IBM® Rational® Developer
for System z® の File Manager Integration コンポーネントが、バージョン 7.6 で再構築および拡張されて機能性が向上しました。File Manager Integration は、COBOL コピーブック、PL/I インクルード、または IBM File Manager テンプレート内に保管されているデータ構造に基づいて、順次データ・セット、PDS メンバー、および VSAM/QSAM クラスターを処理するための総合的なツール・セットを提供します。
新規フィーチャー
- 拡張されたコピー手順の実行に役立つ拡張コピー・ウィザードが追加されました。
- データ・セットの割り振りが改良されて、テンプレートの関連付けとユーザーの変更を実施できるようになりました。
- テンプレート作成ウィザードが追加され、新規の単純なテンプレート、拡張テンプレート、および動的テンプレートを作成するために使用できます。
フォーマット済みデータ・エディターの機能拡張
- レイアウトの改良
- データ・セットの編集中の、実行されたアクションの取り消しおよび再実行のサポート
- 検索および置換機能の拡張
- 保留列を含むテンプレートのサポート
- 選択済みフィールドを含むテンプレートのサポート
- フォーマット済みデータ・エディター内で表示中または編集中のデータに対する別名保存コマンドの使用のサポート
- テンプレートが以前に適用されていなかった場合の編集セッション時のテンプレートの適用のサポート
テンプレート・エディターの機能拡張
- レイアウトの改良
- 既存の実動データからのテスト・データの作成を支援するスクランブル・オプション
- レコード・タイプのオフセットの編集のサポート
- テンプレート内の選択済みフィールドの定義のサポート
- テンプレート内の保留フィールドの定義のサポート
- long 16 進数での英数字フィールド定義の表示のサポート
- フィールド別の基準作成ウィザードの拡張