このトピックでは、クライアントへのプッシュ構成用の接続、構成ファイル、および設定をセットアップするのに必要な情報およびリソースを提供します。
Rational® Developer for System z® は、以下の 2 つのタイプのクライアントへのプッシュ構成ファイルをサポートします。
- グローバル 構成ファイルは、1 次 リモート・システムで管理されます。1 次リモート・システムは、ホストのインストールおよび構成時にクライアントへのプッシュ構成の制御システムとして定義された z/OS® システムです。グローバル構成ファイルには、以下の設定があります。
- Eclipse 設定。これらの構成ファイルは、1 次リモート・システムに接続されたワークスペースの「ウィンドウ」>「設定」ユーザー・インターフェースの設定からエクスポートされます。Rational Developer for System z は、設定に対して基本の Eclipse エクスポート・メカニズムを使用します。これは、デフォルト値の変更のみを保存します。また、Eclipse は、各種の設定をさまざまな個別の .pref ファイルにエクスポートします。結果として、Rational Developer
for System z は、デフォルト以外の値を含む Eclipse 設定ファイルのみをエクスポートして配布します。Eclipse ワークベンチ設定に関する一般情報については、『設定 (Preferences)』を参照してください。Rational Developer for System z 設定に関する具体的な情報については、z/OS ツールの設定を参照してください。
- リモート・システム接続。これらの構成ファイルは、1 次リモート・システムに接続されたワークスペースの「リモート・システム」ビューからエクスポートされます。これらのファイルは、このビューで定義されたすべてのリモート・システム接続を含んでいます。リモート・システム接続の作成については、z/OS システムへの接続の作成を参照してください。
- インストール構成ファイル。これらの構成ファイルは、手動で作成されます。インストール構成ファイルの作成については、製品の更新の配布を参照してください。
- システム 構成ファイルは、1 次リモート・システムと、ユーザーが接続可能な他のリモート・システムで管理されます。これらのファイルには、以下の設定があります。
- ホスト・ベース・プロジェクト構成ファイル。これらの構成ファイルは、手動で作成されます。ホスト・ベース・プロジェクトのセットアップについては、ホスト・ベース・プロジェクトの構成を参照してください。
- プロパティー・グループ構成ファイル - プロパティー・グループ。これらの構成ファイルは、1 次リモート・システムに接続されたワークスペースで定義された各リモート・システム接続の「プロパティー・グループ・マネージャー」からエクスポートされます。これらのファイルは、各リモート・システムに定義されたすべてのプロパティー・グループを含んでいます。プロパティー・グループの作成については、プロパティー・グループの作成を参照してください。
- プロパティー・グループ構成ファイル - デフォルト値。これらの構成ファイルは、手動で作成されます。リモート・システムのデフォルト値のセットアップについては、デフォルト・プロパティー値の構成を参照してください。
- z/OS ファイル・システム・マッピング構成ファイル。これらの構成ファイルは、1 次リモート・システムに接続されたワークスペースの「z/OS ファイル・システム・マッピング」ビューからエクスポートされます。これらのファイルは、「リモート・システム」ビューで定義された各リモート・システムに定義されたすべての z/OS ファイル・システム・マッピングを含んでいます。ファイル・システム・マッピングの定義については、データ・セットのマッピングを参照してください。Rational Developer
for System z は、以下の 3 つのタイプの z/OS ファイル・システム・マッピング構成ファイルをエクスポートできます。
- MVS™ ファイル - システム・マッピング・ファイルは、リモート・システムに定義されます。
- MVS ファイル - BIDI 変換テーブル・ファイルは、双方向変換テーブルを使用するシステムに定義されます。
- MVS ファイル - リソース・マッピング・ファイルは、リモート・システム上の特定のデータ・セットに定義されます。