コード・カバレッジの実行

コード・カバレッジを実行すると、テスト・ケースで実行されたコード内の行のパーセンテージ、さらに 行ごとのカバレッジ詳細を示す結果を報告することによって、どの程度テスト・ケースが効率的にコンパイル済み言語 アプリケーションを実行しているかを調べることができます。

このタスクについて

デバッグ可能なコンパイル済み言語アプリケーションに対してはいずれも、コード・カバレッジを実行することができます。

手順

  1. デバッグ情報とともにプログラムをコンパイルします。
    注: アプリケーションの一部にデバッグ情報がない場合、デバッグ情報がある部分だけがコード・カバレッジ・レポートに組み込まれます。
  2. コンパイル済み言語プログラムのコード・カバレッジはツールバー「デバッグ」パースペクティブ、または 「リモート・システム・エクスプローラー」パースペクティブから実行します。
    • ツールバーまたは「デバッグ」パースペクティブから:
    1. ツールバーにある「コード・カバレッジ」プルダウン 「コード・カバレッジ」プルダウン で、「コード・カバレッジ構成...」を選択します。
      ヒント: 「デバッグ」 パースペクティブでは、「実行」 > 「コンパイル済みコード・カバレッジ構成... (Compiled Code Coverage Configurations...)」を 選択します。
    2. 「コンパイル済みコード・カバレッジ構成 (Compiled Code Coverage Configurations)」ダイアログの 「プログラム」タブで、RSE 接続を選択し、コード・カバレッジを実行する対象のプログラムを指定します。
    3. オプション: コード・カバレッジ結果はデフォルトで、実行ごとに収集されます。 ただし、同じプログラムにおけるコード・カバレッジ・データを異なるパラメーターを使用して、または異なるシナリオのもとで収集するようお勧めします。 例えば、異なるパラメーターを使用することによって、if または else ブロック内の行の実行が影響を受ける可能性があります。 このような場合、コード・カバレッジ結果を累積して収集するためのオプションが用意されています。これで、コード・カバレッジ・パフォーマンスが向上します。 このオプションを選択するには、次の手順に従ってください。
      • 「コード・カバレッジ」タブを選択します。
      • 「前の結果に追加」(前回の起動の結果を現在の起動のベースラインとして使用) または 「特定の結果に追加」(指定した起動ファイルによるコード・カバレッジ結果を現在の起動のベースラインとして使用) を選択します。
      • コード・カバレッジ・レベルを指定します。
      • 「適用」をクリックします。
    4. 「カバレッジ (Coverage)」ボタンをクリックします。
    • 「リモート・システム・エクスプローラー」パースペクティブから:
    1. コンパイル済みプログラムを選択します。
    2. 右クリックし、「コンパイル済みコード・カバレッジ」 > 「コンパイルしたアプリケーション」を選択します。

次のタスク

コード・カバレッジ収集が「デバッグ」パースペクティブで起動しますが、コード・カバレッジ・レポートは、データ収集の完了時に 現行パースペクティブで自動的に開きます。 これで、コード・カバレッジ結果を表示することができます。

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