Rational Developer for System z バージョン 7.6

集約

このトピックでは、集約が設定された変換後の関係の例を示します。

集約リンクのソースである COBOL グループに COBOL ポインターが追加されます。ポインターの名前は、ターゲット・クラスの名前です。図 1 は、COBOL ポインターを持つモデルを示しています。
図 1. COBOL ポインターを持つモデル
この図は、PARENT、CHILD、GRANDCHILD、および CONTAINMENT というデータ・オブジェクトを持ち、さらに Ref へのポインターを持つ SERVICE という名前の COBOL プログラムを示しています。

図 2 に示されているように、集約は 2 つのクラス間に設定されます。

図 2. 2 つのクラス間の集約
01 GRANDCHILD .
   05 PARENT .
      10 ATTR1 PIC X(32).
      10 ATTR2 PIC X(32).
   05 CHILD .
      10 ATTR5 PIC X(32).
      10 ATTR6 PIC X(32).
      10 CONTAINMENT .
         15 ATTRIBUTE1 PIC X(32).
         15 REF  USAGE POINTER.
   05 GRANDCHILD .
      10 ATTR7 PIC X(32).
関連
関連 (Containment クラスと Ref クラス間)

図 3 では、Containment と Ref 間の集約関係を関連関係に置き換えてあります。 結果は同じです。

図 3. 親子としての集約
01 GRANDCHILD .
   05 PARENT .
      10 ATTR1 PIC X(32).
      10 ATTR2 PIC X(32).
   05 CHILD .
      10 ATTR5 PIC X(32).
      10 ATTR6 PIC X(32).
      10 CONTAINMENT .
         15 ATTRIBUTE1 PIC X(32).
         15 REF  USAGE POINTER.
   05 GRANDCHILD .
      10 ATTR7 PIC X(32).
図 4. 2 つのクラス間の関連
この図は、PARENT、CHILD、GRANDCHILD、および CONTAINMENT というデータ・オブジェクトを持ち、さらに CONTAINMENT と Ref 間の関連を持つ SERVICE という名前の COBOL プログラムを示しています。

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