Rational Developer for System z, バージョン 7.6

データ妥当性検査

このトピックには、データ妥当性検査手法に関する内容が含まれています。

File Manager Integration は、テンプレート・エディターおよびフォーマット済みデータ・エディターの内部で継続的にデータの妥当性検査を行います。テンプレートが適用されると、レイアウト内の各フィールドは、そのテンプレートによって定義された特定のデータ型を持ちます。データ・セット内のどのフィールドを編集するときにも、新規または変更された入力の妥当性検査が継続的に行われ、入力されているデータが必ずフィールド特性 (型、長さなど) に一致するようにします。例えば、浮動小数点フィールドにはどのような英字データも受け入れられません。フィールドが誤りであると確認されると、テーブル・ビュー上にエラーが表示されます。

フィールドに誤ったデータ型のデータが入力されたため、エディターの上にエラー・メッセージが表示されています。

エラーが発生したフィールドのあらゆる変更は、すべてのエラーが訂正されるまで適用されません。誤りのフィールドの訂正処置がとられず、フィールドの入力操作が終了した場合、データは編集前にフィールドに入っていた情報に置き換えられます。

クライアントでデータ妥当性検査を実行できない場合もあります。例えば、KSDS VSAM クラスターを編集するときに、クライアントで、ホストにあるデータ・セットのキーがすべて認識されているとは限りません (一部のレコードが選択されていない場合があります)。このような場合、クライアントは、キーの重複がないかを確認する検査ができないため、保存中にデータがホストに送り返されるまで、エラーは表示されません。


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