Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

BMS マップ・エディターの使用

基本マッピング・サポート (BMS) マップ・エディターを使用すると、BMS マップ・セットをビジュアルに作成して変更することができます。 BMS マップ・セットは、CICS® アプリケーションの画面を定義します。 このエディターは、CICS 開発者で、端末ベースのツール (例えば SDF II) に習熟した開発者や、GUI ベースのツール (VisualAge® COBOL に組み込まれた BMS エディターなど) に習熟した開発者が使用できるようデザインされています。

多くの BMS マップ・エディター・オプションを使用したステップごとのガイドについては、『BMS マップ・エディターのチュートリアル』を参照してください。

エディター機能

BMS マップ・セットとその 関連プロジェクトは、「プロジェクト・エクスプローラー (Project Explorer)」ビューに表示されます。 「パレット」ビューでは、クリック・アンド・ドロップと ドラッグ・アンド・ドロップの両方で、BMS マップ・コンポーネントにアクセスできます。 エディターは、「アウトライン」ビューおよび「プロパティー」ビューに追加の機能を提供します。
BMS マップ・エディターには、マップ・セットをデザインおよび表示するために、以下のページが用意されています。
デザイン
マップ・フィルタリングを含む、 デザイン・キャンバスおよび表示カスタマイズ・オプションがあります。 コンテキスト右クリック・メニューに、 追加のフォーマット・オプションと表示オプションがあります。
ソース
マップ・セット・ファイル・コードを直接編集するための テキスト・エディターが用意されています。 このページは、「BMS マップ・エディター設定 (BMS Map Editor Preference)」に基づいて読み取り専用にできます。
プレビュー
端末スタイルおよび Web プレビュー・モードを提供します。

BMS マップ・エディターを使用すると、JavaServer Faces Web ページとしてマップをエクスポート することができます。 詳しくは、『JSF Web ページの生成』を参照してください。

マップ・セットの操作

新しいマップ・セット・ウィザードを使用して、既存のローカルまたはリモート MVS プロジェクト内に新しいマップ・セット・ファイルを作成することができます。新しい BMS マップ・セット・ファイルを、リモート・ホスト上に直接作成することもできます。

特定のパースペクティブ (「エンタープライズ・サービス・ツール」または「ホスト・アクセス変換サービス」など) 内では、既存のファイル構造をワークスペースにインポートすることができます。BMS マップ・エディターを使用すると、ホストにあるマップ・セットを操作することもできます。

オブジェクト・プロパティー

「アウトライン」ビューの項目を 選択すると、フィールド・プロパティーマップ・プロパティー、または マップ・セット・プロパティーを表示することが できます。 情報は、「プロパティー」ビューに 表示されます。「デザイン」ページの ポップアップ・メニューを使用すると、 マップ・セット・コンポーネントを表示して構成することもできます。

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