Rational Developer for System z バージョン 7.6

「z/OS プロジェクト」ビューからのリモート・ファイルのローカル構文検査

リモート COBOL または PL/I ファイルのローカル構文検査を要求すると、Developer for System z® はすべての依存関係 (コピーブックや インクルード・ファイルなど) をリモート・システムで検索し、これらのファイルをワークスペースの一時ロケーションにキャッシュします。 ファイルのリストもリモート・ファイルのプロパティーとして保管されます。 この検索と一時キャッシングにより、Developer for System z は、MVS サブプロジェクトへの従属ファイルの追加を要求することなく、構文検査を完了することができます。
始める前に
ローカルで構文検査を行う前に、ローカル・ビルド・オプションの設定が必要になる場合があります。 このアクションはデフォルト値をオーバーライドする場合にのみ、一度だけ行う必要があります。
注: この手順は、ローカル構文検査のデフォルトの振る舞いの要点をまとめたものです。 また、サブプロジェクトで従属ファイルを検索するように Developer for System z に要求することもできます。このように動作させるには、 「設定」ウィンドウで「構文検査」オプションを選択します。 詳しくは、関連するタスクを参照してください。
このタスクについて
「z/OS® プロジェクト」ビューからリモート・ファイルのローカル構文検査を行うには、以下の手順に従います。
  1. チェック対象のコードを格納しているファイルを選択します。
  2. 右クリックして、「構文検査 - ローカル」を選択します。 「依存関係の検査 (Check Dependencies)」ウィンドウが開き、リモート・ファイルの依存関係を更新するように求めるプロンプトが出されます。
  3. オプション: 最後に構文検査をしてから依存関係が変更されたと信じるに足る理由がある 場合は、「依存関係をリフレッシュしてから、構文検査を実行」をクリックします。 それ以外の場合は、「構文検査のみ」をクリックします。 先に進む前に依存関係のリストを確認するには、「従属ファイル (Dependent files)」をクリックします。 ウィンドウが拡張し、従属ファイルのリストと最終リフレッシュの日時が表示されます。
    注: 「従属ファイル (Dependent files)」ボタンは、そのファイルの依存関係のリフレッシュを以前に要求した場合にのみ表示されます。
  4. 「OK」をクリックします。 ローカル・コンパイラーが開始され、構文検査が実行されます。 構文検査が完了すると、リモート・エラー・リストにエラーが表示されます。 エラーがない場合は、制御が戻され、作業を継続できます。
タスクの結果
以下のエラー・メッセージは、リモート・ファイルのローカル構文検査での一般的な問題をいくつか示しています。 これらのメッセージは、「依存関係のリフレッシュの問題」ウィンドウに表示されることがあります。 個々のエラー・メッセージを表示するには、「詳細」ボタンをクリックしてください。

ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)