Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 8.0, プログラミング・ガイド

ワークステーション VSAM データ・セットのキーの使用

ワークステーション VSAM データ・セットはすべて、それぞれのレコードに関連したキーを 持つことができます。キー順データ・セットの場合、キーは、論理レコード内部の定義済みフィールドです。順次データ・セットの場合、キーは、レコードの順次レコード値です。相対レコード・データ・セットの場合、キーは、相対レコード 番号 になります。

ワークステーション VSAM キー順データ・セットのキーの使用

キー順データ・セットのキーは、データ・セットに記録された論理レコードの一部です。データ・セットの作成時に、キーの長さと位置を定義します。

KEY、KEYFROM、および KEYTO オプションでキーを参照する方法は、「PL/I 言語解説書」の『KEY(expression) オプション』 、『KEYFROM(expression) オプション』、『KEYTO(reference) オプション』に説 明があります。

順次レコード値の使用

順次レコード値を用いると、KEYED SEQUENTIAL ファイルに関連 した順次データ・セット上で、キー順アクセスを使用することができます。

BTRIEVE および ISAM
順次レコード値 (すなわちキー) は、長さが 7 文字の文字ストリングで、その値はワークステーション VSAM によって定義されます。

PL/I では順次レコード値を構成または操作することはできません。 ただし、データ・セット内のレコードの相対位置を判別するためにそれらの値を比較することはできます。 順次レコード値は通常は印刷できません。

レコードの順次レコード値を求めるには、データ・セットをロードまたは拡張する場合はに WRITE ステートメント上で、 データ・セットを読み取る場合は READ ステートメント上で、KEYTO オプションを使用します。 これで、READ ステートメントまたは REWRITE ステートメントの KEY オプションで、上記のどちらかの方法で取得した 順次レコード値を後から使用することができます。


Terms of use | Feedback

This information center is powered by Eclipse technology. (http://www.eclipse.org)