エラー・メッセージは以下のソースから出されます。
ODBC ドライバーについて報告されたエラーは、次のようなフォーマットになっています。
[vendor] [ODBC_component] message
ODBC_component は、エラーが発生したコンポーネントです。例えば、INTERSOLV の SQL Server ドライバーからのエラー・メッセージは、次のようになります。
[INTERSOLV] [ODBC SQL Server driver] Login incorrect.
このタイプのエラーが出された場合は、アプリケーションが実行した最後の ODBC 呼び出しに問題があるかどうかを検査するか、または ODBC アプリケーション・ベンダーに問い合わせてください。
データ・ソースで発生したエラーには、データ・ソース名が含まれており、次のようなフォーマットになっています。
[vendor] [ODBC_component] [data_source] message
このタイプのメッセージでは、ODBC_component は指示されたデータ・ソースからエラーを受け取ったコンポーネントです。例えば、Oracle データ・ソースから以下のメッセージが出される場合があります。
[INTERSOLV] [ODBC Oracle driver] [Oracle] ORA-0919: specified length too long for CHAR column
このタイプのエラーが出された場合は、データベース・システムで何かを誤って実行したということです。詳細についてご使用のデータベース・システムの資料を調べるか、またはデータベース管理者にご相談ください。この例では、Oracle の資料を調べます。
ドライバー・マネージャーは、ドライバーとの接続を確立し、ドライバーへ要求を実行依頼し、結果をアプリケーションに戻すアプリケーションです。ドライバー・マネージャーで発生したエラーは、次のようなフォーマットになっています。
[vendor] [ODBC DLL] message
vendor は、Microsoft または INTERSOLV です。例えば、Microsoft ドライバー・マネージャーからのエラーは、次のようになります。
[Microsoft] [ODBC DLL] Driver does not support this function