System z® LPEX エディターでは、-INC ステートメントおよび ++INCLUDE ステートメントは COBOL COPY ステートメント
および PL/I %INCLUDE ステートメントの同義語として解釈されます。
Panvalet® や Librarian® など、一部のソース・コード管理システムでは、COBOL や PL/I のソース・ファイルで -INC ステートメントや ++INCLUDE ステートメントを使用して、追加コード行が、これらのステートメントを含むソース・ファイルの一部であると見なされるようにします。この追加コード行は別のファイルに含まれています。
そのファイルの名前は、-INC ステートメントや ++INCLUDE ステートメントの一部として指定されます。
System
z LPEX エディターのコンテンツ・アシスト機能は、これらのステートメントを
サポートしていて、COPY ステートメントや %INCLUDE ステートメントを使用する場合と同様に、
これらのステートメントに対しても、ステートメントを完成させるための候補を提示できます。
サポートされている -INC ステートメントおよび ++INCLUDE ステートメントのフォーマットは以下のとおりです。
-INC copybookname
++INCLUDE copybookname
上記の例では、
copybookname は、
ソースの一部と見なされる区分データ・セット・メンバーの名前です。
ローカル・ファイルの場合、これは拡張子なしのファイル名です。
通常、-INC ステートメントは、ソース行の 1 桁目から始めますが、COBOL の場合は 7、8、9、または 10 桁目から始めても構いません。
++INCLUDE ステートメントは、必ずソース行の 8 桁目から始めます。
以下のコード・サンプルに、これらのステートメントの使用方法を示します。
Identification Division.
Program-ID. StartApp.
Data Division.
Working-Storage Section.
01 Program-pass-fields.
05 Temp-name Pic x(30).
01 Program-other-fields.
05 Input-name Pic x(30).
05 Char-count Pic 99 Value ZEROS.
-INC COPY3.
++INCLUDE COPY4.
Procedure Division.