Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 8.0, プログラミング・ガイド

XML 文書のコード化文字セット

PLISAX 組み込みサブルーチンがサポートする XML 文書は、ユニコード UTF-16 を使用してエンコードされた WIDECHAR か、または後述の明示的にサポートされる 1 バイト 文字セットを使用してエンコードされた CHARACTER の文書だけです。パーサーは、XML 文書のエンコード方式に関する情報ソースを 3 つまで使用し、これらのソース間で矛盾を検出した場合は、次のように例外 XML イベントを シグナル通知します。

  1. パーサーは、文書の最初の文字を検査することによって 文書の基本エンコードを判別します。
  2. ステップ 1 が正常に完了した場合、パーサーはエンコード宣言を 検索します。
  3. 最後に、パーサーは PLISAX 組み込みサブルーチン呼び出しのコード・ページ 値を参照します。このパラメーターが省略された場合、デフォルトで使用される値は、明示指定またはデフォルトの CODEPAGE コンパイラー・オプションの値です。

XML 文書の最初に、後述のサポート対象のコード・ページを指定した XML 宣言 がある場合は、その宣言が基本文書エンコード、または PLISAX 組み込みサブルーチン からのエンコード情報と矛盾しなければ、パーサーはエンコード宣言を 受け入れます。XML 文書に XML 宣言自体がない場合、または XML 宣言 がエンコード宣言を省略している場合は、基本文書エンコードと矛盾しなければ、パーサーは PLISAX 組み込みサブルーチン からのエンコード情報を使用して文書を処理します。


Terms of use | Feedback

This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)