ワークスペースを作成した後に、そのワークスペースが別の構成スペース内のスナップショットに含まれるリソースに依存していることを指定できます。通常は、ドメイン・ワークスペース内のスナップショットへの依存関係を指定します。依存関係を指定することで、これらのワークスペース内のリソースを、プロジェクトが使用するワークスペースで使用できるようになります。
始める前に
プロジェクト・エリア、構成スペース、スナップショット、ワークスペース、および変更セット に習熟している必要があります。これらは、共有設計リソースの管理で説明されています。
Design
Management のプロジェクト・エリアが存在しており、そのプロジェクト・エリアが構成スペースに関連付けられている必要があります。 プロジェクト・エリアの作成について詳しくは、このトピックの最後にある関連リンクを参照してください。
このタスクについて
次のシナリオを考えてみます。管理者が
ProjectArea_1 に
my_workspace というワークスペースを作成します。このワークスペースは、開発者チームが使用しています。これらの開発者は、
Domain_workspace_A 内の
Snapshot_0.1 内で、特定のバージョンのスケッチを作成できることが必要です。
開発者がこのバージョンのスケッチにアクセスできるようにするには、
Snapshot_0.1 に対する依存関係を
my_workspace ワークスペースに追加する必要があります。
もう 1 つのシナリオを考えてみます。その後プロジェクトで、開発者がさらに新しいバージョンのスケッチ (Snapshot_0.2 内) を必要としています。この場合、Snapshot_0.1 への依存関係を削除し、Snapshot_0.2 への依存関係を指定する必要があります。
前のバージョンのスナップショットに戻す必要がある場合、例えば Snapshot_0.2 が依存関係としてワークスペースにリストされている場合に Snapshot_0.1 内のリソースを再び使用する必要が生じたときは、使用するワークスペースから現行の依存関係を削除し、以前のバージョンのスナップショットを選択する必要があります。
手順
- プロジェクト・ダッシュボードで、右上にあるツールバーの「現行構成を開く」メニューをクリックします。 すべてのプロジェクト・エリアの構成リストを表示するには、「構成の探索」をクリックします。
- 構成エディターで、「依存関係」タブをクリックします。
- オプション: スナップショット内の旧バージョンのリソースに対する依存関係を指定する (旧バージョンのスナップショットに戻す) には、以下の手順を実行します。
- スナップショットがリストされた表の「アクション」列で、依存先である現行バージョンのリソースを含んだスナップショットの横にある「削除」アイコンをクリックします。
- 「構成の追加」をクリックします。
- 「構成の依存関係」ページで、ワークスペースで使用できるようにするリソースを含んだスナップショットを選択し、「選択内容の追加」をクリックします。
- 構成エディターで、「保存」をクリックします。
タスクの結果
アプリケーションに戻ると、依存関係として指定したスナップショット内のリソースが、ワークスペースで使用可能になります。