Jazz.net から Design
Management のパッケージをダウンロードしたら、ランチパッドを使用して IBM® Installation Manager をインストールし、次に Design
Management をインストールします。このインストール・プロセスにより、Design
Management のセットアップと構成に必要な適切なフォルダー構造とファイルが作成されます。Design Management クライアント拡張、またはインポート・エンジンのインストールを選択することもできます。
始める前に
すべてのファイルを同じロケーションに解凍したことを確認してください。
解凍後は
RSADM というディレクトリーが作成されているはずです。 ファイルを個々にダウンロードした場合は、
RSADM_Setup ディレクトリーまたは
RhapsodyDM_Setup ディレクトリーが作成されます。
Rational® solution for Collaborative Lifecycle Management (CLM)
アプリケーションをインストールする場合は、CLM に関連する追加ディレクトリーが作成されます。
手順
- ご使用のコンピューターまたはローカル・エリア・サーバーに、管理者権限を持つユーザーとしてログオンします。
- RSADM_Setup または RhapsodyDM_Setup に移動し、Launchpad ファイルを実行します。
launchpad.exe を実行します。
launchpad.sh を実行します。
- ランチパッドの「IBM Rational Software Architect Design Manager サーバー」または「IBM Rational Rhapsody Design Manager サーバー」で「サーバーのインストール」をクリックします。
- インストール・トポロジーに基づいて、カスタム・インストールまたはエクスプレス・インストールを選択します。複数のサーバーにインストールする場合は、「カスタム・インストール (Custom Installation)」をクリックし、Jazz Team Server のインストールか、Jazz Team Server なしでのアプリケーションのインストールのいずれかを選択します。クライアント拡張またはインポート・エンジンをインストールする場合は、「クライアントのインストール (Install the Clients)」をクリックし、インストールするフィーチャーをクリックします。
IBM Installation Manager が起動し、Design
Management のパッケージと、それをインストールする IBM Installation Manager がリスト表示されます。
- IBM Installation Manager で、使用するモデリング製品に対応するサーバーのインストールと Jazz™ Team Server のインストールのチェック・ボックスを選択してから、「次へ」をクリックします。
注: Rational Software Architect を使用している場合、「IBM Rational Software Architect 拡張 (Design Management ドメイン拡張アプリケーション用)」を選択する必要があります。
注: 他の CLM アプリケーションをインストールする場合は、どのインストール・パッケージを含めるかを選択する必要があります (
「変更管理と構成管理」、
「品質管理」、
「要求管理」など) 。下の図では、
IBM Jazz Team
Server と他の CLM アプリケーションが選択されています。
複数インストール・シナリオまたはエンタープライズ・インストール・シナリオの場合は、このインストール・パッケージまたはサーバーでインストールする Jazz Team Server またはアプリケーションのみを選択してください。次に、新しいサーバーで
IBM Installation Manager を使用する必要があります。
あるいは、インストール後に再始動し、別のアプリケーションを選択し、ステップ
8 で別のインストール・パッケージのロケーションを選択する必要があります。
注: Requirements Management アプリケーションと Design
Management アプリケーションを Linux オペレーティング・システムに一緒にインストールして使用する場合は、Requirements Management (converter.war) アプリケーションと Design Management (dm.war と vcc.war) アプリケーションを別々のアプリケーション・サーバーにデプロイする必要があります。
Linux オペレーティング・システム上でこれらのアプリケーションが同一のアプリケーション・サーバーにデプロイされていると、コンバーター・アプリケーションでグラフィックスを表示できなくなるエラーが発生することがあります。

- 「前提条件」ページでパッケージを確認し、「次へ」をクリックします。
- インストールするコンポーネントごとにご使用条件を確認し、同意する場合は受諾してから、「次へ」をクリックする必要があります。
- デフォルトの共有リソース・ディレクトリーを受け入れるか、または別のロケーションを入力してから、「次へ」をクリックします。
- インストールする言語を選択して「次へ」をクリックします。
- 「フィーチャー」ページでパッケージを確認して「次へ」をクリックします。
- 「共通構成」ページで、使用するサーバーを指定できます。 Design Management Server を Apache Tomcat にインストールする場合は、「Tomcat 7 のインストール」チェック・ボックスを選択します。別のアプリケーション・サーバー (WebSphere® Application Server など) を使用する場合は、このチェック・ボックスをクリアし、「代替 Web アプリケーション・デプロイメント・ロケーション (Alternative Web Application Deployment Location)」で Web アプリケーション・ファイルの場所を指定します。
次の図は、Apache Tomcat 7 サーバーのインストールを示します。

- 「次へ」をクリックします。
- 「コンテキスト・ルート」ページで、適切なオプションを選択します。
各アプリケーションのカスタム・コンテキスト・ルートを使用するには、カスタム・オプションを選択し、下の表でアプリケーションのコンテキスト・ルートを入力して、「次へ」をクリックします。

- 「要約」ページで「インストール」をクリックします。
- インストールを完了するには「完了」をクリックし、インストール・プロセスの終了時に IBM Installation Manager を閉じます。複数インストール・シナリオを使用している場合は、「インストール」をクリックして、別のインストール・パッケージ・フォルダーに他のアプリケーションを追加します。
- サーバーを始動する前に、Design Management Server のデフォルト・ポート (9443) で他の Web サーバーが実行していないことを確認します。 別のポートで Design Management Server を実行する必要がある場合は、次のようにポート番号を変更します。
- サーバーを始動する前に、Installation_Directory/server/tomcat/conf/server.xml ファイルをテキスト・エディターで開きます。 この場合、Installation_Directory はサーバーをインストールしたフォルダーです。
- server.xml ファイルで、出現するすべてのポート 9443 を使用可能な代替ポート番号に置き換えます。
- ファイルを保存して閉じます。 このポート番号はサーバーを構成するときに必要となりますので、忘れないでください。
次のタスク
Apache Tomcat を使用している場合は、これで
Design Management Server のセットアップと構成の説明どおりにサーバーをセットアップできます。 別のアプリケーション・サーバーを使用している場合は、これで、そのアプリケーション・サーバーに
Design Management Server をデプロイできます。
Design Management Server を WebSphere Application Server にデプロイするを参照してください。