Rational Developer for System z バージョン 7.6

統合および分離 CICS ステップおよび DB2 ステップ

COBOL プログラムまたは PL/I プログラムが CICS® または DB2® を使用する場合、ユーザーは、 統合 CICS 変換プログラムまたは DB2 コプロセッサーを使用するか、あるいは分離ステップを使用するかを指定できます。 このトピックでは、COBOL および PL/I の「プロシージャーおよびステップ」ウィンドウで、 これらのプロシージャーを制御する JCL の生成に関する設定方法について説明します。

COBOL プログラムの場合

「プロシージャーおよびステップ」ウィンドウで「DB2 を使用」 を選択した場合で、ELAXFCOP プロシージャーが使用不可 になっているときは、 コンパイラーに統合 DB2 コプロセッサーを使用するよう指示するパラメーターを持った ELAXFCOC が生成されます。 ただし、「DB2 を使用」を選択した場合で ELAXFCOP プロシージャーが使用可能 になっているときは、 コンパイラーに統合 DB2 コプロセッサーを使用しないよう指示するパラメーターを持った ELAXFCOC が生成されます。 代わりに、コンパイラーは、分離ステップ (ELAXFCOP) を使用します。 どちらの場合も、コンパイラーは ELAXFCOC を使用して起動されますが、 コンパイラーが統合 DB2 コプロセッサーを使用するかどうかは、 渡されるパラメーターによって決まります。

「プロシージャーおよびステップ」ウィンドウで「CICS を使用」 を選択した場合で、ELAXFCOT プロシージャーが使用不可 になっているときは、 コンパイラーに統合 CICS コプロセッサーを使用するよう指示するパラメーターを持った ELAXFCOC が生成されます。 ただし、「CICS を使用」を選択した場合で ELAXFCOT プロシージャーが使用可能 になっているときは、 コンパイラーに統合 CICS コプロセッサーを使用しないよう指示するパラメーターを持った ELAXFCOC が生成されます。 代わりに、コンパイラーは、分離ステップ (ELAXFCOT) を使用します。 どちらの場合も、コンパイラーは ELAXFCOC を使用して起動されますが、 コンパイラーが統合 CICS コプロセッサーを使用するかどうかは、 渡されるパラメーターによって決まります。

PL/I プログラムの場合

「プロシージャーおよびステップ」ウィンドウで「DB2 を使用」 を選択した場合で、ELAXFPLP プロシージャーが使用不可 になっているときは、 コンパイラーに統合 DB2 コプロセッサーを使用するよう指示するパラメーターを持った ELAXFPL1 が生成されます。 ただし、「DB2 を使用」を選択した場合で ELAXFPLP プロシージャーが使用可能 になっているときは、 コンパイラーに統合 DB2 コプロセッサーを使用しないよう指示するパラメーターを持った ELAXFPL1 が生成されます。 代わりに、コンパイラーは、分離ステップ (ELAXFPLP) を使用します。 どちらの場合も、コンパイラーは ELAXFPL1 を使用して起動されますが、 コンパイラーが統合 DB2 コプロセッサーを使用するかどうかは、 渡されるパラメーターによって決まります。

「プロシージャーおよびステップ」ウィンドウで「CICS を使用」 を選択した場合で、ELAXFPLT プロシージャーが使用不可 になっているときは、 コンパイラーに統合 CICS コプロセッサーを使用するよう指示するパラメーターを持った ELAXFPL1 が生成されます。 ただし、「CICS を使用」を選択した場合で ELAXFPLT プロシージャーが使用可能 になっているときは、 コンパイラーに統合 CICS コプロセッサーを使用しないよう指示するパラメーターを持った ELAXFPL1 が生成されます。 代わりに、コンパイラーは、分離ステップ (ELAXFPLT) を使用します。 どちらの場合も、コンパイラーは ELAXFPL1 を使用して起動されますが、 コンパイラーが統合 CICS コプロセッサーを使用するかどうかは、 渡されるパラメーターによって決まります。


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