Design Management のバージョン 4.0.4 へのアップグレード

このガイドは、以下の Rational Design Management (DM) をバージョン 4.0.4 にアップグレードする場合にご利用ください。

ユーザーのインストール環境を最も適切に述べるオプションを選択

アップグレードするアプリケーションを以下から選択してください。

注: Rational Design Management では、Jazz Team Server を最初にアップグレードする必要があります。分散トポロジーでは、アップグレードするアプリケーションを 1 度に 1 つ選択してください。

現行の製品バージョンを以下から選択してください。
デプロイメント・トポロジーを選択します。
以下からアプリケーション・サーバーのオペレーティング・システムを選択します。
アプリケーション・サーバーを選択します。
データベース・サーバーを選択します。

製品をバージョン 4.0.4 にアップグレードするための詳細な説明が、前のページで行った選択に基づいて生成されます。

重要: アップグレードの前に、以下の重要な注記をお読みください。

計画チェックリストの完成

この計画チェックリストを使用して、アップグレードの準備が整ったことを確認してください。

  計画タスク 詳細情報
ソフトウェア製品の互換性レポートを使用する: このページでは、特定の製品に関するレポートの検索および生成ができます。情報には、前提条件、特定の言語への製品の翻訳、サービス終了、サーバー仮想化環境などが含まれます。 ソフトウェア製品の互換性レポート
アップグレード・データ・シートを使用する: アップグレード・データ・シートでは、アップグレード・プロセス中に必要な特定のデータ (URL や ユーザー ID など) を収集して記録することができます。 データ・シートのアップグレード
ハードウェアとソフトウェアが最小システム要件を満たしていることを確認する: バージョン 4.0.3 には新しい要件があります。これには、64 ビット・サーバー・オペレーティング・システムを使用するための要件も含まれています。これらの新しい要件を調べ、現在のシステムが最小要件を満たしているかどうかを確認するには、システム要件のリンクをクリックしてください。 システム要件
製品のインストール・メディアを取得する: ローカル・リポジトリー・ダウンロードの場合、製品インストール・メディアをダウンロードして解凍するために、約 5 GB のハード・ディスク・スペースが必要です。 サーバー・インストール・ファイルは jazz.net からダウンロードできます。
アップグレード・トポロジーの例を検討する
すべてのサーバーのクロックを同期化する: 分散環境では、Network Time Protocol (NTP) を使用してすべてのサーバーのクロックを確実に同期してください。 NTP について詳しくは、ntp.org を参照してください。
アップグレード・プロセスを理解する: アップグレード・プロセスおよびアップグレードがデプロイメントに与える可能性のある影響について学習します。 デプロイメントおよびアップグレード・プロセスについての理解
アプリケーションを使用不可にするための計画を立てる: すべてをバックアップし、アプリケーションをバージョン 4.0.3 に更新する間、短時間ですがご使用のアプリケーションは使用不可になります。Jazz Team Server がオフラインの間、Jazz Team Server に接続されているアプリケーションはすべてオフラインになります。必ず、既存のアプリケーションを完全にバックアップするための時間を作ってください。  
データベースの前提条件を満たす:
  • 前リリースのデータベースにアクセスして derby/repositoryDB ディレクトリーをコピーできること。
  • ユーザーが正しいユーザー名とパスワードを保持していること。
    • UNIX システムでは、DB2 インスタンスの所有者のパスワードを使用してください。所有者は通常 db2inst1 ユーザーです。
  • アップグレード・プロセスを開始する前に、データベースをバックアップしてあること。
  • ユーザーが正しいユーザー名とパスワードを保持していること。
  • アップグレード・プロセスを開始する前に、データベースをバックアップしてあること。データベースのバックアップについて詳しくは、データベース・ベンダーの資料を参照してください。
  • JRE バージョン 6.0 または 7.0 を使用し、ojdbc6.jar を使用していること。Rational solution for CLM 4.0.3 では、JRE バージョン 5.0 はサポートされなくなりました。JRE バージョン 6.0 および 7.0 のみがサポートされています。ojdbc5.jar クラス・ライブラリーには JRE バージョン 5.0 が必要であり、ojdbc6.jar クラス・ライブラリーには JRE バージョン 6.0 またはそれ以降が必要です。
  • ORACLE_JDBC_DRIVER_FILE という名前の環境変数を作成し、ojdbc6.jar JDBC ドライバーを指示していること。
  • ユーザーが正しいユーザー名とパスワードを保持していること。
  • アップグレード・プロセスを開始する前に、データベースをバックアップしてあること。データベースのバックアップについて詳しくは、データベース・ベンダーの資料を参照してください。
  • Java Database Connectivity (JDBC) ドライバーがインストール済みであり、sqljdbc4.jar を使用していることを確認済みであること。Rational solution for CLM 4.0.3 では、JRE バージョン 5.0 はサポートされなくなりました。JRE バージョン 6.0 および 7.0 のみがサポートされています。sqljdbc4.jar クラス・ライブラリーには JRE 6.0 以降が必要です。
  • SQL サービスが始動済みである。
ライセンス交付に関する情報: Design Management 3.0 からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 のライセンスを取得する必要があります。Design Management 3.0.1.x からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 のライセンスを取得する必要があります。Design Management 4.0.0.x からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 の新規ライセンスを取得する必要はありません。Design Management 4.0.1 からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 の新規ライセンスを取得する必要はありません。Design Management 4.0.2 からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 の新規ライセンスを取得する必要はありません。 ライセンスの管理
ブラウザーの互換性を確認する:
  • ウィザードが表示されるように、ご使用の Web ブラウザーで JavaScript を使用可能にしてください。
  • マイグレーションに使用する Web ブラウザーでは、ポップアップ・ブロッカーを必ず使用不可にしてください。
 
Java 仮想マシン・オプションを確認する: Java 仮想マシンのヒープ・サイズ設定が適切であることを確認してください。
Apache Tomcat 内で Jazz Team Server を Windows サービスとして実行する場合は、Windows サービス (64 ビット) としての Apache Tomcat での実行を参照してください。

アプリケーションおよびディレクトリーの場合の省略形

以下の省略形は、アプリケーションおよびインストール・ディレクトリーを表します。

オプション: アップグレード・プロセスのためのテスト環境のステージング

実稼働環境をアップグレードする前に、問題を回避するためにテスト環境をセットアップすることができます。詳しくは、『アップグレード・プロセスのためのテスト環境のステージング』を参照してください。

サーバー名、プロファイル名、ノード名、ヒープ・サイズ値、および以前にインストールしたアプリケーションの名前を記録します。

アップグレードする際は、現行の環境に関する情報を認識しておく必要があります。次の情報を書き留めておくことを忘れないでください。

  1. WebSphere Application Server Integrated Solutions Console にログオンします。
  2. 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」を展開し、「WebSphere Application Servers」をクリックします。
  3. サーバー名とノード名を記録します。
  4. server1 をクリックし、「Java およびプロセス管理 (Java and Process Management)」を展開し、「プロセス定義 (Process definition)」 > 「Java Virtual Machine (Java 仮想マシン)」の順にクリックします。
  5. 「初期ヒープ・サイズ (Initial heap size)」「最大ヒープ・サイズ (Maximum heap size)」、および 「汎用 JVM 引数 (Generic JVM arguments)」の値を記録します。
  6. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」を展開し、「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  7. 以下のインストール済みアプリケーションの名前を記録します。
    • Jazz Team Server (jts_war)
    • CLMHelp (clmhelp_war)
    • 管理 (admin_war)
    • 変更管理と構成管理 (ccm_war)

Rational Reporting for Development Intelligence のアップグレード

メモ: Rational solution for CLM をアップグレードする前に、Rational Reporting for Development Intelligence をアップグレードする必要があります。データウェアハウスを Rational Reporting for Development Intelligence と共にアップグレードする必要はありません。データウェアハウスは、Rational solution for CLM のアップグレード中にアップグレードされます。

Rational Reporting for Development Intelligence のアップグレードについては、以下のいずれかのリンクを参照してください。

Rational solution for CLM のアプリケーションのバージョン 4.0.4 にアップグレードした後で、 最新のレポート・サンプルとリソースをダウンロードし、それらをレポート・サーバーにロードします。詳しい手順については、『レポート成果物のアップグレード (Upgrading reporting artifacts)』を参照してください。

Rational Design Management バージョン 4.0.4 のインストール

Rational Design Management バージョン 4.0.4 アプリケーションをインストールします。 ただし、セットアップ・ウィザードは実行しないでください。分散構成の場合は、以前にインストールしたアプリケーションに対応するバージョン 4.0.3 アプリケーションをインストールします。サーバーのインストールについて詳しくは、『IBM Installation Manager を使用したインストール』または『コマンド行コマンドを使用したインストール』を参照してください。

Design Management の旧リリースでは、Configuration Management (/vvc) などの追加の必須アプリケーションが自動的にインストールされていました。これらのアプリケーションは、現在では別途インストール可能なコンポーネントになり、Design Management コンポーネントの Design Management for Rational Software Architect (RSA-DM)、または Design Management for Rhapsody (Rhapsody-DM) に追加してインストールされます。インストールする必要が生じる可能性がある追加コンポーネントは、次のとおりです。

  • Configuration Management コンポーネント (VVC) は常にインストールし、Jazz Team Server (JTS) に登録する必要があります。 このコンポーネントを Change and Configuration Management (CCM/RTC) と混同しないでください。
  • RSA-DM をインストールする場合は、IBM Rational Software Architect Extension for Design Management ドメイン拡張もインストールする必要があります。

サーバーのアップグレードに使用するノード (例えばノード 1) に CLM 4.0.4 アプリケーションをインストールします。 ただし、セットアップ・ウィザードは実行しないでください。サーバーのインストールについて詳しくは、『IBM Installation Manager を使用したインストール』または『コマンド行コマンドを使用したインストール』を参照してください。

CLM バージョン 4.0.4 アプリケーションをインストールします。 ただし、セットアップ・ウィザードは実行しないでください。分散構成の場合は、 以前にインストールしたアプリケーションに対応するバージョン 4.0.4 アプリケーションをインストールします。サーバーのインストールについて詳しくは、ライセンス・プログラムを使用した IBM i へのインストール を参照してください。

WebSphere Application Server プロファイルのバックアップ

アップグレードが失敗した場合に復元できるように、オプションで WebSphere Application Server プロファイルのバックアップを作成します。

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • 「変更管理と構成管理」アプリケーション

  1. コマンド・プロンプトを開き、WebSphere Application Server インストール・ディレクトリーの bin フォルダーに移動します。 例えば、C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥bin
  2. 次のコマンドを実行します。 WebSphere Application Server のセキュリティーがオンになっている場合は、ユーザー名とパスワードも入力する必要があります。
  3. 注: このコマンドは、バックアップ・プロセスを開始する前にサーバーをシャットダウンします。

    backupConfig.bat Path_to_a_new_compressed_file_to_create_backup_of_profile -username WAS_primary_administrative_user_name -password WAS_administrative_password

