このレッスンでは、Decorator クラスを作成します。このクラスは後に、CARMA メンバーでデコレーターとしてグラフィックスを配置する役割を果たします。
Java Decorator クラスを作成するには、次のようにします。
- Eclipse プラグイン・プロジェクトの適切な依存関係を設定することから開始します。com.ibm.carma.plugin.decorators Eclipse プラグイン・プロジェクトを右クリックして、「PDE ツール (PDE Tools)」>「マニフェストを開く (Open Manifest)」を選択します。これによって、メイン・エディター・ウィンドウにプラグイン・エディターが開きます。
- プラグイン・エディターの下部のタブのメニューから、「依存関係」を選択します。これにより、プラグイン依存関係エディターが開きます。
- 次のプラグインが最初のパネルにリストされていることを確認します。
- org.eclipse.ui
- org.eclipse.core.runtime
- com.ibm.carma.core(9.0.0)
- 欠落しているプラグインがある場合は、「追加」ボタンをクリックします。
表示される「プラグインの選択 (Plug-in Selection)」ダイアログ・ボックスの「フィルター・テキスト」フィールドに、欠落しているプラグインの名前を入力します。パネルに表示されたら、それを選択し、「OK」をクリックします。
- 次に、Decorator クラスを含む新しいパッケージを作成します。
関連する Java クラスをパッケージ内に一緒に配置すると、コードを整理できます。com.ibm.carma.plugin.decorators プラグイン・プロジェクトを右クリックして、「新規パッケージ」を選択します。
- 表示される「新規 Java パッケージ (New Java Package)」ダイアログ・ボックスで、「名前」テキスト・フィールドに decorator と入力し、「終了」をクリックします。作成したパッケージが src ディレクトリーに表示されることを確認します。
- 作成した decorator パッケージを右クリックして、「新規」>「クラス」を選択します。
- 「名前」テキスト・フィールドに、Decorator と入力します。
- 「スーパークラス (Superclass)」テキスト・フィールドの隣にある「参照」をクリックして、Descriptor クラスが拡張するクラスを参照します。
- 表示される「スーパークラスの選択 (Superclass Selection)」ダイアログ・ボックスのテキスト・フィールドに、LabelProvider と入力します。org.eclipse.jface.viewers パッケージの一部であるクラスを選択して、「OK」をクリックします。
- 「インターフェース (Interfaces)」パネルの隣にある「追加」をクリックします。
表示される「実装されたインターフェースの選択 (Implemented Interfaces Selection)」ダイアログ・ボックスに、ILightweightLabelDecorator と入力して、表示された一致する項目を選択します。「OK」をクリックします。
- 「終了」をクリックして、「新規 Java クラス (New Java Class)」ダイアログ・ボックスを閉じます。
Decorator クラスが decorator パッケージの下に表示され、Decorator クラスのソース・コードがエディターに表示されることを確認します。