Rational® Developer for System z® には、ローカル構文検査とリモート構文検査という、リソースの構文を検査するための 2 つのオプションがあります。
MVS サブプロジェクトで COBOL または PL/I コードを開発する場合、
特定のソース・ファイルでローカル構文チェックまたはリモート構文チェックを実行できます。
- ローカル構文検査は、
Windows®
COBOL または PL/I コンパイラーを使用してリソースの構文を検査します。
ローカル構文検査は、ローカルに保管されたリソース、またはリモート・リソースに対して使用できます。
ローカル構文検査は、処理時間を節約し、
追加の z/OS®
CPU サイクルに関連する出費 (ある場合) を抑えることができます。
ローカル構文チェックを実行するためには、チェックするソース・ファイルが MVS サブプロジェクトに存在しなければなりません。
サブプロジェクトはオフライン状態であっても、オンライン状態であっても構いません。
- リモート構文検査は、Developer for System z の JCL プロシージャー・サポートを使用して、
構文検査のために z/OS ベースのコンパイラーにリソースを実行依頼します。
MVS サブプロジェクトでリモート構文検査を実行する場合、サブプロジェクトはオンライン状態になっていなければなりません。
リモート構文チェックを使用して、
ターゲット・マシンで最終的な構文チェックを実行できます。
コピーブック、インクルード・ファイル、またはマクロがソース内で参照され、アクセス可能である場合は、ローカル構文検査またはリモート構文検査と
関連して、それらがすべて検査されます。
「リモート・エラー・リスト」ビューにエラーが表示されます。エラー・エントリーをダブルクリックすると、エラーが見つかったファイル (インクルードされるファイルの場合もある) を開けます。
特別な処理を必要とする言語エレメントがない場合は、
まずローカルでコードを検査することをお勧めします。
エラーの大半を除去した後に、z/OS ベースのコンパイラーでコードを検査してください。