このトピックでは、コード・レビューで検出された問題を修正するためにソース・コード・ファイルを変更する方法を説明します。
ソース・コードの問題の修正
次のステップを実行します。
「Software Analyzer の実行結果」ビューの右ペインで以下を行います。
- 対象となる結果が含まれている規則を展開します。
- 規則の下にある結果を右クリックして、「結果の表示」をクリックします。
サポートされているいずれかのエディターで、結果が検出されたソース・コード・ファイルが開かれます。
注: 使用されるエディターは、エディター構成、および前回同じタイプのファイルを開く際にどのエディターが使用されたかによって異なります。
エディターでは、以下のようになります。
- ソース・コード・ファイル内の、結果により影響を受けるコード行の部分が表示されます。
- 影響を受けるコード行は、強調表示されているか、または下線 (波線) が引かれています。
- 規則に対応する重大度アイコンが、問題があるコードの先頭行の左マージンに表示されます。 アイコンの上にマウスを移動すると、規則のテキストが表示されます。
図 1 の例では、規則は
「ELSE がない IF を避ける」で、重大度は「警告」です。 以下の強調表示が使用されています。
- IF 文全体に下線 (波線) が引かれています。
- エディターの垂直ルーラー (左マージン) と概要ルーラー (右マージン) にアイコンが表示され、問題のあるソース・コードの最初の行を示しています。
- 垂直ルーラーに表示されているアイコンは、規則の重大度に一致する重大度アイコンです。
- いずれかのアイコンの上にマウスを移動すると、規則のテキスト「ELSE がない IF を避ける」が表示されます。
図 1. COBOL 言語エディターに表示される規則違反の表示
エディターで、以下を行います。
- ソース・コードを変更して、その結果が生成される原因となった問題を修正します。
注: 修正は、1 つの問題に限られません。 通常にエディターで更新を行う場合と同様に、ソース・コード・ファイルを必要なだけ更新することができます。
- ファイルを保存し、エディターを閉じます。
この時点で、コード分析を再実行して、ソース・コードの変更により問題が修正されたかどうかを確認できます。
コード・レビューの強調表示に関する作業
サポートされているいずれのエディターにも、コード・レビューの結果により影響を受けるソース・コード・テキストの強調表示機能があります。 COBOL および PL/I コード・レビューをサポートするエディターを参照してください。
強調表示は、以下のいずれかのイベントが発生するまで、ソース・コード・ファイルに残ります。
以下のようにして、エディター内で、エディターのマージンにあるコード・レビュー・アイコンを表示または非表示にすることができます。
- エディターの垂直ルーラー (左マージン) または概要ルーラー (右マージン) で右クリックします。
注: 基本 LPEX エディターまたは System z LPEX エディターでは、左マージン上でクリックしてください。
- 「ソフトウェア分析注釈の表示 (Show software analysis annotations)」をクリックして、マージン上のアイコンを表示または非表示にします。
注: 「Software Analyzer の実行結果」ビューの結果から、サポートされるエディターでソース・コード・ファイルを開くと、コード・レビュー・アイコンがマージン上に表示されるようにエディターの設定が変更されます。
ワークベンチの「設定」ウィンドウを使用して、コード・レビューの強調表示を表示または非表示にすることもできます。
- とクリックします。
- 「注釈型」リストの中から、いずれかのアイコンの項目をクリックします。 識別子は以下のとおりです。
- コード・レビューの推奨
- コード・レビューの重大な問題
- コード・レビューの警告
- 以下を行って、強調表示を表示または非表示にします。
- 「垂直ルーラー」または「概説ルーラー」を選択して、ルーラーにアイコンを表示するか、またはオプションをクリアしてアイコンを非表示にします。
- 「テキスト」を選択して、強調表示を表示または非表示にします。