Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

ソート・フィールドの指定

SORT ステートメントは、PLISRTx への最初の引数です。SORT ステートメントの構文は、次の形式の文字ストリング式でなければなりません。

構文図を読む構文図をスキップする                      .-,---------------------.
                      V                       |
>>-'bSORTbFIELDS=--(----start,length,form,seq-+--)-------------->
 
>--+----------------+--b'--------------------------------------><
   '-他のオプション-'
 
b
1 つ以上のブランク。ここに示されているブランクは必須です。これ以外のブランクは認められません。
start,length,form,seq
ソート・フィールド。指定するソート・フィールドの数は任意 ですが、フィールドの全長には限度があります。複数のフィールドがソートされる場合は、レコードはまず 最初のフィールドに従ってソートされ、次に、等しい値をもつレコードが 2 番目のフィールドに従ってソートされ、というようになります。ソート値がすべて等しければ、等しいレコードの順序は任意になります。ソート・フィールドのオーバーレイはサポートされません。
start
レコード内の開始位置です。バイトで値を指定します。ストリングの最初のバイトは、バイト 1 とみなされます。
length
ソート・フィールドの長さです。バイトで値を指定します。ソート・フィールドの長さには、それぞれのデータ型別に制約があります。
form
データのフォーマットです。これは、ソートの目的で用いられるフォーマットです。PL/I ルーチンとソート・プログラム間でやり取りされるデータはすべて、文字ストリングの形式でなければなりません。主なデータ型とその長さに対する制約事項を次に示します。
コード
データ型と長さ
CH
文字 1 から 256
ZD
ゾーン 10 進数符号付き 1 から 32
PD
パック 10 進数符号付き 1 から 32
FI
固定小数点、符号付き 1 から 256
BI
2 進数、符号なし 1 ビットから 256 バイト

全フィールドの合計長は、256 バイトを超えてはなりません。

seq
データが次のようにソートされる順序です。
  • A - 昇順 (つまり、1,2,3,...)
  • D - 降順 (つまり、...,3,2,1)

E を指定することはできません。その理由は、PL/I は、ユーザーが提供した順序を渡す手段を備えていないからです。

他のオプション
ワークステーション PL/I でサポートされるオプションは、デフォルトの EQUALS のみです。ただし、メインフレームからダウンロードしたソース・コードは、変更する必要はありません。

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