マクロは、記述ファイル内のあるストリングを別のストリングに置き換えるために便利な手段です。テキストは、NMAKE が実行されるたびに自動的に置き換えられます。この機能は、記述ファイル全体でのテキストの変更を容易にします。そのテキストを使用するすべての行を編集する必要はありません。
マクロは一般に、以下の 2 通りの用途があります。
- 複数のプロジェクト用に標準記述ファイルを作成するため。
マクロは、コマンド内のファイル名を表します。
これらのファイル名は、NMAKE の実行時に定義されます。
異なるプロジェクトに切り替える場合に、マクロを変更すれば、NMAKE の使用するファイル名が、記述ファイル全体で変更されます。
- NMAKE がコンパイラー、アセンブラー、またはリンカーに渡すオプションを制御するため。
マクロを使用してオプションを指定すると、1 つの簡単なステップにより、記述ファイル全体で素早くオプションを変更することが
できます。
マクロは、以下の場所で定義できます。
- 記述ファイル
- コマンド行
- TOOLS.INI
- 環境変数からの継承を通じて
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