Rational® Publishing Engine Document Studio を使用すると、レポート・テンプレートを作成し、レポートの対象にするデータ型に対してスキーマをロードし、パレット・ツールを使用してレポートのレイアウトを設計することができます。 レポート・テンプレートのファイル名拡張子は .dta です。
始める前に
Rational Publishing Engine Document Studio バージョン 1.1.2 以降を開き、RPE Studio パースペクティブを表示しておく必要があります。 どのデータ型をレポートの対象にするかを知っていなければならず、レポートの対象にするリソースを含む Design Management プロジェクトのメンバーになっていなければなりません。
手順
- Rational Publishing Engine Document Studio の RPE Studio パースペクティブで、をクリックします。
- リソースのタイプに対するスキーマをインポートします。
をクリックし、ウィザードの各ページに情報を入力してください。
- 「基本構成」ページで、次のフィールドに値を指定します。
- 「名前」: 返されるスキーマのタイプを識別する名前を指定します。 例えば、UML パッケージのスキーマをインポートする場合は、このフィールドに Package と指定できます。 このスキーマ名は、エディターのアウトライン・ビューで編集することもできます。
- 「ベース URL」: Design Management アプリケーションのホスト名、ポート、およびレポート作成サービスを含む URL を指定します。例: https://fully_qualified_host_name:9443/dm/reporting
- 「認証タイプ」: リストから、「OAuth」を選択します。
- 「ユーザー」と「パスワード」: Design Management アプリケーションのリソースへのアクセス権限を付与するユーザー名とパスワードを指定します。
- 「次へ」をクリックします。
「データ・サービスを使用してリソースの位置を指定」ページ (スキーマ・ページともいう) で、ベース URL に存在するリソースの表示用のスキーマが表示されます。 ベース URL が、ステップ 2.a で指定したベース・レポート作成サービス URL に対応している場合は、レポート作成ドメイン・アダプターを選択するスキーマ (例えば、bpmn、deploy、uml) が表示されます。
- 「XML スキーマ」ペインで、XML スキーマ・ナビゲーションから要素を選択します。 「要素属性」ペインで、「href」チェック・ボックスと、リソースについて表示する必要のあるその他の属性 (例えば、名前) を選択して、「次へ」をクリックします。 「データ・サービスで検索されたリソース URL の選択」ページ (リソース・ページともいう) が表示されます。 このページには、前のスキーマ・ページに表示されたタイプ・スキーマに対応するリソースとその属性が表示されます。 ベース・レポート作成サービス URL については、これらのリソースは関連するメタ・モデルをグループ化する論理ドメインに対応します。
- リソース・ページでは、リソースを選択した後、次のいずれかの手順を実行します。
- をクリックします。
タスクの結果
Rational Publishing Engine で、コンソール・ビューにエラーが出ていないかどうかチェックします。 これ以降、テンプレート・エディターでパレットからテンプレートに要素をドラッグすることによって、テンプレートをカスタマイズしてレポート・レイアウトを作成できます。
レポートのパレットにある項目の使用方法に関する詳細は、このトピックの最後にある関連リンクを参照してください。 さらに、このトピックの最後にある Design Management レポート作成チュートリアルのリンクも参照してください。 チュートリアルでは、レッスン 1 をご覧ください。
「REST スキーマ・ディスカバリー」ウィザードを使用して Design Management アプリケーション内のリソースを検索することの詳細については、Design Management レポート作成チュートリアルの『REST ディスカバリー・ウィザード』セクションを参照してください。
パレットから、コンテナー、段落、テキスト・フィールドなどのコントロールをレポート・テンプレートに追加した後は、データ・ソース・スキーマのプロパティーをテンプレート内のコントロールと関連付けることができます。