Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

IBM 提供のコンパイラー出口、IBMUEXIT

IBM は、ユーザーに代わってメッセージのフィルター操作を行う、サンプルのコンパイラー・ユーザー出口 IBMUEXIT を提供しています。このユーザー出口は、メッセージをモニターし、指定されたメッセージ番号に基づいて、メッセージを抑止したり、メッセージの重大度を変更したりします。

IBMUEXIT は、以下のいくつかのファイルで構成されています。

IBMUEXIT.PLI
PL/I ソース・コードを含む。
IBMUEXIT.DLL
IBMUEXIT.PLI の実行可能 DLL。このファイルをビルドするには、コマンド行から次のコマンドを発行します。

Windows の場合:

  pli ibmuexit
  ilib /geni ibmuexit.def
  ilink /dll ibmuexit.obj ibmuexit.exp
IBMUEXIT.DEF
IBMUEXIT.DLL をビルドするために使用される DEF ファイル。
IBMUEXIT.INF
メッセージのフィルター操作を指定する制御ファイル。

PLI ソース・ファイルが提供されており、参考にしたり、変更して使用することができます。INF 制御ファイルは、モニターすべきメッセージ番号を含んでおり、それらに対して実行する処置を IBMUEXIT に指示します。実行可能モジュールは INF 制御ファイルを読み取り、メッセージを無視するか、またはその重大度を変更します。


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