Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

ホスト・ベース・プロジェクトの問題の解決

ホスト・ベース・プロジェクトの問題のほとんどは、 リモート・システムの不適切な構成 (例えば、定義ファイルへのパスが正しくない) の結果であるか、 定義ファイル自体の構文のエラーによるものです。 これらの問題は、通常、ホスト・ベース・プロジェクト、サブプロジェクト、またはファイルの欠落として表示され、 簡単に見逃されてしまうので、Rational® Developer for System z® は、問題判別に役立つメッセージを出します。

このタスクについて

重大問題の場合は、ダイアログ・ボックスが開き、エラー状態の詳細メッセージが表示され、 ホスト・ベース・プロジェクトはロードを停止します。 エラーが起こる前のプロジェクトの作成アクションはロールバックされませんが、 リモート・システムから切断されることによって、 プロジェクトはワークステーションから除去されます。 重大度がより少ない問題 (例えば、サブプロジェクトにリストされているファイルが見つからない) の場合は、 メッセージが CommonBaseEvents ログ・ファイルに記録されます。 ユーザーは、通常、 欠落ファイルに気付いてログを調べるまで、そのような問題が起こったことを認識しません。
定義ファイルの参照での問題
定義ファイルが別の定義ファイルまたはフォルダーを参照している際にエラーがあった場合 (例えば、 誤植やファイル・パス名のエラー) は、Developer for System z はエラー・メッセージを出して、 見つからなかったファイルやエラーがあったファイルを示します。
定義ファイルの構文の問題
定義ファイルの XML タグにエラー (誤植、終了タグがないなど) があった場合は、XML パーサーは例外をスローし、Developer for System z はエラー・メッセージを表示して、エラーがある定義ファイルを示します。
リソースの参照での問題
定義ファイルが、見つからない区分データ・セット、データ・セット・メンバー、 または順次データ・セット (理由は、定義ファイルの誤植、ファイルが存在しない、など) を参照した場合、 サブプロジェクトは作成されますが、エラーがあるファイルは作成されません。Developer for System z は、検出されなかったファイルを示す CommonBaseEvents ログ (com.ibm.ftt.projects.core.impl ロガーのロギング・レベルが SEVERE またはそれ以下のレベルに設定されている場合) にエラー・メッセージを書き込みます。

ご利用条件 | フィードバック

このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)