Rational Developer for System z


TSO モードでの DB2 アプリケーションのデバッグ

このレッスンでは、TSO モードでアプリケーションをデバッグする方法について説明します。
標準的なバッチ・アプリケーションの場合、「z/OS プロジェクト」ビューでロード・モジュールを指し、「アプリケーションをデバッグ」を選択するとデバッグできます。TSO モードで実行する DB2® アプリケーションの場合は、少し異なる方法でデバッグします。JCL プロシージャー ELAXFTSO を使用する必要があり、そのプロシージャーで SYSTSIN カードをオーバーライドする必要があります。

TSO モードで DB2 アプリケーションをデバッグするには、以下の手順を実行します。

  1. プロパティー・グループの「JCL ジョブ・カードおよびデータ・セット」プロパティー・ページを開きます。
  2. z/OS® システムがどのように構成されているかによって、DB2 データ・セットを指すために JCLLIB カードの追加が必要になる場合があります。
  3. TSO モードでの DB2 アプリケーションの実行を処理するようにランタイム・オプションを変更します。「ランタイム・オプション」ページで、RUN ステップを編集して「プロシージャー名」入力フィールドに ELAXFTSO を入力します。これは IKJEFT01 を呼び出す JCL プロシージャーです。
  4. 「追加の JCL」入力フィールドで SYSTSIN カードをオーバーライドします。
    //******* ADDITIONAL RUNTIME JCL HERE ******
    //TSOGO.SYSTSIN   DD  *
    DSN SYSTEM(DB2SUBSYSTEMNAME)
    RUN PROGRAM(RDZDB2) -
    PLAN(PLANNAME) -
    PARMS('/TEST(,,,TCPIP&&9.87.65.43%8001:*)') -
    LIB('USERID.LOAD')
    /*
  5. プロパティー・グループを保存して終了します。
  6. 「z/OS プロジェクト」ビューで、ロード・モジュールを右クリックし、「アプリケーションをデバッグ」を選択します。

ご利用条件 | フィードバック



このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)