このオプションでは、インクルード・ファイルを検索するための ファイル名拡張子を指定します。ファイル名は %INCLUDE ステートメントに、ディレクトリー検索パスは IBM.SYSLIB または INCLUDE 環境変数に指定します。
>>-INCLUDE--(--+---------------------------+--)---------------->< | .-+---+------. | | | '-,-' | | | V | | '-EXT--(----ext_string-+--)-'
省略形: INC
拡張子ストリング (『コンパイル時オプションの使用規則』のステップ 2 にある strings の注を参照) は、最大長 31 文字ですが、最初の 3 文字で切り捨てられます。
複数のファイル名拡張子を指定すると、コンパイラーはまず、指定された一番左の拡張子を持つインクルード・ファイルを検索します。次に、左から右に、ユーザーの指定した拡張子を検索します。最高 7 つの拡張子を指定できます。
デフォルト: INCLUDE(EXT('INC' 'CPY' 'MAC'))。
インクルード・ファイルの拡張子として、'PLI' を使用しないでください。
例:
この最初の例では、コンパイラーは、COP、INC、2++、および MAC というファイル名拡張子を持つインクルード・ファイルを、その順に検索します。
include ( ext(Cop Inc '2++' Mac) )
以下の例では、コンパイラーは、最初、ファイル名拡張子なしにインクルード・ファイルを検索した後、INC、CPY、および MAC というファイル名拡張子を持つインクルード・ファイルを検索します。
include (ext(' ',Inc,Cpy,Mac))