X/Open Company および SQL Access Group は、X/Open Call Level Interface と呼ばれる、 呼び出し可能 SQL インターフェースの仕様を共同で開発しました。 このインターフェースの目的は、アプリケーションが特定のデータベース・ベンダーのプログラミング・インターフェースに 依存しないようにすることにより、アプリケーションの移植性を高めることです。
ODBC は元来、Microsoft によって、X/Open CLI の素案に基づき、Microsoft オペレーティング・システム向けに開発されました。それ以降、他のベンダーが、OS/2 システムや UNIX システムなどの他のプラットフォームで動作する ODBC ドライバーを提供してきました。
この章の説明および例は、ODBC バージョン 3.0 に適用されます。ODBC インクルード・ファイルについて詳しくは、提供されるインクルード・ファイルの使用を参照してください。