付録H. DTNP トランザクションを使用したプログラムでの NEWCOPY の実行
DTNP は Debug Tool が提供する CICS® トランザクションです。これはアプリケーション・プログラムの新規コピーをアクティブな CICS 領域にロードする NEWCOPY バッチ・コマンドを実行します。
このトランザクションは以下の方法で実行できます。
- トランザクション名 (DTNP) を入力します。トランザクションにより、「Debug Tool - NEWCOPY プログラム (Debug Tool - NEWCOPY Program)」パネルが表示されます。「プログラム名 (Program Name)」フィールドに、アプリケーション・プログラムの名前を入力します。複数のアプリケーション・プログラムを一度に処理するには、名前にワイルドカード文字 (*) を追加します。例えば、LYN* は、DTNP によって "LYN" 文字で始まるすべてのプログラムを処理することを示します。
PF4 を押します。
- トランザクション名 (DTNP) を入力し、その後にプログラムの名前を入力します。複数のアプリケーション・プログラムを一度に処理するには、名前にワイルドカード文字 (*) を追加します。例えば、LYN* は、DTNP によって "LYN" 文字で始まるすべてのプログラムを処理することを示します。
トランザクションにより、「Debug Tool - NEWCOPY プログラム (Debug Tool - NEWCOPY Program)」パネルに結果が表示されます。
NEWCOPY アクションが失敗した場合、トランザクションは PHASEIN アクションを実行します。これにより、CICS はすべての新規トランザクション要求に対してアプリケーションの新規コピーを使用します。
このトピックで説明している内容に関して詳しくは、以降のトピックを参照してください。
- 関連タスク
- CICS Transaction Server for z/OS®: Supplied Transactions (SC34-7004) にあるCEMT SET PROGRAM コマンドの記述