Rational Developer for System z

プロパティー・グループへのプロパティーのマイグレーション

以前のリリースの Rational® Developer for System z®、WebSphere® Developer for System z、または WebSphere Studio Enterprise Developer からワークスペースをマイグレーションする場合、リソース・プロパティーはプロパティー・グループにマイグレーションされます。

プロジェクトおよびサブプロジェクト

このタスクについて

Rational Developer for System z は、プロパティー・グループに移動したプロパティーがないか、ローカル COBOL および PL/I プロジェクトと MVS™ サブプロジェクトを調べます。このようなプロパティーを含むプロジェクトまたはサブプロジェクトがある場合は、プロパティー・グループを作成して、それをプロジェクトまたはサブプロジェクトに関連付けます。 プロジェクトの場合、プロパティー・グループの名前は、プロジェクトの名前の後に「Property Group」を続けたものです。MVS サブプロジェクトの場合、プロパティー・グループの名前は、プロジェクトの絶対パス名の後に「Property Group」を続けたものです。 以下の表は、プロジェクト、サブプロジェクト、およびプロパティー・グループの名前の例を示しています。
表 1. プロジェクトおよびサブプロジェクトのプロパティー・マイグレーション
リソース・タイプ リソース名 プロパティー・グループ名
ローカル COBOL プロジェクト LocalCOBOL LocalCOBOL Property Group
MVS サブプロジェクト

プロジェクト: Proj1
サブプロジェクト: Subproj

Proj1/Subproj1 Property Group

ファイルおよびデータ・セット

このタスクについて

プロパティーがローカル COBOL または PL/I プロジェクト内のファイルまたはディレクトリーに、あるいは MVS サブプロジェクトの区分データ・セットおよびメンバーに割り当てられた場合、Rational Developer for System z はそれらにオーバーライドを作成します。プロジェクトまたはサブプロジェクトごとに、1 つのプロパティー・グループがプロジェクト・レベルまたはサブプロジェクト・レベルで存在し、そのプロジェクトまたはサブプロジェクトのリソースのプロパティーにオーバーライドが存在します。詳しくは、プロパティー・グループのオーバーライドを参照してください。

システム

このタスクについて

Rational Developer for System z は、「リモート・システム」ビューで MVS ファイル・サブシステムに割り当てられたプロパティーを、そのサブシステムに関連付けられたプロパティー・グループにマイグレーションします。プロパティー・グループの名前は、システム名の後に「Property Group」を続けたものです。以下の表は、プロジェクト、サブプロジェクト、およびプロパティー・グループの名前の例を示しています。
表 2. プロジェクトおよびサブプロジェクトのプロパティー・マイグレーション
システム名 プロパティー・グループ名
MVSSYS01 MVSSYS01 Property Group
system.domain.com system.domain.com Property Group

プロパティー・エクスポート・ファイル

このタスクについて

以前のリリースでは、ユーザーはサブプロジェクト・プロパティーまたは MVS ファイル・サブシステム・プロパティーを XML ファイルにエクスポートすることができました。これらのプロパティーをプロパティー・グループにインポートできます。Rational Developer for System z は、XML ファイルに定義されたプロパティー値を保持する単一のプロパティー・グループを作成します。プロパティー・グループの名前は、「Imported Property Group」です。その名前のプロパティー・グループがすでにある場合には、最後に番号が追加されて、「Imported Property Group 2」などのように固有の名前になります。詳しくは、プロパティー・グループのインポートを参照してください。

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