COBOL エディターには、ファイル編集時の生産性を向上する機能があります。
Tab キーを押すと、 「テキスト・エディター」の設定「タブの代わりに空白を挿入」で定義した設定にかかわらず、 常にスペース文字に変換されます。挿入されるスペースの数は、「テキスト・エディター」の設定「表示されるタブ幅」に対応します。ファイルにタブ文字が含まれている場合は、「表示されるタブ幅」の設定にかかわらず、タブ文字が 1 つのスペースとして表示されます。
カスタムのタブ停止位置は、COBOL エディターの「エディター設定」ページで定義できます。 COBOL エディターのタブに対するデフォルトのタブ設定値は、列 8、12、17 であり、列 17 以降は 4 文字間隔になります。
ハイパーリンク検出機能は、 「テキスト・エディター」の設定で定義されているように、 ユーザーが Ctrl キーを押したときに Web または jazz の URL がハイパーリンクとして表示されるようにします。
COBOL 注釈およびツールが使用可能になっている場合は、COBOL エディターでフィールド名または段落名にカーソルを移動して Ctrl キーを押すと、テキストがハイパーリンクに変わります。ハイパーリンクをクリックすると、エディター内で宣言が開きます。
COBOL プログラムの Division を省略するには、
をクリックします。省略された Division を展開するには、
をクリックします。展開アイコンにカーソルを移動すると、省略された Division のプレビューが可能です。
エディター・ツールが使用可能になっている場合に、レコード、段落、セクション、COPY ステートメント、またはプリプロセッサー・ステートメントにカーソルを移動すると、強調表示されたエレメントの上に COBOL 吹き出し情報が開いて構造が表示されます。 F2 を押すと、選択した構造に関する情報を表示することができます。 構文警告があれば、リアルタイムで吹き出し情報に示されます。 COPY ステートメントについても、表示された吹き出し情報ウィンドウ内で吹き出し情報が得られます。
吹き出し情報の上にカーソルを移動すると、その吹き出しウィンドウの下部にツールバーが開きます。 このツールバーで、吹き出し情報をナビゲートしたり、編集用の構造を開いたりできます。 また、このツールバーには、「宣言を開く」ボタンや「実行階層を開く」ボタンもあります。 「実行階層を開く」ボタンは、エレメントが段落言語エレメントまたはセクション言語エレメントである場合にのみ使用できます。レコードに警告またはエラーの注釈が関連付けられている場合は、吹き出し情報に注釈テキストが表示されます。
「範囲標識の表示 (Show range indicator)」設定が使用可能になっているときに、カーソルをコードの行に置くと、コードの構造の範囲がエディターの左側に縦線で示されます。「範囲標識の表示 (Show range indicator)」設定は、エディターの「一般」設定の中にあります。
エディター・ツールが使用可能になっている場合、エディター内の警告またはエラーの注釈を解決するための修正案が表示されます。