シーケンス番号域は、ソース・ステートメント行にラベルを付けるために使用できます。この領域の内容には、コンピューターの文字セットの中のどの文字でも使用できます。
COBOL ファイルの場合、シーケンス番号域は 1 桁目から 6 桁目です。識別域はマージン R から始まる 8 桁の範囲です。
「シーケンス番号」設定を使用可能にすると、ファイルの編集時にテキストを識別域に保持できます。さらに、ファイルのシーケンス番号域および識別域内のテキストの管理に関連して、選択できるオプションがこの他にもいくつかあります。
- スマート・コピー (Smart copy)
- シーケンス番号域および識別域内のテキストが、テキストのコピー時にスペースに置き換えられます。「新規行にシーケンス番号を挿入」オプションが使用可能になっている場合、ファイルに貼り付けられる行が再番号付けされます。
- スマート行結合 (Smart Join Lines)
- シーケンス番号域と識別域内のテキストおよび末尾の空白が、行の結合時に削除されます。
- 新規行にシーケンス番号を挿入
- 新規行をファイルに追加するときに、シーケンス番号が挿入されます。
シーケンス番号のロケーションは、「桁 1 から番号付けを開始」オプションによって決まります。
- 必要時にシーケンス番号を変更 (Resequence numbers when necessary)
- 新規行を貼り付けるロケーションで使用可能な番号が不足している場合、シーケンス番号が再番号付けされます。このフィーチャーは、新規行にシーケンス番号を挿入」設定が使用可能になっている必要があります。
- 桁 1 から番号付けを開始
- 「桁 1 から番号付けを開始」設定が使用可能になっている場合、シーケンス番号はシーケンス番号域への挿入および除去が行われます。使用不可になっている場合、「再番号付け」 アクションおよび「番号付け解除」アクションの使用時に、シーケンス番号は識別域への挿入および除去が行われます。
制限
以下のアクションに対する基本的な Eclipse 動作は、シーケンス番号アクションをサポートするための変更が行われていません。
- 「スニペット」ビューとの対話
- 「テンプレート」ビューとの対話
- ブロック選択が複数行に渡っているときの、ブロック選択モードでのエディターへの入力
- 省略された領域である行への入力
- 正規表現が有効な状態での検索および置換
- テキスト選択のドラッグ・アンド・ドロップ
- 「行の結合」コマンド (ctrl+alt+j)
- 「1 行下へ移動」コマンド (alt+down)
- 「1 行上へ移動」コマンド (alt+up)
- 「行を複写」コマンド (ctrl+alt+up)
また、テンプレート・コンテンツ・アシストの場合、テンプレートの追加後は、Linked Mode が置換変数に対してアクティブになりません。