疑似ターゲット は、記述ブロック内の、ファイルでないターゲットです。疑似ターゲットは、ファイルのグループをビルドするか、またはコマンドのグループを実行するための「ハンドル」として機能する名前です。次の例では、UPDATE は疑似ターゲットです。
UPDATE: *.* !copy $** a:\product
NMAKE は、疑似ターゲットを評価するとき、常にその従属ファイルの日付が古いものと見なします。上記の例では、NMAKE は従属ファイルのそれぞれを指定されたドライブおよびディレクトリーにコピーします。
NMAKE では、特別な目的のためにいくつかの疑似ターゲットが事前定義されています。
事前定義疑似ターゲット を参照。