tempDirectory
tempDirectory ビルド記述子オプションは、
異なる 2 種類の一時ファイルを EGL が配置するロケーションを指定します。
- EGL SDK で生成する場合、EGL はこのオプションを使用して、EGL が作成する中間表現 (IR) ファイルを配置します。
- Web プロジェクト内に VGWebTransaction プログラムまたは VGUIRecord を生成する場合、 このオプションによって JSP ファイルの格納先ディレクトリーが 特定されます。
生成の前後に一時ディレクトリーから IR ファイルを除去するには、EGLSDK コマンドに -clean オプションを設定します。
Web トランザクション
EGL は、tempDirectory で指定されたディレクトリー内の各 JSP ファイルの名前を、次の方法で
作成します。
recordAlias.jsp
- recordAlias
- VGUI レコードの名前または (別名が指定されている場合は) そのレコードの 別名。
tempDirectory ビルド記述子オプションは、 同じ名前の JSP ファイルが、プロジェクトの WebContent¥WEB-INF ディレクトリー にある場合にのみ使用されます。このディレクトリーに対して出力が生成されます。
tempDirectory に値を指定しない場合で、
recordAlias.jsp という名前の JSP ファイルが既にディレクトリー
WebContent¥WEB-INF 内に存在している場合、次のステートメントが適用されます。
- 新しい JSP ファイルが、ディレクトリー WebContent¥WEB-INF 内に次の名前で保存されている:
newrecordAlias.jsp - 同じ UI レコードの次の世代がファイル newrecordAlias.jsp をオーバーライドする
最新の生成済み JSP ファイルを受け取る利点は、以前にカスタマイズした JSP ファイルに最新のファイルのスニペットをコピーして貼り付けることが できる点です。ただし、tempDirectory の値を指定していなかった場合は、 そのプロジェクトをデプロイする前に Web プロジェクトからファイル newrecordAlias.jsp を 除去する必要があります。
genProject ビルド記述子オプションを使用して
Web プロジェクトに出力を送信します。genDirectory ビルド記述子オプションを代わりに使用する場合は、
以下のような影響があります。
- 出力は、代わりにディレクトリーに移動する
- tempDirectory ビルド記述子オプションは影響を 与えない
- 接頭部 new は、生成済み JSP ファイルの名前にはない
- 生成済み JSP ファイルは、ディレクトリー内にある同じ名前のファイルをすべて上書きする