FormGroup パーツの概要

EGL FormGroup はメイン・パーツです。これはパーツと同じ名前を持つソース・ファイル内にあります。

FormGroup パーツは、以下のいずれかの目的、またはすべての目的で使用することができます。
  • FormGroup ソース・ファイル内にテキスト書式および印刷書式のコレクションを定義する。
  • use 宣言によって、スタンドアロンの Form パーツを組み込む。
  • (オプション) 1 つ以上のフローティング・エリアを定義する。 フローティング・エリアについて詳しくは、書式パーツの概要を参照してください。
FormGroup パーツの宣言では、レコードまたはデータ項目の宣言と同じ方法は使用しません。 代わりに、プログラムは以下の条件下で FormGroup パーツ (および関連する書式) にアクセスします。
  • FormGroup パーツがプログラムに対して可視になっている。
  • プログラム内の use 宣言が FormGroup パーツを参照している。

EGL プログラムがスタンドアロン書式に直接アクセスすることはできません。 代わりに、FormGroup パーツで書式の use 宣言を組み込む必要があり、また EGL プログラムはその FormGroup から書式にアクセスする必要があります。

プログラム・パーツには FormGroup パーツを 2 つまで組み込むことができます。 2 つ指定する場合、その 1 つはヘルプ・グループでなければなりません。 ヘルプ・グループには、1 つ以上のヘルプ書式 (ユーザーのキー・ストロークに応じて情報を表示する読み取り専用の書式) を含めることができます。

書式は、FormGroup パーツを生成した場合にのみ、実行時に使用可能になります。 Java™ の生成出力は、FormGroup パーツのクラスと、各書式パーツのクラスになります。 COBOL プログラムの生成出力は、以下のとおりです。
  • テキスト書式はオブジェクト・モジュールに生成されます。
  • 印刷書式は印刷サービス・プログラムに生成されます。

これらの各エンティティーは準備段階で処理され、個別のランタイム・ロード・モジュールになります。 生成されたプログラムと書式固有のコードとの間の相互作用は、EGL ランタイムによって処理されます。

Form パーツは、FormGroup と個別に、生成することはできません。

互換性

表 1. FormGroup パーツの互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
COBOL 生成 生成される FormGroup 名の最大長は 6 文字です。