DojoFilteringSelect ウィジェットは、ドロップダウン・リスト付きの入力ボックスを含むインターフェースを定義します。これは 2 種類のテキストで構成される許容可能な値のペアのリストを受け入れます。1 つは入力ボックスに表示されるテキストです。もう 1 つは送信される非表示テキストです。また、テキストを入力し、部分的に一致した値を入力テキスト・ボックスの下にあるポップアップ・メニューに表示することもできます。DojoComboBox ウィジェットと異なり、一致しないユーザー・テキストにはエラー・フラグが立てられます。このウィジェットは、Dojo dijit.form.FilteringSelect 定義に基づいています。
プロパティー
- name
- フォームを送信するときに使用されるストリング。これは単純な HTML 要素の名前属性と同じです。
- nullable
- ユーザーがこのフィールドに値を入力する必要があるかどうかを示す Boolean 値。
- value
- 入力ボックスに表示されない値を示すストリング。
- displayedValue
- 入力ボックスに表示される値を示すストリング。
- data
- 任意型である値の配列。このウィジェットのデータを指定するために使用されます。各データ項目は、辞書またはレコードとすることができます。
- idAttr
- データ項目内の属性名を指定するストリング。
ストリングはデータ項目の ID として扱われます。
- searchAttr
- データ項目内の属性名を指定するストリング。
これはユーザーが入力中に検索されます。
- labelAttr
- データ項目内の属性名を指定するストリング。
これはドロップダウン・リストに表示されます。
- labelType
- データ項目内の labelAttr を解釈する方法を指定するストリング。「html」または「text」です。
- placeholder
- 入力ボックスに表示されるストリング。ただし、このストリングは、ユーザーがフィールド内をクリックすると直ちに除去されます。フィールドが空であり、ユーザーがそのボックスで作業していない場合にはいつでも、フィールドにこのストリングが再表示されます。
- autoComplete
- ユーザーがストリングの一部を入力し、Tab キーによって入力ボックスから出たとき、ドロップダウン・リストに表示される最初の項目が自動的に入力フィールドにコピーされるかどうかを指定する Boolean 値。
- invalidMessage
- 値が無効な場合に表示されるメッセージを指定するストリング。
- missingMessage
- 値が空白でフィールドが必須の場合に表示されるメッセージを指定するストリング。
- labelBehavior
- 関連付けられたラベル属性を生成するために各データ・レコードについて呼び出される代行。このプロパティーが指定された場合、これは labelAttr をオーバーライドします。
- maxHeight
- 当該ウィジェットのドロップダウンに対して最大の高さを指定する整数。