Rational Developer for System z

COBOL プログラムの段落の抽出

System z® LPEX エディターおよび COBOL エディターでは、隣接する COBOL ステートメントを新規の段落に抽出できます。

始める前に

始める前に、ファイルを System z LPEX エディターまたは COBOL エディターで開く必要があり、そのファイルには手続き部を含む COBOL コードが入っている必要があります。

このタスクについて

アクションは選択したテキストの妥当性および完全性に基づいて有効になります。
妥当性
アクションはテキストが COBOL ソースの手続き部で選択された場合にのみ有効になります。また、COBOL ワードまたは変数名を選択した場合、アクションは無効になります。
完全性
選択したテキストに 1 つ以上の有効な COBOL ステートメントが含まれていることを意味します。また、部分的なステートメント (例えば、IF 文または部分的な PERFORM 文) を選択した場合は、その選択を拡張して完全な IF 文または PERFORM 文を選択するまでアクションは無効にされます。

手順

段落を抽出するには、以下のステップを実行します。

  1. 有効なテキストを選択して右クリックします。 メニューが表示されます。
  2. リファクタリング > 抽出段落」をクリックします。段落の抽出」ウィザードが表示されます。
  3. 段落の抽出」ウィザードで、以下のタスクを実行します。
    1. 新規段落名」フィールドに入力します。
    2. オプションで、「最終段落名」フィールドと「コメント」フィールドに入力します。
    3. 抽出ロケーションに「最も近い有効なロケーション」または「終了時」を指定します。
    4. その段落を新規セクションに抽出したい場合は、「新規セクションに抽出」チェック・ボックスを選択し、新規セクション名を入力して、その新規セクションの配置の前のセクションを指定します。
    5. 入出力変数のリストをその抽出された段落について生成したい場合は、「段落のコメントを生成する」チェック・ボックスを選択します。
    6. 新規段落の挿入前にリファクタリングのプレビューを強制したい場合は、「強制プレビュー」チェック・ボックスを選択します。
    7. オプションで、(または「強制プレビュー」を選択した場合は必ず)、「プレビュー」をクリックします。段落の抽出」ウィザードは、元のソースと、プレビュー・プレビューのリファクタリングされたソースを比較します。
    8. プレビュー・ウィンドウから直前の表示に戻りたい場合は、「戻る」をクリックします。
    9. 「OK」をクリックします。 ウィザードは抽出された段落を COBOL ファイルに挿入して終了し、エディター・ウィンドウに戻ります。

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