このビューにデータを取り込んで使用するには、「自動的にビルド (Build Automatically)」プロジェクト・オプションおよび「変更時に影響を受けるパーツ・コンパイルを延期」の EGL エディター設定を最初に両方とも設定する必要があります。
要するに、この設定をオンに設定した場合、未処理のコンパイル作業および生成作業を実行する時期を制御でき、IDE の処理速度および応答性が高まります。
「EGL 据え置き作業」ビューは 2 つのセクションに分かれています。左のセクションには変更された最上位レベルの関数、レコード、またはデータ項目が表示され、右のセクションにはこれらの変更された箇所を使用するプログラムおよびライブラリーが表示されます。最上位レベルの関数、レコード、またはデータ項目が変更されたときに左のセクションに表示されない場合、「自動的にビルド (Build Automatically)」プロジェクト・オプションがオンになっていないか、変更された箇所がすべてのプログラムまたはライブラリーによって使用されていないことを意味します。マウスの右クリックによるポップアップ表示を使用して、ビューのどちら側でもアクションを実行できます。
プログラムまたはライブラリーが生成されると、プログラムまたはライブラリーのコンパイルが最初に自動的に実行され、IR コードが最新の状態に保たれます。使用可能ないずれかの手法によってプログラムまたはライブラリーがコンパイルされると、「EGL 据え置き作業」ビューはコンパイルの結果を反映して更新されます。コンパイルによってエラーまたは警告が出されたか、フラグが立てられなかったかに基づいて、右のセクションのプログラム名またはライブラリー名の隣に赤、黄、または緑のアイコンが配置されることがあります。
注: IDE をシャットダウンすると、据え置き作業リストは保管されません。未処理の作業についてのすべての情報は、セッションをまたいで保持されません。さらに、IDE はフルビルドが必要だと判断した場合、据え置き作業モードであってもフルビルドが実行されます。
左側の表には、変更された最上位レベルの関数、レコード、またはデータ項目のリストが保持されます。各項目には変更された項目およびパーツ名のパッケージが含まれ、項目の前にはアイコンが表示されます。疑問符アイコンは、この項目に対して実行すべき保留中の作業があることを示します。赤、黄、または緑のアイコンは、この項目についての保留中の作業が存在しないことを示し、右側にあるいずれかの関連するパーツのコンパイルにおける最大のエラー・レベルを反映しています。
左のセクションの項目を右クリックしてポップアップ・メニューを開くと、以下にリストされているコマンドが使用できます。
「保留中のパーツをコンパイル」
保留中のパーツとは、疑問符アイコンが横に付いているプログラムまたはライブラリーです (この変更されたパーツに対して関連する右のリストに配置されています)。右側のリストの疑問符アイコンは、プログラムまたはライブラリーがコンパイルされておらず、実行すべき作業が保留中であることを意味しています。プログラムまたはライブラリーがコンパイルされると、エラーか出たかどうかにかかわらず保留中ではなくなります。「保留中のパーツをコンパイル」アクションを選択することにより、この変更されたパーツに対して関連付けられた右のセクション・リストにある保留中のすべてのパーツがコンパイルされますが、生成はされません。既にコンパイルされたパーツは再コンパイルされません。 このアクションは、左側のリストから選択された 1 つ以上の項目に対して実行できます。
「保留中のパーツをコンパイルして生成」
保留中のパーツとは、疑問符アイコンが横に付いているプログラムまたはライブラリーです (この変更されたパーツに対して関連する右のリストに配置されています)。右側のリストの疑問符アイコンは、プログラムまたはライブラリーがコンパイルされておらず、実行すべき作業が保留中であることを意味しています。プログラムまたはライブラリーがコンパイルされると、エラーか出たかどうかにかかわらず保留中ではなくなります。「保留中のパーツをコンパイルして生成」アクションを選択することにより、この変更されたパーツに対して関連付けられた右のセクション・リストにある保留中のすべてのパーツがコンパイルされ、さらにプログラムまたはライブラリーに関連付けられたビルド記述子に基づいて生成されます。既にコンパイルされたパーツは再コンパイルも再生成も行われません。このアクションは、左側のリストから選択された 1 つ以上の項目に対して実行できます。
「完了した項目をすべて除去」
関連付けられた右側のすべてのプログラムまたはライブラリー・パーツがコンパイルされると、エラーの有無に関係なく左側の項目は完了状態になります。左側の項目が完了状態になると、疑問符アイコンはなくなりますが、その代わりに関連する右側のパーツのコンパイルにおける最大のエラー・レベルを反映した赤、黄、または緑のアイコンが表示されます。「完了した項目をすべて除去」アクションは、完了した左側の項目をすべて除去します。
「すべて選択」
「すべて選択」アクションは、表の左側のすべての項目の選択属性をアクティブ化します。
「選択をすべて解除」
「選択をすべて解除」アクションは、表の選択された左側のすべての項目の選択属性を非アクティブ化します。
「コピー」
「コピー」アクションは、左側の項目および右側の項目のテキストをコピーします。このテキストはコンマで区切られ、1 行につき 1 項目です。このコピーされたテキストは、スプレッドシート、E メール、またはテキスト・ファイルに貼り付けるために利用でき、外部ビルド・プロセスによってコンパイルおよび生成することが必要な場合があるプログラムおよびライブラリーの候補リストとして使用できます。 このアクションは、左側のリストから選択された 1 つ以上の項目に対して実行できます。
右側の表には、最上位レベルの関数、レコード、またはデータ項目の変更の影響を受けるプログラムおよびライブラリーのリストが保持されます。 各項目には、影響を受けるプログラムまたはライブラリーの完全修飾ソース名が含まれ、項目の前にはアイコンが表示されます。疑問符アイコンは、この項目に対して実行すべき保留中の作業があることを示します。赤、黄、または緑のアイコンは、この項目についての保留中の作業が存在しないことを示し、コンパイルにおける最大のエラー・レベルを反映しています。
右側のリストにあるいずれかのプログラムまたはライブラリーをダブルクリックすると、IDE エディター・ウィンドウに表示されます。
右のセクションの項目を右クリックしてポップアップ・メニューを開くと、以下にリストされているコマンドが使用できます。
「選択したパーツを開く」
このアクションは、IDE エディター・ウィンドウに EGL ソースを開きます。このアクションは、右側のリストから選択された 1 つ以上の項目に対して実行できます。
「選択したパーツをコンパイル」
「選択したパーツをコンパイル」アクションを選択することにより、選択されたすべてのパーツがコンパイルされますが、生成はされません。既にコンパイルされたパーツは再コンパイルされます。このアクションは、右側のリストから選択された 1 つ以上の項目に対して実行できます。
「選択したパーツをコンパイルして生成」
「選択したパーツをコンパイルして生成」アクションを選択することによって、選択されたすべてのパーツがコンパイルされ、さらにプログラムまたはライブラリーに関連付けられたビルド記述子に基づいて生成されます。既にコンパイルまたは生成されたパーツは、再コンパイルおよび再生成されます。このアクションは、右側のリストから選択された 1 つ以上の項目に対して実行できます。
「すべて選択」
「すべて選択」アクションは、表の右側のすべての項目の選択属性をアクティブ化します。
「選択をすべて解除」
「選択をすべて解除」アクションは、表の選択された右側のすべての項目の選択属性を非アクティブ化します。