プリンター向けファイルは、PRINT 属性を持つ PL/I ファイルであり、ENVIRONMENT 属性の CTLASA オプションを用いて宣言されたレコード・ファイルです。ワークステーションでこれらのファイルを印刷するか、またはメインフレームにアップロードすることができます。
各レコードの先頭文字は米国標準規格 (ANS) の紙送り制御文字です (表 14 参照)。
STREAM ファイルの場合、PL/I は、PUT ステートメントの SKIP、LINE、または PAGE オプション (または制御フォーマット項目) に基づいて文字を挿入します。 CTLASA を含む RECORD ファイルの場合、プログラムは各レコードの先頭のバイトに制御文字を挿入する必要があります。
ワークステーションからデータ・セットを印刷したい場合は、ASA(N) オプションを選択します (これがデフォルトです)。メインフレームでの印刷用のフォーマットを保持するには、ASA(Y) を選択します。これにより制御文字は変換されずにそのまま残ります。
IBM Proprinter 制御文字への変換は、次のように行われます。
| ANS 文字 | Proprinter 文字 (16 進数) |
|---|---|
|
(ブランク) 0 - + 1 2 〜 9、A 〜 C |
0A 0A 0A 0A 0A 0A 0D 0C 0A 0A 0A |
|
注:
ここで、
0A = 改行 0C = 用紙送り 0D = 復帰 |
|
リストの最初の 5 文字のみが PL/I によって変換されます。他の文字はハイフン (-) として処理されます。