このレッスンでは、プラグイン・プロジェクトに対して前のレッスンで定義した parameterValidator 拡張を構成します。
parameterValidator 拡張ポイントを使用すると、提供されている拡張により、特定のパラメーター値をユーザーがその値を入力中に検証できます。このサンプルでは、value パラメーターは、4 未満の 1 桁の数字を受け入れます。ユーザーが value パラメーターに入力可能なさまざまな値を使用して、ユーザーにさまざまな通知メッセージを表示し、ユーザーが数字のみを入力していることを確認します。
- 始めに、parameterValidators 拡張を構成します。
「プラグイン開発」パースペクティブで、
com.ibm.carma.plugin.howto プラグイン・プロジェクトを右クリックして、「PDE ツール (PDE Tools)」>「マニフェストを開く (Open Manifest)」を選択します。プラグイン・エディターが開きます。
- 下部のタブのリストから、「拡張」を選択します。
このページで、プラグイン・プロジェクトに関連付けられている拡張を確認できます。com.ibm.carma.ui.parameterValidators 拡張ポイントの下で、(parameterValidator) オプションを選択します。右側に、「拡張要素の詳細 (Extension Element Details)」がリストされます。
- サンプルの PDS RAM は、レッスン 1 で作成した構成ファイルでカスタム・アクションと適切なパラメーターを追加した RAM であるため、サンプルの PDS RAM をこのサンプルに使用します。「uniqueId」テキスト・フィールドに com.ibm.carma.sample.PDSRAM と入力します。
- 「CARMA リポジトリー」ビューを開き、リモート・システムに接続します。
- 使用する RAM を持つホスト・システムを展開して、特定の RAM を右クリックし、「プロパティー」を選択します。
- 表示される「RAM のプロパティー (Properties for RAM)」ダイアログ・ボックスで、固有の ID がリストされていることを確認できます。これは、拡張ポイントを構成するときに使用する uniqueId です。
- 「クラス」テキスト・フィールドに、パラメーターの妥当性検査の詳細を指定するコードを含むクラスの名前を入力します。クラス名 com.ibm.carma.plugin.howto.action.ValueParamValidationAction を入力します。この演習の後半で、このクラスを作成します。
- 「parameterId」テキスト・フィールドに、パラメーターの妥当性検査が適用される、PDS RAM に定義されたパラメーターを入力します。このサンプルでは、レッスン 1 で 000 という parameterId を使用して PDS RAM に定義した value パラメーターを使用します。
- 最後に、「actionId」テキスト・フィールドで、パラメーターの妥当性検査が適用される、PDS RAM に定義されたアクションを入力します。このサンプルでは、レッスン 1 で 100 という actionId を使用して PDS RAM に定義した HowTo カスタム・アクションを使用します。
これで、PDS RAM の HowTo カスタム・アクションの value パラメーターを妥当性検査する parameterValidator の構成が完了しました。