Rational Developer for System z

TXSeries を使用したローカル COBOL CICS トランザクションの実行

始める前に

このトピックのタスクを完了するには、あらかじめ CICS® 領域とその領域のリスナーを定義しておく必要があります。これらのタスクについて詳しくは、以下のトピックを参照してください。
注: このトピックの手順では、TXSeries Administration Tool for TXSeries for Multiplatforms v7.1 を使用します。別のバージョンの TXSeries を使用している場合は、それに応じて以下の手順を調整することが必要となる場合があります。

Linux アイコン Rational® Developer for System z® は、Linux プラットフォームでは TXSeries をサポートしません。

このタスクについて

トランザクションを実行するには、以下の手順を実行します。

TXSeries へのプログラムのコピー

手順

  1. プロジェクトの BuildOutput フォルダーで、TIMEZONE.ibmcob を選択し、次に「ファイル」>「エクスポート」を選択します。 「エクスポート」ウィンドウが開きます。
  2. 「エクスポート」ウィンドウで、+ をクリックして「一般」フォルダーを拡張してから、「ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「宛先ディレクトリー」フィールドの横にある「参照」ボタンをクリックし、TXSeries CICS 領域の bin ディレクトリーにナビゲートします。 デフォルトのパスにある CICSREGN という名前の CICS 領域の場合、この値は、C:¥var¥cics_regions¥CICSREGN¥bin になります。
  4. 「完了」をクリックします。

CICS でのプログラムの定義

手順

  1. TXSeries Administration Tool で、「+」をクリックして CICS 領域名を展開し、「トランザクション」をクリックします。
  2. 「追加」をクリックし、「トランザクション定義」ページの以下のセクションに入力します。
    1. 「永続 (Permanent)」ラジオ・ボタンをクリックします。
    2. 「トランザクション名」フィールドで、TMZN を指定します。
    3. 「+」をクリックして、「トランザクション」領域を展開します。
    4. 「最初のプログラム名」フィールドで、TIMEZONE を指定します。

CICS 領域の再始動

手順

  1. TXSeries Administration Tool の「すべての領域」ページで CICS 領域を選択し、「停止」をクリックします。
  2. CICS 領域が完全に停止したら、「開始タイプ (Start Type)」リストから「コールド (Cold)」を選択して、「開始」をクリックします。

トランザクションの実行

手順

  1. Windows の「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」>「IBM」>「TXSeries for Multiplatforms V7.1」>「ローカル端末の始動 (Start Local Terminal)」を選択します。 「CICSTERM - CICS サーバー選択」ウィンドウが開きます。
  2. CICS 領域用の正しい CICS サーバーを選択し、「OK」をクリックします。
  3. CICS 端末が始動したら、TMZN と入力し、3270 端末の Return キーである Ctrl を押します。
  4. トランザクションが正しく実行された場合、CICS 端末の画面に、矢印に続いて時刻が表示されます。

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