COBOL 別名の割り当て方法

COBOL の名前は文字で始まり、1 から 30 文字で構成されます。 使用できるのは、A から Z の文字、0 から 9 の数字、およびハイフンまたは負符号 (-) です。

EGL パーツ名に以下のいずれかの特性がある場合、そのパーツ名には別名が付きます。
  • 無効な COBOL 文字
  • 小文字
  • 最大入力文字数よりも長い
  • プログラム内で固有のものになっていない
  • COBOL の予約語である

いかなる場合でも、別名は大文字です。

プログラム、データ・テーブル、サービス、書式、書式グループ、またはライブラリーなどの一部のパーツの場合、 alias プロパティーに値を割り当てることで別名を指定することができます。 また、この値が長すぎたり、COBOL で無効な文字が含まれていたりした場合は、エラーが発生します。 このプロパティーに値を指定しておらず、パーツ名の値が長過ぎる場合、パーツ名は、最大長で切り捨てられます。切り捨てられる長さは、パーツ型によって異なります。
  • データ・テーブルの場合は、7
  • 書式の場合は、8
  • 書式グループの場合は、6
  • ライブラリーの場合は、8
  • z/OS® プログラムの場合は、 8
  • iSeries メインプログラムの 場合は、7
  • For iSeries 呼び出し先プログラムの場合は、 8
  • サービスの場合は、7

EGL では、関数名の別名は常に En になります。 n は、そのプログラム内で固有の 1 から 5 桁の数値です。

EGL の変数名の別名は、以下のようにして付けられます。
  • COBOL で無効な文字は X で置き換えられます。ただし、アンダースコアーはハイフン (-) で置き換えられます。 例えば、TEMP_VAR は TEMP-VAR になります。
  • ハイフンで始まる名前の場合は、最初の文字が X に変更されます。例えば、_TEMP_VAR2 は XTEMP-VAR2 になります。
  • 必要に応じて、名前は以下のようにして切り捨てられます。
    • レコード名は最大 10 文字に切り捨てられます。
    • フィールド名およびその他の変数名は、最大 18 文字に切り捨てられます。
  • 名前にハイフンが追加され、その後にそのプログラム内で固有の 1 から 5 桁の数値が付けられます。 例えば、MY_CUSTOMER_RECORD は MY-CUSTOME-12345 になります。