Rational Developer for System z バージョン 7.6

ホスト・ベース・プロジェクトの使用

ホスト・ベース・プロジェクトは、リモート・システムで構成されると、 そのリモート・システムのユーザー・フォルダーのいずれかに対応するユーザー ID を持つユーザーであれば、 そのシステムにログオンするどのユーザーにも自動的に使用可能になります。
このタスクについて
ユーザー・フォルダー内の各インスタンス・ファイルごとに、 ホスト・ベース・プロジェクトが、そのサブプロジェクトおよびプロパティーと一緒に、 ユーザーのワークステーション上に作成されます。

ホスト・ベース・プロジェクトは、以下の例外を除いて、ワークステーション・ベースのプロジェクトと同じように動作します。

プロジェクトの構造を変更することが必要な場合は、リモート・システム上の定義を更新する必要があり、 また、ワークステーション上のプロジェクトを更新する必要があります。 ワークステーション上のプロジェクトを更新するには、 プロジェクト定義が入っているシステムから切断し、また再接続する必要があります。

プロジェクト定義がリモート・システムにあるため、 ホスト・ベース・プロジェクトは、ワークステーション上で永続ではありません。 ホスト・ベース・プロジェクトは、 プロジェクト定義が入っているシステムから切断すると除去されます。

ユーザーが接続する各システムでは、 ホスト・ベース・プロジェクトが使用可能である場合、または使用可能でない場合があります。 ホスト・ベース・プロジェクトが使用可能なシステムの場合、 そのシステムに関連したプロジェクトは、ユーザーが接続するまで「z/OS® プロジェクト」ビューに表示されません。 ホスト・ベース・プロジェクトがないシステムの場合、 ユーザーが z/OS プロジェクト・パースペクティブを開くと、 そのシステムに関連した既存のプロジェクトがすべて表示されます。

切断後も持続し、ホスト・ベース・プロジェクトが使用可能なシステムにリソースを持つプロジェクトが必要な場合は、 そのシステムで、対応するユーザー・フォルダーがないユーザー ID をセットアップできます。 そのユーザー ID を使用して接続した場合、 切断後も永続するワークステーション・ベースのリモート・プロジェクトを作成できます。


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