Rational Developer for System z

IBM Rational Developer for System z での IMS スニペットのカテゴリー

IBM® Rational® Developer for System z® は、「スニペット」ビューのカテゴリーで IMS™ カテゴリーをサポートしています。

IMS スニペットのカテゴリーは、以下のとおりです。

管理およびサービスのカテゴリー

最初の 4 つのスニペットのカテゴリーは、使用する COBOL プログラムに IMS DL/I 呼び出しを追加するために使用できます。これらのカテゴリーに含まれる各スニペットは、個別の DL/I 機能に対応しています。これらのスニペットのいずれかを呼び出すと、特定の DL/I 機能呼び出しの詳細項目を指定するよう求めるダイアログが表示されます。このダイアログの上部で、DL/I 呼び出しに使用するインターフェース・タイプを指定します。このインターフェース・タイプは、選択した DL/I 機能呼び出しと互換性のあるインターフェースのリストから指定します。その他のフィールドは、それに対応する DL/I 呼び出しのパラメーターに対応しています。ただし、次に示す例外があります。

これらのスニペットを System z LPEX エディターまたは COBOL エディターとともに使用すると、スニペット・コードに含まれる AIB または PCB 制御ブロックのネストされたフィールドへの参照は、参照先の AIB または制御ブロックにある実際のフィールドに自動的に置換されます。 例えば、コード行 MOVE LENGTH OF AIB TO AIBRLEN OF AIB を生成する場合、スニペット生成プログラムはダイアログで選択した AIB 制御ブロックのオフセット 8 の位置に定義されたフィールドを調べて、それを AIBRLEN フィールドの名前として使用します。 コードから AIB ブロックを解析できない場合には、そのフィールドのデフォルト値が使用されます。

DL/I 呼び出しを生成する場合、スニペット・コード生成プログラムが、VALUE 節が DL/I 機能と等しいレベル 77 フィールドを調べて、それを呼び出しに使用します。例えば、GHN スニペットのコードを作成する場合、生成プログラムはコードを解析して、次の宣言を検索するとします。

77  GET-HOLD-NEXT    PICTURE X(4)  VALUE 'GHN '.

この時点で、GET-HOLD-NEXT は機能呼び出しに置換されます。一致が検出されなかった場合には、スニペット名 (この例では、GHN) が機能呼び出しに使用されます。

COBOL の IMS アプリケーション・インターフェース・マスク

これらのスニペットによって、一般的に使用される COBOL データ構造がプログラムに追加されます。

COBOL の IMS DL/I 機能コード

これらのスニペットによって、DL/I 機能名がレベル 77 データ構造として追加されます。


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