Design Management Server におけるアクセス権の変更

アクセス権は、プロジェクト・エリア、チーム・エリア、またはプロセス・テンプレートにおいて、プロジェクト・レベルまたはチーム・レベルで個々の役割に割り当てられます。 操作の実行権限は、プロジェクト・エリアまたはチーム・エリアの「権限」タブで変更できます。Web クライアントで、プロセス・テンプレートのアクセス権を変更することはできません。

始める前に

Jazz™ 管理者特権またはプロジェクト・エリアを変更するアクセス権を持つアカウントで Jazz Team Server Web クライアントにログインする必要があります。

このタスクについて

役割は、そのユーザーがプロジェクトにどのように参加するかを表しています。例えば、ダッシュボードを操作する、レビューを処理する、スナップショットを処理する、などです。 役割は、プロジェクトの要件に合わせて定義できます。 それぞれの役割には、特定のアクセス権があります。

手順

  1. Web ブラウザーで https://fully_qualified_host_name:9443/jts/admin を参照します。
  2. 役割を変更するための適切な権限を持つユーザーとしてログインします。この権限は、以下のユーザーが持っています。
    • プロジェクト・エリアをプロセス構成に保存する権限を持つユーザー。
    • プロジェクト・エリアの管理者であるユーザー。
    • JazzProjectAdmins または JazzAdmins リポジトリーに対するグループ権限を持つユーザー。
  3. 「アプリケーション管理」セクションの Design Management Server (/dm) オプションのリストから、「プロジェクト・エリア」をクリックします。
  4. 「アクティブなプロジェクト・エリア」ページで、役割を追加するプロジェクトの名前をクリックします。
  5. プロジェクトの概要ページで、「権限」をクリックします。
  6. 変更する権限のノードをクリックします。
    • プロジェクト・エリア内で制御される操作のアクセス権を変更するには、「プロジェクト構成」をクリックします。 このレベルのアクセス権は、グローバルなプロジェクト・コンテキストに適用されます。 これらのアクセス権は、現在の反復や予定表に関係なく適用され、特定のチーム・エリアでカスタマイズすることはできません。
    • チーム・エリア内で制御される操作の権限を変更するには、「チーム構成」をクリックします。このレベルのアクセス権は、プロジェクト・エリアに属するチームすべてに適用されます。 ただし、各チーム・エリアはアクセス権をカスタマイズできます。
    • 特定のタイプの反復における操作のアクセス権を変更するには、「反復タイプ」を展開して、反復タイプをクリックします。 このレベルのアクセス権は、その反復タイプのすべての 反復に適用されます。各チーム・エリアは反復タイプのアクセス権をカスタマイズできます。
    • 特定の予定表または反復におけるアクセス権を変更するには、「予定表」を展開して、予定表または反復をクリックします。 予定表レベルのアクセス権は、予定表内のすべてのチーム・エリアに適用されます。 反復レベルのアクセス権は、現在の反復の予定表内のすべてのチーム・エリアに適用されます。
  7. アクセス権エディターの「役割」セクションで、アクセス権を変更する役割を選択します。
  8. 「許可されたアクション」セクションで、「Design Management」などのグループの 1 つを展開し、「コメント管理」、「インポート管理」、「リンク管理」などのアクション・グループの 1 つを展開します。
  9. 役割がアクションを実行できるようにする場合は、チェック・ボックスをオンにします。 アクションを実行するための役割のアクセス権を拒否する場合は、チェック・ボックスをオフにします。
  10. オプション: 現在のチームの子チームに対して役割や権限の変更が及ばないようにするには、「最終」チェック・ボックスを選択します。 このチェック・ボックスを選択すると、現在のチームの子チームに割り当てられた権限をどのユーザーもオーバーライドできなくなります。
  11. オプション: 操作が拒否されたときに表示されるテキストを指定するには、操作を選択し、「許可されなかったときに表示する説明」というラベルの領域にテキストを入力します。
  12. このページの右上部分で、「保存」をクリックします。

フィードバック