Rational Developer for System z

ヒストリーと結果での作業

「ソフトウェア分析結果 (Software Analysis Results)」ビューには、COBOL コード・レビューの結果が表示されます。
重要: 「ソフトウェア分析結果 (Software Analysis Results)」ビューには、Developer for System z® が前回始動した後に実行された各ソフトウェア分析の結果が表示されます。これらの結果は、Developer for System z を閉じた時点で消去されます。保持しておく必要のある結果については、Developer for System z を閉じる前に、レポートを作成しておくことに注意してください (レポートの生成を参照)。結果が消去されてしまった後では、結果を復元する方法はコード・レビューを再実行する方法のみです。
COBOL コード・レビューの結果は、ヒストリーに格納されます。「ソフトウェア分析結果 (Software Analysis Results)」ビューでは、以下の操作を実行できます。

最初の 2 つの操作については、このヘルプ・トピックで説明しています。3 番目の操作については、次のヘルプ・トピックで説明します (結果で報告された問題を修正するを参照)。

ヒストリー

「ソフトウェア分析結果 (Software Analysis Results)」ビューの左側のペインには、Rational® Developer for System z を前回始動した後に実行されたソフトウェア分析のヒストリーがリストされます。各結果は、1 回のコード・レビューの結果をまとめたものです。図 1 に、ヒストリーのリスト項目の例を示します。
図 1. 左側のペイン: ヒストリーのリスト項目
  • ヒストリー Config_0001 (11/07/27 09:36:27) [3 件の結果、処理時間: 92 ms] (Config_0001 (11/07/27 09:36:27) [3 results in 92 ms])
この項目には、使用された分析構成の名前 (この場合は Config_0001)、分析の日時、個々の結果の数 (3)、および処理時間が記載されています。
ツールバーのボタンは、現在選択されているヒストリーに対して機能します。
  • ヒストリーを削除するには ヒストリーの削除 をクリックします。
  • ヒストリーからレポートを生成するには、ヒストリーのレポート をクリックします。

結果

「ソフトウェア分析結果 (Software Analysis Results)」ビューの右側のペインには、左側のペインで現在選択されているヒストリーの結果が表示されます。

結果は、カテゴリー (「パフォーマンス」など)、規則、ソース・ファイル名、および行番号に従ってグループ化されます。図 2 に 1 つの結果の例を示します。
図 2. 右側のペイン: 1 つの結果のリスト項目
  • 警告example.cob: 45 ネストされた IF ステートメントの代わりに EVALUATE ステートメントを使用する
この項目は、重大度レベル (警告 は警告を示す)、ソース・コード・ファイルの名前、行番号、および関係する規則を示しています。
注: 重大度レベルは分析構成に設定されています。
右側のペインのビューはツリー表示です。結果をフィルターに掛けるには、ツールバーの該当するボタンをクリックしてオン/オフします。
表 1. 分析の結果をフィルター処理するためのボタン
ボタン: 効果: 処理:
フィルタリングして結果を表示 フィルター処理はオンです。 結果が見つかった規則とカテゴリーだけを表示します。
フィルタリングしてすべてを表示 フィルター処理はオフです。 コード・レビュー構成に指定されているすべての規則とカテゴリーを表示します。


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