Rational Developer for System z

CICS アプリケーション・データからのデバッグ構成の生成

Rational® Developer for System z® は、ご使用の CICS® アプリケーションから収集した情報から、CICS デバッグ構成を生成することができます。

始める前に

CICS デバッグ構成をサポートするには、以下のソフトウェアが必要です。

CICS 用のデバッグ構成を作成するには、あらかじめ少なくとも 1 つの CICS 接続を定義しておく必要があります。

CICS デバッグ構成ウィザードの一部のフィールドは、ユーザーのサイトで使用されている IBM Debug Tool のバージョンに固有です。「CICS デバッグ構成」設定ページを使用して、IBM Debug Tool のバージョンを指定します。

このタスクについて

Rational Developer for System z は、以下の情報から CICS デバッグ構成を生成することができます。
表 1.
リソース・タイプ CICS デバッグ構成を生成するために収集される情報
CICS Explorer の「プログラム」ビュー内のプログラム CICS 領域名およびプログラム名 (複数のプログラムが選択されている場合は複数のプログラム名)
CICS Explorer の「トランザクション」ビュー内のトランザクション CICS 領域名およびトランザクション ID
EST Single Service (XSE) Web Services for CICS プロジェクト プログラム名 (ビジネス・アプリケーション名) および CICS 領域名 (存在する場合) は、生成プロパティー・ファイルから取得します。生成プロパティー・ファイルが存在しない場合は、デバッグ構成ウィザードが起動され、そこで必要な情報を指定する必要があります。
EST SFM プロジェクト内のフロー SFM の場合、同じプロジェクト内に複数のフローが存在してもかまいません。これらのフローはそれぞれ、専用のプログラムを CICS で生成します。トランザクション ID およびフロー・プログラム名は、生成プロパティー・ファイルから取得されます。生成プロパティー・ファイルが存在しない場合は、デバッグ構成ウィザードが起動され、そこで必要な情報を指定する必要があります。
z/OS® プロジェクト トランザクション ID またはプログラム名は、プロジェクトに関連付けられた最初の Application Deployment Manager マニフェスト・ファイルから取得されます。複数のトランザクションがある場合は、最初のトランザクションが使用されます。ADM マニフェスト・ファイルが存在しない場合は、デバッグ構成ウィザードが起動され、そこで必要な情報を指定する必要があります。
これらのリソース・タイプの 1 つから CICS デバッグ構成を生成するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. リソースを右クリックし、次に「(CICS) デバッグ」>「デバッグ構成の作成」 を選択します。 デバッグ構成が生成され、新規に作成された構成が選択された状態でデバッグ構成ウィザードが開きます。
  2. 他のオプションがあればすべて入力し、「適用」をクリックすると、リモート・デバッグ・プロファイルが更新され、アクティブになります。 CICS デバッグ構成ページのフィールドについて詳しくは、CICS アプリケーション用のデバッグ構成の作成を参照してください。

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