Rational Developer for System z バージョン 7.6

スマート論理 COBOL および PL/I ファイルに対するローカル・ビルド・オプションの設定

このタスクについて
デフォルトでは、双方向に対応したプロジェクトは、ソース・ファイルおよび実行可能ファイルをビジュアル・レイアウトに変換する設定を使用します。この設定は、ソース・ファイルが不可視マーカーを含む場合にエラーの原因となる可能性があります。以下のストリングが、例えば、COBOL プログラムに含まれる場合に、コンパイラーは、リテラルが指定の長さを超えることを示すエラー・メッセージ IGYGR1056 を出します。
双方向文字を含むリテラル宣言
リテラル宣言は正しく見えますが、コンパイラーは、不可視の LRM マーカーをカウントして、エラー・メッセージを出します。

このタイプのエラーを防止するには、以下のようにローカル・ビルド・オプションを設定します。

  1. 「ローカル COBOL ビルド・オプション」プロパティー・ページまたは「ローカル PL/I ビルド・オプション」プロパティー・ページを開きます。
  2. 「環境変数」フィールドで、入力する set ステートメントを set bidiInput=Logical となるようにします。 このステートメントは、コンパイル前に、ソースがビジュアル・フォーマットに変換されないようにします。

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