「設定」パネルは、フォーマット済みデータ・エディターのカスタマイズに役立つ構成オプションを提供します。
「設定」パネルにアクセスするには、メニュー・バーから「ウィンドウ」、続いて「設定」を選択します。「設定」パネルが開かれたら、パネルの左側のツリーから「ファイル・マネージャー」を選択します。以下に、File Manager Integration の「設定」パネルのオプションを示します。
- IBM® File Manager をデバッグ・モードで実行:
- このオプションを選択すると、ホストで IBM File Manager がデバッグ・モードで実行されます。それにより、ホストに保存された File Manager ジョブからの出力スプールに、IBM Rational® Developer for System z® File Manager から出された呼び出しに関するより具体的な情報が含まれるようになります。
- VSAM クラスター・プロパティーを取り出す:
- このオプションを選択すると、File Manager は、VSAM クラスターのデータ・セットに関する統計を取り出すことができます。
- テンプレート・コンパイラー:
- フォーマット済みデータ・エディターを開くときに COBOL コピーブックまたは PL/I インクルード・ファイルをコンパイルする場合に、使用する言語を選択します。
- 以下のオプションがあります。
- COBOL - COBOL コンパイラーのみを使用してコンパイルします。
- PL/I - PL/I コンパイラーのみを使用してコンパイルします。
- 自動 - COBOL、PL/I、COBOL の順序で各コンパイラーを使用して、コンパイルが成功するまで、コンパイルを試みます。(デフォルト)
フォーマット済みデータ・エディターの構成オプションを設定するには、パネルの左側のツリーの「File Manager」の下にある「フォーマット済みエディター」を選択します。以下のオプションを使用して、フォーマット済みデータ・エディターを構成します。
- エディター・データ・セット・ウィンドウ・サイズ (レコード数):
- このオプションは、編集セッションが開始した時に、エディターに表示されるデフォルトのレコード数を制御します。これは、表示できる最小または最大のレコード数を示しているのではないことに注意してください。表示されるレコードの数は、エディター内の現行データ・セットにレコードが追加されたり、そのデータ・セットからレコードが除去された場合には変更されます。(例えば、データ・セットからレコードを削除、またはデータ・セットにレコードを追加すると、このウィンドウ・サイズが変わります。)
- エディター・データ・セット・ステップ・サイズ (レコード数):
- このオプションは、データ・セットの全探索時にエディターが上方または下方に移動するレコードの数を定義します。(例えば、現在、レコード 1 から 200 までがエディターに表示されている場合、ステップ・サイズ 50 レコードで先に進むことを選択すると、エディターは、レコード 51 から 250 を表示することになります。)
- エディターでの最大レコード数:
- このオプションは、エディターがある保存から次の保存までの間にトラッキングできるデータ・セット内のレコードの最大数を定義します。これには、現在表示されているすべてのレコードに加えて、現在表示されているウィンドウに表示されていないレコードで、最後の保存要求以降にローカルで変更されたレコードがすべて含まれます。データ・セットのステップスルー時の変更がすべて維持されるため、ローカルに保管されるデータの量が膨大になる可能性があります。このため、ステップを実行する前に、リモート・データ・セットに対するすべての変更を保存しておくことをお奨めします。エディターが多数の変更を維持できるようにするためには、最大レコード数をエディターのデータ・セット・ウィンドウ・サイズよりかなり大きく設定しておく必要があります。
- 元に戻す限度:
- 「元に戻す限度」では、所定の編集セッションで元に戻すことができる連続アクションの数を設定します。「元に戻す限度」を 10 に設定すると、編集セッションで実行された最後の 10 個のアクションを元に戻すことができます。
- ボタンのテキストを単一フォーマット・レコード・ナビゲーションに使用:
- このオプションを選択すると、単一フォーマットでのレコード・ナビゲーション・ボタンが変わり、方向指示矢印の代わりに記述テキストが表示されます。
- キー強調表示色:
- このオプションを選択すると、フォーマット済みデータ・エディターがキーを強調表示するのに使用する色を選択できます。このオプションが適用されるのは、キー・フィールドが定義されている KSDS データ・セットのみです。