このトピックでは、「ソフトウェア分析結果 (Software Analysis Results)」ビューからレポートを生成する方法について説明します。
レポートの保存の重要性
レポートを将来使用できるように保持するには、レポートを閉じる前にファイル・システムに保存します。 レポートを PDF 形式で生成し、即時にファイル・システムに保存する手法をお勧めします。
また、HTML 形式を選択することもできます。Developer for System z® にリンクされているブラウザーが外部ブラウザーとして構成されている場合は、ほとんどのブラウザー・バージョンでレポートをファイル・システムに保存することができます。
レポートを閉じると、レポートのそのインスタンスを再度開くことはできません。ただし、レポートの分析ヒストリーが失われたり削除されたりしていない限り、そのヒストリーからレポートの別のインスタンスを素早く再生成できます。
Developer for System z は、開いている間、ヒストリーを保持します。 Developer for System z を閉じると、累積されていたヒストリーは失われます。
一般分析レポートの作成
一般分析レポートは HTML 文書または PDF 文書であり、整然としたテキスト形式で分析ヒストリーのすべての結果が示されます。
一般分析レポートのタイプは、「COBOL コード・レビュー」と「PL/I コード・レビュー」です。
このタイプのレポートを作成するには、以下の手順を実行します。
- 「ソフトウェア分析結果 (Software Analysis Results)」ビューの左ペインで、分析ヒストリーを選択します。
そのヒストリーの結果が、右ペインに表示されます。
- 右ペインのツールバーで、「現在の選択内容に対するレポートの生成 (Generate a report for the current selection)」
をクリックします。
- 「Software Analyzer レポート作成」ウィンドウが開きます。 このウィンドウで次のように操作します。
- レポート (「COBOL コード・レビュー」または「PL/I コード・レビュー」) を選択します。
- レポート・タイプ (「HTML レポート」または「PDF レポート」) を選択します。
- 「OK」をクリックします。
レポートが生成されます。
PDF レポートをファイル・システムに保存する
PDF レポートをファイル・システムに保存するには、以下の手順を実行します。
- レポートを PDF 形式で生成します。 レポートが Adobe Reader に表示されます。
- Adobe Reader で、とクリックします。
HTML レポートをファイル・システムに保存する
HTML レポートをファイル・システムに保存する方式は、ブラウザーが内部ブラウザーとして構成されているか、外部ブラウザーとして構成されているかによって異なります。
ヒント: ブラウザーを外部ブラウザーまたは内部ブラウザーとして構成するには、と進みます。 デフォルト設定は内部ブラウザーです。
外部ブラウザーの場合: 外部ブラウザーで HTML レポートを保存するには、以下のようにします。
- レポートを HTML 形式で生成します。 レポートがブラウザーに表示されます。
- ブラウザーで提供されている方式 (とクリックするなど) で、レポートをファイル・システムに保存します。
注: ブラウザーを外部ブラウザーとして構成しても、HTML レポートが内部ブラウザーで表示される可能性があります。
成功するかどうかは、ブラウザーのブランドやバージョン、およびランタイム環境に左右されます。 この問題が発生した場合は、内部ブラウザーの方式を使用してください。
内部ブラウザーの場合: 現行の HTML ページをファイル・システムにコピーするブラウザー・コマンドは、内部ブラウザーでは作動しません。 そのため、内部ブラウザーからレポートを保存するためには、テキストをコピーして貼り付ける必要があります。
- ブラウザーのテキスト域を右クリックして、「すべて選択」をクリックします。
- もう一度右クリックし、「コピー」をクリックします。
- 内容をエディターまたはワード・プロセッサー・プログラムに貼り付けて、テキストをファイル・システムに保存します。