Rational Developer for System z


演習 9: まとめ

この演習では、actionValidatorsparameterValidators、および customParameterControl の拡張ポイントの使用を説明するプラグイン・プロジェクトを作成しました。

結果

これで、プラグイン・プロジェクトを実行またはデバッグできるようになりました。テスト用のワークスペースにいる間に、次を実行してプラグインの機能を確認します。
  1. 「z/OS プロジェクト」パースペクティブにいること、およびホスト・システムに接続されていることを確認します。レッスン 1 で PDS RAM に対して行った更新に関連付けられているポート番号を使用します。
  2. 「CARMA リポジトリー」ビューを開き、レッスン 1 で変更した PDS RAM に接続します。
  3. 個々の CARMA メンバーまで RAM を展開します。このメンバーを右クリックして、「カスタム」>「HowTo」を選択します。 「HowTo」ダイアログ・ボックスが開きます。
    ヒント: このダイアログ・ボックスが開けない場合や、カスタム・オプションが使用できない場合は、レッスン 1 で実行した手順をもう一度確認するか、「CARMA 開発者ガイド」を確認します。
  4. 最初に、parameterValidator 拡張が正しく動作しているかどうかを確認します。
    1. 最初のテキスト・フィールドに 0 と入力します。ダイアログ・ボックスの見出しに、通知メッセージが表示されるはずです。
    2. 次に、テキスト・フィールドに 1 と入力します。メッセージが警告メッセージに変わるはずです。
    3. 2 や他の数値を入力すると、エラー・メッセージが表示され、「OK」ボタンが使用不可になるはずです。
    4. parameterValidator 拡張の最後のテストでは、a などの非数字を入力してみます。 入力は許可されず、テキスト・フィールドに表示もされないはずです。
  5. 次に、actionValidator 拡張を確認します。
    1. 最初のテストでは、必須パラメーターとしてコーディングした適切なパラメーターに、アスタリスクのマークが付いているかどうかを確認します。このサンプルでは、最初のパラメーターにアスタリスクのマークが付いていますが、他のパラメーターには付いていないはずです。
    2. 2 番目のテストでは、両方のストリングが指定されている場合、フォームが受け入れられないことを確認します。このサンプルでは、値を両方のストリング・フィールドに入力した場合、エラー・メッセージが表示され、「OK」ボタンが使用不可になっているはずです。
  6. 最後に、customParameterControl 拡張をテストします。
    1. 最初のテストでは、デフォルトのテキスト・フィールドがチェック・ボックスに置き換わっており、チェック・ボックスを選択または選択解除してもエラーが発生しないことを確認します。
    2. 2 番目のテストでは、提供されたデフォルト・ラベルの Y/N? が保持されていることを確認します。

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