    以下に例を示します。

    backupConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_4.0.0.x_profile.zip -username WAS admin -password WAS admin password

    backupConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_4.0.1_profile.zip -username WAS admin -password WAS admin password

    backupConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_4.0.2_profile.zip -username WAS admin -password WAS admin password

    backupConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_4.0.3_profile.zip -username WAS admin -password WAS admin password

    メモ: backup コマンドを実行する前に、圧縮ファイルへのディレクトリー・パスが存在していなければなりません。

    ヒント: バックアップ・プロファイルを復元するには、restoreConfig.bat コマンドを実行します。例えば、 restoreConfig.bat C:¥WAS_backup¥RTC_3.0_profile.zip restoreConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_3.0.1.x_profile.zip restoreConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_4.0.0.x_profile.zip restoreConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_4.0.1_profile.zip restoreConfig.bat C:¥WAS_backup¥CLM_4.0.2_profile.zip

  1. コマンド・シェルを開き、WebSphere Application Server インストール・ディレクトリーの bin フォルダーに移動します。 例: /opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/bin
  2. 次のコマンドを実行します。 WebSphere Application Server のセキュリティーがオンになっている場合は、ユーザー名とパスワードも入力する必要があります。
  3. 注: このコマンドは、バックアップ・プロセスを開始する前にサーバーをシャットダウンします。

    ./backupConfig.sh Path_to_a_new_compressed_file_to_create_backup_of_profile -username WAS_primary_administrative_user_name -password WAS_administrative_password

    以下に例を示します。

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.0.x_profile.zip -username admin -password password

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.1_profile.zip -username admin -password password

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.2_profile.zip -username admin -password password

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.3_profile.zip -username admin -password password

    メモ: backup コマンドを実行する前に、圧縮ファイルへのディレクトリー・パスが存在していなければなりません。

    ヒント: バックアップ・プロファイルを復元するには、./restoreConfig.sh コマンドを実行します。例えば、./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/RTC_3.0_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_3.0.1.x_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.0.x_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.1_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.2_profile.zip

  1. コマンド・プロンプトを開き、WebSphere Application Server インストール・ディレクトリーの bin フォルダーに移動します。 例えば、/usr/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/bin
  2. 次のコマンドを実行します。 WebSphere Application Server のセキュリティーがオンになっている場合は、ユーザー名とパスワードも入力する必要があります。
  3. 注: このコマンドは、バックアップ・プロセスを開始する前にサーバーをシャットダウンします。

    ./backupConfig.sh Path_to_a_new_compressed_file_to_create_backup_of_profile -username WAS_primary_administrative_user_name -password WAS_administrative_password

    以下に例を示します。

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.0.x_profile.zip -username admin -password password

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.1_profile.zip -username admin -password password

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.2_profile.zip -username admin -password password

    ./backupConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.3_profile.zip -username admin -password password

    メモ: backup コマンドを実行する前に、圧縮ファイルへのディレクトリー・パスが存在していなければなりません。

    ヒント: バックアップ・プロファイルを復元するには、./restoreConfig.sh コマンドを実行します。例えば、./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/RTC_3.0_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_3.0.1.x_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.0.x_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.1_profile.zip./restoreConfig.sh /root/WAS_backup/CLM_4.0.2_profile.zip

WebSphere Application Server からの以前にインストールしたアプリケーションのアンインストール

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション

  1. 前述のステップに従って WebSphere Application Server プロファイルをバックアップした場合、コマンドによってサーバーがシャットダウンされます。 サーバーを始動し、先に進んでください。
  2. https://hostname:9043/ibm/console/logon.jsp の WebSphere Application Server Integrated Solutions Console にログオンします。
  3. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  4. jts_war をクリックしてから、「詳細プロパティー」の下で、「ユーザー/グループへのセキュリティー・ロールのマッピング」をクリックします。jts_war アプリケーションのセキュリティー・ロールのマッピングを書き留めます。この情報は、アプリケーションをバージョン 4.0.4 の同等機能での再マップに使用します。
  5. qm_war をクリックしてから、「詳細プロパティー」の下で、「ユーザー/グループへのセキュリティー・ロールのマッピング」をクリックします。qm_war アプリケーションのセキュリティー・ロールのマッピングを書き留めます。この情報は、アプリケーションをバージョン 4.0.4 の同等機能での再マップに使用します。
  6. 「エンタープライズ・アプリケーション」リンクをクリックしてから、以下のインストール済みアプリケーションを停止してアンインストールします。
    • jts_war
    • clmhelp_war
    • admin_war
    • dm_war
    • rdmhelp_war
    • qm_war
    • vvc_war
    • vvchelp_war
  7. 変更をマスター構成に保存するようにプロンプトが出たら、保存します。

JAZZ_HOME および log4j.configuration カスタム・プロパティーの更新

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで JAZZ_HOME および log4j.configuration カスタム・プロパティーを更新する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション

  1. https://hostname:9043/ibm/console/logon.jsp の WebSphere Application Server Integrated Solutions Console にログオンします。
  2. 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」をクリックします。
  3. サーバー名をクリックして開きます。 デフォルトのサーバー名は server1 です。
  4. 「サーバー・インフラストラクチャー」セクションの下で、「Java およびプロセス管理 (Java and Process Management)」 >「プロセス定義」をクリックします。
  5. 「追加プロパティー」の下で、「Java 仮想マシン」をクリックします。
  6. 「追加プロパティー」で「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  7. JAZZ_HOME をクリックして、 値を file:///4.0.4_install_dir/server/conf に更新します。例えば、file:///C:/PROGRA~2/IBM/JazzTeamServer_4.0.4/server/conf
  8. JAZZ_HOME をクリックして、 値を file:////4.0.4_install_dir/server/conf に更新します。例えば、file:////opt/IBM/JazzTeamServer_4.0.4/server/conf
  9. JAZZ_HOME をクリックして、 値を file:////4.0.4_install_dir/server/conf に更新します。例えば、file:////usr/IBM/JazzTeamServer_4.0.4/server/conf
  10. log4j.configuration をクリックして、 その値を file:///4.0.4_install_dir/server/conf/startup_log4j.properties に更新します。例えば、file:///C:/PROGRA~2/IBM/JazzTeamServer_4.0.4/server/conf/startup_log4j.properties
  11. log4j.configuration をクリックして、 その値を file:////4.0.4_install_dir/server/conf/startup_log4j.properties に更新します。例えば、file:////opt/IBM/JazzTeamServer_4.0.4/server/conf/startup_log4j.properties
  12. log4j.configuration をクリックして、 その値を file:////4.0.4_install_dir/server/conf/startup_log4j.properties に更新します。例えば、file:////usr/IBM/JazzTeamServer_4.0.4/server/conf/startup_log4j.properties
  13. Oracle データベースに接続する場合は、ORACLE_JDBC_DRIVER_FILE が正しい JDBC ドライバー・ファイルを指していることを確認してください。
  14. SQL Server データベースに接続する場合は、SQLSERVER_JDBC_DRIVER_FILE が正しい JDBC ドライバー・ファイルを指していることを確認してください。
  15. プロンプトが表示されたら、変更内容をマスター構成に保存します。

詳細情報については、WebSphere Application Server のセットアップを参照してください。

WebSphere Application Server の停止

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション
  • Jazz Team Server に登録されているすべてのアプリケーション

注:「要求管理」アプリケーションをアップグレードする場合は、Jazz Team Server (Jazz Team Server に登録されているすべてのアプリケーションを含む) と「要求管理」の両方のアプリケーション・サーバーが停止していることを確認する必要があります。

  1. コマンド・プロンプトを開き、WAS_profile_dir¥bin ディレクトリーに移動します。
  2. 次のコマンドを入力してください。
  3. stopServer.bat server1 -user admin_userid -password admin_password

  1. コマンド・プロンプトを開き、WAS_profile_dir/bin ディレクトリーに移動します。
  2. 次のコマンドを入力してください。
  3. ./stopServer.sh server1 -user admin_userid -password admin_password

  1. QShell で、古い構成ディレクトリー (例えば、/QIBM/UserData/JazzTeamServer40/server) にナビゲートします。
  2. 次のコマンドを入力してください。
  3. ./serverShutdown.sh profileName wasVersion wasOption adminId adminPwd

WebSphere eXtreme Scale の更新

WebSphere eXtreme Scale の更新には必ず最新の暫定修正を使用してください。最新の暫定修正をダウンロードするには、『WebSphere eXtreme Scale のインストール』を参照してください。

WebSphere Application Server の一時ディレクトリーをクリーンアップします。

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション

プロファイル内の次の wscache ディレクトリーと temp ディレクトリーからアプリケーションに関連する内容を削除します。 インストールされているアプリケーションに応じて、以下のディレクトリーがプロファイルにあります。これらのディレクトリーは削除できます。

  • jts_war
  • dm_war
  • rdmhelp_war
  • qm_war
  • vvc_war
  • vvchelp_war
  • admin_war
  • clmhelp_war

WAS_profile_dir¥wscache ロケーションの例:

C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥wscache

WAS_profile_dir¥temp の例:

C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥temp

WAS_profile_dir/wscache ロケーションの例:

opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/wscache

WAS_profile_dir/temp の例:

opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/temp

WAS_profile_dir/wscache ロケーションの例:

usr/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/wscache

WAS_profile_dir/temp の例:

usr/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/temp

ログ・ディレクトリーのクリーンアップ

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション

プロファイルのログ・ディレクトリーから、アプリケーション関連のログ・ファイルを削除します。

WAS_profile_dir¥logs ロケーションの例:

C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥logs

WAS_profile_dir/logs ロケーションの例:

opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/logs

WAS_profile_dir/logs ロケーションの例:

usr/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/logs

サーバーの停止

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション
  • Jazz Team Server に登録されているすべてのアプリケーション

注:「要求管理」アプリケーションをアップグレードする場合は、Jazz Team Server (Jazz Team Server に登録されているすべてのアプリケーションを含む) と「要求管理」の両方のアプリケーション・サーバーが停止していることを確認する必要があります。

  1. コマンド・プロンプトを開き、DM_4.0.0.x_install_dir\server ディレクトリーに移動します。
  2. コマンド・プロンプトを開き、DM_4.0.1_install_dir\server ディレクトリーに移動します。
  3. コマンド・プロンプトを開き、DM_4.0.2_install_dir\server ディレクトリーに移動します。
  4. コマンド・プロンプトを開き、DM_4.0.3_install_dir¥server ディレクトリーに移動します。
  5. 次のコマンドを入力してください。
  6. server.shutdown.bat

