Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

双方向言語サポート

BMS マップ・エディターは、アラビア語とヘブライ語のマップに対する双方向オプションをサポートしています。 いくつかの機能は、資料に示されているように、アラビア語にのみ適用されます。 デフォルトでは、双方向言語サポートは使用不可になっています。

双方向機能とサポートに関連する問題について詳しくは、『双方向の考慮事項』を参照してください。

注: 以下の条件が、BMS マップ・エディターの双方向言語サポートに適用されます。

双方向言語サポートの使用可能化

アラビア語およびヘブライ語のマップを 処理するには、「BMS マップ・エディター設定 (BMS Map Editor Preference)」ダイアログで、双方向言語サポートを使用可能に する必要があります。 このステップは、双方向モード・ボタンを 「デザイン」ページに追加し、オプションを「デザイン」のポップアップ・メニューに追加します。 フィールドを直接編集する場合は、ステータス・バー情報が表示されます。

「設定」ウィンドウを閉じる前に、必要な双方向設定を有効にします。

双方向設定

以下の双方向設定が使用可能です。

「設定」ウィンドウで選択されたマップ・オプションは、新しくロードされるそれぞれのマップ・セットで有効になります。

ビジュアル入力キー機能

ビジュアル入力キー機能を使用すると、入力フィールドのビジュアル入力、およびラベル付き入力フィールドとテーブルの初期値のビジュアル入力が可能になります。表 1 に、設定でビジュアル・データ配列を使用可能に した場合に使用できる、数値パッドを伴うキー機能およびキー組み合わせを示します。
表 1. ビジュアル入力キー機能
キー機能 記述 キー組み合わせ
Push 反転テキストのセグメントを開始して、カーソルの方向を逆にします。 テキストはフィールドの最後に向かってプッシュされますが、カーソルは動きません。 Shift+NumLock
EndPush 反転テキストの現行セグメントを終了します。 カーソルがセグメントの最後までスキップして、その方向が復元されます。 Shift+/
AutoPush 実際に入力されたテキストに基づいて、Push および EndPush 機能が 自動的に呼び出されるようにします。 Alt+/
FieldReverse 入力方向を反転し、Backspace、Delete、Home、および End などの機能の方向を反転します。 ただしこの機能は、フィールドの内容をビジュアルに反転させることはありません。 Alt+NumLock
アラビア語とヒンディ語の数表示の入力切り替え アラビア語とヒンディ語の間で数表示の入力を切り替えます。 Alt+*

ステータス・バー情報

デザイン・キャンバスでマップ・セット項目をクリックすると、以下の双方向情報がステータス・バーに表示されます。

双方向 Web ページ生成オプション

JavaServer Faces (JSF) Web ページを BMS マップ・セット・ファイルから生成する場合は、以下の双方向出力オプションを使用できます。
マップ・セットのプレビュー・レイアウトに類似したレイアウトの JSF ページを作成するには、以下のオプション設定が、マップ・セットの作成に使用された双方向設定と一致しなければなりません。 追加情報については、『双方向設定』を参照してください。
  • ビジュアル BMS マップ
  • 右から左の向き
  • 対称スワッピング
  • 数値スワッピング
以下の機能は、双方向設定を設定する場合にビジュアル・データ配列を選択すると使用可能になります。
  • BIDI のコピー・アンド・ペーストのサポート

    JSF ページの入力フィールドとの間で コピー・アンド・ペーストを使用可能にします。

  • ヒント

    JSF ページの入力フィールドの隣にヒントを表示します。

  • 状況表示行

    ブラウザーのステータス・バーに入力フィールドの状況を表示します。

重要: JSF ページの生成中に複数の双方向属性を選択した場合、スクリプト・エラーに よって JSF ページの実行が妨げられることがあります。 このようなスクリプト・エラーをクリアするには、手動で JSF ページを編集する必要があります。

JSF ページの作成に関する追加について詳しくは、『JSF Web ページの生成』を参照してください。


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