Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 8.0, プログラミング・ガイド

制限された言語

指示されている場所以外では、コンパイラーは、制限された言語の使用箇所にフラグを立てます。

RECORD I/O

RECORD I/O はサポートされていますが、次の制約事項があります。

STREAM I/O

STREAM I/O はサポートされていますが、PUT/GET DATA ステートメントに次の制約事項が適用されます。

構造式

次の条件が両方とも満たされない場合は、引数としての構造式はサポートされません。

配列式

配列式は、既知のサイズのスカラーの配列でない場合、ユーザー関数への引数としては許可されません。したがって、算術型のスカラーの配列はユーザー関数に渡されますが、可変長ストリングの配列の場合は、問題が発生することがあります。

以下の例は、呼び出しでサポートされる数値配列式を示します。

     dcl x entry, (y(10),z(10)) fixed bin(31);

     call x(y + z);

次のプロトタイプ化されていない呼び出しは、不明サイズのストリング式を必要とするため、フラグが付けられます。

     dcl a1 entry;
     dcl (b(10),c(10)) char(20) var;

     call a1(b || c);

しかし、次のプロトタイプ化された呼び出しには、フラグは付きません。

     dcl a2 entry(char(30) var);
     dcl (b(10),c(10)) char(20) var;

     call a2(b || c);

DEFAULT ステートメント

因数化されたデフォルト指定はサポートされません。

次のようなステートメントはサポートされません。

   default ( range(a:h), range(p:z) ) fixed bin;

しかし、上記のステートメントを次のようにして、サポートされるステートメントに 変更することができます。

   default range(a:h) fixed bin, range(p:z) fixed bin;

DEFAULT キーワード後の「(」の使用は、ANSI 規格のもとにおけるのと同じ目的で予約されています。この規格では、DEFAULT キーワード後に、属性の論理述部を括弧に入れることが許可されています。

自動変数のエクステント

自動変数のエクステントは、自動変数が宣言されるプロシージャー内にネストされた関数によっては 設定できません。また、自動変数の前にエントリー変数を宣言しない限り、エントリー変数によっても設定できません。

組み込み関数

組み込み関数のサポートには、以下の例外または制約事項があります。

iSUB の定義

iSUB 定義のサポートは、スカラーの配列に制限されています。

DBCS

DBCS は、以下のものにおいてのみ使用できます。

G リテラルは、後に DBCS G または SBCS G が付いた DBCS 引用符で開始および終了 できます。


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