setProxyBasicAuthentication()
serviceLib.setProxyBasicAuthentication() システム関数は、EGL Rich UI プロキシーへのアクセスが JEE 基本認証によって保護されている場合に、EGL Rich UI プロキシーへのユーザー・アクセスを提供します。この関数では、ユーザー ID とパスワードの入力が必要です。ユーザー ID とパスワードは自動的に暗号化され、HTTP ヘッダーに含められます。背景情報については、『EGL Rich UI のセキュリティー』を参照してください。
この関数は、以下のキーと値のペアを HTTP 要求ヘッダーに追加します。
- キーは「authorization」です。
- 値は、「Basic」、および暗号化されたユーザー ID とパスワードで構成された文字列で、これらは 64 ビット暗号化を使用して自動的に保護されます。
ユーザー ID とパスワードをロジックの中でハードコーディングすると、暗号漏えいにより安全保護が保てなくなります。ユーザー ID とパスワードは、ログオン画面から渡すことをお勧めします。例えば、次のコードを使用します。
userid TextField { width = 100 };
password PasswordTextField { width = 100 };
// the following statement runs in response to a button click
setProxyBasicAuthentication( userid.text, password.text );
serviceLib.setProxyBasicAuthentication() はアプリケーション管理のセキュリティーの一部として使用します。この関数を使用すると、『EGL Rich UI のセキュリティー』で説明されているように、EGL シングル・サインオンを実装できます。
構文
serviceLib.setProxyBasicAuthentication(userID STRING in,
password STRING in)
- userID
- EGL Rich UI プロキシーへのアクセスに使用するユーザー ID。
- password
- 関係するパスワード。
2 つの値を暗号化せずに指定します。