CICSJ2C 呼び出し用 J2EE サーバーのセットアップ
プロトコル CICSJ2C を介してアクセスされる各 CICS® トランザクションに対して、 J2EE サーバーで Java™ ConnectionFactory をセットアップする必要があります。
生成された Java ラッパーが CICSJ2C を呼び出す場合は、以下のいずれの方法でもセキュリティーを処理できます (ここでは、ラッパーが指定する値により J2EE サーバーの値がオーバーライドされます)。
- ユーザー ID およびパスワードをラッパーの CSOCallOptions オブジェクトに設定する
- ユーザー ID およびパスワードを J2EE サーバーの ConnectionFactory 構成に設定する
- CICS 領域を設定し、ユーザー認証が必要ないようにする
z/OS® 用の WebSphere® Application Serverからプログラムを呼び出す場合、
以下の制限事項が適用されます。
- callLink 要素の luwControl プロパティーが client に設定されている場合、呼び出しが失敗します。 z/OS 用 WebSphere Application Serverの接続実装は拡張作業単位をサポートしません。
- cso.cicsj2c.timeout デプロイメント記述子プロパティーの設定は無効です。
デフォルトでは、タイムアウトは発生しません。 ただし、マクロ DFHXCOPT によって生成される EXCI オプション・テーブルでパラメーター TIMEOUT を設定して、EXCI が DPL コマンド (ECI 要求) の完了を待つ時間を指定することはできます。 0 の設定は、無期限に待つことを意味します。
詳しくは、「Java Connectors for CICS : Featuring the J2EE Connector Architecture」(SG24-6401-00) を参照してください。これは、http://www.redbooks.ibm.com Web サイトから入手できます。