Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.9, プログラミング・ガイド

ストリーム指向データ伝送の使用

ストリーム入出力の使用によるファイルの定義
ENVIRONMENT オプションの指定
CONSECUTIVE
レコード・フォーマット・オプション
RECSIZE
レコード・フォーマット、BLKSIZE および RECSIZE のデフォルト値
GRAPHIC オプション
ストリーム入出力によるデータ・セットの作成
必須情報
ストリーム入出力によるデータ・セットへのアクセス
必須情報
レコード・フォーマット
ストリーム入出力による PRINT ファイルの使用
印刷する行の長さの制御
タブ制御テーブルの指定変更
SYSIN ファイルおよび SYSPRINT ファイルの使用方法

ここでは、STREAM 属性の PL/I ファイルで使用するデータ・セットの定義方 法について説明します。 使用できる ENVIRONMENT オプション、データ・セットを 作成しデータ・セットにアクセスする方法について説明します。 また、データ・セットの作成、アクセス時に使用する DD ステートメント の必須パラメーターを表にまとめ、文章による記述を 説明するために PL/I プログラムの例もいくつか掲載しています。

STREAM 属性を持つデータ・セットは、ストリーム指向データ伝送で処理されます。 そのため、PL/I プログラムは、ブロックやレコードの境界を無視して、各データ ・セットを、文字の形またはグラフィックの形のデータ値の 1 つの 連続するストリームとして扱うことができます。

ストリーム指向データ伝送用のデータ・セットを作成し、それにアクセス するには、「PL/I 言語解説書」で説明しているリスト指示、 データ指示、および編集指示の入出力ステートメントを使用します。

出力の場合、PL/I は必要に応じてデータ項目をプログラム変数から文字の形に変換し、 文字またはグラフィックスのストリームを、 データ・セットに伝送するためにレコードに構築します。

入力の場合、PL/I はデータ・セットからレコードを取り出し、 ユーザー・プログラムが要求した複数のデータ項目に分割し、さらに それをプログラム変数に割り当てるのに適した形に変換します。

ストリーム指向データ伝送は、グラフィック・データの読み取りと書き込みに使用できます。 適切なプログラミング・サポートがあれば、グラフィックスを表示し、印刷し、 入力することができる端末、プリンター、およびデータ入力装置があります。 ユーザーのデータが使用する装置または印刷ユーティリティー・プログラム で受け入れられているフォーマットになっているかどうか確認する必要があります。


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