Rational Developer for System z


< 前へ | 次へ >

レッスン 4: z/OS プロジェクトおよびサブプロジェクトを作成する

z/OS® プロジェクトおよびサブプロジェクトを作成することによって、ローカル・ワークステーション上のリモート・ファイルを編成できます。このレッスンでは、このチュートリアルを実行するために必要な z/OS プロジェクトとサブプロジェクトをセットアップする手順を説明します。
注: サブプロジェクトには、サブプロジェクトに含まれるファイルから名前が付けられます。例えば Project C のサブプロジェクト GAM0VMI には、ファイル GAM0VMI.cbl が含まれることになります。

z/OS プロジェクトを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. メインメニューから「ウィンドウ」>「パースペクティブを開く」>「z/OS プロジェクト」を選択して、「z/OS プロジェクト」ビューを開きます。「z/OS プロジェクト」が最初のオプションの 1 つとして表示されない場合は、「その他」を選択し、スクロールダウンしてこのオプションを選択する必要があります。
  2. 「z/OS プロジェクト」ビュー内で右クリックし、「新規」>「z/OS プロジェクト」を選択します。
  3. 表示されたダイアログ・ボックスで、「ホスト名」Project A と入力し、ラジオ・ボタン「サブプロジェクトを今は作成しない」を選択します。このプロジェクトは、BMS マップをアセンブルするために使用します。
  4. 手順 2 と 3 を繰り返して、さらに 2 つのプロジェクトを作成します (Project B および Project C)。Project B は BMS マップをアセンブルしてリンクするために使用し、Project C は COBOL ソース・ファイルをコンパイルするために使用します。
  5. Project A にサブプロジェクトを作成します。そのためには、「z/OS プロジェクト」ビューでこのプロジェクトを右クリックし、「新規」>「MVS サブプロジェクト」を選択します。
  6. 「新規 MVS サブプロジェクト」ダイアログ・ボックスで、名前として GAM0MC1 を入力し、ラジオ・ボタン「サブプロジェクトをプロパティー・グループに関連付けない」を選択し、「完了」を選択します。
  7. 「完了」を選択できない場合は、リモート・システムに接続されているか確認してください。接続されていない場合は、リモート・システムに接続したうえで、上記の手順を繰り返して MVS™ サブプロジェクトを作成してください。
  8. 手順 6 を実行して、Project A にさらに 2 つの MVS サブプロジェクトを作成し、GAM0MC2 および GAMOMC3 という名前を付けます。
  9. Project B の下に 3 つのサブプロジェクトを作成し、Project A の 3 つのサブプロジェクトと同じ名前を付けます。
  10. Project C の下に 4 つのサブプロジェクトを作成し、GAM0VMIGAM0VMMGAMOVII、および GAMOVSI という名前を付けます。
これで、ローカル・マシンに保管されている z/OS プロジェクトの下に複数のサブプロジェクトが作成されました。
< 前へ | 次へ >

ご利用条件 | フィードバック



このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)