DLL が構築されると、アプリケーション内のその他のルーチンは、以下のいずれかの方法を使用して、DLL によってエクスポートされる変数およびルーチン にアクセスできます。
アプリケーションが FETCH ステートメントを使用して DLL のエレメントにアクセスする場合、リンクするときに特別な処置は必要ありません。アプリケーションがその FETCH ステートメントを 実行しない場合、DLL は存在する必要もありません。
DLL に静的にリンクしているかのように、アプリケーションが DLL のエレメントに アクセスする場合、リンカーはそのエレメントの名前を解決できる必要があります。
Windows においては、ユーザーが DLL のインポート・ライブラリーにリンクしていれば、リンカーは DLL 内の名前を解決できます。実際に、PL/I ライブラリー・ルーチンの名前はそのように解決されます。 例えば、ibmws20i.lib にリンクする場合は、ibmws20.dll のインポート・ライブラリーにリンクします。
Windows においては、DLL のインポート・ライブラリーは、DLL のリンク準備で .EXP ファイルを作成するときに構築されます。