Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

標準入力、標準出力、および標準エラー装置のリダイレクト

標準入力、標準出力、および標準エラー装置をファイルにリダイレクトすることもできます。リダイレクトを使用できるのは、次の プログラムです。ただし、このリダイレクトを機能させるには、最初に 2 つの SET DD: ステートメントを発行する必要があります。その記述は、以下のとおりです。

set dd:sysprint=stdout:
set dd:sysin=stdin:

  Hello: proc options(main);
    put list('Hello!');
  end;

このプログラムのコンパイルおよびリンク後、コマンド行に次のよう に入力してプログラムを呼び出すことができます。

  hello2 >

  hello > hello2.out

表示ステートメントの場合と同様に、より大記号を使用すると、その後ろに指定されているファイル (この場合は HELLO2.OUT) に出力がリダイレクトされます。これは、'HELLO' という語がファイル HELLO2.OUT に書き込まれることを意味します。PRINT 属性はデフォルトで SYSPRINT に適用されるため、出力にはプリンター制御文字も組み込まれるということに注意してください。

READ ステートメントは stdin からのデータにアクセスできますが、その場合は、値が 1 である LRECL を指定しなければなりません。


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