モジュール 3.1: 設計の詳細化

チームは、ストーリーの詳しい設計作業を完成させ、開発をサポートする設計リソースを作成します。

チームは、新規「配当の割り振り」ストーリーを実装する準備ができています。 チームは、最良のテクニカル・ソリューションとは、外部顧客に機能を提供する Web サービスを公開することであると判断します。 Al と他のチーム・メンバーは、サービスの実装設計モデルを作成するコラボレーションを行います。 このサービス・モデルは、「配当の割り振り」サービス設計の指定と文書化を行う上で重要です。

また、Al は、開発チームがターゲットの実行環境を理解するのに役立つ論理デプロイメント・モデルを作成し、次に、一連の主要利害関係者が承認できるように設計のレビューを開始します。

ヘルプ・トピックのアイコン Rational Software Architect の構成

ヘルプ・トピックのアイコン Rational Software Architect Design Manager Client Extension を利用したモデル設計におけるコラボレーション

ヘルプ・トピックのアイコン 設計のレビュー

チュートリアルのアイコン 共有モデルおよび設計でコラボレーション作業を行う

実習演習

この演習の実習を行います。

ヘルプ・トピックのアイコン 実習手順へのアクセス

実習のタイトル: ユーザー・ストーリーの実装をサポートするための設計の詳細化

目標: この実習では、Rational® Software Architect を使用して Design Management Server 上の設計にアクセスします。 アーキテクトは、既存の設計を詳細化および強化し、ローカルの変更内容をサーバー上で共有します。 さらに、設計リソース間にリンクを作成して追跡可能性を実現します。

所要時間: 約 60 分

実習タイトル: 正式なレビューの作成および管理

目標: この実習では、正式なレビューを作成して、一連の設計リソースに関するフィードバックを要求します。 レビューに参加者を割り当て、検討対象の設計成果物を識別してから、レビューを開始します。 参加者からの情報提供が完了したら、レビューを終了します。このレビューは、後で参照するために Design Management Server に保管されます。

所要時間: 約 45 分

実習タイトル: ワークスペースの使用と変更セットの配信

目標: この実習では、並行開発を試みます。 2 つの異なるワークスペースの内容を調べて、変更内容が配信されるまでは設計情報が異なっていることを確認します。 その後に、一方の子ワークスペースから親ワークスペースに変更セットを配信します。

所要時間: 約 30 分


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