Rational Developer for System z


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レッスン 4: Project C の z/OS サブプロジェクト GAM0VMM および GAM0VSI に関連付けるプロパティー・グループを作成する

このレッスンでは、Global Auto Mart サンプル用の最後のプロパティー・グループを作成する手順を説明します。

z/OS® サブプロジェクト GAM0VMM および GAM0VSI に関連付けるプロパティー・グループを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 「z/OS プロジェクト」パースペクティブにいること、およびホスト・システムに接続されていることを確認します。
  2. 「プロパティー・グループ・マネージャー」ビューを開き、ホスト・システムを展開して、先ほど作成したプロパティー・グループ「COBOL Interface Compile」を右クリックします。
  3. 「コピー」を選択します。 表示されたダイアログ・ボックスで、名前を COBOL Compile に変更し、「OK」をクリックします。「プロパティー・グループ・エディター」が開きます。
  4. 「プロパティー・グループ・エディター」下部にある「COBOL」タブを開き、左側のオプション・パネルで「ランタイム環境」を選択します。
  5. 「CICS」チェック・ボックスに加えて、「DB2」チェック・ボックスも選択します。これにより、プロパティー・グループが DB2® と CICS® の両方を使用するように設定されます。
  6. 左側のオプション・パネルで「プロシージャーおよびステップ」を選択します。
  7. プロシージャー「ELAXFCOC」を展開し、表示されたステップ「COBOL」を選択します。
  8. スクロールダウンして「COBOL コンパイル・ステップ・オプション」を編集します。
  9. 「リスト出力データ・セット」「デバッグ・データ・セット」「オブジェクト・デック・データ・セット」、および 「コピー・ライブラリー」にリストされているデータ・セットが正しいことを確認します。
  10. 「データベース要求モジュール」テキスト・フィールドに、*.AUTOMART.DBRM 区分データ・セットを入力します。
  11. データベース管理者と協力して、モジュールをデータベース・パッケージおよびアクセス・プランにバインドするための最良の方法を決定します。JCL をインライン化するか、またはバインド・ファイルを使用できます。インライン JCL 方式を使用する場合は、SYSTSIN が以下のコード・サンプルのようになっている必要があります。
    //STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=DB2.V8R1M0.SDSNLOAD 
    //*UNCOMMENT AND TAILOR THE FOLLOWING IF YOUR SYSTSIN STATEMENT**                 
    //*CONTAINS BIND INSTRUCTIONS:
    //SYSTSIN   DD  *
      DSN SYSTEM(DSN7)                   
      BIND PACKAGE(GAMPKG) -             
           MEMBER(GAM0VMM) -             
           QUALIFIER(GAMUSER) -          
           LIBRARY('CUST.GAM.DBRM') -    
           ACTION(REP) -                 
           ISOLATION(CS)   -             
           VALIDATE(RUN)  -              
           DYNAMICRULES(BIND)  -         
           ENCODING(EBCDIC) -            
           ENABLE(*)                     
           BIND PLAN(GAMPLAN) -          
           PKLIST(GAMPKG.*) -            
           ACT(REP) -                    
           RETAIN -                      
           VALIDATE(RUN) -               
           ISOLATION(CS) -               
           ENCODING(EBCDIC) -            
           ENABLE(*)                     
       END                               
    //* OR                 
    //*UNCOMMENT AND TAILOR THE FOLLOWING IF YOUR SYSTSIN STATEMENT**                 
    //*POINTS TO A DATA SET CONTAINING BIND INSTRUCTIONS                 
    //*//SYSTSIN DD DSN=USERID.BIND(MEMBER),DISP=SHR                 
    /*  
    注: バインド・プロシージャーに Steplib データ・セットが必要である場合は、サンプルの JCL で示されているように、SYSTSIN 命令の上部にそれを追加できます。
    バインド・ファイルを使用する場合は、バインド PDS にバインド・ファイルを作成し、COBOL プロパティーの SYSTSIN 命令を以下のコード・サンプルのようにする必要があります。
    //*UNCOMMENT AND TAILOR THE FOLLOWING IF YOUR SYSTSIN STATEMENT**                 
    //*CONTAINS BIND INSTRUCTIONS:                 
    //*
    //SYSTSIN   DD  *                 
    //* DSN SYSTEM(YOURSYSTEM)                 
    //* BIND PLAN(YOURPLAN)                 
    //* END                 
    //*    OR                 
    //*UNCOMMENT AND TAILOR THE FOLLOWING IF YOUR SYSTSIN STATEMENT**                 
    //*POINTS TO A DATA SET CONTAINING BIND INSTRUCTIONS                 
    //SYSTSIN DD DSN=CUST.GAM.BIND(GAM0VMM),DISP=SHR 
    さらに、バインド・ファイルに以下のようなバインド命令が含まれている必要があります。
     TSOLIB ACTIVATE DA('DB2.V7R1M0.SDSNLOAD')
     ALLOC FI(DBRMLIB) SHR DA('CUST.GAM.DBRM')
     DSN SYSTEM(DSN7)                    
     BIND PACKAGE(GAMPKG) -
       OWNER(GAMUSER) -
       QUALIFIER(GAMUSER) -
       MEMBER(GAM0VMM) -    
       LIBRARY('CUST.GAM.DBRM') -
       ACTION(REP) -                        
       ISOLATION(CS)   -                     
       VALIDATE(RUN)  -                     
       DYNAMICRULES(BIND)  -                     
       ENCODING(EBCDIC) -                     
       ENABLE(*)  -
  12. 「プロパティー・グループ・マネージャー」下部にある「リンク」タブを開き、左側のオプション・パネルで「プロシージャーおよびステップ」オプションを選択します。
  13. 「ELAXFLINK」プロシージャーを展開し、表示された「LINK」ステップを強調表示します。
  14. 「リンク・ステップ・オプション」までスクロールダウンし、プロジェクトに必要なリンク・ライブラリーが「リンク・ライブラリー」テキスト・フィールドに表示されていることを確認します。
  15. 最後に、「プロパティー・グループ・マネージャー」下部にある「JCL」タブを開きます。「JCL ジョブ・カード」が、ホスト・システムでのコンパイル用に正しく構成されていること、および「JCL データ・セット」テキスト・フィールドに指定されているデータ・セットが正しいことを確認します。
  16. プロパティー・グループを保存し、「プロパティー・グループ・エディター」閉じます。
「プロパティー・グループ・マネージャー」の、特定のホスト・システムに関連付けられたプロパティー・グループのリストに、この最後のプロパティー・グループが追加されます。
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