ツールが必要な情報を収集できるようにするには、ある特定のコンパイラー・フラグでアプリケーションをビルドする必要があります。
- XLC コンパイラー:
- デバッグ情報を収集するには、-g オプションが必要です。
この情報は、ティックをソース・コード行に相関させるために使用されます。
(より小さなバイナリーを作成するには、必要に応じて、-g の代わりに
-qlinedebug を使用することができます。)
- XLC バージョン 12 コンパイラーでは、より高い品質の行デバッグ情報を作成するため、-g オプションの代わりに -g8 を使用することも
できますが、引き換えに小さなパフォーマンス・オーバーヘッドが発生します。
- -qlistfmt=xml=all オプションによって、コンパイラー変換レポートの収集が可能になります。
これらのレポートは、コンパイラー最適化 (インライン化など) の位置を判別するために使用されます。
このオプションが有効になっていると、ビルドの後で、いくつかの XML レポート・ファイルがプロジェクトに入ります。
- GCC コンパイラー:
- デバッグ情報を収集するには、-g オプションが必要です。
この情報は、ティックをソース・コード行に相関させるために使用されます。
コンパイラー変換レポートは現在、GCC ではサポートされていません。