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概要

このチュートリアルでは、EGL を使用して単純で動的な Web サイトを構築する方法を説明します。このサイトには 2 つのページがあります。1 つはデータベース内のレコードのリストを表示するページで、もう 1 つはそれらのレコードのいずれかのデータをユーザーが変更できるページです。

This tutorial might require some optionally installable components. To ensure that you installed the appropriate optional components, see the System requirements list.

エンタープライズ開発言語 (EGL) は、全機能搭載型のアプリケーションを迅速に作成するために役立つ開発環境およびプログラミング言語です。EGL を利用することにより、ユーザーは、ソフトウェア・テクノロジーではなく、自らが作成するコードによって対処しなければならないビジネス上の問題に集中することができます。

学習目標

このチュートリアルでは、次の作業を行う方法を学習します。

必要な時間

このチュートリアルの所要時間は、約 90 分です。チュートリアルの最中に、EGL または動的 Web サイトの他のファセットを参照した場合は、この時間内に終わらない可能性がありますのでご注意ください。

スキル・レベル

初心者

システム要件

このチュートリアルを実行するには、以下のツールおよびコンポーネントがインストールされている必要があります。

前提条件

COBOL、RPG、クライアント/サーバー言語などの第 3 世代言語または第 4 世代言語でのプログラムの経験がある場合、およびこれらのトピックについての知識がある場合、このチュートリアルを実行する最適な準備ができていることになります。

チュートリアルにおけるアプリケーション

このチュートリアルでは、EGL Web プロジェクトを作成し、サンプル・データベースをインポートします。その後、このデータベースを処理する単純な EGL Web アプリケーションを作成します。アプリケーションの 2 つの Web ページの最初のページには、データベースに保管されているデータから顧客のリストが表示されます。

データベースから数行をリストしたページ

2 番目の Web ページには、1 人の顧客に関する詳細が表示され、それらの詳細をユーザーは変更できます。

1 行を更新するページ

EGL は、ユーザーとデータベースの間の相互作用を管理するために使用する言語です。

上の図の 2 つのページはそれぞれ、ユーザー・インターフェースでの実行時の相互作用を制御するハンドラー と呼ばれる EGL 論理パーツにより制御されます。この場合、ハンドラー・パーツは JSF ハンドラー・パーツ です (実行時に単一の Web ページを制御する専用ハンドラー・パーツ)。JSF ハンドラーの関数は、ユーザーのクリックにより呼び出され、その後その関数は、作成したライブラリー関数を呼び出します。この結果、Web ブラウザーを使用するユーザーは、データベースに保管されているデータを表示および変更できます。

このチュートリアルで説明されるように、EGL では、次の複数の方法でコードの再利用を促進しています。

また EGL では、「データ・アクセス・アプリケーション」ウィザードが用意されており、これを使用して、リレーショナル・データベースにアクセスするのに必要な基本的なコードを作成します。このウィザードでは、以下の固有の目的を持つ EGL パーツが作成されます。

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