このウィザードを使用して、新規または変更されたソース・コードでテンプレートを簡単に更新することができます。
始める前に
まず、Rational® Developer for System z® の「リモート・システム・エクスプローラー」ビューで、z/OS® システムへの接続を確立する必要があります。また、変更されたデータ構造を含んでいるデータ・セット、およびこれらのデータ・セットから作成されたテンプレートが、ホスト・システムで使用可能であることも必要です。
このタスクについて
このウィザードを使用すると、レコード基準やファイル属性といった他の有用な保存情報に支障を与えることなく、既存のテンプレートを再コンパイルしてテンプレート・データ構造への変更を反映させることができます。テンプレートを更新するには、以下の手順を参照してください。
手順
- テンプレートを事前選択した後に、ポップアップ・メニューで「File Manager」、 「ソースからのテンプレートの更新」の順にクリックして、「テンプレートの更新」ウィザードを起動します。
- 「テンプレートの更新」ウィザードが開きます。
- 「システム」および「テンプレート」フィールドには、ウィザード開始前に選択したテンプレートに基づいて、あらかじめデータが表示されます。テンプレートを変更する場合は、「参照」ボタンを選択し、更新するテンプレートに移動します。「次へ」をクリックして次のページに進みます。
- 「コピーブックの選択」ページに、これまでにテンプレートの作成または更新に使用されたすべてのコピーブックがリストされます。表示されているボタンを使用して、既存のコピーブックの順序変更、追加、除去、または編集を行うことができます。ここで行ったコピーブックの選択を使用して、テンプレートが更新されます。「次へ」を選択して先に進みます。
- テンプレートのコンパイルに使用するコンパイル・オプションを選択します。以前にテンプレートをコンパイルするときに使用したオプション、または関連プロパティー・グループに現在定義されているコンパイル・オプションから選択します。現在関連付けられているプロパティー・グループを使用する場合は、ウィザードで提供されるオプションを使用して、テンプレートをコンパイルする前にプロパティー・グループに最終的な変更を加えることができます。
- 「完了」を選択して、テンプレートを更新し、ウィザードを終了します。
タスクの結果
選択したテンプレートが更新されて、ウィザードで指定したコピーブック内で検出された新しいデータ構造が反映されます。また、更新されたテンプレートが自動的にテンプレート・エディターで開きます。