Rational Software Architect による設計管理の要点

設計管理が IT 組織のコラボレーティブ・ライフサイクル・マネージメントにどのように役立つかを学びます。

IBM® Rational® Software Architect は、複数のチームでの、アプリケーション開発ライフサイクル全体にわたる設計情報の共有、コラボレーション、および管理を可能にします。 この Design Management に関するセルフペース学習教材の概要では、追加リソースへのリンクが提供されています。 各モジュールで説明されているフィーチャーの詳細については、用意されているさまざまなヘルプ・トピック、ツアー、チュートリアル、サンプル、ビデオ、および記事を参照してください。

太字イタリック・テキストの [CLM シナリオ] は、詳細を参照するために使用できるオプション・シナリオを表しています。 このセルフペース・トレーニングでは設計管理にフォーカスを合わせますが、CLM シナリオでは、要求管理、品質管理、または変更管理と構成管理などの、コラボレーティブ・ライフサイクル・マネージメント (CLM) の他の局面を扱います。

ヒント: このセルフペース・トレーニングでは、シナリオに沿って、現実的なプロジェクト開発ライフサイクルにおける設計管理を学習します。 Design Management のフィーチャーと機能が各モジュールにどのように関係するかを理解するには、シナリオ・セクションへの製品のフィーチャーのマッピングを参照してください。

対象者

この入門編のセルフペース・トレーニングは、Rational Software Architect を使用したコラボレーティブ設計管理に関心を持つアーキテクト、設計者、およびリード開発者を対象としています。

前提条件

IT アーキテクチャーおよび設計に関係する基本的な概念を理解している必要があります。

所要時間

トレーニング資料を読み、実習演習をすべて行うには、約 10 時間が必要です。

セルフペース・トレーニングの使用

このセルフペース・トレーニングでは設計管理の概要を示します。 設計をアプリケーションおよびシステム・エンジニアリングのライフサイクル全体に統合する方法を説明します。 チームがコラボレーティブな開発ライフサイクルをより効率的に管理するには、どのようにして組織の境界を越えた設計のコラボレーションを行えばよいかについて学びます。

このコースでは、以下のタスクの実行方法を示します。
  • Design Management オファリングの主要な機能の識別
  • 共同作業を効率的に行うための共通リポジトリー内のモデルの共有
  • Web ブラウザーを使用した設計リソースの作成
  • 共通リポジトリーの探索および検索
  • 共有モデルへのコメント付けと注釈付け
  • Rational Software Architect Extension for Design Management を使用した設計リソースの更新
  • ライフサイクル追跡可能性と影響分析の理解
  • チーム環境における設計レビューの管理
  • リアルタイム・チーム・コラボレーション用のダッシュボードの使用
  • モデル情報を伝えるためのレポートの作成
セルフペース・トレーニングでは、IBM Rational Software Architect バージョン 4.0 のユーザー向けの実用的なコラボレーティブ・アクティビティーを扱います。 Design Management Server のライセンス交付は役割ベースです。 以下の役割に対するクライアント・アクセス・ライセンスを購入することができます。
  • 設計者: 設計の作成および変更を行うチーム・メンバー、あるいはスナップショットの作成または設計レビューを行う必要があるチーム・メンバー。
  • コントリビューター: 設計のコラボレーション、レビュー、およびコメント付けを行う必要があるチーム・メンバーまたは利害関係者。

ヘルプ・トピックのアイコン 設計管理ユーザー役割

セルフペース・トレーニングを開始する前に

セルフペース・トレーニングの内容

セルフペース・トレーニングには、以下にリストされている講義教材に加えて、実習演習が含まれています。

ヘルプ・トピックのアイコン 実習手順へのアクセス

以下の実習演習が用意されています。
  • チームとの設計情報の共有
  • ビジネス・ニーズに合った設計オプションの探索
  • 開発作業を評価するためのテクニカル・ソリューションの検討
  • Eclipse デスクトップ環境を使用した設計の洗練
  • 正式な設計レビューの作成と管理
  • 設計管理ダッシュボードのカスタマイズ
  • 複数のワークスペースの使用と変更セットの配信

セルフペース・トレーニングで使用されるシナリオを理解するために、以下にリストされている講義教材を上から順に使用してください。 各モジュールには、関連する演習をいつ使用できるかが示されています。


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