UML から COBOL へのプロセスによって、ビジネス指向基本タイプが含まれているモデル・ライブラリーが提供されます。これらの基本タイプは、Rational® Software Architect が提供する UML 基本タイプを拡大します。それらを必ずしも残りのタスクで使用する必要はありませんが、それらはユーザーが記述しようとする属性に、より適切なセマンティックを提供します。
言語に関連したレイヤーへの変換は、この追加のセマンティックを利用します。
このタスクについて
UML モデルを作成するとき、使用するモデル・ライブラリーを指定できます。追加するライブラリーを指定するには、以下のステップを実行します。
- UML モデル (.emx ファイル) を開き、エディター・ビューで「詳細」タブに切り替えます。
- 「モデル・ライブラリー」の下で「追加」をクリックします。「モデル・ライブラリーのインポート」ウィンドウが開きます。
- 「モデル・ライブラリーのインポート」ウィンドウで、「配置済みライブラリー」ラジオ・ボタンを選択します。
- 「配置済みライブラリー」ドロップダウン・メニューから、「データ型」を選択します。
- 「OK」をクリックします。
属性タイプ
図に示すように、メイン・ビューから「モデル・ライブラリーのインポート」ウィンドウが開かれ、「配置済みライブラリー」ラジオ・ボタンの下で「データ・タイプ (Data Types)」が選択されます。
モデル・ライブラリーは、クラスの属性に以下のタイプを提供します。
- データ
- バイナリー
- 通貨
- 日付
- 浮動小数点
- 整数
- ストリング
図に示すように、「タイプのエレメント選択 (Select Element for Type)」 ウィンドウが開きます。属性タイプが「参照」タブの下に表示されます。