submit コマンドは、z/OS® システムに対して JCL ジョブを実行依頼するのに使用します。
構文
submit [ save ] [ "systemName" ]
sub [ save ] [ "systemName" ]
パラメーター
- save
- save パラメーターを使用して、必要に応じて実行依頼の前にファイルが保存されるように指示します。ファイルが変更されているのに save が使用されない場合、エディター・バッファーの現行内容が実行依頼されます。
- "systemName"
- systemName パラメーターを使用して、ジョブを実行依頼する z/OS システムを指定します。「リモート・システム」ビューで定義したように、現在接続されている z/OS システムの名前でなければなりません。
このファイルが z/OS システム上にある場合、systemName は省略されます。省略すると、systemName のデフォルトは、ファイルが存在するシステムになります。
ファイルがローカルにある場合、接続されている z/OS システムが 1 つだと systemName は省略されます。
systemName が "save" でない場合、囲み引用符は省略できます。
状況
status パラメーターは、
完了情報を示すために以下の値のいずれかに設定されます。
- null
- submit コマンドによるジョブ実行依頼が正常終了したことを示します。
- save failed
- submit コマンドがファイルを保存しようとして失敗したことを示します。
ファイルは実行依頼されませんでした。
- submit.notConnected
- 現在 systemName に接続されていないシステムが指定されていることを示します。
ファイルは実行依頼されませんでした。
- submit.failed
- submit コマンドがジョブを実行依頼できなかったことを示します。
例
submit
submit save "stlmvs1"
sub "stlmvs1"
sub stlmvs1