Rational Developer for System z

システム・プロパティー・グループ・ファイル

システム・プロパティー・グループ・ファイルは、ユーザーがリモート・システムに接続したときに使用可能になるプロパティー・グループを定義します。このファイルは、管理者がクライアント・ワークスペースに配布するためにプロパティー・グループをエクスポートするときに生成されます。このファイルを作成する必要はありません。ここでは、このファイルの内容と構造に関する情報は、参考のためにのみ示されています。

このタスクについて

ユーザーがシステムに初めて接続したときに、Rational® Developer for System z® は、システム・プロパティー・グループ・ファイルがそのシステム上に存在するかどうかを判断します。存在する場合は、そのファイルに定義されているプロパティー・グループがシステム・ファイルからロードされ、「プロパティー・グループ・マネージャー」ビューでユーザーに表示されます。現行プロパティー・グループ がこのファイルに指定されている場合は、そのプロパティー・グループは「リモート・システム」ビューで「MVS ファイル」ノードに関連付けられています。このプロパティー・グループは、ユーザー作成のプロパティー・グループと同様に、ワークスペースに存続します。システム・プロパティー・グループ・ファイルが後で更新された場合、ユーザーは、システムから最初にロードされたプロパティー・グループを、より新しいプロパティー・グループで置き換えるよう指示されます。

システム・プロパティー・グループ・ファイルは propertygroups.xml であり、以下のタグが入っています。このファイルは、UTF-8 でエンコードされています。システム・プロパティー・グループ・スキーマについては、関連するタスクを参照してください。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<PROPERTY-GROUPS>
  <PROPERTY-GROUP>
    <NAME>property group name</NAME>
		<DESCRIPTION>property group description</DESCRIPTION>
    <CATEGORY-INSTANCE>
      <CATEGORY>category name</CATEGORY>
      <PROPERTY>
        <NAME>property name</NAME>
        <VALUE>property value</VALUE>
      </PROPERTY>
    </CATEGORY-INSTANCE>
  </PROPERTY-GROUP>
</PROPERTY-GROUPS>
<PROPERTY-GROUPS>
1 つ以上の <PROPERTY-GROUP> タグを含みます。
<PROPERTY-GROUP>
プロパティー・グループおよびそのグループのプロパティー・カテゴリーを定義します。 このタグは、1 つの <NAME> タグ、1 つ上の <DESCRIPTION> タグ、および 1 つ以上の <CATEGORY-INSTANCE> タグを含むことができます。
<NAME>
「COBOL property group」など、プロパティー・グループの名前を指定します。
<DESCRIPTION>
「Contains properties for compiling COBOL programs to run in debug mode」など、プロパティー・グループの説明を指定します。このタグはオプションです。
<CATEGORY-INSTANCE>
プロパティー・グループに含めるプロパティー・カテゴリーを指定します。このタグは、1 つの <NAME> タグおよび 1 つ以上の <PROPERTY> タグを含むことができます。
<CATEGORY>
プロパティー・グループに含めるプロパティー・カテゴリーの名前を指定します。有効なカテゴリー名のリストについては、『関連資料』を参照してください。
<PROPERTY>
カテゴリーに含める 1 つ以上の <NAME> および <VALUE> プロパティー・ペアを指定します。有効なプロパティー名のリストについては、『関連資料』を参照してください。

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