プロジェクト・エリア、構成スペース、スナップショット、ワークスペース、および変更セット に習熟している必要があります。これらは、共有リソースの管理で説明されています。
順次コラボレーティブ開発環境における変更の管理ワークフローには、以下の大まかなステップが含まれます。
コラボレーティブ開発環境に複数のチームが含まれている場合、チームごとにプロジェクト・エリアを作成できます。 ワークスペース構成 またはワークスペース とも呼ばれる作業環境は、デフォルトでスペースごとに作成されます。
このアソシエーションは、作成後に変更することはできません。 プロジェクト・エリアに構成スペースがない場合は、作成する必要があります。
順次コラボレーティブ開発環境では、通常、ライフサイクル管理製品の複数のプロジェクト・エリアを同じ構成スペースに関連付けます。 構成スペースを共有するため、複数のプロジェクト・エリアが、構成 とも呼ばれる作業環境を暗黙的に共有します。このように共有されるため、チームは作業環境を手動で同期する必要はありません。
プロジェクト・エリアは構成を暗黙的に共有しますが、チーム・メンバーが構成を表示すると、特定のプロジェクト・エリアのリソースのみが表示されます。
スナップショットは、特定の時点におけるプロジェクトの読み取り専用ビューです。 スナップショットを作成することで、新規ワークスペースの開始点も作成します。
プロジェクト・エリアの作成時に作成されるデフォルトのワークスペースを除き、すべてのワークスペースはスナップショットに基づいている必要があります。 ワークスペースを作成するときは、スナップショットを作成する必要があります。
マイルストーンに対応するスナップショットを作成した後に、ワークスペースを作成することもできます。 ワークスペースは、設計や製品、または開発プロジェクトの分岐を表します。ワークスペースは、親スナップショットにあるすべてのリソースを含み、他の作業環境から新しい作業を分離します。
デフォルトで、変更セットを作成しなければ、変更を保存するとすぐにワークスペースに変更が表示されます。
変更セットを使用することで、変更されたリソースの論理グループを作成できます。 変更セットによって、他のチーム・メンバーが変更をより簡単にレビューできるようになり、使用しているライフサイクル管理製品によっては、変更をより簡単に承認できるようになります。
これ以降、変更するリソースはこの変更セットに追加されます。
レビューアーとして指定したチーム・メンバーは、プロジェクト・ダッシュボードに関する通知を受け取ります。
変更を共有すると、その変更がワークスペースに表示されるようになります。