CICS® TXSeries を使用してソース・コードで EXEC CICS
ステートメントを変換することにより、CICS TXSeries for Windows®
領域を使用するリモート・ファイルのローカル構文検査を行うことができます。
ローカル構文検査では、OS/390® CICS Transaction Server 3.1 の構文またはワークステーションの構文を使用することができます。
始める前に
CICS TXSeries for Windows
を使用して構文をローカルで検査できるようにするには、
ソース・コードが z/OS® プロジェクト内になければなりません。
このタスクについて
CICS TXSeries for Windows を使用してリモート・ファイルの構文を検査するには、以下の手順に従ってください。
- 「COBOL 設定」プロパティー・ページを開きます。
- 「ローカル・コンパイル・オプション」タブをクリックします。
- 「コンパイル・オプション」フィールドに
TEST,ADATA,EXIT(ADEXIT(FTTFDBKW)) と入力します。
- 「SYSLIB」フィールドに ¥CICS¥INCLUDE と入力します。
- OS/390 CICS Transaction Server 3.1 の構文を使用して構文検査を行うには、以下の手順を実行します。
- 「適用」ボタンを選択して、「ローカル・コンパイル・オプション」ページに設定されている値を保存します。
- 「COBOL 設定」プロパティー・ページの「プロシージャーおよびステップ」タブを選択します。
- 「CICS を使用」チェック・ボックスを選択します。
- チェック・ボックスの隣のドロップダウン・リストから「CICS Transaction Server for z/OS v3.1」を選択します。
- 「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。
- ワークステーションの構文を使用して構文検査を行うには、以下の手順を実行します。
- 「プリプロセッサーを起動」を選択します。
- 「プリプロセッサー・オプション」のデフォルトである CICSNT
-lIBMCOB -adesvp を受け入れるか、または変更します。
- 「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。
- 「z/OS プロジェクト」ビューで、
構文を検査するリソースを右クリックし、「構文検査」>「ローカル」をクリックします。
タスクの結果
構文チェッカーで検出されたエラーは、「リモート・エラー・リスト」ビューにリストされます。
次のタスク
「リモート・エラー・リスト」ビューにリストされたエラーをダブルクリックして、コードの対応する行を LPEX エディターに表示します。