convertEncodedTextToString()
sysLib.convertEncodedTextToString() システム関数 は、CHAR、MBCHAR、または DBCHAR の変数の値を UNICODE または STRING の変数に代入するときの代替エンコード方式を指定します。
EGL では、CHAR、MBCHAR、または DBCHAR の変数は、Java™ プログラムのデフォルトのファイル・エンコードか、COBOL コンパイルに指定されたデフォルトのエンコード方式を常に使用すると想定します。これらの変数を UNICODE または STRING の変数の UNICODE テキストに変換する場合またはその逆の場合は、sysLib.convertEncodedTextToString() システム関数および sysLib.convertStringToEncodedText() システム関数を使用して文字テキスト (CHAR、 MBCHAR、または DBCHAR の変数) のエンコード方式を指定してください。 これにより、単一のプログラムでさまざまなエンコードを 使用できます。
構文
sysLib.convertEncodedTextToString(
source CHAR | MBCHAR | DBCHAR in,
encoding STRING in)
returns (result STRING)
- source
- 内容を変換する CHAR、MBCHAR、または DBCHAR 変数の名前。
- encoding
- 以下のいずれかの STRING 値。
- COBOL 環境の場合、この値は「Cp」にコード・ページの IBM® CCSID が続く形式でなければなりません。
- Java 環境の場合、この値は java.lang.String.getBytes() メソッドが受け入れる 任意の有効なエンコード方式です。
- result
- 変換後のテキストを格納する STRING 変数または UNICODE 変数。
例
次の例では、ASCII アラビア語エンコードのテキストを STRING 変数に代入します。
aString = convertEncodedTextToString(aChar, "Cp1256");