z/OS® システム上でストアード・プロシージャーをビルドするために使用するデータ・セットは、z/OS ビルド・プロパティーに指定する必要があります。
このタスクについて
z/OS ビルド・プロパティーは、特定のストアード・プロシージャーまたはストアード・プロシージャーのセットに対して指定することができます。以下の例では、
ビルド・プロパティーは PDS に指定されるため、その PDS に保管されるすべてのストアード・プロシージャーに適用されます。
ただし、PDS に保管されるメンバーで同じ方法で指定することもできます。
- 「COBOL 設定」プロパティー・ページを開きます。
- 「DB2 を使用 (EXEC SQL ステートメントを含む)」チェック・ボックスをクリックします。
- コンパイル・プロシージャー (デフォルトでは ELAXFCOC) を展開し、ステップ (デフォルトでは COBOL) をダブルクリックして、次の設定を入力します。
| コンパイル・プロシージャー名: |
コンパイル・プロシージャーの名前 |
| コンパイル・プロシージャー・ステップ名: |
コンパイル・プロシージャーでのコンパイル・ステップの名前 |
| リスト出力データ・セット: |
ストアード・プロシージャーのコンパイル・リストが作成されるライブラリーの名前。COBOL ストアード・プロシージャーをデバッグする場合、このデータ・セットは必須です。 |
| オブジェクト・デック・データ・セット: |
ストアード・プロシージャーのオブジェクト・デックが作成されるライブラリーの名前。 |
| コピー・ライブラリー: |
ストアード・プロシージャーで参照されるコピー・メンバーを含むライブラリーの名前。 |
- 以下の設定を指定します。
| データベース要求モジュールのロケーション: |
ストアード・プロシージャーの DBRM が作成されるライブラリーの名前。 |
- 「PL/I 設定」プロパティー・ページを開きます。
- 「DB2 を使用 (EXEC SQL ステートメントを含む)」チェック・ボックスをクリックします。
- コンパイル・プロシージャー (デフォルトでは ELAXFPL1) を展開し、ステップ (デフォルトでは PLI) をダブルクリックして、次の設定を入力します。
| コンパイル・プロシージャー名: |
コンパイル・プロシージャーの名前。 |
| コンパイル・プロシージャー・ステップ名: |
コンパイル・プロシージャーでのコンパイル・ステップの名前。 |
| リスト出力データ・セット: |
ストアード・プロシージャーのコンパイル・リストが作成されるライブラリーの名前。 |
| オブジェクト・デック・データ・セット: |
ストアード・プロシージャーのオブジェクト・デックが作成されるライブラリーの名前。 |
| インクルード・ライブラリー: |
ストアード・プロシージャーで参照されるコピー・メンバーを含むライブラリーの名前。 |
- 「OK」をクリックします。
- 左のフレームにあるリストから「リンク・オプション」を選択し、以下の設定を入力します。
| リンケージ・エディター・プロシージャー名: |
リンク・エディット・プロシージャーの名前 |
| リンケージ・エディター・プロシージャー・ステップ名: |
リンク・エディット・プロシージャーでのリンク・エディット・ステップの名前 |
| リンク・ライブラリー: |
言語環境プログラム® リンク・ライブラリーおよび DB2® ロード・ライブラリーの名前 |
| ロード・モジュールのロケーション: |
ストアード・プロシージャーのロード・モジュールが作成されるライブラリーの名前 |
- 「OK」をクリックします。
次のタスク
ストアード・プロシージャーが作成されたら、エディター・ページ
「ビルド用データ・セット (Data sets for Build)」を使用すると、
ビルドに必要なデータ・セットを変更できます。
このページには、次の入力フィールドがあります。
- コンパイラー・エラーのデータ・セット修飾子。これは、コンパイル時に生成されるエラー・
フィードバック XML ファイルの開始修飾子を判別するために使用されます。
- オブジェクト・デック・データ・セット
- コピー・ライブラリー/インクルード・ライブラリー
- リスト出力データ・セット
- データベース要求モジュールのロケーション
- ロード・モジュールのロケーション
- リンク・ライブラリー