Rational Team Concert から Rational Developer for System z に成果物をロードするには、以下のステップを実行します。
- 「チーム成果物」ビューで、リポジトリー・ワークスペースまたはリポジトリー・ワークスペース内のコンポーネントを右クリックし、「z/OS に zFile をロード」を選択します。
注: 「z/OS に zFile をロード」ウィザードは、
「z/OS プロジェクト (z/OS Projects)」ビューで MVS™ サブプロジェクトを右クリックして
と選択するか、
または「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで zComponent
プロジェクトを右クリックしてと選択して開始することもできます。
- 「z/OS に zFile をロード」ウィザードで、
zComponent プロジェクトを展開し、ロードするファイル (「zFile」と呼ばれています) を選択して、
「次へ」をクリックします。
- ファイルのロード先となる MVS サブプロジェクト
を選択して、「次へ」をクリックします。
- ビルド・コンテキストが設定されていない場合は、「参照」をクリックして、ビルド定義を選択します。
リポジトリー・ワークスペース用のビルド・コンテキストが既に設定されている場合は、
「ビルド・コンテキストの指定」パネルにビルド定義とビルド・プロパティーが自動的にリストされます。「次へ」をクリックします。
- z/OS メンバー名を確認して、
「終了」をクリックします。
重要: zFile をリモートの Rational Developer for System z プロジェクトに初めて追加する際には、以下の 3 つのプロパティーが自動的に設定されます。
- local.codepage
- remote.codepage
- transfer.mode
プロパティーの設定により、発信変更セットが「保留中の変更」ビューに追加されます。
これは正常なものです。次回、同じ zFile を Rational Developer
for System z プロジェクトに追加する際には、これらの
プロパティーは変更されません。
個人用ワークスペースでの作業
「z/OS に zFile をロード」ウィザードでは、
指定されている場合はデータ・セット接頭部をビルド定義から取得し、その接頭部を、ホストで作成してサブプロジェクトにロード
する各データ・セット・メンバーに追加します。続行するには、データ・セット接頭部がビルド定義で定義されている必要があります。デフォルトでは、ビルド定義で指定されているリポジトリー・ワークスペースが使用されます。独自のリポジトリー・ワークスペースを使用する場合には、そのワークスペースをビルド・コンテキストの選択ページで明示的に指定する必要があります。
通常、ビルド定義はチーム・ビルドが使用する接頭部を指定します。成果物を他とは切り離して処理するには、ビルド定義に指定されている接頭部を独自の接頭部に変更します。接頭部を変更するには、
以下の手順を実行します。
- 「ビルド定義」エディターの「プロパティー」タブで、
「ビルド・プロパティー」リストから teamz.scm.dataset.prefix プロパティーを選択して、
「編集」をクリックします。
- 「ビルド要求プロパティーの編集」パネルで、
「値」フィールドを使用したい接頭語に変更して、
「OK」をクリックします。(このサンプルでは、値を BGREEN.BLD に変更しています。)
重要: ホストへの RSE 接続を行うために使用した資格情報に、値フィールドに設定した接頭部を使用してデータ・セットを作成および変更する権限を必ず持たせるようにしてください。
- 「次へ」をクリックして、「要約」ページを表示します。
- 「要約」ページで、zFile が MVS 上の指定した場所にロードされていることを確認し、「終了」をクリックします。
正常にロードされたことの確認
「リモート・システム」ビューで、
ファイルが予想される場所にあることを確認します。
次に、
「z/OS プロジェクト (z/OS Projects)」ビューで、
ファイルが MVS サブプロジェクトに含まれていることを確認します。
テスト的に、「z/OS プロジェクト (z/OS Projects)」
パースペクティブで、MVS サブプロジェクトのファイルを編集し、変更を保存します。リモート・メンバーとローカル zFile が同期されるはずです。zComponent プロジェクトの同じファイルを開いて、
保存した変更が反映されているかどうかを確認できます。
ヒント: 「z/OS に zFile をロード」ウィザードがエラーで終了した場合は、
と選択し、と選択してエラー・ログ・ビューを開き、追加情報を参照してください。