EGL LDAP アクセス付き J2EE セキュリティー

EGL LDAP アクセス付き J2EE セキュリティー・サンプルには、EGL JSF ハンドラーによって生成される JSF ページ・コードを使用するときに Web コンテナー管理のセキュリティー (IBM® WebSphere® Application Server が提供) を使用して非認証アクセスから Faces JSP ページを保護する場合の情報が含まれています。
このサンプルの実行所要時間は 15 分です。LDAP ディレクトリー・サーバーの可用性によっては、 セットアップの所要時間は 1 時間に満たないことがあります。 一方、LDAP や J2EE セキュリティーに精通していない場合は、 もっと時間がかかることがあります。

このサンプルは、LDAP 準拠サーバーにアクセスする EGL コードを提供します。ご使用の Web アプリケーションで、そのコードを再利用できます。このサンプルでは、「LDAP への EGL アクセス」サンプルのロジックとデータを再利用しています。

このサンプルでは J2EE セキュリティーに規定されているフォーム・ベースの認証を使用し、リポジトリーとして LDAP 準拠のサーバーを使用します。 ユーザーの認証後に、EGL コードによって、ユーザーに再認証を要求することなく、ディレクトリー・サーバーへの接続が再確立されます。

このサンプルを実行するときに、J2EE セキュリティーで保護されている Faces JSP ページ (welcome.jsp) を要求します。ログイン・ページが開いたら、ユーザー ID とパスワードを入力します。LDAP 準拠サーバーに格納されているユーザー ID とパスワードのペアを入力すると、認証され、JSP ページが表示されます。

ユーザー ID に 関連付けられている、ディレクトリー・ベースのデータを表示するか更新することが できます。いずれの場合でも、EGL コードは以下のように動作します。
  1. 管理者としてディレクトリー・サーバーに接続します
  2. 関連データを取得します
  3. このデータをユーザー・オブジェクト (EGL 基本レコード) に格納します
  4. このユーザー・オブジェクトを J2EE セッションに割り当てます
  5. このデータを使用して処理を指示します

LDAP サポートのある EGL プロジェクト・フィーチャーにより、サーバー・アクセス・ファイル LDAPExternalTypes.egl および LDAPLib.egl がプロジェクトに追加されます。 LDAP 準拠サーバーにアクセスするコードを含む新規 EGL プロジェクト に LDAP サポートを追加するには、新規 EGL プロジェクト・ウィザードで「拡張設定の表示」をクリックします。次に、「LDAP がサポートされている EGL」をクリックします。既存のプロジェクトに LDAP サポート を追加するには、プロジェクトの「プロパティー」ページで、 プロジェクト・フィーチャーを追加します。


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