「呼び出し階層」ビューは、PL/I ファイル内のプロシージャー呼び出しおよび関数呼び出しのツリー構造のビューを提供します。このビューは、多数のプロシージャーを含む大きい PL/I ファイルあるいは複雑な PL/I ファイルをナビゲートする手段を提供し、プロシージャー間のコールフローを判別するのに役立ちます。
「呼び出し階層を開く」からの結果は、「呼び出し階層」ビューで選択可能です。「呼び出し階層」ビューは、関数およびプロシージャーを表示する、ツリー形式のグラフィックです。「呼び出し階層」ビューは、呼び出し先パースペクティブと呼び出し元パースペクティブの両方からの情報を提供します。
「呼び出し階層」ビューには、次の 2 つのセクションがあります。
- 左側の列には、指定された関数またはプロシージャーのツリー構造が入ります。
- 右側の列には、コードの行番号が表示されます。ツリー構造内のノードをクリックすると、対応する行番号が表示されます。
「呼び出し階層」ビューのナビゲート
「呼び出し階層」ビューには、ビューの内容をフィルター操作するための以下のツールバー・ボタンが含まれています。
- 呼び出し先階層
- 強調表示されたプロシージャーを呼び出したプロシージャーのみをビューに表示します。
- 呼び出し元階層
- 強調表示されたプロシージャーによって呼び出されたプロシージャーのみをビューに表示します。
- ビュー・メニュー
- 「呼び出し階層」ビューで実行する関数のリストを表示します。
「呼び出し元階層」ビューと「呼び出し先階層」ビューの他に、組み込み関数の非表示または表示を選択できます。
制限
エディター内での「呼び出し階層」関数の使用に関して、以下のようないくつかの制限があります。
- プロシージャーおよび関数に対する静的呼び出しのみがサポートされています。
関数名とプロシージャー名への変数参照はサポートされていません。
- 単一のプロシージャーまたは関数定義の複数ラベルはサポートされていません。
- 1 つのプロシージャーへの複数のエントリー・ポイントはサポートされていません。
- プロシージャー定義が拡張マクロ・ソース内にあるときにプロシージャー名をダブルクリックすると、マクロ呼び出しへ取り込まれます。