コメント
EGL ファイル内のコメント は、生成プロセスで無視される文字のグループです。 次のいずれかの方法でコメントを作成することができます。
- 二重スラッシュ (//) は、以降の文字が行末文字までコメントであることを示すコメントであることを示します。
- 複数行のコメントは、先頭のスラッシュとアスタリスク (/*) および末尾のアスタリスク とスラッシュ (*/) によって区切られます。 この書式のコメントは、空白文字が有効な場所であればどこでも有効です。
コメントは、以下の例に示すとおり、実行可能ステートメントの内側または外側に置くことができます。
/* the assignment e = f occurs if a == b or if c == d */
if (a == b // one comparison
|| /* OR; another comparison */ c == d)
e = f;
end
EGL では組み込み複数行コメントがサポートされていないので、以下のようなエントリーはエラーの原因となります。
/* this line starts a comment /* and
this line ends the comment, */
but this line is not inside a comment at all */
最初の 2 つの行のコメントに、2 番目の開始区切り文字 (/*) が含まれています。 EGL が 3 番目の行をソース・コードとして解釈しようとした場合にのみエラーになります。
以下は有効です。
a = b; /* this line starts a comment // and
this line ends the comment */
最後の例の二重スラッシュ (//) は、それ自体が外側のコメントの一部になっています。
以下の考慮事項は、埋め込み SQL コードのコメントに適用されます。
- 記号 #sql{ と } の間では、前に説明した EGL コメントは無効です。 その場所に入るのは SQL コードのみだからです。
- SQL コメントは、行の先頭から、または空白に続いて二重ハイフン (--) で始まり、 行の最後まで続けられます。
- 文字列リテラルの内部でコメントは使用できません。文字列リテラル内の一連の文字は、以下のコンテキスト内にあってもテキストとして解釈されます。
- 準備文
- SQLRecord 型のレコードの defaultSelectCondition プロパティー