テストおよびデバッグを行うプログラムをどのように起動して実行するかは、そのプログラムで環境変数が使用されているかどうかに応じて選択できます。環境変数の参照を必要としないプログラムの場合は、簡単な起動方法があります。また、環境変数を参照するプログラムの場合は、事前に定義した構成情報を基にしてすばやくプログラムを起動する方法があります。
注: ただし、プログラムの実行を試みる前に、ビルドに起因するパフォーマンス上の問題について検討しておいてください。ワークベンチの設定で、「起動前に (必要に応じて) ビルド (Build (if required) before launching)」というオプションがあります。
デフォルトでは、このオプションが選択されます。その場合、「コンパイル済みアプリケーション」の起動に関するいずれかの設定項目を選択して実行可能プログラムを起動すると、プロジェクトの最後のビルド後に編集されたファイルがあるすべてのプロジェクトが、プログラムの実行またはデバッグの前に再ビルドされます。1 つ以上のリモート・プロジェクトが再ビルドされることがあり、そのプロジェクト数によっては完了までに非常に時間がかかる可能性があります。不要な遅延を避けるには、「起動前に (必要に応じて) ビルド (Build (if required) before launching)」オプション (「ウィンドウ」>「設定」>「実行/デバッグ (Run/Debug)」>「起動 (Launching)」) を
オフにし、実行可能ファイルの実行またはデバッグを行う前に、実行可能ファイルを含んでいるプロジェクトが最新であることを確認してください。
プログラムの実行方法の詳細については、以下のトピックを参照してください。