Rational Developer for System z
PL/I for Windows, Version 7.6, プログラミング・ガイド

呼び出し規則

リンケージについての考慮事項の理解
OPTLINK リンケージ
OPTLINK の機能
OPTLINK 使用のヒント
汎用レジスターの説明
パラメーター
パラメーターの受け渡し例
規格合致パラメーターのルーチンへの受け渡し
SYSTEM リンケージ
SYSTEM の機能
SYSTEM リンケージの使用例
STDCALL リンケージ (Windows のみ)
STDCALL の機能
STDCALL 規則の使用例
WinMain の使用 (Windows のみ)
CDECL リンケージ
CDECL の機能
CDECL 規則の使用例

この章では、PL/I for Windows によって使用される呼び出し規則について説明します。

OPTLINK リンケージ規則 (詳細は OPTLINK リンケージ を参照) は、VisualAge for C++ (OS/2 および Windows) でもサポートされており、PL/I プロシージャー、C 関数、またはアセンブラー・ルーチンを呼び出す最速の方法です。ただし、OPTLINK は、すべての Windows アプリケーションで標準になっているわけではありません。

Windows では、SYSTEM リンケージは STDCALL リンケージと同じ意味を持ち、STDCALL と同じようにインプリメントされています。ただし、コンパイラーは、SYSTEM と STDCALL を別個の名前とみなし、それらが混同されていると、クレームをつけます。 STDCALL リンク規則は、STDCALL リンケージ (Windows のみ) で説明します。

DEFAULT コンパイル時オプションの LINKAGE サブオプションを使用して、プログラム内のすべての関数に対して呼び出し規則を指定できます。OPTIONS 属性の LINKAGE オプション を使用して、個々の関数のリンケージを指定することもできます。

注:
関数のコンパイルに使用したものとは異なる呼び出し規則を使用して、その関数を呼び出すことはできません。例えば、SYSTEM リンケージで関数を コンパイルした場合は、後から OPTLINK リンケージを指定してその関数を呼び出すことはできません。

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