Rational Developer for System z

到達不能コード

実行時に到達不能な、ローカル・プロジェクトの COBOL ファイル内の コード行を強調表示します。

「到達不能コードの識別」フィーチャーは、内部アルゴリズムに基づいて、潜在的なデッド・コードを識別します。計算には COBOL コンパイラーを使用しないため、結果は 100% 正確ではない場合があります。コードを削除する前に、追加の検証を行う必要があります。

COBOL エディターを使用している場合、警告に関する「注釈」設定で、強調表示をカスタマイズすることができます。

制約事項および考慮事項

このフィーチャーの使用時には、以下に示すような幾つかの制約事項があります。
  • オープン・ファイルに関連付けられたコピーブックは、プログラム分析には含まれません。分析はファイルの境界内で処理されます。
  • クイック・フィックスは使用不可です。
  • 以下のステートメントが含まれたプログラムに対しては使用できません。
    • EXEC CICS® HANDLE
    • EXEC CICS IGNORE
    • EXEC CICS PUSH
    • EXEC CICS POP
    • EXEC SQL WHENEVER
  • CALL ステートメントが呼び出し側プログラムに戻らない場合、正しくない結果が生じる可能性があります。CALL ステートメントより後のステートメントには、到達不能のマークは付けられません。
  • 到達不能コードは 1 行ごとに報告されます。ある行に、到達可能コードと到達不能コードが含まれていた場合、報告される結果は正しくない場合があります。COBOL フォーマット・ツールを使用して、同じ行内に到達可能コードと到達不能コードが存在しないように、行ごとに動詞は 1 つという規則を実施します。

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