  1. コマンド・シェルを開き、DM_4.0.0.x_install_dir/server ディレクトリーに移動します。
  2. コマンド・シェルを開き、DM_4.0.1_install_dir/server ディレクトリーに移動します。
  3. コマンド・シェルを開き、DM_4.0.2_install_dir/server ディレクトリーに移動します。
  4. コマンド・シェルを開き、DM_4.0.3_install_dir/server ディレクトリーに移動します。
  5. 次のコマンドを入力してください。
  6. ./server.shutdown

Derby データベースを Design Management 3.0 Design Management バージョン 3.0.1.x Design Management バージョン 4.0.0.x Design Management バージョン 4.0.1 Design Management バージョン 4.0.2 Design Management バージョン 4.0.3 インストール・ディレクトリーからコピーします。

  1. Derby データベースをコピーする前に、バージョン 4.0.4 アプリケーションをインストールしたディレクトリーに移動して、 アプリケーションごとに Derby の repositoryDB ディレクトリーを 削除します。代わりに、コマンドをプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してデフォルトのバージョン 4.0.3 Derby repositoryDB ディレクトリーを消去することもできます。
  2. del /s /f 4.0.4_install_dir¥server¥conf¥jts¥derby¥repositoryDB
    del /s /f 4.0.4_install_dir¥server¥conf¥dm¥derby¥repositoryDB
    del /s /f 4.0.4_install_dir¥server¥conf¥vvc¥derby¥repositoryDB
    rm -rf 4.0.4_install_dir/server/conf/jts/derby/repositoryDB
    rm -rf 4.0.4_install_dir/server/conf/dm/derby/repositoryDB
    rm -rf 4.0.4_install_dir/server/conf/vvc/derby/repositoryDB
  3. 以前に Design Management をインストールしたディレクトリーに移動し、Derby データベースをコピーして、それをバージョン 4.0.3 の対応するディレクトリーに貼り付けます。コマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを入力して Derby データベースをコピーすることもできます。
  4. 注: 以下のコマンドは、パッケージ製品に用意されている Derby データベースを使用している場合に動作します。 Derby データベースのロケーションを変更した場合は、それに従ってパスを更新してください。

    xcopy /s DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥jts\derby¥repositoryDB 4.0.4_install_dir¥server¥conf¥jts\derby¥repositoryDB
    xcopy /s DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥jts¥derby¥warehouseDB 4.0.4_install_dir¥server¥conf¥jts¥derby¥warehouseDB
    xcopy /s DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥dm¥derby¥repositoryDB 4.0.4_install_dir¥server¥conf¥dm¥derby\repositoryDB
    xcopy /s DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥vvc¥derby¥repositoryDB 4.0.4_install_dir¥server¥conf¥vvc\derby¥repositoryDB

    WebSphere Application Sever デプロイメントで、デフォルトのデータベースのロケーションは WebSphere のインストール済み環境下です。

    xcopy /s WAS_install_dir\OldAppServerHostIntall\jts\derby\conf\repositoryDB WAS_install_dir\AppServerHost4.xIntall\jts\derby\conf\repositoryDB
    xcopy /s WAS_install_dir\OldAppServerHostIntall\jts\derby\conf\warehouseDB WAS_install_dir\AppServerHost4.xIntall\jts\derby\conf\warehouseDB
    xcopy /s WAS_install_dir¥OldAppServerHostIntall¥dm¥derby¥conf¥repositoryDB WAS_install_dir¥AppServerHost4.xIntall¥dm¥derby¥conf¥repositoryDB
    xcopy /s WAS_install_dir¥OldAppServerHostIntall¥vvc¥derby¥conf¥repositoryDB WAS_install_dir¥AppServerHost4.xIntall¥vvc¥derby¥conf¥repositoryDB
    cp -R DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/derby/repositoryDB 4.0.4_install_dir/server/conf/jts/derby/repositoryDB
    cp -R DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/derby/warehouseDB 4.0.3_install_dir/server/conf/jts/derby/warehouseDB
    cp -R DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf/dm/derby/repositoryDB 4.0.4_install_dir/server/conf/dm/derby/repositoryDB
    cp -R DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf/vvc/derby/repositoryDB 4.0.4_install_dir/server/conf/vvc/derby/repositoryDB
    cp -R DM_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/derby/warehouseDB 4.0.4_install_dir/server/conf/jts/derby/warehouseDB

    WebSphere Application Sever デプロイメントで、デフォルトのデータベースのロケーションは WebSphere のインストール済み環境下です。

    cp -R WAS_install_dir/AppServerHost3.xIntall/jts/derby/conf/repositoryDB WAS_install_dir/AppServerHost4.xIntall/jts/derby/conf/repositoryDB
    cp -R WAS_install_dir/OldAppServerHostIntall/jts/derby/conf/warehouseDB WAS_install_dir/AppServerHost4.xIntall/jts/derby/conf/warehouseDB
    cp -R WAS_install_dir/OldAppServerHostIntall/dm/derby/conf/repositoryDB WAS_install_dir/AppServerHost4.xIntall/dm/derby/conf/repositoryDB
    cp -R WAS_install_dir/OldAppServerHostIntall/vvc/derby/conf/repositoryDB WAS_install_dir/AppServerHost4.xIntall/vvc/derby/conf/repositoryDB

データベースのバックアップ

データウェアハウス・データベースを含めて、DB2 データベースをバックアップします。 DB2 データベースのバックアップについては、DB2 データベースのバックアップおよびリストアを参照してください。

データウェアハウス・データベースを含めて、Oracle データベースをバックアップします。 データベースのバックアップ手順については、Oracle の資料を参照してください。

データウェアハウス・データベースを含めて、SQL Server データベースをバックアップします。 データベースのバックアップ手順については、SQL Server の資料を参照してください。

リポジトリー・ツールのアップグレード・コマンドの実行

Jazz Team Server の構成ファイルをアップグレードするには、JTS_4.0.4_install_dir/server に移動し、 以下のコマンドを実行します。

パスにスペースが含まれている場合は、パスを必ず二重引用符で囲んでください。

repotools-jts.bat -migration_jts_updateConfigurationFiles oldJTSHome=RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf

repotools-jts.bat -addTables

repotools-jts.bat -upgradeWarehouse

repotools-jts.bat -migration_jts_updateConfigurationFiles oldJTSHome=RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf updateTomcatFiles=no

repotools-jts.bat -addTables

repotools-jts.bat -upgradeWarehouse

./repotools-jts.sh -migration_jts_updateConfigurationFiles oldJTSHome=RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf

./repotools-jts.sh -addTables

./repotools-jts.sh -upgradeWarehouse

./repotools-jts.sh -migration_jts_updateConfigurationFiles oldJTSHome=RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf updateTomcatFiles=no

./repotools-jts.sh -addTables

./repotools-jts.sh -upgradeWarehouse

DM アプリケーション構成ファイルをアップグレードするには、DM_4.0.4_install_dir/server に移動し、 以下のコマンドを実行します。

デフォルトのアプリケーション・コンテキスト・ルートは jazz です。 アップグレード・パスがバージョン 3 または 4 のリリースからの場合、コマンドで applicationContextRoot=dm スイッチを使用します。

パスにスペースが含まれている場合は、パスを必ず二重引用符で囲んでください。

repotools-dm.bat -migration_dm_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=dm

repotools-dm.bat -addTables

repotools-dm.bat -migration_dm_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=dm updateTomcatFiles=no

repotools-dm.bat -addTables

./repotools-dm.sh -migration_dm_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=dm

./repotools-dm.sh -addTables

./repotools-dm.sh -migration_dm_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=ccm updateTomcatFiles=no

./repotools-dm.sh -addTables

Configuration Management アプリケーション構成ファイルを アップグレードするには、QM_4.0.4_install_dir/server に移動し、 以下のコマンドを実行します。

デフォルトのアプリケーション・コンテキスト・ルートは jazz です。 アップグレード・パスがバージョン 3 または 4 のリリースからの場合、コマンドで applicationContextRoot=vvc スイッチを使用します。

パスにスペースが含まれている場合は、パスを必ず二重引用符で囲んでください。

repotools-vvc.bat -migration_vvc_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=vvc

repotools-vvc.bat -addTables

repotools-vvc.bat -migration_vvc_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=qm updateTomcatFiles=no

repotools-vvc.bat -addTables

./repotools-vvc.sh -migration_qm_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=vvc

./repotools-vvc.sh -addTables

./repotools-vvc.sh -migration_qm_updateConfigurationFiles oldApplicationHome=VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf ignoreJTSVersionCheck applicationContextRoot=vvc updateTomcatFiles=no

./repotools-vvc.sh -addTables

「要求管理」 (RM) アプリケーションの構成ファイルをアップグレードするには、以下のステップを実行します。

パスにスペースが含まれている場合は、パスを必ず二重引用符で囲んでください。

  1. 旧バージョンとバージョン 4.0.4 の両方の RM アプリケーションがインストールされている物理サーバーに移動します。
  2. RM_4.0.3_install_dir/server ディレクトリーおよび RM_3.0.1.x_install_dirRM_4.0.0.x_install_dirRM_4.0.1_install_dirRM_4.0.2_install_dir/server ディレクトリーの内容を、ポータブル・ドライブの 2 つの異なるディレクトリーにコピーします。
  3. Jazz Team Server バージョン 4.0.3 がインストールされている物理サーバーに移動し、ポータブル・ドライブの内容を一時ディレクトリーにコピーします。各 RM アプリケーション・バージョンに 1 つずつ、ディレクトリーが必要です。例: C:¥Temp¥RM4.0.3 および C:¥Temp¥RM3.0.1.xRM4.0.0.xRM4.0.1RM4.0.2.
  4. コマンド・プロンプトを開き、C:¥Temp¥RM4.0.3¥server ディレクトリーに移動します。
  5. 次のコマンドを入力します。

    upgrade\rm\rm_upgrade.bat -oldApplicationHome C:\Temp\RM3.0.1.xRM4.0.0.xRM4.0.1\server\conf -oldJTSHome JTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir\server\conf -newJTSHome JTS_4.0.3_install_dir\server\conf applicationContextRoot=rm

    デフォルトのアプリケーション・コンテキスト・ルートは rdm です。 アップグレード・パスがバージョン 3 または 4 のリリースからの場合、コマンドで applicationContextRoot=rm スイッチを使用します。

