Rational Developer for System z

CARMA とのプロジェクトの共有

このタスクについて

CARMA とのプロジェクトの共用機能によって、Eclipse および z/OS® 内に存在するリソースの、CARMA との関連付けおよび CARMA ナビゲーション構造への組み込みが可能になります。 CARMA の Eclipse への追加の統合、および z/OS プロジェクト構造によって、ユーザーは、Rational Developer for System z フレームワーク内に存在するどんなタイプのプロジェクトからでも CARMA 機能を活用できるようになります。

CARMA とプロジェクトを共有するには、以下の手順に従ってください。

手順

  1. CARMA と共有するプロジェクトを選択し、右クリックしてコンテキスト・メニューを開きます。
  2. コンテキスト・メニューから、「チーム」 > 「プロジェクトの共用」を選択します。

    「プロジェクトの共用」ダイアログが開きます。

    注: z/OS プロジェクトで作業している場合、 デフォルトで CARMA が選択され、次のステップへ自動的に進みます。
  3. CARMA とプロジェクトを共有するには、リストから CARMA を選択し、「次へ」を選択します。
  4. プロジェクトを共有する CARMA 接続を選択し、「次へ」を選択します。接続が 1 つしか存在しない場合、デフォルトでその接続が選択され、ウィザードは自動的に次のダイアログへスキップします。

    選択された接続に基づいて、ウィザードはその接続上に存在する RAM のリスト、および各 RAM 内にあるリポジトリー・インスタンスを表示します。

  5. プロジェクトを共有する RAM および対応するリポジトリー・インスタンスを選択し、 「次へ」を選択します。
    CARMA との共有機能はユーザーに、CARMA とコンテンツを統合する際に役立つ 2 つのオプションを提供します。
    1. プロジェクトをインスタンスに関連付ける

      プロジェクト・リソースを CARMA と関連付けることによって、プロジェクト・コンテンツが CARMA ナビゲーション構造の外側で CARMA の機能を持つことが可能になります。 有効にされると、CARMA の機能へ「チーム」コンテキスト・メニューからアクセスできるようになります。

    2. 既存構造を CARMA へ転送

      既存のプロジェクトを CARMA へ転送することを選択すると、プロジェクト構造およびコンテンツが、ユーザーによって指定された CARMA ナビゲーション構造内のロケーションへコピーされます。 転送オプションが機能するためには、ロケーションにコンテナーのタイプ (RI、コンテナー) を指定する必要があります。 指定されたロケーションにコンテナーが存在しない場合、プロジェクト用にコンテナーを作成するか、選択されたロケーションを拒否するかは、RAM により決定されます。 プロジェクトが CARMA へ転送された後は、そのプロジェクトは他の CARMA プロジェクトと同様に扱われます。

  6. 構成オプションを選択し、「終了」を選択します。
  7. プロジェクトを CARMA インスタンスと関連付けることを選択する場合、さらに行う必要のあるアクションはありません。 「終了」を選択します。
  8. 既存のプロジェクトを CARMA へ転送することを選択する場合、プロジェクトへ転送するリポジトリー・インスタンスの親コンテナーを選択し、「終了」を選択します。

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