Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

順次ファイルを用いたワークステーション VSAM 順次データ・セットへのアクセス

順次データ・セットがロードされるときには、SEQUENTIAL OUTPUT 用に関連ファイルをオープンする必要があります。レコードは、提示された順序で保管されます。

KEYTO オプションを使用すれば、各レコードが書き込まれるときの 順次レコード値を取得することができます。後でこれらのキーを使用すれば、このデータ・セットにキーによるアクセスを行うことができます。

ワークステーション VSAM 順次データ・セットにアクセスするために使用する SEQUENTIAL ファイルは、INPUT 属性または UPDATE 属性 を使用してオープンすることができます。KEY オプションまたは KEYTO オプションを使用する場合には、ファイルには、KEYED 属性も必要です。

順次アクセスの順序は、レコードをデータ・セットに初めにロードしたときと同じです。読み取られるレコードの順次レコード値を回復するには、READ ステートメントで KEYTO オプションを使用します。KEY オプションを使用すると、回復されるレコードは、ユーザーが指定する順次レコード値を持つレコードになります。次の順次アクセスは、データ・セットの新しい場所から開始されます。

UPDATE ファイルの場合、WRITE ステートメントは、データ・セットの終わりに新 たにレコードを付け加えます。REWRITE ステートメントによって再書き込みの行われるレコードは、KEY オプションを 使用する場合は、指定された順次レコード値を持つものであり、そうでない場合には、直前の READ で アクセスされたレコードです。


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