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レッスン 6: 検査および妥当性検査を処理するための適切な Java クラスの作成

これまでのレッスンで、拡張ポイントを構成しました。ここでは、パラメーターとアクションの妥当性検査の処理に必要な Java クラスを作成します。
ヒント: これらの Java クラスを作成するときには、各クラスが特定のインターフェースまたはクラスをそれぞれ実装または拡張する必要があります。含める必要のあるクラスやインターフェースを判別するには、プラグイン・エディターで拡張を右クリックして、「説明を表示 (Show Description)」を選択します。拡張の説明がエディターに表示されます。「API 情報 (API Information)」という見出しまでスクロールダウンすると、クラスが拡張ポイントと共に使用する必要があるクラスまたはインターフェースが記載されています。
  1. 始めに、parameterValidator 拡張ポイントと共に使用されるクラスを作成します。このクラスは、value パラメーターに入力された値が、このサンプルで概要を説明した仕様に従っているかどうかを確認します。「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、com.ibm.carma.plugin.howto プラグイン・プロジェクトを右クリックして、「新規」>「パッケージ」を選択します。
  2. 表示される「新規 Java パッケージ (New Java Package)」ダイアログ・ボックスで、パッケージ名として com.ibm.carma.plugin.howto.action と入力します。「終了」をクリックします。Eclipse プラグイン・プロジェクトの下にパッケージが作成されていることを確認できます。
  3. 次に、作成した com.ibm.carma.plugin.howto.action パッケージを右クリックして、「新規」>「クラス」を選択します。 「新規 Java クラス (New Java Class)」ダイアログ・ボックスが開きます。
  4. 「名前」テキスト・フィールドに、ValueParamValidator と入力します。
  5. 「インターフェース (Interfaces)」の右側で、「追加」ボタンをクリックします。表示される「実装されたインターフェースの選択 (Implemented Interfaces Selection)」ダイアログ・ボックスで、インターフェース IParameterValidator をフィルター操作により表示します。「終了」をクリックして、「新規 Java クラス (New Java Class)」ダイアログ・ボックスを閉じ、エディターでクラスを開きます。
  6. 次に、HowTo アクションの検証を処理する 2 番目の Java クラスを作成します。com.ibm.carma.plugin.howto.action パッケージを右クリックして、「新規」>「Java クラス」を選択します。
  7. 表示される「新規 Java クラス (New Java Class)」ダイアログ・ボックスで、クラスの名前 ActionValidator を入力し、インターフェース IActionValidator を追加します。「終了」をクリックして、ダイアログ・ボックスを閉じ、クラスを作成します。
  8. 最後に、上記の手順を実行し、CheckboxOptionControl の名前を定義して、最後の Java クラスを作成します。 「スーパークラス (Superclass)」テキスト・フィールドの右側の「参照」ボタンをクリックします。「スーパークラスの選択 (Superclass Selection)」ダイアログ・ボックスが開きます。クラス AbstractCustomParameterControl をフィルターして選択し、「OK」をクリックします。
  9. 「終了」をクリックして、「新規 Java クラス (New Java Class)」ダイアログ・ボックスを閉じ、エディターでクラスを開きます。
これで、拡張ポイントが提供する検証機能を処理するクラスが作成されました。

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