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フィルターを使用しないデータ・セットの検索

「データ・セットの検索」アクションを使用して、フィルターを定義せずに MVS™ ファイル・サブシステムにデータ・セットを追加します。

このタスクについて

「データ・セットの検索」ウィンドウにより、MVS ファイル・サブシステムで、入力した検索ストリングに一致するデータ・セットを検索します。この機能は、ISPF オプション 3.4 に似ていますが、まったく同じというわけではありません。以下のリストに、「データ・セットの検索」と ISPF 3.4 の違いを示します。

手順

  1. 「リモート・システム」ビューで、「MVS ファイル」を選択してポップアップ・メニューから「データ・セットの検索」を選択するか、または Ctrl+R を押します。 「データ・セットの検索」ウィンドウが開きます。以前に検索を実行した場合は、最後に使用した検索パターンがウィンドウに表示されます。
  2. 検索するデータ・セット名のパターンを入力し、Enter を押します。 一致するデータ・セットがウィンドウに一覧表示されます。一致するデータ・セットのソート順は、「MVS ファイル」設定ページの「データ・セットのソート順」>「「リモート・システム」ビュー」設定によって決まります。ウィンドウには、一致の件数も表示されます。
  3. オプション: 新しい検索パターンを入力すると、一致のリストが更新されます。 例えば、無効なデータ・セット名パターンを入力した場合や、一致の件数が大量である場合は、検索パターンを再入力または詳細化し、検索の再試行または一致リストの絞り込みを行います。
  4. オプション: 検索パターンを新規のフィルターとして保存するには、「これらの一致を新規フィルターに追加する」をクリックします。
  5. 必要なデータ・セットを選択し、「OK」をクリックします。 選択したデータ・セットが、MVS ファイル・サブシステムの 「検索したデータ・セット」アイコン「検索したデータ・セット」フィルターに追加され、ビューで強調表示されます。「これらの一致を新規フィルターに追加する」を選択した場合、一致するすべてのデータ・セットが新規フィルターに追加され、選択したデータ・セットがそこで強調表示されます。
    注: 「検索したデータ・セット」アイコン「検索したデータ・セット」フィルターは、システムが制御するフィルターです。このフィルターの固有の状況は、固有のアイコン、すなわち押しピンと重ね合わせたフィルター・アイコンによって視覚的に示されます。このフィルターにデータを取り込む唯一の方法は、「データ・セットの検索」ウィンドウを使用することです。このフィルターの保守、内容の変更、名前変更、および削除はできません。ユーザーが保守できるフィルターに検索結果を追加するには、「これらの一致を新規フィルターに追加する」オプションを使用します。

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