コマンド行で NMAKE を使用する場合、以下の点に留意してください。
- すべてのフィールドはオプションです。
- NMAKE は常に、まず現行ディレクトリーで makefile という記述ファイルを探します。makefile が存在しない場合、NMAKE は /F (記述ファイルの指定) オプションと一緒に指定される filename を使用します (記述ファイルの指定 (/F)参照)。
コマンド行構文

>>-nmake--+---------+--+------------------+--+---------+-------->
'-options-' '-macrodefinitions-' '-targets-'
>--+--------------+--------------------------------------------><
'-/F--filename-'
- options
- NMAKE の動作を変更するオプションを指定する。
- macrodefinitions
- 使用する NMAKE 用のマクロ定義をリストする。スペースを含むマクロ定義は二重引用符で囲むことが必要。
- targets
- ビルドする 1 つ以上のターゲット・ファイルの名前を指定する。ターゲットを指定しない場合、NMAKE は記述ファイル中の最初のターゲットをビルドする。
- /F filename
- ファイルの従属関係と、ファイルが最新の状態でない場合に実行するコマンドを指定している記述ファイルの名前を指定する。
次の例の意味を以下に示します。
nmake /s "program = flash" sort.exe search.exe
- /s オプションを使用して NMAKE を起動します。
- マクロを定義し、ストリング "flash" をマクロ "program" に割り当てます。
- sort.exe および search.exe という 2 つのターゲットを指定します。
デフォルトでは、NMAKE は makefile という名前のファイルを記述ファイルとして使用します。
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