以下は、コンピューター画面上に文字ストリング「Hello!」を表示するプログラムを作成する手順です。
Hello: proc options(main);
display('Hello!');
end Hello;
各行の 1 桁目を空白にします。デフォルトでは、コンパイラーは、列 2 から 72 にある文字しか認識しません。(詳しくは、MARGINSを参照してください。)
ファイルをディスクに保管します。
pli hello
コンパイラーによって、画面上にコンパイルに関する情報が表示され、現行ディレクトリーにオブジェクト・ファイル (HELLO.OBJ) が作成されます。
ilink hello.obj
このコマンドによって、必要なライブラリー・ファイル (LIBS コンパイル時オプションによって指定したもの) にファイル HELLO.OBJ が結合され、同じディレクトリー内にファイル HELLO.EXE (実行可能プログラム) が作成されます。
リンク・コマンドでは、パラメーターが指定されていないため、デフォルトが使用されます。(リンク・コマンドで使用可能なオプションは、プログラムのリンクに説明されています。)
hello
このコマンドによって、モニター上に Hello! を表示する HELLO.EXE プログラムが起動されます。
プログラマーは通常、作業をより簡単にするために、コンパイル、リンク、および実行用のコマンドをコマンド・ファイル (CMD) に まとめて記載します。