この前のレッスンでは、HowTo カスタム・アクションと 4 つのパラメーターを使用して、サンプルの PDS RAM を構成しました。このレッスンでは、HowTo アクションを処理するホストで関数を作成または変更します。
HowTo アクションは、後で actionValidators、parameterValidators、および customParameterControl 拡張ポイントを適用するダイアログ・ボックスを表示するためのデモの目的で作成されています。ただし、このサンプルの目的のために、このアクションにホストでアクションを実行させる必要はありません。このため、サンプルの PDS RAM の HowTo アクション ID に提供される関数は何の動作も行いません。
- サンプルの PDS RAM ソースを含むホストで C ファイルを開きます。このファイルは FEK.SFEKSAMP(CRASPDS) です。このファイルは Rational® Developer
for System z® で直接開くことができます。
- カスタム・アクションをサンプルの PDS RAM に既に実装している場合は、HowTo アクション ID が渡されると何もせず、正常に完了したことを返すよう performAction 関数を変更します。
次のサンプル・コード・スニペットを使用して、これを performAction 関数に追加します。
if(actionID == 100)
{
return 0;
}
HowTo カスタム・アクションが performAction 関数を呼び出すと、ホストでアクションを実行しないで正常に完了したことを返します。手順 3 と 4 をスキップします。
注: performAction 関数を既に実装している場合は、actionId 100 が別のカスタム・アクションに設定されていないことを必ず確認する必要があります。
- サンプルの PDS RAM にカスタム・アクションを実装していない場合、performAction 関数を実装して、前述のコード・スニペットと同じことをさせます。 はじめに、C ソースの先頭のプリプロセッサー・ディレクティブに、#pragma export(performAction) エクスポート・ステートメントを追加します。
- その後、次のメソッドを PDS RAM に追加します。
int performAction(int actionID,
char instanceID[256],
char memberID[256],
void** params,
void** customReturn,
char error[256])
{
/*Accept any actionID and return successfully*/
return 0;
}
注: 後でさらにカスタム・アクションを PDS RAM に追加する場合、手順 2 のコード・スニペットと類似の、どのようなアクションを実行する必要があるかを各カスタム・アクション ID に指定します。
- ソースを保存し、すべてのエラーをデバッグします。