Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

リモート同期を使用可能にする

始める前に

リモート同期は、以下のビューから使用できます。
注: エンタープライズ・サービス・ツールの単一サービス・プロジェクトを リモート・システムに接続する場合は、ナビゲーターを開いてプロジェクトを探してください。 EST プロジェクト・エクスプローラーはリモート同期をサポートしていません。
リモート同期を使用するには、以下の作業を完了しておく必要があります。 詳しくは、関連トピックを参照してください。

このタスクについて

プロジェクトのリモート同期を使用可能にするには (すなわち、ローカル・プロジェクトをリモート・システムに接続するには)、 以下の手順を実行します。

手順

  1. ナビゲーター、「z/OS プロジェクト」ビュー、またはデータ・プロジェクト・エクスプローラーを開きます。
  2. リモート・システムに接続するプロジェクトを選択し、ポップアップ・メニューから「リモート」>「リモート同期を使用可能にする」をクリックします。 「リモート・システム設定」ウィンドウが開きます。
  3. 「ホストの短縮名」ドロップダウン・リストから接続先のリモート・システムを選択します。
  4. 「高位修飾子」ドロップダウン・リストからリモート・データ・セットの高位修飾子を選択し、「次へ」をクリックします。 「管理同期」ウィンドウが開きます。
  5. オプション: ローカルからリモートへのプロジェクトのマッピングを定義するには、「管理同期を使用可能にしますか?」をクリックします。
    注: このステップをスキップした場合でも、プッシュ可能マニフェスト・エディターを使用すれば、後からマッピングを追加できます。 詳しくは、リモート・リソースへのローカル・ファイルのマップを参照してください。
    マッピング・テーブルが使用可能になります。
  6. オプション: 以下のようにして、マッピング・テーブルでローカル・ファイル拡張子をリモート・ロケーションに関連付けます。
    1. マッピングを追加するには、「追加」をクリックします。 ローカル・ファイル拡張子を「拡張子」フィールドに入力し、 リモート・データ・セット名を「MVS マッピング」フィールドに入力し、「OK」を クリックします。
    2. マッピングを除去するには、マッピング・テーブルからマッピングを選択し、「除去」をクリックします。
    3. マッピングを編集するには、マッピング・テーブルからマッピングを選択し、「編集」をクリックします。
  7. オプション: このウィザードの以降のページでは、ローカル・プロジェクトのリモート・システム・プロパティーを設定できます。 リモート・プロパティーでは、リモート・システムでアプリケーションをビルドして実行するための設定を定義します。
    注: このステップをスキップした場合でも、後でプロジェクトを選択して ポップアップ・メニューから「リモート・プロパティー (Remote Properties)」を選ぶことで、 リモート・システム設定を設定できます。 特定のプロパティーのページやフィールドについて詳しくは、コンテキスト・ヘルプを参照してください。
  8. 「完了」をクリックして、変更を保存します。

タスクの結果

このプロセスでは、プロジェクトに以下のファイルを作成することでリモート同期を使用可能にします。
.RemoteMapping
このファイルには、ローカルからリモートへのプロジェクトのファイル・マッピングが保管されます。 マッピングの追加、除去、または編集を行うには、このファイルをダブルクリックしてください。 プッシュ可能マニフェスト・エディターが開きます。
.RemoteSyntaxProperties
このファイルには、プロジェクトのリモート・システム・プロパティーが保管されます。 このプロパティーを編集するには、プロジェクト名を選択して、ポップアップ・メニューから「リモート・プロパティー (Remote Properties)」を選びます。 このファイルは手動で編集しないでください。 編集する場合は、プロパティー・ページを使用してください。 .RemoteSyntaxProperties ファイルを中央リポジトリーに保存すれば、プロパティーを複数のユーザーで共用できます。
ローカル z/OS プロジェクトの場合、このプロセスでは、リモート構文検査も使用可能になります。リモート構文検査には、デフォルト・プロパティーをセットアップするためにリモート・システムに関する情報が必要であるため、 ローカル z/OS プロジェクトでリモート同期を使用可能にする前に、リモート・システムに接続しておく必要があります。
注: ローカル z/OS プロジェクトとは、ローカルの COBOL プロジェクトまたは PL/I プロジェクトなど、ワークステーション・ベースのプロジェクトのことです。 このようなプロジェクトをリモートの z/OS プロジェクトおよびサブプロジェクトと混同しないようにしてください。

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