ユーザー・インターフェースを備えたアプリケーション

インターフェースは、アプリケーションとの対話に使用する画面表示です。 EGL を使用して、次のようなさまざまな種類のアプリケーション・インターフェースを作成できます。

ユーザーが作成する EGL アプリケーションのタイプは、ワークベンチで作成するプロジェクトのタイプではなく、使用する EGL 成果物のタイプとアプリケーション用に作成するインターフェースのタイプによって決まります。 どのタイプのアプリケーションであっても、EGL プロジェクト、ファイル、およびコードは同様の方法で編成されます。

これらのタイプのうち複数の特性を備えたアプリケーションを作成できます。

EGL インストール済み環境が上述のすべてを可能にするように構成されていれば、 EGL は以下のタイプのアプリケーションを作成できます。
基本アプリケーション
基本アプリケーションは、1 つ以上のスタンドアロン EGL プログラムで構成されています。 基本 EGL アプリケーションは、バッチ処理を提供するか、あるいはインターフェースを備えた 1 つ以上の EGL アプリケーションの背後にあるビジネス・ロジックとして機能します。
Web アプリケーション
Web アプリケーションは、1 つ以上の Web ページで構成されています。 Web トランザクションを使用できます。これは、VisualAge® Generator からマイグレーションされたシンプルな Web ベース・プログラムです。
Rich UI アプリケーション
Rich UI アプリケーションは、柔軟性と応答性を向上させるためにクライアント・サイド JavaScript を使用する、1 つ以上の Web ページから構成されています。
テキスト・ユーザー・インターフェース・アプリケーション (テキスト UI)
テキスト UI アプリケーションは、5250 または 3270 端末のインターフェースに似たテキスト・ベースのユーザー・インターフェースを提供します。
サービス指向アプリケーション
サービス指向アプリケーションに専用のユーザー・インターフェースはありません。 その代わり、そのアプリケーション内の各サービスは、他のサービスを含む他のコードによって呼び出されるように設計されています。 EGL ライブラリーのように、サービスにはリクエスターがアクセスできる関数のリストが含まれています。 サービスはステートレス です。つまり、サービスでは、リクエスターとの各相互作用を新規の固有な相互作用であると扱います。 サービスは毎回実行されるたびに、初回のように実行されます。
レポート
レポート・アプリケーションは、書式や図表などの印刷出力を生成します。

処理しているアプリケーションのタイプに関係なく、 ワークスペース内の EGL プロジェクト、パッケージ、およびファイルの構造は基本的に同じです。 ユーザーは、同様な EGL コードを同様な EGL ロジック・コンポーネントに作成します。 プログラミングの観点からのこれらのタイプのアプリケーション間における主な違いは、 アプリケーションが使用するインターフェースのタイプです。


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