Rational Developer for System z

VSAM/QSAM ウィザードのオープン

Rational® Developer for System z® ソース・コード生成フィーチャーには、VSAM/QSAM ウィザードが含まれています。

手順

このウィザードを開くには、以下のステップを実行します。

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「プロジェクト」 > 「COBOL プロジェクト」をクリックします。
    「COBOL プロジェクト」ウィンドウ内で、プロジェクトを選択できます。
    アプリケーション・テンプレートを選択します。使用可能なテンプレート「データ・セット・アプリケーション」が選択されており、「UML to COBOL 生成」は選択されていません。
  2. ウィザードで COBOL プロジェクト名を入力した後、「データ・セット・アプリケーション」テンプレートを選択します。
  3. 次のウィンドウで、「プログラム」「ドライバー・プログラム」「コピーブック」のいずれかを選択できます。
    次に開くウィンドウは 「データ・セット・モデル」ウィンドウです。
    作成するモデル・オブジェクトを選択します。プログラム名は PROGNAME です。ドライバーのプログラム名は DRIVERPG です。コピーブック名は COPYBOOK です。
  4. また、「CICS」 または「バッチ」のアプリケーション・タイプを指示し、プログラムが入力を受け取るのか、出力を出すのか、またはその両方なのかどうかを指示できます。

次のタスク

CICS® で生成されたプログラムでは、VSAM データ・セットのみを指定できます。KSDS、ESDS、および RRDS のみがサポートされています。QSAM はサポートされていません。生成された CICS アプリケーションでは、指定したデータ・セットに対する入力と出力の両方が可能です。

バッチ用のプログラムを生成する場合は、プログラムに入力を読み取らせるのか、出力を書き込ませるのか、それともその両方なのかを選択できます。また、入力または出力に異なるタイプのレコードを選択することもできます。オプションは、KSDS、ESDS、RRDS、または QSAM です。
これは、「入力データ・セット情報」ウィンドウです。
入力データ・セットに必要な情報を指定します。
次の表に、タイプへのアクセス方法を示します。
表 1. 入出力のオプション
  QSAM KSDS ESDS RRDS
入力 編成は SEQUENTIAL。アクセス・モードは SEQUENTIAL。 編成は INDEXED。アクセス・モードは DYNAMIC。 編成は SEQUENTIAL。アクセス・モードは SEQUENTIAL。 編成は RELATIVE。アクセス・モードは DYNAMIC。
出力 編成は SEQUENTIAL。アクセス・モードは SEQUENTIAL。 編成は INDEXED。アクセス・モードは RANDOM。 編成は SEQUENTIAL。アクセス・モードは SEQUENTIAL。 編成は RELATIVE。アクセス・モードは DYNAMIC。
これは、「出力データ・セット情報」ウィンドウです。
出力データ・セットに必要な情報を指定します。

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