レポートを生成する前に、Rational® Publishing Engine ランチャー・アプリケーションを使用して構成ファイル (文書仕様ファイルともいう) を作成しておく必要があります。このファイルでは、レポートを生成するために使用するデータ・ソースおよびテンプレートと、レポートの出力フォーマットを指定します。文書仕様ファイルのファイル名拡張子は .dsx です。
始める前に
Rational Publishing Engine Document Studio では、レポート・テンプレートを作成し、少なくとも 1 つのデータ・ソース・スキーマをインポートする必要があります。 レポート・テンプレートのファイル名拡張子は .dta です。
手順
- Rational Publishing Engine Document Studio で、「RPE ランチャー」パースペクティブを開きます。メイン・ツールバーの近くにある「RPE ランチャー」をクリックしてください。
- 文書仕様をまだ開いていない場合は、をクリックし、.dsx ファイルを表示して、「開く」をクリックします。
- 文書仕様ビューの出力階層で、生成しない出力フォーマットを削除します。「ターゲット: format_name」項目を右クリックし、「出力の削除」をクリックしてください。 必須なのは 1 つのフォーマットだけですが、一般には、HTML および Microsoft Word の両方が生成されます。
- 残りの出力フォーマットを構成します。フォーマット名を右クリックし、「HTML 出力の構成 (Configure HTML Output)」ウィンドウで各フィールドの値を指定します。
特定の出力フォーマットについて値を設定することの詳細は、このトピックの最後にある「出力フォーマットを指定する」という関連作業のリンクを参照してください。 指定した値がプロパティー・ビューに表示されます。
ヒント: プロパティー・ビューで値を直接編集することもできます。
- レポート・テンプレート (.dta) ファイルのパスを構成します。
「文書仕様」ビューの「テンプレート」階層で、「テンプレート」を展開して、レポート・テンプレート・ファイルのパスを確認してください。 パス名を変更するには、テンプレート名を右クリックして、ポップアップ・メニューからオプションを選択します。
- 各テンプレートについて、関連付けられたデータ・ソースを構成します。「テンプレート」階層で、「データ・ソース」を展開し、「データ・ソース:」要素を右クリックして「データ・ソースの構成」をクリックしてください。
- 「データ・ソースの構成」ウィンドウで、次のフィールドに入力します。
- 「URL」: レポートを作成している REST リソースに対する URL を指定します。
URL が分からない場合は、「ディスカバー」をクリックして REST ディスカバリー・ウィザードを開始すれば、リソースを見つけることができます。 ***** Design Management データ・ソースではすべて、ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
「データ・ソースの構成」コントロールを使用してテンプレートによって動的に構成されるデータ・ソースについては、URL を指定する必要がありません。
動的でないデータ・ソースの URL は、Design Management レポート・サービス URL をベースとする 1 つ以上の Design Management リソースを指定するものでなければなりません。この URL も、Rational Publishing Engine ランチャー・アプリケーションの REST ディスカバリー・ウィザードを使用して指定することができます。
- 必須: 「ユーザー」および「パスワード」: Design Management の各データ・ソースについてログイン資格情報を指定する必要があります。レポートの生成時に動的に構成されたデータ・ソースについても同じです。
この文書仕様を他のユーザーと共有する場合は、資格情報フィールドを空にする方が良い場合もあります。 資格情報を指定せずに、その文書仕様を使用してレポートを実行すると、資格情報の入力を求めるプロンプトが出されます。
- 「文書仕様」パースペクティブをクリックしてから、をクリックして、文書仕様の保存先を指定します。
例
文書仕様ファイルを作成して構成する方法の例については、Design Management レポート作成チュートリアルのレッスン 1 を学習してください。 このトピックの最後にある関連リンクを参照してください。
次のタスク
文書仕様ファイルを作成した後は、Design Management レポートを生成できます。