SCLM RAM では、次のアクションがサポートされていません。これらのアクションのいずれかを実行しようとすると、エラー・ダイアログが表示されます。
一般的な CARMA RAM に接続する場合と同様に SCLM RAM に接続できますが、認証時に有効な SCLM プロジェクト名を指定するためのプロンプトが出される点が異なります。
ロック・アクションを使用すると、SCLM メンバーが他のすべてのユーザーに対して読み取り専用としてマークされます。 SCLM 固有のロック・アクションでは、プロジェクト定義とアクセス・キーを指定する必要があります。プロジェクト定義を指定しない場合、プロジェクト名がデフォルトで使用されます。アクセス・キーは、ロックされているメンバーに追加のセキュリティーを提供するために使用されます。アクセス・キーが指定されていない場合、ユーザー ID がデフォルトで使用されます。アクセス・キーを指定する場合は、メンバーをアンロックするためのアクセス・キーと同じアクセス・キーを使用する必要があります。
アンロック・アクションは、ロックされている SCLM メンバーを他のユーザーが更新できるものとしてマークします。アンロック・アクションでは、プロジェクト定義とアクセス・キーを指定する必要があります。プロジェクト定義を指定しない場合、プロジェクト名がデフォルトで使用されます。アクセス・キーは、ロックされているメンバーに追加のセキュリティーを提供するために使用され、その SCLM メンバーをロックするために使用したキーと同じである必要があります。セキュリティー上の理由から、このキーを保存することはできません。SCLM メンバーをアンロックするたびに、再入力する必要があります。アクセス・キーが指定されていない場合、ユーザー ID がデフォルトで使用されます。
ビルド・アクションおよびプロモート・アクションでは、SCLM に制御されたプロジェクトを、ビルド・チェーンでそれぞれビルドおよびプロモートできます。これらのアクションの両方で、プロジェクト定義を指定する必要があります。プロジェクト定義を指定しないことを選択した場合、使用している SCLM プロジェクトの名前がデフォルトで使用されます。
また、ビルド・アクションとプロモート・アクションの両方のモードとスコープを指定できます。モードは、ホストにおけるビルド操作またはプロモート操作の実行を制御します。ビルド・モードの有効な値は、C (デフォルト値)、F、R、および U です (条件付き、強制、レポート、および無条件)。プロモート・モードの有効な値は、C (デフォルト値)、R、および U です (条件付き、レポート、および無条件)。
スコープは、ビルドまたはプロモートされる対象を制御します。ビルド・スコープの有効な値は、E、L、N (デフォルト値)、および S です (拡張、限定、標準、およびサブユニット)。最後に、プロモート・スコープの有効な値は、E、N、および S です (拡張、標準、およびサブユニット)。