モジュール 1.1: コラボレーティブ設計用環境のセットアップ

チームは、設計情報の共有、コラボレーション、および管理を行う環境を作成します。

Design Management Server は、アプリケーションとシステム・エンジニアリングのライフサイクル全体に設計を統合して、組織の境界、作業分野、ドメインを越えてチームが設計のコラボレーションを行えるようにします。

ヘルプ・トピックのアイコン Design Management の概要

ヘルプ・トピックのアイコン Design Management のコンポーネント

[CLM シナリオ] 設計管理は、Rational® solution for Collaborative Lifecycle Management (CLM) の以下のような他の機能と統合して、完全なライフサイクル・サポートと追跡可能性を提供します。

ヘルプ・トピックのアイコン CLM ソリューションの概要

チュートリアルのアイコン 設計とその他のライフサイクル成果物との間の追跡可能性

アーキテクチャー、モデル、および設計は、チームが、明確なコミュニケーションによって実現される共通の理解を介して、今日のソフトウェアとシステムの複雑度が高まっていることに対応するのに役立ちます。 チーム間のコミュニケーションは、適切な設計にすることと、コストのかかる再作業を減らすことにとって不可欠です。 設計アクティビティーをコラボレーティブ・ライフサイクルに統合するために、Al は設計情報を管理する共有環境を作成します。 設計情報の管理方法には次の 2 つがあります。

設計プロジェクトが外部で管理される場合は、Design Management Server 上でリソースが読み取り専用となります。チームは、Rational Software Architect デスクトップ環境で設計を変更し、新規インポートを要求してサーバーを更新します。

設計プロジェクトが Design Management Server でアクティブに管理される場合は、プロジェクト・インポートが使用不可になります。リソースは、サーバー・リポジトリー上で直接作成され、更新されます。Rational Software Architect デスクトップ環境を使用するチームは、Design Management Server に接続して設計リソースにアクセスします。

ヘルプ・トピックのアイコン Design project administration

チュートリアルのアイコン 利害関係者とコラボレーションするためにモデルおよび設計を共有する

実習演習

この演習の実習を行います。

ヘルプ・トピックのアイコン 実習手順へのアクセス

実習タイトル: チームとの設計情報の共有

目標: この実習では、Design Management Server で設計モデルを共有し、リリース時のコラボレーションを容易にします。 設計がリポジトリーに保管されたら、プロジェクトの利害関係者は Web ブラウザーから設計リソースに簡単にアクセスできます。 チーム全体でリアルタイム情報を共有するためのプロジェクト・ダッシュボードが自動的に作成されます。

所要時間: 約 90 分


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