モデルおよび設計のレビュー

レビューは、一連のリソースに関するフィードバックをチーム・メンバーから収集する際に役立つプロセスです。

このタスクについて

レビューは、ライフサイクルに沿って行われ、割り当てられた期限日までに参加者がそれぞれの作業を完了するに伴っていくつかの状態を経過します。参加者はレビュー状況のチェック、コメントの入力、リソースのレビューなどを行うことができます。 レビューのライフサイクルの間、レビュー作成者はリソースの更新、参加者の追加、参加者の役割の変更などを必要に応じて行うことができます。

参加者の役割には次の 2 つのタイプがあります。
  • サブスクライバーは、レビューの状況を追跡できますが、レビューの割り当ては受けません。 作成者がレビュー状態を変更すると、サブスクライバーは E メールで通知されます。
  • レビューアーは、割り当てられた期限日までに 1 つのリソース、またはリソースのコレクションをレビューする役割が割り当てられます。 レビューアーは、レビューを完了とみなす前にそれぞれの割り当てを実行してすべてのリソースをレビューする必要があります。 また、レビューアーはレビューの状況について E メールで通知を受け取ることもできます。 レビュー開始後にレビュー作成者はレビューをファイナライズできます。ただし、ファイナライズするにはレビューの状態が「進行中」または「レビュー済み」である必要があります。

すべての参加者がリソースレビューをすると、レビューは自動的に「レビュー済み」の状態に移行します。 次に、作成者はレビューをファイナライズしてレビュー結果の要約を入力できます。このレビューの要約は、すべてのレビュー参加者 (レビューアーおよびサブスクライバー) に対して E メールで自動的に送信されます。

レビューには、3 つのタイプ (正式、非公式、および変更セット) があります。

レビューの状態は、そのライフサイクルの間に変化します。

レビュー状態 説明
ドラフト 作成者がレビューを作成します。参加者とリソースを追加し、役割と期限日を割り当てます。 レビューがドラフトの状態にあるときは、参加者には通知されません。
進行中 作成者が「レビューの開始」をクリックします。 参加者がレビューに加わり、それぞれの作業割り当てを開始します。 すべてのレビューには、少なくとも 1 人のレビューアーがいて 1 つのリソースが存在する必要があり、参加者にはレビューが開始されたことが E メールで通知されます。
一時停止 レビュー作成者は、レビューを変更する必要がある場合、「レビューの一時停止」をクリックして、参加者のリストの更新、参加者の役割の変更、およびリソースの追加や変更を行います。またレビュー作成者は、レビューが一時停止中に、参加者のリストの更新、参加者の役割の変更、リソースの追加や変更、およびリソース状況の再設定を行うこともできます。リソース状況の再設定により、レビューアーにリソースの新規レビューを実行するよう強制できます。参加者は、レビュー作成者がレビューを続行している限り、レビュー済みとしてリソースにマークを付けることができません。
レビュー済み すべてのレビューアーが自分に割り当てられたリソースをレビューすると、レビューは「レビュー済み」の状態に移行します。 この状態でも、レビューアーは自分の結果を更新したり、付加的なコメントを追加したりできますが、レビューを変更することはできなくなります。
確定 作成者が「レビューの確定」をクリックします。 レビューのファイナライズ中は、レビュー作成者はレビュー結果の要約を入力できます。この要約は参加者に送信されてレビューとともに保存されます。レビューがファイナライズされると、レビューが保存され、作成者はそれを変更できなくなります。しかし、レビューアーは依然としてコメントをしたり、リンクを追加したりできます。

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