Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

順次アクセス

REGIONAL(1) データ・セットを処理する SEQUENTIAL ファイルをオープンするには、INPUT 属性または UPDATE 属性を使用します。データ伝送ステートメントには KEY オプションを指定してはなり ませんが、KEYTO オプションは使えるため、ファイルは KEYED 属性をもつことができます。KEYTO オプションで参照されるターゲット文字ストリングが 10 文字を超えると、返される値 (10 文字の領域番号) の左側にブランクが埋め込まれます。また、ターゲット・ストリングが 10 文字より短い場合は、返された値の左側が切り捨てられます。

順次アクセスは、領域番号の昇順で行われます。ダミー・レコードも実際のレコードも、レコードはすべて検索されるため、ユーザーの PL/I プログラムがダミー・レコードを認識するようにしておく必要があります。

REGIONAL(1) データ・セットで順次入力を使用すれば、領域番号の昇順ですべてのレコードを読み取ることができます。また、順次更新では、順番に各レコードを読み取り、もう一度書き込むことが可能です。

REGIONAL(1) データ・セットにアクセスする SEQUENTIAL UPDATE ファイル に対する READ ステートメントと REWRITE ステートメント間の関係を決める規則は、連続データ・セットの場合と同じです。READ ステートメントおよび REWRITE ステートメントの使用については、レコード入出力によるデータ・セットへのアクセスと更新で説明されています。


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