呼び出し側のネストされたプロシージャーは、追加の「隠しパラメーター」(逆チェーン・ポインター) が渡されるように求めます。 結果として、アプリケーションに含まれているネストされたプロシージャーが少なくなればなるほど、実行速度は速くなります。
アプリケーションのパフォーマンスを向上させるには、ネストされたプロシージャーの母娘の対を、パッケージ内部のレベル 1 の 姉妹プロシージャーに変換します。 この変換は、ネストされたプロシージャーが、その親プロシージャーで宣言された自動かつ内部の静的変数に依存していない場合に可能です。
ネストされたプロシージャーの例のプロシージャー b に、a で宣言された変数が使われていない場合は、両方のプロシージャーを パッケージ化されたプロシージャーの例に示されているパッケージに再編成することによって、これらのプロシージャーのパフォーマンスを 向上させることができます。