Rational Developer for System z

CARMA 設定

CARMA には、設定で変更できる複数の設定があります。 それらの設定にアクセスするには、ファイル・メニューから「ウィンドウ」 > 「設定」を選択します。 表示される「設定」メニューで、「チーム」ノードを展開し「CARMA」を選択します。 このメニュー内の各チェック・ボックスにより、CARMA の設定が変更されます。
既知のサポートされないアクションを使用不可にする
このチェック・ボックスを選択すると、RAM がサポートしないと報告しているすべてのアクションが使用不可になります。 例えば、サンプル PDS RAM はチェックアウト・アクションをサポートしません。 このオプションを使用しようとすると、特定のアクションがサポートされていないことを示すメッセージが表示され、そのアクションを選択できなくなります。
カスタム・パラメーター検索順序
このチェック・ボックスを選択すると、カスタム・パラメーターの値の検索順序が設定されます。 カスタム・パラメーターが必要なカスタム・アクションを実行する際、Rational® Developer for System z® はメタデータ内でパラメーターの値の検索を試みます。 この検索順序を、右側のボタンを使用し、各メタデータの位置をリスト内で上または下に移動させて、調整することができます。 「ユーザー入力」値とは、同じアクションに対してユーザーによって以前に入力された値です。ただし、必ずしも同じメンバーである必要はありません。 例えば、「ユーザー入力」「カスタム・パラメーター検索順序」で最高レベルに設定されており、アクション 1 がメンバー 1 で呼び出された後で、アクション 1 がメンバー 2 で呼び出された場合、カスタム・パラメーターのユーザー入力値は事前入力され、ユーザーが更新、変更、または再実行依頼ができるようになります。 類似の例として、アクション 1 がメンバー 1 で呼び出された後で、アクション 2 がメンバー 2 で呼び出され、アクション 2 がアクション 1 によって要求されたパラメーターを要求する場合、このカスタム・パラメーターの値はユーザーに対して事前入力されません。
「プロパティー値」とは、パラメーターと同じ名前を持つメタデータ、またはメンバー情報です。 各 CARMA メンバーに対して、そのメンバーに関連するプロパティー値のリストがあります。 カスタム・アクションが、プロパティー値リストのキーと同じ名前を持つパラメーターを要求する場合、自動的にカスタム・パラメーターにそのキーと関連する値が入力されます。
最後に、「サーバー指定デフォルト」とは、VSAM 構成ファイル内のパラメーターに設定されるデフォルト値です。 これらのデフォルトは、いくつかの RAM 上で特定のカスタム・アクションで使用するためにカスタム・パラメーターが作成された時に作成されます。
常にパラメーター値のプロンプトを表示
このチェック・ボックスを選択すると、前回の呼び出しによってメタデータに値が保管されている場合でも、パラメーター値の入力を求めるプロンプトが表示されます。 このチェック・ボックスをクリアすると、ユーザーが初めてアクションを呼び出すときにはパラメーター値の入力を求めるプロンプトが表示されますが、それ以降同じアクションを呼び出す際には、ユーザーに更新を促すプロンプトが出されることなく、以前に入力した値が送信されます。
削除時に確認のプロンプトを出す
このチェック・ボックスを選択すると、削除が意図したものかどうかを確認するためのプロンプトがユーザーに表示されるようになります。 チェック・ボックスをクリアすると、ユーザーに確認を促すプロンプトは表示されません。
プロジェクトの関連付けを RAM に移動する際に確認のプロンプトを出す
このチェック・ボックスを選択すると、ローカル・プロジェクトまたは z/OS® プロジェクトが複数のリポジトリー・インスタンスに関連付けられる原因となる何らかの操作をユーザーが行ったときにプロンプトが表示されるようになります。 この時、関連付けは元のリポジトリー・インスタンスから RAM そのものへと変更されます。 プロンプトでは、関連付けが RAM へ変更されることの通知、およびこのアクションおよび関連付けの変更をキャンセルするためのオプションがユーザーに示されます。 CARMA アクションは特定のメンバーまたはコンテナーが関連付けられているものに対してのみ呼び出しが可能であり、動作がリポジトリー・インスタンスと RAM とでは異なる可能性があるため、ユーザーにはこの関連付けの変更が通知されることが望ましいです。 チェック・ボックスをクリアすると、このプロンプトの表示がオフになります。
メンバーを置換する前にホストの変更を検査する
このチェック・ボックスを選択すると、チェックインする前に CARMA メンバーに変更があった場合、ユーザーにプロンプトが出されます。 例えば、ローカル・プロジェクトにチェックアウトした CARMA メンバーに、チェックインしていない変更があり、リポジトリー内でその CARMA メンバーのバージョンが既に変更されている場合に、ユーザーが CARMA メンバーに対する変更をチェックインしようとすると、チェックアウトした CARMA メンバーは最新ではなく、変更をチェックインすることにより、既にチェックインされた変更が失われる可能性があることを伝える通知が表示されます。
リフレッシュは直接の子にのみ影響する
このチェック・ボックスを選択すると、CARMA コンテナーおよび CARMA メンバーのリフレッシュは 1 レベル下の階層までのみ許可されます。 このチェック・ボックスのマークをクリアすると、CARMA コンテナーおよび CARMA メンバーの再帰的なリフレッシュが許可されます。 ただし、再帰的なリフレッシュは一般的に負荷が大きく時間がかかるため、通常このチェック・ボックスは選択したままにすることが望まれます。
リソース表示メタデータを CARMA ビューで表示する
このチェック・ボックスを選択すると、ファイル拡張子などのメタデータを CARMA ビューに表示するよう CARMA を設定します。 メタデータを表示するためには、メタデータを RAM からダウンロードする必要があります。これは、以下の 2 つの設定で指定されます。 このチェック・ボックスをクリアすると、メタデータはホストからダウンロードされ続けるため、結果として CARMA メンバーにファイル拡張子が表示されません。
リソース表示メタデータを自動的に検索する
このチェック・ボックスを選択すると、各 CARMA メンバーのメタデータを RAM から自動的にダウンロードするよう CARMA が設定され、ファイル拡張子が自動的に表示されます。 このチェック・ボックスをクリアした場合にメタデータを表示するには、ユーザーは RAM から特定のメタデータがダウンロードされる時に少なくとも一度 CARMA メンバーを選択する必要があります。
リソース表示メタデータをコンテナーで検索する
「リソース表示メタデータを自動的に検索しますか?」チェック・ボックスが選択されていない場合は、この設定を選択できません。 このチェック・ボックスを選択すると、RAM からダウンロードされるメタデータが、それぞれ別個の CARMA メンバーからではなく、コンテナーからダウンロードされるように設定されます。 これにより、より少ない量のメタデータがホストから取得され、結果としてすべての CARMA メンバーが CARMA に関連付けられた同じファイル拡張子およびメタデータを含みます。 例外は、特定の CARMA メンバーが異なる拡張子セットを持ち、ユーザーがメンバーのプロパティーを表示する場合など、そのメンバーのメタデータが別個に取り出される場合です。

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