defaultDateFormat (EGL システム変数)

システム変数 strLib.defaultDateFormat は、EGL が DATE 型をテキストに変換する場合およびテキストを DATE 型に変換する場合に使用するパターンを指定します。

DATE 型のテキストへの変換、もしくはその逆の変換について詳しくは、日付/時刻型をテキストに変換を参照してください。

EGL は、次のプロセスに従って、strLib.defaultDateFormat の初期値を決定します。
  • Java™ 環境の場合、EGL は、生成時に defaultDateFormat ビルド記述子オプションを使用して vgj.default.dateFormat Java ランタイム・プロパティーを設定します。実行時、EGL は、vgj.default.dateFormat プロパティーを使用して strLib.defaultDateFormat を初期化します。 vgj.default.dateFormat プロパティーが設定されていない場合、EGL は Java のロケールを使用して strLib.defaultDateFormat を設定します。 この Java ロケールが機能しない場合、EGL は「MM/dd/yyyy」を使用します。
  • COBOL 環境の場合、EGL は、メインプログラムから直接 defaultDateFormat ビルド記述子オプションを使用して、strLib.defaultDateFormat を設定します。 ビルド記述子オプションが指定されていない場合、EGL は、ランタイム・システムのユーザー定義可能な NLS モジュールのデフォルト日付形式を使用します。 詳しくは、COBOL のデフォルト形式を参照してください。
  • JavaScriptでは、EGL は、defaultDateFormat ビルド記述子オプションを使用して strLib.defaultDateFormat を設定します。このシステム変数は、実行時に更新できます。

この初期値はいつでも変更することができます。 defaultDateFormat ビルド記述子オプションについて詳しくは、defaultDateFormat (ビルド記述子オプション)を参照してください。

日付形式のパターンの特性について詳しくは、日付/時刻マスクとフォーマット指定子を参照してください。

strLib.defaultDateFormat には、次の特性があります。
プリミティブ型
STRING
データ長
可変
複数のセグメントにわたって値が保存されるかどうか
はい

互換性

表 1. defaultDateFormat の互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
Java 生成 sysLib.setLocale() を呼び出すと、EGL は、strLib.defaultDateFormatstrLib.defaultTimeFormat、および strLib.defaultTimestampFormat を、指定された Java のロケールに関連付けられた形式に再初期化します。