Debug Tool を開始すると、フルスクリーン・モードで、および DB2® ストアード・プロシージャーから、バッチ・プログラムをデバッグできます。
バッチ・プログラムは、専用端末を使用するフルスクリーン・モード を使用して対話式にデバッグできます。 このデバッグ・セッションを開始する前に、プログラムがカスタマイズされ、このタイプのデバッグ・セッションをサポートしていることをシステム管理者に確認してください。また、このモードをサポートする端末へのアクセス方法に関する説明を参照してください。
Debug Tool 端末インターフェース・マネージャーを使用するかどうかを決定する必要があります。Debug Tool の端末インターフェース・マネージャーを使用すると、あるユーザー ID と特定の専用端末とを関連付けることができます。これにより、専用端末 LU 名が変わる場合はいつも、ランタイム・パラメーター・ストリングを更新する必要がなくなります。
Debug Tool の端末インターフェース・マネージャーを使わずに 専用端末を使用するフルスクリーン・モードでのデバッグ・セッションを開始するには、以下のステップを行います。
TEST(,,,MFI%luname:*)
TEST(,,,MFI%network_identifier.luname:*)
ご使用のプログラム言語に従って、パラメーターの前あるいは後ろにスラッシュ (/) を置きます。 luname が、2 台目の端末エミュレーターの VTAM LU 名です。network_identifier は、luname が入っている VTAM ネットワーク・ノードの名前です。
Debug Tool 端末インターフェース・マネージャーを使用して 専用端末を使用するフルスクリーン・モードでのデバッグ・セッションを開始するには、以下のステップを行います。
次のようなパネルが、2 番目の端末エミュレーター・セッション上に表示されます。
DEBUG TOOL TERMINAL INTERFACE MANAGER
EQAY001I Terminal TRMLU001 connected for user USER1
EQAY001I Ready for Debug Tool
PF3=EXIT PF10=Edit LE options data set PF12=LOGOFF
これでこの端末は、Debug Tool の専用端末を使用するフルスクリーン・モード セッションを受け付け可能な状態になりました。
TEST(,,,VTAM%userid:*)
プログラム言語に従って、パラメーターの前あるいは後ろにスラッシュ (/) を置きます。 userid は TSO ユーザー ID であり、端末インターフェース・マネージャーに対して指定済みの ID です。
ストアード・プロシージャーを実行する前に、DB2 ストアード・プロシージャー・プログラムの準備で説明されているすべての手順が完了していることを確認してください。
ストアード・プロシージャーが始動したことを確認するには、次の DB2 Display コマンドを使用します。xxxx は、ストアード・プロシージャー名です。
Display Procedure(xxxx)
ストアード・プロシージャーが始動していない場合は、次の DB2 コマンドを入力します。
Start procedure(xxxx)
Debug Tool またはリモート・デバッガーがストアード・プロシージャーによって呼び出されたときに始動しない場合には、言語環境プログラム EQADDCXT 出口ルーチンまたは DB2 カタログで、接続情報 (例: TCP/IP アドレスおよびポート番号) を正しく指定していることを確認してください。
このトピックで説明している内容に関して詳しくは、以降のトピックを参照してください。