プロジェクト・エリアの選択

レポートを生成するには、プロジェクトと、リソース・データの取得元となる構成 (ワークスペースまたはスナップショット) を最初に選択する必要があります。 使用する Design Management のバージョンに応じて、構成はワークスペースまたはスナップショットの場合があります。構成の指定はデータ・ソースの URL で行います。

このタスクについて

Design Management 3.0 では、プロジェクト・エリアには現行バージョンのリソースと、オプションで、それらのリソース (スナップショットと呼ばれます) の変更できない履歴コピーが含まれます。 プロジェクト・エリアにはこれらのリソースが一セットしか含められなかったため、単一ストリーム (Design Management 4.0 用語では単一ワークスペース) と同等でした。 Design Management 3.0 の「現行」ワークスペースでは、ワークスペースのスナップショットを複数作成できますが、そのリソースの最新バージョンが含まれていました。

Design Management 4.0 では、プロジェクト・エリアに複数のワークスペースを含めることができ、各ワークスペースにはそれぞれ 1 セットのリソースが含まれます。 1 つのリソースが、複数のワークスペース内の異なるバージョンに存在することが可能です。 また、各ワークスペースに複数のスナップショットを含めることができます。 これらのワークスペースとスナップショットは、構成とも呼ばれます。 構成には、プロジェクトの UI で使用するために必要な内容を選択できます。

プロジェクト・エリアの作成時に、管理者は、その構成スペースを「プロジェクト・プロパティーの管理」 Web ページで定義する必要があります。構成スペースを定義すると、デフォルトのワークスペースが自動的に作成されます。 他のワークスペースを作成しない場合、Design Management 4.0 のプロジェクト・エリアは、そのデフォルト・ワークスペースにプロジェクトのリソースの最新バージョンが含まれる Design Management 3.0 プロジェクト・エリアと同等になります。

ただし、デフォルト・ワークスペースの分岐として、または別のワークスペースの分岐として、追加ワークスペースを作成することができます。 新規ワークスペースを作成するには、まず、親ワークスペースにスナップショットを作成する必要があります。 そのスナップショットを現行構成として設定し、分岐ワークスペースまたは子ワークスペースを作成します。 この子ワークスペースは、親ワークスペースのスナップショットに定義されたすべてのリソースを継承します。 親ワークスペースのリソースに対する今後の変更は子ワークスペースには含まれません。


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