Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

名前付き定数対静的変数

名前付き定数は、VALUE 属性を使って変数を宣言することによって定義できます。INITIAL 属性を指定して静的変数を使い、変数を変更しない場合は、VALUE 属性を使って変数を名前付き定数として宣言する必要があります。ただし、コンパイラーは NONASSIGNABLE のスカラー STATIC 変数を、真の名前付き定数として扱いません。

コンパイラーは、コンパイル時に式が評価される時にはいつでも、より最適化されたコードを生成するので、名前付き定数を使って、 読みやすさを低下させずに効果的なコードを生成できます。 例えば次の例では、VERIFY 組み込み関数を 2 通りの方法で使って、同一のオブジェクト・コードが生成されています。

   dcl numeric char  value('0123456789');

   jx = verify( string, numeric );

   jx = verify( string, '0123456789' );

次の例は、VALUE 属性を使って、読みやすさを低下させずに最適なコードを取得できる方法を示しています。


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