MULTIPLY は、x と y の積を p と q で指定された精度で戻します。
結果の基数、スケール、およびモードは、PRECTYPE
コンパイラー・オプションによって規則が変更されないかぎり、式の評価規則によって決まります。
 >>-MULTIPLY(x,y,p-+----+-)-------------------------------------><
'-,q-'
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- x および y
- 式。
- p
- 演算を通して維持する桁数を指定する制限付き式。
- q
- 結果の位取り係数を指定する制限付き式。
固定小数点の場合に、q が省略されると、位取り係数
ゼロが想定されます。
結果が浮動小数点の場合は、q は省略します。
なお、FIXED DECIMAL に適用する際は、計算結果が指定した精度 p にとって大き過ぎても最大インプリメンテーション値未満である場合は、以下のようになります。
- SIZE が使用不可の場合は、FIXEDOVERFLOW 条件は発生せず、結果は切り捨てられます。
- SIZE が使用可能な場合には、SIZE 条件が発生します。
なお、上記テキストは、デフォルトでないコンパイラー・オプション DECIMAL(FOFLONMULT) が有効な場合、偽になります。
その場合、SIZE が使用不可で結果が大きすぎると、FIXEDOVERFLOW が発生します。
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