Rational Developer for System z, バージョン 7.6

テンプレートの関連付け

このトピックでは、フォーマット済みデータ・エディター内で使用するデータ・セットにテンプレートを適用する方法について説明します。

データ・セットに対してテンプレートを適用してフォーマット済みデータ・エディターを開始するには、まずそのデータ・セットのプロパティー・パネル内で所望のテンプレートを定義する必要があります。テンプレート関連付けのプロパティー・パネルは、デフォルトでは順次データ・セットおよび VSAM クラスターで使用可能であり、さらに PDS メンバーでは拡張子 .tdat が付加されている場合にのみ使用可能です。

テンプレート関連付けのプロパティー・パネルを開くには、以下の手順を実行します。
  1. ターゲット・データ・セットを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
  2. プロパティーのダイアログが表示されたら、左のサイドバーの「テンプレート関連付け」オプションを選択します。

テンプレート関連付けのパネルには、データ・セットに関連付けるテンプレートを設定するためのオプションが 2 つあります。1 つ目のオプションを使用すると、テンプレートの完全修飾パスがわかっている場合に、リモート・データ・セットの場所を手動で入力できます。 2 つ目のオプションを使用すると、RSE が認識している現行データ・セットのナビゲーション・ツリーからテンプレートを選択できます。 このドロップダウン・ボックスには、現在「リモート・システム」ビューで使用可能な RSE MVS™ フィルターが含まれています。テンプレートを検索するには、ドロップダウン・ボックスから適切なフィルターを選択します。ウィンドウでデータ・セット階層のナビゲーション・ツリーが開きます。所望のテンプレートを表示して、選択します。オプションで、「既知のテンプレートおよびコピーブックのみ」チェック・ボックスを選択して、階層内に表示される結果を .tmpl.cpy、および .inc 拡張子を持つデータ・セットのみにするようにできます。

「テンプレート関連付け」パネルは、特定のデータ・セットに使用するテンプレートを指定するための場所を提示します。

あるいは、最初にテンプレートを適用せずにデータ・セットを開いている場合は、テンプレートをフォーマット済みデータ・エディターで適用することもできます。 テンプレートを適用せずに、フォーマット済みデータ・エディターでデータ・セットを開いている場合、そのデータ・セットが変更されていない限り、テンプレートを適用できます。ただし、データ・セットが変更されると、エディター内でテンプレートを適用するオプションは使用不可になります。

フォーマット済みデータ・エディターで既に開かれているデータ・セットにテンプレートを適用するには、以下の手順を実行します。

  1. エディターの左上隅にある「テンプレートの関連付け (Associate Template)」ボタンをクリックします。「テンプレートの関連付け (Associate Template)」のラベルが付いたボタン
    注: このボタンが使用できるのは、テンプレートを以前に適用せずにデータ・セットを開き、エディター内で変更が行われていない場合のみです。
  2. 使用するテンプレートを選択してから、「OK」をクリックします。

テンプレートが適用されると、フォーマット済みデータ・エディターが最新表示に更新され、テンプレートで定義されているフォーマット設定を使用して、データ・セットが表示されます。


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