Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 8.0, プログラミング・ガイド

INSOURCE

INSOURCE オプションは、マクロ・プリプロセッサーが変換できるよう、ソース・プログラムのリストをコンパイラーが組み込むことを指定します。

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>>-+-INSOURCE---+----------------------------------------------><
 

省略形: NIS、IS

FULL
INSOURCE リストは %NOPRINT ステートメントを無視し、プリプロセッサーがソースを変換する前にすべてのソースが リストに組み込まれます。

FULL がデフォルトです。

SHORT
INSOURCE リストは %PRINT ステートメントと %NOPRINT ステートメントを区別します。

MACRO オプションが有効になっていない場合、INSOURCE リストの効果はありません。

INSOURCE オプションが有効な場合、およびコンパイラーが複数のマクロ、CICS または SQL プリプロセッサーを呼び出す場合、リストにはこれらのプリプロセッサーのそれぞれに対応するソースが含まれます。

INSOURCE オプションを指定すると、プログラムのロジックとは関係なく、各ファイルの読み取り順にテキストがリストに入れられます。 例えば、PROC と END の両ステートメント間に %INCLUDE ステートメントがある、次の単純なプログラムを考えてみましょう。

  insource: proc options(main);
    %include member;
  end;

INSOURCE リストには、ファイル "member" からインクルードされるテキストの前に、メインプログラム全体が入ります (また、 ファイルによってインクルードされるテキストの前にそのファイル全体が入り、以下も同様)。

INSOURCE(SHORT) オプションを指定した場合、%INCLUDE ステートメントによってインクルードされる テキストは、%INCLUDE ステートメントの実行時に有効だった print/noprint 状況を継承しますが、その print/noprint 状況は インクルードされるテキストの終わりで復元されます (ただし SOURCE リスト内では、インクルードされるテキストの終わりで print/noprint 状況は復元されません)。


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