アプリケーションを計画するとき、最初に使用するデータ・セットのタイプを決定する必要があります。使用できるワークステーション VSAM データ・セットには 3 つのタイプがあります。ワークステーション VSAM データ・セットには、他のタイプのデータ・セットにあるすべての機能に加えて、ワークステーション VSAM だけで使用できる機能が備わっています。ワークステーション VSAM は通常、他のデータ・セットのタイプと同等か、場合によっては改善されたパフォーマンスを示します。ただし、ワークステーション VSAM の方が、機能が誤用された場合に、パフォーマンスが低下する可能性が高くなります。
表 18 では、ワークステーション VSAM データ・セットの各タイプで使用可能な機能を示しています。各種ワークステーション VSAM データ・セットのうちのいずれかを選択するときには、プログラムが個々のデータをアクセスする最も一般的な順序に基づいて決定する必要があります。
表 19、表 20、および 表 21 はそれぞれ、順次データ・セット、キー順データ・セット、および直接データ・セットを示しています。