単一の作業分野でも、アプリケーションの開発ライフサイクル全体でも、アクティビティーの測定、要約、およびレビューにはレポートの作成が役立ちます。
レポートはメトリック情報の 1 次チャネルです。 アプリケーションで使用可能な定義済みレポートのリストと説明を以下に示します。
- レビューの要約: このテンプレートを使用して、Design Management レビューの要約を示すレポートを作成できます。このレポートは、進行中のレビューまたは完了したレビューに対して実行できます。このレポートには、レビュー属性 (レビュー日、状況、説明など) およびリソースとその説明のリストを含む表が出力されます。このレポート表には、参加者とそれぞれの役割、およびレビュー自体に対して参加者が作成したコメントも示されます。また、レポートにはレビューの結果を示すもう 1 つの表も示されます。この結果表には、参加者とレビュー・リソースの組み合わせごとに、対応するエントリーが存在します。各エントリーには、参加者名とリソース名に加えて、そのリソースに関する参加者の状況、および参加者が作成したコメントが含まれています。
- UML モデルのメトリック: このテンプレートを使用して、UML モデルの一部の基本メトリックを示すレポートを作成できます。この場合、モデル内のネストされたパッケージのうち 10 レベルが検査されます。このレポートは 2 つのセクションで構成されます。最初のセクションでは、パッケージ、クラス、インターフェース、およびアソシエーションの数がカウントされ、パッケージ当たりの平均クラス数が計算されます。2 番目のセクションでは、10 レベルのネストに限定されたモデル内のパッケージがすべてリストされ、各パッケージに含まれている UML クラスがリストされます。各クラスの属性と操作の数もレポートに出力されます。
- UML ステレオタイプ要素 (UML Stereotyped Elements): このテンプレートを使用して、UML モデル内の要素に適用されるステレオタイプに関する情報を示すレポートを作成できます。この場合、モデル内のネストされたパッケージのうち 10 レベルが検査されます。10 レベルのネストに限定されたモデル内のすべてのパッケージが、そのパッケージされた要素と共にリストされます。パッケージされた各要素の具象タイプが、適用されるステレオタイプの名前と共に示されます。