Rational Developer for System z バージョン 7.6

ストアード・プロシージャーのデバッグ

ストアード・プロシージャーをデバッグするためのプロセスを、以下に示します。
始める前に

ストアード・プロシージャーをデバッグするには、特定のコンパイラー・オプションおよびランタイム・オプションを使用してビルドする必要があります。 COBOL ストアード・プロシージャーの場合はコンパイラー・リストも必要です。

ストアード・プロシージャーの除去』の説明に従って、ストアード・プロシージャーを リモート・システムから除去します。

まだ指定されていない COBOL ストアード・プロシージャーをデバッグする場合は、『z/OS® ビルド・プロパティーのセットアップ』の説明に従って、コンパイラー・リスト・データ・セットを指定します。

このタスクについて
  1. 「エディター」ビューの「オプション」タブをクリックし、「デバッグ用ストアード・プロシージャーのビルド」チェック・ボックスを選択します。
  2. キーボードで Ctrl+S を押して、変更を保管します。
  3. 「オプション」ページから生成されたランタイム・オプションは、DDL ページに伝搬されます。
  4. 「エディター」ビューの「デプロイ」タブをクリックし、 「コンパイル・オプション」フィールドに「TEST」と入力します。
  5. キーボードで Ctrl+S を押して、変更を保管します。
  6. セクション『ストアード・プロシージャーのビルド』の説明に従って、ストアード・プロシージャーを ビルドします。
  7. セクション『ストアード・プロシージャーの実行』の説明に従って、ストアード・プロシージャーを 実行します。 ストアード・プロシージャーが呼び出されると、自動的にデバッグ・パースペクティブが開きます。
  8. 次のメッセージが表示された場合は、「OK」をクリックします。
    • EQA2383I 環境はまだ完全には初期化されていません。(EQA2383I The environment is not yet fully initialized.) ステップまたは実行を使用してください。(Use Step or Run.)
  9. ブレークポイントは、「ソース」ビューの右側の灰色の垂直バーをダブルクリックして設定することができます。
  10. 「デバッグ」ビューのウィンドウ・バーにある「再開 (Resume)」ボタンを クリックして 1 つのブレークポイントから次のブレークポイントへと実行します。
  11. 「デバッグ」ビューのウィンドウ・バーにある「ステップイン (Step Into)」ボタンを クリックして 1 つのステートメントから次のステートメントへとステップします。
  12. デバッグ・パースペクティブの「変数」ビューに変数の値が表示されます。 この値は、変数をダブルクリックして変更することができます。 次に、変数の新規の値を入力して、「OK」をクリックします。
  13. PL/I ストアード・プロシージャーをデバッグするときに次の例外が発生した場合は、「OK」をクリックします。
    • 次の例外が発生しました: IBM0368W メイン・プロシージャーにある RETURN または END ステートメントにより、FINISH 条件が発生しました。(The following exception has occurred: IBM0368W The FINISH condition was raised due to a RETURN or END statement in the main procedure.)
  14. 「デバッガー・メッセージ (Debugger Message)」ウィンドウに「アプリケーションが終了しました (Application has Terminated)」と表示されたら、「OK」をクリックします。
  15. 「データ・パースペクティブ (Data Perspective)」ボタンをクリックして、データ・パースペクティブに戻ります。

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