以下のタイプのオペランドのみを使用する式をモニターできます。
- 変数
- プログラム内で使用される変数。
- 定数
- 定数は、以下のデータ型のいずれかです。
- デバッグするプログラムが実行されているプロセッサーでサポートされている範囲内の、 固定小数点または浮動小数点の定数。
- 単一引用符または二重引用符で囲まれた文字定数。
- 単一引用符または二重引用符で囲まれ、直後に文字 X が続く X (16 進) 文字定数。
- 単一引用符または二重引用符で囲まれ、直後に文字 B が続くビット定数。
- 単一引用符または二重引用符で囲まれ、直後に B4 が続く B4 (16 進) ビット定数。
- 単一引用符または二重引用符で囲まれ、直後に文字 G が続くグラフィック定数。
- 単一引用符または二重引用符で囲まれ、直後に GX が続く GX (16 進) グラフィック定数。
- 組み込み関数
- 下のリストに示されているように、デバッガーはいくつもの PL/I 組み込み関数をサポートします。
- 数学
| Acos |
Cosh |
Log |
Sqrt |
| Asin |
Cotan |
Loggamma |
Tan |
| Atan |
Cotand |
Log10 |
Tand |
| Atan |
Erf |
Log2 |
Tanh |
| Atanh |
Erfc |
Sin |
|
| Cos |
Exp |
Sind |
|
| Cosd |
Gamma |
Sinh |
|
- 整数操作
| Iand |
Inot |
Isll |
Lower2 |
| Ieor |
Ior |
Isrl |
Raise2 |
- ストリング処理
| Index |
Maxlength |
Searchr |
Verify |
| Length |
Search |
Tally |
Verifyr |
- 配列処理
- その他
| Addr |
High |
Offsetvalue |
Sysnull |
| Binaryvalue |
Low |
Pointer |
Time |
| Copy |
Lowercase |
Pointeradd |
Translate |
| Date |
Null |
Pointerdiff |
Unspec |
| Datetime |
Offset |
Pointersubtract |
Uppercase |
| Entryaddr |
Offsetadd |
Pointervalue |
|
| Hex |
Offsetdiff |
Repeat |
|
| Heximage |
Offsetsubtract |
Substr |
|
制約事項
サポートされるストレージ・クラスを伴う変数のみ、デバッガーはアクセスできます。
下のリストは、サポートされるストレージ・クラスを示しています。
- 自動
- 基本
- 制御済み
- 定義済み
- パラメーター
- 静的
定義済み変数は、添え字のない基本変数に定義されている、位置が定数である文字変数である場合のみ、サポートされます。
以下の項目は、デバッガーによってサポートされていません。
- ローカル変数オプション
- パッケージ内 (ただし、含まれているレベル 1 プロシージャーの外側) で宣言されている変数
- 条件付きエントリー・ブレークポイント
- プログラム制御データ (ポインターとオフセットは除く)
- ストリング反復因数
- ユーザー関数参照
- タイプ関数