Rational Developer for System z

フィルターを使用しないジョブの検索

「ジョブの検索」アクションを使用して、フィルターを定義せずに JES サブシステムにジョブを追加します。

手順

  1. 「リモート・システム」ビューで、「JES」を選択してポップアップ・メニューから「ジョブの検索」を選択するか、または Ctrl+J を押します。 「ジョブの検索」ウィンドウが開きます。このウィンドウのテキスト入力フィールドには、データが事前に入力される場合があります。これには以下の 2 とおりがあります。
    • 以前に検索を実行した場合は、最後に使用した検索パターンがテキスト入力フィールドに表示されます。
    • 「リモート・システム」ビューまたは「z/OS プロジェクト」ビューから「実行」メニュー項目を使用するか、System z® LPEX エディターから submit 行コマンドを使用することにより、ジョブを実行依頼した場合、最後に実行依頼したジョブのジョブ ID がテキスト入力フィールドに表示されます。
  2. 検索するジョブ名のパターンを入力し、Enter を押します。 一致するジョブがウィンドウに表示されます。ジョブは、ジョブ名でソートされてからジョブ ID でソートされるので、最新のジョブがリストの上位に表示されます。ウィンドウには一致の件数も表示されます。
  3. オプション: 新しい検索パターンを入力すると、一致のリストが更新されます。 例えば、無効なジョブ名パターンを入力した場合や、一致の件数が大量である場合は、検索パターンを変更して、検索の再試行または一致リストの絞り込みを行うことができます。
  4. オプション: 検索パターンを新規のフィルターとして保存するには、「これらの一致を新規フィルターに追加する」をクリックします。
  5. オプション: リスト上のジョブのジョブ出力を開くには、ジョブ名を選択し、「開く」をクリックします。
  6. 必要なジョブを選択し、「OK」をクリックします。 選択したジョブが、JES サブシステムの「検索したジョブ」フィルターに追加され、ビューで強調表示されます。このフィルターには、最後に検索された 5 個のジョブが保存されます。「これらの一致を新規フィルターに追加する」を選択した場合、一致するすべてのジョブが新規フィルターに追加され、選択したジョブがそこで強調表示されます。
    注: 「検索したジョブ」フィルターは、システムが制御するフィルターです。このフィルターの固有の状況は、固有のアイコン、すなわち押しピンと重ね合わせたフィルター・アイコンによって視覚的に示されます。このフィルターにデータを取り込む唯一の方法は、「ジョブの検索」ウィンドウを使用することです。このフィルターの保守、内容の変更、名前変更、および削除はできません。ユーザーが保守できるフィルターに検索結果を追加するには、「これらの一致を新規フィルターに追加する」オプションを使用します。

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