SORT ステートメントは、PLISRTx への最初の引数です。SORT ステートメントの構文は、次の形式の文字ストリング式でなければなりません。

.-,---------------------.
V |
>>-'bSORTbFIELDS=--(----start,length,form,seq-+--)-------------->
>--+----------------+--b'--------------------------------------><
'-他のオプション-'
- b
- 1 つ以上のブランク。ここに示されているブランクは必須です。これ以外のブランクは認められません。
- start,length,form,seq
- ソート・フィールド。指定するソート・フィールドの数は任意
ですが、フィールドの全長には限度があります。複数のフィールドがソートされる場合は、レコードはまず
最初のフィールドに従ってソートされ、次に、等しい値をもつレコードが
2 番目のフィールドに従ってソートされ、というようになります。ソート値がすべて等しければ、等しいレコードの順序は保持されます。ソート・フィールドのオーバーレイはサポートされません。
- start
- レコード内の開始位置です。バイトで値を指定します。ストリングの最初のバイトは、バイト 1 とみなされます。
- length
- ソート・フィールドの長さです。バイトで値を指定します。ソート・フィールドの長さには、それぞれのデータ型別に制約があります。
- form
- データのフォーマットです。これは、ソートの目的で用いられるフォーマットです。PL/I ルーチンとソート・プログラム間でやり取りされるデータはすべて、文字ストリングの形式でなければなりません。主なデータ型とその長さに対する制約事項を次に示します。
- コード
- データ型と長さ
- CH
- 文字 1 から 256
- ZD
- ゾーン 10 進数符号付き 1 から 32
- PD
- パック 10 進数符号付き 1 から 32
- FI
- 固定小数点、符号付き 1 から 256
- BI
- 2 進数、符号なし 1 ビットから 256 バイト
全フィールドの合計長は、256 バイトを超えてはなりません。
- seq
- データが次のようにソートされる順序です。
- A - 昇順 (つまり、1,2,3,...)
- D - 降順 (つまり、...,3,2,1)
E を指定することはできません。その理由は、PL/I は、ユーザーが提供した順序を渡す手段を備えていないからです。
- 他のオプション
- ワークステーション PL/I でサポートされるオプションは、デフォルトの EQUALS のみです。ただし、メインフレームからダウンロードしたソース・コードは、変更する必要はありません。
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