モデル・コンテンツを Design Management Server にプルするための Ant スクリプト

Ant スクリプトを使用して、構成管理システムを Design Management Server と接続することができます。

カスタム Ant スクリプトを使用して、モデル・データの最新バージョンをコンピューターのファイル・システムにプルし、そこから Design Management Server はデータを取り出すことができます。 Web UI の「インポート定義」ページを使用して、Design Management Server がモデル・データを検索するロケーションを指定します。 これには Eclipse のワークスペース・パス、またはワークスペース・パスとプロジェクト・ディレクトリーを使用します。 これらのパスは、インポート・エンジンがインストールされ構成されている同じコンピューターのファイル・システムを指していなければなりません。

重要: このプロセスを行うには、Ant の知識があり、ご使用の構成と環境に合ったカスタム・スクリプトを作成する方法を知っていることが必要です。
Ant スクリプトを使用してご使用の構成管理システムから最新のモデル・データを取り出すには、Design Management Server に関連するすべてのフィールドに入力する必要があります。
Design Management Server のフィールド 説明

Ant スクリプト・パス

ロケーション: Web UI の「インポート定義」ページ

このパスは、Ant スクリプトの位置を指しています。 この位置は、インポート・エンジンがインストールされているコンピューターのものと同じファイル・システムになければなりません。

例えば、Ant スクリプトは、特定の資格情報を使用してソース制御管理 (SCM) サーバーにログインし、ワークスペース内でプロジェクトを検索し、最新のデータを取り出すなどのタスクを実行することができます。

また、その他のタスクを実行する Ant スクリプトを作成することもできます。 ただし、現時点では、Ant は SCM システムからモデル・データをプルすること以外には必要とされません。

注: ワークスペースに関する知識を必要としない Ant スクリプトを作成することもできます。 インポート定義に Ant スクリプトのパスを追加すると、Ant スクリプトはインポート・プロセスの最初のステップとして実行します。

Eclipse インストール・ディレクトリー

ロケーション:「インポート・エンジンの構成」ウィンドウの中
このフィールドは、インポート定義の中で Ant スクリプトを解釈できる Eclipse のインストールを指していなければなりません。 Ant スクリプトがないときは、このフィールドの値をデフォルト値のままにします。 すると、インポート・エンジンのインストール場所を指します。 インポート・エンジンは本当の Eclipse のインストールではありませんが、リッチ・クライアントのプラットフォームであり、Ant スクリプトが必要ない場合にインポート・プロセスを管理することができます。

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