このレッスンでは、メニュー・マネージャーを使用して、JCL で識別されたパラメーターに値を提供する新規メニュー・アクションを作成する方法について説明します。
メニュー・マネージャーを使用して、新規アクションを作成し、パラメーターにデフォルト・オーバーライド値を指定します。新規アクションを作成してオーバーライド・パラメーター値を指定するには、以下の手順を実行します。
- 「ウィンドウ」>「設定」をクリックし、「メニュー・マネージャー」の下にあるリストを展開し、「アクションおよびメニュー」をクリックします。
- 「新規」をクリックして新規アクション・ファイルを作成します。 「新規ファイル」ウィンドウが開きます。
- 「ファイル」をクリックして、新規ファイルのアクションがファイルに対して実行されることを示します。 「プロジェクト/サブプロジェクト」オプションでは、プロジェクトおよびサブプロジェクトに対して実行されるアクションを作成できます。
- 新規アクション・ファイルのファイル・パス名を入力するか、または「参照」をクリックし、アクション・ファイルを保管するロケーションにナビゲートしてそのファイル名を入力します。 アクション・ファイルは XML フォーマットで保管されるため、c:¥worklocation¥myActions.xml など、拡張子 .xml を持つファイル名を指定してください。指定するディレクトリー・パスは既存のパスである必要があります。
- 「次へ」をクリックします。 「ファイル・コンテンツの作成」ページが開きます。
- 「新規ローカル/リモート・アクションを作成する」をクリックして、「終了」をクリックします。 メニュー・マネージャー新規アクション・ウィザードが開きます。
- 「名前」フィールドに Define Program to CICS と入力し、必要に応じて新規アクションを説明するコメントを入力してから、「次へ」をクリックします。 指定する名前は、プログラムまたはファイルを選択し、アクションを実行するために右クリックしたときにコンテキスト・メニューに表示される名前です。 「ファイルの関連付け」ページが開きます。
- このアクションに関連付ける 1 つ以上のファイル・タイプを選択し、「追加」をクリックします。 ファイル・タイプが「選択されたファイル・タイプ」リストに追加されます。
- 「次へ」をクリックします。 「実行オプション」ページが開きます。
- アクションに対するコマンドおよびパラメーターをコンマで区切って入力します。 コマンドは 1 行で入力する必要があります。デフォルト・パラメーターに対するオーバーライドを求めるプロンプトをダイアログで出す必要があるかどうかに応じて、以下のいずれかのフォーマットを使用します。PROMPT を指定すると、JCL の実行依頼の前に、一部の値のオーバーライドを許可するダイアログが表示されます。必要なすべての値を指定してプロンプトを出す必要がないときに、NOPROMPT を指定します。値が同じであるか、変数で提供される繰り返しタスクには、NOPROMPT の設定が優先されます。入力が必須である他のタスクには、PROMPT の設定が優先されます。
- <Action>,<Program>,PROMPT,<Columns>,<Column headers="">,<Button
text="">,<Title>,<Column Values="">
- <Action>,<Program>,NOPROMPT,<Columns>,<Column
Values=""></Column></Columns></Program></Action></Column></Title></Button></Column></Columns></Program></Action>
次のコマンドは、ユーザーに対して値の入力を求めるプロンプトを出します。
Submit,ELISEE.TEST.JCL(PROGRDO),PROMPT,2,Variable,Value,Submit,Define program to CICS using batch RDO definition,PROGRAM,$name,USERID,$userid,GROUP,MYGROUP,LANGUAGE,COBOL
次のコマンドは、ユーザーに対して値を求めるプロンプトを出しません。
Submit,ELISEE.TEST.JCL(PROGRDO),NOPROMPT,2, PROGRAM,$name,USERID,$userid,GROUP,MYGROUP,LANGUAGE,COBOL
- 「汎用メニューに表示」をクリックします。
- 「既存アクションの使用」をクリックし、「選択」をクリックします。 「アクション選択」ウィンドウが開きます。
- 「com.ibm.etools.varsubstitution」を展開し、「com.ibm.ftt.ui.menumanager.mfivarsubsaction」を選択して「OK」をクリックします。
- 新規アクションを保存するには、次のいずれかを行います。
- 「完了 (Finish)」をクリックして作成済みアクションを保存します。
- 「OK」をクリックして新規アクションをメニュー・ファイルに保存します。