このトピックでは、更新サイトの作成方法と、更新サイトにフィーチャーを追加する方法について説明します。
新しいカスタム規則プラグインをフィーチャーに追加した後、プラグインのインストールの次の手順は、フィーチャーを更新サイトに追加することです。 これは、サイトでの
公開 と呼ばれています。 このタスクについて、以下のサブトピックで説明します。
更新サイトの作成
このサブトピックでは、更新サイトの作成方法について説明します。 次のステップを実行します。
- 「プラグイン開発」パースペクティブを開きます。
- メインメニューで、とクリックします。 「新規更新サイト」ウィザードが開きます。
- ウィザードの最初の「更新サイト・プロジェクト」というタイトルのページで、以下の手順を実行します。
- 「プロジェクト名」入力フィールドにプロジェクト名を入力します。
- 「完了」をクリックします。
ウィザードが以下の処理を行います。 - 更新サイト・プロジェクトを作成して、パッケージ・エクスプローラーに表示します。 プロジェクトには、site.xml ファイルというアイテムが 1 つ含まれています。
- サイト・マニフェスト・エディターで site.xml ファイルを開きます。
- この時点で、フィーチャーを更新サイトに公開する場合は、次のサブトピック、更新サイトへのフィーチャーの公開に直接進んでください。 それ以外の場合は、サイト・マニフェスト・エディターを閉じます。
更新サイトへのフィーチャーの公開
このサブトピックでは、更新サイトにフィーチャーを公開する方法について説明します。 次のステップを実行します。
- 「プラグイン開発」パースペクティブを開きます。
- サイト・マニフェスト・エディターで更新サイトを開きます。
- パッケージ・エクスプローラーで、更新サイトのフォルダーを展開します。
- site.xml ファイルを右クリックして、とクリックします。
- サイト・マニフェスト・エディターで、以下を行います。
- サイトにフィーチャーを追加します。
- 「サイト・マップ」タブがまたアクティブになっていない場合は、クリックします。
- 「フィーチャーの追加」をクリックします。 「フィーチャーの選択」ウィンドウが開きます。
- このウィンドウで、以下を行います。
- フィーチャーのリストで、追加するフィーチャーをクリックします。
- 「OK」をクリックします。
サイト・マニフェスト・エディターは、「サイトを管理中」の下の「サイト・マップ」タブの左側にあるフィーチャー・リストに、フィーチャーの項目を追加します。
この時点で (つまり、フィーチャーをビルドする前)、フィーチャーのリスト項目は、フィーチャー ID で構成されており、ID の後の括弧内にフィーチャーのバージョン番号が示されています。例えば、次のようになります。FP_0003_FeatureID (1.0.0.qualifier)
- フィーチャーをビルドします。
- 「サイト・マップ」タブで、前の手順で追加したフィーチャーを選択します。
- 「ビルド」をクリックします。 サイト・マニフェスト・エディターによって、更新サイトを Developer for System z® 環境にインストールするために必要なファイルが作成されます。
サイト・マニフェスト・エディターが以下の処理を行います。- フィーチャー情報を含む jar ファイルを新しく作成して、プロジェクト・エクスプローラー内の更新サイト・プロジェクトの「フィーチャー」フォルダーに追加します。 jar ファイルの名前は、フィーチャー ID の後に、下線文字、フィーチャー・バージョン、ビルド日時 (分および秒を含む) が続く形式で構成されます。 例えば、次のようになります。
FP_0003_FeatureID_1.0.0.201205220911
- フィーチャーに含まれているプラグインごとに jar ファイルを新しく作成して、プロジェクト・エクスプローラー内の更新サイト・プロジェクトの 「プラグイン」フォルダーに追加します。 この jar ファイルの名前は、プロジェクト ID の後に、下線文字、プロジェクト・バージョン、ビルド日時が続く形式で構成されます。
例えば、次のようになります。
PIP_0001_ProjectID_1.0.0.201205220912
- 「サイト・マップ」タブのフィーチャー・リスト内のフィーチャーのリスト項目を、新しいフィーチャーの jar ファイルの名前に置き換えます。
- サイト・マニフェスト・エディターを閉じます。
更新サイトのフィーチャーの更新
同じフィーチャーの複数のバージョンを更新サイトに追加できます。フィーチャーの内容およびバージョン番号が同じであってもかまいません。 このようなことが行えるのは、サイト・マニフェスト・エディターが、各フィーチャーの jar ファイル名に現在日時を組み込んで、それぞれの名前を固有にしているためです。
そのため、更新されたバージョンのフィーチャーを更新サイトに追加することは、新しいオリジナル・フィーチャーを更新サイトに追加することと本質的には同様です。 更新サイトへのフィーチャーの公開のサブトピックを参照してください。
更新されたバージョンのフィーチャーを追加する場合に異なる点は以下の 2 つです。
- 前のバージョンのフィーチャーをもう使用しない場合は、更新サイトから削除することをお勧めします。 フィーチャーを削除するには、以下のようにします。
- サイト・マニフェスト・エディターで更新サイトを開きます。
- フィーチャーのリストで、削除するフィーチャーを右クリックします。
- 「削除」をクリックします。
- 更新されたバージョンのフィーチャーを更新サイトに追加する前に、フィーチャーのバージョン番号を変更することをお勧めします。そうすることにより、すべてのユーザーが、このバージョンのフィーチャーを前のバージョンのフィーチャーと区別しやすくなります。