Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.9, 言語解説書

INONLY、INOUT、および OUTONLY の使用

引数が、属性 INONLY または OUTONLY で宣言されていない限り、引数は INOUT となり、その引数は、渡される前に値を持ち、呼び出されたコードによって (おそらく) 変更されるものと想定されます。

引数を INONLY として宣言した場合、引数が渡される前に引数は値を持ち、呼び出されたコードによっては変更されないものと想定されます。したがって、仮引数をそのような引数に対して作成する必要はありません。

引数を OUTONLY として宣言した場合、引数が渡される前に値を持たないが、呼び出されたコードによって設定されるものと想定されます。

属性 OUTONLY と BYVALUE は競合するため、同じ引数に両方を指定することはできません。

属性 INONLY と OPTIONAL も競合するため、同じ引数に両方を指定することはできません。

これらの属性を明示的に使用すると、コードがより自己記述的になります。 さらに、そうすることによって、コンパイラーがより良いコードを生成でき、未初期化のおそれのある変数のレポートでより正確になるようにすることができます。


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