プログラムの操作には、モデル内で定義されたクラスに基づいた入出力パラメーターが含まれます。これらのパラメーターは、プログラムによって操作される外部データの識別に適しています。 COBOL プロファイルは、ファイル、メッセージ・キュー、またはリレーショナル表など、プログラムによって操作されるリソースを識別するために、リソース・ステレオタイプ を作成します。リソースを定義するためには、ルートのデータ・オブジェクトを参照してリソースのデータを定義する専用リソース・クラスを作成する必要があります。
このタスクについて
このプロセスを自動化するために、上記のステップを自動的に実行するRational® Software Architect パターンが用意されています。
ダイアグラムを機能拡張するには、以下の手順を実行します。
次のタスク
パターンの最初のパラメーターは、処理したい操作です。変換したい
COBOL_Programs クラスの操作を、プログラムの中へドラッグします。この時点で、パターンは自動的に操作のパラメーターに対する変更を行い、その操作のすべてのパラメーターが変更されてリソースが作成されます。次に、このプログラム内でどのデータ・オブジェクトをリンケージ・セクションとして使用するかを、第 2 パラメーターで指定できます。変更は、操作パラメーター上で直接見ることができます。新規に作成されたリソースをダイアグラムに表示するには、プロジェクト・エクスプローラーからダイアグラムへ Resource クラスをドラッグします。
注: モデルのサブセットを表示できる、いくつかのダイアグラムを作成するのも良い方法です。例えば、プログラム専用の別個のダイアグラム、リソース専用のダイアグラム、およびルート定義専用のダイアグラムなどです。
ResourceisStructured ステレオタイプに加えて、さらにリソースをファイルとして定義するために適用できるファイル・ステレオタイプも存在します。このステレオタイプの属性はファイルのタイプ (VSAM 順次、索引付き) を定義するのに役立ち、ファイルのタイプはさらに、この後の変換によって生成される COBOL ソース・コードをカスタマイズします。