呼び出しまたは転送におけるリンケージ・オプション・パーツの使用

リンケージ・オプション・パーツは、EGL 生成プログラムが他の生成コードを呼び出す方法や、他の生成コードに移動する方法を指定します。 このトピックでは概要のみを紹介します。 リンケージ・オプション・パーツの作成およびカスタマイズについて詳しくは、「EGL 生成ガイド」を参照してください。

プログラムを生成するときに使用するビルド記述子により、そのプログラムのリンケージ・オプション・パーツを指定することができます。 リンケージ・オプション・パーツは、一連の要素から構成されており、それぞれの要素には複数のプロパティーと値のセットが含まれます。 要素には、以下のタイプがあります。
  • callLink 要素は、特定の呼び出しで EGL が使用するリンケージ規約を指定します。
  • asynchLink 要素は、転送プログラムが vgLib.startTransaction() システム関数を呼び出す際に発生する、EGL プログラムによる別のプログラムへの非同期的な転送の方法を指定します。
  • transferToProgram 要素は、 生成された COBOL プログラムのコントロールをどのように別のプログラムに転送し、 処理を終了するかを指定します。
  • transferToTransaction 要素は、 生成されたプログラムのコントロールをどのようにトランザクションに転送し、 処理を終了するかを指定します。

各要素で、プロパティー (pgmName など) は、要素が参照しているプログラムまたはレコードを示しています。 その他のプロパティーでは、typelocation など、指定されたプログラムについての追加情報を提供します。