  6. JTS サーバーでアップグレードが完了した後で、C:¥Temp¥RM4.0.3 ディレクトリーの内容をポータブル・ドライブにコピーします。
  7. RM アプリケーションがインストールされている物理サーバーに移動し、ポータブル・ドライブの内容を RM4.0.3_install_dir/server ディレクトリーに貼り付けて既存の内容を上書きします。
  1. 旧バージョンとバージョン 4.0.4 の両方の RM アプリケーションがインストールされている物理サーバーに移動します。
  2. RM4.0.3_install_dir/server ディレクトリーおよび RM_3.0.1.x_install_dirRM_4.0.0.x_install_dirRM_4.0.1_install_dirRM_4.0.2_install_dir/server ディレクトリーの内容を、ポータブル・ドライブの 2 つの異なるディレクトリーにコピーします。
  3. Jazz Team Server バージョン 4.0.3 がインストールされている物理マシンに移動し、ポータブル・ドライブの内容を一時ディレクトリーにコピーします。各 RM バージョンに 1 つずつ、ディレクトリーが必要です。例: C:¥Temp¥RM4.0.3 および C:¥Temp¥RM3.0.1.xRM4.0.0.xRM4.0.1RM4.0.2.
  4. コマンド・プロンプトを開き、C:¥Temp¥RM4.0.3¥server ディレクトリーに移動します。
  5. 次のコマンドを入力します。

    upgrade\rm\rm_upgrade.bat -oldApplicationHome C:\Temp\RM3.0.1.xRM4.0.0.xRM4.0.1RM4.0.2\server\conf -oldJTSHome JTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir\server\conf -newJTSHome JTS_4.0.3_install_dir\server\conf -updateTomcatFiles=no applicationContextRoot=rm

    デフォルトのアプリケーション・コンテキスト・ルートは rdm です。 アップグレード・パスがバージョン 3 または 4 のリリースからの場合、コマンドで applicationContextRoot=rm スイッチを使用します。

  6. JTS サーバーでアップグレードが完了した後で、C:¥Temp¥RM4.0.3 ディレクトリーの内容をポータブル・ドライブにコピーします。
  7. RM アプリケーションがインストールされている物理マシンに移動し、ポータブル・ドライブの内容を RM4.0.3_install_dir/server ディレクトリーに貼り付けて既存の内容を上書きします。
  1. 旧バージョンとバージョン 4.0.3 の両方の RM アプリケーションがインストールされている物理サーバーに移動します。
  2. RM4.0.3_install_dir/server ディレクトリーおよび RM_3.0.1.x_install_dirRM_4.0.0.x_install_dirRM_4.0.1_install_dirRM_4.0.2_install_dir/server ディレクトリーの内容を、ポータブル・ドライブの 2 つの異なるディレクトリーにコピーします。
  3. Jazz Team Server バージョン 4.0.3 がインストールされている物理サーバーに移動し、ポータブル・ドライブの内容を一時ディレクトリーにコピーします。 各 RM アプリケーション・バージョンに 1 つずつ、ディレクトリーが必要です。例えば、opt/tmp/rm4.0.3 および opt/tmp/rm3.0.1.xrm4.0.0.xrm4.0.1rm4.0.2 です。
  4. コマンド・シェルを開き、opt/tmp/rm4.0.2/server ディレクトリーに移動します。
  5. 次のコマンドを入力します。

    upgrade/rm/rm_upgrade.sh -oldApplicationHome opt/tmp/rm3.0.1.xrm4.0.0.xrm4.0.1rm4.0.2/server/conf -oldJTSHome JTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir/server/conf -newJTSHome JTS_4.0.3_install_dir/server/conf applicationContextRoot rm

    デフォルトのアプリケーション・コンテキスト・ルートは rdm です。 アップグレード・パスがバージョン 3 または 4 のリリースからの場合、コマンドで applicationContextRoot rm スイッチを使用します。

  6. JTS サーバーでアップグレードが完了した後で、opt/tmp/rm4.0.3 ディレクトリーの内容をポータブル・ドライブにコピーします。
  7. RM アプリケーションがインストールされている物理サーバーに移動し、ポータブル・ドライブの内容を 4.0.3RM_install_dir/server ディレクトリーに貼り付けて既存の内容を上書きします。
  1. 旧バージョンとバージョン 4.0.3 の両方の RM アプリケーションがインストールされている物理サーバーに移動します。
  2. RM_4.0.3_install_dir/server ディレクトリーおよび RM_3.0.1.x_install_dirRM_4.0.0.x_install_dirRM_4.0.1_install_dirRM_4.0.2_install_dir/server ディレクトリーの内容を、ポータブル・ドライブの 2 つの異なるディレクトリーにコピーします。
  3. Jazz Team Server バージョン 4.0.3 がインストールされている物理サーバーに移動し、ポータブル・ドライブの内容を一時ディレクトリーにコピーします。 各 RM アプリケーション・バージョンに 1 つずつ、ディレクトリーが必要です。例えば、opt/tmp/rm4.0.3 および opt/tmp/rm3.0.1.xrm4.0.0.xrm4.0.1rm4.0.2 です。
  4. コマンド・シェルを開き、opt/tmp/rm4.0.3/server ディレクトリーに移動します。
  5. 次のコマンドを入力します。

    upgrade/rm/rm_upgrade.sh -oldApplicationHome opt/tmp/rm3.0.1.xrm4.0.0.xrm4.0.1rm4.0.2/server/conf -oldJTSHome JTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir/server/conf -newJTSHome JTS_4.0.3_install_dir/server/conf updateTomcatFiles no applicationContextRoot rm

    デフォルトのアプリケーション・コンテキスト・ルートは rdm です。 アップグレード・パスがバージョン 3 または 4 のリリースからの場合、コマンドで applicationContextRoot rm スイッチを使用します。

  6. JTS サーバーでアップグレードが完了した後で、opt/tmp/rm4.0.3 ディレクトリーの内容をポータブル・ドライブにコピーします。
  7. RM アプリケーションがインストールされている物理サーバーに移動し、ポータブル・ドライブの内容を RM_4.0.3_install_dir/server ディレクトリーに貼り付けて既存の内容を上書きします。

これまでのステップで実行したコマンドにより、以下のタスクが実行されます。

  • 旧バージョンからの情報に基づいて、バージョン 4.0.3 teamserver.properties ファイルを更新します。
  • データベースに表を追加します。
  • データウェアハウス・スキーマをアップグレードします。
  • tomcat-users.xml ファイルの内容をコピーします。

    Tomcat ユーザー・データベースのみ: tomcat-users.xml ファイルはコピーされます。既存のファイルにはマージされません。共通の Jazz Team Server を使用して複数の CLM アプリケーションをアップグレードしている場合は、ユーザーおよびグループの情報を tomcat-users.xml ファイルに手動でマージする必要があります。ユーザーが異なるアプリケーションの異なるグループに属している場合、ユーザーおよびグループの情報は異なります。 例えば、userA は、CCM アプリケーションで JazzAdmins ロールを持っており、QM アプリケーションでは JazzUsers ロールを持っているとします。さらに、一方のアプリケーションには複数のユーザーが存在するが、もう一方のアプリケーションには存在しない (あるいはその逆) という場合、これらのユーザーを tomcat-users.xml ファイルに手動で追加する必要があります。

  • 旧バージョンの server.xml ファイルと web.xml ファイルの内容を、バージョン 4.0.3 とマージします。
  • 旧バージョンの fronting.properties ファイルの内容をバージョン 4.0.3 にコピーします。
  • 旧バージョンの friendsconfig.rdf ファイルの内容をバージョン 4.0.3 にコピーします。

これらのリポジトリー・ツール・コマンドについて詳しくは、以下のヘルプ・トピックを参照してください。

アップグレード・スクリプトの実行

このスクリプトはリポジトリー・ツール・コマンドを使用して、構成ファイルの更新や、 データベースおよびデータウェアハウス・スキーマの バージョン 4.0.4 への更新を行います。詳しくは、スクリプト・ファイルのアップグレード (Upgrade script files) を参照してください。

Jazz Team Server とは別に Rational Design Management をインストールした分散環境でアップグレード・スクリプトを使用するには、そのアップグレード・スクリプトが、アプリケーションがインストールされているドライブまたはファイル・システムにアクセスできる必要があります。例えば、Windows システムでは、マウントの形式が mounted drive letter:¥server¥conf でなければなりません。¥¥computer name¥JTS_4.0.4_install_dir¥server¥conf などの絶対パスは、 機能しません。マウントされたドライブは、管理者アカウント用の読み取り、書き込み、および実行の特権で構成する必要があります。

重要: このスクリプト・ファイルは upgrade/application context root ディレクトリーにありますが、サーバー・ディレクトリーからこのファイルを実行する必要があります。パスにスペースが含まれている場合は、パス名を必ず二重引用符で囲んでください。

Jazz Team Server をアップグレードするには、 管理特権でコマンド・プロンプトを開き、JTS_4.0.4_install_dir¥server ディレクトリーに移動し、 以下のコマンドを入力します。

upgrade¥jts¥jts_upgrade.bat -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir¥server¥conf

upgrade¥jts¥jts_upgrade.bat -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir¥server¥conf

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で開くウィンドウで、Jazz Team Server の teamserver.properties ファイルを確認できます。com.ibm.team.fulltext.indexlocation プロパティーのロケーションが相対パスの場合は、パスを変更する必要はありません。 ロケーションが絶対パスの場合は、そのディレクトリーが安定していて、アプリケーションがアンインストールされても削除されないことを確認してください。

安定した絶対ロケーションとは以下の例のようになります。com.ibm.team.fulltext.indexLocation=JTS_4.0.4_install_dir/server/conf/jts/indices/workitemindex (ここで JTS_4.0.4_install_dir は Jazz Team Server 4.0.4 がインストールされているロケーション)。

重要: dm_upgrade.xxx スクリプトのステップ 0 の実行中に、ソース・インストール済み環境に対してコマンド「repotools-dm -version」が実行されます。Design Management 4.0 では、未解決の依存関係があるために repotools-dm コマンドは実行されません。dm_upgrade.xx スクリプトを実行する前に、ファイル DM4.0_InstallDir/server/repotools-dm.xx を編集し、プロパティー "-Dcom.ibm.team.repotools.rcp.allowInvalidBundles=true" を定義する行のコメントを外してください。ソース・インストール済み環境のバージョンを判別できなかったために dm_upgrade スクリプトのステップ 0 が失敗した場合は、4.0 repotools-dm.xxx ファイルを修正し、最初のステップ 0 から upgrade/dm/dm_upgrade.xx スクリプトを再度実行してください。

Design Management アプリケーションをアップグレードするには、 管理特権でコマンド・プロンプトを開き、DM_4.0.4_install_dir¥server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade¥dm¥dm_upgrade.bat -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir¥server¥conf

upgrade\dm\dm_upgrade.bat -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir\server\conf -ignoreJTSVersionCheck

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で開くウィンドウで、Design Management の teamserver.properties ファイルを確認できます。

「品質管理」アプリケーションをアップグレードするには、管理特権でコマンド・プロンプトを開き、QM_4.0.3_install_dir¥server ディレクトリーに移動して以下のコマンドを入力します。

upgrade\qm\qm_upgrade.bat -oldApplicationHome QM_3.0.1.x_install_dirQM_4.0.0.x_install_dirQM_4.0.1_install_dirQM_4.0.2_install_dir\server\conf

upgrade\qm\qm_upgrade.bat -oldApplicationHome QM_3.0.1.x_install_dirQM_4.0.0.x_install_dirQM_4.0.1_install_dirQM_4.0.2_install_dir\server\conf -newJTSHome JTS_4.0.3_install_dir\server\conf

