/BASE を使用して、.DLL ファイルの最初のロード・セグメントに対する優先ロード・アドレスを指定します。
address の代わりに、@filename, key を指定すると、メモリー内でオーバーラップしないように、プログラムのセット (通常は、DLL のセット) が配置されます。filename は、ファイルのセットに対するメモリー・マップを定義するテキスト・ファイルの名前です。key は、指定されたキーで始まる filename の行に対する参照です。メモリー・マップ・ファイル内の各行の構文は、key address maxsize となります。
各エレメントは、1 つ以上のスペースまたはタブで区切ります。key は、ファイル内の一意の名前です。address は、仮想アドレス・スペースのメモリー・イメージのロケーションです。maxsize は、メモリー・イメージがその中に納まる必要のあるメモリーの容量です。リンカーは、プログラムのメモリー・イメージが、指定されたサイズを超えると警告を発行します。メモリー・マップ・ファイル内のコメントは、セミコロン (;) で始まり、行の最後まで続きます。
デフォルト: /BASE:0x00400000
省略形: /BAS