このセクションでは、Debug Tool for z/OS® に加えられた主要な変更を示します。
z/OS XL C/C++ バージョン 1.11 へのすべての参照が z/OS XL C/C++ バージョン 1.10 に変更されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」の以下のトピックが更新され、 z/OS XL C/C++ およびランタイム環境に適用する必要がある PTF について説明されています。
該当する場合は、以下の変更がリビジョン・バーでマークされています。
.mdbg ファイルおよびその作成に不慣れな場合は、「z/OS XL C/C++ ユーザーズ・ガイド」の『dbgld - デバッグ用のモジュール・マップの作成』または『CDADBGLD - モジュール・マップ用のデバッグ・サイド・ファイルの作成 (CDADBGLD - Create a debug side file for the module map)』のトピックを参照してください。
EQAOPTS オプション・ファイルで EQAXOPT オプション MDBG を YES に設定すると、 Debug Tool が常に .mdbg ファイルからソースおよびデバッグ情報を検索するように指示できます。MDBG オプションの設定方法を調べるには、「Debug Tool カスタマイズ・ガイド」の 『MDBG』を参照してください。環境変数を指定できる場合は、EQAXOPT MDBG オプションのすべての設定 (デフォルト設定を含む) をオーバーライドする環境変数 EQA_USE_MDBG を YES または NO に設定できます。
Debug Tool でソースおよびデバッグ情報を見つける際の .mdbg ファイルの使い方については、「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」の 付録B. Debug Tool によるソース、リスト、または分離デバッグ・ファイルの検索方法を参照してください。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」の以下のトピックにリストされている複数の PTF をコンパイラーとランタイム環境に適用する必要があります。
dbgld コマンドまたは CDADBGLD ユーティリティーで .mdbg ファイルを作成するときに使用する .dbg ファイルの作成のために選択するコンパイラー・オプションについては、「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」の以下のトピックを参照してください。
.dbg ファイルと .mdbg ファイルの場所を指定するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法について、以下に要約します。
.dbg ファイルおよび .mdbg ファイルの場所を指定した後、以下のコマンドを使用して場所を検証できます。
「Debug Tool カスタマイズ・ガイド」では、以下のトピックが追加または更新されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、専用端末を使用するフルスクリーン・モードでのデバッグ・セッションの開始のトピックが更新されました。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」および「Debug Tool リファレンスの要約」では、以下のコマンドの説明と構文図が更新されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、これらの変数をモニター・ウィンドウに追加する方法を説明したCOBOL プログラムの working-storage section のモニター・ウィンドウへの表示のトピックが追加されました。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、新しいサブオプション WSS を説明する『MONITOR コマンド』のトピックが更新されました。
「Debug Tool リファレンスの要約」では、『MONITOR コマンド』の構文図が更新され、新しいサブオプション WSS が含められました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、以下のトピックが追加または更新されました。
「Debug Tool リファレンスの要約」および「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、以下のトピックが追加されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、モニター・ウィンドウの変数変更の制約事項のリストから 1 項目が除去されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、この制限を説明する句が以下のトピックから除去されました。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、この制限を説明する句が以下のトピックから除去されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、以下のトピックが更新され、特定の行にスクロールする方法が明瞭になりました。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」と「Debug Tool リファレンスの要約」では、FINDBP コマンドと POSITION コマンドの説明が 『FINDBP コマンド (フルスクリーン・モードのみ)』および 『POSITION コマンド (フルスクリーン・モードのみ)』のトピックにあります。
以前はプログラムの識別に「Program ID (プログラム ID)」フィールドを使用していました。これが「LoadMod」と「CU」の 2 つのフィールドに変更されました。
「Debug Tool リファレンスの要約」では、新しいオプションの記述を含めるために、以下のコマンドの構文図が更新されました。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、新しいオプションの記述を含めるために、以下のコマンドの構文図が更新されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、新しいフィールドの説明を含めるために『DTCN プロファイルの作成と保管』の指示が更新されました。
「Debug Tool カスタマイズ・ガイド」では、『EQAOPTS オプションの定義: チェックリストと手順』に DTCNFORCELOADMODID と DTCNFORCECUID が追加されました。
「Debug Tool リファレンスの要約」および「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、以下のコマンドの説明が更新され、ブラウズ・モードでの使用の制限の説明が追加されました。
のトピックが更新され、新しいオプション BROWSE MODE の説明が追加されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、デバッグ・モードの選択のトピックが更新され、ブラウズ・モードの機能と制御方法が説明されています。
「Debug Tool カスタマイズ・ガイド」では、以下のトピックが追加され、このフィーチャーで実行する必要があるカスタマイズ・タスクが説明されています。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、この制限を説明する使用上の注意が 『MONITOR コマンド』から除去されました。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」および「Debug Tool リファレンスの要約」では、以下のトピックが更新されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、モニター・ウィンドウのトピックが更新され、モニター・ウィンドウに表示される行数を増やす方法および大容量データのモニターの影響が説明されています。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、従来の使用上の注意が変更され、Debug Tool がこれらの変数をどのようにモニターするかを説明した新しい使用上の注意が、"AT CHANGE (フルスクリーン・モード、ライン・モード、バッチ・モード)"に追加されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、以下のトピックが更新されました。
「Debug Tool ユーザーズ・ガイド」では、以下のトピックが更新され、アセンブラーおよび逆アセンブリー・プログラムで L および M 接頭部コマンドを使用する方法が説明されています。
これらのトピックの一部では、用語に多少の変更があります。 これらのトピックで使用される「オペランド」という語は、C、C++、COBOL、または PL/I の変数を意味するか、アセンブラー命令のオペランドを意味します。
「Debug Tool リファレンスおよびメッセージ」では、『L 接頭部コマンド (フルスクリーン・モード)』および 『M 接頭部コマンド (フルスクリーン・モード)』のトピックが更新され、ステートメントのオペランドまたは変数の識別方法とこのサポートの制限が説明され、新しい例が示されています。