Rational Developer for System z バージョン 7.6.1

サンプル・プリプロセッサー TMPLT00 の実行

このトピックでは、サンプル PL/I プリプロセッサー TMPLT00 を実行する方法を説明します。

このタスクについて

サンプル PL/I プリプロセッサー TMPLT00 は、COBOL プログラムのビルド操作の一部として実行します。プリプロセッサーは、入力として COBOL プログラムを使用して実行します。プリプロセッサーの出力は、コンパイラーに対する入力として使用されます。 「サブプロジェクトを再ビルド」、「リモート構文検査」または「依存関係を表示」アクションを COBOL プログラムに対して選択すると、プリプロセッサーが実行されます。 この処理の例については、サンプル・コードのウォークスルーを参照してください。

プリプロセッサーを呼び出すには、COBOL プロパティー・グループのビルド・プロパティーにプリプロセッサーへの呼び出しが含まれている必要があります。 以下のビルド・プロパティーを、COBOL プロパティー・グループに設定します。

表 1. COBOL 部分のプロパティー・グループ
プロパティー・グループ・ページ プロパティー・グループ設定
COBOL 設定 「プロシージャーおよびステップ」 ページで以下の操作を実行します。
  • ELAXFCP9 プロシージャーを使用可能にします。
  • PREPROC1 という新しいステップを追加し、以下のステップ・オプションを設定します。
    • エラー・フィードバックのサポート: このチェック・ボックスを選択します。
    • コンパイラー・エラーのデータ・セット修飾子: <HLQ>.FRAGDMO
    • 追加の JCL: サイトに必要な追加 JCL があれば、組み込みます。例えば、次の JCL です。
    //PREPROC1.FRAGMENT DD DSN=<HLQ>.A001.DATA.FRAGMENT,DSP=SHR
ランタイム・オプション 「プロシージャーおよびステップ」 ページで以下の操作を実行します。
  • ELAXFCP9 プロシージャーを使用可能にします。
  • COBOL ステップに以下のオプションを指定します。
    • コピー・ライブラリー: <HLQ>.A001.COPYLIB1.COPYLIB
    • エラー・フィードバックのサポート: このチェック・ボックスを選択します。
    • コンパイラー・エラーのデータ・セット修飾子: <HLQ>.ERRCOB
    • 追加の JCL: サイトに必要な追加 JCL があれば、組み込みます。
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