Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

DLL の使用

DLL が構築されると、アプリケーション内のその他のルーチンは、以下のいずれかの方法を使用して、DLL によってエクスポートされる変数およびルーチン にアクセスできます。

アプリケーションが FETCH ステートメントを使用して DLL のエレメントにアクセスする場合、リンクするときに特別な処置は必要ありません。アプリケーションがその FETCH ステートメントを 実行しない場合、DLL は存在する必要もありません。

DLL に静的にリンクしているかのように、アプリケーションが DLL のエレメントに アクセスする場合、リンカーはそのエレメントの名前を解決できる必要があります。

Windows においては、ユーザーが DLL のインポート・ライブラリーにリンクしていれば、リンカーは DLL 内の名前を解決できます。実際に、PL/I ライブラリー・ルーチンの名前はそのように解決されます。 例えば、ibmws20i.lib にリンクする場合は、ibmws20.dll のインポート・ライブラリーにリンクします。

Windows においては、DLL のインポート・ライブラリーは、DLL のリンク準備で .EXP ファイルを作成するときに構築されます。

注:
ローダーが DLL を検出するには、DLL は、現行作業ディレクトリー内か、Windows の PATH 環境変数にリストされたいずれかのディレクトリー内に存在する 必要があります。

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