ワークスペース構成 (またはワークスペース) は、共有設計リソースの変更に使用する作業環境です。
ワークスペースは、構成スペースに属する構成タイプの 1 つです。ワークスペース内のリソースのバージョンを追加、編集、および削除することができます。 1 人のチーム・メンバーまたは複数のチーム・メンバーが編集できるようにワークスペースを構成できます。ワークスペースは、同じ構成スペースの複数のプロジェクトで共有できます。
始める前に
- プロジェクト・エリア、構成スペース、スナップショット、ワークスペース、および変更セット に習熟している必要があります。これらは、共有リソースの管理で説明されています。
- ライフサイクル管理製品のプロジェクト・エリアにログインしている必要があります。
- この内容は、
バージョン 4.0.3 以降に適用されます。
- 使用しているライフサイクル管理製品で、構成管理アプリケーション構成を処理するための権限を持っている必要があります。
使用しているライフサイクル管理製品によって、権限名は異なります。
- 構成管理アプリケーションで、ワークスペースを作成または変更するための権限を持っている必要があります。構成管理アプリケーションでの権限の設定について詳しくは、このトピックの最後にある関連タスクへのリンクを参照してください。
このタスクについて
ライフサイクル管理製品の各プロジェクト・エリアは、構成管理アプリケーションの構成スペースに関連付けられています。構成スペースには、デフォルト・ワークスペースが含まれています。このデフォルト・ワークスペースには、複数のスナップショットとワークスペースを含めることができます。 また、ライフサイクル管理製品のプロジェクト・エリアにも、複数のワークスペースを含めることができます。例えば、バンキング・プロジェクト・エリアには、アプリケーション・ロジックを定義するリソースのワークスペース、データベース・ロジックを含むリソースのワークスペース、およびユーザー・インターフェースを構成するリソースのワークスペースを含めることができます。
複数のワークスペースに同じリソースのコピーを含めることができます。
自分のワークスペースのリソースを変更しても、他のチーム・メンバーが「着信変更の受け入れ」操作を使用してワークスペースにそれらの変更を受け入れることを選択しなければ、他のワークスペースにあるそのリソースの同じバージョンに影響が及ぼされることはありません。
この操作について詳しくは、このトピックの最後にある関連トピックのリンクを参照してください。
手順
ワークスペースを作成するには、使用しているアプリケーションに応じて、以下のいずれかの手順を実行します。 - ライフサイクル管理製品: この内容は、
バージョン 4.0.3 以降に適用されます。 ツールバーで、とクリックして、ウィザードのステップを実行します。
- Jazz™ Team Server:「サーバー管理」ページ (https://server-name:port-name/jts/admin) の「構成管理 (/vvc)」セクションで、「構成」をクリックします。構成管理 アプリケーションの「構成エクスプローラー」ビューが表示されます。
以下の段落の 構成管理 アプリケーションについての説明に従って、ステップを実行してください。
- 構成管理 アプリケーション:
- 「構成エクスプローラー」ビューでは、「構成」ページで、構成名の横にある「アクション」列の「アクション」メニューをクリックしてから、「新規ワークスペース」アイコンをクリックします。
- ワークスペースの名前を指定するには、「概要」ページで、「新規ワークスペース名」フィールドを上書きします。
プロジェクト・エリア内の各ワークスペース名は固有でなければなりません。
- 新規ワークスペースの基礎とするスナップショットを指定するには、「基本スナップショット」メニューからオプションを選択します。
- 「スナップショットを自動的に作成する」: フロー・ターゲットに基づいてスナップショットが作成されます。このスナップショットが、新規ワークスペースの基本スナップショットになります。
- 「空」: ワークスペースには基本スナップショットはありません。
- ワークスペースの説明を入力します。
説明は、同じ 構成管理 アプリケーション・プロジェクト・エリア内の他のワークスペースのリストでワークスペースを識別する際に役立ちます。 ワークスペースの作成理由に関する情報を追加するか、ワークスペースに含まれるモデルの名前と説明を含めることを検討してください。
- 「保存」をクリックします。
タスクの結果
これで、ワークスペースに変更セットを作成し、その変更セットのコンテキストで変更を行えるようになります。
変更セットを作成しない場合は、作成したワークスペースにコンテキストを切り替えることができます。
リソースへの変更を保存するたびに、変更セットが自動的に作成されます。