Rational Developer for System z には、アセンブラー、COBOL、C/C++、および PL/I のプログラムをローカル・システムおよびリモート・システムの両方で開発するためのツールがあります。
システム・プロパティー、サブプロジェクト・サブプロジェクト・プロパティー、ローカル・プロジェクト・プロパティー、およびリソース・プロパティーにより、開発環境がより便利になります。コンパイラーとリンケージ・エディターがプロパティー値として参照されるので、 例えば、キー・ストロークでコードをビルドすることができます。 Rational Developer for System z は、リソース・プロパティーを、プロパティー・グループ、つまりプロジェクト、システム、およびユーザー間で簡単に共用および再利用できるプロパティー値の名前付きセットに定義します。
プロパティーは、ローカル・リソースまたはリモート・リソースの特性を定義します。プロパティーは、最初にリソースにアクセスしたときにリソースごとに作成されて、そのリソースが削除されるまで維持されます。リモート・システムから切断すると、プロパティーとリソースは表示されなくなりますが、プロパティーは存続しており、システムに再接続すると 再表示できます。
Rational Developer for System z 内から操作を開始してリソースを変更する場合、リソースのプロパティーは最新の状態に保たれます。 Rational Developer for System z の外から (例えば、ISPF を使用して) リソースを変更する場合、リソースのプロパティーは、ワークステーションから更新されるまで非同期の状態になります。
Rational Developer for System z は、定義されるシステム、プロジェクト、およびリソースのためにデフォルトのプロパティー・セットを定義します。システムにプロパティー・グループが定義されていなければ、システムとそのリソースにはデフォルトのプロパティーが有効になります。