System z® LPEX エディターには、COBOL、PL/I、アセンブラー、および JCL の各ファイルを操作するために、
基本 LPEX エディターに対する拡張機能セットが備わっています。
System
z LPEX エディターには、以下の機能が備わっています。
- 自動コメント (ソース・ファイルで変更された各行にカスタム・コメントを挿入する)。
- 字句エラーの早期識別のために行う COBOL および PL/I のライブ構文検査または選択構文検査。
- コンテンツ・アシスト (部分的に入力された言語構造体を完成させる)。
- 特殊な色とフォントによる言語構造体の構文解析ソース強調表示。
- 機能、命令タイプ、コメント行、または制御フロー・ステートメントによるテキスト表示のフィルター操作。
- アセンブラー・マクロ・テーブルにマクロを追加する機能。
- COBOL、PL/I、および高水準アセンブラーの言語依存オンライン・ヘルプ。
- デバッグの前に COBOL、PL/I、およびアセンブラーの各ソース・ファイルにブレークポイントを事前設定する機能。
- ビルド・エラーがあるソース・ファイルに吹き出しヘルプで表示されるエラー・マーカー。
このマーカーは、「リモート・エラー・リスト」にも表示されます。
- 改行の変換 (DOS から UNIX、および UNIX から DOS)。
- アウトライン・ビュー。
- submit コマンドまたはポップアップ・メニューを使用してエディターから直接 JCL を実行依頼する機能。
- ポップアップ・メニューを使用して COBOL コピーブックおよび PL/I インクルード・ファイルを開く機能。
- シーケンス番号を含むファイルを編集する場合のサポート。
- 固定レコード長のファイルを編集する場合のサポート。
- ISPF ENQ/DEQ を使用してリモート・ファイルを「ロック」する場合のサポート。
- リモート・ファイルの参照。
- リモート DBCS ファイルの編集時にシフトアウト/シフトイン文字のエミュレーション (桁合わせを維持するため)。
- 自動保存およびファイル・リカバリー。
- メニュー・マネージャー (リモート・コマンドを起動するために、
カスタマイズしたコマンドをエディター・ポップアップ・メニューにユーザーが追加できるようにする)。
- 拡張検索機能 (ファイル内のすべての一致を強調表示する機能など)。
- ISPF エディター・コマンドのサブセットのサポート。
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
- 基本 LPEX エディターに対する z/OS® 拡張機能のヘルプと参照。該当するトピックには、入門情報、設定と System z LPEX エディターの使用に関するヘルプ、エディターの言語別機能に関するヘルプ、およびコマンド・リファレンスがあります。このセクションにあるトピックのいくつかは、基本 LPEX エディターのヘルプにあるトピックを拡張したものを文書にしています。
- 基本 LPEX エディターでは、基本 LPEX エディターのヘルプと参照について説明しています。
- LPEX API 資料では、基本 LPEX エディターの Javadoc 参照について説明しています。