呼び出しスタックの確認

呼び出しブラウザーを開く

ホット・スポット・ブラウザーで関数を右クリックし、「呼び出し元/呼び出し先の表示」を選択します。

これで、呼び出しブラウザーが開きます。

サンプル呼び出しスタック

呼び出しブラウザーでは、一度に 1 つの関数にフォーカスが当てられます。 ここには、その関数が入っているサンプル呼び出しスタックすべての組み合わせが表示されます。

呼び出しブラウザーは、ランタイムにおいて、どの呼び出しパスが、フォーカスが 当たっている関数への呼び出しを生じるかを調べるときに役立ちます。 いくつもの考えられる呼び出しパスが、アプリケーションのソース・コードの静的構造を調べることによって取り込まれる 「呼び出し階層」ビューに表示される可能性がありますが、呼び出しブラウザーに 表示されるのは、ランタイムにおいて実際にサンプリングされたパスだけです。

ホットな (使用されている時間が長い) 関数が頻繁に呼び出されないよう、プログラムの変更によって、その関数の フットプリントを減らすことができる場合がこれにあたります。 呼び出しブラウザーに表示される呼び出しパスは、関数が呼び出される 頻度を減らすための場所を探すときに役立ちます。

関数のインライン化によって、関数が呼び出しブラウザーから「消えてしまう」場合があることに注意してください。 例えば、関数 A が関数 B を呼び出し、関数 B が関数 C を呼び出す状況で、B が A にインライン化されると、呼び出しブラウザーには、ランタイムにおいて実際に発生した、A から C への直接呼び出しのみ表示されます。

呼び出しブラウザーの使用法

関数のソース・コードを表示するには、その関数を右クリックして「ソースを開く」を選択します。 (関数をダブルクリックしても同じです。)

関数にフォーカスが当てられている状態で呼び出しブラウザーを もう 1 つ開くには、その関数を右クリックして「選択した関数をグラフで表示する」を選択します。

呼び出しパスの識別

関数が入っているグラフで呼び出しパスすべてを強調表示するには、その関数を右クリックして 「選択した関数の識別」を選択します。

選択した関数のインスタンスすべて、さらにその関数までのパスすべてが強調表示されます。

強調表示をクリアするには、ブラウザーのいずれかの場所を右クリックして「関数 ID のクリア」を選択してください。


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