プロジェクト・エリアに対する書き込み権限の制限

This content applies to version 4.0.3 or later. ライフサイクル管理製品のプロジェクト・エリアによって参照されている構成スペースに対応する、Configuration Managementアプリケーションのプロジェクト・エリアのユーザーに役割および操作を割り当てることによって、プロジェクト・エリアに対する書き込み権限を制限できます。デフォルトでは、すべてのユーザーに、ライフサイクル管理製品のプロジェクト・エリア内の構成、ひいてはリソースに対する書き込み権限が付与されます。

始める前に

  • プロジェクト・エリア構成スペーススナップショットワークスペース、および変更セット に習熟している必要があります。これらは、共有リソースの管理で説明されています。
  • 作業者は、JazzProjectAdmins グループまたは JazzAdmins グループのいずれかのメンバーである必要があります。
  • 書き込み権限を制限する、ライフサイクル管理製品のプロジェクト・エリアの名前を知っている必要があります。

    ライフサイクル管理製品の 1 つ以上のプロジェクト・エリアによって参照される構成スペースに対応する、Configuration Managementアプリケーションのプロジェクト・エリア名も知っている必要があります。

このタスクについて

Configuration Managementアプリケーションで割り当てる役割および操作によって、ライフサイクル管理製品内で割り当てられている権限が補完されます (置換されるわけではありません)。ライフサイクル管理製品にはさまざまな権限があります。各製品の管理ページまたはオンライン・ヘルプを参照してください。
注: プロジェクトの必要性に応じて、カスタム役割を作成して操作を割り当てることができます。1 人のチーム・メンバーに複数の役割を割り当てることができます。

手順

  1. Configuration Managementアプリケーションで、ライフサイクル管理製品のプロジェクト・エリアのリンク先の構成スペースと同じ名前のプロジェクト・エリアを開きます。
    1. Web ブラウザーで、https://fully_qualified_host_name:9443/jts/admin にアクセスして、Jazz™ Team Server の管理ページにログインします。
    2. 「アプリケーション管理」ページの「構成管理 (/vvc)」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。
    3. 「プロジェクト・エリア」 > 「アクティブなプロジェクト・エリア」をクリックします。
    4. 構成スペースと同じ名前のプロジェクト・エリア名をクリックします。
    これで、ライフサイクル開発製品の 1 つ以上のプロジェクト・エリアによって使用される構成に対するアクセス権限を管理するプロジェクト・エリアのプロパティーを編集できます。
  2. オプション: ページの左側のナビゲーションで、「役割」をクリックします。
    1. 「定義済みの役割」セクションで、「役割の作成」アイコンをクリックして、プロジェクトの新規の役割を作成します。
    2. 「ID」フィールドに、役割の名前を指定します。
    3. 「保存」をクリックします。
  3. ページの左側のナビゲーションで、「権限」をクリックします。
    1. 「役割の選択」リストで「全員 (デフォルト)」をクリックします。
    2. 「構成管理」操作グループですべての権限を使用不可にします。
    3. オプション: プロジェクトの必要性に応じて、その他の役割について権限を設定します。
    4. 「保存」をクリックします。
  4. ページの左側のナビゲーションで、「概要」をクリックします。
    1. 「メンバー」セクションで、「追加」をクリックします。
    2. ウィザードで、ユーザーを選択してそのユーザーに役割を割り当てるための手順を完了します。
    3. 「完了」をクリックします。
  5. 「保存」をクリックします。

タスクの結果

これで、選択したユーザーが、選択したプロジェクト・エリア内の構成およびリソースに対して書き込み権限を持つようになります。

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