PL/I の条件処理セマンティクスは、言語環境プログラムでも サポートされます。 ただし、ERROR ON ユニット に関連して ERROR 条件の ランタイム・メッセージを 発行するタイミングは、 次のように 異なります。
メッセージの発行と ERROR 条件の発生を暗黙処置とする PL/I 条件の場合、 メッセージを発行するタイミングは変更されません。
表 6 に、ERROR ON ユニット に関連して、OS PL/I の環境で ERROR 条件の ランタイム・メッセージが発行されるタイミングを示します。
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条件 |
ON ユニットなし |
ERROR ON ユニット GOTO なし |
ERROR ON ユニット GOTO |
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| ERROR 条件が発生1 | メッセージ | メッセージは ON ユニットの前 | メッセージは ON ユニットの前 |
| ZERODIVIDE 条件が発生2 | メッセージ | メッセージは ON ユニットの前 | メッセージは ON ユニットの前 |
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注記:
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表 7 に、ERROR ON ユニット に関連して、言語環境プログラムの環境で ERROR 条件の ランタイム・メッセージが発行されるタイミングを示します。
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条件 |
ON ユニットなし |
ERROR ON ユニット GOTO なし |
ERROR ON ユニット GOTO |
|---|---|---|---|
| ERROR 条件が発生1 | メッセージ | メッセージは ON ユニットの後 | メッセージなし |
| ZERODIVIDE 条件が発生2 | メッセージ | メッセージは ON ユニットの前 | メッセージは ON ユニットの前 |
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注記:
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ERROR ON ユニットが制御を受け取るまで、ON ERROR SNAP によって 生成される SNAP トレースバック・メッセージが継続して出されます。 SNAP トレースバック・メッセージは、通常の ERROR メッセージとは異なります。