クライアントへのプッシュにより、ソフトウェア分析構成の配布を集中管理することができます。 ソフトウェア分析構成は、中央のサーバーに保管され、クライアントがサーバーに接続すると、クライアント・ワークステーションにプッシュされます。
クライアントへのプッシュを使用するには、まず、リモート z/OS® システムをクライアントへのプッシュの 1 次システムとして構成する必要があります。 その 1 次システムに対してシャドーイングを行う 1 次以外のシステムが存在しても構いません。 次に、1 台のワークステーション上にマスター・ワークスペースを作成し、そのワークステーションとクライアントへのプッシュ・サーバーの間の接続を構成します。 最後に、マスター・ワークスペースのあるワークステーションからクライアントへのプッシュ・サーバーにソフトウェア分析構成をエクスポートします。
クライアント・ワークステーションのユーザーが 1 次または 1 次ではないクライアントへのプッシュ・サーバーに接続すると、そのクライアントにダウンロードするべきソフトウェア分析構成がないかどうかを、クライアントへのプッシュ・コンポーネントが判別します。 ダウンロードが必要な場合は、クライアント・ワークステーションにメッセージが表示され、クライアントへのプッシュ・サーバーにある構成がダウンロードされます。