プラグイン・プロジェクトの拡張は、CARMA に関連付けられているアクションを変更するために使用できます。このレッスンで作成する拡張は、「削除」および「アプリケーションから開く」のコンテキスト・メニュー・オプションを使用不可にするために使用されます。
また、プラグイン・プロジェクトを関連付ける特定の RAM も指定します。
この拡張を作成するには、次のようにします。
- プラグイン・エディターで、下部のオプションのメニューから、「拡張」タブをクリックします。
- パネルの右側にある「追加」ボタンをクリックします。表示される「新規拡張 (New Extension)」ダイアログ・ボックスのテキスト・フィールドに、com.ibm.carma.ui.ramBrowserActions と入力します。
- 検索照会に一致する拡張を選択して、「終了」をクリックします。
拡張が「すべての拡張 (All Extensions)」の下のパネルにリストされていることが確認できます。拡張のリストの下に、
のように (ram) のリストが表示されます。
- RAM を強調表示します。右側に、「ramId」と「uniqueId」という 2 つのテキスト・フィールドが表示されるのを確認できます。
- プラグインを使用して変更する RAM の特定の ID が分かる場合は、その ID を「ramId」テキスト・フィールドに入力できます。
- プラグインを使用して変更する RAM は分かっているが、それに関連付けられた特定の ID が分からない場合は、「uniqueId」オプションを使用します。
- ファイル・メニュー「ウィンドウ」>「ビューの表示 (Show View)」>「CARMA リポジトリー」を選択して、「CARMA リポジトリー」ビューを開きます。このビューがメインメニューにない場合は、「その他」を選択して、特定のビューを参照しなければならないことがあります。
- ホスト・システムへの接続がまだ設定されていない場合は、ここで設定する必要があります。「リモート・システム・エクスプローラー」ビューを開き、『CARMA への接続』の指示に従います。
- ホスト・システムを展開して、プラグインを使用して変更する特定の RAM を右クリックします。このチュートリアルの例では、サンプルの PDS RAM を使用します。「プロパティー」を選択します。
- 表示されるダイアログ・ボックスの「固有の ID」の値のメモを取ります。
- プラグイン・エディターに戻り、「uniqueId」テキスト・フィールドに、今確認した固有 ID の値を入力します。
- RAM の下はアクションです。アクションを強調表示すると、右側に 2 つのドロップダウン・メニュー「actionId」と「状態」が表示されるのを確認できます。
- 「actionId」に指定できる値は、CARMA で実行できる、「新規」、「開く」、「アプリケーションから開く」、「除去」、および「リフレッシュ」の 5 つのアクションに対応します。
- 「状態」 に指定できる値は、これらのアクションが取ることができる 3 つの状態である、「使用可能」、「使用不可」、および「非表示」に対応します。
- 強調表示された RAM の下の最初のアクション項目で、「actionId」ドロップダウン・メニューを使用して、com.ibm.carma.action.remove を選択します。
「状態」ドロップダウン・メニューを使用して、disable を選択します。
これにより、RAM のコンテキスト・メニューで「削除」オプションが使用不可になります。
- 次に、2 番目のアクションを作成します。プラグイン・エディターの左側のパネルで、「追加」ボタンをクリックします。
- 表示される「新規拡張 (New Extension)」ダイアログ・ボックスに、フィルター com.ibm.carma.action.ramBrowserAction を入力します。一致する拡張を選択して、「終了」をクリックします。
- 拡張を展開して、「ramId」または「uniqueId」を RAM に適切な値に更新します。
- RAM の下のアクションを選択します。右側の「actionID」ドロップダウン・メニューで、com.ibm.carma.action.openWith を選択します。
「状態」ドロップダウン・メニューで、disabled を選択します。
これにより、オプション「アプリケーションから開く」がユーザーに表示されますが、選択することはできません。
- プラグイン・エディターに加えた変更を保存して、すべてのエラーを解決します。