IBM® Rational® Developer for System z® の System
z LPEX エディターおよび COBOL エディターでは、データ項目を対象にした各種のナビゲート方法を提供しています。
このタスクについて
データ項目を対象に、以下に示すナビゲートを実行できます。
手順
- COBOL プログラム内で、手続き部にあるデータ項目の参照から、データ部にあるデータ項目の宣言にナビゲートするには、以下のいずれかの操作を実行します。
- データ項目の参照がある場所にテキスト・カーソルを移動して、F3 キーを押します。
- Ctrl キーを押しながら、テキスト・カーソルをデータ項目の参照の上に移動してクリックします。
- データ項目の参照を右クリックして、「宣言を開く」を選択します。
COBOL エディターでは、宣言と参照が同一ファイル内にある場合には、同一のエディター内で宣言にナビゲートされます。省略された領域内に宣言がある場合は、その領域が展開されます。参照が別のファイルにあり、そのファイルの場所が特定できる場合には、エディターの新規インスタンスでソース・ファイルが開かれます。
- 最後にテキストを変更したエディター・ロケーションにジャンプするには、「最後の編集位置」 (Ctrl+Q) アクションを使用します。 このアクションは、COBOL エディターにのみ有効です。
- 次の、あるいは前の Division、
セクション、または段落にジャンプするには、「次のエレメントへジャンプ」 (Ctrl+Shift+Down) および「前のエレメントへジャンプ」 (Ctrl+Shift+Up)
アクションを使用してください。 このアクションは、COBOL エディターにのみ有効です。
- 「検索」ビューに、選択した言語エレメントのすべてのオカレンスをリストするには、「コンパイル単位のオカレンス」 (Ctrl+Shift+U) アクションを使用します。ここで、「次へ」 (Ctrl+.) アクションを使用して次のオカレンスの、また、「前へ」 (Ctrl+,) アクションを使用して前のオカレンスのロケーションにジャンプできます。エディターにフォーカスを戻すには、Enter キーを押します。
- 「アウトライン」ビュー、「検索」ビュー、または「実行階層」ビューなど、別のビューを使用する場合は、ナビゲーション履歴の項目が作成されます。
このナビゲーション・コマンドでアクセスした、前のエディター・ロケーションにジャンプするには、「ヒストリーを戻る」 (Alt+Left)
および「ヒストリーを進む」 (Alt+Right) のアクションを使用します。左矢印 (
) アイコンを使用して前のロケーションに、また、右矢印 (
) アイコンを使用して次のロケーションへ移動することも可能です。これらのアイコンは、メニュー・バーにあります。
- エディターの注釈にナビゲートするには、「次の注釈」 (Ctrl+.) および「前の注釈」 (Ctrl+,) アクションを使用します。これらのアクションでアクセスした注釈のタイプは、「注釈」ページを使用して構成できます。この設定にアクセスするには、をクリックするか、ツールバー上のボタンのドロップダウン・メニューを使用します。 このアクションは、COBOL エディターにのみ有効です。
- 言語エレメントの宣言にナビゲートするには、「宣言を開く」 (F3) アクションを使用します。このアクションは、エディター・コンテキスト・メニュー内でも、またはハイパーリンクとしても使用できます。
- COPY ステートメントで参照されるコピーブック・ファイルを開くには、「コピーブックのオープン」アクションを使用します。このアクションは、エディター・コンテキスト・メニュー内で、またはハイパーリンクとして使用できます。
- CALL、EXEC CICS LINK、または EXEC CICS XCTL ステートメントで参照されるプログラムを開くには、「プログラムのオープン」アクションを使用します。オープンの対象として使用できるプログラムまたはファイルの名前は、静的に判別されます。
- ファイルのプロシージャーの名前が静的に判別できない場合、これらのアクションは使用できません。
- そのプログラムが同じコンパイル単位内にある場合は、「プログラムのオープン」アクションを使用して、プログラムまでナビゲートできます。あるいは、「ファイルのオープン」アクションを使用すると、ファイルを検索して開くことができます。このアクションは、エディター・コンテキスト・メニュー内で、またはハイパーリンクとして使用できます。