Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 4.1, プログラミング・ガイド

XML 文書のコード化文字セット

サポートされるコード・ページ
コード・ページの指定
番号の使用
別名の使用

PLISAXC および PLISAXD 組み込みサブルーチンは、Unicode UTF-16 を使用してエンコードされた WIDECHAR の XML 文書、あるいは UTF-8 または明示的にサポートされている後述の 1 バイト文字セットの 1 つを使用してエンコードされた CHARACTER の XML 文書のみをサポートします。 パーサーは、XML 文書のエンコード方式に関する情報ソースを 3 つまで使用し、 これらのソース間で矛盾を検出した場合は、次のように例外 XML イベントを シグナル通知します。

  1. パーサーは、文書の最初の文字を検査することによって 文書の基本エンコードを判別します。
  2. ステップ 1 が正常に完了した場合、パーサーはエンコード宣言を 検索します。
  3. 最後に、パーサーは PLISAXC または PLISAXD 組み込みサブルーチン呼び出しのコード・ページ値を参照します。 このパラメーターが省略された場合、デフォルトで使用される値は、 明示指定またはデフォルトの CODEPAGE コンパイラー・オプションの値です。

XML 文書が、下記のサポートされるコード・ページの 1 つを指定するエンコード宣言を含む XML 宣言で始まっている場合、その宣言が基本文書エンコード、あるいは PLISAXC または PLISAXD 組み込みサブルーチンからのエンコード情報と矛盾していなければ、パーサーはエンコード宣言を受け入れます。 XML 文書に XML 宣言自体がない場合、または XML 宣言でエンコード宣言が省略されている場合、PLISAXC または PLISAXD 組み込みサブルーチンからのエンコード情報が基本文書エンコードと矛盾していなければ、パーサーはそのエンコード情報を使用して文書を処理します。


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