このトピックでは、コード・レビュー・コンポーネントによってサポートされるプログラミング言語とフィーチャーについて説明します。
次の表は、
COBOL および PL/I に使用可能なコード・レビューのフィーチャーを要約したものです。
これらのフィーチャーについては、表の後でより詳細に説明します。
表 1. Developer for System z のコード・レビューのフィーチャー| フィーチャー |
COBOL |
PL/I |
| 共通フィーチャー |
✓ |
✓ |
| ユーザー作成カスタム規則 |
✓ |
サポートされていません。 |
| コード・レビュー・アプリケーション (バッチ機能あり) |
✓ |
✓ |
- COBOL および PL/I のコード・レビューの共通フィーチャーとしては、以下のフィーチャーがあります。
- コード・レビューの実行に使用する再使用可能なプロファイルを作成するための分析構成エディター
- レビューするソース・コード・ファイルと適用するコード規則を指定するためのコントロール。
- 重大度レベルを持つ、選択可能な組み込みコーディング規則。
- 構成可能な組み込み規則とカスタム規則。
- コーディング規則を編成する組み込みカテゴリーとカスタム・カテゴリー。
- コード・レビュー結果の表示およびレポートの生成を行う「Software Analyzer の実行結果」ビュー
- Developer for System z® の実行中の複数コード・レビュー結果の保存。
- 表示する結果をフィルタリングするための設定。
- HTML または PDF 形式の、コード・レビューの結果レポート。
- LPEX、COBOL、または PL/I エディターで開ける、コード・レビュー結果から、結果が検出されたソース・コード・ファイルへの直接リンク。
- LPEX、COBOL、および PL/I エディターでのサポート
- テキスト強調表示およびブックマークを使用した、コード・レビューで問題が検出されたソース・コード行のマーキング。
- コード・レビュー結果でフラグが立てられた、ソース・コード・ファイル内の問題行への即時アクセス。
- コード・レビューの即時再実行による、修正の検査。
- リモート・ソース・コード・ファイルごとのコード・レビュー。
- コード・レビュー・プロファイルの配布
- コード・レビュー・プロファイルのエクスポートおよびインポート。
- クライアントへのプッシュ・ソフトウェアを使用した、クライアントへのコード・レビュー・プロファイルの配布。
- さらに、COBOL のコード・レビューは、ユーザー作成カスタム規則をサポートします。次のようなフィーチャーがあります。
- ユーザー作成規則を作成するためのプラグイン・プロジェクトの即時生成。
- ユーザー作成規則のフレームワークを提供する Java™ ソース・コード・ファイルの生成。
- ユーザー作成カスタム規則のためのクラスを提供する Java API。
- ソース・コード・ファイルのレビュー時に、ソース・コード・ファイルの COBOL 言語エレメントにアクセスするための Java API。
- 多数の COBOL 言語エレメントのサポート。
- コマンド行コード・レビュー・アプリケーションは COBOL および PL/I をサポートします。次のようなフィーチャーがあります。
- Linux または Windows のコマンド行からの実行。
- 言語固有の標準規則 (COBOL および PL/I)、カスタム規則とカスタム・カテゴリー (COBOL および PL/I)、およびユーザー作成カスタム規則 (COBOL のみ) のサポート。
- 複数のプロジェクトまたはディレクトリーを処理するためのバッチ・サポート。
- プロジェクト、ディレクトリー、またはワークスペース内のすべてのプロジェクトを処理するためのスコープ・オプション。
- 特定のファイルの包含リストおよび除外リストのサポート。
- XML および CSV のデータ出力ファイル。