですが、1 つのインストール済み環境に対して Rational Directory Server と Web SSO の両方ともアクティブにできます。両方の方式をアクティブにすることによって、通常のユーザーは Web SSO を使用して認証でき、管理者は Rational Directory Server を使用して認証できるようになります。このシナリオでは、管理者は Rational Directory Server を使用してユーザーの追加および管理を行うことができ、通常のユーザーは製品に自動的にログオンすることができます。

ユーザーを Rational Directory Server に追加するには、管理者は「認証」属性を「Rational Directory Server」に設定しておく必要があります。管理者の「認証」属性が「Webシングル・サインオン」または「標準」に設定されている場合は、Rational Focal Point に対してのみ、ユーザーの追加を行えます。


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