プロジェクトのビルドを開始する前に、ホスト・システム上に区分データ・セットを作成する必要があります。この区分データ・セットには、ソースをアセンブル、リンク、およびコンパイルすると生成されるソースとファイルが保管されます。
ヒント: ホスト・システムの IP アドレスまたは名前を把握し、ホスト・システムにアクセスする権限を得る必要があります。
ホスト・システムへの接続および区分データ・セットを作成するには、以下の手順を実行します。
- 新規 z/OS® 接続を作成します。方法については、『リモート・システムへの接続の作成』を参照してください。
- アセンブリー・コードに区分データ・セットを割り振るために、「データ・セット名」テキスト・フィールドに AUTOMART.ASSEMBLE と入力します。方法については、『データ・セットの割り振りとリモート・ファイルでの作業』を参照してください。
- ご使用のホスト・システムに適した設定で追加の区分データ・セットを作成します。そのためには、作成する区分データ・セットごとに手順 1 と 2 を繰り返し、「データ・セット名」 フィールドに AUTOMART.COBOL、AUTOMART.JCL、AUTOMART.COPYBOOK、AUTOMART.SYSDEBUG、AUTOMART.COPYLIB、AUTOMART.OBJ、AUTOMART.DBRM、および AUTOMART.LISTING のいずれかを入力します。作成した区分データ・セットには、ソース・ファイル、およびアセンブル、リンク、コンパイルの過程で生成されたファイルが保管されます。各区分データ・セットに割り当てる設定について不明な点がある場合は、システム管理者に問い合わせてください。
ホスト・システムで、「MVS ファイル」>「ユーザー・データ・セット」の下に、作成したすべての区分データ・セットが表示されます。