Debug Tool for z/OS®、バージョン 10.1 から、
Debug Tool DTCN のプライマリー・メニューでの、ユーザーがデバッグしたいプログラムの指定方法が変更されました。
以前はプログラムの識別に「Program ID (プログラム ID)」フィールドを使用していました。これが「LoadMod」と「CU」の 2 つのフィールドに変更されました。
Debug Tool for z/OS、バージョン 9.1 (PTF for APAR PK74749 適用済み) から、C/C++ の
セマンティクスによりよく合わせるために、C/C++ プログラムの中のポインターの Debug Tool の処理方法が変更されました。
この変更によって、以下のコマンドが影響を受けます。
- ポインターを参照する AT CHANGE コマンド。例えば、AT CHANGE p。
- 前の動作
- Debug Tool は、p が変更されると停止する。
- 新しい動作
- Debug Tool は、p が指す先の値が変更されると停止する。
- ポインターを参照する LIST STORAGE コマンド。例えば、LIST STORAGE(p,0,4)。
- 前の動作
- Debug Tool は p の内容を表示します。
- 新しい動作
- Debug Tool は、p が指す先の内容を表示します。
- ポインターを参照する MEMORY コマンド。例えば、MEMORY p。
- 前の動作
- Debug Tool は p の内容を表示します。
- 新しい動作
- Debug Tool は、p が指す先の内容を表示します。
- ポインターを参照する STORAGE コマンド。例えば、STORAGE(p,0,4)。
- 前の動作
- Debug Tool は p の内容を変更します。
- 新しい動作
- Debug Tool は、p が指す先の内容を変更します。
このトピックで説明している内容に関して詳しくは、以降のトピックを参照してください。
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