Rational Developer for System z

各プログラムごとのコンポーネント・タイプの作成

各サンプル・プログラムのプログラム・ロジックを使用して、WSDL、Web サービス・バインディング、およびコンポーネント・タイプ・ファイルを含むサービス・リソースを作成します。

このタスクについて

コンポーネント・タイプ・ファイルには、実装によって提供されるサービス、他のコンポーネント実装のサービスを必要とする参照などの、実装の構成可能アスペクトが含まれます。 実装 は、ビジネス・ロジックを含むプログラムを表す SCA 用語です。

各プログラムごとにコンポーネント・タイプを作成するには、以下のステップを完了します。

手順

  1. FileaAmountServices プロジェクトを右クリックして、「新規」 > 「CICS SCA コンポーネント・タイプ」を選択します。
  2. EXINQAMT.cbl ファイルを参照して選択します。
  3. デフォルトの「解釈 XML 変換」オプションを受け入れて、「次へ」をクリックします。 解釈 XML 変換とは、CICS が XML to COBOL の変換をネイティブで処理することを意味します。コンパイル済み XML 変換ではプログラムが生成され、これをコンパイルすると XML to COBOL 変換を処理できます。
  4. 「要求言語構造」および「応答言語構造」の両方のタブに対して、「WS-INQUIRY-AREA」データ構造を選択し、「次へ」をクリックします。
  5. 両方のタブにあるフィールドを使用して、アプリケーションおよびサービスの適切なプロパティーを指定し、「次へ」をクリックします。 「サービス・ロケーション」に有効なサーバーおよびポート番号が指定されていることを確認します。サービス・ロケーションは、クライアントが Web サービスにアクセスするために使用する URI を指定します。サービスが実行されるホストの名前、およびそのホスト上のサービスにアクセスするために使用されるポート番号が含まれるため、サービス・ロケーションは、ユーザー自身の環境に固有になります。アプリケーションおよびサービスのプロパティーの詳細については、 「DFHLS2WS: アプリケーション・プロパティーおよびサービス・プロパティー」ページに関するトピックを参照してください。
  6. 作成されるサービス作成物に対してデフォルト値を受け入れます。
  7. 「完了」をクリックします。
  8. EXADDAMT.cbl および EXUPDAMT.cbl プログラムに対してこの手順を繰り返して、必要なサービス成果物をすべて作成します。

タスクの結果

.componentType ファイル (.cbl ファイル名に応じて、EXINQAMT.componentTypeEXADDAMT.componentType、または EXUPDAMT.componentType のいずれか) が、FileaAmountServices SCA プロジェクトに表示されます。.wsdl および .wsbind ファイルなどの複数の成果物が、fileaAmountServices フォルダーに表示されます。

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