Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.9, プログラミング・ガイド

CTLASA|CTL360

印刷制御機構オプション CTLASA および CTL360 は、連続データ・セットに関連付け られた OUTPUT ファイルだけに適用されます。 この 2 つのオプションは、レコードの最初の文字を制御文字として解釈 するように指定します。

構文図を読む構文図をスキップする>>-+-CTLASA-+--------------------------------------------------><
   '-CTL360-'
 

CTLASA オプションは、米国標準規格垂直紙送り位置決め文字 (American National Standard Vertical Carriage Positioning Character) または米国標準規格ポケット 選択文字 (American National Standard Pocket Select Character)(レベル 1) を指定するためのオプションです。 また、CTL360 オプションは、IBM のマシン・コード制御文字を指定するためのオプションです。

図 30 にリストされている米国標準規格の制御文字は、関連付けら れたレコードが印刷、穿孔される前に、指定の処置を実行するための文字です。

なお、マシン・コード制御文字は、装置タイプによって異なります。 プリンター用の IBM マシン・コード制御文字は、表 17 にリストしてあります。

図 30. 米国標準規格の印刷およびカード穿孔制御文字 (CTLASA)
コード
処置
 
1 行空けて (ブランク・コード) から印刷する
0
2 行空けてから印刷する
-
3 行空けてから印刷する
+
1 行目から印刷する
1
チャネル 1 にスキップする
2
チャネル 2 にスキップする
3
チャネル 3 にスキップする
4
チャネル 4 にスキップする
5
チャネル 5 にスキップする
6
チャネル 6 にスキップする
7
チャネル 7 にスキップする
8
チャネル 8 にスキップする
9
チャネル 9 にスキップする
A
チャネル 10 にスキップする
B
チャネル 11 にスキップする
C
チャネル 12 にスキップする
V
スタッカー 1 を選択する
W
スタッカー 2 を選択する

表 17. IBM マシン・コード印刷制御文字 (CTL360)
印刷してから
実行
 
コード・バイト
 
処置
 
 
 
直ちに処置
(印刷は行わない)
 
コード・バイト
00000001 印刷のみ (スペースなし) --
00001001 スペース 1 行 00001011
00010001 スペース 2 行 00010011
00011001 スペース 3 行 00011011
10001001 チャネル 1 にスキップする 10001011
10010001 チャネル 2 にスキップする 10010011
10011001 チャネル 3 にスキップする 10011011
10100001 チャネル 4 にスキップする 10100011
10101001 チャネル 5 にスキップする 10101011
10110001 チャネル 6 にスキップする 10110011
10111001 チャネル 7 にスキップする 10111011
11000001 チャネル 8 にスキップする 11000011
11001001 チャネル 9 にスキップする 11001011
11010001 チャネル 10 にスキップする 11010011
11011001 チャネル 11 にスキップする 11011011
11100001 チャネル 12 にスキップする 11100011

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