Requirements Management アプリケーションとの統合

このトピックのダイアグラムは、Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational® ソリューション内の Requirement Management アプリケーションで要件を構成および作成する作業を示しています。
図 1. Requirements Management アプリケーションとの統合の対話式ダイアグラム
このダイアグラム内のフローは、統合作業を示しています。統合のセットアップから始まり、CLM プロジェクトへのリンクの作成に進み、最後に CLM プロジェクトからデータを更新します。また、このダイアグラムには、統合のセットアップと CLM アプリケーション・プロジェクト域へのリンクの作成の各作業に関連する、「リンクされた CLM 要件の追跡可能性レポート」のオプション・フローも示されてます。 CLM 管理者の役割: この領域をクリックすると、CLM アプリケーション構成へのフレンドとしての RFP の登録に関する情報が表示されます。Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational ソリューションのアプリケーションから、IBM Rational Focal Point エレメントをプレビューするためには、Rational Focal Point を CLM アプリケーション構成でアウトバウンド・フレンドとして登録する必要があります。 グローバル管理者の役割: この領域をクリックすると、コンシューマー認証の構成に関する情報が表示されます。Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational ソリューション用のアプリケーションから、リンクされているエレメントをプレビューするには、ワークスペースのメンバーである必要があります。管理者は、CLM アプリケーションのユーザーが IBM Rational Focal Point にログオンすることなく、リンクされたエレメントをプレビューすることを許可できます。 ワークスペース管理者の役割: この領域をクリックすると、リンクされたエレメントのプレビュー用のビューの構成に関する情報が表示されます。Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational ソリューションのユーザーが IBM Rational Focal Point 内のエレメントをプレビューできるようにするには、リンクされたエレメント・モジュールに対してプレビュー用のビューを構成する必要があります。CLM アプリケーションからのプレビューに適した属性のみを含むビューを選択または作成します。選択されたビューが表示されるとき、ビューは読み取り専用になります。 CLM 管理者の役割: この領域をクリックすると、CLM アプリケーション構成へのコンシューマーとしての RFP の登録に関する情報が表示されます。 Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational ソリューションのアプリケーション・プロジェクト域内の成果物にリンクするためには、IBM Rational Focal Point を CLM アプリケーション・サーバーでインバウンド・コンシューマーとして登録する必要があります。 グローバル管理者の役割: この領域をクリックすると、CLM アプリケーション・サーバーとのサーバー間通信のセットアップに関する情報が表示されます。グローバル管理者は、Collaborative Lifecycle Management (CLM) アプリケーション・サーバーの Rational ソリューションとの統合をセットアップできます。IBM Rational Focal Point と CLM アプリケーションが通信するためには、サーバーにアクセスするアプリケーションごとに OAuth キーを設定する必要があります。また、連携するサーバーのリストを管理するためのフレンド関係を作成することも必要です。 ワークスペース管理者の役割: この領域をクリックすると、CALM リンク属性のセットアップに関する情報が表示されます。Collaborative Lifecycle Management (CLM) アプリケーションの Rational ソリューション内の成果物にリンクするためには、CALM リンク属性を作成し、作成するリンクの宛先とする許可されたサービス・プロバイダーおよびプロジェクト域で属性を構成する必要があります。 ワークスペース管理者の役割: この領域をクリックすると、ビュー・コマンドに関する情報が表示されます。ビュー・コマンドを使用することで、同じ操作をエレメントごとに繰り返さずに、1 回のクリックで多くの成果物を変更できます。ワークスペース管理者である場合は、Collaborative Lifecycle Management (CLM) アプリケーションの Rational ソリューションにある IBM Rational Focal Point からリンクされている成果物に対する一括操作を処理するようにビュー・コマンドをセットアップできます。ビュー・コマンドでは、成果物のリンクおよび作成、成果物へのリンクの除去、成果物へのリンクの復元、あるいはプロジェクトのエクスポートを行って、対応する作業項目を作成することができます。ビュー・コマンドは、プロジェクト・ビュー、リリース・ビューなど、リンクされたエレメントを含むビューにセットアップする必要があります。 通常のユーザーの役割: この領域をクリックすると、エレメントからの要件の作成および表示に関する情報が表示されます。IBM Rational Focal Point では、Collaborative Lifecycle Management (CLM) アプリケーションの Rational ソリューション内の プロジェクト域に追加された要件にリンクしたり、そのプロジェクト域に追加する要件を作成したりできます。 また、CLM アプリケーション・プロジェクト内の要件を検索および表示することもできます。 通常のユーザーの役割: この領域をクリックすると、プロジェクト内のリンクされたエレメントからの数多くの要件の作成に関する情報が表示されます。IBM Rational Focal Point では、 エレメントに対応する要件を作成してその要件にリンクする操作を一括で行うことができます。 1 つ 1 つエレメントを公開する代わりに 1 回の操作で多くのエレメントを処理できます。 ワークスペース管理者の役割: この領域をクリックすると、要件からの情報の取り出しに関する情報が表示されます。見積もり合計値や所要時間値など、成果物に関する詳細は、XPathValueFetcher ビジネス・ルールを使用して作業項目から取得できます。XPathValueFetcher ビジネス・ルールは、Collaborative Lifecycle Management (CLM) アプリケーションの Rational ソリューション内の成果物を照会します。 RPE ユーザーの役割: この領域をクリックすると、RPE での追跡可能性レポート・テンプレートの変更に関する情報が表示されます。追跡可能性レポートを生成するには、IBM Rational Publishing Engine Document Studio で事前定義された追跡可能性レポート・テンプレートを変更する必要があります。Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational ソリューション向けアプリケーションでレポートを作成するためのユーザー資格情報が反映されるように、データ・ソース構成を更新する必要があります。事前定義されたレポート・テンプレートは、IBM Rational Focal Point のインストール・ディレクトリー Rational Focal Point installation directory¥ReportTemplates¥ にあります。 グローバル管理者の役割: この領域をクリックすると、RFP での変更された追跡可能性レポート・テンプレートの追加に関する情報が表示されます。追跡可能性レポートを生成するには、レポート・テンプレートが必要です。レポート・テンプレートを追加するには、Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational ソリューションとの統合のために IBM Rational Publishing Engine の .dta ファイルを変更する必要があります。この .dta ファイルはレポート・テンプレートとして IBM Rational Focal Point に追加します。 ワークスペース管理者の役割: この領域をクリックすると、追跡可能性レポート・タイプの作成に関する情報が表示されます。追跡可能性レポートを生成するには、レポート・タイプを作成して、レポート・テンプレートと開始ビューを指定する必要があります。レポート・タイプでは、レポート・テンプレートで使用する開始ビューを指定することによって、レポート・テンプレートと、ワークスペースおよびリンクされたアプリケーション内のデータを接続します。 通常のユーザーの役割: この領域をクリックすると、追跡可能性レポートの生成に関する情報が表示されます。Rational Focal Point 内のリンクされたエレメント、および Collaborative Lifecycle Management (CLM) の Rational ソリューションのアプリケーション内の成果物を追跡するレポートを生成できます。

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