sqlJDBCDriverClass
sqlJDBCDriverClass ビルド記述子オプションは、以下の 2 つの目的で使用します。
- EGL SDK を使用して COBOL コードまたは Java™ コードを生成する際に validateSQLStatements ビルド記述子オプションが YES に設定されている場合、SQL 文の生成時の検証時にデータベースへ接続するために使用するドライバー・クラスを指定する。
sqlValidationConnectionURL ビルド記述子オプションを設定することにより、データベースの場所を指定することができます。データベースには、JDBC を介してアクセスします。
注: ワークベンチを使用して COBOL または Java コードを生成する場合、EGL は現在 EGL 設定で指定されているデータベース接続を使用します。EGL 設定については、「EGL プログラマー・ガイド」の設定に関するセクションを参照してください。
- Java コードを生成する場合、実行時にデータベースへアクセスする際に使用するドライバー・クラスを指定する。
sqlJDBCDriverClass ビルド記述子オプションを設定すると、プログラムのプロパティー・ファイルにある vgj.jdbc.drivers Java ランタイム・プロパティーに値が割り当てられます。
ただし、割り当てが行われるのは、以下の条件が両方とも当てはまる場合のみです。
- genProperties ビルド記述子オプションが GLOBAL または PROGRAM に設定されている。
- j2ee ビルド記述子オプションが NO に設定されている。
- IBM® DB2® Universal
Driver for Windows の場合には、ドライバー・クラスは次のようになります (小文字で com を付けます)。
com.ibm.db2.jcc.DB2Driver - IBM DB2 App
Driver for Windows の場合、ドライバー・クラスは次のようになります。
COM.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driver - Oracle JDBC シン・クライアント・サイド・ドライバーの場合、ドライバー・クラスは次のようになります。
oracle.jdbc.driver.OracleDriver - IBM Informix® JDBC ドライバーの場合、ドライバー・クラスは次のようになります。
com.informix.jdbc.IfxDriver - Apache Derby ドライバーの場合、ドライバー・クラスは次のようになります。
org.apache.derby.jdbc.EmbeddedDriver - Cloudscape ドライバーの場合、ドライバー・クラスは次のようになります。
com.ibm.db2j.jdbc.DB2Driver - SQL Server 2000 ドライバーの場合、ドライバー・クラスは次のようになります。
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver - SQL Server 2005 ドライバーの場合、ドライバー・クラスは次のようになります。
com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver
その他のドライバー・クラスについては、各ドライバーの資料を参照してください。
ドライバー・クラスを複数指定する場合は、クラス名とクラス名の間をコロン (:) で区切ります。これを行うのは、ある Java プログラムが別の Java プログラムへのローカル呼び出しを行うにもかかわらず、異なるデータベース管理システムにアクセスする場合です。