リンカー・オプションでは、大/小文字を区別しないため、大文字のみ、小文字のみ、または大/小文字を混在させて指定することができます。オプションの前に、スラッシュ (/) の代わりに、ダッシュ (-) を使用することもできます。例えば、 -DEBUG は、/DEBUG と等価になります。オプションは、短い形式でも長い形式でも指定できます。例えば、/DE、/DEB、および /DEBU はすべて、/DEBUG と等価になります。各オプションの許容できる最も短い形式については、Windows リンカー・オプションの要約を参照してください。小文字、大文字、長短の形式、ダッシュ、およびスラッシュは、以下の例のように、1 行のコマンド行で同時に使用することができます。
ilink /de -DBGPACK -Map /NOI prog.obj
スペース文字またはタブ文字でオプションを区切ります。次のようにして、リンカー・オプションを指定できます。
コマンド行上で指定されたオプションは、ILINK 環境変数のオプションをオーバーライドします。
一部のリンカー・オプションは、数値の引数を取ります。数値の入力は、10 進数、8 進数、または 16 進数の形式で行うことができます。詳しくは、数値引数の指定を参照してください。