Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 8.0, プログラミング・ガイド

ILIB オブジェクトの要約

Windows における ILIB オブジェクトの要約を以下に示します。

表 29. Windows における ILIB オブジェクト
構文
説明
デフォルト
ページ
filename
ライブラリーにおいて指定されたオブジェクトを
追加/置換します。
なし
/E[XTRACT]:obj
指定されたオブジェクトを現行ディレクトリーにコピー
し、すでに存在する場合は、それを上書きします。
なし
/R[EMOVE]:obj
指定されたオブジェクトを、出力ライブラリーに置か
れるオブジェクトのリストから除去します。
なし
注:
  1. ILIB オブジェクトには、大/小文字の区別はありません。 したがって、小文字、大文字、または大/小文字混合でオブジェクトを指定できます。

    オブジェクトの前のダッシュ (-) とスラッシュ (/) を置換することもできます。 例えば、-REMOVE:filename と /REMOVE:filename は同じことを意味します。

  2. オブジェクトは、短い形式または長い形式のいずれでも指定できます。 例えば、/R:filename と /RE:filename は /REMOVE:filename と同じことを意味します。
  3. コマンド行を処理するときの操作は、左から右の順番に行われます。
  4. ILIB は、入力ライブラリーが実行中は、それを変更しません。 ライブラリーをコピーして、コピーを変更します。 ILIB が中断されると、オリジナル・ライブラリーがリストアされます。

    出力ライブラリーが指定されないと、ILIB は出力を生成しません。


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