Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

データ・セットまたは区分データ・セット・メンバー用の双方向変換サポートの設定

このタスクについて

Rational® Developer for System z® では、MVS データ・セットおよび区分データ・セット・メンバー用に特別な双方向プロパティーが用意されており、クライアントおよびサーバー間で転送されるファイルの双方向レイアウト変換が正しく実行できるようになっています。このオプションを指定する方法には以下の 3 つがあります。 データ・セットまたは区分データ・セット・メンバー用の双方向変換サポートを設定するには、以下の手順に従います。

手順

  1. 「リモート・システム」ビューでデータ・セットまたはメンバーを右クリックし、「プロパティー」をクリックします。 「プロパティー」ウィンドウが開きます。
  2. 左側のリストで、「マッピング」をクリックします。
  3. 「定義済み言語 (Defined Language)」セクションで、「デフォルト」をクリックして、「ワークステーション・ファイル拡張子」フィールドに基づいて双方向変換オプションを設定するか、または「その他」をクリックして、ファイル拡張子の言語を選択します。 リモート・システム・エクスプローラーでの双方向変換は、ソース・コードが書かれているプログラム言語の影響を受けやすくなっています。通常は、「ワークステーション・ファイル拡張子」フィールドで正しい言語が選択されると見なすことができます。ただし、場合によっては、COBOL および PL/I に.cpy や、PL/I およびアセンブラーに .mac など、同じファイル拡張子を異なる言語で使用できます。「その他」オプションにより、ファイル拡張子に関連付ける特定の言語を選択できます。
  4. 双方向設定を MVS ファイル・サブシステムから継承するには、「MVS ファイルのプロパティーからの継承」をクリックします。 MVS ファイル・サブシステムが双方向変換テーブルを使用する場合、そのテーブルの名前は括弧に囲まれて表示され、継承されたプロパティーは「双方向オプションの継承セット(Inherited set of bidi options)」テーブルに表示されます。プロパティーの継承について詳しくは、関連トピックを参照してください。
  5. 双方向変換テーブルを使用するには、以下の手順を実行します。
    1. 「BIDI 変換テーブル (BCT) の使用」をクリックします。 このオプションにより、テキスト入力フィールドと「参照」ボタンが使用可能になります。
    2. 作成した双方向変換ファイルの名前を入力するか、または「参照」をクリックして変換ファイルを検索し、選択します。 双方向変換テーブルの作成について詳しくは、関連トピックを参照してください。
    3. 双方向変換テーブルで現行プロパティーを編集するには、「コピー」をクリックします。 プロパティーが「双方向オプションの現行セット」テーブルにコピーされるので、「編集」をクリックして値を変更するか、または「別名保存」をクリックして変更を新しい双方向変換テーブルに保存することができます。
  6. 手動の双方向設定を使用するには、以下の手順を実行します。
    1. 「手動の双方向設定の使用 (Use the following manual bidi settings)」をクリックします。 このオプションにより、デフォルトの双方向設定セットが使用可能になります。
    2. 「編集」をクリックして、デフォルト設定を変更するために使用するダイアログを開きます。
    3. 「別名保存」をクリックして、現在の設定を新しい双方向変換テーブルに保存します。
  7. 「OK」をクリックして変更を適用します。

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