Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

USAGE

USAGE オプションを使用すると、IBM または ANS セマンティクスを、選択された組み込み関数用に選択できます。

構文図を読む構文図をスキップする             .-+---+--------------------------.
             | '-,-'                          |
             V           .-SIZE--------.      |
>>-USAGE--(----+-HEX--(--+-CURRENTSIZE-+--)-+-+--)-------------><
               |           .-IBM--.         |
               +-ROUND--(--+- ANS-+--)------+
               |            .-STRICT-.      |
               +-SUBSTR--(--+-LOOSE--+--)---+
               |            .-IBM--.        |
               '-UNSPEC--(--+- ANS-+--)-----'
 
HEX( SIZE | CURRENTSIZE )
HEX(SIZE) サブオプションを指定すると、HEX が VARYING または VARYINGZ ストリングに適用される場合、ストリングによって使用されるストレージの最大量を示す 16 進ストリングが返されます。

HEX(CURRENTSIZE) サブオプションを指定すると、HEX が VARYING または VARYINGZ ストリングに適用される場合、ストリングによって使用されるストレージの現行量を示す 16 進ストリングが返されます。

ROUND( IBM | ANS )
ROUND(IBM) サブオプションを指定すると、ROUND 組み込み関数の最初の引数が FLOAT 属性を持っている場合、2 番目の引数は無視されます。

ROUND(ANS) サブオプションを指定すると、ROUND 組み込み関数は、「PL/I 言語解説書」で説明されている ようにインプリメントされます。

SUBSTR( STRICT | LOOSE )
SUBSTR(STRICT) サブオプションを指定すると、x が CHARACTER タイプを持つ場合、SUBSTR(x,y,z) 組み込み関数参照によって MIN( z, MAXLENGTH(x) ) と同じ長さのストリングが返されます。

SUBSTR(LOOSE) サブオプションを指定すると、同じ参照によって、長さが z のストリングが返されます。

SUBSTR(LOOSE) サブオプションは、SUBSTR(x,y,z) 参照 (x は CHAR(1) BASED 変数) を使用する場合に便利です。

UNSPEC( IBM | ANS )
UNSPEC(IBM) サブオプションを指定すると、UNSPEC を構造体に適用することはできません。配列に適用すると、ビット・ストリングの配列が戻されます。

UNSPEC(ANS) サブオプションを指定すると、UNSPEC を構造体に適用できます。構造体または配列に適用すると、UNSPEC はシングル・ビット・ストリングを戻します。


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