生成された JCL または DTCN トランザクションを使用して CICS® アプリケーションをデバッグすることができます。
対話式 CICS プログラムをデバッグするには、
まずコードをデバッグ情報でビルドする必要があります。特に、
TEST コンパイラー・オプションでコンパイルする必要があります。
その後、次の 2 つの方法のいずれかを実行します。
- TEST ランタイム・オプションをロード・モジュールにリンクする場合は、
ワークステーションの IP アドレスがプログラムに組み込まれるように、アドレスも指定します。
このランタイム情報はビルド JCL の生成時に自動的に組み込まれますが、
それは、プロパティーを次のように設定している場合だけです。
- 「ランタイム・オプション」ページで、
「デバッガーでバッチで実行 (Run in batch with the debugger)」を設定します。
- 「COBOL 設定」ページまたは「PL/I 設定」ページの「CICS を使用」チェック・ボックスをオンにします。
デバッグ・デーモンがワークベンチで listen している場合は、プログラムを含むトランザクションを実行すると、デバッグ・セッションが開始されます。
ロード・モジュールがデバッガーの下で実行されないようにするには、
デバッグ情報なしでロード・モジュールを再ビルドし、
CICS リージョンでロード・モジュールのバージョンをリフレッシュします。
- TEST ランタイム・オプションをロード・モジュールにリンクしなかった場合は、
IBM® Debug Tool に付属している CICS DTCN トランザクションを使用します。
DTCN を実行すると、次の項目を他の項目とともに示すパネルが表示されます。
- プログラムを含むトランザクションの名前
- ワークステーションの IP アドレス
デバッグ・デーモンがワークベンチで listen している場合は、ワークステーションから名前付きのトランザクションを実行すると、
デバッグ・セッションが有効になります。
後で DTCN トランザクションを再実行して、
名前付きのトランザクションをデバッグから除外することができます。