ISPF アプリケーションのデバッグ
ISPF アプリケーションは、次の方法のいずれかでデバッグできます。
- Debug Tool の端末インターフェース・マネージャーを指定せずに 専用端末を使用するフルスクリーン・モード を使用して、独立した端末を開始。プログラム実行時に、TEST ランタイム・オプションの MFI サブオプションを指定します。この MFI サブオプションを使用すると、開始済みの独立した端末の VTAM® LU 名を指定する必要があります。以下にその例を示します。
TEST(,,,MFI%TRMLU001)
- Debug Tool の端末インターフェース・マネージャーを指定して 専用端末を使用するフルスクリーン・モード を使用して、独立した端末を開始。プログラム実行時に、TEST ランタイム・オプションの VTAM サブオプションを指定します。この VTAM サブオプションを指定すると、ご使用のユーザー ID を指定する必要があります。以下にその例を示します。
TEST(,,,VTAM%USERABCD)
- リモート・デバッグ・モードの使用。
- 同じエミュレーター・セッションを使用する方法。PA2 キーを押すと、ISPF アプリケーション・パネルは表示が最新になり、エミュレーター・セッションからの Debug Tool 出力の残留部分は除去されます。しかし、もしデバッグ・ツールが、ISPF アプリケーション・パネルの間にエミュレーター・セッションに対して出力を送信する場合、各 ISPF パネル表示の後、毎回 PA2 を押す必要があります。
このセクションのこれ以降の部分では、同一のエミュレーター・セッションを使用して ISPF アプリケーションをデバッグするものと想定します。
ISPF アプリケーションあるいは行モードの入出力を使用するアプリケーションをデバッグする場合は、SET REFRESH ON コマンドを発行してください。コマンドが実行され、コマンド/ログ・ウィンドウのログ出力域に結果を表示します。
このトピックで説明している内容に関して詳しくは、以降のトピックを参照してください。
- 関連タスク
- フルスクリーン・セッションのカスタマイズ
- Rational Developer for System z の Compiled Language Debugger コンポーネントのオンライン・ヘルプの『デバッグの準備』
- IBM Debug Tool plug-in for Eclipse のオンライン・ヘルプの『デバッグの準備』