命名規則
このトピックでは、パーツや変数を命名したり、name などのプロパティーに値を割り当てたりする際の規則について説明します。
EGL には、次の 3 つのカテゴリーの識別子があります。
- EGL パーツ名および変数名。
- パーツ定義または変数宣言のプロパティー値として指定される外部リソース名。 これらの名前は特殊ケースを表し、命名規則はランタイム・システムの規則に依存します。
- EGL パッケージ名 (例: com.mycom.mypack)。このケースでは、各文字シーケンスがピリオドで区切られ、各シーケンスの名前は EGL パーツ名の命名規則に従っています。パッケージ名とファイル構造の関係について詳しくは、EGL プロジェクト、パッケージ、およびファイルを参照してください。
EGL パーツ名または変数名は 1 から 128 字の連続する文字です。
特に注記がない限り、名前は、文字またはアンダースコアーで始める必要があります。
また、名前には、数字や通貨記号のほか、追加の Unicode 文字を含めることができます。
以下の追加の制約事項が該当します。
- 先頭文字を、大文字と小文字のいずれの組み合わせでも EZE にすることはできません。
- 名前にブランクを埋め込んだり、EGL 予約語を名前に指定したりすることはできません (EGL 予約語を参照してください)。
- 名前には、(VisualAge® Generator 互換モードで実行している場合を除き) ハイフンを含めることはできません。
そうでないと、プログラマーは以下のような場合に「X-Y」が式であるか名前であるかを区別しにくくなります。
if(X-Y) addToTotal(); end
パーツには、次のような特殊な考慮事項が適用されます。
- レコード・パーツでは、論理ファイルまたはキューの名前が 8 文字を超えてはなりません。
- さまざまなパーツで、生成された出力ファイルや Java™ クラスの名前に別名が取り込まれます。 別名を指定しない場合、EGL は、プログラム・パーツの名前を使用します。ただし、その名前はランタイム環境で許可されている最大文字数まで (必要に応じて) 切り捨てられます。このトピックの『互換性』を参照してください。
互換性
| プラットフォーム | 問題 |
|---|---|
| COBOL 生成 | 生成される出力の名前は、許可される最大長 (パーツ型によって異なる) に準拠するように切り捨てられます。
|
| VisualAge Generator 互換モード | パーツ名および変数名には以下の規則が適用されます。 ただし、パッケージ名には適用されません。最初の文字以降の文字として、 「at」記号 (@)、ハイフン (-)、およびポンド記号 (#) を組み込むことができます。 |