PL/I SQL サポートの使用時には、特定のオプションを考慮する必要があります。以下のテーブルに、そうした考慮事項を説明します。
| ターゲット・システム | 使用するコンパイル時オプション |
|---|---|
| DB2 for Windows をネイティブ・モードで使用する Windows | DEFAULT (ASCII NATIVE IEEE) |
| DB2 for Windows をネイティブ・モードで使用する CICS | DEFAULT (ASCII NATIVE IEEE) |
| DB2 for Windows を z/OS エミュレーション・モードで使用する CICS VS/86 | DEFAULT (EBCDIC NONNATIVE HEXADEC) |
| DB2 for Windows を z/OS エミュレーション・モードで使用する IMS | DEFAULT (EBCDIC NONNATIVE HEXADEC) |
| DB2 for Windows を z/OS エミュレーション・モードで使用する ISPF ダイアログ管理機能 | DEFAULT (EBCDIC NONNATIVE) |
PL/I ソース・プログラム内に存在する EXEC SQL ステートメントは、PP(SQL) オプションを使用して処理します。
pp(sql('option-string'))前の例の 'option-string' は、引用符で囲まれた文字ストリングとなります。 例えば、pp(sql('dbname(Sample)') は、プリプロセッサーに対して、SAMPLE データベースを使用して 稼働するように指示します。
プログラムで EXEC SQL ステートメントを使用する場合は、例えば、次のように、リンク・コマンドに他の リンク・ライブラリーに加えて、SQL ライブラリーを指定する必要があります。
ilink myprog.obj db2api.lib
EXEC SQL ステートメントを含むプログラムをコンパイルするには、DB2 Universal Database for Windows をインストールし、 始動しておく必要があります。 DB2 のインストール方法については、使用しているプラットフォームのデータベース・インストール・ガイドを参照してください。
データベース・マネージャーは、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを実行して始動できます。
db2start