Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 8.0, プログラミング・ガイド

LIBS

外部エントリーやデータに対する参照を解決するためリンク時に検索されるデフォルト・ライブラリーの名前を記述する情報を、 コンパイラーが、オブジェクト・ファイル内に生成するかどうかを、このオプションを使用して指定します。

構文図を読む構文図をスキップする     .-LIBS-.     .-SINGLE-.  .-DYNAMIC-.
>>-+-+------+--(--+--------+--+---------+--)-+-----------------><
   |              '-MULTI--'  '-STATIC--'    |
   '-NOLIBS----------------------------------'
 
LIBS
LIBS(SINGLE DYNAMIC) を指定する場合と同じです。
LIBS(SINGLE DYNAMIC)
指定すると、リンク時に検索されるデフォルト・ライブラリーが、シングルスレッドの PL/I ライブラリーとなります。
LIBS(MULTI DYNAMIC)
指定すると、リンク時に検索されるデフォルト・ライブラリーが、マルチスレッドの PL/I ライブラリーとなります。
LIBS(SINGLE STATIC)
指定すると、リンク時に検索されるデフォルト・ライブラリーが、静的な非マルチスレッド・ライブラリーとなります。
LIBS(MULTI STATIC)
指定すると、リンク時に検索されるデフォルト・ライブラリーが、静的なマルチスレッド・ライブラリーとなります。 すなわち、ライブラリーが、ユーザー・モジュールに静的にリンクされることを意味します。

SINGLE サブオプションは、アプリケーションが非マルチスレッド言語を使用する場合に限り指定し、MULTI サブオプションは、 アプリケーションに、PL/I マルチスレッド言語が含まれている場合に限り指定します。

マルチスレッド言語が使用されていない場合も LIBS(MULTI) の使用は可能ですが、使用すると、LIBS(SINGLE) の場合よりも、 アプリケーションの実行速度が遅くなります。


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