Rational Developer for System z バージョン 7.6

z/OS プロジェクトのオンライン状態への戻り

オフラインに変更したプロジェクトが再びリモート・システムに接続する準備ができたら、そのプロジェクトをオンライン状態に戻すことができます。
このタスクについて
プロジェクトがオフラインになっているときも、 リモート・システム上のリソースには、引き続き、その他のユーザーがアクセス可能です。 自分の変更内容と、他のユーザーがリソースに加えた変更をマージする必要があります。

z/OS® プロジェクトをリモート・システムに接続し、オンラインで作業を行うには、以下の手順に従います。

  1. 「z/OS プロジェクト」ビューで、オンラインに変更するサブプロジェクトを右クリックし、「オンライン作業」をクリックします。 関連システムのいずれかが接続されていない場合、 プロジェクトがオンライン状態に移動する前に接続するようプロンプトが出されます。 Rational® Developer for System z® は、ローカル・リソースをリモート・システムに再同期させようとします。 非同期リソースの収集中は、進行標識が表示されます。オフライン・プロジェクトが大規模な場合、再同期は数分かかります。 再同期が完了すると、「オンライン作業」ウィンドウが開き、 プロジェクトがオフラインにされてから変更されたリソースが表示されます。 オフライン・リソースを名前変更した場合、 この変更は 2 つの別個の更新操作、すなわち、 古いリソースの削除および新規に名前変更されたリソースの追加として表示されます。
  2. 更新作業は、以下の手順で行います。
    1. ローカル・リソースとリモート・リソースの差を表示するには、 「変更」ペインで、目的のリソースを選択します。 「テキストの比較」ペインが開いて、 ローカル・リソースとリモート・リソースの違いが表示されます。 矛盾は次のように処理できます。
      • ファイルがローカルおよびホスト上の両方で変更されている場合は、赤色のダイヤモンドでマークが付いています。 2 つのペインの間の右矢印ボタンをクリックすることによって、変更を、 リモート・システムからローカル・ワークスペースにコピーできます。
      • 矛盾を修正したら、ポップアップ・メニューで右クリックして「保存」を選択し、 ローカル・ファイルを保存します。
      • すべての矛盾が解決したことを示すには、「変更」ペインでリソースを選択し、「マージ済みとしてマーク」をクリックします。
    2. リモート・システムで変更されたリソースをダウンロードするには、 それを選択して「ダウンロード」をクリックします。
    3. ユーザーがローカルで変更したリソースをアップロードするには、 それを選択して「アップロード」をクリックします。プロジェクトをオンラインに戻すときにリモート・リソースを上書きすることを選択した場合は、他のユーザーがリモート・システム上のリソースに行った変更はすべて失われます。
    4. サブプロジェクト全体をアップロードするには、「変更」ペインでサブプロジェクト名を選択し、「アップロード」をクリックします。
  3. 必要なリソースのすべてのアップロードまたはダウンロードが終了したら、「オンライン作業」ボタンをクリックします。

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