@ 演算子
@ 演算子は、その演算子に続く名前がプロパティーを参照し、 フィールドを参照していないことを示します。 これが必要なのは、値の設定ブロックを使用して、(値の設定ブロックを参照) レコード内のプロパティーおよびフィールドの両方に値を設定することができるためです。
複合プロパティーには、1 つ以上のプロパティー・フィールドがあります。複合プロパティーには、プロパティー・フィールドと区別するための @ 演算子が必要です (プロパティーを参照してください)。 その他の場合、この演算子はほとんど使用されません。 競合する名前を持つ同じ「値の設定ブロック」内にフィールドがない場合、EGL はプロパティー名を識別するための @ 演算子を必要としません。
例
EGL 辞書パーツは名前と値のペアのリストです。
値の設定ブロックを使用してこれらの名前と値のペアを割り当てます。
同じ値の設定ブロックを使用して辞書そのもののプロパティーに値を割り当てることができます。以下のステートメントは、新規の辞書変数を宣言しています。
myRef Dictionary {
displayName = "myNewDictionary"
};
パーツの解決規則 (EGL パーツの解決規則を参照) によって、
EGL は、displayName = "myNewDictionary" を新規辞書の名前と値のペアと見なします。
辞書の displayName プロパティーに値を割り当てたい場合は、
以下の例のように @ 演算子を使用する必要があります。
myRef Dictionary {
@displayName {"myNewDictionary"}
};