use

EGL use 文を組み込んで、他のパーツ内の変数や関数への参照を簡素化することができます。例えば、use 文を書き込むことで、プログラムは簡単にデータ・テーブル、 ライブラリー、書式グループの名前を参照できます (ただし、これらのパーツがプログラムから可視になっている場合に限られます)。 use 文を使用すると、パーツの名前で参照名を修飾する必要がなくなります。 例えば、CustomerLib.getCustomer() を参照する必要がある代わりに、 CustomerLib 用の use 文を作成して、単にこの関数を getCustomer() として参照することができます。

書式グループを使用する場合には制限があります。basicProgram タイプの場合、以下の制限が適用されます。
  • プログラムでは、FormGroup に対して単一の use ステートメントのみを指定できます。
  • そのステートメントではメイン FormGroup を指定する必要があります。つまり、そのステートメントで helpGroup = YES を指定することはできません。
  • 書式グループには印刷書式のみを含めることができます。テキスト書式は許可されません。

その他の制限も適用されます。ご使用の UI テクノロジーについては、このトピックの終わりにある『関連参照』を参照してください。

構文

コア use 文の構文図
partName
現行パーツの有効範囲に追加するパーツの名前。
partProperties
指定したパーツのタイプによっては、 use ステートメントにプロパティーを指定できる場合があります。このトピックの終わりにある『関連参照』を 参照してください。

use CustomerLib;

function main
  getCustomer();     // CustomerLib の関数
  ...
end