Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

データ・セットのタイプ

PL/I では、ネイティブ・データ・セットとワークステーション VSAM データ・セットという 2 種類のデータ・セットが定義されています。

プラットフォームの区別

この章では、PL/I ワークステーション製品で使用可能なアクセス方式について説明します。ただし、すべてのアクセス方式があらゆるプラットフォームで使用できるわけではありません。この章の情報を参照するときは、以下のガイドラインを参考にしてください。

メインフレーム VSAM ファイルを対応する DDM、ISAM、または BTRIEVE ファイルに変換するには、LODVSAM ユーティリティー (AIX ではまだサポートされていない) の始めにある手順に従います。適切なアクセス方式 AMTHD(DDM|ISAM|BTRIEVE) を指定するようにしてください。

DDM、ISAM、または BTRIEVE ファイルをメインフレーム VSAM ファイルに変換するには、RELOAD ユーティリティー (AIX ではまだサポートされていない) の始めにある手順に従います。これらのユーティリティーは、PL/I for Windows のサンプル・ディレクトリー内にあります。

メインフレーム上にあるデータ・セットに PL/I プログラムからリモートでアクセスするには、PL/I for Windows コンポーネントの一つである SMARTdata Utilities (SdU) に付属している Distributed FileManager 製品を使用します。SdU の使用方法は、同製品のオンライン・ブックに記載されています。SdU のオンライン・ブックは、このコンポーネントを選択した場合のみインストールされます。

Windows の場合は、「Distributed FileManager User's Guide」を参照してください。

ネイティブ・データ・セットには、以下のタイプがあります。

上記のタイプのデータ・セットにアクセスする場合、レコード入出力とストリーム入出力の両方を使用できますが、アクセスは順次方式のみが可能です。

このほかに、PL/I 定義のデータ・セットには以下のタイプがあります。

領域データ・セットにアクセスする場合は、レコード入出力のみ使用できます。アクセスは順次方式でも直接方式でも可能です。


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