スナップショットは、特定の時点における構成スペースの一部であるリソースとそれらのバージョンの読み取り専用のセットです。
スナップショットを新規ワークスペースの基盤として使用する必要があります。このアクションを実行することにより、新規の作業の開始点が定義されます。ワークスペースのスナップショットは、プロジェクト・マイルストーンに到達する前後など、プロジェクトのライフサイクル中の任意の時点で作成できます。
始める前に
- プロジェクト・エリア、構成スペース、スナップショット、ワークスペース、および変更セット に習熟している必要があります。これらは、共有リソースの管理で説明されています。
- プロジェクトにログインし、現行構成スペースに関連付けられているワークスペースを使用している必要があります。
- この内容は、
バージョン 4.0.3 以降に適用されます。
- 使用しているライフサイクル管理製品で、スナップショットの作成、名前変更、または削除を行うための権限を持っている必要があります。
これらの権限のロケーションは、使用しているライフサイクル管理製品によって異なります。
- 構成管理アプリケーションで、スナップショットを作成または名前変更するための権限を持っている必要があります。構成管理アプリケーションでの権限の設定について詳しくは、このトピックの最後にある関連タスクへのリンクを参照してください。
このタスクについて
スナップショットは、ワークスペースにあるリソースの現在のバージョンを記録します。
スナップショットは、ワークスペースを以前の構成に戻すために使用できるリポジトリー・オブジェクトです。例えば、テスト用に、プロジェクトをリリースしたときに使用されていたワークスペース状態を保持することができます。
手順
スナップショットを作成するには、使用している製品またはアプリケーションに基づいて、以下のいずれかの手順を実行します。 - ライフサイクル管理製品: この内容は、
バージョン 4.0.3 以降に適用されます。 ツールバーで、とクリックして、ウィザードのステップを実行します。
- 構成管理 アプリケーション: 以下の手順を実行します。
- 「構成エクスプローラー」ビューでは、「構成」ページで、構成名の横にある「アクション」列の「アクション」メニューをクリックしてから、「新規スナップショット」アイコンをクリックします。
- スナップショット・エディターでは、表示される「概要」ページで、「新規スナップショット名」フィールドを上書きして、スナップショットの名前を指定します。
各スナップショット名は、構成スペース内で一意でなければなりません。
- 「説明」フィールドで、スナップショットの作成理由に関する情報を追加することを検討するか、スナップショットに含まれるモデルの名前および説明を指定します。
説明には、このスナップショットがスナップショット・エディターで表示される際のスナップショットに関する詳細情報を指定します。
- 「作成」をクリックします。
次のタスク
これで、スナップショット内のリソースを参照したり、新規作業用のワークスペースを作成して、共有リソースのバージョンを変更および作成したりすることができます。
プロジェクト・ライフサイクルの任意の時点で、スナップショットをベースラインとして使用し、リソースがどのように変更されたかを確認できます。
また、スナップショットに取り込まれたリソースのバージョンに戻すこともできます。