System z® COBOL
エディターおよび PL/I エディターは、エディター内の警告またはエラーの注釈を解決するための修正案を提供します。クイック・フィックス機能を使用するには、「注釈とツール (Annotation and Tooling)」設定を有効にする必要があります。
警告またはエラーの注釈にクイック・フィックスが適用可能な場合には、注釈アイコンとともに点灯状態の電球アイコンが表示されます。
修正案を表示するには、以下の操作のいずれかを実行します。
- 強調表示されたテキストの上にカーソルを移動すると、小さなポップアップに修正案が表示されます。
- 点灯状態の電球アイコンの上にカーソルを移動して、マウスの左ボタンをクリックします。
- 強調表示されたテキストの内側にカーソルを移動して、Ctrl + 1 キーを押します。
- テキストの上にカーソルを移動し、マウスの右ボタンをクリックして、をクリックします。
- 強調表示されたテキストの内側にカーソルを移動して、をクリックします。
いずれかの修正案で問題を修正する場合には、その項目を選択します。これにより、強調表示されたテキストが選択した修正案に置換されます。
表 1 に、COBOL エディターおよび PL/1 エディターで使用可能なクイック・フィックスを示します。CIC/SQL/DLI 列では、PL/1 エディターおよび COBOL エディターの使用時に、COBOL および PL/I ソース・ファイルに含まれる EXEC CICS®、EXEC SQL、および EXEC DLI の各ステートメントに対してサポートされるクイック・フィックスを示します。
表 1. 各エディターで使用可能なクイック・フィックス| クイック・フィックス |
COBOL |
PL/1 |
CICS/SQL/DLI |
| ミススペルのキーワードの修正 |
Yes |
Yes |
Yes |
| ミススペルの変数名の修正 |
Yes |
Yes |
Yes |
| 不明確な変数名への修飾子の追加 |
Yes |
Yes |
No |
| ミススペルの関数名の修正 |
Yes |
No |
No |
| コピーブック解決設定の変更 |
Yes |
Yes |
Yes |
| PERFORM ステートメントへの段落の追加 |
Yes |
No |
No |
| コピーブックまたはインクルード・ファイルの検索 |
Yes |
Yes |
Yes |