PL/I では、ネイティブ・データ・セットとワークステーション VSAM データ・セットという 2 種類のデータ・セットが定義されています。
この章では、PL/I ワークステーション製品で使用可能なアクセス方式について説明します。ただし、すべてのアクセス方式があらゆるプラットフォームで使用できるわけではありません。この章の情報を参照するときは、以下のガイドラインを参考にしてください。
メインフレーム VSAM ファイルを対応する DDM、ISAM、または BTRIEVE ファイルに変換するには、LODVSAM ユーティリティー (AIX ではまだサポートされていない) の始めにある手順に従います。適切なアクセス方式 AMTHD(DDM|ISAM|BTRIEVE) を指定するようにしてください。
DDM、ISAM、または BTRIEVE ファイルをメインフレーム VSAM ファイルに変換するには、RELOAD ユーティリティー (AIX ではまだサポートされていない) の始めにある手順に従います。これらのユーティリティーは、PL/I for Windows のサンプル・ディレクトリー内にあります。
メインフレーム上にあるデータ・セットに PL/I プログラムからリモートでアクセスするには、PL/I for Windows コンポーネントの一つである SMARTdata Utilities (SdU) に付属している Distributed FileManager 製品を使用します。SdU の使用方法は、同製品のオンライン・ブックに記載されています。SdU のオンライン・ブックは、このコンポーネントを選択した場合のみインストールされます。
Windows の場合は、「Distributed FileManager User's Guide」を参照してください。
ネイティブ・データ・セットには、以下のタイプがあります。
上記のタイプのデータ・セットにアクセスする場合、レコード入出力とストリーム入出力の両方を使用できますが、アクセスは順次方式のみが可能です。
このほかに、PL/I 定義のデータ・セットには以下のタイプがあります。
領域データ・セットにアクセスする場合は、レコード入出力のみ使用できます。アクセスは順次方式でも直接方式でも可能です。