Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 4.1, コンパイラーおよびランタイム 移行ガイド

Enterprise PL/I バージョン 3 リリースでの変更点

この情報では、Enterprise PL/I バージョン 3 の旧リリースに対して行われたいくつかの変更をリストしています。

Enterprise PL/I V3R9
Enterprise PL/I V3R8
Enterprise PL/I V3R8 以降、CMPAT の新しい V3 サブオプションのため、コンパイラーで生成されたいくつかのメッセージ挿入は、タイプ FIXED BIN(63) の 8 バイト整数になっています。 この変更は、EXIT コンパイラー・オプションで起動されるユーザー独自のルーチンを作成していない限り、影響はありません。 この場合、メッセージ挿入の可能なタイプの SELECT ステートメントがある場合は、恐らく、その SELECT ステートメントに新しい WHEN 節を追加する必要があります。
Enterprise PL/I V3R7
Enterprise PL/I V3R7 以降、以下の組み込み関数の資料は除去され、V3R8 以降はこれらの関数はサポートされなくなりました。
Enterprise PL/I V3R6
V3R6 の場合のみ、CEESTART オプションのデフォルトは CEESTART(LAST) であることに注意してください。 このデフォルトにより、コンパイラーは CEESTART CSECT を、生成されたオブジェクト・デックの終わりに配置します。 これは、リンカー CHANGE カードを使用している場合は必要ですが、旧リリースのコンパイラーで行われたものとは異なります。

さらに、オブジェクトのバインド時に ENTRY CEESTART リンカー・カードを使用しない場合は、これによりコードが正しくない動作をします。 CEESTART(FIRST) オプションの使用をお勧めします。

Enterprise PL/I V3R5
Enterprise PL/I V3R5 以降、PP オプションを複数回指定した場合のコンパイラー動作が変わりました。 V3R5 より前には、最後の指定によって前の指定がすべて置き換えられましたが、V3R5 以降、オプションは (RULES およびその他のオプションと同様に) 追加式になりました。 したがって、PP(CICS) PP(SQL) を指定した場合は、PP(CICS SQL) を指定した場合と同じことになります。

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