Rational Developer for Power Systems Software パフォーマンス・アドバイザーでは、Power システムで
動作する C/C++ アプリケーションから優れたパフォーマンスを引き出すことを可能にする、シンプルかつ強力な
パフォーマンス分析ツールのセットで、リモート C/C++ 開発ツールが機能強化されています。
Rational Developer for Power Systems Software パフォーマンス・アドバイザーでは、以下のことができます。
- C/C++ アプリケーションとそのアプリケーションが動作しているシステムのパフォーマンス・データを簡単に収集します。
- 収集されたパフォーマンス・データを編成し、管理します。
- 以下の方法でパフォーマンス・データを視覚化します。
- ホット・スポット・ブラウザー: プロセス/スレッド階層を表示し、関数およびメソッドを「使用されている時間の長さ」でソートします。
- スコアカード・ビューアー: ホスト・システムに関する情報を表示し、アプリケーションのパフォーマンスを
向上できる、構成変更に関する推奨を提供します。
- パフォーマンス・ソース・ビューアー: ご使用のソース・コードを、行レベル・パフォーマンス・データ
(コードの個別の行における相対的な「使用されている時間の長さ」など) および特定のコンパイラー最適化の位置 (関数のインライン化など) と
一緒に表示します。
- 呼び出しブラウザー: ランタイム呼び出しスタックをグラフィカルに調べることができます。
- 複数の実行によるパフォーマンス・データの比較:
- 実行と実行との間で関数リストを比較し、プログラムのどの部分でパフォーマンスが向上したかを調べます。
- 異なる実行からのソース・コードを比較し、どのようにソース変更がパフォーマンスに影響したかを調べます。
- ご使用のアプリケーションのパフォーマンスを向上させる変更についてのインテリジェント・ガイドを受け取ります。
例えば、ツールは自動的に、長いコンパイル時間を必要とせずにパフォーマンスを向上させるコンパイラー最適化設定を推奨します。
- 長い時間にわたってアプリケーションのパフォーマンスをトラッキングするよう、定期パフォーマンス実行をスケジュールします。