BasicLibrary ステレオタイプ

BasicLibrary ステレオタイプは、EGL によって記述された関数および他の EGL ロジックで実行時に使用される関数と値を含むライブラリー・パーツを識別します。

BasicLibrary には、以下の規則が適用されます。
  • メインの論理パーツ (プログラム、サービス、ハンドラー、またはその他のライブラリー) はすべて、その生成可能論理パーツがそのライブラリーを use 文に組み込んでいる場合であれば、ライブラリー名を指定せずに、ライブラリーの関数、変数、および定数を参照できます。
  • ライブラリー関数に、以下の文を含めることはできません。
    • converse
    • display
    • forward
    • show
    • transfer
  • 関数、変数、または定数の宣言で private 修飾子を使用すると、その要素をライブラリー外部で使用されなくすることができます。 ライブラリー内の関数でのみその要素を使用する場合などに、これを行います。
  • public のライブラリー関数 (デフォルト) は、ライブラリーの外から使用可能で、 loose type のパラメーターを持つことはできません。loose type は、一定の範囲の長さの引数をパラメーターに受け入れさせたい場合にのみ使用できる、特殊なケースのプリミティブ型です。 詳しくは、loose typeを参照してください。
以下に、BasicLibrary パーツの例を示します。
package com.companyb.customer;

Record CustomerRecord type SQLRecord
  customerNumber CHAR(6);  
  customerName CHAR(25);   
  customerBalance BIN(9,2); 
end  

Library CustomerLibrary type BasicLibrary

  // Function Declarations
  function getCustomerName(
    myCustomerNumber CHAR(6) in,
    myCustomerName CHAR(25) inOut)

    myCustomer CustomerRecord;
    myCustomer.customerNumber = myCustomerNumber;
    get myCustomer;
    myCustomerName = myCustomer.customerName;
  end

end