このトピックでは、COBOL ソフトウェア分析構成をクライアントへのプッシュ・サーバーにエクスポートする方法について説明します。
このトピックで説明する手順では、以下の手順を既に実行してあることを前提としています。
- z/OS® システムがクライアントへのプッシュの 1 次システム として構成されていること (製品および構成の更新の配布を参照)。1 次システムに対してシャドーイングを行う、1 次以外のクライアントへのプッシュ・システムが存在しても構いません。
- クライアントへのプッシュの 1 次システムにアップロードする COBOL ソフトウェア分析構成があるワークステーション上に、マスター・ワークスペース を作成してあること (クライアントへのプッシュ構成用のマスター・ワークスペースの作成を参照)。
COBOL ソフトウェア分析構成をエクスポートするには、以下の手順を実行します。
注: ソフトウェア分析構成エディターを開く必要はありません。
- Developer for System z を開いて、システムがマスター・ワークスペースを使用するようにします。
- リモート・システム・エクスプローラーで、クライアントへのプッシュの 1 次システムに対するアクティブな接続があることを確認します。
注: 構成を複数のクライアントへのプッシュ・サーバーにエクスポートする場合は、各サーバーに対して接続されていることを確認してください。
- Eclipse メニューからをクリックします。エクスポート・ウィザードが開きます。
- 「エクスポート」ウィザードで、以下のように操作します。
- 最初のページ:
- をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- 2 番目のページ:
- このページは、グローバル構成ファイル をエクスポートするときに使用します。(接続、構成ファイル、および設定の定義を参照)。これは、ソフトウェア分析構成をエクスポートするときには不要です。
- 「次へ」をクリックします。
- 3 ページ目とそれ以降のページ:
これらのページは、システム構成ファイル をエクスポートするときに使用します (接続、構成ファイル、および設定の定義を参照)。
リモート・システム・エクスプローラーで複数のクライアントへのプッシュ・サーバーへの接続がアクティブになっている場合、エクスポート・ウィザードでは、接続されているそれぞれのクライアントへのプッシュ・サーバーごとに別個の「システム構成ファイル」ページが表示されます。
ソフトウェア分析構成のエクスポート先にするサーバーごとに、「システム構成ファイル」ページで以下の手順を実行してください。
- 「システム構成」グループで、「ソフトウェア・アナライザーの構成」を選択します。
注: 接続が機能していることを確認するには、「エクスポート・プロパティーの表示」を選択します。
ウィザードに、リスト内の構成タイプごとにエクスポート・パスやその他のプロパティーが表示されます。「ソフトウェア・アナライザーの構成」に対してプロパティーが表示されていることを確認してください。
- 最後のページで、「完了」をクリックします。
- 「選択が必要」ウィンドウが表示されます。このウィンドウで次のように操作します。
- エクスポートする COBOL ソフトウェア分析構成を選択します。
- 「OK」をクリックします。
選択したソフトウェア分析構成が、指定したクライアントへのプッシュ・サーバーにアップロードされます。ウィザードが閉じます。
- 操作が成功した場合は、ウィザードにはメッセージが表示されません。
- 操作が失敗した場合は、ウィザードにエラー・メッセージが表示されます。