Rational® Developer for System z® バージョン 7.1.0 では、Host Access Transformation Services (HATS) のリッチ・クライアント機能をサポートします。この機能を使用すると、HATS リッチ・クライアント・アプリケーションを Rational Developer for System z ワークスペースにインストールできるようになります。 この機能を使用すると、HATS リッチ・クライアント機能サポートを使用して、既存ホスト・アプリケーションへのアクセスを変換できます。
HATS Toolkit による HATS リッチ・クライアント・アプリケーションのカスタマイズについては、「HATS User's Guide」の説明を参照してください。 また、単に「HATS Toolkit」ウィザードを使用して、ホスト・セッション情報やアプリケーション・テンプレートの要/不要などの最小限の選択を指定し、デフォルトを受け入れて、操作が容易で現代的なアプリケーションの外観を作成することができます。
Rational Developer for System z バージョン 7.1 により提供されるライセンス有効化機能のため、HATS リッチ・クライアント・アプリケーションを Rational Developer for System z にデプロイする前に、HATS ランタイム有効化に進む必要はありません。
HATS リッチ・クライアント・アプリケーションの開発およびテストが完了した後では、このアプリケーションを HATS リッチ・クライアント・アプリケーション機能としてエクスポートできます。このアプリケーションは開発者のチーム全体で使用可能になるため、開発者は、Rational Developer for System z の Eclipse 環境で稼働するリッチ・クライアント GUI アプリケーションを通してホストにアクセスできます。HATS リッチ・クライアント・アプリケーションにアクセスするためのコマンド統合化に関しては、『メニュー・マネージャーによるメニューの統合化』に記載されています。
HATS リッチ・クライアント・アプリケーションの作成方法、機能としてそのアプリケーションをエクスポートする方法、更新サイトの作成方法、および Rational Developer for System z の Eclipse 環境へのリッチ・クライアント・アプリケーションのインストール方法は、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/hatshelp/v70/index.jsp?topic=/com.ibm.hats.doc/doc/ugrcp.htm を参照してください。