ルート構成ファイルは、
その他のすべてのホスト・ベース・プロジェクト定義ファイルが配置されるフォルダーを定義します。
このタスクについて
ルート構成ファイルを構成するには、以下の手順を実行します。
手順
- projectcfg.properties というファイルを、リモート・システムの
/usr/lpp/rdz というインストール・ディレクトリーに作成します。
ルート構成ファイルは、EBCDIC でエンコードする必要があります。
ヒント: 保守を適用するときに上書きを回避するために、
インストール・ディレクトリーにある projectcfg.properties を、rsed.envvars が常駐する、同じカスタマイズ・ディレクトリーにコピーします。
「Rational® Developer for System
z ホスト構成ガイド」で使用されているサンプルでは、
カスタマイズ・ディレクトリーは /etc/rdz です。
- 以下の 2 つの「キー=値」パラメーターを組み込みます。その他のホスト・ベース・プロジェクトの定義ファイルの場合は、
基本ディレクトリーを指すように PROJECTHOME パラメーターを変更します。
デフォルト値は /var/rdz/projects です。
#
# Specify the location of the host-based
# project definition files
#
WSED-VERSION=7.1.0.0
PROJECT-HOME=/var/rdz/projects
例
次の図は、ルート構成ファイルの編集方法を示します。
- エディターは、PROJECT-HOME パラメーターが /u/cust/v700/var/wd4z/projects に設定されることを示しています。
- エディターの右側の「リモート・システム」ビューには、PROJECT-HOME パラメーターによって参照されるパスが表示されます。
そのパスには、LONGWEL フォルダー内の 2 つのインスタンス・ファイル、
すなわち、GAMCOBOLPROJECT.hbpin および mvsproject1.hbpin があります。
- エディターの左方の「z/OS® プロジェクト」ビューには、
インスタンス・ファイルに対応する 2 つのホスト・ベース・プロジェクト、GAMCOBOLPROJECT および mvsproject1 が表示されます。