JCL 生成、リモート構文チェック、依存関係の表示、およびリモート・プロジェクト・ビルドでは、 リモート 390 ビルド・サーバーではなく、Rational® Developer for System z® に付属する JCL プロシージャーを使用します。MVS のシステム管理者は、インストール要件とサイト要件に応じた JCL サンプル・プロシージャーを構成する必要があります。 JCL プロシージャーの構成に関連する指示および詳細については、「ホスト構成ガイド」を参照してください。JCL プロシージャーは、ワークベンチから実行依頼されるコンパイル、リンク、実行の要求を行うために実行します。
クライアント上のデフォルト・プロパティーには、 デフォルト・プロシージャーで使用されるデフォルト名が含まれています。 コンパイラー・オプションを指定することにした場合は、プロシージャー内のコンパイラー・オプションをオーバーライドするためにステートメントが生成されます。 一般に、プロパティーを指定すると、PROC ステートメントをオーバーライドするために それらの設定が使用されます。
デフォルトでは、SYSIN、SYSLIB、および SYSLIN はワークベンチ生成の JCL によって生成されます。 通常は、コンパイラー・プロシージャーを使用する際に、SYSIN と SYSLIB を指定します。 Rational Developer for System z プロシージャーの場合は生成で SYSLIN カードも指定されます。
JCL プロシージャー・サポートのカスタマイズ。 JCL プロシージャー・サポートをカスタマイズすることによって JCL プロシージャーから定位置パラメーターを提供したり除去することができます。 パラメーターと値の組はプロパティーとして扱われます。 継承、エクスポート、インポートの規則はこれらのプロパティーに適用されます。 アセンブラー、COBOL、PL/I、リンク、実行のウィザードとプロパティーのタブ・ページでユーザー変数と値のペアを指定できます。
また、このプロシージャーでは MVS システム管理者が定義したビルド・ステップをカスタマイズすることもできます (詳細については、『ビルド・ステップのカスタマイズ』を参照してください)。