Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

プログラムの基本制御フローの記述

操作にアクティビティー図を関連付けることができます。操作はプログラム (またはプログラムの入状点) を表しているので、この方法で、プログラムのロジックを形成しているいくつかのエレメントを記述できます。

このタスクについて

プログラムのロジックを形成しているいくつかのエレメントを記述するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、コンテキスト・メニューを使用して操作を強調表示して、「UML の追加」 > 「アクティビティー・メソッド」を選択します。
  2. プログラムで実行できる基本的な機能については、COBOLProfile プロファイル内でいくつかのステレオタイプが提供されています。必要であれば、モデル・エディターの「詳細」タブを使用して、そのプロファイルをモデルに追加してください。
  3. パレット内で提供されるノード (例えば、初期ノード、アクション・ノード、デシジョン・ノード、またはマージ・ノード) を使用して、アクティビティー図を設計します。
  4. UML から COBOL へのプロセスによって提供されるステレオタイプは、リソースまたは CALL ステートメントに対する入出力操作を表すために、アクション・ノードに追加セマンティックを提供します。選択されたアクティビティー・ノードに COBOL ステレオタイプを追加するには、「プロパティー」ビューで「ステレオタイプの適用」ボタンを使用します。

次のタスク

図 1 は、アクション・ノードに使用可能なステレオタイプのリストを示しています。
図 1. 「ステレオタイプの適用」ウィンドウ
チェック・ボックスは、「Call」、「Close」、「Delete」、「Open」、「Read」、および「Write」です。
リソースのオープンとクローズを行うプログラムの単純なケースでは、図 2 に示した例のようなダイアグラムになります。
図 2. Activity1 ダイアグラム
この図は、「 «Open» OpenFile」ボックスが、矢印で「«Close» CloseFile」に接続されているところを示しています。

注: Rational® Software Architect モデリングに関する一般情報は、Rational Software Architect モデリングの資料を参照してください。

アクティビティーの操作対象となるリソースは、図 3 に示すように、ステレオタイプの専用プロパティーによって指示できます。

図 3. 「適用されるステレオタイプ」ウィンドウ
このウィンドウには、Open ステレオタイプの 2 つのプロパティー resource と reverse が、それぞれ ORDERTOPROCESS と False という値になっていることを示しています。

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