このタスクについて
- プロパティー・グループの構成では、ユーザーがリモート・システムに初めて接続したときに、プロパティー・グループ・マネージャーに 1 つ以上のプロパティー・グループが取り込まれます。システム・プロパティー・グループ・ファイルがリモート・システム上に存在する場合は、プロパティー・グループがそのシステム・ファイルからロードされ、「プロパティー・グループ・マネージャー」ビューでユーザーに表示されます。現行プロパティー・グループ がこのファイルに指定されている場合は、そのプロパティー・グループは「リモート・システム」ビューで「MVS ファイル」ノードに関連付けられています。このプロパティー・グループは、ユーザー作成のプロパティー・グループと同様に、ワークスペースに存続します。システム・プロパティー・グループ・ファイルが後で更新された場合、ユーザーは、システムからのより新しいプロパティー・グループを、システムから最初にロードされたプロパティー・グループで置き換えるよう指示されます。各ユーザーは、システム・プロパティー・グループを編集、削除、またはリソースに関連付けることができます。ユーザーは独自のプロパティー・グループを作成することもできます。
- デフォルト・プロパティー値の構成では、特定のプロパティーに、サイト固有のデフォルト値を定義することができます。ユーザーがシステムに初めて接続したときに、Rational® Developer
for System z® は、デフォルト値ファイルがそのシステム上に存在するかどうかを判断します。存在する場合は、ユーザーがそのシステムに新しいプロパティー・グループを作成するときに必ず、デフォルト値ファイルからのデフォルト値が使用されるように、デフォルト値がワークスペースに保管されます。デフォルト値ファイルのデフォルト値を持たないプロパティーの場合は、Rational Developer for System z のプロパティー値が使用されます。ワークスペースへのデフォルト値の転送後にシステム上のデフォルト値ファイルが更新された場合、ユーザーは、ワークスペースのデフォルト値を、システムからのデフォルト値で置き換えるよう指示されます。
リモート・システムにデフォルト・プロパティー値が構成されていない場合には、システムは Rational Developer for System z で提供されるデフォルト値を使用します。
リモート・システムにプロパティー・グループおよびデフォルト・プロパティー値を構成するには、以下の構成ファイルを定義する必要があります。
説明と例については、関連するタスクを参照してください。
- システム・プロパティー・グループ・ファイルおよびデフォルト値ファイルを指すプロパティー構成ファイル。
- ユーザーがシステムに初めて接続したときに使用可能になるプロパティー・グループを定義するシステム・プロパティー・グループ・ファイル。
- ユーザーがシステムに初めて接続したときに使用可能になるプロパティー値を定義するデフォルト値ファイル。