Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

CICS TXSeries for Windows を使用したリモート COBOL ソース・コードの構文検査

CICS® TXSeries を使用してソース・コードで EXEC CICS ステートメントを変換することにより、CICS TXSeries for Windows® 領域を使用するリモート・ファイルのローカル構文検査を行うことができます。 ローカル構文検査では、OS/390® CICS Transaction Server 3.1 の構文またはワークステーションの構文を使用することができます。

始める前に

CICS TXSeries for Windows を使用して構文をローカルで検査できるようにするには、 ソース・コードが z/OS® プロジェクト内になければなりません。

このタスクについて

CICS TXSeries for Windows を使用してリモート・ファイルの構文を検査するには、以下の手順に従ってください。

手順

  1. 「COBOL 設定」プロパティー・ページを開きます。
  2. 「ローカル・コンパイル・オプション」タブをクリックします。
  3. 「コンパイル・オプション」フィールドに TEST,ADATA,EXIT(ADEXIT(FTTFDBKW)) と入力します。
  4. 「SYSLIB」フィールドに ¥CICS¥INCLUDE と入力します。
  5. OS/390 CICS Transaction Server 3.1 の構文を使用して構文検査を行うには、以下の手順を実行します。
    1. 「適用」ボタンを選択して、「ローカル・コンパイル・オプション」ページに設定されている値を保存します。
    2. 「COBOL 設定」プロパティー・ページの「プロシージャーおよびステップ」タブを選択します。
    3. 「CICS を使用」チェック・ボックスを選択します。
    4. チェック・ボックスの隣のドロップダウン・リストから「CICS Transaction Server for z/OS v3.1」を選択します。
    5. 「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。
  6. ワークステーションの構文を使用して構文検査を行うには、以下の手順を実行します。
    1. 「プリプロセッサーを起動」を選択します。
    2. 「プリプロセッサー・オプション」のデフォルトである CICSNT -lIBMCOB -adesvp を受け入れるか、または変更します。
    3. 「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。
  7. 「z/OS プロジェクト」ビューで、 構文を検査するリソースを右クリックし、「構文検査」>「ローカル」をクリックします。

タスクの結果

構文チェッカーで検出されたエラーは、「リモート・エラー・リスト」ビューにリストされます。

次のタスク

「リモート・エラー・リスト」ビューにリストされたエラーをダブルクリックして、コードの対応する行を LPEX エディターに表示します。

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