Rational Developer for System z バージョン 7.6

Rational Developer for System z の IMS スニペット・カテゴリー

IBM® Rational® Developer for System z® は、「スニペット」ビューのカテゴリーの中で IMS カテゴリーをサポートします。

IMS スニペットのカテゴリーは以下のとおりです。

管理およびサービスのカテゴリー

最初の 4 つのスニペット・カテゴリーを使用して、ご使用の COBOL プログラムに IMS DL/I 呼び出しを追加できます。これらのカテゴリーの各スニペットは、個々の DL/I 機能に対応しています。いずれかのスニペットを呼び出すと、特定の DL/I 機能呼び出しの詳細について入力を求めるダイアログが表示されます。ダイアログの上部で、選択した DL/I 機能呼び出しと互換性のあるインターフェースのリストから、DL/I 呼び出しで使用するインターフェース・タイプを指定します。それ以外のフィールドは、該当する DL/I 呼び出しのパラメーターに対応しています。ただし、以下の例外があります。

System z LPEX エディターと共にこれらのスニペットを使用すると、スニペット・コード内の AIB または PCB 制御ブロックにあるネストされたフィールドへの参照が、参照先の AIB または制御ブロックにある実際のフィールドに自動的に置き換わります。例えば、 コードの行 MOVE LENGTH OF AIB TO AIBRLEN OF AIB を生成する場合、スニペット生成プログラムは、ダイアログで選択された AIB 制御ブロックのオフセット 8 に定義されたフィールドを検索して、それを AIBRLEN フィールドの名前として使用します。コードから AIB ブロックが解析できない場合は、フィールドのデフォルト値が使用されます。

DL/I 呼び出しを生成する場合、スニペット・コード生成プログラムは、VALUE 文節が DL/I 機能と同じであるレベル 77 フィールドの検索と、DL/I 呼び出しでのそのフィールドの使用を試みます。例えば、GHN スニペットのコードを作成する場合、生成プログラムはコードを解析した結果、以下のような宣言を見つけたとします。

77  GET-HOLD-NEXT    PICTURE X(4)  VALUE 'GHN '.

この時点で、GET-HOLD-NEXT は機能呼び出しに代入されます。一致が見つからない場合は、機能呼び出しにスニペット名 (この例では GHN) が使用されます。

COBOL の IMS アプリケーション・インターフェース・マスク

これらのスニペットは、一般的に使用される COBOL データ構造をご使用のプログラムに追加します。

COBOL の IMS DL/I 機能コード

これらのスニペットは、レベル 77 データ構造として DL/I 機能名を追加します。


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