チームで設計モデルに関する共同作業を始めるには、設計ベースのプロジェクト・エリアをリポジトリーに作成する必要があります。
始める前に
プロジェクト・エリア、構成スペース、スナップショット、ワークスペース、および変更セット に習熟している必要があります。これらは、共有リソースの管理で説明されています。
JazzProjectAdmins グループまたは JazzAdmins グループのメンバーであることが必要です。そうでない場合はプロジェクト・エリアを作成できません。
このタスクについて
設計管理、変更管理と構成管理、品質管理、要求管理などの複数タイプのアプリケーションでプロジェクト・エリアを作成し、それらのプロジェクト・エリアを相互に関連付けたい場合は、ライフサイクル・プロジェクトの作成を検討してください。
ライフサイクル・プロジェクトは、複数のプロジェクト・エリアをグループ化し、プロジェクト・エリアのメンバーを管理できる中心的なロケーションを提供します。
手順
- ページの左上近くにある「ホーム・メニュー」アイコンをクリックし、「Jazz Team Server ホーム (Jazz Team Server Home)」を選択して、Jazz Team Server の管理ホーム・ページにナビゲートします。
- 「アプリケーション管理」セクションの「Design Management」の下にある「プロジェクト・エリアの作成」をクリックします。
- 「プロジェクト名」フィールドにプロジェクト・エリア名を入力します。
- プロジェクト・エリアの要約と説明を入力します。
- プロセス・テンプレートを選択するには、「プロセス」の下で、以下のいずれかの手順を実行します。
- 定義済みユーザー役割および一般プロジェクト権限を複数使用する場合は、「基本」をクリックします。
- 全ユーザーにすべてのユーザー役割を割り当てて制限がほとんどない状態にする場合は、「ブランク」をクリックします。
- オプション: プロジェクト・エリアのメンバーとしてユーザーを追加するには、以下の手順を実行します。
- 「メンバー」または「管理者」の下の「追加」をクリックします。
- 「ユーザーの選択」ダイアログ・ボックスで、特定のユーザーを検索するための名前を入力するか、「すべて表示」をクリックします。
- 「一致するユーザー (Matching users)」ペインで、ユーザーを選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 「データ管理」の下にある、以下のいずれかのオプションをクリックします。
- インポート・アプリケーションを使用してモデルをインポートする場合は、「インポート定義を使用して外部的に管理」をクリックします。
- Design Management で管理されている変更セットを使用する場合は、「Design Manager によってアクティブに管理」をクリックします。
注: 設計は、Rational Team Concert や Rational ClearCase などの従来のソフトウェア構成管理 (SCM) システムに保管 (インポート定義を使用して外部的に管理) するか、Design Management Server に保管 (Design Manager によってアクティブに管理) することができます。また、プロジェクトは、モデルのインポート後、または任意の時点で、外部的な管理からアクティブな管理に移行することができます。
ただし、一度プロジェクトをアクティブな管理に設定すると、これを変更することはできません。
- 「ドメイン」の下にある「関連付け」をクリックします。
次に、ダイアログ・ボックスで使用可能なドメインをクリックして「追加」をクリックし、それらをプロジェクト・エリアに関連付けます。
- 「構成スペース」セクションで、名前と説明を指定して新しいスペースを作成するか、既存のスペースをクリックします。
- デフォルトの OSLC コンテキストを設定するには、「プロジェクト・リソースに対してグローバル索引 (LQE) を許可する」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
次のタスク
プロジェクト・エリアに関連付けられているユーザーに、プロセス役割 (プロジェクト・リードやアーキテクトなど) を割り当てることを検討してください。「ドメイン」を選択した場合は、プロジェクト・ダッシュボードのプロジェクト・エリアに使用するドメイン・バージョンを
「ドメイン・バージョン」で設定する必要があります。