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で開くウィンドウで、「品質管理」の teamserver.properties ファイルを確認できます。ロケーションが絶対パスの場合は、そのディレクトリーが安定していて、アプリケーションがアンインストールされても削除されないことを確認してください。安定した絶対ロケーションとは、例えば、com.ibm.team.fulltext.indexLocation=QM_4.0.3_install_dir/server/conf/qm/indices/workitemindex(ここで QM_4.0.3_install_dir は「品質管理」アプリケーション 4.0.3 がインストールされているロケーション) のようになります。

「構成管理」アプリケーションをアップグレードするには、 管理特権でコマンド・プロンプトを開き、VVC_4.0.4_install_dir¥server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade¥vvc¥vvc_upgrade.bat -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir¥server¥conf

upgrade\vvc\vvc_upgrade.bat -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir\server\conf -ignoreJTSVersionCheck

Jazz Team Server をアップグレードするには、 コマンド・シェルを開き、JTS_4.0.4_install_dir/server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade/jts/jts_upgrade.sh -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf

upgrade/jts/jts_upgrade.sh -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で開くエディターで、Jazz Team Server の teamserver.properties ファイルを確認できます。ロケーションが絶対パスの場合は、そのディレクトリーが安定していて、アプリケーションがアンインストールされても削除されないことを確認してください。安定した絶対ロケーションとは、 例えば、com.ibm.team.fulltext.indexLocation=JTS_4.0.4_install_dir/server/conf/jts/indices/workitemindex (ここで JTS_4.0.4_install_dir は Jazz Team Server 4.0.4 がインストールされているロケーション) のようになります。

重要: dm_upgrade.xxx スクリプトのステップ 0 の実行中に、ソース・インストール済み環境に対してコマンド「repotools-dm -version」が実行されます。Design Management 4.0 では、未解決の依存関係があるために repotools-dm コマンドは実行されません。dm_upgrade.xx スクリプトを実行する前に、ファイル DM4.0_InstallDir/server/repotools-dm.xx を編集し、プロパティー "-Dcom.ibm.team.repotools.rcp.allowInvalidBundles=true" を定義する行のコメントを外してください。ソース・インストール済み環境のバージョンを判別できなかったために dm_upgrade スクリプトのステップ 0 が失敗した場合は、4.0 repotools-dm.xxx ファイルを修正し、最初のステップ 0 から upgrade/dm/dm_upgrade.xx スクリプトを再度実行してください。

Design Management アプリケーションをアップグレードするには、 コマンド・シェルを開き、DM_4.0.4_install_dir/server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade/dm/dm_upgrade.sh -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf

upgrade/ccm/ccm_upgrade.sh -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirCCM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf -ignoreJTSVersionCheck

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で開くエディターで、Design Management の teamserver.properties ファイルを確認できます。ロケーションが絶対パスの場合は、そのディレクトリーが安定していて、アプリケーションがアンインストールされても削除されないことを確認してください。安定した絶対ロケーションとは、 例えば、com.ibm.team.fulltext.indexLocation=DM_4.0.4_install_dir/server/conf/dm/indices/workitemindex (ここで DM_4.0.4_install_dir は Design Management アプリケーション 4.0.4 がインストールされているロケーション) のようになります。

「構成管理」アプリケーションをアップグレードするには、 コマンド・シェルを開き、VVC_4.0.4_install_dir/server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade/vvc/vvc_upgrade.sh -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf

upgrade/vvc/vvc_upgrade.sh -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf -ignoreJTSVersionCheck

Jazz Team Server をアップグレードするには、 管理特権でコマンド・プロンプトを開き、JTS_4.0.4_install_dir¥server ディレクトリーに移動し、 以下のコマンドを入力します。

upgrade¥jts¥jts_upgrade.bat -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir¥server¥conf -updateTomcatFiles no

upgrade¥jts¥jts_upgrade.bat -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir¥server¥conf -updateTomcatFiles no

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で開くウィンドウで、Jazz Team Server の teamserver.properties ファイルを確認できます。com.ibm.team.fulltext.indexlocation property のロケーションがこのファイル内の相対パスの場合は、絶対パスに変更する必要があります。また、その特定ディレクトリーが安定していて、アプリケーションがアンインストールされても削除されないことを確認してください。不安定なディレクトリーの例は、old_install_dir などで、このようなディレクトリーはアンインストールされる可能性があり、索引ファイルを失うことになります。安定した絶対ロケーションとは、 例えば、com.ibm.team.fulltext.indexLocation=JTS_4.0.4_install_dir/server/conf/jts/indices/workitemindex (ここで JTS_4.0.4_install_dir は Jazz Team Server 4.0.4 がインストールされているロケーション) のようになります。

重要: dm_upgrade.xxx スクリプトのステップ 0 の実行中に、ソース・インストール済み環境に対してコマンド「repotools-dm -version」が実行されます。Design Management 4.0 では、未解決の依存関係があるために repotools-dm コマンドは実行されません。dm_upgrade.xx スクリプトを実行する前に、ファイル DM4.0_InstallDir/server/repotools-dm.xx を編集し、プロパティー "-Dcom.ibm.team.repotools.rcp.allowInvalidBundles=true" を定義する行のコメントを外してください。ソース・インストール済み環境のバージョンを判別できなかったために dm_upgrade スクリプトのステップ 0 が失敗した場合は、4.0 repotools-dm.xxx ファイルを修正し、最初のステップ 0 から upgrade/dm/dm_upgrade.xx スクリプトを再度実行してください。

Design Management アプリケーションをアップグレードするには、 管理特権でコマンド・プロンプトを開き、DM_4.0.4_install_dir¥server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade¥dm¥dm_upgrade.bat -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir¥server¥conf -updateTomcatFiles no

upgrade\dm\dm_upgrade.bat -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir\server\conf -ignoreJTSVersionCheck -updateTomcatFiles no

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で、ウィンドウが開かれ、ここで Design Management アプリケーションの teamserver.properties ファイルを確認できます。com.ibm.team.fulltext.indexlocation property のロケーションがこのファイル内の相対パスの場合は、絶対パスに変更する必要があります。また、その特定ディレクトリーが安定していて、アプリケーションがアンインストールされても削除されないことを確認してください。不安定なディレクトリーの例は、old_install_dir などで、このようなディレクトリーはアンインストールされる可能性があり、索引ファイルを失うことになります。安定した絶対ロケーションとは、 例えば、com.ibm.team.fulltext.indexLocation=DM_4.0.4_install_dir/server/conf/dm/indices/workitemindex (ここで DM_4.0.4_install_dir は Design Management アプリケーション 4.0.4 がインストールされているロケーション) のようになります。

「構成管理」アプリケーションをアップグレードするには、 管理特権でコマンド・プロンプトを開き、VVC_4.0.4_install_dir¥server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを実行します。

upgrade¥vvc¥vvc_upgrade.bat -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir¥server¥conf -updateTomcatFiles no

upgrade\vvc\vvc_upgrade.bat -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir\server\conf -ignoreJTSVersionCheck -updateTomcatFiles no

Jazz Team Server をアップグレードするには、 コマンド・シェルを開き、JTS_4.0.4_install_dir/server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade/jts/jts_upgrade.sh -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf -updateTomcatFiles no

upgrade/jts/jts_upgrade.sh -oldJTSHome RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf -updateTomcatFiles no

アップグレード中に、構成ファイルがマージされた後で開くエディターで、Jazz Team Server の teamserver.properties ファイルを確認できます。com.ibm.team.fulltext.indexlocation property のロケーションがこのファイル内の相対パスの場合は、絶対パスに変更する必要があります。また、その特定ディレクトリーが安定していて、アプリケーションがアンインストールされても削除されないことを確認してください。不安定なディレクトリーの例は、old_install_dir などで、このようなディレクトリーはアンインストールされる可能性があり、索引ファイルを失うことになります。安定した絶対ロケーションとは、 例えば、com.ibm.team.fulltext.indexLocation=JTS_4.0.4_install_dir/server/conf/jts/indices/workitemindex (ここで JTS_4.0.4_install_dir は Jazz Team Server 4.0.4 がインストールされているロケーション) のようになります。

重要: dm_upgrade.xxx スクリプトのステップ 0 の実行中に、ソース・インストール済み環境に対してコマンド「repotools-dm -version」が実行されます。Design Management 4.0 では、未解決の依存関係があるために repotools-dm コマンドは実行されません。dm_upgrade.xx スクリプトを実行する前に、ファイル DM4.0_InstallDir/server/repotools-dm.xx を編集し、プロパティー "-Dcom.ibm.team.repotools.rcp.allowInvalidBundles=true" を定義する行のコメントを外してください。ソース・インストール済み環境のバージョンを判別できなかったために dm_upgrade スクリプトのステップ 0 が失敗した場合は、4.0 repotools-dm.xxx ファイルを修正し、最初のステップ 0 から upgrade/dm/dm_upgrade.xx スクリプトを再度実行してください。

Design Management アプリケーションをアップグレードするには、 コマンド・シェルを開き、DM_4.0.4_install_dir/server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade/dm/dm_upgrade.sh -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf -updateTomcatFiles no

upgrade/dm/dm_upgrade.sh -oldApplicationHome RTC_3.0_install_dirCCM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf -ignoreJTSVersionCheck -updateTomcatFiles no

「構成管理」アプリケーションをアップグレードするには、 コマンド・シェルを開き、VVC_4.0.4_install_dir/server ディレクトリーに移動して 以下のコマンドを入力します。

upgrade/vvc/vvc_upgrade.sh -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf -updateTomcatFiles no

upgrade/vvc/vvc_upgrade.sh -oldApplicationHome VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf -ignoreJTSVersionCheck -updateTomcatFiles no

IBM i でのアップグレード・スクリプトの実行

  1. QSECOFR 権限を持つユーザー ID を使用して、IBM i オペレーティング・システムにログオンします。
  2. QShell で、Jazz Team Server 4.0.4 構成ディレクトリー /QIBM/UserData/JazzTeamServer404/server にナビゲートします。
  3. 以下のコマンドを入力して Jazz Team Server をアップグレードします。

    upgrade/jts/jts_upgrade.sh -oldJTSHome /QIBM/UserData/RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dirJTS_4.0.3_install_dir/server/conf

  4. 以下のコマンドを入力して「変更管理と構成管理」アプリケーションをアップグレードします。

    upgrade/ccm/ccm_upgrade.sh -oldApplicationHome /QIBM/UserData/RTC_3.0_install_dirCCM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dirDM_4.0.3_install_dir/server/conf

  5. 以下のコマンドを入力して「品質管理」アプリケーションをアップグレードします。

    upgrade/qm/qm_upgrade.sh -oldApplicationHome /QIBM/UserData/QM_3.0.1.x_install_dirQM_4.0.0.x_install_dirQM_4.0.1_install_dirQM_4.0.2_install_dir/server/conf

