Design Management Server で使用するように SQL Server データベースをセットアップするには、コマンド行またはビジュアル・ツール (SQL Server Studio Management など) を使用します。
手順
以下の手順では、sqlcmd ツールを使用することを想定していますが、SQL Server Management Studio も使用できます。
- データベース・サーバーで、データベース管理者としてログインしている状態でコマンド・プロンプト・ウィンドウを開き、sqlcmd コマンドを実行して、データベースに接続します。 例えば、次のコマンドを実行できます。
sqlcmd -S localhost¥instanceName
instanceName のデータベース・インスタンスの名前を使用します。
- データベースに接続されている状態で以下のコマンドを実行して、Jazz Team Server アプリケーションのデータベースおよびユーザーを作成します。
CREATE DATABASE JTS
GO
CREATE LOGIN jtsDBuser
WITH PASSWORD = 'jtsDBpw';
USE JTS;
exec sp_changedbowner 'jtsDBuser'
GO
- 次のコマンドを実行して、データベースの照合設定を変更します。
ALTER DATABASE JTS COLLATE SQL_Latin1_General_CP437_CS_AS
GO
- 次のコマンドを実行して、データベースの行のバージョン・システムを変更します。
ALTER DATABASE JTS SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
GO
- 同様に、Design Management Server (DM)、データウェアハウス (DW)、構成管理サーバー(VVC) 用の 3 つの追加データベースを構成します。この場合 <DB_name> をデータベース名 (DM、DW、および VVC) に置き換えます。
- 次のようにして、データベースおよびユーザーを作成します。
CREATE DATABASE <DB_name>
GO
CREATE LOGIN <DB_name>DBuser
WITH PASSWORD = '<DB_name>DBpw';
USE <DB_name>;
exec sp_changedbowner '<DB_name>DBuser'
GO
- 次のようにして、照合設定を変更します。
ALTER DATABASE <DB_name> COLLATE SQL_Latin1_General_CP437_CS_AS
GO
- 次のようにして、行のバージョン・システムを変更します。
ALTER DATABASE <DB_name> SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
GO
- exit コマンドを使用して、データベース接続を閉じます。
- SQLSERVER_JDBC_DRIVER_FILE という名前の環境変数を作成し、sqljdbc4.jar JDBC ドライバーを指すように指定します。 このドライバーのロケーションは、ユーザーのインストール済み環境によって異なります。
をクリックします。
- 「詳細設定」タブをクリックしてから、「環境変数」をクリックします。
- 「システム変数」リストで、「新規」をクリックします。
- 「変数名」フィールドに SQLSERVER_JDBC_DRIVER_FILE と入力し、「変数値」フィールドに C:¥Path_to_JDBC_dirver¥sqljdbc4.jar と入力します。
Linux システムでは、以下の環境変数宣言を追加します。SQLSERVER_JDBC_DRIVER_FILE =.:Path_to_JDBC_dirver/sqljdbc4.jar
次のタスク
Design Management Server セットアップ・ウィザードを使用してサーバーを構成している場合は、データベースをそれ以上カスタマイズする必要はありません。 このセットアップ・ウィザードによりデータベースが構成され、必要な表が作成されます。
セットアップ・ウィザードを実行しない場合は、データベースを手動でカスタマイズすることができます。詳しくは、Rational® Team Concert のインストール・マニュアルの SQL Server データベースのセットアップを参照してください。