callLink 要素の library

リンケージ・オプション・パーツの callLink 要素の library プロパティーは、type プロパティーの値が ejbCall または remoteCall の場合に呼び出し先プログラムが含まれている DLL またはライブラリーを指定します。
  • プログラムが iSeries 上のリモート COBOL プログラムを呼び出す場合、library プロパティーは呼び出し先のプログラムを含む iSeries ライブラリーを参照します。
  • EGL 生成の Java™ プログラムが iSeries 上の非 EGL 生成のリモート・プログラム (C または C++ サービス・プログラムなど) を呼び出す場合、呼び出し先プログラムは iSeries ライブラリーに属しており、library プロパティーは呼び出し先のエントリー・ポイントを含むプログラムの名前を参照します。 その他の callLink 要素のプロパティーを以下のように設定します。
    • pgmName プロパティーをエントリー・ポイントの名前に設定する。
    • remoteComType プロパティーを DIRECT または DISTINCT に設定する。
    • remotePgmType プロパティーを EXTERNALLYDEFINED に設定する。
    • location プロパティーを iSeries ライブラリーの名前に設定する。
  • このほかの場合、呼び出し側プログラムが EGL 生成の Java プログラムであるときは、 library プロパティーはローカル側でネイティブ・プログラムとして呼び出されるエントリー・ポイントを含む DLL の名前を参照します。 エントリー・ポイントは、pgmName プロパティーで示されます。 ただし、エントリー・ポイントの名前と DLL が異なる場合のみ library プロパティーを指定する必要があります。

    library プロパティーの値を指定する際、ファイル名拡張子は含めないでください。 例えば、ライブラリー名が libxyz.so の場合、プロパティーには libxyz のみを割り当てます。

library プロパティーは、呼び出し側プログラムの生成に影響します。ネイティブ DLL を呼び出す方法については、関連トピックのリストにあるトピック『callLink タイプが remoteCall の場合』を参照してください。