  6. 以下のコマンドを入力して「構成管理」アプリケーションをアップグレードします。

    upgrade/vvc/vvc_upgrade.sh -oldApplicationHome /QIBM/UserData/RM_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dirVVC_4.0.3_install_dir/server/conf

  7. 以下コマンドを実行して前のバージョン WebSphere Application Server を更新し、 バージョン 4.0.4 CLM アプリケーションの .war ファイルをデプロイします。このコマンドは、バックアップ、JVM 設定の更新、環境変数設定の更新、一時ディレクトリーの削除、サーバーの再始動も行います。

    upgrade/was_upgrade.sh profileName serverName nodeName wasVersion wasOption maxHeapSize adminId adminPwd jvmVersion jazzAppName jtsAppName clmHelpAppName qmAppName rmAppName adminAppName

    ここで:

    • profileName: 前のバージョンのプロファイル名
    • serverName: 前のバージョンのサーバー名
    • nodeName: 前のバージョンのサーバー・ノード名
    • wasVersion: WebSphere Application Server のバージョン (V7 または V8)
    • wasOption: IBM i 上の Jazz Team Server 3.0.1 サーバーに対して選択した WebSphere Application Server のオプション (Base、ND、または Express)
    • maxHeapSize: アプリケーション・サーバーに必要なヒープの最大サイズ
    • adminId および adminPwd: IBM i 上の WebSphere Application Server をセキュアにするために使用した ID およびパスワード
    • jvmVersion: Java 仮想マシン (JVM) のバージョン (V6R1/V7R1 の場合は std64)
    • jazzAppName: Design Management アプリケーションの名前
    • jtsAppName: Jazz Team Server の名前
    • qmAppName: 「品質管理」アプリケーションの名前
    • vvcAppName: 「構成管理」アプリケーションの名前
    • clmHelpAppName: CLM ヘルプ・アプリケーションの名前
    • adminAppName: ライフサイクル・プロジェクト管理アプリケーションの名前

索引ファイルのコピー

重要: これらのステップは、teamserver.properties ファイル内の索引ファイルが相対パス上に配置されている場合、または絶対パス上ではあるが不安定なディレクトリーにある場合にのみ、実行してください。不安定なディレクトリーの例としては、old_install_dir があります。 索引ファイルがそのディレクトリーにあり、ディレクトリーがアンインストールされると、索引ファイルを失うことになります。

JFS/text 索引を前のインストール・ディレクトリーから 4.0.3 にコピーします。分散システムの場合は、該当するサーバーに移動して以下のファイルをコピーします。

  1. コマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを入力して、デフォルトのバージョン 4.0.3 索引ディレクトリーをクリアします。
  2. Del /s /f JTS_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥jts¥indices
    Del /s /f DM_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥dm¥indices
    Del /s /f VVC_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥vvc¥indices
    rm -rf JTS_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/indices
    rm -rf DM_4.0.3_install_dir/server/conf/dm/indices
    rm -rf VVC_4.0.3_install_dir/server/conf/vvc/indices
  3. コマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを入力して、索引を前のインストールからバージョン 4.0.3 にコピーします。
  4. copy RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir\server\conf\jts\indices JTS_4.0.3_install_dir\server\conf\jts\indices
    copy RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dir\server\conf\dm\indices DM_4.0.3_install_dir\server\conf\dm\indices
    copy QM_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dir\server\conf\qm\indices VVC_4.0.3_install_dir\server\conf\vvc\indices
    cp -R RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir/server/conf/jts/indices JTS_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/indices
    cp -R RTC_3.0_install_dirCCM_3.0.1.x_install_dirCCM_4.0.0.x_install_dirCCM_4.0.1_install_dirCCM_4.0.2_install_dir/server/conf/ccm/indices CCM_4.0.3_install_dir/server/conf/ccm/indices
    cp -R QM_3.0.1.x_install_dirQM_4.0.0.x_install_dirQM_4.0.1_install_dirQM_4.0.2_install_dir/server/conf/qm/indices QM_4.0.3_install_dir/server/conf/qm/indices

JFS/text 索引を前のインストールからバージョン 4.0.3 にコピーするには、以下のステップに従ってください。分散システムの場合は、該当するサーバーに移動して以下のファイルをコピーします。

  1. コマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを入力して、デフォルトのバージョン 4.0.3 索引ディレクトリーをクリアします。
  2. Del /s /f JTS_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥jts¥indices
    Del /s /f DM_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥dm¥indices
    Del /s /f VVC_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥vvc¥indices
    rm -rf JTS_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/indices
    rm -rf DM_4.0.3_install_dir/server/conf/dm/indices
    rm -rf VVC_4.0.3_install_dir/server/conf/vvc/indices
  3. 各アプリケーションの teamserver.properties ファイルを開き、com.ibm.team.fulltext.indexlocation を探します。
  4. プロパティー com.ibm.team.fulltext.indexlocation が相対パス (例えば、 com.ibm.team.fulltext.indexLocation=conf/dm/indices/workitemindex) を指している場合、フルテキスト索引は、アプリケーションをホストする WebSphere Application Server プロファイルに対して相対的に位置付けられます。 例えば、WAS_install_dir/AppServer/profiles/Appsrv01です。

    この相対パスを、Design Management 4.0.3 アプリケーションの teamserver.properties ファイル内で、安定しているロケーションの絶対パスに変更します。 安定した絶対ロケーションの例は、com.ibm.team.fulltext.indexLocation=4.0.3_install_dir/server/conf/dm/indices/workitemindex (ここで 4.0.3_install_dir は Design Management 4.0.3 アプリケーションがインストールされたロケーション) などです。

    コマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを入力して、フルテキスト索引を前のバージョンから 4.0.3 にコピーします。

  5. copy WAS_profile_dir¥conf¥jts¥indices JTS_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥jts¥indices
    copy WAS_profile_dir¥conf¥dm¥indices DM_4.0.3_install_dir¥server¥confdm¥indices
    copy WAS_profile_dir¥conf¥vvc¥indices VVC_4.0.3_install_dir¥server¥conf¥vvc¥indices
    cp -R WAS_profile_dir/conf/jts/indices JTS_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/indices
    cp -R WAS_profile_dir/conf/dm/indices DM_4.0.3_install_dir/server/conf/dm/indices
    cp -R WAS_profile_dir/conf/vvc/indices VVC_4.0.3_install_dir/server/conf/vvc/indices
  6. com.ibm.team.fulltext.indexlocation プロパティーが不安定な絶対パス (アンインストールされて削除されている可能性のある old_install_dir ディレクトリーへのパスなど) を指している場合には、パスを安定したロケーションを指す絶対パスに変更します。

    安定した絶対ロケーションは以下の例のようになります。com.ibm.team.fulltext.indexLocation=4.0.3_install_dir/server/conf/dm/indices/workitemindex (ここで 4.0.3_install_dir は Design Management バージョン 4.0.3 アプリケーションがインストールされたロケーション)。

    コマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを入力して、フルテキスト索引を前のインストールから 4.0.3 にコピーします。

  7. copy RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir\server\conf\jts\indices JTS_4.0.3_install_dir\server\conf\jts\indices
    copy RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dir\server\conf\dm\indices DM_4.0.3_install_dir\server\conf\dm\indices
    copy QM_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dir\server\conf\vvc\indices VVC_4.0.3_install_dir\server\conf\vvc\indices
    cp -R RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir/server/conf/jts/indices JTS_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/indices
    cp -R RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dir/server/conf/dm/indices DM_4.0.3_install_dir/server/conf/dm/indices
    cp -R QM_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dir/server/conf/vvc/indices VVC_4.0.3_install_dir/server/conf/vvc/indices
  8. コマンド・プロンプトを開き、以下のコマンドを入力して、JFS 索引を前のバージョンから 4.0.3 にコピーします。
  9. copy RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir\server\conf\jts\indices JTS_4.0.3_install_dir\server\conf\jts\indices
    copy RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dir\server\conf\dm\indices DM_4.0.3_install_dir\server\conf\dm\indices
    copy QM_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dir\server\conf\vvc\indices VVC_4.0.3_install_dir\server\conf\vvc\indices
    cp -R RTC_3.0_install_dirJTS_3.0.1.x_install_dirJTS_4.0.0.x_install_dirJTS_4.0.1_install_dirJTS_4.0.2_install_dir/server/conf/jts/indices JTS_4.0.3_install_dir/server/conf/jts/indices
    cp -R RTC_3.0_install_dirDM_3.0.1.x_install_dirDM_4.0.0.x_install_dirDM_4.0.1_install_dirDM_4.0.2_install_dir/server/conf/dm/indices DM_4.0.3_install_dir/server/conf/dm/indices
    cp -R VVC_3.0.1.x_install_dirVVC_4.0.0.x_install_dirVVC_4.0.1_install_dirVVC_4.0.2_install_dir/server/conf/vvc/indices VVC_4.0.3_install_dir/server/conf/vvc/indices

WebSphere Application Server の開始

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション
  • Jazz Team Server に登録されているすべてのアプリケーション

開始する前に:JRE6 JDBC ドライバーを指すように JDBC 環境変数を切り替えたことを確認してください。詳しくは、Oracle データベースのセットアップを参照してください。

開始する前に:JRE6 JDBC ドライバーを指すように JDBC 環境変数を切り替えたことを確認してください。詳しくは、SQL Server データベースのセットアップを参照してください。

  1. コマンド・プロンプトを開き、WAS_profile_dir¥bin ディレクトリーに移動します。
  2. 次のコマンドを入力します。
  3. startServer.bat server1 -user admin_userid -password admin_password

バージョン 4.0.3 WAR ファイルを WebSphere Application Server にデプロイします。

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション

WAR ファイルのロケーション: Installation Manager で Rational Design Management をインストールし、 その間に Tomcat 7 アプリケーション・サーバーのチェック・ボックスをクリアした場合、WAR ファイルは デフォルトで 4.0.3_install_dir/server/webapps ディレクトリーに コピーされています。Tomcat 7 アプリケーション・サーバーを選択した場合、WAR ファイルは 4.0.3_install_dir/server/tomcat/webapps ディレクトリーにコピーされます。

  1. https://hostname.example.com:9043/ibm/console/logon.jsp の WebSphere Application Server Integrated Solutions Console にログオンします。
  2. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  3. 以下の Web アプリケーションをインストールします。
    • jts_war
    • dm_war
    • rdmhelp_war
    • rsadm_war
    • qm_war
    • vvc_war
    • vvchelp_war
    • clmhelp_war
    • admin_war
  4. 以下に対するセキュリティー・ロールを適切にマップします。
    • jts_war
    • dm_war
    • qm_war

