Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 4.1, プログラミング・ガイド

PLISAXC および PLISAXD XML パーサーの使用

概要
PLISAXC 組み込みサブルーチン
PLISAXD 組み込みサブルーチン
SAX イベント構造体
start_of_document
version_information
encoding_declaration
standalone_declaration
document_type_declaration
end_of_document
start_of_element
attribute_name
attribute_characters
end_of_element
start_of_CDATA_section
end_of_CDATA_section
content_characters
processing_instruction
comment
namespace_declare
end_of_input
unresolved_reference
exception
イベント関数に渡されるパラメーター
イベントにおける差異
XML 文書のコード化文字セット
サポートされるコード・ページ
コード・ページの指定
番号の使用
別名の使用
例外
妥当性検査を伴う XML 文書の構文解析
XML スキーマ
OSR の作成
単純な文書での例
PLISAXC 組み込みサブルーチンの使用例
PLISAXD 組み込みサブルーチンの使用例

PLISAXC および PLISAXD 組み込みサブルーチンは、基本的な XML 構文解析機能を提供します。 これによりプログラムは、インバウンド XML 文書を取り込み、適格性を検査し、その内容を処理できます。

PLISAXC で使用される XML パーサーは有効性検査を行いませんが、適格性のエラーを 部分的に検査し、エラーを発見した場合は例外イベントを生成します。

PLISAXD 組み込みサブルーチンは、妥当性検査機能を備えた XML 構文解析を提供します。 これにより、インバウンド XML 文書がインバウンド XML スキーマで指定された一連の規則に従っているかどうかが判別されます。

PLISAXC および PLISAXD サブルーチンは XML 生成を提供しません。 XML 生成は代わりに、PL/I プログラム・ロジックによって、または XMLCHAR 組み込み関数を使用して行う必要があります。

PLISAXC および PLISAXD には、AMODE 24 でサポートされないことを除き、特別な環境要件はありません。 CICS、IMS、MQ Series、z/OS バッチ、および TSO を含め、主要なすべてのランタイム環境で実行できます。

PLISAXC および PLISAXD 組み込みサブルーチンと PLISAXA および PLISAXB 組み込みサブルーチンには多くの類似点があるため、以下の説明の一部は前章の繰り返しになります。


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