Rational Developer for System z

CARMA アーキテクチャー

CARMA システムが正常に機能するためには 3 つのコンポーネントが必要です。それは CARMA 階層、CARMA トランスポート、および CARMA ホストです。

CARMA 階層とは、CARMA コンテンツ・ナビゲーションおよび CARMA 操作の実行のサポートを提供するクライアント・サイドのデータ構造です。 CARMA 操作要求は、CARMA トランスポートを介し、CARMA ホストへ送られます。 CARMA トランスポートとは、CARMA 階層と CARMA ホスト間の、クライアント・サイドの通信サービスです。 CARMA ホストは、使用可能なコンテンツを管理するホスト・サイドの CARMA サービスである CARMA-390 を含んでいます。

図 1. CARMA システムのコンポーネント
CARMA システムのコンポーネント

CARMA 階層

CARMA 階層とは、CARMA コンテンツを管理するために使用される特殊なタイプのツリー・データ構造です。 各 CARMA 階層は、ただ 1 つの CARMA トランスポート、およびただ 1 つの CARMA ホストに接続されます (CARMA 階層は、CARMA トランスポートを CARMA ホストとの通信のために使用します)。 CARMA プラグインはワークステーション・クライアントとして働き、「CARMA リポジトリー」ビューを使用して CARMA 階層のグラフィカル表現を提供します。 そのビューにおける各トップレベル・ノードは CARMA 階層を表します。

CARMA トランスポート

CARMA トランスポートとは、CARMA 階層とその CARMA ホスト間の接続を管理する Rational Developer for System z のサービス・プラグインです。 したがって CARMA トランスポート・パッケージは、CARMA 階層からのコマンドを送信し、CARMA ホストからの応答を戻します。 CARMA RSE トランスポートは、この目的のために CARMA プラグインによって使用されます。

CARMA ホスト

CARMA ホストとは、CARMA-390 サービスを提供するホスト・システムです。各 CARMA ホストは通常、CARMA-390 がコンテンツへのアクセスを管理するために使用する、一連のリポジトリー・アクセス・マネージャー (RAM) を持っています。


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