カスタム規則は、組み込みコード・レビュー規則に比べると、より強力ですが、構成手順が少しだけ多くなります。 カスタム規則は、 テンプレート から作成します。このコンテキストで、テンプレートとは、規則の振る舞いに影響する 1 つ以上のパラメーターをユーザーが指定する組み込み規則のことを指しています。 まず規則テンプレートを選択し、次に、そのテンプレートのパラメーターに値を指定します。 カスタム規則にも、組み込み規則とまったく同じように設定し、処理される重大度値があります。
カスタム・カテゴリーは、カスタム規則を格納するためのフォルダーです。 カスタム規則は、作成後に格納されるカスタム・カテゴリーがない限り、作成できません。 カスタム・カテゴリーは、親カテゴリーの内部に作成されます。親カテゴリーは、パフォーマンス構造やプログラム構造などの組み込みカテゴリー、または他のカスタム・カテゴリーのいずれでもかまいません。
カスタム・カテゴリーを作成し、それに対して規則を追加すると、その新しいカスタム・カテゴリーがソフトウェア分析構成エディター内で、「COBOL コード・レビュー」または「PL/I コード・レビュー」分析ドメインの下に新しい規則カテゴリーとして表示されます。 このカスタム規則は、通常の規則と同じように、特定のソフトウェア分析構成の中で選択してアクティブにすることができます。