Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

プロセスへの独自の基本タイプの組み込み

UML から COBOL へのプロセスに独自の基本タイプを組み込むことを考慮してください。

このタスクについて

大部分のユーザーは、基礎となるビジネス基本 (elementary) タイプを定義するために、独自の一連の基本 (primitive) タイプを定義します。ほとんどの場合、それらの基本タイプは概念上では弊社が提供するものとよく似ています。弊社のプロセスはソリューションが提供する基本タイプを利用しているので、ユーザーは提供される基本タイプではなく、ユーザーの基本タイプを考慮してソリューションをカスタマイズし、どれが新規基本タイプに対する適切なステレオタイプであるかを指定する必要があります。 あるいは、ソリューションの基本タイプを使用するモデルを得るために、変換を追加することもできます。

UML から COBOL へのプロセスは汎用基本タイプを提供し、また、それらを利用しているので、組織内ですでに定義されている基本タイプを考慮して、それらをプロセスのステレオタイプにマップするメカニズムを備えています。

マッピングをカスタマイズするには、以下のようにします。

手順

  1. インストールしたプラグイン内の XML マッピング・ファイルを編集します。
  2. com.ibm.etools.umlx.udp.cobol.binding プラグインを見つけてください。 プラグインの config フォルダーに、次の 2 つの構成ファイルがあります。
    • Default_Mapping.xml は、デフォルトまたは現行のマッピングを記述しています。
    • Custom_Mapping.xml には、特定の基本タイプと、UML から COBOL へのプロセスが提供するステレオタイプとの間のカスタム・マッピングを追加できます。
    この両方のファイルが考慮されます。デフォルト・マッピングで指定するのと同じ基本タイプが Custom_Mapping.xml ファイルで指定されている場合は、カスタマイズされたマッピングの方が考慮されます。 ステレオタイプを容易に適用できるようにするために、パターンを使用して適切なステレオタイプを自動的に適用できることに注意してください。

次のタスク

クラス・プロパティーへのステレオタイプの適用の自動化』を参照してください。

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