「アクションの保存」フィーチャーを使用すると、ファイルの保存の前と後に、選択したアクションが自動的に実行されるようにすることができます。実行されるアクションは、「アクションの保存」設定で定義します。
COBOL ソース・ファイルとコピーブックに対して別々に、アクションの保存を指定できます。アクションの保存が使用可能になっている場合、保存中に実行されるアクションは、
「フォーマッター」設定で定義します。
- COBOL ファイルの場合、アクションは、インデント、大文字化、および行の長さに関係しています。「アクションの保存」設定では、保存時にすべてのフォーマット・オプションを自動的に実行するのか、大文字化オプションだけを実行するのかを選択できます。さらに、到達不能コードの識別およびテキスト行の末尾からの空白文字の削除を実行できます。
- コピーブックの場合、アクションの保存には、コピーブック・コードおよびコメントの大文字化が含まれます。さらに、テキスト行の末尾からの空白文字の削除を実行できます。
COBOL エディターでファイルを保存する場合、以下の順序で実行されます。
- リアルタイム構文検査が完了します。
- フォーマット設定がファイルに適用されます。
- 末尾の空白文字が削除されます。
- ファイル内容が保存されます。
- プリプロセッサー・ステートメントが識別されます。
- 到達不能コードが識別されます。
進行状況表示バーに、保存プロセスの状況が表示されます。
保存アクションの完了後、フォーマット設定および空白文字削除の変更をすべて除去するために、「元に戻す」コマンドを 1 回使用できます。