本章では、レコード単位のデータ伝送のために、ワークステーション上で分散データ管理 (DDM)、ISAM、BTRIEVE データ・セットなどの 仮想記憶アクセス方式 (VSAM) データ・セットを使用する方法について説明します。
PL/I ワークステーション製品に関連して、3 種類のアクセス方法を説明します。ただし、どのプラットフォームでも 3 種類の方法がすべてサポートされているとは限りません。以下をガイドラインとして参照してください。
本章ではまた、3 種類の VSAM データ・セット (順次、キー順、直接) にアクセスするために使用するステートメントについても説明します。 ワークステーション VSAM は、多くの点でメインフレーム上の VSAM と類似しています。 ワークステーション上では、順次、キー順、および直接という用語は、VSAM の入力順データ・セット、キー順データ・セット、および 相対レコード・データ・セットに類似しています。
そしてこの章の終わりには、ワークステーション VSAM データ・セットを作成し、それにアクセスするために必要な、PL/I ステートメント および DD:ddname 環境変数の一連の例を示しています。