UNIX システム・サービス・プログラムのデバッグは、以下のいずれかのデバッグ・モードを使用する必要があります。
プログラムが複数プロセスにまたがっている場合は、リモート・デバッグ・モードでデバッグする必要があります。
デバッグする 1 つ以上のプログラムが共用ライブラリーにあって、 動的デバッグを使用する場合には、環境変数 _BPX_PTRACE_ATTACH に値 YES を割り当てる必要があります。これにより、Debug Tool が共用ライブラリーでフックを設定できるようになります。 .so という接尾部を持つプログラムが、共用ライブラリーにあるプログラムです。環境変数の設定方法について詳しくは、UNIX システム・サービスの資料を参照してください。
MVS™ POSIX プログラムをデバッグすることができます。デバッグ可能なプログラムには、以下のようなものが含まれます。
MVS POSIX プログラムをフルスクリーン・モードまたはバッチ・モードでデバッグするには、 プログラムを、TSO または MVS バッチの下で実行する必要があります。プログラムを UNIX シェルで実行するには、専用端末を使用するフルスクリーン・モード またはリモート・デバッグ・モードでデバッグする必要があります。複数のプロセスにまたがる MVS POSIX プログラムをデバッグするには、リモート・デバッグ・モードでデバッグする必要があります。