Rational Developer for System z
Enterprise PL/I for z/OS, Version 3.9, プログラミング・ガイド

LEAVE|REREAD

磁気テープの処理オプション LEAVE および REREAD を使用すると、磁気テープ・ボリュームの終わりに達したとき、または磁気テープ・ボリューム上のデータ・セットが閉じたときにとるアクションを指定できます。LEAVE オプションは、テープが巻き戻されないようにします。REREAD オプションは、テープを巻き戻して、データ・セットの再処理を可能にします。これらのいずれかを指定しない場合、ボリュームの終わりまたはデータ・セットのクローズ時のアクションは、関連 DD ステートメントの DISP パラメーターによって制御されます。

構文図を読む構文図をスキップする>>-+-LEAVE--+--------------------------------------------------><
   '-REREAD-'
 

同じプログラムでデータ・セットを最初は順方向に読み取るか書き込み、次に逆方向で読み取る場合は、ファイルが閉じられたとき (または、マルチボリューム・データ・セットの場合、ボリューム切り替えが生じるとき) にボリュームが巻き戻されないように LEAVE オプションを指定してください。

LEAVE および REREAD オプションの影響は、表 18に要約されています。

表 18. LEAVE および REREAD オプションの影響
ENVIRONMENT
オプション
DISP パラメーター
処置
 
REREAD -- データ・セットを再処理する現行ボリュームの位置を決めます。
LEAVE -- 現行ボリュームをデータ・セットの論理終了に位置決めします。
REREAD
も LEAVE
も指定しない
PASS
 
 
DELETE
 
KEEP,
CATLG,
UNCATLG
データ・セットの終わりに
ボリュームの位置を決める。
 
現行ボリュームを巻き戻す。
 
現行ボリュームを
巻き戻し・アンロードする。
 

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