詳細情報については、WebSphere Application Server での CLM アプリケーションのデプロイを参照してください。

重要: コンバーターをサポートしない環境 (AIX や Solaris など) で作業している場合は、専用コンバーターに converter.war の 4.0.3 バージョンをインストールする必要があります。詳しくは、「Requirements Management Converter Application Configuration and Troubleshooting Guide」を参照してください。

クラスターの使用不可化

必ず、ノード 1 (CLM 4.0.4 アプリケーションをインストールしたノード) のみが開始され、 他のすべてのノードは停止しているようにしてください。クラスターを使用不可にする手順については、クラスターの使用不可化を参照してください。

アプリケーションの開始

エンタープライズ・アプリケーション・ページで、以下のアプリケーションを開始します。

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション

Integrated Solutions Console にログオンし、以下のアプリケーションを開始します。

  • jts_war
  • dm_war
  • rdmhelp_war
  • rsadm_war
  • qm_war
  • vvc_war
  • vvchelp_war
  • admin_war
  • clmhelp_war

サーバーの開始

分散トポロジーでは、以下をホストするアプリケーション・サーバーで次のステップを完了する必要があります。

  • Jazz Team Server
  • Design Management アプリケーション
  • 「品質管理」アプリケーション
  • 「構成管理」アプリケーション
  • Jazz Team Server に登録されているすべてのアプリケーション

開始する前に:JRE6 JDBC ドライバーを指すように JDBC 環境変数を切り替えたことを確認してください。詳しくは、Oracle データベースのセットアップを参照してください。

開始する前に:JRE6 JDBC ドライバーを指すように JDBC 環境変数を切り替えたことを確認してください。詳しくは、SQL Server データベースのセットアップを参照してください。

すべてのバージョン 4.0.4 アプリケーション・サーバーを開始します。

  1. コマンド・プロンプトを開き、4.0.4_install_dir\server ディレクトリーに移動します。
  2. 次のコマンドを入力します。
  3. server.startup.bat

  1. コマンド・プロンプトを開き、4.0.4_install_dir/server ディレクトリーに移動します。
  2. 次のコマンドを入力します。
  3. ./server.startup

Configuration Management アプリケーションと Design Management アプリケーションのマイグレーション

Configuration Management アプリケーションをアップグレードする場合は、Jazz Team Server (Jazz Team Server に登録されている すべてのアプリケーションを含む) と「要求管理」の両方のアプリケーション・サーバーが開始されていることを確認する必要があります。

要求管理アプリケーションもアップグレードする場合は、次に示す repotools-vvc マイグレーション・コマンドの実行を試みる前に、オンライン RM マイグレーション・ステップを実行する必要があります。

次の内容を含む資格情報が存在することを確認してください。

  1. adminUserId
  2. adminPassword
  3. repositoryURL
  4. smartCard
  5. certificateFile

例:

  1. コマンド・プロンプトを開き、インストールされているアプリケーションに応じて、4.0.4_install_dir\server ディレクトリーまたは VVC_4.0.4_install_dir\server ディレクトリーに移動します。
  2. 次のコマンドを入力します。
  3. ./repotools-vvc.sh -migration_vvc_updateResourcesCommand credentialsFile=credentials.txt

  1. コマンド・プロンプトを開き、インストールされているアプリケーションに応じて、4.0.4_install_dir\server ディレクトリーまたは VVC_4.0.4_install_dir\server ディレクトリーに移動します。
  2. 次のコマンドを入力します。
  3. repotools-vvc.bat -migration_vvc_updateResourcesCommand credentialsFile=credentials.txt

VVC repotools マイグレーション・コマンドは、実行中の VVC アプリケーションに要求を送信し、応答を待機します。この repotool-vvc コマンドが許可エラーを出して即時に停止した場合は、サーバーが実行されていること、および資格情報ファイルのユーザー ID とパスワードが正しいことを確認してください。

WebSphere の場合は、WAS 管理コンソールを使用して、jts_war アプリケーションのセキュリティー・ロールをマップしたことを確認してください。

構成データのマイグレーションにかかる時間がデフォルトの要求タイムアウトより長くなると、repotools コマンドはマイグレーションが失敗したことを示します。この場合は、そのマイグレーション・コマンドに対応する repotools-vvc ログ・ファイルに、タイムアウトを示す項目が存在します。これが該当するときは、repotools-vvc コマンドを再発行してください。

重要: 構成データのマイグレーションは、前述の repotools-vvc コマンドによって実行されます。Design Management データのマイグレーションは、アップグレード・スクリプトの実行後にサーバーが始動したとき、Design Manager Upgrade Manager によって自動的に実行されます。 DM アップグレード・マネージャーは、各種ドメインの新バージョンをデプロイし、Design Management のリリース間でリソースのフォーマットが変更された場合は、該当するリソースを変更します。 存在するデータの量によっては、この DM アップグレード・プロセスに 1 時間以上かかる可能性があります。 DM Upgrade Manager による最後のアップグレード・ステップは再索引付けで、これに長い時間がかかることがあります。このアップグレード・プロセス中は、どのユーザーもサーバーを使用してはなりません。

DM Upgrade Manager の状況は、dm.log ファイルの出力を表示することによってモニターできます。

Linux または UNIX では、「tail -f dm.log」を使用できます。

Windows では、同等な「tail」プログラムがない限り、定期的に dm.log ファイルを検査する必要があります。

どちらのオペレーティング・システムを使用する場合も、「Design Manager Upgrade Manager」を含むメッセージを探してください。

アップグレード・プロセスが失敗した場合は、問題を修正し、アップグレード全体を再び実行する必要があります。DM アップグレード・プロセスの一部として、すべての DM モデル・リソースの読み取り、変更、および書き込みを行う必要があります。このリソース・マイグレーションは読み取りと書き込みを一括で実行し、デフォルトでは同時に 200 のリソースが処理されます。このことが原因でメモリー不足エラーが発生する可能性があります。この一括処理のサイズを減らすには、次のように JVM システム・プロパティーを定義できます。

-Dcom.ibm.xtools.rmps.IndexResourceMigrator.bulkSize=10

WebSphere では、WAS サーバーに対して JAZZ_HOME を定義する方法と同じようにして、カスタム JVM プロパティーとしてこのプロパティーを定義します。

Design Management 4.0.4 では、新しい RSA-DM ドメイン拡張アプリケーションをインストールした場合は、これを Design Management に登録する必要があります。RSA-DM の新規インストールのセットアップ時には、登録は自動的に行われますが、アップグレード時には行われません。 .../dm/admin にログインして、メニュー・バーの「ドメイン拡張サーバー」 > 「新規サーバーの追加」をクリックします。URL のフォーマットは、 "https://host:port/rsadm" です。ダイアログ内で使用可能になっているコントロールを必ず確認してください。

バージョン 4.0.4 とライセンス

バージョン 4.0.4 アプリケーションはバージョン 4.0.x ライセンスでは機能しますが、 バージョン 3.0.1.x ライセンスでは機能しません。ただし、バージョン 3.0.1.x アプリケーションは バージョン 4.0.4 ライセンスで機能します。フォームで、Rational Team Concert 3.0 からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 のライセンスを取得する必要があります。フォームで、CLM 3.0.1.x からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 のライセンスを取得する必要があります。 フォームで、Design Management 4.0.0.x からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 の新規ライセンスを取得する必要はありません。 フォームで、Design Management 4.0.1 からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 の新規ライセンスを取得する必要はありません。フォームで、Design Management 4.0.2 からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.3 の新規ライセンスを取得する必要はありません。フォームで、Design Management 4.0.3 からのアップグレードであることが示されました。バージョン 4.0.4 の新規ライセンスを取得する必要はありません。

前のバージョン用のフローティング、トークン、または許可ユーザーのシングル・インストール・ライセンスが使用されていた場合は、 バージョン 4.0.4 の該当ライセンスをインストールします。既存のユーザー・ライセンス割り当ては、バージョン 4.0.3 ライセンスのインストール中に保持されます。

RM アプリケーションのオンライン・マイグレーションを開始する前に、アクティブ・バージョン 4.0 の RM アプリケーション内部ライセンスが rm_user に割り当てられていることを確認してください。 詳しくは、「要求管理」アプリケーションのマイグレーションの手順を参照してください。

ライセンスについて詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。

定義済みテンプレートの再デプロイ

以前のバージョンで「ベース」と呼ばれていたプロジェクト・テンプレートは、バージョン 4.0.3 では「テスト担当者の要求テンプレート」という名前に変わりました。アップグレード後もこのテンプレートを使用し続けるには、ライフサイクル・プロジェクト・テンプレートを更新する必要があります。詳しくは、『テンプレートからのライフサイクル・プロジェクトの作成』を参照してください。

クラスターの使用可能化

クラスターを使用可能にするには、ノード 1 のクラスター・メンバーとアプリケーション・サーバーをシャットダウンします。詳細手順については、クラスターの再使用可能化を参照してください。

データウェアハウスの構成

以前のインストール時にデータウェアハウスを構成しておらず、バージョン 4.0.3 のデータウェアハウスを構成する場合は、以下のステップに従ってください。

  1. データウェアハウスとして使用するデータベースを作成します。 詳しくは、データベースのセットアップを参照してください。
  2. セットアップ・ウィザードを実行し、データウェアハウスの構成ステップにスキップし、データウェアハウスを構成します。 詳しくは、『Jazz Team Server 構成後のデータウェアハウスの構成または変更 (Configuring or changing the data warehouse after you have configured the Jazz Team Server)』を参照してください。

    メモ: バージョン 4.0.3 サーバーをセットアップするためには、セットアップ・ウィザードを実行する必要はありません。セットアップ・ウィザードが必要なのは、以前のインストール時にデータウェアハウスを構成しておらず、今回構成する場合だけです。

チェックリストの検証

アップグレード・プロセスが完了した後で、以下のチェックリストを使用して各ステップが成功したかどうかを確認します。

  検証タスク 詳細情報
以下のアプリケーションの構成ファイルが前のインストールからバージョン 4.0.4 にコピーされたことを確認します。
  • Jazz Team Server の場合: JTS_4.0.4_install_dir/server/conf/jts/teamserver.properties
  • ライフサイクル・プロジェクト管理アプリケーションの場合: JTS_4.0.4_install_dir/server/conf/admin/admin.properties
  • ライフサイクル・プロジェクト管理アプリケーションの場合: JTS_4.0.4_install_dir/server/conf/admin/friends.rdf
  • Design Management アプリケーションの場合: DM_4.0.4_install_dir/server/conf/dm/teamserver.properties
 
teamserver.properties ファイルに以下の情報が含まれていることを確認してください。
  • 以前のバージョンの teamserver.properties からコピーされたプロパティー
  • com.ibm.team.repository.server.webapp.url プロパティーに、有効な個別のパブリック URL が含まれている。バージョン 4.0.4 アプリケーションの URL は、 前のバージョンで使用された URL と同じでなければなりません。
  • 有効なデータベース・ベンダー項目。/conf/jts/teamserver.properties ファイルに指定されたデータベースが存在することを確認してください。
 
