Rational Developer for System z

デザイン・ページ

デザイン・ページにはデザイン・キャンバスとそれに関連付けられた「パレット」ビューがあり、 これを使用してフォーマット定義をビジュアルに編集することができます。 デザイン・ページの表示オプションをカスタマイズすることもできます。

デザイン・キャンバス

デザイン・キャンバスは、フォーマット定義のカスタマイズのための スペースを提供します。 ビジュアル編集スペース全体を表示するには、スクロール・バーを使用してください。

ポップアップ・メニューでは、デザイン・オプションやフィルター・オプションおよび編集オプションを使用できます。

項目をキャンバスに追加するには、パレット上の項目アイコンをクリックし、次に希望の位置でカーソルを クリックしてください。また、項目をキャンバス上にドラッグすることもできます。

デザイン・キャンバスで項目を選択すると、 対象の項目が「アウトライン」ビューで強調表示され、 プロパティー値情報が「プロパティー」ビューに 表示されます。

編集オプションとキーボード・ショートカット

表 1に、編集オプションと、対応するキーボードの組み合わせがリストされています。これらのオプションは、ポップアップ・メニューからでも使用可能です。
表 1. デザイン・キャンバス編集オプション
オプション キーボード・ショートカット
元に戻す Ctrl+Z
やり直し Ctrl+Y
切り取り Ctrl+X
コピー Ctrl+C
貼り付け Ctrl+V
削除 Delete
保管 Ctrl+S
印刷 Ctrl+P
重要: 元に戻すおよびやり直し操作は、 「アウトライン」ビューまたはデザイン・キャンバスのいずれかで実行される操作に適用されます。 例えば、デザイン・キャンバスでフィールドを切り取った場合は、「切り取りを元に戻す」オプションが「アウトライン」ビューのポップアップ・メニューで使用可能になります。

項目の選択と移動

デザイン・キャンバスで項目を選択して移動するには、デフォルトのドロワーから「パレット」ビューの「選択」ツールを使用します。 項目上でクリックし、マウス・ボタンを押したままドラッグしてください。 項目のドラッグ中は、ポップアップ表示にロケーション情報が表示されます。フィールドについては、フィールドの幅に加えて、ページ内の行と列の値が表示されます。

複数の項目を順に選択するには、デザイン・キャンバスで「選択」ツールを使用して、Ctrl キーを押しながら選択する項目をクリックしていきます。次に、強調表示された項目の 1 つをクリックすると、選択した項目のグループ全体を移動することができます。

デザイン・キャンバスで希望する項目の周りにボックスを描画するには、Shift キーを押しながら 「選択」ツールを使用します。

デザイン・キャンバスで項目の周りにボックスを描画し、ノードのみ選択するには、「マーキー」ツールを使用します。次に、「選択」ツールを使用して項目を移動するためのカーソルを作成します。

表示オプション

以下の表示オプションを使用して、デザイン・キャンバスをカスタマイズします。
ターミナル・サイズ
このセレクターを使用すると、いくつかの画面サイズに合わせてフォーマット定義を作成することができます。
  • 12 × 80
  • 24 × 80 (デフォルト)
  • 32 × 80
  • 43 × 80
  • 24 × 80
  • 27 × 132
グリッド・ラインの切り替え (Toggle Gridlines)
このオプションは、デザイン・キャンバスでグリッド・ラインの非表示または表示を行います。
サンプル値の切り替え
このオプションは、フィールドで受け入れられるデータの型とフィールドのサイズを表示します。 例えば、4 桁の数値フィールドはサンプル値に 9999 を表示します。 英数字フィールドは XXXX を表示します。
モノクロ・モードの切り替え (Toggle Black and White Mode)
このモードを使用すると、ハイコントラスト・キャンバス内で装置とフィールドを表示することができます。
ズーム・レベル (Zoom Level)
このオプションは、デザイン・キャンバスのズーム・レベルを制御します。
フィルター
このオプションを使用すると、デザイン・キャンバスで装置のサブセットの表示と優先順位付けを行うことができます。

デフォルトでは、すべての装置が表示されます。装置のカスタマイズされたグループを表示するには、新しいフィルターを 作成します。リスト内の装置の配列を変更することもできます。

印刷

デザイン・キャンバスを印刷するには、メニュー・ツールバーの「ファイル」 > 「印刷」をクリックします。 また、Ctrl+P キーの組み合わせを使用したり、ポップアップ・メニューから「印刷」を選択したりすることもできます。

双方向オプション

双方向言語サポートを使用可能にしている場合は、「双方向モードの切り替え」ボタンが、「デザイン」ページのツールバーに表示されます。
以下の切り替えオプションを使用できます。
  • ビジュアル・データ (Visual Data)

    テキストのビジュアル配列とデフォルトの論理配列との間で切り替えます。

  • RTL マップ・セット

    画面と水平ルーラーの方向を「左から右」と「右から左」で切り替えます。

  • 対称スワッピング

    スワップ可能文字をリセットします。 例えば、右から左へのストリングで、左括弧 ( と右括弧 ) は反転されます。

  • 数値スワッピング

    ヒンディ数字を対応するアラビア数字に置き換え、 アラビア数字を対応するヒンディ数字に置き換える、画面の反転を設定します。


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