以下のようにアプリケーション・サーバーを確認します。
  • 4.0.4_install_dir/server/tomcat/conf/tomcat-users.xml に 前のバージョンの情報が含まれていることを確認します。
  • LDAP レジストリーを使用しているか、HTTPS または FORM 認証を使用不可にしている場合は、以下の情報を確認してください。
    • 4.0.4_install_dir/server/tomcat/conf/server.xml ファイルに 以下のコード・スニペットが含まれている。

      <Realm className="org.apache.catalina.realm.JNDIRealm"
      ...>
      </Realm>

    • 4.0.4_install_dir/server/tomcat/conf/server.xml ファイルに以下のコード・スニペットが含まれていない。

      Realm className="org.apache.catalina.realm.UserDatabaseRealm"
      resourceName="UserDatabase"
      ...>
      </Realm>

  • RTC_3.0_install_dir3.0.1.x_install_dir4.0.0.x_install_dir4.0.1_install_dir4.0.2_install_dir4.0.3_install_dir/server/tomcat/conf/server.xml ファイルに他のカスタム設定があった場合は、 それらの設定が 4.0.4_install_dir/server/tomcat/conf/server.xml ファイルにコピーされたことを確認します。
  • web.xml ファイルに正しい <security-role> タグがあることを確認します。
    • Jazz Team Server の場合: 4.0.4_install_dir/server/tomcat/webapps/jts/WEB-INF/web.xml
    • 「変更管理と構成管理」アプリケーションの場合: 4.0.4_install_dir/server/tomcat/webapps/ccm/WEB-INF/web.xml
    • 「品質管理」アプリケーションの場合: 4.0.4_install_dir/server/tomcat/webapps/qm/WEB-INF/web.xml
  • 以下のアプリケーションがデプロイされ、開始されたことを確認します。
    • jts_war
    • dm_war
    • rdmhelp_war
    • rsadm_war
    • vvc_war
    • vvchelp_war
    • admin_war
    • clmhelp_war
サーバーのデプロイおよび始動
サーバー・ログ・ファイルの確認: 以下のサーバー・ログ・ファイルを調べて、アップグレード後情報が含まれていることを確認します。
  • Tomcat サーバーを使用している場合、ログ・ファイルは 4.0.3_install_dir/server/logs ディレクトリーにあります。
  • WebSphere Application Server を使用している場合、ログ・ファイルは WAS_install_dir/profiles/AppSrv01/logs ディレクトリーにあります。
 
パブリック URL の確認: Jazz Team Server、DM または VVC アプリケーションをアップグレードした場合は、アプリケーションの状況要約ページのパブリック URL が、前のバージョンで使用していたものと同じであることを確認します。  
「Jazz Team Server 管理」ページのリンクの確認: Web ブラウザーで Jazz Team Server の「管理」ページ (https://hostname.example.com:9443/jts/admin) に移動し、エラーが表示されていないことを確認します。 Jazz Team Server 管理 Web インターフェース
アプリケーションの「管理」ページのリンクの確認: Web ブラウザーで、アプリケーションの「管理」ページ (https://hostname.example.com:9443/application context root/admin) に移動し、エラーが表示されていないことを確認します。 アプリケーション管理 Web インターフェース
サーバーごとに診断を実行し、診断が正常に完了したことを確認します。
  • ブラウザーを開き、管理ページ (例えば、https://host.example.com:9443/jts/admin) にログオンします。
  • 「診断」リンクをクリックします。
 
ユーザー、ライセンス、およびリンク成果物の検査:
  • ユーザーおよびライセンスの検査
  • 成果物へのリンクの確認
  • Web クライアントの確認
  • 検索を使用した索引付けの確認
  • Rational Team Concert Eclipse クライアントまたは Visual Studio クライアントの確認
ユーザー、ライセンス、およびリンク成果物の検証
アプリケーション成果物の確認:
  • すべてのプロジェクトがリストされていてナビゲート可能なことを確認します。
  • すべてのダッシュボードが使用可能で、ビューレットが動作していることを確認します。
  • 既存の成果物を検索して表示し、エディターが正しく開くことを確認します。
  • Design Management アプリケーションで、フォルダー、ドメイン要素、グラフィカル要素、RSA ドメイン要素を確認します。
  • Configuration Management アプリケーションで、ワークスペース、スナップショット、変更セットを確認します。
 
データ収集ジョブを実行します
  • ブラウザーを開いて、「管理」ページにログオンします。そのページの URL は、例えば https://host.example.com:9443/jts/admin のようになります。
  • 「レポート」ページで、「データ収集ジョブ」をクリックします。
  • 「すべてのアプリケーションのすべてのデータウェアハウス収集ジョブの実行」をクリックします。
  • データ収集ジョブが完了するまで待ち、ETL がエラーを発生せずに完了したことを確認します。各データ収集ジョブの状況をモニターするには、適切なアプリケーション URL にアクセスする必要があります。データ収集ジョブについて詳しくは、『データ収集ジョブの実行』を参照してください。
データ収集ジョブの実行

他製品との統合

Rational Developer for System z

Rational Developer for System z は Rational Team Concert on System z と統合することにより、統合された協調アプリケーション開発環境を z/OS 開発者に提供します。 この統合ソリューションにより、Rational Developer for System z の個々の開発環境のバリューに Rational Team Concert のチーム・コラボレーションの機能が付加されます。 詳細については、Rational Team Concert および Rational Developer for System z を参照してください。

Rational Developer for System z のアップグレード手順については、『Rational Developer for System z 統合のアップグレード』を参照してください。


Rational ClearQuest

Rational Team Concert には、ユーザーの作業を Rational ClearQuest に統合するために役立ついくつかのツールが含まれています。 これらのツールとは、Rational ClearQuest Synchronizer、Rational ClearQuest Bridge、および Rational ClearQuest Importer です。 詳細については、Rational Team Concert および Rational ClearQuest を参照してください。

ClearQuest Synchronizer (以前、Connector と呼ばれていた) を使用して、Rational Quality Manager を Rational ClearQuest 障害トラッキング・システムに統合することができます。 詳細については、Rational Quality Manager および Rational ClearQuest を参照してください。

Rational Requirements Composer を Rational ClearQuest に統合し、要求を障害、タスク、拡張要求、およびその他のレコード・タイプに関連付けるようにアプリケーションを構成することができます。 詳細については、Rational Requirements Composer および Rational ClearQuest を参照してください。

ClearQuest Synchronizer のアップグレード手順については、『ClearQuest Synchronizer のアップグレード』を参照してください。


Rational ClearCase

Rational Team Concert には、Rational Team Concert と Rational ClearCase の間の操作をサポートする ClearCase Connector が組み込まれています。 詳細については、Rational Team Concert および Rational ClearCase を参照してください。


Rational Build Forge

Rational Team Concert と Rational Build Forge 間の統合により、Rational Build Forge ビルド・エンジンおよび定義を作成して、Build Forge プロジェクトに統合することができます。 詳細については、Rational Team Concert および Rational Build Forge を参照してください。


Hudson

Rational Team Concert と Hudson 間の統合により、Hudson ビルド・エンジンおよび定義を作成して、Hudson プロジェクトに統合することができます。 詳細については、Rational Team Concert および Hudson を参照してください。


Subversion

Rational Team Concert では、Subversion と Rational Team Concert ソース管理の両方を使用するチームが共同作業を行うためのいくつかの方法が提供されています。 詳細については、Rational Team Concert および Subversion を参照してください。


Rational DOORS

Rational DOORS を使用して要求を管理し、Rational Team Concert ワークアイテム機能を使用してそれらの要求を変更管理の制御下に置くことができます。 詳細については、Rational Team Concert および Rational DOORS を参照してください。

Rational Quality Manager を Rational DOORS に統合することにより、Rational DOORS からの要求をテスト計画またはテスト・ケースに関連付けてトラッキングすることができます。 詳細については、Rational Quality Manager および Rational DOORS を参照してください。


Rational Focal Point

Rational Focal Point を使用することにより、ビジネス・ニーズを取り込んで優先順位付けし、それらを Rational Team Concert にプロジェクトとしてエクスポートすることができます。 詳細については、Rational Team Concert および Rational Focal Point を参照してください。


Lotus Connections

Rational Team Concert は、Lotus Connections への統合を提供します。これにより、変更管理と構成管理のリソースと成果物が Lotus Connections コミュニティーのリソースと成果物に関連付けられます。 詳細については、Rational Team Concert および Lotus Connections を参照してください。


Rational Developer for Power Systems Software

Rational Team Concert は Rational Developer for Power Systems Software と統合することにより、IBM i 開発者に、統合された協調アプリケーション開発環境を提供します。 この統合ソリューションにより、Rational Team Concert のチーム・コラボレーションの機能のバリューに、Rational Developer for Power Systems Software の個々の開発環境が付加されます。 詳細については、Rational Team Concert および Rational Developer for Power Systems Software を参照してください。


Rational RequisitePro

Rational Quality Manager と Rational RequisitePro の統合により、要求ビューとパッケージを Rational RequisitePro から「品質管理」アプリケーション内のテスト計画に追加することができます。 詳細については、Rational Quality Manager および Rational RequisitePro を参照してください。


Rational Change

IBM Rational Change Open Services for Lifecycle Collaboration Change Management (OSLC-CM) API を使用して新規変更依頼を実行依頼し、実行結果を「品質管理」Web インターフェースから直接それらにリンクすることができます。 詳細については、Rational Quality Manager および Rational Change を参照してください。


Rational テスト・ツール

Rational Quality Manager を使用して、テスト Lab マシンまたは共有ネットワーク・ロケーションにある自動化されたテストを実行することができます。 詳細については、Rational Quality Manager および Rational テスト・ツールを参照してください。


Selenium

Selenium との統合は、JUnit Selenium アダプターを使用して実装できます。これにより、Selenium バージョン 2.0 WebDriver JUnit4 テストを「品質管理」アプリケーションで実行することができます。 詳細については、Rational Quality Manager および Selenium を参照してください。


ソフトウェア・インベントリーおよび自動化ツール

Rational Quality Manager を、Rational Build Forge および Software Testing Automation Framework (STAF) Software Testing Automation Framework Execution Engine (STAX) などのソフトウェア・インベントリーおよび自動化ツールと統合することができます。 詳細については、Rational Quality Manager およびソフトウェア・インベントリーと自動化ツールを参照してください。


Rational Software Architect Design Manager

IBM Rational Software Architect Design Manager を、Rational solution for Collaborative Lifecycle Management (CLM) 内の要求管理 (RM) アプリケーションおよび「変更管理と構成管理」アプリケーションと統合することができます。 この統合を使用して、設計モデルとモデル・リソースを、要求、要求に関連する成果物、ワークアイテム、およびその他の開発成果物にリンクすることができます。 詳細については、Rational Requirements Composer および Rational Software Architect Design Manager を参照してください。